JP3503416B2 - 金属化フィルムコンデンサ - Google Patents

金属化フィルムコンデンサ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印加電圧が交流(A
C)150V以上で用いられる金属化フィルムコンデン
サに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、AC150V以上で用いられ
る電気機器用コンデンサには、コンデンサ素子の外装方
式が湿式または乾式であれ、部分放電による誘電体の劣
化、金属薄膜劣化の問題があった。
【0003】この金属化フィルムコンデンサの部分放電
を抑えるためには層間接着の方法があった。
【0004】具体的には金属化処理の下地としてコロナ
放電処理するだけでなく金属化面と重ねられ接するフィ
ルム表面もコロナ放電処理する第1の方法や、フィルム
表面を特殊加工(例えば低融点物質をラミネート)する
第2の方法や特殊な物質をコンデンサ素子に含浸する第
3の方法などが提案されている。
【0005】すなわち第1の方法で説明すると、誘電体
フィルム1の片面(図1(イ)の場合)または両面(図
1(ロ)の場合)にA1の真空蒸着膜2を設け金属化フ
ィルムとし、この金属化面と重ねられたとき、接するフ
ィルム表面をコロナ放電処理3しておくものである。
【0006】このようにすることにより、フィルム層間
の接着が得られ部分放電を抑制し、コンデンサの劣化を
抑えるものであった。
【0007】一方、金属化フィルムコンデンサは爆発等
による一次災害を引き起こさないように、JIS−C4
908に規定されているがごとく、金属ケースに油含浸
コンデンサ(湿式コンデンサ)には保安装置が、樹脂外
装コンデンサ(乾式コンデンサ)には保安機構が施され
ている。
【0008】しかるに、湿式コンデンサにはフィルム層
間接着強度を20mm巾換算で5g以上とし、主電極部
の電極膜に8〜20Ω/□の亜鉛蒸着膜を用いたことを
特徴とした金属化フィルムコンデンサ(特開昭62−1
83506号)があった。しかし、保安機構付き乾式コ
ンデンサには層間接着強度について提案しているものは
ない。
【0009】一般的には、部分放電劣化または熱劣化後
の致命的な絶縁破壊に至らぬよう下記の保安機構が設け
られているのみである。
【0010】それは、金属化フィルムとして、フィルム
の長さ方向に複数個の島状に蒸着空白部で絶縁して分離
するように電極を設け、その一つの分割電極が許容する
電流を制限して、コンデンサ自体に保安機能を付与する
ものである。とりわけ、従来の電気機器用コンデンサで
は、一つの分割電極のヒューズ電流値を10〜1000
ミリアンペアの範囲に設定することにより好適な自己保
安機能が得られることが知られたいた。
【0011】なお、この分割電極のヒューズ電流値と
は、分割電極において、その一側端で電気的に導通する
メタリコン電極に隣接する部分を分割電極のヒューズ相
当部分とし、そのヒューズ相当部分が通電によって断路
するに至る時の電流値の平均値(通常、測定値10点の
ヒューズ電流値の平均値)をミリアンペアで示したもの
である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし詳細な研究を進
めると、保安機構付き乾式コンデンサにはヒューズ電流
値を10mAと小さくすると、保安性試験は合格する
(○印)が低温連続耐用試験(480V,−25゜C,1
000H)での容量減少が大きい(×印)ことや逆にヒ
ューズ電流値を1000mAと大きくとると、保安性試
験は不合格(×印)となるが低温連続耐用試験(480
V,−25゜C,1000H)での容量減少は小さい(○
印)ことが(表1)に示されており、確認できる。
【0013】
【表1】
【0014】そして、適正なヒューズ電流値(200m
A)ならば両特性を満足するが、定格電圧及び最高許容
温度等によりその値は異なり、その値を見い出すのは難
解である。
【0015】本発明は、前記両特性を裕度を持って満足
する金属化フィルムコンデンサを提供することを目的と
したものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1掲載に係わる発
明は、この目的を達成するために、本発明の金属化フィ
ルムコンデンサは、巻回したフィルムのフィルム層間
着強度を20mm巾換算で5gから50gとし、絶縁破
壊に至らせないようにする保安性と低温使用時に容量減
少をさせないようにする低温連続耐用特性とを両立し、
かつ分割電極において、その一側端で電気的に導通する
メタリコン電極に隣接するヒューズ相当分が通電によっ
て断路に至る際の電流値の平均値をミリアンペア(m
A)で示す分割電極のヒューズ電流値は、10mAから
1000mAに設定したことを特徴としたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】上記の構成により、保安性試験と
低温連続耐用試験(容量変化)に裕度を持って合格する
金属化フィルムコンデンサを実現することができるもの
である。
【0018】なお、フィルム層間接着強度が5gより小
さいと、冷熱サイクル等のストレスによりコンデンサ素
子中の層間のはがれが起き、ボイドによる部分放電の原
因となるので好ましくない。
【0019】また層間接着強度は、部分放電対策に関す
る限りのみでは、可能な限り大きい方が好ましい。
【0020】しかし、保安性試験に関しては層間接着強
度が小さい方がよい傾向である。その理由は強制的に絶
縁破壊を起こした際、分割部コンデンサでの、蒸着電極
の飛散エネルギー等のロスを補給する電流エネルギーで
ヒューズを溶断する保安性試験では上記のごとくなると
考えられる。
【0021】従って、ヒューズ電流値が10〜1000
mAの保安機構付き乾式金属化フィルムコンデンサにて
層間接着強度は5〜50gの間が好ましいことが(表
2)により確認できる。
【0022】
【表2】
【0023】つぎに、各実施例について具体的に説明す
る。 (実施例1)図1(イ)において、1は厚さ6μmで両
面をコロナ放電処理3,4したPPフィルムである。
【0024】なお、電極部2は厚く(2〜4Ω/□,平
均3Ω/□)なるようにしてある。次に、レーザー加工
技術を用いて図2に示すパターンを形成し、分割電極2
1を有する金属化フィルム22(フィルム幅が60m
m、分割電極幅が60mm、1本の幅狭小部であるパス
の幅は0.8mm)と、パターンを形成しない金属化フ
ィルム24(蒸着膜空白部であるマージン部25だけを
形成したもの)で1枚ずつ2枚重ねて、巻芯26(38
μmのPETフィルムを10ターン巻回して、直径10
mmの巻芯としたもの)に巻回したのち、PPフィルム
(厚さ20μmで幅が60mm)で保護巻(10ター
ン)し、亜鉛のメタリコンを矢印Aの方向に溶射して、
巻回丸形のコンデンサを作成した。
【0025】なお、27は分割電極21を形成するため
の蒸着空白部である絶縁帯、28はパス23を形成する
ために蒸着膜に空白部を設けた絶縁部である。
【0026】このコンデンサ素子を真空中(0.1To
rr)で熱エージング(120゜Cで15時間)し、リー
ド線をハンダ付けして、プラスチック容器に格納しエポ
キシ樹脂を注型して熱硬化し、乾式の金属化ポリプロピ
レン(PP)フィルムコンデンサを完成した。
【0027】このときフィルム層間接着強度は25g、
ヒューズ電流値は800mAであった。なお、フィルム
層間接着強度の測定法は、まずコンデンサを分解し、コ
ンデンサ素子を取り出して、フィルムを20mm幅に切
り出し、図3に示すように片方5を固定し他方6を引く
ことによりバネばかりで、矢印F方向に引張り測定す
る。
【0028】接着強度は、巻芯近傍の方が巻外部分より
大きくなる場合があるが、この様な場合は巻外寄りの値
(すなわち巻外寄り100ターンの間の部分で平均値)
をとるようにする。
【0029】また、分割電極のヒューズ電流値は、図5
のようにして測定する。すなわち図4に示すとおり、直
流電源29と直流電流計30を、メタリコン電極31と
一つの分割電極32の間に直列接続し、1mA/秒のス
ピードで電流iを増加し、分割電極のヒューズに相当す
るメタリコン接触部近傍のヒューズ相当部分33が溶断
するときの到達電流値を読み取る。
【0030】さらに、具体的には、コンデンサ素子を分
解し、フィルムのメタリコン接触部に損傷を与えないよ
うにフィルムを剥がしながら順番に測定していくものと
し、測定点10点の平均値でもって分割電極32のヒュ
ーズ電流値とする。なお34は蒸着空白部としたマージ
ン部である。
【0031】そして、コンデンサの特性評価として保安
性試験と−25゜Cの低温連続耐用試験を各10個ずつ実
施した。
【0032】結果を、コロナ放電処理と保安機構パター
ンを変えて、フィルム層間接着強度(g)とヒューズ電
流値(mA)を変え比較例と伴に、(表3)に示す。
【0033】
【表3】
【0034】この実施例1でわかる通り、本発明によ
り、保安性試験および低温連続耐用試験(容量変化)に
おいて両立した特性を実現することができる。
【0035】(実施例2)図5(イ)において、11は
厚さ6μmで両面をコロナ放電処理13,14したPP
フィルムである。
【0036】その片面にZnを真空蒸着して主電極部1
2aとメタリコン接触部12bが形成されている。
【0037】なお、主電極部12aは薄く(15〜20
Ω/□,平均18Ω/□)メタリコン接触部12bが厚
く(2〜7Ω/□,平均4Ω/□)となるようにした。
【0038】以下、実施例1と同様にして適正な保安機
構パターンを形成した後、金属化PPコンデンサとし
た。
【0039】そして、コンデンサの特性評価として(表
4)に示す特性評価結果を得た。
【0040】
【表4】
【0041】この表4より、本実施例2は良好な結果が
得られ、なおかつ実施例1に比べ高電位傾度設計にて、
小形のコンデンサを提供できることがわかる。
【0042】これは、主電極部12aを薄くしてあるた
め、自己回復時のエネルギーが小さくなり、誘電体に与
えるダメージが小さいためである。
【0043】(実施例3)図5(イ)において、11は
厚さ6μmで両面をコロナ放電処理13,14したPP
フィルムである。
【0044】その片面にAlとZnと混合真空蒸着して
主電極部12aとメタリコン接触部12bが形成されて
いる。なお、主電極部12aは薄く(10〜20Ω/
□,平均15Ω/□)、メタリコン接触部12bが厚く
(2〜7Ω/□,平均4Ω/□)となるようにしてあ
る。
【0045】以下、実施例1と同様にして適正な保安機
構パターンを形成した後、金属化PPコンデンサとし
た。そして、コンデンサの特性評価として、表5に示す
特性評価結果を得た。
【0046】
【表5】
【0047】この表5より、本実施例3は良好な結果が
得られ、なおかつ実施例1に比べ高電位傾度設計にて、
小形のコンデンサを提供できることがわかる。
【0048】また、実施例2のZn単独蒸着に比し、Z
nの短所である膜が酸化劣化して消失しやすいという欠
点を、Alとの混合により補っている点に特徴がある。
【0049】また図1(イ)に示す構成で、コロナ放電
処理強度を変え、コンデンサを試作したときのフィルム
層間接着強度(g)に対するコロナ開始電圧(V.A
C)の特性を(表6)に示す。
【0050】
【表6】
【0051】これは、−30゜C〜100゜Cのヒートサイ
クルを100サイクル施した後のコロナ開始電圧(V.
AC)を調べたもので、層間接着強度を5g以上とする
ことにより、コロナ開始電圧(V.AC)が大巾に高く
なることがわかる。
【0052】なお、接着性を付与する方法としては、図
1(イ)(ロ)に示すように、電極部と重ねられ接する
フィルム表面をもコロナ放電処理する第1の方法や、フ
ィルム表面に比較的低融点の物質をラミネートする第2
の方法や、界面活性剤のようなものを付着させたり、接
着剤を付与する液体(溶剤、界面活性剤など)をコンデ
ンサ素子中に含浸したりする第3の方法などが用いられ
る。
【0053】なお、本発明において、誘電体フィルムと
しては、1〜30μm厚のポロプロピレンやポリエチレ
ンテレフタレートを単独で、あるいは複合の形で用いら
れる。
【0054】また、片面蒸着フィルムを2枚組み合わせ
て巻回や積層しても、両面蒸着フィルムと非蒸着フィル
ムを組み合わせて巻回や積層したものでもよい。
【0055】さらに、金属化フィルムへの蒸着膜空白
部、あるいはマージン部の形成方法は各種の方法が適用
できる。
【0056】その一つが、レーザーエネルギーや、電極
のアーク放電エネルギーによる蒸着膜の除去方法であ
り、他の一つは蒸着時のマスキングにより蒸着膜空白部
を形成する方法であり、マスキングは帯状テープで遮断
したり、オイル類を転写などで塗布して蒸着膜の付着を
抑止する方法などが適用される。
【0057】また、外装としては、エポキシ樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、ワックスなどの乾式外装が適用される。
【0058】さらにまた、コンデンサ素子の巻回の仕方
は、PBTやPETなどのプラスチックの巻芯を用いた
ものや、巻芯を用いない扁平形のものが用いられる。
【0059】また、コンデンサ容量は任意のものが設計
可能であるが、特に0.5〜500μF(単素子)のコ
ンデンサに適用できる。
【0060】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、フィル
ムの接着強度を20mm巾換算で5g〜50gとし、分
割電極のヒューズ電流値を10mAから1000mAに
設定したことにより、保安性と低温連続耐用性を両立し
た乾式金属化フィルムコンデンサを実現することができ
る優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)本発明の実施例1に適用する金属化フィ
ルムコンデンサの模式断面図 (ロ)同金属化フィルムコンデンサの他の模式断面図
【図2】本発明の実施の形態における金属化フィルムコ
ンデンサの巻回過程を示す斜視図
【図3】フィルム層間強度の測定方法を示す斜視図
【図4】分割電極のヒューズ電流値測定方法を示す概念
【図5】(イ)本発明の実施例2,3に適用する金属化
フィルムの模式断面図 (ロ)同金属化フィルムコンデンサの別の模式断面図
【符号の簡単な説明】
1,11 誘電体フィルム 2 電極部 12a 主電極部 12b メタリコン接触部 21,32,35 分割電極 23 パス 15,34 マージン部 27 絶縁帯 28 絶縁部 31 メタリコン電極 33 ヒューズ相当部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 進 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 西森 敏幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−45466(JP,A) 特開 昭62−281318(JP,A) 特開 昭62−186512(JP,A) 特開 昭62−247515(JP,A) 特開 昭54−104555(JP,A) 特開 昭59−916(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01G 4/00 - 4/10 H01G 4/14 - 4/42

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二極の電極部はいずれも誘電体フィルム
    に金属が蒸着され、前記二極の電極部のうち少なくとも
    一極は、蒸着膜空白部により電気的に相互に絶縁される
    複数個の分割電極を誘電体フィルムの長手方向に有する
    金属化フィルムを巻回してなる金属化フィルムコンデン
    サであって、巻回したフィルムのフィルム層間接着強度
    を20mm巾換算で5gから50gとし、絶縁破壊に至
    らせないようにする保安性と低温使用時に容量減少をさ
    せないようにする低温連続耐用特性とを両立し、かつ前
    記分割電極において、その一側端で電気的に導通するメ
    タリコン電極に隣接するヒューズ相当部分が通電によっ
    て断路に至る際の電流値をミリアンペア(mA)で示す
    分割電極のヒューズ電流値は、10mAから1000m
    Aに設定した金属化フィルムコンデンサ。
  2. 【請求項2】蒸着金属をアルミニウム(Al)とした請
    求項1記載の金属化フィルムコンデンサ。
  3. 【請求項3】蒸着金属を亜鉛(Zn)とした請求項1記
    載の金属化フィルムコンデンサ。
  4. 【請求項4】蒸着金属をAlとZnの混合とした請求項
    1記載の金属化フィルムコンデンサ。
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