JP3503296B2 - 身長体重計 - Google Patents
身長体重計Info
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- JP3503296B2 JP3503296B2 JP24858295A JP24858295A JP3503296B2 JP 3503296 B2 JP3503296 B2 JP 3503296B2 JP 24858295 A JP24858295 A JP 24858295A JP 24858295 A JP24858295 A JP 24858295A JP 3503296 B2 JP3503296 B2 JP 3503296B2
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、医療・健康管理
に際し通常使用される身長体重計、特に体重を正確に測
定することのできる身長体重計に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来、身長と体重を測定する場合、身長
測定機構に体重測定機構を組み合わせた身長体重計が使
用される。即ち、身長を測定する際には垂直方向に立設
し且つカ−ソルを上下方向に摺動できるように取り付け
た柱状スケ−ルに被測定者が背中をぴたりと接触させ、
自身もこのスケ−ルに合わせて背中を垂直にした状態で
測定する。また、体重は身長を測定する間に被測定者が
載っている台座内部に組み込まれた体重計により測定す
る。尚、近年は身長を測定する際台座に乗ると身長及び
体重を自動的に測定するようなものも見られるようにな
っている。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】上記するように従来の
身長体重計では、測定しようとする人は従来の身長計で
見られるように、身長計の柱に背中をくっつけて自身垂
直になり測定して貰おうとする傾向がある。即ち、自動
身長体重計では体重も同時に測定しているが、背中を柱
に接触させると重量測定部とは関係のない柱自身に体重
の一部がかかるため体重計に正確な体重が出ていない虞
れがあり、数値も安定しない傾向があった。このように
体重が安定しないと例えば学校等多人数の身長体重を測
定する場合短時間で能率よく測定することができないこ
とがあった。 【０００４】この発明は上記する課題に着目してなされ
たものであり、被測定者が背中を後部の柱に接触させて
も正確に体重や身長を測定することが可能で、また体重
計に記録表示される数値も速やかに安定させ能率よく短
時間で正確に測定することのできる身長体重計を提供す
ることを目的とする。 【０００５】 【課題を解決するための手段】即ち、この発明は上記す
る課題を解決するために、身長体重計が、台座の上部端
部に、カ−ソルを上下移動可能なように取り付けた柱を
立設し、また前記台座の上には被測定者の体重を感知す
る重量測定器及び重量受感部を載置すると共に前記柱の
前に該重量受感部と一体に柱状ガ−ドを立設して配置し
たことを特徴とする。 【０００６】 【発明の実施の形態】以下、この発明の具体的実施の形
態について図面を参照して説明する。図１（Ｂ）はこの
発明の身長体重計の構成を示す図であり、図１（Ａ）は
図１（Ｂ）のＸ−Ｘ矢視断面図（平面図）である。台座
２の上の端部には身長測定用の柱１が立設してある。そ
して該柱１にはカ−ソル４が上下移動可能なように取り
付けられている。前記柱１は、内部が中空状の柱である
がこの中空内部にはポ−ル３が立設され前記カ−ソル４
は該ポ−ル３に取付具５により上下移動できるように取
り付けられている。該カ−ソル４の上下移動機構は、ね
じ式、滑車とワイヤによる機構、等種々考えられる。 【０００７】次に、前記台座２の上には被測定者の体重
を感知する重量測定器６が載置され、更に該重量測定器
６の上には上面が平板状の重量受感部８が載置されてい
る。前記柱１の前部には、該重量受感部８と一体に形成
された柱状ガ−ド７が立設して配置されている。該柱状
ガ−ド７の上端部は前記柱１の上端部で揺動リンク９に
連結され揺動できるようにしてあるが、これは該柱状ガ
−ド７が何等かの拍子に横方向に強く押された場合に重
量受感部８に悪影響を及ぼすのを防止するためである。
該揺動リンク９は上端部に設けず中間部で支えてもよい
が、柱状ガ−ド７がしっかりしていて、重量受感部８が
モ−メント荷重に対して強く、誤差も少ないものであれ
ば無くてもよい。上記により、被測定者が該柱状ガ−ド
７にいくら接触しても被測定者と該柱状ガ−ド７の体重
や重量は重量受感部８の上にあるので測定値に影響を与
えることはない。 【０００８】身長体重計を上記構成としたときの動作に
ついて説明する。被測定者が重量受感部８に乗り、柱状
ガ−ド７を背にして垂直となり測定開始スイッチを押し
たり、重量受感部８が重量を感知して人が乗ったと判断
するとスタ−トがかかる。スタ−トして一定時間後或い
は重量デ−タ安定後体重測定が行われ、続いてカ−ソル
４が降りてきて身長測定が行われる。このとき柱状ガ−
ド７がないと被測定者はしばしば背中側の柱にもたれて
しまって体重が中々安定しない場合測定に時間がかかり
自動身長体重計の無人で能率よく多人数の測定を行う目
的が達せられなかった。しかし、この発明の自動身長体
重計によれば柱状ガ−ド７にもたれるようになり体重測
定に影響を及ぼさず且つ短時間で体重値も安定させるこ
とができる。 【０００９】図２は、図１（Ｂ）のＸ−Ｘ矢視断面図と
同じ方向から見たこの自動身長体重計の他の実施例であ
る。即ち、被測定者がもたれる柱状ガ−ド７を二本のパ
イプ状のガ−ドとして柱１の前に設置し、この柱状ガ−
ド７のパイプとパイプの間からカ−ソル４が上下移動す
るように構成してもよい。 【００１０】図３は、前記柱状ガ−ド７の断面の形状を
示す例図である。即ち、この柱状ガ−ド７としては図３
（Ａ）に示すように断面コの字形としてもよいし、図３
（Ｂ）に示すように二本のパイプを用いてもよいし、図
３（Ｃ）に示すように楕円形の断面形状を有するもので
あってもよい。このように柱状ガ−ド７としては種々の
形状のものが考えられる。 【００１１】上記したようにこの発明の身長体重計の要
点は、従来被測定者が身長測定に際し、後側の柱１に背
中を接触させ重量測定値に誤差を与える原因となってい
たのを、重量受感部８と一体として柱状ガ−ド７を前記
柱１の前に設置し、これを防止した点にある。従って被
測定者がこの柱状ガ−ド７にもたれてもこの力は内力の
一部であり、つまり重量測定値の一部であり体重測定上
の誤差とはならない。 【００１２】 【発明の効果】以上詳述したようにこの発明の身長体重
計によれば、身長体重測定時、被測定者が背中の柱状ガ
−ドにもたれても正確な体重を短時間で測定することが
できる。また、柱状ガ−ドに揺動リンクを設けることに
より横方向に不意の力がかかった場合重量感知部を保護
することができる。更に、この発明の身長体重計によれ
ば、体重測定時数値が速やかに安定するので迅速に多人
数の身長重量を測定することができる。
に際し通常使用される身長体重計、特に体重を正確に測
定することのできる身長体重計に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来、身長と体重を測定する場合、身長
測定機構に体重測定機構を組み合わせた身長体重計が使
用される。即ち、身長を測定する際には垂直方向に立設
し且つカ−ソルを上下方向に摺動できるように取り付け
た柱状スケ−ルに被測定者が背中をぴたりと接触させ、
自身もこのスケ−ルに合わせて背中を垂直にした状態で
測定する。また、体重は身長を測定する間に被測定者が
載っている台座内部に組み込まれた体重計により測定す
る。尚、近年は身長を測定する際台座に乗ると身長及び
体重を自動的に測定するようなものも見られるようにな
っている。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】上記するように従来の
身長体重計では、測定しようとする人は従来の身長計で
見られるように、身長計の柱に背中をくっつけて自身垂
直になり測定して貰おうとする傾向がある。即ち、自動
身長体重計では体重も同時に測定しているが、背中を柱
に接触させると重量測定部とは関係のない柱自身に体重
の一部がかかるため体重計に正確な体重が出ていない虞
れがあり、数値も安定しない傾向があった。このように
体重が安定しないと例えば学校等多人数の身長体重を測
定する場合短時間で能率よく測定することができないこ
とがあった。 【０００４】この発明は上記する課題に着目してなされ
たものであり、被測定者が背中を後部の柱に接触させて
も正確に体重や身長を測定することが可能で、また体重
計に記録表示される数値も速やかに安定させ能率よく短
時間で正確に測定することのできる身長体重計を提供す
ることを目的とする。 【０００５】 【課題を解決するための手段】即ち、この発明は上記す
る課題を解決するために、身長体重計が、台座の上部端
部に、カ−ソルを上下移動可能なように取り付けた柱を
立設し、また前記台座の上には被測定者の体重を感知す
る重量測定器及び重量受感部を載置すると共に前記柱の
前に該重量受感部と一体に柱状ガ−ドを立設して配置し
たことを特徴とする。 【０００６】 【発明の実施の形態】以下、この発明の具体的実施の形
態について図面を参照して説明する。図１（Ｂ）はこの
発明の身長体重計の構成を示す図であり、図１（Ａ）は
図１（Ｂ）のＸ−Ｘ矢視断面図（平面図）である。台座
２の上の端部には身長測定用の柱１が立設してある。そ
して該柱１にはカ−ソル４が上下移動可能なように取り
付けられている。前記柱１は、内部が中空状の柱である
がこの中空内部にはポ−ル３が立設され前記カ−ソル４
は該ポ−ル３に取付具５により上下移動できるように取
り付けられている。該カ−ソル４の上下移動機構は、ね
じ式、滑車とワイヤによる機構、等種々考えられる。 【０００７】次に、前記台座２の上には被測定者の体重
を感知する重量測定器６が載置され、更に該重量測定器
６の上には上面が平板状の重量受感部８が載置されてい
る。前記柱１の前部には、該重量受感部８と一体に形成
された柱状ガ−ド７が立設して配置されている。該柱状
ガ−ド７の上端部は前記柱１の上端部で揺動リンク９に
連結され揺動できるようにしてあるが、これは該柱状ガ
−ド７が何等かの拍子に横方向に強く押された場合に重
量受感部８に悪影響を及ぼすのを防止するためである。
該揺動リンク９は上端部に設けず中間部で支えてもよい
が、柱状ガ−ド７がしっかりしていて、重量受感部８が
モ−メント荷重に対して強く、誤差も少ないものであれ
ば無くてもよい。上記により、被測定者が該柱状ガ−ド
７にいくら接触しても被測定者と該柱状ガ−ド７の体重
や重量は重量受感部８の上にあるので測定値に影響を与
えることはない。 【０００８】身長体重計を上記構成としたときの動作に
ついて説明する。被測定者が重量受感部８に乗り、柱状
ガ−ド７を背にして垂直となり測定開始スイッチを押し
たり、重量受感部８が重量を感知して人が乗ったと判断
するとスタ−トがかかる。スタ−トして一定時間後或い
は重量デ−タ安定後体重測定が行われ、続いてカ−ソル
４が降りてきて身長測定が行われる。このとき柱状ガ−
ド７がないと被測定者はしばしば背中側の柱にもたれて
しまって体重が中々安定しない場合測定に時間がかかり
自動身長体重計の無人で能率よく多人数の測定を行う目
的が達せられなかった。しかし、この発明の自動身長体
重計によれば柱状ガ−ド７にもたれるようになり体重測
定に影響を及ぼさず且つ短時間で体重値も安定させるこ
とができる。 【０００９】図２は、図１（Ｂ）のＸ−Ｘ矢視断面図と
同じ方向から見たこの自動身長体重計の他の実施例であ
る。即ち、被測定者がもたれる柱状ガ−ド７を二本のパ
イプ状のガ−ドとして柱１の前に設置し、この柱状ガ−
ド７のパイプとパイプの間からカ−ソル４が上下移動す
るように構成してもよい。 【００１０】図３は、前記柱状ガ−ド７の断面の形状を
示す例図である。即ち、この柱状ガ−ド７としては図３
（Ａ）に示すように断面コの字形としてもよいし、図３
（Ｂ）に示すように二本のパイプを用いてもよいし、図
３（Ｃ）に示すように楕円形の断面形状を有するもので
あってもよい。このように柱状ガ−ド７としては種々の
形状のものが考えられる。 【００１１】上記したようにこの発明の身長体重計の要
点は、従来被測定者が身長測定に際し、後側の柱１に背
中を接触させ重量測定値に誤差を与える原因となってい
たのを、重量受感部８と一体として柱状ガ−ド７を前記
柱１の前に設置し、これを防止した点にある。従って被
測定者がこの柱状ガ−ド７にもたれてもこの力は内力の
一部であり、つまり重量測定値の一部であり体重測定上
の誤差とはならない。 【００１２】 【発明の効果】以上詳述したようにこの発明の身長体重
計によれば、身長体重測定時、被測定者が背中の柱状ガ
−ドにもたれても正確な体重を短時間で測定することが
できる。また、柱状ガ−ドに揺動リンクを設けることに
より横方向に不意の力がかかった場合重量感知部を保護
することができる。更に、この発明の身長体重計によれ
ば、体重測定時数値が速やかに安定するので迅速に多人
数の身長重量を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１（Ｂ）はこの発明の身長体重計の構成を示
す図であり、図１（Ａ）は図１（Ｂ）のＸ−Ｘ矢視断面
図である。 【図２】図１（Ｂ）のＸ−Ｘ矢視断面図と同じ方向から
見たこの身長体重計の他の実施例である。 【図３】この発明を構成する柱状ガ−ドの断面の形状を
示す例図であって、図３（Ａ）は断面をコの字形とした
場合の図、図３（Ｂ）は二本のパイプを用いた場合の
図、図３（Ｃ）は楕円形の断面形状とした場合の図であ
る。 【符号の説明】 １ 柱 ２ 台座 ４ カ−ソル ６ 重量測定器 ７ 柱状ガ−ド ８ 重量受感部 ９ 揺動リンク
す図であり、図１（Ａ）は図１（Ｂ）のＸ−Ｘ矢視断面
図である。 【図２】図１（Ｂ）のＸ−Ｘ矢視断面図と同じ方向から
見たこの身長体重計の他の実施例である。 【図３】この発明を構成する柱状ガ−ドの断面の形状を
示す例図であって、図３（Ａ）は断面をコの字形とした
場合の図、図３（Ｂ）は二本のパイプを用いた場合の
図、図３（Ｃ）は楕円形の断面形状とした場合の図であ
る。 【符号の説明】 １ 柱 ２ 台座 ４ カ−ソル ６ 重量測定器 ７ 柱状ガ−ド ８ 重量受感部 ９ 揺動リンク
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 台座の上部端部に、カ−ソルを上下移動
可能なように取り付けた柱を立設し、また前記台座の上
には被測定者の体重を感知する重量測定器及び重量受感
部を載置すると共に前記柱の前に該重量受感部と一体に
柱状ガ−ドを立設して配置したことを特徴とする身長重
量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24858295A JP3503296B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 身長体重計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24858295A JP3503296B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 身長体重計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0968458A JPH0968458A (ja) | 1997-03-11 |
| JP3503296B2 true JP3503296B2 (ja) | 2004-03-02 |
Family
ID=17180275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24858295A Expired - Fee Related JP3503296B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 身長体重計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3503296B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103968926A (zh) * | 2014-05-14 | 2014-08-06 | 杭州云豆科技有限公司 | 一种智能身高体重测量系统 |
| CN106323436A (zh) * | 2016-08-13 | 2017-01-11 | 深圳市前海安测信息技术有限公司 | 自动调节水平度的健康一体机 |
| CN110823354B (zh) * | 2019-11-27 | 2021-07-23 | 陕西学前师范学院 | 一种幼儿园身高体重测量装置 |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP24858295A patent/JP3503296B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0968458A (ja) | 1997-03-11 |
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Legal Events
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