JP3517008B2 - 製紙用一重織物 - Google Patents

製紙用一重織物

Info

Publication number
JP3517008B2
JP3517008B2 JP33227794A JP33227794A JP3517008B2 JP 3517008 B2 JP3517008 B2 JP 3517008B2 JP 33227794 A JP33227794 A JP 33227794A JP 33227794 A JP33227794 A JP 33227794A JP 3517008 B2 JP3517008 B2 JP 3517008B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weft
warp
papermaking
paper
wefts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP33227794A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08158285A (ja
Inventor
達彦 安岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Filcon Co Ltd
Original Assignee
Nippon Filcon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Filcon Co Ltd filed Critical Nippon Filcon Co Ltd
Priority to JP33227794A priority Critical patent/JP3517008B2/ja
Priority to US08/566,851 priority patent/US5632310A/en
Publication of JPH08158285A publication Critical patent/JPH08158285A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3517008B2 publication Critical patent/JP3517008B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D23/00General weaving methods not special to the production of any particular woven fabric or the use of any particular loom; Weaves not provided for in any other single group
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/0027Screen-cloths
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T442/00Fabric [woven, knitted, or nonwoven textile or cloth, etc.]
    • Y10T442/30Woven fabric [i.e., woven strand or strip material]
    • Y10T442/3179Woven fabric is characterized by a particular or differential weave other than fabric in which the strand denier or warp/weft pick count is specified
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T442/00Fabric [woven, knitted, or nonwoven textile or cloth, etc.]
    • Y10T442/30Woven fabric [i.e., woven strand or strip material]
    • Y10T442/3179Woven fabric is characterized by a particular or differential weave other than fabric in which the strand denier or warp/weft pick count is specified
    • Y10T442/322Warp differs from weft
    • Y10T442/3228Materials differ
    • Y10T442/326Including synthetic polymeric strand material
    • Y10T442/3276Including polyamide strand material
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T442/00Fabric [woven, knitted, or nonwoven textile or cloth, etc.]
    • Y10T442/30Woven fabric [i.e., woven strand or strip material]
    • Y10T442/3179Woven fabric is characterized by a particular or differential weave other than fabric in which the strand denier or warp/weft pick count is specified
    • Y10T442/322Warp differs from weft
    • Y10T442/3228Materials differ
    • Y10T442/326Including synthetic polymeric strand material
    • Y10T442/3285Including polyester strand material

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製紙用織物に関する。
【0002】
【従来の技術】製紙用織物に関しては、従来より多くの
要求が有る。例えば、 表面平滑性、紙料の繊維支持性を向上させて、ワイ
ヤーマークの発生防止や、製紙の歩留りを向上させるこ
と、 耐摩耗性を向上させ織物の使用寿命を延長させるこ
と、走行性が良好であること、 剛性、姿勢安定性、寸法安定性の向上、良好な▲ろ
▼水性、小さな保水性の確保、等である。
【0003】これ等の要求は、互いに関連する点が多
く、本来別々に考えるべき問題ではないが、大雑把にい
えばの要求は、主に織物の製紙面側に関する問題であ
り、の要求は、主に織物の走行面側に関する問題であ
り、の要求は、主に織物の全体構造に関する問題であ
る。前述の製紙用織物に対する要求に応えるため、従来
より多くの提案がなされてきた。しかしながら未だ充分
満足される解決方法がないのが現状である。例えば、要
求の解決には、細い糸を用いて緻密に製織して、平滑
な製紙面を形成することが考えられるが、この様な製紙
用織物は糸が細いために、要求の耐摩耗性や要求の
剛性、姿勢安定性が劣るという欠点がある。
【0004】又、近年紙料の繊維支持性を改善するた
め、製紙面を緯糸で形成する等、織組織からの試みがな
されている。緯糸で製紙面を形成すると、紙料の繊維が
経糸間に存在する▲ろ▼水空間を塞ぐことがないので、
▲ろ▼水性も良好なのである。具体的には、本来の緯糸
間に補助緯糸を配置する等であり、一重織物、二重織物
で効果的に実施されているが、それにしても充分に満足
できるレベルとは言えないのが実情である。
【0005】一方、要求の耐摩耗性の向上について
は、従来より製紙用織物の走行面側を緯糸で形成する緯
糸摩耗型として経糸の摩耗を防ぐ方法が実施されてい
る。一般的に、使用中の織物の使用寿命の延長や、姿勢
や寸法安定性の点からも緯糸に耐摩耗作用を受け持たせ
ることが好ましいのである。経糸が摩耗すると、当然の
ことではあるが引張り強度が低下し、織物の寸法が伸び
てしまう。さらに摩耗が進行すると、ついには、張力に
耐えきれなくなり、織物自体が直接切断してしまい、使
用寿命が尽きてしまうのである。又、糸の材質の面から
は、ポリエステルよりも耐摩耗性を有するポリアミド製
の糸を走行面側の緯糸に用いる方法が実施されている
が、単に使用する材料の性能を利用するだけであって、
画期的効果は得られず、半面ポリアミド製の糸を用いる
と要求の剛性や姿勢安定性が悪くなるという欠点が有
り、ポリエステル製の糸と交互に配置して用いられる程
度に止まっている。又、走行面の緯糸に太い線径の糸を
使用することも試みられ、ある程度の改善は図られた
が、緯糸と経糸のバランスが崩れ、クリンプ性が悪化
し、要求のワイヤーマーク発生防止が解決できない等
の欠点が有り、実用上問題が多かった。
【0006】上述のように要求、、は要求を解
決しようとすると、要求の問題が発生してしまう等、
言わば、相反する問題を抱えているのである。そこで、
上述の問題を解決するために、製紙面側と走行面側とを
各々別の経糸、緯糸を用いて構成して、両層の織物を接
結糸によって一体化した上下二層織物での試みもなされ
ている。すなわち、製紙面側織物には線径の小さい経
糸、緯糸を使用して緻密な製紙面を形成し、走行面には
線径の大きい経糸、緯糸を使用して耐摩耗性の大きい走
行面を形成するのである。しかしながら、これも必ずし
も満足行くものではなかった。なぜならば、接結糸と製
紙面側織物の経糸又は緯糸とが交差する接結部において
接結糸が製紙面側織物を走行面側に引き込むために、製
紙面側織物表面に凹みが発生し、この凹みのマークを紙
に転写するようにワイヤーマークとして発生させてしま
うのである。又最近になって、緯糸二重織物等におい
て、通常の倍の14や16のシャフトを利用して下緯糸
に通常の倍の長さのロングクリンプを形成することによ
り、耐摩耗体積を大きくして耐摩耗性を向上させる試み
がなされており、良好な成果を得ているが、要求の表
面平滑製や要求の剛性、保水性の点では、充分に満足
できない点も多々有るのが実情である。しかしながら、
近年、製紙スピードの高速化、填料の使用量の増大、中
性製紙の必要性の増大等の製紙に対する要求が益々厳し
くなる中、製紙用織物に対する要求の解決は大きな問
題となっている。又、多重織の製紙用織物が多く使用さ
れるようになったこと、製紙スピードの高速化の進行に
ともない新しい問題が生じてきた。多重織物は、一重織
物ではなし得なかった剛性、姿勢安定性、耐摩耗性等の
効果を奏するが、構造上保水性が大きくなってしまう。
そのため、高速で回転すると、折り返し回転部で織物に
含有されていた水が遠心力によって水滴となって飛び散
り、それが湿紙上に落下して、紙にマークを発生させる
という現象が発生するのである。この点、一重織の製紙
用織物は保水性が小さいのでこの様な問題は生じない。
しかしながら、従来の一重織の製紙用織物は、耐摩耗性
を維持するため、通常、緯糸のロングクリンプを走行面
に配置して走行面を形成している。このため、一重織り
では製紙面側には、経糸のロングクリンプが並列し、そ
の間に緯糸のナックルが突出する形となる。走行する製
紙用織物に、紙料が供給されると必然的に紙料繊維は走
行方向に配向し、経糸のロングクリンプ間に堆積してし
まう。繊維が詰まると水が通過する▲ろ▼水空間が塞が
れ、▲ろ▼水の障害となる。これを補うのためにはさら
に脱水の真空圧を大きくしなくてはならず、その結果ワ
イヤーマークが発生するのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の技
術の問題に鑑みて、本発明は、保水性が小さい一重織物
において、表面が平滑で紙料の繊維保持性が良好であ
り、他の▲ろ▼水性等の紙を抄造する性能も良好でか
つ、耐摩耗性をも改善された製紙面織物を提供するもの
である。すなわち、製紙用織物の互いに相反する問題を
抱えていた要求、、を全て解決しようとするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、 「1. 1本の経糸の上を通った後、隣り合う1本の経
糸の下を通り、次いで隣り合う1本の経糸の上を通って
製紙面側に形成する少なくとも1組の1本の経糸を挾ん
で連続する2つの製紙面側ナックルと、連続する3本以
上の経糸の下を通って走行面側に形成する少なくとも1
つの走行面側クリンプによって、繰り返し単位を構成す
る緯糸を2本又は3本組み合わせて、組み合わせたグル
ープとして緯糸の製紙面側ナックルを緯糸方向に経糸1
本おきに連続配置した平織組織を形成し、該緯糸のグル
ープをグループごとに経糸奇数本分順次ずらして配置し
てなる製紙用一重織物。 2. 組み合わせたグループの緯糸が経糸一本おきに
製紙面に連続したナックルを形成し、これにより一本の
緯糸に相当する平織組織を形成した、請求項1に記載さ
れた製紙用一重織物。 3. 組み合わせたグループとしての緯糸はグループの
一本の緯糸が製紙面にナックルを形成する時、他の緯糸
が走行面にロングクリンプを形成する、1項または2項
に記載された製紙用一重織物。 4. 経糸がポリエステルモノフィラメントまたはポリ
フェニレンサルファイドモノフィラメントであり、緯糸
がポリエステルモノフィラメント、ポリアミドモノフィ
ラメント、ポリフェニレンサルファイドモノフィラメン
トから選んだ1または2以上である、1項ないし3項の
いずれか1項に記載された製紙用一重織物。」に関す
る。
【0009】製紙用織物の場合、製紙面側を平織組織で
形成することが理想である。平織組織は、経糸と緯糸が
1本ごとに交差する組織であるため、紙料の繊維を保持
する緯糸及び経糸のナックルの数が他の組織のものより
最も多くあり、これらが同一平面に同じレベルで均一に
配列されることによって抄造され紙の面も平滑にするこ
とが出来るからである。しかし、平織組織の一重織物で
は、走行面も同じく平織組織となるため、経糸がすぐに
摩耗してしまい、耐摩耗性に問題がある。又、製紙面側
織物に平織組織を使用し、走行面側織物に耐摩耗性のあ
る組織を使用した上下2層織物も前述したような接結部
の凹みや、保水性が大きいという問題が有った。本発明
は、一重織物で製紙面側を平織組織のように形成し、走
行面側は緯糸のロングクリンプで形成して上記課題を解
決することが出来たのである。
【0010】
【作用】本発明の特徴は隣接した2本又は3本の緯糸を
組み合わせて形成した緯糸のグループで製紙面側に見掛
け上の緯糸1本分の平織組織を形成したことである。2
本又は3本の緯糸を組み合わせた緯糸のグループの製紙
面側ナックルを利用して見掛け上緯糸1本分の平織組織
を形成させているため、緯糸のグループを形成している
それぞれの緯糸は全ての部分で平織組織を形成する必要
はなく、平織組織形成に関与していない製紙面側ナック
ルを形成していない部分には走行面側に突出するロング
クリンプを形成させることが可能となるのである。即
ち、緯糸のグループを形成している内の1本の緯糸が製
紙面側ナックルを形成して平織組織形成に関与している
部分では、同じ緯糸のグループを形成している内の他の
緯糸が走行面にロングクリンプを形成し、また緯糸のグ
ループを形成している内の1本の緯糸が走行面ロングク
リンプを形成している部分では、同じ緯糸のグループを
形成している内の他の緯糸が製紙面側ナックルを形成し
て平織組織に関与しているのである。そしてこの緯糸の
グループを経糸奇数本分ずらして順次配置することによ
って、製紙面側には平織組繊と同様な製紙面側ナックル
が形成され、平織組織と同様な製紙面を得ることが出来
るのである。
【0011】一方走行面側には摩耗を受け持つロングク
リンプを形成出来るのである。又、接結糸を使用するこ
とはないので、製紙面に凹みが発生することがなく、平
滑で均一な製紙面を形成することが出来るのである。本
発明の他の特徴は経糸、緯糸が一重の一重織物というこ
とである。一重織物のため、多重織物のように保水性が
大きくなることはなく、小さな保水性を確保することが
出来、重量も小さく▲ろ▼水性も良好である。
【0012】次に緯糸のグループを形成している2本又
は3本の緯糸が隣接配置され、製紙面側ナックルが平織
組織のようにほぼ一直線状に形成される理由を説明す
る。一般に、糸が2本在った場合、糸が形成しているナ
ックルが同組織でまったく同じであれば2本の糸はそろ
って隣接しているが、組織が異なったり、ずれている場
合はそれぞれの糸のクリンプの距離が短く、ナックルの
数が多い程、2本の糸が離れようと反発する力が大きく
作用する。本発明の隣り合っている緯糸の関係をみてみ
ると、同じグループ内の緯糸では、製紙面側ナックル間
の距離は経糸1本分であり異なるグループの緯糸では、
製紙面側ナックル間の距離は経糸0本分である。したが
って、同じグループ内の緯糸が反発する力より異なるグ
ループの緯糸と反発する力が大きくなり、必然的にグル
ープごとに離れてグループ内の緯糸は隣接するのであ
る。又、同じグループ内の緯糸は1本の緯糸が製紙面側
ナックルを形成している部分では隣りの緯糸は走行面側
にロングクリンプを形成するようになっているため、製
紙面側ナックルの隣りにはナックルが接する糸は存在し
ない。よって、異なるグループの緯糸から強い反発力を
受けると、製紙面側ナックルは、同じグループの緯糸の
ロングクリンプ上に押され、ロングクリンプの上に少し
重なるようにして形成されるのである。したがって、グ
ループを形成している緯糸の製紙面側ナックルが平織組
織のようにほぼ一直線状に形成されるのである。
【0013】次に本発明は1本の緯糸が1本の経糸を挾
んで連続する製紙面側ナックルを、3つ以上形成しない
かその理由を説明する。例えば、製紙面側ナックルを連
続して3つ形成したとすると、真中の製紙面側ナックル
の両側には経糸を1本挾んで製紙面側ナックルが形成さ
れているのに対し、両端の2つの製紙面側ナックルは片
方には経糸1本挾んで製紙面側ナックルが形成され、も
う片方にはロングクリンプが形成されることになる。し
たがって、両端の2つの製紙面側ナックルは同じ影響を
受けるのでナックルの高さ、形状は同一となるが、この
2つの製紙面側ナックルと真中の製紙面側ナックルとで
は、異なる影響を受けるため、ナックルの高さ、形状に
違いが発生してしまうのである。そしてこのナックルの
違いが製紙面の凹凸となって現れ、ワイヤーマーク発生
の原因となってしまうのである。よって、製紙面側ナッ
クルは、3つ以上は連続して形成出来ないのである。
【0014】本発明において、経糸はポリエステルモノ
フィラメントまたはポリフェニレンサルファイドモノフ
ィラメントが用いられ、緯糸にはポリエステルモノフィ
ラメント、ポリアミドモノフィラメント、ポリフェニレ
ンサルファイドモノフィラメントが用いられる。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基いて具体的に
説明する。
【0016】図1は、本発明の実施例の完全組織を示す
組織図である。組織図において×印は経糸が緯糸の上側
で交差していることを示し、無印は経糸が緯糸の下側で
交差していることを示し、本発明では緯糸の製紙面側ナ
ックルを示していることになる。経糸はダッシュのない
番号で、緯糸はダッシュのある番号で示している。緯糸
1′は、経糸1の上を通って製紙面側ナックルを形成
し、次いで経糸2の下を通り次いで経糸3の上を通って
2つめの製紙面側ナックルを形成した後連続する経糸
4、5、6、7、8の下を通って経糸5本分の走行面側
ロングクリンフを形成して経糸8本分の繰り返し単位を
構成している。緯糸2′は緯糸1′を経糸4本分ずらし
た組織であり、経糸5と7の位置で2つの製紙面側ナッ
クルを形成し、経糸8と次の完全組織の経糸1、2、
3、4の連続する経糸の下を通って経糸5本分の走行面
側ロングクリンプを形成している。本実施例ではこの緯
糸1′と緯糸2′の2本で緯糸のグループを形成させて
おり、緯糸1′の製紙面側ナックルと緯糸2の製紙面側
ナックルを組み合わせると、経糸1、3、5、7の部分
に製紙面側ナックルが形成され、経糸1本おきに製紙面
側ナックルが連続形成されていることが理解出来る。そ
してこの緯糸のグループをグループごとに経糸5本分ず
らして緯糸3′、4′のグループ、緯糸5′、6′のグ
ループ、緯糸7′、8′のグループ、緯糸9′、10′
のグループ、緯糸11′、12′のグループ、緯糸1
3′、14′のグループ、緯糸15′、16′のグルー
プと順次配置して完全組織を構成している。このように
経糸1本ごとに連続形成された緯糸の製紙面側ナックル
が順次経糸5本分の奇数本分ずらして配置されるので、
製紙面側は見掛け上経糸を緯糸が1本毎に交差する平織
組織のように形成されるのである。
【0017】図2は図1に示した実施例の製紙面側から
見た平面図である。図面を理解しやすいように、緯糸の
製紙面側ナックルの頂頭部に楕円形の印を示してある。
この平面図より、緯糸1′、2′、緯糸3′、4′……
………緯糸15′、16′が隣接してグループを形成
し、製紙面側ナックルを経糸1本毎にほぼ一直線状に形
成していることが理解出来る。図2において緯糸1′、
2′のグループと3′、4′のグループが離れ、各グル
ープ緯糸は少し重なって配置されており、経糸4の所で
経糸の上でナックルを形成した緯糸1′、2′の部分
と、経糸の下方に入ってロングクリンプを形成した緯糸
1′、2′の部分で緯糸が多少ずれて重なっていること
がわかる。
【0018】図3はグループを形成している緯糸1′、
2′を図1のA−A′線で切断した緯糸1′の方から見
た断面図である。緯糸1′、2′の製紙面側ナックルが
組み合わさって製紙面側ナックルが経糸1本ごとに連続
形成されていること、緯糸1′が製紙面側ナックルを形
成している部分では緯糸2′が走行面側ロングクリンプ
を形成し、緯糸2′が製紙面側ナックルを形成している
部分では緯糸1′が走行面側ロングクリンプを形成して
いることが良く理解され、走行面側ロングクリンプは経
糸よりも走行面側に突出して、摩耗を受け持って、経糸
を保護していることも理解される。
【0019】図4は他の実施例の完全組織を示す組織図
である。本実施例も図1〜図3に示した実施例と同様、
経糸8本分で緯糸の繰り返し単位を構成しており、前実
施例と同じ製紙面側ナックルを2回形成し、経糸5本分
の走行面側ロングクリンプを形成する。緯糸2本で緯糸
のグループを形成している。これは、緯糸1′、2′の
組織が前実施例と全く同じことから理解される。前実施
例と異なるのは、この緯糸のグループのずらし方であ
り、前実施例は経糸5本分ずらしたのに対し、本実施例
では経糸1本分ずらして順次緯糸のグループを配置して
完全組織を構成させたのである。緯糸のグループのずら
し方は、製紙面側ナックルが平織組織のように配置され
れば良いので経糸奇数本分であれば何本分でも構わない
のである。
【0020】図5は、他の実施例の完全組織を示す組織
図である。本実施例は経糸12本分で繰り返し単位を構
成する緯糸3本でグループを形成し、このグループを経
糸7本分ずらして完全組織を構成している。緯糸1′は
経糸1の上を通って製紙面側ナックルを形成し、次いで
経糸2の下を通り、次いで経糸3の上を通って2つめの
製紙面側ナックルを形成した後、連続する経糸4、5、
6、7、8、9、10、11、12の下を通って経糸9
本分の走行面側ロングクリンプを形成している。緯糸
2′は緯糸1′を経糸4本分ずらした組織であり、緯糸
3′はさらに経糸4本分ずらした組織であって、緯糸
1′と同様に2つの製紙面側ナックルを形成し、経糸9
本分の走行面側ロングクリンプを形成している。そして
この緯糸1′、2′、3′が緯糸のグループを形成して
おり、緯糸1′と2′と3′の製紙面側ナックルを組み
合わせると、経糸1、3、5、7、9、11の部分に製
紙面側ナックルが形成され、経糸1本おきに製紙面側ナ
ックルが連続形成されることになる。そしてこの3本の
緯糸からなるグループをグループ単位で経糸7本分ずら
して緯糸4′、5′、6′のグループ、緯糸7′、
8′、9′のグループ……………緯糸34′、35′、
36′のグループと順次配置して完全組織を構成してい
る。
【0021】図6は、他の実施例の完全組織を示す組織
である。本実施例は、経糸6本分で繰り返し単位を構成
する。組織の異なる緯糸2本でグループを形成し、この
グループを経糸1本分ずらして完全組織を構成してい
る。緯糸1′は、経糸2の上を通って製紙面側ナックル
を形成し、次いで経糸3の下を通り、次いで経糸4の上
を通って2つめの製紙面側ナックルを形成した後、連続
する経糸5、6、隣りの完全意匠図の経糸1の下を通っ
て経糸3本分の走行面側ロングクリンプを形成してい
る。緯糸2′は緯糸1′とは異なる組織で、連続する経
糸1、2、3、4、5の下を通って経糸5本分の走行面
側ロングクリンプを形成した後、経糸6の上を通って1
つの製紙面側ナックルを形成している。そしてこの緯糸
1′、2′が緯糸のグループを形成しており、緯糸1′
と2′の製紙面側ナックルを組み合わせると、経糸2、
4、6の部分に製紙面側ナックルを形成され、経糸1本
おきに製紙面側ナックルが連続形成されることになる。
そして、この2本の緯糸からなる緯糸のグループをグル
ープ単位で経糸1本分ずらして緯糸3′、4′のグルー
プ、緯糸5′、6′のグループ、緯糸7′、8′のグル
ープ、緯糸9′、10′のグループ、緯糸11′、1
2′のグループと順次配置して完全組織を構成してい
る。
【0022】このように、本発明においては、一重織物
にて、製紙面側を平織組織とほぼ同様に形成し、走行面
側は緯糸のロングクリンプで形成することができ、保水
性が小さく▲ろ▼水性が良好で、表面が平滑で耐摩耗性
が大きい、製紙用織物を提供することが可能となったの
である。このことは、次に比較試験で具体的に示す。
【0023】比較試験 実施例1を本発明の代表例として、従来より良く使用さ
れている3/1サテン織り組織の製紙用織物を比較例1
とし、8シャフトの経糸一重、緯糸二重織物を比較例2
として実施した比較試験の結果を表1に示す。織物の構
成も併せて表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】(註) *1 パルプ液▲ろ▼水時間
(秒);新聞損紙を離解し、フリーネス170mlとな
して作成した水位300mmとなし、織物面の垂直から
15°傾斜させて、パルプ液を流下させた時の水位0迄
の時間(秒) *2 シート平滑度;ベック平滑度試験機による紙シー
トの織物サイドの平滑度(秒) *3 寿命数比;日本フイルコン株式会社製 摩耗試験
機(実用新案登録第1350124号)による。 以上の実施例及び比較試験結果から明らかなごとく、本
発明の製紙用織物が▲ろ▼水性、シート平滑度、耐摩耗
性を示す寿命命数比において従来例に比し極めて良好な
結果を示した。
【0026】
【発明の効果】本発明の織物は、以上のように製紙面側
には平織組織、走行面側には緯糸のロングクリンプを形
成する構成となっているため、従来の一重織物の経糸間
の縦長な溝が存在せず、該溝への繊維の堆積がなく、前
述の如き脱水性の低下もなく、それに伴う真空強制脱水
等を必要なく良好な脱水性を抄紙初期段階より次工程の
プレスパート移送まで保つことができるのである。従っ
て、織物の摩耗も少ないため、使用寿命も延長する。ま
た、平織組織は前述のごとく、紙料の繊維を保持する経
糸及び緯糸のナックルの数が他の組織と比較して最も多
く、これ等が同一平面に同じレベルに均一に配列される
組織のため、表面を平滑にすることが出来、紙質の向
上、平滑度の向上、ワイヤーマークの発生防止に効果的
である。また、これらを一重織の織物構造で実現させた
ために、多重織のような良好な濾水性、小さな保水性の
確保が困難という問題はなく、織物の中に含有されてい
た水が水滴となって飛び散るという問題も発生しない。
このように、本発明の製紙用織物は互いに相反する問題
を抱えていた前述の要求を全て解決出来るという
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製紙用織物の完全組織を示す組織図で
ある。
【図2】図1の製紙面側から見た平面図である。
【図3】図1のA−A′線で切断した横断図面である。
【図4】本発明の製紙用織物の完全組織を示す組織図で
ある。
【図5】本発明の製紙用織物の完全組織を示す組織図で
ある。
【図6】本発明の製紙用織物の完全組織を示す組織図で
ある。
【符号の説明】
1 経糸 2 経糸 3 経糸 4 経糸 5 経糸 6 経糸 7 経糸 8 経糸 9 経糸 10 経糸 11 経糸 12 経糸 1′ 緯糸 2′ 緯糸 3′ 緯糸 4′ 緯糸 5′ 緯糸 6′ 緯糸 7′ 緯糸 8′ 緯糸 9′ 緯糸 10′ 緯糸 11′ 緯糸 12′ 緯糸 13′ 緯糸 14′ 緯糸 16′ 緯糸 18′ 緯糸 19′ 緯糸 20′ 緯糸 21′ 緯糸 22′ 緯糸 23′ 緯糸 24′ 緯糸 25′ 緯糸 26′ 緯糸 27′ 緯糸 28′ 緯糸 29′ 緯糸 30′ 緯糸 31 緯糸 32′ 緯糸 33′ 緯糸 34′ 緯糸 35′ 緯糸 36′ 緯糸

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1本の経糸の上を通った後、隣り合う1
    本の経糸の下を通り、次いで隣り合う1本の経糸の上を
    通って製紙面側に形成する少なくとも1組の1本の経糸
    を挾んで連続する2つの製紙面側ナックルと、 連続する3本以上の経糸の下を通って走行面側に形成す
    る少なくとも1つの走行面側クリンプによって、 繰り返し単位を構成する緯糸を2本又は3本組み合わせ
    て、組み合わせたグループとして緯糸の製紙面側ナック
    ルを緯糸方向に経糸1本おきに連続配置した平織組織を
    形成し、該緯糸のグループをグループごとに経糸奇数本
    分順次ずらして配置してなる製紙用一重織物。
  2. 【請求項2】 組み合わせたグループの緯糸が経糸一本
    おきに製紙面に連続したナックルを形成し、これにより
    一本の緯糸に相当する平織組織を形成した、請求項1に
    記載された製紙用一重織物。
  3. 【請求項3】 組み合わせたグループとしての緯糸はグ
    ループの一本の緯糸が製紙面にナックルを形成する時、
    他の緯糸が走行面にロングクリンプを形成する、請求項
    1または2に記載された製紙用一重織物。
  4. 【請求項4】 経糸がポリエステルモノフィラメントま
    たはポリフェニレンサルファイドモノフィラメントであ
    り、緯糸がポリエステルモノフィラメント、ポリアミド
    モノフィラメント、ポリフェニレンサルファイドモノフ
    ィラメントから選んだ1または2以上である、請求項1
    ないし3のいずれか1項に記載された製紙用一重織物。
JP33227794A 1994-12-01 1994-12-02 製紙用一重織物 Expired - Lifetime JP3517008B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33227794A JP3517008B2 (ja) 1994-12-02 1994-12-02 製紙用一重織物
US08/566,851 US5632310A (en) 1994-12-01 1995-12-04 Single layer woven fabric for paper-making

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33227794A JP3517008B2 (ja) 1994-12-02 1994-12-02 製紙用一重織物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08158285A JPH08158285A (ja) 1996-06-18
JP3517008B2 true JP3517008B2 (ja) 2004-04-05

Family

ID=18253154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33227794A Expired - Lifetime JP3517008B2 (ja) 1994-12-01 1994-12-02 製紙用一重織物

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5632310A (ja)
JP (1) JP3517008B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5709250A (en) * 1994-09-16 1998-01-20 Weavexx Corporation Papermakers' forming fabric having additional fiber support yarns
US5937914A (en) * 1997-02-20 1999-08-17 Weavexx Corporation Papermaker's fabric with auxiliary yarns
SE511107C2 (sv) * 1997-12-15 1999-08-09 Albany Int Corp Vävd vira
US6112774A (en) * 1998-06-02 2000-09-05 Weavexx Corporation Double layer papermaker's forming fabric with reduced twinning.
US7395840B2 (en) * 2005-05-26 2008-07-08 Nippon Filcon Co. Ltd. Industrial single-layer fabric having concave-convex surface
US7484538B2 (en) * 2005-09-22 2009-02-03 Weavexx Corporation Papermaker's triple layer forming fabric with non-uniform top CMD floats
US20080003905A1 (en) * 2006-06-30 2008-01-03 Canbelin Industrial Co., Ltd. Mat
WO2009044913A1 (ja) * 2007-10-05 2009-04-09 Nippon Filcon Co., Ltd. 工業用二層織物
JP5281877B2 (ja) * 2008-11-28 2013-09-04 日本フイルコン株式会社 工業用二層織物
JP2013227701A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Nippon Filcon Co Ltd 工業用二層織物
JP6755097B2 (ja) * 2016-01-22 2020-09-16 日本フイルコン株式会社 工業用織物

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2741049B2 (ja) * 1989-01-31 1998-04-15 日本フイルコン株式会社 製紙用二重織物
JP3076703B2 (ja) * 1993-09-06 2000-08-14 日本フイルコン株式会社 製紙用経糸一重緯糸二重織物
US5518042A (en) * 1994-09-16 1996-05-21 Huyck Licensco, Inc. Papermaker's forming fabric with additional cross machine direction locator and fiber supporting yarns

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08158285A (ja) 1996-06-18
US5632310A (en) 1997-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4998569A (en) Single-layer papermaking broken-twill fabric avoiding wire marks
US4640741A (en) Forming fabric for use in a papermaking machine
US4989647A (en) Dual warp forming fabric with a diagonal knuckle pattern
US5899240A (en) Papermaker's fabric with additional first and second locator and fiber supporting yarns
US7007722B2 (en) Forming fabric
KR100307154B1 (ko) 다층형 직물
KR100291622B1 (ko) 새들(saddle)에위치한횡방향의부가사를갖는제지용직물
US6073661A (en) Process for forming paper using a papermaker's forming fabric
JP3474042B2 (ja) 製紙面側織物に補助緯糸を配置した製紙用2層織物
US6155308A (en) Industrial fabric
JP3517008B2 (ja) 製紙用一重織物
US4995428A (en) Papermaking fabric having recesses on papermaking surface filled with auxiliary wefts
JP3474039B2 (ja) 製紙用二層織物
JP3883276B2 (ja) 上層織物に補助緯糸を配置した工業用2層織物
JP3883275B2 (ja) 上層織物に補助緯糸を配置した工業用2層織物
JP3728339B2 (ja) 経糸二重緯糸二重構造の製紙用織物
JP4584402B2 (ja) 製紙用2層織物
JP4450488B2 (ja) 製紙用2層織物
JP4063987B2 (ja) 製紙面側織物に補助緯糸を配置した製紙用2層織物
JP4187852B2 (ja) 製紙面側織物に補助緯糸を配置した製紙用2層織物
JP4131768B2 (ja) 製紙用単層織物
JP3505289B2 (ja) 経糸一重緯糸三重構造の製紙用織物
JP2000160493A (ja) 経糸2重緯糸2重構造の製紙用織物

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040122

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090130

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100130

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100130

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110130

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120130

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120130

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130130

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140130

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term