JP3504142B2 - トラクタの作業機連結装置 - Google Patents

トラクタの作業機連結装置

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JP3504142B2
JP3504142B2 JP12905098A JP12905098A JP3504142B2 JP 3504142 B2 JP3504142 B2 JP 3504142B2 JP 12905098 A JP12905098 A JP 12905098A JP 12905098 A JP12905098 A JP 12905098A JP 3504142 B2 JP3504142 B2 JP 3504142B2
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弘史 坂根
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一平 山地
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタの作業機
連結装置に係り、より具体的には、カテゴリの異なる作
業機、標準三点リンク仕様作業機及び特殊三点リンク仕
様作業機等の複数種類の作業機を、ひとつの(同じ)連
結枠を用いて連結するようにした作業機連結装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】トップリンクと左右のロワーリンクとを
定型化する連結枠(クイックカプラー又はオートヒッチ
と称される)をひとつ用いて、複数種類の作業機を連結
するようにしたトラクタの作業機連結装置は、特開昭6
3−36702号公報等で公知である。
【0003】この公知技術は、トラクタ車体にトップリ
ンク及び左右一対のロワーリンクを有する三点リンク機
構を介して連結枠を連結し、この連結枠に上連結部と左
右一対の下連結部とを形成して作業機の上係合部及び左
右一対の下係合部をそれぞれ係合し、トラクタ車体のP
TO軸と作業機のPIC軸とをジョイント軸で連結して
いる。
【0004】そして、上連結部の位置を調整自在にし
て、作業機における上係合部から下係合部までの距離の
異なる複数種類の作業機を連結可能にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記公知技術において
は、主に装着される作業機も位置調整可能な上連結部で
しか連結できず、下連結部とロワーリンクの後部連結点
との位置関係が不変であり、上連結部とトップリンクの
後連結端部との位置関係、連結枠とPIC軸との位置関
係等が可変であり、上連結部、PIC軸等を基準にして
作業機を連結することは困難である。
【0006】また、欧米式の標準三点リンク仕様の作業
機でも、日本特有の特殊三点リンク仕様の作業機でも、
上係合部から下係合部までの距離が微妙に異なる場合が
あり、作業機には対応することが困難になっている。さ
らに、三点リンク機構のカテゴリには、カテゴリ1から
カテゴリ4、カテゴリIN等と複数種類あり、連結枠に
おける左右ロワーリンクの連結点間隔、左右下連結部間
隔等が、広い方がよい場合又は狭い方がよい場合がある
が、前記公知技術では間隔を変更することが困難なため
に、複数のカテゴリに対応することが困難になってい
る。
【0007】本発明は、このような種々の点に鑑み、ひ
とつの連結枠でより多くの作業機をより適正に連結でき
るようにしたトラクタの作業機連結装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための第1の具体的手段は、トラクタ車体2にトップ
リンク3及び左右一対のロワーリンク4を有する三点リ
ンク機構5を介して連結枠6を連結し、この連結枠6に
上連結部7と左右一対の下連結部8とを形成して作業機
9の上係合部10及び左右一対の下係合部11をそれぞ
れ係合し、トラクタ車体2のPTO軸12と作業機9の
PIC軸13とをジョイント軸14で連結しており、前
記上係合部10から下係合部11までの距離の異なる2
種類以上の作業機9を連結すべく、前記連結枠6におけ
る上連結部7の位置を基準にして、上連結部7からの距
離が異なる2箇所以上の下連結部8を設けていることで
ある。
【0009】これによって、連結枠6における上連結部
7の位置を基準にして、上係合部10から下係合部11
までの距離の異なる2種類以上の作業機9が連結可能に
なる。本発明における課題解決のための第2の具体的手
段は、第1の具体的手段に加えて、前記2箇所以上の下
連結部8の1箇所のものを位置固定しかつ他のものを位
置変更自在に設けていることである。
【0010】これによって、連結枠6における上連結部
7の位置を基準にして、上係合部10から下係合部11
までの距離の異なる2種類以上の作業機9、特に前記距
離が微妙に異なる作業機9が連結可能になる。本発明に
おける課題解決のための第3の具体的手段は、トラクタ
車体2にトップリンク3及び左右一対のロワーリンク4
を有する三点リンク機構5を介して連結枠6を連結し、
この連結枠6に上連結部7と左右一対の下連結部8とを
形成して作業機9の上係合部10及び左右一対の下係合
部11をそれぞれ係合し、トラクタ車体2のPTO軸1
2と作業機9のPIC軸13とをジョイント軸14で連
結し、前記連結枠6にジョイント軸14を保持する保持
具15を設けており、前記PIC軸13から上係合部1
0及び/又は下係合部11までの距離の異なる2種類以
上の作業機9を連結すべく、前記連結枠6における保持
具15の位置を基準にして、保持具15からの距離が異
なる2箇所以上に上連結部7及び/又は下連結部8を設
けていることである。
【0011】これによって、連結枠6における保持具1
5の位置を基準にして、PIC軸13から上係合部10
及び/又は下係合部11までの距離の異なる2種類以上
の作業機9が連結可能になる。本発明における課題解決
のための第4の具体的手段は、第3の具体的手段に加え
て、前記2箇所以上の上連結部7及び/又は下連結部8
の1箇所のものを位置固定しかつ他のものを位置変更自
在に設けていることである。
【0012】これによって、連結枠6における保持具1
5の位置を基準にして、PIC軸13から上係合部10
及び/又は下係合部11までの距離の異なる2種類以上
の作業機9、特に前記距離が微妙に異なる作業機9が連
結可能になる。本発明における課題解決のための第5の
具体的手段は、トラクタ車体2にトップリンク3及び左
右一対のロワーリンク4を有する三点リンク機構5を介
して連結枠6を連結し、この連結枠6に上連結部7と左
右一対の下連結部8とを形成して作業機9の上係合部1
0及び左右一対の下係合部11をそれぞれ係合し、トラ
クタ車体2のPTO軸12と作業機9のPIC軸13と
をジョイント軸14で連結しており、前記上係合部10
から下係合部11までの距離の異なる3種類以上の作業
機9を連結すべく、前記連結枠6における下連結部8の
位置を基準にして、下連結部8からの距離が異なる2箇
所以上の位置に上連結部7を設けていることである。
【0013】これによって、連結枠6における下連結部
8の位置を基準にして、下連結部8からの距離が異なる
2種類以上の作業機9が連結可能になり、主に使用され
る作業機を2種類以上確実にかつ安定的に連結可能にな
る。本発明における課題解決のための第6の具体的手段
は、第5の具体的手段に加えて、前記2箇所以上の上連
結部7の1箇所のものを位置固定しかつ他のものを位置
変更自在に設けていることである。
【0014】これによって、連結枠6における下連結部
8の位置を基準にして、上係合部10から下係合部11
までの距離の異なる2種類以上の作業機9、特に主体装
着作業機に加えて前記距離が微妙に異なる作業機9が連
結可能になる。本発明における課題解決のための第7の
具体的手段は、トラクタ車体2にトップリンク3及び左
右一対のロワーリンク4を有する三点リンク機構5を介
して連結枠6を連結し、この連結枠6に上連結部7と左
右一対の下連結部8とを形成して作業機9の上係合部1
0及び左右一対の下係合部11をそれぞれ係合し、トラ
クタ車体2のPTO軸12と作業機9のPIC軸13と
をジョイント軸14で連結しており、作業機9における
上係合部10から下係合部11までの距離の異なる2種
類以上の作業機9を連結すべく、前記連結枠6における
下連結部8の位置を基準にして、下連結部8からの距離
が異なる2箇所以上の位置に上連結部7を設け、かつ、
連結枠6における下連結部8とロワーリンク4の連結点
16とを略同心状に配置していることである。
【0015】これによって、連結枠6における下連結部
8及びロワーリンク4の連結点16の位置を基準にし
て、上係合部10から下係合部11までの距離の異なる
2種類以上の作業機9が連結可能になる。本発明におけ
る課題解決のための第8の具体的手段は、第1〜7のい
ずれかの具体的手段に加えて、前記連結枠6における左
右ロワーリンク4の連結点16及び/又は左右下連結部
8を左右間隔調整自在にしていることである。
【0016】これによって、左右ロワーリンク4の連結
点16及び/又は左右下連結部8を拡縮して、左右ロワ
ーリンク4の間隔を異ならせる及び/又は左右下係合部
11の間隔が微妙にの異なる作業機9を連結可能にす
る。本発明における課題解決のための第9の具体的手段
は、第1〜7のいずれかの具体的手段に加えて、前記連
結枠6における左右ロワーリンク4の連結点16及び/
又は左右下連結部8を左右間隔を異ならせて複数組有し
ていることである。
【0017】これによって、左右ロワーリンク4の連結
点16及び/又は左右下連結部8を有段的に拡縮して、
左右ロワーリンク4の間隔を異ならせる及び/又は左右
下係合部11の間隔が微妙に異なる作業機9を連結可能
にする。本発明における課題解決のための第10の具体
的手段は、第1、2、5〜7のいずれかの具体的手段に
加えて、前記連結枠6にジョイント軸14を保持する保
持具15を上下及び/又は前後位置変更自在に設けてい
ることである。
【0018】これによって、作業機9を上連結部7又は
下連結部8の位置を基準にして連結枠6に対して連結し
た場合に、PIC軸13の上下及び/又は前後位置が変
更されても、ジョイント軸14を保持具15で適正に保
持する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜5は本発明に係るトラクタ
の作業機連結装置の第1の実施の形態を示しており、ロ
ータリ耕耘機で例示した作業機9を標準状態(標準三点
リンク仕様の装着状態)で装着しており、後述するトッ
プリンク3及びトップリンクブラケット26を特殊三点
リンク仕様のものに変更することにより、特殊三点リン
ク仕様装着状態となる。
【0020】なお、両状態は共に、トラクタ車体2、三
点リンク機構5を定型化する連結枠6及びジョイント軸
14は同一のものが使用される。トラクタ車体2は、背
面上部にトップリンクブラケット26を固定し、後部上
面に油圧シリンダを有する作業機昇降装置27を搭載
し、トラクタ車体2の後下部にロワーリンクピン30を
有し、PTO軸12が背面略中央から後方に突出されて
いる。
【0021】三点リンク機構5はトップリンク3と左右
一対のロワーリンク4とを有し、トップリンク3の前連
結部3Fはトップリンクブラケット26にピンを介して
連結され、左右ロワーリンク4の前連結部4Fはロワー
リンクピン30に連結されており、このロワーリンク4
は作業機昇降装置27のリフトアーム28とリフトロッ
ド29を介して連結され、昇降自在になっている。
【0022】三点リンク機構5の後端すなわち、トップ
リンク3と左右のロワーリンク4の後端には連結枠6を
連結して作業機装着の定型化がなされており、この連結
枠6に標準三点リンク仕様(又は特殊三点リンク仕様)
の作業機9が昇降装置27の昇降によって着脱自在に連
結されているとともに、PTO軸12とPIC軸13が
ジョイント軸14によって連結される。
【0023】前記作業機9は、PIC軸13を前方突出
したギヤケース33から左右にサポートアーム34を突
出し、左右サポートアーム34の外端に伝動ケース及び
サイドフレームを固定してロータリ機枠35を構成し、
伝動ケース及びサイドフレームの下部で爪軸を回転自在
に支持し、この爪軸に多数本の耕耘爪を取り付けてい
る。
【0024】また、ギヤケース33上にトップマスト3
6を固着し、左右サポートアーム34には前方に突出し
た連結ブラケット37を固定すると共に後方へ延びる支
持枠を揺動可能に連結しており、この支持枠とトップマ
スト36との間には高さ調整機構が設けられ、支持枠の
後部に装着される培土器又は後2輪の高さを調整可能に
している。
【0025】前記作業機9のトップマスト36前上端の
ピンは上係合部10を形成し、左右連結ブラケット37
に設けたピンは下係合部11を形成している。連結枠6
は角パイプ(又は丸パイプ、フラットバー等でもよい)
で背面視略A字形状に形成された主枠41を有し、この
主枠41の中央上部に上部体42を固着し、左右下部に
下部体43を固着し、主枠41の左右中途部を主枠41
と同一材料の上補強材44で繋ぎ、左右下部体43を主
枠41と同一材料又はフラットバー等で形成した下補強
材45で繋ぎ、上下補強材44、45を左右中途部に位
置する左右一対の縦補強板(板材)46で繋いで形成し
ている。
【0026】前記上部体42は鶏冠形状に形成され、前
上部にピンを貫通してトップリンク3の後連結部3Rと
連結され、後部には凹状の上連結部7が形成されてい
る。この上連結部7は作業機9の上係合部10を係合す
るものである。前記下部体43の前下方に突出した部分
には外側方へピン16aを突出してロワーリンク4の後
連結部4Rと連結され、ロワーリンク4の後部連結点1
6を形成しており、後部には後方開放凹状の下連結部8
を上下一対形成しており、この2箇所の下連結部8A、
8Bは、作業機9の下係合部11が択一的に係脱自在に
係合されるもので、上係合部10から下係合部11まで
の距離の異なる2種類の作業機9を、上連結部7を基準
にして連結する。前記下連結部8A、8Bは上下方向の
みに変位しているが、前後方向にも変位してもよい。
【0027】また、前記下部体43には、図2、3に示
すように、横軸47を介してロック部材48が回動可能
に支持されており、このロック部材48の後部は上下一
対のロック凹部を有し、上下どちらの下連結部8A、8
Bに係合した下係合部11とでも係合可能であり、係合
することにより下連結部8A、8Bから下係合部11が
離脱するのを阻止する。
【0028】ロック部材48はコイルバネ49によって
下係合部11に係合する方向に付勢されており、その前
部は解除手段50の山形状のリンク51に連結されてい
る。解除手段50は上補強材44に固定のブラケット5
2にアーム53が枢支され、このアーム53にリンク5
1の中央が相対回転自在に貫通され、またアーム53に
操作レバー54が固着されており、操作レバー54を図
2実線状態から2点鎖線位置まで回動操作することによ
り、リンク51がアーム53を越えて移動し、ロック部
材48が時計方向に回動して下係合部11との係合が解
除されるようになっている。
【0029】図1において、PTO軸12とPIC軸1
3とはジョイント軸14で連動連結されており、ジョイ
ント軸14は中途部が伸縮自在軸となっていて、PTO
軸12に連結される側には2組のフック式継ぎ手からな
る等角自在継ぎ手(等速自在継ぎ手)58を有し、PI
C軸13に連結される側には1組のフック式継ぎ手から
なる自在継ぎ手59を有している。なお、このPIC軸
13側にも等角自在継ぎ手58を採用してもよい。
【0030】ジョイント軸14の後端部にはPIC軸1
3に嵌合連結されるヨーク60を有し、このヨーク60
は保持具15に支持されている。保持具15は連結枠6
の左右縦補強材46に固定の取り付け体61に支持され
ている。この左右各取り付け体61はボルト62を介し
て縦補強材46に着脱自在にかつ上下及び/又は前後位
置調整自在に取り付けられている。
【0031】前記保持具15は軸受を介してヨーク15
をこの軸心廻りで回転自在に支持する円筒体63と、こ
の円筒体63の背面に固着された平面視コ字形状の保持
体64と、この保持体64の左右壁にピンを貫通固着し
て形成された左右一対の軸部65とを有している。前記
軸部65は円筒体63の軸線方向中央より後方に変位し
て配置されており、保持具15はこの軸部65を介して
取り付け体61に枢支されている。保持体64には径外
方向に突出した位置決め部材66が設けられ、この位置
決め部材66は取り付け体61に設けたストッパ67と
当接可能になっている。
【0032】保持具15は軸部65を中心に揺動可能で
あり、位置決め部材66がストッパ67に当接した姿勢
に保持可能になっており、位置決め部材66及びストッ
パ67はヨーク15を姿勢制御する姿勢制御手段24と
なっている。すなわち、前記保持具15はPIC軸13
に嵌合する前の状態のとき、位置決め部材66はストッ
パ67と当接し、ヨーク60の軸芯とPIC軸13の軸
芯とを略同芯にさせる役目をしており、ヨーク60がP
IC軸13に嵌合した状態では、位置決め部材66はス
トッパ67から離れる。
【0033】前記保持具15は、軸部65が取り付け体
61の上下中央から下方に変位しており、また、上下反
転して連結枠6に装着することができ、上下反転装着す
ることにより、ヨーク60の上下位置及び/又は前後位
置を変更することが可能になる。次に、前記第1の実施
の形態における作業機装着動作を説明する。
【0034】図1、2において、トラクタ車体2に三点
リンク機構5を介して連結枠6を連結して、主枠41が
略垂直又は前傾姿勢になるように配置し、位置決め部材
66をストッパ67に当接し、操作レバー54を操作し
てロック部材48を解除しておく。その状態で地面に載
置した作業機9に対してトラクタ車体2を後進する。連
結枠6の上連結部7を作業機9の上係合部10に係合
し、昇降装置27を作動して連結枠6を上昇して作業機
9を吊り上げるようにし、これによって作業機9が若干
前移動するので上下一方の下連結部8A、8Bが下係合
部11に係合し、操作レバー54を逆操作してロック部
材48で下係合部11の抜け止めをする。
【0035】下係合部11が下連結部8に係合するのと
ほぼ同時に、保持具15内のヨーク60にPIC軸13
が嵌入し、ロック部材48で下係合部11の抜け止めを
するときにはPIC軸13はジョイント軸14と完全な
連結状態になる。前記作業機9と上係合部10から下係
合部11までの距離が異なる作業機9を連結枠6に装着
する場合も、前記動作を同様に行われ、下係合部11が
係合する下連結部8A、8Bが異なり、また、必要に応
じて保持具15の上下(前後)位置も調整する。
【0036】図6は本発明の第2の実施の形態を示して
おり、前記第1の実施の形態とは下部体43に形成され
る下連結部8が異なっている。この下連結部8は、上側
の下連結部8Aが下部体43に形成され、下側の下連結
部8Bが下部体43に固定の調整体70に形成されい
る。調整体70は下部体43にボルト70aを介して固
定されていて、下部体43のネジ孔を選択することによ
り上下位置調整自在になっている。
【0037】従って、2箇所以上の下連結部8の内の下
連結部8Aは位置固定となり、他の下連結部8Bは位置
変更自在となり、上連結部7の位置を基準にして、上係
合部10から下係合部11までの距離が微妙に異なる作
業機9を多種類連結可能になる。なお、下側の下連結部
8Bを位置固定にし、上側の下連結部8Aを調整体70
で形成して上下位置変更自在にしたり、固定側の下連結
部8を複数箇所に形成したりしてもよい。調整体70は
前後にも位置調整可能にすることができる。
【0038】図7は本発明の第3の実施の形態を示して
おり、この第3の実施の形態の連結枠6は、保持具15
の位置が不変であり、上連結部7が下連結部8と同様に
上下一対形成されている。保持具15は図4、5に示し
たものと略同一であるが、保持体64の軸部65が縦補
強材46に直接枢支されるか、又は、取り付け体61が
縦補強材46に位置調整不能に固定されており、連結さ
れる作業機9はPIC軸13を基準に位置設定される。
【0039】前記連結枠6に連結できる作業機9は、P
IC軸13から上係合部10及び下係合部11までの距
離が、保持具15から上側の下連結部8A及び下側の上
連結部7Aまでのもの、保持具15から下側の下連結部
8B及び上側の上連結部7Bまでのもの、保持具15か
ら上側の下連結部8A及び上側の上連結部7Bまでのも
の、保持具15から下側の下連結部8B及び下側の上連
結部7Aまでのものである。
【0040】前記第3の実施の形態の連結枠6は上連結
部7と下連結部8のうち、一方を2箇所形成し、他方を
1箇所にしてもよく、また、一方又は両方を3箇所以上
形成してもよい。図8は本発明の第4の実施の形態を示
しており、前記第3の実施の形態とは上側の上連結部7
Bが異なっている。この上連結部7Bは、上部体42に
ボルト71aを介して上下(及び/又は前後)位置調整
自在に取り付けられた調整体71によって形成されてお
り、保持具15から上連結部7Bまでの距離を変更可能
にしている。
【0041】従って、前記第3の実施の形態のものよ
り、PIC軸13から上係合部10までの距離が微妙に
異なる作業機9を多種類連結可能になる。なお、上側の
上連結部7Bを位置固定にし、下側の上連結部7Aを上
下(及び/又は前後)位置変更自在にしたり、固定側の
ものを複数箇所に形成したりしてもよい。
【0042】図9は本発明の第5の実施の形態を示して
おり、この第5の実施の形態の連結枠6は、下連結部8
が1箇所のみで基準点となり、上連結部7が第3の実施
の形態と同様に2箇所に設けられ、上下の上連結部7
A、7Bは固定になっており、保持具15は図4、5に
示したものと略同一であって位置調整自在である。従っ
て、連結枠6における下連結部8の位置を基準にして、
距離が異なる2箇所の上連結部7A、7Bに対して、上
係合部10から下係合部11までの距離の異なる2種類
の作業機9を連結できる。
【0043】なお、2箇所の上連結部7A、7Bから前
記下連結部8Aまでの距離と異なる距離の下側(第2)
の下連結部を設けて、上係合部10から下係合部11ま
での距離の異なる4種類の作業機9を連結できるように
することもできる。図10は本発明の第6の実施の形態
を示しており、この第6の実施の形態は、下連結部8が
公知技術と同様に1箇所のみで基準点となり、上連結部
7が前記第4の実施の形態と同様に、位置固定の下側上
連結部7Aと、上部体42にボルト71aを介して上下
(及び/又は前後)位置調整自在に取り付けられた調整
体71の上連結部7Bとを有している。
【0044】従って、公知技術のものより、PIC軸1
3から上係合部10までの距離が微妙に異なる作業機9
を多種類連結可能になる。なお、上側の上連結部7Bを
位置固定にし、下側の上連結部7Aを上下(及び/又は
前後)位置変更自在にしてもよい。図11、12は本発
明の第7の実施の形態を示しており、この第7の実施の
形態の連結枠6は、下連結部8が前記第6の実施の形態
と同様に1箇所のみで、作業機9は下連結部8を基準に
して連結されるが、下連結部8とロワーリンク4の後部
連結点16とが略同心に位置している。
【0045】前記連結点16を形成するロワーリンクピ
ン16aは基部材72に固着されており、この基部材7
2は下連結部8を形成している下部体43又は主枠41
に固定されており、下連結部8に係合する下係合部11
と干渉しないように、下連結部8の外側方に配置されて
いる。この第7の実施の形態の場合、保持具15を上下
位置変更自在に取り付け、上連結部7は第3又は第4の
実施の形態のものを使用して、下係合部11からPIC
軸13及び上係合部10までの距離が異なる複数の作業
機9を連結できるようにしておく。
【0046】図13、14は本発明の第8の実施の形態
を示しており、左右ロワーリンク4の連結点16及び左
右下連結部8を左右間隔調整自在にしている。主枠41
の左右両下部は下補強材45と連結する位置まで延設さ
れており、この左右両下部にリンク51が枢支されると
共にネジ軸73が回転自在に支持されている。
【0047】下連結部8を形成している下部体43は主
枠41と分離されており、この下部体43に前記リンク
51の端部が挿通され、ロック部材48とキー、スプラ
イン又はセレーションを介して左右方向摺動自在にかつ
一体回動自在に連結されており、また、この下部体43
にネジ軸73の端部が螺合しており、下部体43の下部
に連結点16を形成するロワーリンクピン16aが装着
されている。
【0048】前記ネジ軸73は左右両端が逆ネジになっ
ていて、回転すると左右下部体43がリンク51によっ
て回り止めされながら左右対向方向に移動し、左右ロワ
ーリンク4の連結点16及び左右下連結部8を左右拡縮
方向に移動し、複数の作業機9で左右下係合部11の間
隔が異なっていても、その下係合部11を正常に係合す
るように無段階の調整ができる。
【0049】なお、下部体43に下連結部8とロワーリ
ンクピン16aの内の一方のみを設け、他方を主枠41
に設けておいて、下部体43に設けたもののみを左右位
置調整するようにしてもよい。すなわち、第8の実施の
形態では、左右ロワーリンク4の連結点16及び/又は
左右下連結部8を左右間隔調整自在にしている。図15
は本発明の第9の実施の形態を示しており、第8の実施
の形態と同様に、左右ロワーリンク4の連結点16及び
左右下連結部8を左右間隔調整自在にしている。
【0050】主枠41と上補強材44と下補強材45と
が一体成形又は別個に形成して固着されており、上補強
材44と下補強材45とに跨がって左右一対の支持部材
74が左右位置調整自在に取り付けられている。左右各
支持部材74R、74Lは、主部75から上下に突出し
た取り付け部76、主部75から対向内方向に突出した
連結部77L、77R、主部75の外端から上下に突出
した下連結部8及びロワーリンクピン取り付け部78等
を有する。
【0051】前記取り付け部76は上下端部がボルト7
9を介して上下補強材44、45に固定されており、上
下補強材44、45にはネジ孔が左右方向に複数あっ
て、取り付け部76の左右取り付け位置を有段的に変更
可能にしている。左右支持部材74R、74Lの連結部
77L、77Rは入れ子式になっていて、伸縮した位置
でボルト80を貫通して両者の連結部77L、77Rを
連結固定する。
【0052】従って、左右支持部材74R、74Lの間
隔を変更すると、左右ロワーリンク4の連結点16及び
左右下連結部8を左右拡縮方向に有段的に位置変更し、
複数の作業機9で左右下係合部11の間隔が異なってい
ても、その下係合部11を正常に係合するように有段の
調整ができる。なお、支持部材74に下連結部8とロワ
ーリンクピン16aの内の一方のみを設け、他方を主枠
41に設けておいて、支持部材74に設けたもののみを
左右位置調整するようにしてもよい。また、ロワーリン
クピン16aはロワーリンクピン取り付け部78から左
右に一対設けられているが、片方のみでもよい。
【0053】図16は本発明の第10の実施の形態を示
しており、左右ロワーリンク4の連結点16及び左右下
連結部8を広狭2組設けている。主枠41の左右両下部
を左右外方に突出して2組の下部体43を設け、リンク
51を両下部体43に貫通して2枚のロック部材48を
設け、2組の下部体43から左右にロワーリンクピン1
6aを突設している。
【0054】従って、連結枠6には左右下連結部8及び
連結点16が広い作業機9と、狭い作業機9の2種類を
連結することができる。なお、作業機9が広狭2種類あ
っても、ロワーリンクピン16aは1組で兼用してもよ
い。前述した本発明の第1の実施の形態によれば、連結
枠6における上連結部7の位置を基準にして、上連結部
7からの距離が異なる2箇所以上の下連結部8を設けて
いるので、上係合部10を基準にして、上係合部10か
ら下係合部11までの距離の異なる2種類以上の作業機
9を連結できる。
【0055】前記第2の実施の形態によれば、2箇所以
上の下連結部8の1箇所のものを位置固定しかつ他のも
のを位置変更自在に設けているので、上係合部10を基
準にして、上係合部10から下係合部11までの距離の
異なる2種類以上の作業機9、特に前記距離が微妙に異
なる作業機9を連結できる。前記第3の実施の形態によ
れば、連結枠6における保持具15の位置を基準にし
て、保持具15からの距離が異なる2箇所以上に上連結
部7及び/又は下連結部8を設けているので、PIC軸
13を基準にして、PIC軸13から上係合部10及び
/又は下係合部11までの距離の異なる2種類以上の作
業機9を連結できる。
【0056】前記第4の実施の形態によれば、2箇所以
上の上連結部7及び/又は下連結部8の1箇所のものを
位置固定しかつ他のものを位置変更自在に設けているの
で、PIC軸13を基準にして、PIC軸13から上係
合部10及び/又は下係合部11までの距離の異なる2
種類以上の作業機9、特に前記距離が微妙に異なる作業
機9を連結できる。
【0057】前記第5の実施の形態によれば、前記連結
枠6における下連結部8の位置を基準にして、下連結部
8からの距離が異なる2箇所以上の位置に上連結部7を
設けているので、下連結部8を基準にして、下連結部8
からの距離が異なる2種類以上の作業機9が確実かつ安
定的に連結可能になる。前記第6の実施の形態によれ
ば、連結枠6における下連結部8の位置を基準にして、
下連結部8からの距離が異なる2箇所以上の位置に上連
結部7を設け、この2箇所以上の上連結部7の1箇所の
ものを位置固定しかつ他のものを位置変更自在に設けて
いるので、下係合部11を基準にして、上係合部10か
ら下係合部11までの距離の異なる2種類以上の作業機
9、特に主体的に装着される作業機に加えて前記距離が
微妙に異なる作業機9を連結できる。
【0058】前記第7の実施の形態によれば、連結枠6
における下連結部8の位置を基準にして、下連結部8か
らの距離が異なる2箇所以上の位置に上連結部7を設
け、かつ、連結枠6における下連結部8とロワーリンク
4の連結点16とを略同心状に配置しているので、下係
合部11及びロワーリンク4の連結点16を基準にし
て、上係合部10から下係合部11までの距離の異なる
2種類以上の作業機9を連結できる。
【0059】前記第8の実施の形態によれば、連結枠6
における左右ロワーリンク4の連結点16及び/又は左
右下連結部8を無段階に左右間隔調整自在にしているの
で、左右ロワーリンク4の連結点16及び/又は左右下
連結部8を拡縮して、左右連結点16の間隔を微妙に異
ならせることができる、及び/又は左右下係合部11の
間隔が微妙に異なる作業機9を連結できる。
【0060】前記第9の実施の形態によれば、連結枠6
における左右ロワーリンク4の連結点16及び/又は左
右下連結部8を段階的に左右間隔調整自在にしているの
で、左右ロワーリンク4の連結点16及び/又は左右下
連結部8を拡縮して、左右連結点16の間隔を異ならせ
ることができる、及び/又は左右下係合部11の間隔が
異なる作業機9を連結できる。
【0061】前記第10の実施の形態によれば、連結枠
6における左右ロワーリンク4の連結点16及び/又は
左右下連結部8を左右間隔を異ならせて複数組有してい
るので、左右ロワーリンク4の連結点16及び/又は左
右下連結部8を有段的に拡縮して、左右連結点16の間
隔を異ならせることができる、及び/又は左右下係合部
11の間隔が異なる作業機9を連結できる。
【0062】また、前記第1の実施の形態によれば、連
結枠6にジョイント軸14を保持する保持具15を上下
及び/又は前後位置変更自在に設けているので、作業機
9を上連結部7又は下連結部8の位置を基準にして連結
枠6に対して連結した場合に、PIC軸13の上下及び
/又は前後位置が変更されても、ジョイント軸14を保
持具15で適正に保持できる。
【0063】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、種々変形することができる。例えば、作業機
連結装置においては、ジョイント軸14をPIC軸13
に人為的に嵌合する場合があり、その場合は前記第1、
2、5〜10の実施の形態では保持具15が不要にな
る。
【0064】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、上連結部
7の位置を基準にして、又は保持具15の位置を基準に
して、2種類以上の作業機9又は距離が微妙に異なる作
業機9を連結でき、上連結部7及び下連結部8が2箇所
以上ある場合に、少なくともひとつは固定的であるの
で、主体的に装着される作業機9をより確実にかつ安定
的に連結しておくことができる。
【0065】また、前記作業機9の連結を、左右ロワー
リンク4の連結点16及び/又は左右下連結部8を無段
階的に又は有段的に拡縮することができ、PIC軸13
の上下及び/又は前後位置が変更されてもジョイント軸
14の支持ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す断面側面図で
ある。
【図2】連結枠の側面図である。
【図3】連結枠の正面図である。
【図4】保持具の断面側面図である。
【図5】保持具の背面図である。
【図6】第2の実施の形態を示す側面図である。
【図7】第3の実施の形態を示す断面側面図である。
【図8】第4の実施の形態を示す側面図である。
【図9】第5の実施の形態を示す断面側面図である。
【図10】第6の実施の形態を示す正面図である。
【図11】第7の実施の形態を示す正面図である。
【図12】同第7の実施の形態を示す側面図である。
【図13】第8の実施の形態を示す正面図である。
【図14】同第8の実施の形態を示す正面図である。
【図15】第9の実施の形態を示す正面図である。
【図16】第10の実施の形態を示す正面図である。
【符号の説明】 2 トラクタ車体 3 トップリンク 4 ロワーリンク 5 三点リンク機構 6 連結枠 7 上連結部 8 下連結部 9 作業機 10 上係合部 11 下係合部 12 PTO軸 13 PIC軸 14 ジョイント軸 15 保持具 16 連結点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前山 達哉 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 藤本 駿児 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 田井 通生 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 坂根 弘史 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 岡村 誠一 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 山地 一平 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 内田 隆史 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 黒原 孝仁 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 梅木 和美 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 大野 貴章 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 平9−285205(JP,A) 特開 平2−156802(JP,A) 特開 昭64−37205(JP,A) 特開 昭62−163609(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01B 59/043 B60D 1/01

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラクタ車体(2)にトップリンク
    (3)及び左右一対のロワーリンク(4)を有する三点
    リンク機構(5)を介して連結枠(6)を連結し、この
    連結枠(6)に上連結部(7)と左右一対の下連結部
    (8)とを形成して作業機(9)の上係合部(10)及
    び左右一対の下係合部(11)をそれぞれ係合し、トラ
    クタ車体(2)のPTO軸(12)と作業機(9)のP
    IC軸(13)とをジョイント軸(14)で連結してお
    り、 前記上係合部(10)から下係合部(11)までの距離
    の異なる2種類以上の作業機(9)を連結すべく、前記
    連結枠(6)における上連結部(7)の位置を基準にし
    て、上連結部(7)からの距離が異なる2箇所以上の下
    連結部(8)を設けていることを特徴とするトラクタの
    作業機連結装置。
  2. 【請求項2】 前記2箇所以上の下連結部(8)の1箇
    所のものを位置固定しかつ他のものを位置変更自在に設
    けていることを特徴とする請求項1に記載のトラクタの
    作業機連結装置。
  3. 【請求項3】 前記連結枠(6)にジョイント軸(1
    4)を保持する保持具(15)を上下及び/又は前後位
    置変更自在に設けていることを特徴とする請求項1又は
    2に記載のトラクタの作業機連結装置。
  4. 【請求項4】 トラクタ車体(2)にトップリンク
    (3)及び左右一対のロワーリンク(4)を有する三点
    リンク機構(5)を介して連結枠(6)を連結し、この
    連結枠(6)に上連結部(7)と左右一対の下連結部
    (8)とを形成して作業機(9)の上係合部(10)及
    び左右一対の下係合部(11)をそれぞれ係合し、トラ
    クタ車体(2)のPTO軸(12)と作業機(9)のP
    IC軸(13)とをジョイント軸(14)で連結し、前
    記連結枠(6)にジョイント軸(14)を保持する保持
    具(15)を設けており、 前記PIC軸(13)から上係合部(10)及び下係合
    部(11)までの距離の異なる2種類以上の作業機
    (9)を連結すべく、前記連結枠(6)における保持具
    (15)の位置を基準にして、保持具(15)からの距
    離が異なる2箇所以上に上連結部(7)及び下連結部
    (8)を設けていることを特徴とする トラクタの作業機
    連結装置。
  5. 【請求項5】 前記2箇所以上の上連結部(7)及び下
    連結部(8)の1箇所のものを位置固定しかつ他のもの
    を位置変更自在に設けていることを特徴とする請求項4
    に記載のトラクタの作業機連結装置。
  6. 【請求項6】 前記連結枠(6)における左右ロワーリ
    ンク(4)の連結点(16)及び/又は左右下連結部
    (8)を左右間隔調整自在にしていることを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかに記載のトラクタの作業機連結
    装置。
  7. 【請求項7】 前記連結枠(6)における左右ロワーリ
    ンク(4)の連結点(16)及び/又は左右下連結部
    (8)を左右間隔を異ならせて複数組有していることを
    特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のトラクタの
    作業機連結装置。
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