JP3504557B2 - フライ用油脂 - Google Patents
フライ用油脂Info
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Description
た食感にし、かつそのサクサク感を維持するフライ用油
脂とこれを用いたフライ食品に関する。
ドレッシング、マヨネーズ等に一般家庭用で使用されて
いるのみならず、外食産業や冷凍食材メーカー等、業務
用油脂としても多く使用されている。近年、特に電子レ
ンジ等による再加熱するタイプの冷凍フライ食品の需要
が年々増加傾向にあり、再加熱した後も製造直後のサク
サクとした食感を維持することが重要となっている。し
かし、この冷凍フライ食品は、保存時に食感が低下する
事が知られている。このような冷凍食品に関する食感の
改質としては、これまで数多くの報告がなされている。
油脂の側面から検討されたものは、特開平7−1159
41、特開平9−206015等があるが、これらは生
地やバッターへの高融点油脂の配合による試みであり、
フライ油脂への適用はなされていない。また、フライ油
脂による改質としては特開平10−179027がある
が、トリグリセリド組成のSUUとSUSの合計量と比
率を規定し、水分移行を抑制することを試みている。
フェルラ酸エステルは、天然の生理活性物質として、化
粧品素材や医薬品原料へ広く利用されている。また、油
脂の酸化安定性、生理活性等については、特開昭60−
172257、特開昭61−58536、特開昭54−
158382、特開平4−166061、特開平5−1
68449等があるが、フライ油脂中のオリザノール含
量とフライ食品の食感に関して言及したものはない。
イ直後及び保存下において、フライ食品の衣をサクサク
とした食感にし、かつそのサクサク感を維持するフライ
用油脂とこれを用いたフライ食品を提供することであ
る。
解決するために、鋭意検討を重ねた結果、米ぬか油由来
のオリザノールを油脂に加え、フライ油脂として使用す
ることにより、フライ後に常温及び冷凍保存下において
もフライ食品の衣のサクサク感の低下を抑制し、長期間
維持することを見出し、本発明を完成した。すなわち本
発明は、油脂にオリザノールを65℃以上で溶解させ、
0.5質量%以上含有することを特徴とする、フライ衣
のサクサク感が維持されるフライ用油脂に関する。上記
オリザノールは米ぬか油由来のものであり、フェルラ酸
とアルコールとのエステル化合物であることが好まし
い。また、上記油脂がパルミチン酸を10〜50質量%
含有することが好ましい。また、上記油脂がエステル交
換されていることが好ましい。本発明は、かかるフライ
用油脂でフライし、フライ後に常温及び冷凍保存下にお
いても、フライ食品の衣のサクサク感の低下を抑制し、
長期間維持するフライ食品に関する。
発明でいうオリザノールとは、フェルラ酸誘導体の総称
であるγ−オリザノールが主体であって、フェルラ酸と
アルコールとのエステル化合物であり、例えば、シクロ
アルテノールフェルラ酸エステル、24−メチレンシク
ロアルタノールフェルラ酸エステル等が挙げられる。オ
リザノールは通常米ぬかの原油に1〜3質量%、また米
ぬか油精製にも0.2質量%程度含まれている。オリザ
ノールを精製する方法としては、精製米ぬか油に苛性ア
ルカリを加え加熱沈殿したアルカリ油さいを分離し、硫
酸で分解しダーク油とする。これを硫酸触媒によりメタ
ノールでエステル化し減圧蒸留(665Pa、180
℃)により残留ピッチを10%苛性アルカリ・メタノー
ル溶液で抽出する。その抽出液を弱酸性のもとで静置、
ろ過した後、析出物にアセトンとメタノールにより再結
晶を繰り返し精製オリザノールを得る方法がある(香粧
会誌Vol.8,No.1,p37(1984))。本
発明で使用するオリザノールは、上記の方法で得た精製
オリザノールを用いてもよいし、市販品を利用してもよ
い。油脂に含まれるオリザノールは市販の試薬を用いて
も良いし、オリザノール高含有油脂を混合することによ
り油脂中のオリザノール含有量が0.5%以上となるよ
うにしても良い。油脂中にオリザノールとして0.5質
量%以上になるように含有していることが必要であり、
0.5質量%未満ではフライ油脂として用いた場合、フ
ライ後に常温及び冷凍保存下においてもフライ食品の衣
のサクサク感の低下を抑制し、長期間維持することがで
きない。
大豆油、高オレイン酸大豆油、菜種油、高オレイン酸菜
種油、紅花油、高オレイン酸紅花油、ヒマワリ油、高オ
レイン酸ヒマワリ油、綿実油、パーム油、オリーブ油、
ゴマ油、シソ油、エゴマ油、亜麻仁油、ブドウ種子油、
マカデミアナッツ油、ヘーゼルナッツ油、カボチャ種子
油、クルミ油、椿油、茶実油、ボラージ油、小麦胚芽
油、藻類油、魚油、牛脂、豚脂等の油脂、およびそれら
のエステル交換油、分別油、硬化油から選ばれる1種ま
たは2種以上の油脂を組み合わせても良い。パルミチン
酸を10〜50質量%含まれるように選択、組合せた油
脂がより好ましく、パルミチン酸が10質量%未満の場
合は、オリザノールと組み合わせてフライ油脂とした場
合、フライ後に常温及び冷凍保存下においてもコロッ
ケ、カツ等のフライ食品の衣のサクサク感の低下を抑制
し、長期間維持することができない。また、パルミチン
酸が60質量%を越える場合は、融点が高くなり取扱い
が困難となる。
質量%になるように上記油脂を選択、組合せた後、エス
テル交換することもできる。エステル交換した油脂に
0.5質量%のオリザノールを均一に溶解させたものを
フライ油脂として使用した際にサクサク感の低下が少な
かった。エステル交換油は、ケミカルエステル交換、酵
素エステル交換のいずれでもよく、ケミカルエステル交
換を行う場合は、原料油脂を減圧脱水後、ナトリウムメ
チラート等の触媒を加え、60〜120℃で10〜30
分反応させる。その後、精製を行い、さらに場合によっ
ては分別等を行う。酵素エステル交換を行う場合、酵素
はアルカリゲネス属由来、キャンディダ属由来、リゾー
プス属由来、ムコール属由来、シュードモナス属由来の
リパーゼや肝臓由来のホスホリパーゼA等が使用でき
る。これら脂質分解酵素の量は配合油脂原料の0.00
5〜10質量%で行うことができ、30〜130℃、1
〜72hr反応させた後、必要に応じて分別、水素添加
や精製を行い、目的とする油脂を得る。
10〜50質量%になるように調製した油脂またはパル
ミチン酸を10〜50質量%に調製しエステル交換した
油脂に対して、オリザノールを0.5質量%以上になる
ように、50〜180℃、好ましくは65〜100℃
で、50〜100rpmで3〜5分間攪拌して均一に分
散させたものである。
は、そのままあるいは通常用いられる添加剤を配合して
使用することができる。かかる添加剤としては、保存安
定性向上、酸化安定性向上、熱安定性向上、低温化での
結晶抑制等を目的としたポリグリセリン脂肪酸エステ
ル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、ビタミンE等、成人病予防作用、生活習慣病予防作
用、生体内酸化抑制作用、肥満症予防作用を期待したビ
タミンE、アスコルビン酸脂肪酸エステル、リグナン等
が挙げられる。
類、竜田揚げ、カツ類、コロッケ類、フライ、ナゲッ
ト、フリッター等のフライして調理する食品が挙げられ
る。特にパン粉を衣とするコロッケ類、カツ類にフライ
油脂として好適に応用できる。さらに、バッター用油脂
としても適用できる。バッターとは通常フライ食品にお
ける具材とパン粉をつなぐ小麦粉、水、油脂等を主成分
としたペースト状のものをいい、ここで使用する油脂を
バッター用油脂という。一般的なバッターの一例を挙げ
ると、小麦粉を100として、水を180、練り込み用
油脂を5の重量比で容器にとり、300〜600rpm
程度で6分間攪拌することにより得られる。なお、本発
明によるフライ用油脂を使用したフライ食品は、本発明
によるフライ用油脂をフライ油および/または衣のバッ
ター用油脂に用いること以外は、使用する素材などに特
別な条件を要求しない。
説明するが、本発明はそれらによって限定されるもので
はない。
を2.0質量%になるように添加し、フライ油脂Aを調
製した。フライ油脂Aの脂肪酸組成を表1に示す。フラ
イ食品としてコロッケを製造し、スタート時点、常温保
存7時間および冷凍保存7日間のコロッケのサクサク感
を調べた。すなわち、マッシュポテト製のパテ(40g
/1個)を調製し冷凍庫で凍結する。次に特開平9−2
06016記載のバッターを5.5〜6.5g付けた
後、パン粉を付け、フライ用油脂A700gを入れた1
Lフライヤーにて、160℃、5分間フライしコロッケ
を得た。その後、スタート時点、常温保存7時間および
冷凍保存7日間のサクサク感を官能検査で評価し、経時
的なコロッケのサクサク感の低下を調べた。コロッケは
調理後20℃で8分放冷した後の、20℃恒温槽にて保
管し、7時間後に電子レンジ(600W)で再加熱して
官能検査に供した(常温保管)。同様に調理後のコロッ
ケを8分間放冷し、−35℃急速冷凍庫で1時間保管し
た。その後、密閉式ビニール袋に入れ−10℃の冷凍庫
中にて7日間保存し、電子レンジ再加熱して官能検査に
供した(冷凍保存)。なお、スタートは調理後に20
℃、8分間放冷したものを官能検査に供した。結果を表
2に示す。官能検査はパネル10人による評点により行
った。評点は、5:サクサク感かなりあり、4:サクサ
ク感あり、3:サクサク感ややあり、2:サクサク感わ
ずかにあり、1:なし、とした。
行った。菜種油の脂肪酸組成を表1に示す。また、調理
試験の結果を表2に示す。
ル(純正化学:純度98%)を0.5質量%になるよう
に添加し、フライ油脂Bを調製した。フライ油脂Bの脂
肪酸組成を表1に示す。フライ油脂Bをフライ油に用い
て実施例1と同様の調理試験を行った。結果を表2に示
す。
後にサクサクとした食感維持に優れていた。
を3Lステンレス容器に入れ、60℃に保ちながら脂質
分解酵素粉末2gを加えて200rpmで攪拌する。1
8時間エステル交換を行った後、ろ過により酵素を除去
した。エステル交換油を冷却可能な容器に入れ、60℃
から6℃まで徐々に30時間冷却し、ろ過を行い液状油
1.6Kgを得た。この液状油にオリザノール(純正化
学:純度98%)を0.5質量%添加し、フライ油脂C
を調製した。フライ油脂Cの脂肪酸組成を表1に示す。
フライ油脂Cをフライ油として用いて実施例1と同様の
調理試験を行った。結果を表3に示す。
液状油をフライ油(フライ油脂c)として用いて実施例
1と同様の調理試験を行った。結果を表3に示す。ま
た、フライ油脂cの脂肪酸組成を表1に示す。
持に優れていた。
0質量%になるように添加し、フライ油脂Dを調製し
た。この油脂Dをバッター用油脂として用い、実施例1
と同様なコロッケ調理をフライ油を菜種油として行っ
た。結果を表4に示す。
ていた。
350gを混合したものをフライ油Eとして用いて実施
例1と同様に調理試験を行った。結果を表5に示す。
350gを混合したものをフライ油eとして用いて実施
例1と同様に調理試験を行った。結果を表5に示す。
ていた。
品の衣のサクサク感を付与し、特に冷凍保存後、電子レ
ンジで再加熱した時にサクサク感が維持されるフライ用
油脂およびサクサク感の優れたフライ食品を提供でき
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 油脂中のオリザノール含量が、0.5質
量%以上であることを特徴とするフライ用油脂。 - 【請求項2】 オリザノールが、米ぬか由来のものであ
る請求項1に記載のフライ用油脂。 - 【請求項3】 油脂中のパルミチン酸含量が、10〜5
0質量%である請求項1または2に記載のフライ用油
脂。 - 【請求項4】 油脂が、エステル交換されたものである
請求項1〜3のいずれか1項に記載のフライ用油脂。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のフ
ライ用油脂でフライしたことを特徴とするフライ食品。 - 【請求項6】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のフ
ライ用油脂を、バッターに用いることを特徴とするバッ
ター用油脂。 - 【請求項7】 請求項6に記載のバッター用油脂を用い
たバッターを使用して、フライしたことを特徴とするフ
ライ食品。
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