JP2678927B2 - 製紙用二重織物 - Google Patents

製紙用二重織物

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JP2678927B2 JP63296003A JP29600388A JP2678927B2 JP 2678927 B2 JP2678927 B2 JP 2678927B2 JP 63296003 A JP63296003 A JP 63296003A JP 29600388 A JP29600388 A JP 29600388A JP 2678927 B2 JP2678927 B2 JP 2678927B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、製紙用二重織物に関する。
[従来の技術] 製紙用織物に対しては従来より多くの要求がある。大
別すると、(イ)ワイヤーマークの発生防止、紙繊維の
十分な絡み合い等、紙の品質そのものに関する問題また
は製紙の歩留りの問題、(ロ)耐摩耗性の向上、織物の
使用寿命の延長、(ハ)良好な水性の問題、などがあ
る。それぞれの問題は互いに関連する点が多いが、大雑
把にいえば、(イ)の問題は主として織物の製紙面の構
造が大きく関係する問題であり、(ロ)は織物の走行側
表面の構造に関係が深く、(ハ)は織物全体に関する問
題である。
このような問題は多重織りの織物だけでなく、一重織
りの織物においても同様に解決しなければならない問題
である。
従来(イ)の解決には多くの提案がなされてきた。し
かしながら、(ロ)の問題すなわち製紙用織物の耐摩耗
性の向上については十分な工夫がなされておらず、製紙
用織物の走行側を緯糸摩耗型として、経糸の摩耗を防ぐ
程度に止まっている。
しかしながら、近年製紙スピードの高速化、填料の使
用量の増大、中性製紙の製造必要性の増大などの諸条件
が要求され、製紙用織物の耐摩耗性が大きな問題となっ
ている。
このような耐摩耗性を向上させるために、従来、耐摩
耗性のあるポリアミド糸を用いることも試みられている
が、ポリアミド糸を用いた製紙用織物は使用中に伸びや
すく、姿勢安定性が悪いという欠点があった。
そこで、従来は、経糸、緯糸いずれにも剛性に優れた
ポリエステル糸を用いて、伸びにくく姿勢安定性に優れ
た製紙用織物を構成していた。
従来使用されている製紙用織物の走行面の隣合う緯糸
のクリンプの長さは後で説明するように、常に同じであ
る。
このような従来使用されている製紙用織物でも、前述
のような諸要求を満たすため、製紙用織物の走行側の緯
糸に太い線径の糸を使用することが試みられたが、耐摩
耗性の改善はある程度図られるものの、緯糸が太いので
緯糸と経糸とのバランスが崩れ、クリンプ性が悪化しワ
イヤーマーク発生の原因となる等の欠点があり、実用上
問題が余りにも多い。。
さらに、上記(ハ)の問題から理解されるように走行
面の構造が変化すれば水性も影響があり単に下層緯糸
を太くする程度の姑息な手段では問題は解決されない。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の技術の問題に鑑みて、本発明は製
紙用織物の水性やワイヤーマーク性などの紙を抄造す
る性能には悪影響を与えることなく、耐摩耗性を改善し
ようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、 「1. n×2本(nは7以上の整数)の緯糸をそれぞれ
上下二層に配設し、下層の緯糸にはポリエステル糸とポ
リアミド糸を配置し、この下層ポリアミド緯糸は上層の
緯糸の上を通る1本の経糸を挾んだ1対の経糸により1
か所で組織に織り込まれ、下層ポリエステル緯糸は上記
の下層ポリアミド緯糸を織り込む1対の経糸で挾まれた
経糸により2か所で組織に織り込まれた完全組織を有す
る、製紙用二重織物。
2. ポリアミド下層緯糸はポリエステル下層緯糸より
線径が大きい糸である、第1項記載の製紙用二重織物。
3. ポリアミド下層緯糸とポリエステル下層緯糸との
配置数の比は1:3〜3:1である第1項又は第2項記載の製
紙用二重織物。」に関する。
本発明は上記の特殊な構造を走行面に形成した製紙用
織物であるから、製紙面への影響は極めて小さく、製紙
面の抄造性にはほとんど影響を与えず、水性、ワイヤ
ーマーク性に変化はみられない。
本発明において、走行側に突出するポリアミド下層緯
糸のクリンプを長くしたのでクリンプ性も良好になり、
太い下層緯糸を配置することもでき、耐摩耗性を飛躍的
に向上させることができる。
[作 用] 製紙用織物の走行面の耐摩耗性は、走行面を形成する
緯糸の耐摩耗体積を大きくすることにより増大する。
使用中の織物の姿勢の安定性と、使用寿命の延長の点
から下層緯糸に耐摩耗作用を奏させることが望ましい。
経糸は摩耗すると織物の寸法の変化が生じ、さらに経糸
が摩耗切断すると製紙用織物自体が直接切断してしまう
ため、経糸摩耗型製紙用織物は使用寿命が短くなるから
である。
本発明の緯糸を上下二層に配置した製紙用織物は、走
行面において剛性に優れたポリエステル製の下層緯糸と
耐摩耗性に優れたポリアミド製の下層緯糸とを配置し、
耐摩耗性に優れたポリアミド下層緯糸のクリンプを長く
し耐摩耗体積を大きくしたものである。
本発明は、従来の製紙用織物の表面性即ち、パルプ繊
維のサポート性、ワイヤーマーク特性を変えることなく
走行面の緯糸に長いクリンプを形成することによって摩
耗体積を増大させ製紙用織物の耐摩耗性を大きく改善す
るものである。
実際には、経糸緯糸が交差し、糸が急激に曲げられる
ナックル部においては、そのクリンプの形状のため耐摩
耗作用を営まない下層緯糸部分が存在する。つまり同じ
面積内ではナックルの数の少ない方が耐摩耗作用を営ま
ない下層緯糸部分をすくなくする事が出来、有効耐摩耗
体積を大きくすることができるので、耐摩耗性の点から
みて優れている。しかも、水性も向上する。
クリンプ性、すなわち経糸が緯糸を曲げようとすると
き緯糸の反発力に打ち勝って緯糸を押し曲げることがで
きる指標であるが、これはクリンプの長さつまり緯糸を
押し上げる経糸と経糸との距離が長くなると良好とな
る。そしてクリンプ性が向上すると太い緯糸の使用が可
能となる。
本発明においては、織物の走行面のポリアミド下層緯
糸のクリンプを長くしているのでクリンプ性は良好であ
り、有効対摩耗体積を増大させ、さらに従来使用できな
かった太い下層緯糸が配置できるので耐摩耗体積を一層
大きくすることができる。
本発明の第1の特徴は、その位置では製紙面の緯糸を
織り込む経糸、を挾んで隣り合う1対の経糸が走行面の
ポリアミド緯糸を強い力で曲げて1箇所で組織に織り込
むことである。
即ち、1本より複数本の隣接した経糸により緯糸を1
箇所で曲げれば確かに1本の経糸より強い力で緯糸を曲
げることはできるが、このように隣接した経糸で1箇所
で緯糸を曲げると、緯糸の反発力により経糸が押されて
寄って接近しその部分に平面水空間がなくなり、水
性が小さくなるため水性の不均一が生じワイヤマーク
の発生の原因となるが、本発明は、その位置では下層緯
糸を織り込まない経糸、を挾んだ1対の経糸により下層
緯糸を織り込むという特殊な構造とすることによりこの
問題を解決した。即ち、この下層緯糸の織り込位置で
は、挾まれた経糸は、下層緯糸を織り込まずこの経糸を
挾んだ2本の経糸の間から抜け出して上層の緯糸を織り
込んでいるので、前記の2本経糸は接近し1対となって
下層緯糸を強力に曲げて織り込むのでクリンプ性は非常
によくなる。また、下層緯糸の織り込位置では、1対と
なる2本の経糸は接近するので平面的には水空間が減
るが両者に挾まれた経糸の存在のため、ここに立体水
空間が形成されるので水空間の偏在が防げるのであ
る。
本発明の第2の特徴は、下層緯糸にポリアミド糸とポ
リエステル糸を配置し、耐摩耗性に優れているポリアミ
ド下層緯糸を1対の経糸で強い力で曲げて1箇所で組織
に織り込むことによりクリンプ性を向上させ、これによ
り、太いポリアミド下層緯糸の使用が可能となり、耐摩
耗性は飛躍的に向上するのである。
本発明の他の特徴は、下層ポリエステル下層緯糸は上
記の下層ポリアミド緯糸を織り込む1対の経糸で挾まれ
た経糸により2か所で組織に織り込まれることである。
この特定の配置により、下層ポリエステル緯糸と下層ポ
リアミド緯糸の織り込位置は一定の関係にあり、下層緯
糸の織り込位置が組織に均一に分布し、水空間の偏在
が防止できるのである。
なお、耐摩耗体積の増大、耐摩耗性の増大については
次の実施例の項において従来例と比較しながら具体的に
説明する。
[実施例] 第1図から第8図はそれぞれ本発明の実施例であり、
経糸緯糸とが各16本(16シャフト)、14本(14シャフ
ト)、18本(18シャフト)、20本(20シャフト)、22本
(22シャフト)、24本(24シャフト)、18本(18シャフ
ト)、16本(16シャフト)である二重織り製紙用織物を
示す完全意匠図であり、図中の番号は、経糸緯糸それぞ
れの番号を示す。これらの実施例において、ダッシュの
ない番号はポリエステル経糸であり、ダッシュのある番
号は緯糸である。第1図から第6図の実施例は、ダッシ
ュのある奇数番号の緯糸はポリエステル糸であり、ダッ
シュのある偶数番号の緯糸はポリアミド糸をしめす。説
明の都合上、上下の緯糸は同じ番号で示すが必要あると
きはその都度説明する。
なお、第7図から第8図の実施例ではポリエステル下
層緯糸と、ポリアミド下層緯糸の配置が第1図から第6
図の実施例とは異なるが、そのことは実施例の項で詳細
に説明する。
第1図から第8図および第12図において、○印は経糸
が走行面の緯糸を織込んでいる位置を示し、×印は経糸
が製紙面の緯糸を織込んでいる位置を示す。
各図において、○印、×印、○印が連続しているとこ
ろは、製紙面に突出する1本の経糸を挾んで隣り合う2
本の経糸が走行面の1本の緯糸を組織に織り込んでいる
ことを示す。ここで、○印と左右に離れて隣り合う○印
との間の距離は、製紙用織物の走行面を形成する緯糸の
クリンプの長さを示している。
これらの第1図から第6図の実施例では、下層緯糸の
クリンプが一本おきに長く、しかもクリンプの長さが長
いクリンプ同士、それぞれ同じである製紙用織物が明示
されている。
第7図と第8図の実施例では、長いクリンプの下層緯
糸と短いクリンプの下層緯糸を一本おきでなく配置した
製紙用織物が示されている。
第1図に示される本発明の実施例ではポリエステル下
層緯糸3′は経糸3と経糸11とで織り込まれ7本の経糸
が存在するクリンプを形成しており、一方ポリアミド下
層糸4′は経糸6,8とで織り込まれナックルを形成し、
右または左隣りに繰り返す完全組織(図示せず)の次の
ナックルとの間には13本の経糸が存在し、長いクリンプ
が形成されていることがわかる。
そしてオリアミド下層緯糸4′を織り込む経糸6,8の
間には上層の緯糸を織り込む経糸7が挾まれて存在し経
糸6,8が下層緯糸4′を織り込む位置では、経糸7は製
紙面の緯糸を織り込んでおり、経糸6,8の間から上方の
静止面に抜け出して、経糸6,8の接近が可能となり、経
糸6,8は1対となって下層緯糸を強く曲げて組織に織り
込むのでクリンプ性が極めて良好に成る効果が奏され
る。そして、前述のとおり、経糸6,8の間の経糸7は経
糸6,8が下層緯糸4′を織り込む位置で、経糸6,8の間か
ら上方の製紙面に抜け出しており、経糸6,8は接近し平
面水空間は減少するもののこの部位には、経糸7の存
在による立体水空間が形成され、水空間の偏在が防
止されワイヤマークが防がれている。
ポリエステル下層緯糸3′はポリアミド下層緯糸8′
を織り込む経糸2,4に挾まれる経糸3とポリアミド下層
緯糸16′を織り込む経糸10,12に挾まれる経糸11により
2箇所で組織に織り込まれており、下層緯糸4′を織り
込む位置とはずれていて、水空間の偏在が防がれてい
る。
第2図に示される、実施例では、ポリエステル下層緯
糸1′は、経糸6と14でクリンプを形成しその間には7
本の経糸が存在し、ポリアミド下層緯糸2′は経糸5,7
とで織り込まれてナックルを形成し、右または左隣りに
繰り返す完全組織(図示せず)の次のナックルとの間に
は11本の経糸が存在し、長いクリンプが形成されている
ことがわかる。
そしてポリアミド下層緯糸2′を織り込む経糸5,7の
間には上層の緯糸を織り込む経糸6が挾まれて存在し経
糸5,7が下層緯糸2′を織り込む位置では、経糸6は製
紙面の緯糸を織り込んでおり、経糸5,7の間から上方の
製紙面に抜け出して、経糸5,7の接近が可能となり、経
糸5,7は1対となって下層緯糸を強く曲げて組織に織り
込むのでクリンプ性が極めて良好に成る効果が奏され
る。そして、前述のとおり、経糸5,7の間の経糸6は経
糸5,7が下層緯糸2′を織り込む位置で、経糸5,7の間か
ら上方の製紙面に抜け出しており、経糸5,7は接近し平
面水空間は減少するもののこの部位には、経糸6の存
在により立体水空間が形成され、水空間の偏在が防
止されワイヤマークが防がれている。
ポリエステル下層緯糸3′はポリアミド下層緯糸4′
を織り込む経糸1,3に挾まれる経糸2とポリアミド下層
緯糸14′を織り込む経糸9,11に挾まれる経糸10により2
箇所で組織に織り込まれており、下層緯糸2′を織り込
む位置とはずれていて、水空間の偏在が防がれてい
る。
第3図に示される実施例では、ポリエステル下層緯糸
1′は、経糸6と経糸18でクリンプを形成しその間には
11本の経糸が存在し、ポリアミド下層緯糸2′は経糸1
1,13とで織り込まれてナックルを形成し、右または左隣
りに繰り返す完全組織(図示せず)の次のナックルとの
間には15本の経糸が存在し、長いクリンプが形成されて
いることがわかる。
そしてポリアミド下層緯糸2′を織り込む経糸11,13
の間には上層の緯糸を織り込む経糸12が挾まれて存在
し、経糸11,13が下層緯糸2′を織り込む位置では、経
糸12は静止面の緯糸を織り込んでおり、経糸11,13の間
から上方の製紙面に抜け出して、経糸11,13の接近が可
能となり、経糸11,13は1対となって下層緯糸を強く曲
げて組織に織り込むのでクリンプ性が極めて良好に成る
効果が奏される。そして、前述のとおり、経糸11,13の
間の経糸12は経糸11,13が下層緯糸2′を織り込む位置
では、経糸11,13の間から上方の製紙面に抜け出してお
り、経糸11,13は接近し平面水空間は減少するものの
この部位には、経糸12の存在による立体水空間が性さ
れ、水空間の偏在が防止されワイヤマークが防がれて
いる。
ポリエステル下層緯糸3′はポリアミド下層緯糸16′
を織り込む経糸3,5に挾まれる経糸4とポリアミド下層
緯糸10′を織り込む経糸9,11に挾まれる経糸10により2
箇所で組織に織り込まれており、下層緯糸2′を織り込
む位置とはずれていて、水空間の偏在が防がれてい
る。
第4図に示される実施例では、ポリエステル下層緯糸
3′は、経糸7と経糸17でクリンプを形成しのその間に
は9本の経糸が存在し、ポリアミド下層緯糸4′は経糸
14,16とで織り込まれてナックルを形成し、右または左
隣りに繰り返す完全組織(図示せず)の次のナックルと
の間には17本の経糸が存在し、長いクリンプが形成され
ていることがわかる。
そしてポリアミド下層緯糸4′を織り込む経糸14,16
の間には上層の緯糸を織り込む経糸15が挾まれて存在
し、経糸14,16が下層緯糸4′を織り込む位置では、経
糸15は製紙面の緯糸を織り込んでおり、経糸14,16の間
から上方の製紙面に抜け出して、経糸14,16の接近が可
能となり、経糸14,16は1対となって下層緯糸を強く曲
げて組織に織り込むのでクリンプ性が極めて良好に成る
効果が奏される。そして、前述のとおり、経糸14,16の
間の経糸15は経糸14,16が下層緯糸4′を織り込む位置
では、経糸14,16の間から上方の製紙面に抜け出してお
り、経糸14,16は接近し平面水空間は減少するものの
この部位には、経糸15の存在による立体水空間が形成
され、水空間の偏在が防止されワイヤマークが防がれ
ている。
ポリエステル下層緯糸3′はポリアミド下層緯糸20′
を織り込む経糸6,8に挾まれる経糸7とポリアミド下層
緯糸10′を織り込む経糸16,18に挾まれる経糸17により
2箇所で組織に織り込まれており、下層緯糸4′を織り
込む位置とはずれていて、水空間の偏在が防がれてい
る。
第5図に示される実施例では、ポリエステル下層緯糸
3′は、経糸2と経糸14でクリンプを形成しその間には
11本の経糸が存在し、下層ポリアミド緯糸4′は経糸5,
7とで織り込まれてナックルを形成し、右または左隣り
に繰り返す完全組織(図示せず)の次のナックルとの間
には19本の経糸が存在し、長いクリンプが形成されてい
ることがわかる。
そしてポリアミド下層緯糸4′を織り込む経糸5,7の
間には上層の緯糸を織り込む経糸6が挾まれて存在し経
糸5,7が下層緯糸4′を織り込む位置では、経糸6は製
紙面の緯糸を織り込んでおり、経糸5,7の間から上方の
製紙面に抜け出して、経糸5,7の接近が可能となり、経
糸5,7は1対となって下層緯糸を強く曲げて組織に織り
込むのでクリンプ性が極めて良好に成る効果が奏され
る。そして、前述のとおり、経糸5,7の間の経糸6は経
糸5,7が下層緯糸4′を織り込む位置では、経糸5,7の間
から上方の製紙面に抜け出しており、経糸5,7は接近し
平面水空間は減少するもののこの部位には、経糸6の
存在による立体水空間が形成され、水空間の偏在が
防止されワイヤーマークが防がれている。
ポリエステル下層緯糸3′はポリアミド下層緯糸6′
を織り込む経糸1,3に挾まれる経糸2とポリアミド下層
緯糸22′を織り込む経糸13,15に挾まれる経糸14により
2箇所で組織に織り込まれており、下層緯糸4′を織り
込む位置とはずれていて、水空間の偏在が防がれてい
る。
第6図に示される実施例では、ポリエステル下層緯糸
3′は、経糸5と経糸17でクリンプを形成しその間には
11本の経糸が存在し、ポリアミド下層緯糸4′は経糸1
0,12とで織り込まれてナックルを形成し、右または左隣
りに繰り返す完全組織(図示せず)の次のナックルとの
間には21本の経糸が存在し、長いクリンプが形成されて
いることがわかる。
そしてポリアミド下層緯糸4′を織り込む経糸10,12
の間には上層の緯糸を織込む経糸11が挾まれて存在し、
経糸10,12が下層緯糸4′を織り込む位置では、経糸11
は製紙面の緯糸を織り込んでおり、経糸10,12の間から
上方の製紙面に抜け出して、経糸10,12の接近が可能と
なり、経糸10,12は1対となって下層緯糸を強く曲げて
組織に織り込むのでクリンプ性が極めて良好に成る効果
が奏される。そして、前述のとおり、経糸10,12の間の
経糸11は経糸10,12が下層緯糸4′を織り込む位置で
は、緯糸10,12の間から上方の製紙面に抜け出してお
り、緯糸10,12は接近し平面水空間は減少するものの
この部位には、経糸11の存在による立体水空間が形成
され、水空間の偏在が防止されワイヤマークが防がれ
ている。
ポリエステル下層緯糸3′はポリアミド下層緯糸22′
を織り込む経糸4,6に挾まれる経糸5とポリアミド下層
緯糸10′を織り込む経糸16,18に挾まれる経糸17により
2箇所で組織に織り込まれており、下層緯糸4′を織り
込む位置とはずれていて、水空間の偏在が防がれてい
る。
また、本発明においては次に第7図、第8図の実施例
で声明するように織物の走行側に突出するクリンプの長
さの異なる下層緯糸は互いに隣合って配置しなくても、
また同本数配置しなくても良い。
第7図の実施例は長いクリンプのポリアミド下層緯糸
を2本配置した次に短いクリンプのポリエスエル下層緯
糸を1本配置した18シャフトの2:1交織製紙用織物であ
る。
第7図において長いクリンプを形成している、ポリア
ミド下層緯糸は、1′,2′,4′,5′,7′,8′,10′,1
1′,13′,14′,16′,17′に配置されている。短いクリ
ンプを形成している、ポリエステル下層緯糸は、3′,
6′,9′,12′,15′,18′,に配置されている。第7図の
実施例では、長いクリンプの下層緯糸は経糸15本分、短
いクリンプの下層緯糸は経糸8本分の長さであることが
理解される。
第7図の実施例ではポリエステル下層緯糸3′は、経
糸4と経糸13でクリンプを形成しその間には8本の経糸
が存在しポリアミド下層緯糸4′は、経糸5,17とで織り
込まれてナックルを形成し、右または左隣りに繰り返す
完全組織(図示せず)の次のナックルとの間には15本の
経糸が存在し、長いクリンプが形成されていることがわ
かる。
そして、ポリアミド下層緯糸4′を織り込む経糸15,1
7の間には、上層の緯糸を織り込む経糸16が挾まれて存
在し経糸15,17が下層緯糸4′を織り込む位置では、経
糸16は製紙面の緯糸を織り込んでおり、経糸15,17の間
から上方の製紙面に抜け出して、経糸15,17の接近が可
能となり、経糸15,17は1対となって下層緯糸を強く曲
げて組織に織り込むのでクリンプ性が極めて良好に成る
効果が奏される。そして、前述のとおり、経糸15,17の
間の経糸16は経糸15,17が下層緯糸4′を織り込む位置
では、経糸15,17の間から上方の製紙面に抜け出してお
り、経糸15,17は接近し平面水空間は減少するものの
この部位には、経糸16の存在による立体水空間が形成
され、水空間の偏在が防止されワイヤマークが防がれ
ている。
ポリエステル下層緯糸3′はポリアミド下層緯糸7′
を織り込む経糸3,5に挾まれる経糸4とポリアミド下層
緯糸16′を織り込む経糸12,14に挾まれる経糸13により
2箇所で組織に織り込まれており、下層緯糸4′を織り
込む位置とはずれていて、水空間の偏在が防がれてい
る。
なお完全意匠図は示さないが、長いクリンプのポリア
ミド下層緯糸を1本配置した次に短いクリンプのポリエ
ステル下層緯糸を2本配置した18シャフトの1:2交織製
紙用織物も良好な耐摩耗性を示す。
第8図の実施例は、長いクリンプのポリアミド下層緯
糸を3本配置した次に短いクリンプのポリエステル下層
緯糸を1本配置した16シャフトの3:1交織製紙用織物で
ある。この実施例では長いクリンプの下層緯糸は経糸13
本分、短いクリンプの下層緯糸は経糸7本分の長さであ
ることが理解される。
第8図において長いクリンプを形成している、ポリア
ミド下層緯糸は1′,2′,3′,5′,6′,7′,9′,10′,1
1′,13′,14′,15′に配置されている。
第8図の実施例ではポリエステル下層緯糸4′は、経
糸6と経糸14でクリンプを形成しその間には7本の経糸
が存在し、ポリアミド下層緯糸3′は経糸11,13とで織
り込まれてナックルを形成し、右または左隣りに繰り返
す完全組織(図示せず)の次のナックルとの間には13本
の経糸が存在し、長いクリンプが形成されていることが
わかる。
そしてポリアミド下層緯糸3′を織り込む経糸11,13
の間には、上層の緯糸を織り込む経糸12挾まれて存在し
経糸11,13が下層緯糸3′を織り込む位置では、経糸12
は製紙面の緯糸を織り込んでおり、経糸11,13の間から
上方の製紙面に抜け出して、経糸11,13の接近が可能と
なり、経糸11,13は一対となって下層緯糸を強く曲げて
組織に織り込むのでクリンプ性が極めて良好に成る効果
が奏される。そして、前述のとおり、経糸11,13の間の
経糸12は経糸11,13が下層緯糸3′を織り込む位置で
は、経糸11,13の間から上方の製紙面に抜け出してお
り、経糸11,13は接近し平面水空間は減少するものの
この部位には、経糸12の存在による立体水空間が形成
され、水空間の偏在が防止されワイヤマークが防がれ
ている。
ポリエステル下層緯糸4′はポリアミド下層緯糸1′
を織り込む経糸5,7に挾まれる経糸6とポリアミド下層
緯糸9′を織り込む経糸13,15に挾まれる経糸14により
2箇所で組織に織り込まれており、下層緯糸3′を織り
込む位置とはずれていて、水空間の偏在が防がれてい
る。
第12図はポリエステルの経糸緯糸それぞれ16本の従来
使用されている二重織りの製紙用織物を示す完全意匠図
である。
第12図のポリエステル下層緯糸1′は経糸7と経糸15
とでクリンプを形成しておりポリエステル下層緯糸2′
は経糸2と経糸10とでクリンプを形成しており、それぞ
れ両クリンプの間には7本の経糸が存在する。
このように、第12図に示される従来使用されている二
重織りの製紙用織物の緯糸のクリンプの長さは全て同一
である。
次に、第9図ないし第11図は、製紙用織物のナックル
部を示すものである。25〜27は経糸であり28′は走行面
に突出している下層緯糸である。第9図は経糸26が下層
緯糸28′の下を通って緯糸28′を織り込んでいるところ
を、第10図は経糸26が下層緯糸28′の上を通って緯糸2
8′を織り込んでいないところを示す。第9図と第10図
の斜線部分が耐摩耗性を奏していないことは明らかであ
る。即ち、ナックル数が多くなると耐摩耗機能を持たな
い下層緯糸部分が増加して有効耐摩耗体積が減少する。
第11図はクリンプの形状を示すものである。経糸30と
31が下層緯糸29′の下を通り下層緯糸29′を織り込んで
いるが、この図から明らかなように経糸30,31は下層緯
糸29′を上方に押し上げている。また、経糸33と34とは
下層緯糸29′の反発力を受けているが下層緯糸29′を押
し下げている。また経糸32も、下層緯糸29′を下方に押
しているがその作用は経糸33,34に比べると小さい。こ
の経糸が緯糸の反発力に勝って緯糸を押し曲げる指標を
クリンプ性というが、クリンプ性が良ければ太い緯糸を
使用することができるわけである。
緯糸を押し上げる経糸30と経糸31との距離が長いほ
ど、また緯糸を押し下げる経糸32,33,34,…の数の多い
ほどクリンプ性がよくなる。
本発明においては、走行側に突出する長いクリンプの
ポリアミド下層緯糸と短いクリンプのポリエステル下層
緯糸との配置数の比が3:1〜1:3(2:1,3:2,1:1,2:3,1:2
を含む)とするものである。走行側に突出する下層緯糸
を、長いクリンプの下層緯糸と短いクリンプの下層緯糸
との割合を3:1〜1:3とするのは、耐摩耗性の向上と織物
の姿勢維持のバランス上この範囲が好適であるからであ
る。即ち長いクリンプの下層緯糸は耐摩耗体積が大きい
ので耐摩耗効果は大きい。しかしながら経糸により織り
込まれる回数が少ないので織物の姿勢維持効果は小さ
い。一方短いクリンプの緯糸は織物の姿勢維持効果は大
きいが耐摩耗体積が小さいので耐摩耗効果は小さい。長
いクリンプの緯糸と短いクリンプの緯糸との比が長いク
リンプのものからみて3:1以上になると織物の姿勢維持
が悪くなり、好ましくない。又両者の比が1:3以下にな
ると耐摩耗性が悪くなり、やはり好ましくない。また長
いクリンプと短いクリンプとの間には段差が生じるが、
このように3:1〜1:3にすると段差が減り走行面が平滑に
なる効果がある。
耐摩耗面を形成する走行側に突出する緯糸のクリンプ
の長さを、長いクリンプ同士、短いクリンプ同士をそれ
ぞれ同じ長さにすると、製紙用織物の姿勢の維持が良好
となる効果があるが必ずしも同じ長さにしなければ耐摩
耗性が奏されないということはない。=耐摩耗性を奏す
る長いクリンプと、姿勢の維持を受け持つ短いクリンプ
が配置されていることが重要なのである。
このように本発明においては製紙用織物の走行側の有
効耐摩耗体積を従来の織物に比較して著しく大きくする
ことができ、耐摩耗性を飛躍的に改善することができ
た。このことは次に比較試験で具体的に示す。
第1図に示す本発明の製紙用織物を代表例とし、第12
図の従来の製紙用織物の耐摩耗性の比較を示す。
まず摩耗体積を比較する下層緯糸のクリンプの体積の
計算上、クリンプは、経糸と経糸との間で円筒状とし
た。実際には後で説明するように下層緯糸の屈曲部や緯
糸の上方に存在する摩耗に無関係の部分があるので従来
例では摩耗体積はもっと小さくなる。第1図の実施例で
は長いクリンプと短いクリンプが1本置きに形成されて
いるので、隣合う2本の下層緯糸についてクリンプの体
積を計算したが、比較例についても隣合う2本の下層緯
糸について計算し両者を比較した。
第1図と第12図とに示す同じ16本の経糸と下層緯糸で
形成される製紙用織物について、隣合う2本の下層緯糸
は第12図の従来例ではクリンプを形成する経糸と経糸と
の間には各7本の経糸が配置されているので、7×4=
28本分の長さのクリンプが形成されている。したがって
その体積は、経糸の線径が0.17mm、下層緯糸の線径が0.
22mmであるとすると、 28×0.17×(0.22/2)π=0.181mm3 である。
同様に第1図の本発明の実施例においては、隣合う2
本の下層緯糸のうち1本の下層緯糸に対して緯糸7×2
=14本分の長さのクリンプが、他の1本の下層緯糸に対
して経糸13本分の長さのクリンプがそれぞれ形成されて
おり、1本の経糸を置いて隣合う経糸2本が対になって
下層のポリアミド下層緯糸を織り込んでいるため太い下
層緯糸が使用できるので、経糸の線径が0.17mm、ポリエ
ステル下層緯糸の線径が0.22mm、ポリアミド下層緯糸の
線径が0.30mmであると、クリンプの体積は、 14×0.17×(0.22/2)π +13×0.17×(0.30/2)π=0.247mm3 である。そこで摩耗体積の増加割合は、 [(0.247−0.181)/0.181]×100=36.5(%) 即ち、単純計算しただけでも本発明の実施例においては
約37%摩耗体積が大きい。
比較試験の結果を次の第1表に示す。
試験方法:日本フイルコン製摩耗試験機(実用新案登録
第1350124号)を用いて、フィラーには重質炭酸カルシ
ウムを用いて行った。
試験結果:第1表に示すごとく、本発明品は従来品に比
べて、下緯糸が摩耗切断するまでの時間(ワイヤー寿
命)が約1.6倍であった。
[効 果] 以上説明したとおり、本発明の製紙用織物は、その走
行面において、耐摩耗製に優れたポリアミド緯糸のクリ
ンプはポリエステル緯糸のクリンプより長いクリンプを
形成し、クリンプ性が良好となるので、従来使用できな
かった太いポリアミド緯糸が使用できることとなり、剛
性に優れたポリエステル緯糸は短いクリンプを形成して
織込まれているので織物の剛性は良好であり、経糸1本
置いて隣り合う経糸2本が対になって当該走行面のポリ
アミド緯糸を強い力で曲げるためさらに太いポリアミド
緯糸を使用することができることとなるので、織物の姿
勢の維持、即ち使用中の伸びを防止し、当該織物の水
性やワイヤーマーク性などの紙を抄造する性能には悪影
響を与えることなく、さらに織物の剛性を損なうことな
く、耐摩耗性を飛躍的に改善することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図及び第6図、
第7図、第8図は、本発明の実施例であって、それぞれ
経糸と緯糸とが各16本(16シャフト)、14本(14シャフ
ト)、18本(18シャフト)、20本(20シャフト)、22本
(22シャフト)、24本(24シャフト)、18本(18シャフ
ト)及び16本(16シャフト)で構成される完全組織の製
紙用二重織物の完全意匠図である。 第9図と第10図は製紙用織物のナックル部を示し、第11
図はクリンプの形状を示す。 第12図は従来例の経糸と緯糸とが各16本(16シャフト)
で構成される完全組織の製紙用二重織物の完全意匠図で
ある。 1〜27,30〜34……経糸 1′〜24′,28′,29′……緯糸
フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭63−52155(JP,B2) 特公 昭63−50472(JP,B2) 特公 昭56−21876(JP,B2) 特表 昭63−502291(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】n×2本(nは7以上の整数)の緯糸をそ
    れぞれ上下二層に配設し、下層の緯糸にはポリエステル
    糸とポリアミド糸を配置し、この下層ポリアミド緯糸は
    上層の緯糸の上を通る1本の経糸を挾んだ1対の経糸に
    より1か所で組織に織り込まれ、下層ポリエステル緯糸
    は上記の下層ポリアミド緯糸を織り込む1対の経糸で挾
    まれた経糸により2か所で組織に織り込まれた完全組織
    を有する、製紙用二重織物。
  2. 【請求項2】ポリアミド下層緯糸はポリエステル下層緯
    糸より線径が大きい糸である、特許請求の範囲第1項記
    載の製紙用二重織物。
  3. 【請求項3】ポリアミド下層緯糸とポリエステル下層緯
    糸との配置数の比は1:3〜3:1である特許請求の範囲第1
    項又は第2項記載の製紙用二重織物。
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