JP3504866B2 - カバー付きコネクタ - Google Patents

カバー付きコネクタ

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JP3504866B2
JP3504866B2 JP28436398A JP28436398A JP3504866B2 JP 3504866 B2 JP3504866 B2 JP 3504866B2 JP 28436398 A JP28436398 A JP 28436398A JP 28436398 A JP28436398 A JP 28436398A JP 3504866 B2 JP3504866 B2 JP 3504866B2
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    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/44Means for preventing access to live contacts
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    • H01R13/64Means for preventing incorrect coupling
    • H01R13/641Means for preventing incorrect coupling by indicating incorrect coupling; by indicating correct or full engagement

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カバー付きのコネ
クタに関する。
【0002】
【従来の技術】コネクタは一般的に、フード部を備えた
雄ハウジング内に相手の雌ハウジングを嵌合し、両ハウ
ジングが正規に嵌合されたところで、雌ハウジングに設
けられたロックアームを雄ハウジングに弾性的に係止さ
せることにより、嵌合状態に保持する構造となってい
る。ここで近年、特にエアバッグ回路等の重要回路に介
設されるコネクタでは、他の部材がロックアームに当た
る等により誤ってロックが解除されないように、またフ
ード部内に異物が入ることを防止するための対策を講じ
ることが急務とされている。
【0003】これまでの開発例としては、特願平9−2
21780号等に提示されたものが知られている。この
ものはバネを利用した嵌合検知機能も備えており、その
構造と作用を説明すると以下のようである。図9の状態
から雌雄のハウジングa,bを嵌合する場合は、操作部
cを押圧することでカバーdを付勢バネeのバネ力に抗
して鎖線のように開放し、雌ハウジングaを雄ハウジン
グbのフード部f内に嵌合する。そうすると、図10に
示すように、ロックアームgが係止突起hに乗り上げて
撓み変形し、スライダiを介して戻しバネjを弾縮しつ
つ嵌合される。この間、両ハウジングa,bが半嵌合状
態に留められれば、戻しバネjのバネ力で両ハウジング
a,bが引き離される。一方、両ハウジングa,bが正
規に嵌合されると、ロックアームgが復動して係止突起
hに係止されることでロックが掛かり、併せてスライド
iが前進位置に戻される。それとともに、操作部cへの
押圧力を除去することにより付勢バネeのバネ力でカバ
ーdが閉じられるようになっている。この閉じられたカ
バーdにより、ロックアームgに他の部材が当たること
が阻止され、フード部f内に異物が入ることも防がれ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記した例で
は通常、両ハウジングa,bが半嵌合にあるうちは、操
作部cへの押圧力が除去される等でカバーdに閉鎖力が
作用したとしても、雌ハウジングaの一部に突き当たる
等でカバーdが実際に閉じられることはない。しかしな
がら半嵌合の状態が、例えば図10に示すように雌ハウ
ジングaの後端上部がカバーdの先端縁と対応している
ようなタイミングにあり、またカバーdに対して付勢バ
ネeの付勢力に加えて押し下げ方向の力が作用すると、
カバーdの先端縁が雌ハウジングaの後端上部を滑っ
て、半嵌合状態のままでカバーdが閉じてしまうおそれ
があり、このような事態が生じないように、さらなる改
良が希求されていた。本発明は上記のような要望に基づ
いて完成されたものであって、その目的は、半嵌合状態
でカバーが閉じられた際には正規嵌合に持ち来すことが
できるようにするところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合される
雌雄のハウジングのうちの一方のハウジングには、両ハ
ウジングを嵌合状態にロックするためのロック機構部分
を覆う等に機能するカバーが開閉可能に設けられたカバ
ー付きコネクタにおいて、前記カバーはばねによって閉
じ方向に付勢されるとともに、このカバーには前記両ハ
ウジングが半嵌合状態に留められた状態でこのカバーが
閉鎖された場合に、他方のハウジングと係合してこの他
方のハウジングを正規の嵌合位置まで移動可能とする係
合部が設けられている構成としたところに特徴を有す
る。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記一方のハウジングには他方のハウジング
が嵌合されるフード部が設けられるとともに、前記カバ
ーは、前記一方のハウジングの嵌合方向の後端側を支点
として前記フード部の前方を覆う位置と開放する位置と
の間で揺動可能に設けられており、前記係合部は、前記
カバーにおける前記フード部の前方を覆う壁の裏面側に
おいて、他方のハウジングの嵌合方向の後端部と係合可
能に設けられているところに特徴を有する。請求項3の
発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記係合部
は、前記カバーにおける前記フード部の前方を覆う壁の
裏面側から出っ張って形成されているところに特徴を有
する。
【0007】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>両ハウジン
グが半嵌合状態にある際にカバーが閉じられると、カバ
ーに設けられた係合部が他方のハウジングと係合してこ
れを正規の嵌合位置まで移動させる。両ハウジングの正
規嵌合とカバーの閉鎖とが併せて実現される。
【0008】<請求項2の発明>両ハウジングが半嵌合
状態にある際にカバーが揺動閉鎖されると、カバーにお
けるフード部の前方を覆う壁の裏面に設けられた係合部
が、他方のハウジングの後端部と係合してこれを正規の
嵌合位置まで移動させ、併せてフード部の前方がカバー
で覆われる。 <請求項3の発明>簡単な構造でもって、正規嵌合に持
ち来す機能が実現できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図8に基づいて説明する。本実施形態では、図1
及び図2に示すように、互いに嵌合される雌コネクタF
と雄コネクタMとを備えている。なお以下の説明では、
両コネクタF,Mについて互いに嵌合される端縁側を前
方とする。
【0010】まず雌コネクタFについて説明する。雌コ
ネクタFは、合成樹脂材によりブロック状に形成された
雌ハウジング1を備えている。雌ハウジング1内には図
示3個のキャビティ2が横方向に並んで形成され、各キ
ャビティ2内に、電線3の端末に接続された雌側端子金
具4が後方から挿入されて、金属ランス5がキャビティ
2に形成された係止段部6に係止されることで、抜け止
め状態に一次係止されるようになっている。
【0011】雌ハウジング1の下面にはリテーナ装着孔
8が凹み形成されており、そこにリテーナ10が装着可
能となっている。リテーナ10には、雌側端子金具4の
アゴ部4Aに係合可能な係合突部11が形成されてお
り、詳しい説明は省略するが、リテーナ10はまず仮係
止片12により仮係止位置に保持され、この状態では係
合突部11がキャビティ2の下面側に退避していること
で、上記のように雌側端子金具4の挿入が許容される。
雌側端子金具4が挿入されたのち、リテーナ10を本係
止片13で保持される本係止位置に押し込むと、係合突
部11がキャビティ2内に突入して雌側端子金具4のア
ゴ部4Aの後面に嵌まり込み、もって雌側端子金具4が
抜け止め状態に二重係止されるようになっている。
【0012】雌ハウジング1の上面には、その左右の側
縁に沿って保護壁14が立ち上がって形成されている。
両保護壁14の間の位置には、前端側から後端側に向け
て折り返されるようにして、撓み変形可能なロックアー
ム15が形成されている。ロックアーム15の先端は雌
ハウジング1の後面まで達しており、このロックアーム
15の先端側の上面には、一段高くなった押込部16が
突設されている。押込部16の少し前方における両側縁
には、一対のロック突部17が張り出し形成されてい
る。
【0013】また、雌ハウジング1の上面の後端には、
ロックアーム15の先端を跨ぐようにして門形に立ち上
がった噛み込み防止枠18が形成されている。この噛み
込み防止枠18は、雌ハウジング1の上面とロックアー
ム15との間に電線が噛み込むのを防止する機能を有す
る。
【0014】次に、雄コネクタMについて説明する。こ
の雄コネクタMは、同じく合成樹脂材により形成された
雄ハウジング21を備えており、本体部22の前面に、
上記した雌ハウジング1が嵌合されるフード部23の設
けられた形状となっている。本体部22内には、同じく
図示3個のキャビティ24が横方向に並んで形成され、
各キャビティ24内に、電線25の端末に接続された雄
側端子金具26が後方から挿入され、金属ランス27が
キャビティ24に形成された係止段部28に係止される
ことで、タブ29をフード部23内に突出させた状態で
抜け止めされて収容されるようになっている。
【0015】雄ハウジング21の下面にはリテーナ装着
孔38が凹み形成されており、そこにリテーナ30が装
着可能となっている。リテーナ30には、雄側端子金具
26のアゴ部26Aに係合可能な係合突部31が形成さ
れており、詳しい説明は省略するが、リテーナ30はま
ず仮係止片32により仮係止位置に保持され、この状態
では係合突部31がキャビティ24の下面側に退避して
いることで、上記のように雄側端子金具26の挿入が許
容される。雄側端子金具26が挿入されたのち、リテー
ナ30を本係止片33で保持される本係止位置に押し込
むと、係合突部31がキャビティ24内に突入して雄側
端子金具26のアゴ部26Aの後面に嵌まり込み、もっ
て雄側端子金具26が抜け止め状態に二重係止されるよ
うになっている。
【0016】上記したフード部23内の天井部分には、
前面に開口した収容室41が設けられ、この収容室41
内にスライダ42が前後方向の摺動自由に嵌装されてい
る。このスライダ42は、両ハウジング1,21の嵌合
操作時に雌ハウジング1に設けられたロックアーム15
の押込部16により押し込み操作可能とされるものであ
って、後面側に設けられた圧縮コイルバネからなる2本
の戻しバネ43によって前方へ移動付勢され、天井面に
設けられた係止部44で移動が停止されるようになって
いる。収容室41の底面の前端部分は開口されていて、
その両側縁から垂下して形成された壁45の内面に、ロ
ックアーム15のロック突部17が乗り上げつつその後
面に係止可能とされる係止突起46が形成されている。
【0017】本体部22内におけるキャビティ24の設
けられた部分の上方の空間には、ショート端子48が組
み付けられている。ショート端子48は導電性の金属板
を断面U字状に折り返し形成されていて、その上面部分
が固定されて折り返し部分を奥側に向けた姿勢で組み付
けられている。このショート端子48の下面側は、収容
される雄側端子金具26の数に対応して3本に分岐して
おり、各分岐片49の先端に下向きの山形に屈曲された
接触部50が形成されている。そして組み付けられた状
態では、各分岐片49の接触部50が雄側端子金具26
のフード部23内に突出したタブ29とそれぞれ接触し
て、各雄側端子金具26間が導通状態とされ、各雄側端
子金具26に電位差が生じることが防止されている。一
方、両ハウジング1,21が嵌合されると、各分岐片4
9は雌ハウジング1により弾性的に押し上げられてタブ
29から離間し、各雄側端子金具26間が非導通状態と
されるようになっている(図5参照)。
【0018】雄ハウジング21には、両ハウジング1,
21のロック部分を覆って保護等を行うためのカバー5
1が装着されている。詳細にはこのカバー51は、雄ハ
ウジング21の上面を左右方向に少し跨ぎ、フード部2
3の上端側の前方から少し奥に入った両側面にわたって
覆うことができるようになっている。このカバー51
は、その後端側の左右両側縁に形成された軸受孔52
が、雄ハウジング21に突設されたピン53に嵌められ
て回動自由に支持されている。カバー51の後端には操
作部54が形成され、図2に示すように、その操作部5
4の裏面に設けられたバネ受55と、本体部22の上面
に設けられたバネ受56との間に、圧縮コイルバネから
なる付勢バネ57が装着されていて、常にはこの付勢バ
ネ57の弾力によってカバー51に同図の反時計回り方
向の回動力が付勢され、雄ハウジング21の上面に当た
ることで閉鎖状態に保持されている。なお、操作部54
を押圧することによって、カバー51を手動で開放し得
るようになっている。
【0019】さて、この実施形態では、両ハウジング
1,21が半嵌合状態にあって、カバー51に閉鎖力が
作用した場合に、雌ハウジング1を正規の嵌合位置まで
押し込むことのできる機能が備えられている。そのた
め、カバー51の前面壁60の裏面側には、図3にも示
すように、その幅方向の中央部において、係合突部61
が張り出し形成されている。この係合突部61は、雌ハ
ウジング1の後端側に設けられた噛み込み防止枠18の
上枠18Aと係合可能であり、その機能については、次
述する作動の説明によって明らかにする。
【0020】続いて、本実施形態の作動を説明する。両
ハウジング1,21にはそれぞれ雌雄の端子金具4,2
6が挿入されて、リテーナ10,30により二重係止さ
れる。雄ハウジング21では、カバー51が閉鎖状態で
装着されている。係る状態から両ハウジング1,21
は、図2に示すように互いに向き合わされて嵌合され
る。
【0021】嵌合する場合には、まず操作部54を付勢
バネ57のバネ力に抗して押し下げて、図4に示すよう
にカバー51を開放し、フード部23内に相手の雌ハウ
ジング1を嵌合する。そうすると、ロック突部17が雄
ハウジング21側の係止突起46に当たってそこに乗り
上げることで、ロックアーム15が上方に撓み変形し、
押込部16がスライダ42の前面に当接するため、スラ
イダ42を戻しバネ43の弾力に抗して押し込みつつ嵌
合される。
【0022】雌ハウジング1が正規位置まで押し込まれ
ると、ロック突部17が係止突起46を越えるので、図
5に示すように、ロックアーム15が元姿勢に復元変形
しつつロック突部17が係止突起46の後面に係止され
ることで、正規の嵌合状態にロックされ、スライダ42
は戻しバネ43の復元弾力で前方位置に戻される。
【0023】続いて操作部54に対する押圧力を除去す
ると、図6に示すように、付勢バネ57の復元バネ力に
よってカバー51が閉鎖され、カバー51の前面壁60
が雌ハウジング1の噛み込み防止枠18の後面側を覆
う。これにより、ロックアーム15に他の部材が突き当
たったり、フード部23内に異物が入り込むことが防が
れる。
【0024】一方、両ハウジング1,21が正規に嵌合
される前に嵌合操作が中断されると、この間は戻しバネ
43の復元弾力でロックアーム15が戻し方向に力を受
けた状態にあるため、雌ハウジング1が外方に弾き出さ
れ、両ハウジング1,21が半嵌合状態に留め置かれる
ことが回避される。また、操作部54に対する押圧力を
除去して、カバー51が閉鎖方向に揺動したとしても、
前面壁60の下縁がロックアーム15や噛み込み防止枠
18の上枠18Aに当たって、カバー51が閉じてしま
うことがない。
【0025】ただ図7に示すように、噛み込み防止枠1
8の上枠18Aが、カバー51の前面壁60の下縁を少
し超えた程度まで嵌合された状態で嵌合が中断され、そ
のとき操作部54に対する押圧力が除去されることに加
えて、カバー51に対して同図の矢線に示すように押し
下げる力が作用すると、カバー51の前面壁60が噛み
込み防止枠18の後ろ側に滑り込んでしまうことが懸念
される。
【0026】しかしながら、この実施形態では、カバー
51の前面壁60の裏面に係合突部61が形成されてい
るから、図7の状態からカバー51が押し下げられる
と、係合突部61が噛み込み防止枠18の上枠18Aの
後面側に摺接しつつ、これを前方に押し込み、カバー5
1が閉鎖されたところでは、図6に示すように、雌ハウ
ジング1が正規位置まで押し込まれて既述したようにロ
ックが掛けられた状態にできる。
【0027】なお、メンテナンス等において、両ハウジ
ング1,21の嵌合を外す場合は、図8に示すように、
操作部54を押圧してカバー51を開くとともに、ロッ
クアーム15を下方に撓み変形させてロックを解除し
て、両ハウジング1,21を引き離せばよい。
【0028】以上のように本実施形態によれば、両ハウ
ジング1,21が半嵌合状態にある際にカバー51が閉
じられると、カバー51に設けられた係合突部61が噛
み込み防止枠18と係合して雌ハウジング1を正規の嵌
合位置まで押し込む。すなわち、両ハウジング1,21
の正規嵌合とカバー51の閉鎖とを併せて実現すること
ができる。
【0029】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)ロックレバーとカバーとが上記実施形態とは雌雄
逆のハウジングに設けられているようなコネクタについ
ても、本発明は同様に適用することが可能である。
【0030】 (2)また、ショート端子を備えていな
いコネクタについても同様に適用可能である
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の分解斜視図
【図2】両ハウジングの嵌合前の状態の縦断面図
【図3】カバーの底面図
【図4】嵌合途中の状態を示す縦断面図
【図5】両ハウジングが正規嵌合された状態の縦断面図
【図6】カバーが閉鎖された状態の縦断面図
【図7】半嵌合の一態様を示す縦断面図
【図8】両ハウジングの嵌合を外す動作を示す縦断面図
【図9】先の開発例に係る両ハウジングの嵌合前の状態
の縦断面図
【図10】その半嵌合の一態様を示す縦断面図
【符号の説明】
1…雌ハウジング 15…ロックアーム 17…ロック突部 18…噛み込み防止枠 18A…上枠 21…雄ハウジング 23…フード部 46…係止突起 51…カバー 52…軸受孔 53…ピン 57…付勢バネ 60…(カバー51の)前面壁 61…係合突部(係合部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 国府谷 恒 三重県四日市市西末広町1番14号 住友 電装株式会社内 (72)発明者 ジュリオ・シーザー・バーガス ドイツ連邦共和国 38124 ブラウンシ ュバイク レニンガー・ウェック 76 (56)参考文献 特開 平10−223313(JP,A) 特開 平10−144391(JP,A) 実開 平2−50981(JP,U) 実開 平7−8977(JP,U) 実開 昭64−48884(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/639

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合される雌雄のハウジングのう
    ちの一方のハウジングには、両ハウジングを嵌合状態に
    ロックするためのロック機構部分を覆う等に機能するカ
    バーが開閉可能に設けられたカバー付きコネクタにおい
    て、 前記カバーはばねによって閉じ方向に付勢されるととも
    に、このカバーには前記両ハウジングが半嵌合状態に留
    められた状態でこのカバーが閉鎖された場合に、他方の
    ハウジングと係合してこの他方のハウジングを正規の嵌
    合位置まで移動可能とする係合部が設けられていること
    を特徴とするカバー付きコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記一方のハウジングには他方のハウジ
    ングが嵌合されるフード部が設けられるとともに、前記
    カバーは、前記一方のハウジングの嵌合方向の後端側を
    支点として前記フード部の前方を覆う位置と開放する位
    置との間で揺動可能に設けられており、前記係合部は、
    前記カバーにおける前記フード部の前方を覆う壁の裏面
    側において、他方のハウジングの嵌合方向の後端部と係
    合可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載
    のカバー付きコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記係合部は、前記カバーにおける前記
    フード部の前方を覆う壁の裏面側から出っ張って形成さ
    れていることを特徴とする請求項2記載のカバー付きコ
    ネクタ。
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