JP3503540B2 - 電動式射出成形機のエジェクタ装置 - Google Patents
電動式射出成形機のエジェクタ装置Info
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- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/40—Removing or ejecting moulded articles
- B29C45/4005—Ejector constructions; Ejector operating mechanisms
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Description
の型締ユニットの固定盤に設けられ、電動モータにより
ねじ軸にナットを螺合した直線移動機構を作動させてエ
ジェクタピンを駆動し、金型内の成形品を突き出すエジ
ェクタ装置に関するものである。
ットの固定盤側に射出ユニットの加熱筒が接近して位置
しているので、該加熱筒が邪魔になり固定盤の射出ユニ
ット側にエジェクタ装置を設けるのは難しく、固定盤側
に設けたエジェクタ装置としては、エジェクタピンの駆
動系を比較的小型化して設置できる油圧シリンダ駆動式
のものが採用されているが、エジェクタピンの駆動系が
複雑、大型化する電動駆動式のものは未だ実現されてい
ない。
油圧シリンダ駆動式のエジェクタ装置を電動式射出成形
機に採用すると、専用の油圧源が必要になって作動油を
使用することによる機械の汚損や、作動油の管理等に気
を配らねばならず、保守点検や取り扱いが不便である等
の問題があった。このため、電動式射出成形機に採用し
て好適な電動式のエジェクタ装置の実現が望まれてい
た。
済み、保守点検や取り扱いが容易である電動式射出成形
機のエジェクタ装置を提供することを目的とする。ま
た、本発明の他の目的は、エジェクタピンの駆動を円滑
に行うことができる電動式射出成形機のエジェクタ装置
を提供することである。
に、請求項1の発明は、中央に加熱筒を挿通し得る大き
さの貫通穴を有するエジェクタプレートに設けられ、か
つ型締ユニットの固定盤に軸方向に移動自在に支持され
ているエジェクタピンと、前記エジェクタプレートに固
定したねじ軸に前記固定盤に回転自在に支持されたナッ
トを螺合して構成された直線移動機構と、前記固定盤に
取り付けた電動モータと、前記ナットに固定した従動プ
ーリと前記電動モータの駆動プーリとにベルトを巻き掛
けてなる伝動機構とを備え、前記電動モータの回転によ
り直線移動機構を作動させてエジェクタプレートを介し
てエジェクタピンを駆動するエジェクタ装置において、
前記直線移動機構は、前記固定盤の中心から外周方向に
離れたエジェクタプレートの4隅部に配置され、前記電
動モータにより前記伝動機構を介して同期して作動され
るようにした構成としている。
の型開動作の途上もしくは型開終了時に電動モータが回
転して伝動機構を介して直線運動機構が作動すると、エ
ジェクタプレートを介してエジェクタピンが軸方向に駆
動され、金型内の樹脂の圧縮や成形品、スプルーの突き
出しが行われる。上記エジェクタピンの駆動装置は、電
動モータと直線運動機構とが伝動機構を介して連結さ
れ、射出ユニットの加熱筒に干渉することなく構成され
るので、電動式のエジェクタ装置を固定盤側に容易に設
置することができ、電動式射出成形機において駆動源の
異なる油圧式のエジェクタ装置を設置しなくても済む。
であるエジェクタプレートに重量物であるナットや電動
モータを取り付けなくてもよく、エジェクタプレート側
の構造が簡単、軽量になり、エジェクタピンの駆動が円
滑に行われる。
て作動される直線移動機構によってエジェクタプレート
が安定を確保して移動されてエジェクタピンの駆動が円
滑に行われると共に、エジェクタプレートの中央に射出
ユニットの加熱筒の挿通空間を形成し得る。
ェクタピンに干渉することなくエジェクタプレートの外
周囲にベルトを掛け回すことができると共に、エジェク
タプレートの移動を一層円滑に行うことができる。
を直線移動機構の4つの従動プーリと電動モータの駆動
プーリとに1本の無端状のベルトが巻き掛けた構成とす
る(請求項2)と、各直線移動機構の同期作動が円滑、
確実に行われと共に、伝動機構の構造が簡単になり、そ
の取り扱いが容易になる。
を、直線移動機構の4つの従動プーリに無端状の同期ベ
ルトが巻き掛けられ、直線移動機構のいずれか1つの従
動プーリと電動モータの駆動プーリとに駆動ベルトが巻
き掛けられた構成にしたり(請求項3)、直線移動機構
の4つの従動プーリが2つずつ対をなして各対に無端状
の同期ベルトが巻き掛けられ、各対における1つの従動
プーリと電動モータの駆動プーリとに駆動ベルトが巻き
掛けられた構成とする(請求項4)と、同期ベルトや駆
動ベルトが短くて済み、製造や維持管理が容易である。
載の装置において、伝動機構をタイミングプーリとタイ
ミングベルトとで構成する(請求項5)と、電動モータ
の回転を直線移動機構に円滑に、かつ確実に伝達され
る。
図面を参照して説明する。図1〜図4において、1は電
動式射出成形機における型締ユニットの固定盤で、図示
しない可動盤との間で金型を型締めするものである。該
固定盤1の金型取付け面1aと反対側の盤面(射出ユニ
ット側の面)1bには、左右上下に4本のガイドバー
2,2,2,2(図2では片側の2本のみ図示)が固定
盤1の中心から適宜離れた対称位置に配置され、盤面1
b(金型取付け面1a)に対して垂直になるようにして
基端部をボルト3により固定されている。
の平板からなるエジェクタプレート4が固定盤1の盤面
1bに平行にして、ガイドバー2に対しその軸方向に移
動自在に支持されており、該エジェクタプレート4に
は、金型取付け面1aに垂直に向けて軸方向に移動自在
にして固定盤1に支持されたエジェクタピン5が複数本
固定されている。該エジェクタピン5としては、金型内
の成形品の突き出し専用のもの、成形品を突き出す前に
金型内の樹脂を圧縮したりゲートカットをする機能を有
するもの、金型のゲートカット専用のもの、スプルーを
突き出すもの等が、金型の構造に対応して1ないし複数
種選択して設けられる。
は、射出ユニットの加熱筒Eを自由に挿通し得る大きさ
の4角形状の貫通穴4aが設けられており、該貫通穴4
aの周辺に前記エジェクタピン5の基端が固定されてい
る。また、前記各ガイドバー2の自由端部と中間部には
環状溝2a,2bが形成されて、それぞれに一対の半割
リングをボルトで結合してなる止め輪2c、2dが装着
され、エジェクタプレート4のガイドバー2の軸方向へ
の移動範囲を規制し、ガイドバー2の自由端からの抜け
止めと後述のボールナット8への衝突止めが施されてい
る。
隅には上下に向けた張出し部4aが設けられ、各張出し
部4aには、エジェクタプレート4の中心(固定盤1の
中心)から外周方向に離れた対称位置に、該張出し部4
aに一端部を固定具6を介して固定したボールねじ軸
(ねじ軸)7がガイドバー2と平行にして設けられてい
る。上記ボールねじ軸7の他端側にはボールナット(ナ
ット)8が螺合されている。該ボールナット8は、その
フランジ8aが固定盤1の盤面1bに軸受9で回転自在
に支持されている円筒状の回転軸10の端部フランジ1
0aにボルト11で結合されることにより、固定盤1に
回転自在に支持されている。回転軸1の軸穴10bはボ
ールねじ軸7が自由に挿通し得る大きさになっている。
上記ボールねじ軸(ねじ軸)7とボールナット(ナッ
ト)8とにより直線移動機構Aが構成されている。
用タイミングプーリ(従動プーリ)12が嵌合されてお
り、該従動用タイミングプーリ12はフランジ8aに当
接された状態で該フランジ8aと一緒に前記回転軸10
のフランジ10aに前記ボルト11により一体的に連結
されている。
る右側面)の中間位置には、該固定盤1の一側面に固定
したブラケット13によって電動モータ14が取り付け
られている。電動モータ14の出力軸15に固定された
駆動用タイミングプーリ(駆動プーリ)16、前記各従
動用タイミングプーリ12,12,12,12には1本
の無端状のタイミングベルト(ベルト)17が巻き掛け
られている。上記各従動用タイミングプーリ12、駆動
用タイミングプーリ16とタイミングベルト17とによ
り伝動機構Bが構成されている。なお、電動モータ14
はブラケット13に対する取付位置が変えられ、出力軸
15の各ボールねじ軸7に対する軸間距離を変えて、タ
イミングベルト17の張力を調整できるようになってい
る。
について説明する。型締ユニットの可動盤が、トグル機
構等の駆動装置(図示せず)により固定盤1側に移動さ
れて、固定盤1との間で金型を閉じて型締めすると、射
出ユニット(図示せず)の金型に対するノズルタッチが
行われ、射出ノズルから金型内に溶融樹脂が射出され
る。そして、金型内の成形品が冷却固化すると型開きが
行われる。この型開きの途上または終端において電動モ
ータ14が駆動されて駆動用タイミングプーリ16、タ
イミングベルト17、各従動用タイミングプーリ12を
介して各ボールナット8が同期して回転される。
(図2において左方)に移動してエジェクタプレート4
をガイドバー2に沿って固定盤1の盤面1bに近づく方
向へ移動させるので、エジェクタプレート4に固定され
ているエジェクタピン5が、その先端側を固定盤1の金
型取付け面1aから金型のキャビティ内に突出させて、
必要に応じて樹脂の圧縮やゲートカットをした後に、該
キャビティ内の成形品やスプルーを外に突き出す。成形
品の突き出しが完了すると、電動モータ14が上記と逆
に駆動されてエジェクタピン5は元の位置に戻る。
ールねじ軸7にボールナット8を螺合してなる4つの直
線移動機構Aと4本のガイドバー2が固定盤1の中心か
ら離れたエジェクタプレート4の外周部の位置に設置さ
れ、エジェクタプレート4の中央に貫通穴4aが設けら
れているので、射出ユニットの加熱筒Eに干渉すること
なく電動式のエジェクタ装置を固定盤側に容易に設置す
ることができ、電動式射出成形機において駆動源の異な
る油圧式のエジェクタ装置を設置しなくても済む。
4により各ボールナット8に固定した各従動プーリ12
と電動モータ14の駆動プーリ16とにタイミングベル
ト17を巻き掛けてなる伝動機構Bを介して直線移動機
構Aを作動させてエジェクタプレート4を移動させ、エ
ジェクタピン5を駆動するようになっているので、各直
線移動機構Aは、互いに同期して作動されてエジェクタ
プレート4を正しい姿勢を保って円滑に移動させるか
ら、エジェクタピン5による金型キャビティ内の樹脂の
圧縮、ゲートカット、成形品やスプルーの突き出し等の
所要の動作が円滑、確実に行われる。
わたり作動が繰り返されると、タイミングベルト17が
摩耗したり損傷したりするので、保守点検時に新しいも
のと交換される。この場合には、電動モータ14を固定
盤1の中心側に移動させてタイミングベルト17を緩め
ると、該タイミングベルト17は、各従動用タイミング
プーリ12,駆動用タイミングプーリ16から容易に外
すことができるので、ガイドバー2、エジェクタピン
5、エジェクタプレート4の外周側を通して機外に取り
出し、新しいタイミングベルト17は逆の操作手順で各
プーリ12,16に巻き掛ける。
動機構Aの各従動プーリ12と電動モータ14の駆動プ
ーリ16とに1本のタイミングベルトを巻き掛けてなる
伝動機構を介して、電動モータ14により4つの直線移
動機構Aを同期して作動させるようにしたが、これに代
えて、図5,図6に示すように、電動モータ14により
伝動機構C,Dを介して4つの直線移動機構Aを同期し
て作動させるようにしてもよい。
が、4つの直線移動機構Aの従動プーリ12に1つの無
端状の同期用タイミングベルト(同期ベルト)17aを
巻き掛け、4つの直線移動機構Aのいずれか1つの従動
プーリ12を広幅にしたもの、もしくは別に設けた従動
プーリ12aと電動モータ14の駆動プーリ16とに駆
動ベルト17bを巻き掛けて構成されている。
4つの直線移動機構Aを上下または左右の2群に分け、
各群の直線移動機構Aの各従動プーリ12,12の相互
間に同期用タイミングベルト(同期ベルト)17cを巻
き掛け、各群の直線移動機構Aにおける1つの従動プー
リ12を広幅にしたもの、もしくは別に設けた従動プー
リ12a,12aと電動モータ14の駆動プーリ16と
に巻き掛けて構成されている。
ものでは、4つの直線移動機構Aを固定盤1の中心を通
る2つの対角線上でエジェクタプレート4の四隅部の外
周部の位置に設けたので、全部の直線移動機構Aが同期
して作動してエジェクタプレート4を円滑に作動する上
で好ましいが、本発明はこれに限定されない。
は、直線移動機構Aを少なくとも1つとし、残りの1〜
3つを固定盤1に固定したアイドラ軸に回転自在に支持
したアイドラ用タイミングプーリ(アイドラ用プーリ)
に代えて、直線移動機構Aの従動プーリ12と上記アイ
ドラ用プーリとにタイミングベルト17,17aを巻き
掛けるようにしてもよい。また、図6に示すものにおい
ては、各群の直線移動機構Aにおける従動プーリ12の
1つを上記アイドラ用プーリに代えて、従動プーリ12
とアイドラ用プーリとにタイミングベルト17c,17
cを巻き掛けるようにしてもよい。
アイドラ用プーリを使用するときは、一方の対角線上に
直線移動機構Aを、他方の対角線上にアイドラ用プーリ
をそれぞれ配置するのが好ましい。このようにすると、
固定盤1の中心部に加熱筒を挿通する空間を確実にあけ
ることができる上に、直線移動機構Aの個数が少なくて
済み、構造が簡単となる利点があると共に、エジェクタ
プレート4を介してエジェクタピン5を円滑に駆動する
ことができる。
動機構Aを設けたが、直線移動機構Aの個数やアイドラ
用プーリの個数を合わせた数は4つに限定されず、固定
盤の中央に加熱筒の挿通空間をあけてその外周側に設置
され、従動プーリ12やアイドラ用プーリと駆動プーリ
とに巻き掛けるベルトが上記挿通空間を邪魔しないよう
になっていれば他の個数であってもよい。なお、前記実
施の形態のように4個の直線移動機構Aのタイミングプ
ーリ12,12,12,12とにタイミングベルト17
を巻き掛けるようにすると、各直線移動機構Aが同期し
て作動され、エジェクタプレート4が円滑に移動させる
ことができるので、機械の大きさによってはガイドバー
2の本数を減らしたり、ガイドバー2を省略することも
できる。
Aのボールねじ軸7をエジェクタプレート4に固定しボ
ールナット8を固定盤1に回転自在に支持したが、これ
に代えて、図7に示すように、ボールナット(ナット)
8bをエジェクタプレート4にボルト8cで固定し、先
端側を該ボールナット8bに螺合したボールねじ軸(ね
じ軸)7aを、その基端部で軸受9aを介して固定盤1
に回転自在に支持するようにしてもよい。
これに固定具6aを介して取付けた従動用タイミングプ
ーリ(従動プーリ)12bが固定盤1に支持した電動モ
ータで回転されることにより回転されるが、その軸径が
ボールナット8bの径より小さいので、ボールナット8
bを回転する場合に比べて回転慣性力が小さく、したが
って、電動モータの所要駆動力が小さくて済むと共に、
エジェクタプレート4の移動(エジェクタピンの駆動)
における起動、停止が円滑に行われ、その移動の高速化
も図れる。回転しないボールナット8bからボールねじ
部への自動給脂が容易にできる利点もある。
ート4に回転自在に支持しボールねじ軸7を固定盤1に
固定してもよい。この場合、ボールナット8を回転させ
る電動モータ14は固定盤1、エジェクタプレート4の
いずれに取り付けてもよいが、ボールナットへの回転の
伝動機構や加熱筒Eへの干渉の防止に関する工夫が必要
である。
ねじ軸7とボールナット8はボールねじで構成されてい
るので、直線移動機構Aの作動が極めて円滑に行われて
好ましいが、これに代えて、角ねじや台形ねじで構成し
てもよい。また、前記実施の形態では、従動用タイミン
グプーリ12、駆動用タイミングプーリ16とタイミン
グベルト17とにより伝動機構Bが構成されているの
で、軽量で伝動効率がよくて好ましいが、伝動機構B
は、これに限らず、VプーリとVベルトとにより、また
はその他のプーリとベルトとにより構成してもよい。
発明は、中央に加熱筒を挿通し得る大きさの貫通穴を有
するエジェクタプレートに設けられ、かつ型締ユニット
の固定盤に軸方向に移動自在に支持されているエジェク
タピンと、前記エジェクタプレートに固定したねじ軸に
前記固定盤に回転自在に支持されたナットを螺合して構
成された直線移動機構と、前記固定盤に取り付けた電動
モータと、前記ナットに固定した従動プーリと前記電動
モータの駆動プーリとにベルトを巻き掛けてなる伝動機
構とを備え、前記電動モータの回転により直線移動機構
を作動させてエジェクタプレートを介してエジェクタピ
ンを駆動するエジェクタ装置において、前記直線移動機
構は、前記固定盤の中心から外周方向に離れたエジェク
タプレートの4隅部に配置され、前記電動モータにより
前記伝動機構を介して同期して作動されるようにした構
成としている。
ピンの駆動機構は、電動モータと直線運動機構とが伝動
機構を介して連結されて、射出ユニットの加熱筒に干渉
することなく構成されるので、電動式のエジェクタ装置
を固定盤側に容易に設置することができ、電動式射出成
形機において駆動源の異なる油圧式のエジェクタ装置を
設置しなくても済む。したがって、作動油を使用しなく
てよいので、機械の汚損や作動油の管理に注意を払う必
要がなく、機械の保守点検や取り扱いが容易であり、固
定盤側に設ける電動式のエジェクタ装置を容易に実現す
ることができる。
タプレートに重量物であるナットや電動モータを取り付
ける必要がなく、エジェクタプレート側の構造を簡単、
軽量にすることができ、エジェクタピンの駆動を円滑に
行わせることができる。
作動される4個の直線移動機構によるエジェクタプレー
トの安定した移動を通して、エジェクタピンの駆動を円
滑に行うことができると共に、エジェクタプレートの中
央に射出ユニットの加熱筒の挿通空間を容易に形成する
ことができる。
クタピンに干渉することなくエジェクタプレートの外周
囲にベルトを掛け回すことができると共に、エジェクタ
プレートの移動を一層円滑に行うことができる。請求項
2に記載の発明によれば、伝動機構を直線移動機構の4
つの従動プーリと電動モータの駆動プーリとに1本の無
端状のベルトが巻き掛けた構成としたので、各直線移動
機構の同期作動を円滑、確実に行わせることができると
共に、伝動機構の構造が簡単になり、その取り扱いを容
易にすることができる。
れば、伝動機構を、直線移動機構の従動プーリの相互間
に無端状の同期ベルトが巻き掛けられ、直線移動機構の
従動プーリと電動モータの駆動プーリとに駆動ベルトが
巻き掛けられた構成としたので、同期ベルトや駆動ベル
トを短くすることができ、その製造や維持管理を容易に
行うことができる。
をタイミングプーリとタイミングベルトで構成したの
で、電動モータの回転を直線移動機構に円滑に、かつ効
率よく伝達することができ、エジェクタピンの駆動を確
実に行うことができる。
る。
る。
伝動機構 1 固定盤 2 ガイドバ
ー 4 エジェクタプレート 5 エジェク
タピン 7,7a ボールねじ軸(ねじ軸) 8、8b ボ
ールナット(ナット) 12,12a 従動用タイミングプーリ(従動プーリ) 14 電動モ−タ 15 出力軸 16 駆動用タイミングプーリ(駆動プーリ) 17 タイミングベルト(ベルト) 17a、17c 同期用タイミングベルト(同期ベル
ト) 17b,17d 駆動ベルト
Claims (5)
- 【請求項1】 中央に加熱筒を挿通し得る大きさの貫通
穴を有するエジェクタプレートに設けられ、かつ型締ユ
ニットの固定盤に軸方向に移動自在に支持されているエ
ジェクタピンと、前記エジェクタプレートに固定したね
じ軸に前記固定盤に回転自在に支持されたナットを螺合
して構成された直線移動機構と、前記固定盤に取り付け
た電動モータと、前記ナットに固定した従動プーリと前
記電動モータの駆動プーリとにベルトを巻き掛けてなる
伝動機構とを備え、前記電動モータの回転により直線移
動機構を作動させてエジェクタプレートを介してエジェ
クタピンを駆動するエジェクタ装置において、 前記直線移動機構は、前記固定盤の中心から外周方向に
離れたエジェクタプレートの4隅部に配置され、前記電
動モータにより前記伝動機構を介して同期して作動され
る ようにしたことを特徴とする電動式射出成形機のエジ
ェクタ装置。 - 【請求項2】 前記伝動機構は直線移動機構の4つの従
動プーリと電動モータの駆動プーリに1本の無端状のベ
ルトが巻き掛けられてなることを特徴とする請求項1に
記載の電動式射出成形機のエジェクタ装置。 - 【請求項3】 前記伝動機構は、直線移動機構の4つの
従動プーリに無端状の同期ベルトが巻き掛けられ、直線
移動機構のいずれか1つの従動プーリと電動モータの駆
動プーリとに駆動ベルトが巻き掛けられてなることを特
徴とする請求項1に記載の電動式射出成形機のエジェク
タ装置。 - 【請求項4】 前記伝動機構は、直線移動機構の4つの
従動プーリが2つずつ対をなして各対に無端状の同期ベ
ルトが巻き掛けられ、各対における1つの従動プーリと
電動モータの駆動プーリとに駆動ベルトが巻き掛けられ
てなることを特徴とする請求項1に記載の電動式射出成
形機のエジェクタ装置。 - 【請求項5】 前記伝動機構はタイミングプーリとタイ
ミングベルトであることを特徴とする請求項1から請求
項4のいずれか1つに記載の電動式射出成形機のエジェ
クタ装置。
Priority Applications (1)
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JP25364799A JP3503540B2 (ja) | 1999-09-07 | 1999-09-07 | 電動式射出成形機のエジェクタ装置 |
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JP25364799A JP3503540B2 (ja) | 1999-09-07 | 1999-09-07 | 電動式射出成形機のエジェクタ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2001071356A JP2001071356A (ja) | 2001-03-21 |
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