JPH0112812Y2 - - Google Patents

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JPH0112812Y2
JPH0112812Y2 JP8361184U JP8361184U JPH0112812Y2 JP H0112812 Y2 JPH0112812 Y2 JP H0112812Y2 JP 8361184 U JP8361184 U JP 8361184U JP 8361184 U JP8361184 U JP 8361184U JP H0112812 Y2 JPH0112812 Y2 JP H0112812Y2
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は上体そらし測定器にかかり、特にあご
当てカーソルを用いた伏臥上体そらし高さの測定
器に関する。
〔従来技術とその問題点〕
一般に上体そらし高さとは、被測定者が床に伏
臥した状態から手足を使わずに可能な限り上半身
を上向きにそらせた時、床面からあごまでに至る
高さを云うものである。
この高さの測定器としては、従来、例えば実公
昭49−1340号に示されるように円形、角形等任意
の形状と適当な重量とからなる台盤a上に、目盛
を現わした計測ポールbを樹立固定し、該計測ポ
ールbに取付板dを直角方向に延設した測定子c
を滑動自在に套装する一方、断面門形の鞘部eに
あご当て杆fを延設したあご当てレバーgを設
け、その鞘部eの基部には撮み片hを直角方向に
突設し、あご当て杆fの先端部にはあご当て片i
を直角方向に突設して、鞘部eを測定子cの取付
板dに上部から套嵌し、その状態で鞘部eを取付
板dの先端部付近に枢軸jにより枢着したものが
知られている。
しかして、このような測定器による上体そらし
高さの測定は、伏臥した被測定者が上体をそらし
たときに、計測ポールb上を滑動する測定子cを
スライドすると共に、それまで倒れていたあご当
てレバーgをその基部の撮み片hを押すことによ
り水平状態に起し、該レバーg端のあご当て片i
をあご端に当てたとき、測定子cの指す目盛が被
測定者の床面からあご端までの距離を示すように
なつている。
このような測定器によると、測定終了と同時に
撮み片hへの押圧を解いたとき、あご当てレバー
gが上記のように枢軸jを軸として垂直状態に倒
れるようになるため、被測定者はあご当てレバー
gから解放され、その結果あごを傷めるようなこ
とはなくなる。
しかしながら、測定器全体は被測定者の顔に接
近しており、測定終了後はあご当てレバーgを水
平状態から垂直状態に倒せば、あごには接触する
ことはないが、枢軸jが計測ポールbよりもかな
り被測定者側に突出しており、加えてあご当てレ
バーgは枢軸jを中心として回転するので、該レ
バーgの枢軸j点より反対側にある基端部分は、
該レバーgのあご当て片iの下降により反対に上
昇し、これにより被測定者が顔に傷つけられるこ
とが皆無とは云いがたく、また仮りに傷つけられ
ることがないにしても、傷つけられるのではない
かと云う不安感がつきまとうことは避けられな
い。
さらに、そらし高さが低い被測定者の場合は、
あご当てレバーgを倒しても垂直に倒れなくな
り、斜めとなるのでかえつて危険であつた。
したがつてこうした不安感を除くためには、測
定完了後、あご当て片fを下降させると同時に台
盤aごと被測定者より速かに遠ざけることが必要
となつており、測定時の操作が著しく面倒であつ
た。
〔考案の目的〕
本考案はこれに鑑み、従来の測定部分をカーソ
ルと指標との別体に構成して、測定の際にはカー
ソルと指標とを同時に挾持して上昇させ、カーソ
ルを被測定者のあごに当てるとともに測定が完了
したときに、カーソルを自動的に床面近くまで落
下させ、指標のみを元の上昇位置に保持させるこ
とにより、従来のもつ欠点を解消するようにした
上体そらし測定器を提供することを目的としてな
されたものである。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するため、本考案は、台盤と、
この台盤上に立設され一側に目盛を表示した支柱
と、この支柱に上下方向スライド可能に外嵌され
任意の位置で停止自在とした指標と、この指標の
下側において支柱に上下方向スライド自在に外嵌
される本体の一側にあご当てが水平方向に延設さ
れたカーソルとを有し、前記指標の目盛読取用基
準面と前記カーソルのあご当ての上面とが同一水
平面におかれるよう該指標をカーソル本体の上部
に形成した凹部内に嵌合埋没自在に形成し、前記
指標およびカーソル本体の同一側部には操作用取
手を突設したことを特徴とするものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を第1乃至第4図に示す一実施例
を参照して説明する。
本考案は、台盤1と、この台盤1上に立設した
支柱2と、この支柱2に外嵌した指標3およびカ
ーソル4とにより構成されている。なお、上記支
柱2は必要により回転自在に立設してもよい。
台盤1は、プラスチツク等により作られ、適宜
大きさの円形または多角形状の座面を有してい
て、中央に回転自在に立設された支柱2の倒れを
防止するようになつている。
支柱2は、アルミニウム等で形成された四角柱
で構成され、四角柱の両側面には、断面で見た場
合中央部から両端部にかけて一様な深さの凹溝2
aが形成されている。
そして一方の凹溝2aには高さを示すための数
mm毎の単位の目盛2bが台盤1の下面を基準とし
て全長に亘つて設けられており、また支柱2の高
さは通常約1m以下にしてある。上記目盛2bの
形成については、例えば目盛を印刷したテープの
貼着による。
指標3は、プラスチツク等より作られ、前記支
柱2に外嵌する所定高さの四角筒状のもので、支
柱2に嵌合する四角形状の孔3dの一辺は、前記
支柱2の一方の凹溝2aに係合して支柱2の上端
に固定されるカバー2cに当つて抜止めとするた
めの凸部3aが形成されている。
また前記凸部3aに対向する他辺の上部には、
外側に伸びた舌片状の取手3bが設けられてい
る。
さらに前記取手3bが設けられている辺の隣位
の一辺には下面側が湾曲した半円状の突起部3c
が形成されており、この突起部3cの中央には外
側から内面に貫通する小孔3eが穿設されてい
る。そしてこの小孔3e内には、ボール(ローラ
等であつてもよい)3f、バネ3gが順次挿入さ
れたのち、蓋3hなどにより閉鎖され、これによ
り前記支柱2への指標3が外嵌されたとき支柱2
の一側へ前記バネ3gに押されているボール3f
が押しつけられ、この接触により指標3が支柱2
の任意の位置にとどまることが可能となつてい
る。
図示実施例では、指標3の四角形状の孔3dの
上線が読取用基準面とされている。
カーソル4はプラスチツク等により作られ、前
記指標3よりも一まわり大きい四角筒状の本体4
aと、この本体4aの一辺に連設され水平部分が
本体4aの上面と同一面として水平方向に伸びた
断面T字形のあご当て4bとにより形成されてい
る。
本体4aの上部には、前記指標3を内嵌するた
め、指標3の外枠と同じ大きさを有する角孔状の
凹部4gが形成され、下部は前記支柱2に外嵌す
るため支柱2の外形と同じ角孔に形成されてい
る。
また前記一面4cと対向する他面側の上部には
前記指標3の取手3bと同じ形状の取手4dが、
指標3の取手3bの厚さ分だけ低い位置に設けら
れている。
前記本体4aのあご当て4bのある一面と対向
する面4eの上面には前記指標3の突起部3cと
合致して嵌合する凹部4fが形成されている。
したがつて本体4aに指標3を重ね合せるよう
にしたとき、指標3が本体4aの凹部4g内に嵌
入埋没して、前記凹部4fは指標3の突起部3c
と、また取手4dは指標3の取手3bと接触し、
本体4aと指標3の上面が同一平面となる。
また本体4aの下方の支柱2に嵌合する部分の
側壁には、上方に向つて複数個の孔が平行に穿設
されており、この孔に錘5を挿入することによ
り、カーソル4のあご当て4bの重量とバランス
させて指標3との分離を容易にし円滑に降下され
るようになつている。
あご当て4bは、上記のように本体4a部分よ
り水平に外側へ伸びてT字形を形成する垂直部分
はリブとなつており、基部において大きく先端に
移るにつれて小さくなるように流線形に形成され
ている。
またあご当て4bの先端は、被測定者のあごに
接触したとき、被測定者のあごを傷つけることの
ないように丸味がつけられている。
つぎに作用について説明する。
被測定者の上体そらし高さを測定するには、上
体そらし測定器を被測定者の近傍に置き、カーソ
ル4の本体4aの凹部4gに指標3を嵌合させて
下降させておく。
ついで被測定者に上体そらしを行なわせ、す早
く指標3とカーソル4との重なつておかれている
両方の取手4d,3bを指で同時に挾んでカーソ
ル4のあご当て4b部分を被測定者のあごの位置
に合わせるように位置合わせし、また支柱2を回
転させて測定に最適の位置にセツトする。
カーソル4のあご当て4bが被測定者のあごに
接触したらカーソル4の取手4dを支えていた指
を離すと、カーソル4は指標3から離れて急激に
落下する。
このとき指標3は上記のように突起部3cに内
装されているボール3f、およびバネ3gにより
その位置に保持されてとどまつているので、読取
基準面に合つている目盛2bを読み取ることによ
り測定が確実にできる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案は、測定が終ればカーソル
を支えている指を離すことにより、これと一体と
なつていた指標から離れてカーソルのみが急速に
落下するので、被測定者に傷害を与えるおそれは
全くなくなり、しかも指標は測定した位置にとど
まつているので後からでも測定値を正確に読むこ
とができる。
したがつて、従来のようにあご当てレバーがそ
らし高さの低い被測定者の測定後に垂直にならな
いで傾いておかれたり、また枢軸が支柱より離れ
て被測定者に接近した位置にあることにより被測
定者に不安を与えるようなことがなくなり、これ
により測定完了時に速かに被測定者より測定器を
遠ざける必要もなくなるなどの優れた効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる上体そらし測定器の要
部の斜視図、第2図は本考案の上体そらし測定器
の全体斜視図、第3図は第1図の動作説明図、第
4図は指標の保持装置の断面図、第5図は従来の
上体そらし測定器の正面図である。 1……台盤、2……支柱、2b……目盛、3…
…指標、3b……取手、3f……ボール、3g…
…バネ、4……カーソル、4a……本体、4b…
…あご当て、4d……取手、4g……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 台盤と、この台盤上に立設され一側に目盛を表
    示した支柱と、この支柱に上下方向スライド可能
    に外嵌され任意の位置で停止自在とした指標と、
    この指標の下側において支柱に上下方向スライド
    自在に外嵌される本体の一側にあご当てが水平方
    向に延設されたカーソルとを有し、前記指標の目
    盛読取用基準面と前記カーソルのあご当ての上面
    とが同一水平面におかれるよう該指標をカーソル
    本体の上部に形成した凹部内に嵌合埋没自在に形
    成し、前記指標およびカーソル本体の同一側部に
    は操作用取手を突設してなる上体そらし測定器。
JP8361184U 1984-06-07 1984-06-07 上体そらし測定器 Granted JPS60195005U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8361184U JPS60195005U (ja) 1984-06-07 1984-06-07 上体そらし測定器

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JP8361184U JPS60195005U (ja) 1984-06-07 1984-06-07 上体そらし測定器

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Publication Number Publication Date
JPS60195005U JPS60195005U (ja) 1985-12-26
JPH0112812Y2 true JPH0112812Y2 (ja) 1989-04-14

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JP8361184U Granted JPS60195005U (ja) 1984-06-07 1984-06-07 上体そらし測定器

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JP5357361B2 (ja) * 2011-07-14 2013-12-04 グローバルベイシック株式会社 身体特性測定システム及び身体特性測定方法

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JPS60195005U (ja) 1985-12-26

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