JP3501972B2 - 電源システム - Google Patents

電源システム

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JP3501972B2
JP3501972B2 JP08855299A JP8855299A JP3501972B2 JP 3501972 B2 JP3501972 B2 JP 3501972B2 JP 08855299 A JP08855299 A JP 08855299A JP 8855299 A JP8855299 A JP 8855299A JP 3501972 B2 JP3501972 B2 JP 3501972B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、一般の電子機器回
路や電気機器回路、特にマイクロプロセッサを含む回路
に関連して好適に実施される直流安定化電源装置を備え
た電源システムに関する。 【0002】 【従来の技術】前記電子機器や電気機器では、高機能化
の要求に応えるために、マイクロプロセッサが搭載され
ている。そのマイクロプロセッサおよび周辺回路素子を
形成するIC,LS1等の低動作電圧化が進み、多くの
機器において、5V動作のIC,LSIと、3.3V動
作や、2.5V動作、1.8V動作のIC,LSIとが
混在するようになってきている。 【0003】一般に、5V以下の低動作電圧のIC,L
SIに対する電源供給は、レギュレータICによって行
われる。図10で示すように、5V系のIC,LSI1
には、電源端子2に接続される前記レギュレータICか
ら直接電源供給が行われ、たとえば前記3.3Vである
さらに低動作電圧のIC,LSI3には、前記電源端子
2からの電力が、降圧型の安定化電源装置4を介して電
源供給が行われる。 【0004】こうした場合において、電源の立上がり時
に、レギュレータICの出力電圧の立上がりに伴って、
安定化電源装置4の出力電圧も立上がり、レギュレータ
ICの出力電圧が5Vに立上がる前に、安定化電源装置
4の出力電圧が3.3Vに立上がってしまうと、5V系
のIC,LSI1の動作部1aが動作する前に、低動作
電圧系のIC,LSI3が動作を開始することになり、
回路全体の誤動作となる。 【0005】このため、たとえば本件出願人が先に特願
平11−7037号で提案したように、前記安定化電源
装置4の前段にリセット電圧検出部5を設け、すなわち
リセット機能を有するレギュレータICによって、たと
えば電源端子2への入力電圧が4.2Vまでは、5V系
のIC,LSI1のリセット部1bへリセット信号を出
力して該IC,LSI1をリセットし、電源端子2への
入力電圧が上昇し、該IC,LSI1が正常動作する前
記4.2V以上になってから、リセットを解除するよう
に構成されている。 【0006】図11に、前記リセット電圧検出部5の動
作を示す。該リセット電圧検出部5は、安定化電源装置
4の入力電圧Vinを監視し、電源投入時には一定期
間、ローアクティブのリセット信号Vrを出力し、マイ
クロプロセッサなどの前記5V系のIC,LSI1を初
期状態にする。また、前記入力電圧Vinの瞬断時や低
下時にもリセット信号Vrを出力し・マイクロプロセッ
サの誤動作を防止する。 【0007】図12は、リセット機能を有する典型的な
従来技術の直流安定化電源装置11の電気的構成を示す
ブロック図である。入力端子12への入力電圧vinが
予め定める一定レベルに達すると起動回路13が動作
し、基準電圧回路14が基準電圧vrefを発生する。
一方、出力端子15に現れる出力電圧voが、抵抗r
1,r2で分圧され、帰還電圧vadが作成される。前
記基準電圧vrefおよび帰還電圧vadは制御回路1
6に取込まれ、両者の差分が誤差増幅器17によって増
幅される。 【0008】出力制御用のNPN型の出力トランジスタ
q1は、入出力端子12,13間に直列に介在されてお
り、前記誤差増幅器17の出力は、該出力トランジスタ
q1にダーリントン接続される駆動用トランジスタq2
を介して与えられ、こうして前記電圧vref,vad
の差分に対応して該出力トランジスタq1のベース電流
が制御され、前記出力電圧voが安定化される。この出
力電圧voは、出力端子12に接続されるコンデンサc
1で応答性が改善され、負荷である前記IC,LSI1
に印加される。 【0009】次に、前記制御回路16の保護動作につい
て説明する。出力トランジスタq1には、負荷電流検出
用の抵抗r3が直列に接続されており、負荷短絡や過負
荷によって出力トランジスタq1のコレクタ電流が増大
すると、そのエミッタに接続された前記抵抗r3による
電圧降下が大きくなって、電流制限用のトランジスタq
3のベース・エミッタ間の電圧が上昇する。これによ
り、該トランジスタq3がONして、誤差増幅器17の
出力電流をバイパスして、出力トランジスタq1のベー
ス電流が制限される。この結果、該出力トランジスタq
1のコレクタ電流が抑制され、過電流から保護される。 【0010】続いて、リセット回路18の動作について
説明する。前記入力電圧vinは、抵抗r4,r5で分
圧され、生成されたリセット検出電圧vdが比較器19
の反転入力端子にフィードバックされる。比較器19
は、前記リセット検出電圧vdと前記基準電圧vref
とを比較し、リセット検出電圧vdが基準電圧vref
よりも低い場合、ハイレベルを出力してリセット信号発
生トランジスタq4をONさせ、リセット端子20にロ
ーレベルのリセット信号vrが発生する。前記リセット
端子20は、前記入力端子12と接地端子21との間に
直列に介在される抵抗r6とコンデンサc2との接続点
に接続されており、前記リセット検出電圧vdが基準電
圧vrefよりも高く、比較器19がローレベルを出力
しているときには、リセット信号発生トランジスタq4
はOFFし、リセット端子20はハイレベルとなってい
る。 【0011】上述のように構成される直流安定化電源装
置11は、出力トランジスタq1としてNPNトランジ
スタを用いているので、コレクタ・エミッタ間の電圧降
下が大きくなり、損失が大きく、効率が低いという問題
がある。また、前記マイクロプロセッサおよびその周辺
回路のIC,LS1のための直流安定化電源装置では、
5Vの入力電圧vinから、3.3Vの出力電圧voを
生成することが非常に多く行われるけれども、出力制御
用に前記NPNトランジスタを使用すると、前記コレク
タ・エミッタ間の電圧降下が約2Vにも及ぶので、この
ような用途には前記直流安定化電源装置11を適用する
ことができない。 【0012】そこで、図13で示すように、前記出力制
御用にPNP型のトランジスタq11を使用した直流安
定化電源装置22も使用されている。図13は、リセッ
ト機能を有する他の従来技術である前記直流安定化電源
装置22の電気的構成を示すブロック図である。この直
流安定化電源装置22において、前述の直流安定化電源
装置11に類似し対応する部分には、同一の参照符号を
付してその説明を省略する。 【0013】この直流安定化電源装置22では、駆動用
トランジスタq2のエミッタは前記負荷電流検出用の抵
抗r3を介して接地され、電流制限用のトランジスタq
3は誤差増幅器17の出力と接地ラインとの間に介在さ
れており、駆動用トランジスタq2のエミッタ電流が大
きくなって抵抗r3による電圧降下が大きくなると、該
トランジスタq3がONして誤差増幅器17の出力電流
をバイパスする。 【0014】このPNP型のトランジスタを用いること
によって、該PNP型のトランジスタのコレクタ・エミ
ッタ間の電圧降下が0.5V程度であるので、前記5V
の入力電圧vinから、3.3Vの出力電圧voを生成
する降圧形の直流安定化電源装置を実現することができ
る。 【0015】 【発明が解決しようとする課題】ところが、PNP型の
トランジスタは、一般にNPN型のトランジスタと同じ
チップサイズで、NPN型のトランシスタと同程度の直
流電流増幅率を得ることができない。したがって、同じ
定格のNPN型のトランジスタと同様の直流電流増幅率
を得ようとすれば、チップサイズが大きくならざるをえ
ず、直流安定化電源装置のコストアップになる。 【0016】本発明の目的は、リセット信号発生機能を
有し、出力制御用トランジスタとしてNPN型のトラン
ジスタを使用しながらも、低損失、かつ低電圧降下で動
作する直流安定化電源装置を備えた電源システムを提供
することである。 【0017】 【課題を解決するための手段】発明に係る電源システ
は、相互に異なる第1及び第2の出力電圧をそれぞれ
出力する高圧系回路および低圧系回路と、前記低圧系回
路からの出力が入力される入力電源端子と、第3の出力
電圧を出力する出力電源端子と、前記入力電源端子と出
力電源端子との間に直列に介在するNPN型の出力トラ
ンジスタとを含み、前記出力トランジスタのベース電流
を制御することによって所望とする第3の出力電圧を得
るようにした直流安定化電源装置とを備え、前記直流安
定化電源装置は、さらに、前記入力電源端子と別体に設
けられ、前記高圧系回路からの出力が入力されることに
より、前記出力トランジスタのベースに対し、該出力ト
ランジスタのエミッタ電圧にベース・エミッタ間電圧を
加えた電圧以上の電圧を印加するように制御電圧を印加
する制御電源端子と、前記制御電源端子および入力電源
端子の電圧を監視し、少なくとも何れか一方に電圧低下
が検出されたときには、リセット信号を導出するリセッ
ト回路とを含むことを特徴とする。 【0018】上記の構成によれば、制御電源を入力電源
とは別体とし、出力トランジスタとしてNPN型のトラ
ンジスタを用いても、そのベースには、エミッタ電圧に
ベース・エミッタ間電圧を加えた電圧以上の電圧を印加
して該出力トランジスタを動作させるので、ベース電圧
の作成に入力電圧を利用しなくてもよくなり、入力電圧
と出力電圧との電位差を大きくする必要がなくなる。 【0019】このようにして、低コストなNPN型の出
力トランジスタを用いても、直流安定化電源装置の低損
失化および低電圧降下化を実現することができる。しか
も、そのようにNPN型の出力トランジスタの適用を可
能にするために新たに設けられる制御電源端子の電圧
を、入力電源端子の電圧とともに、リセット回路が監視
し、少なくとも何れか一方に電圧低下が検出されたとき
には、リセット信号を導出するので、前記マイクロプロ
セッサや、その周辺回路素子のIC,LS1等の誤動作
を、確実に防止することができる。 【0020】 【発明の実施の形態】本発明の実施の第1の形態につい
て、図1および図2に基づいて説明すれば以下のとおり
である。 【0021】図1は、本発明の実施の第1の形態のリセ
ット機能を有する直流安定化電源装置30の電気的構成
を示すブロック図である。電源31から入力端子32へ
の入力電圧Vinが予め定める一定レベルに達すると起
動回路33が動作し、基準電圧回路34が基準電圧Vr
efを発生する。基準電圧回路34は、入力電圧Vin
に基づいて、一定の基準電圧Vrefを発生する回路で
あって、たとえばツェナダイオードなどの定電圧素子や
定電圧回路が用いられる。一方、出力端子35に現れる
出力電圧Voが、抵抗R1,R2で分圧され、帰還電圧
Vadが作成される。前記基準電圧Vrefおよび帰還
電圧Vadは制御回路36に取込まれ、前記基準電圧V
refは誤差増幅器37の非反転入力端子に与えられ、
前記帰還電圧Vadは誤差増幅器37の反転入力端子に
与えられ、両者の差分が該誤差増幅器37によって増幅
される。 【0022】出力制御用のNPN型の出力トランジスタ
Q1は、入出力端子32,33間に直列に介在されてお
り、前記誤差増幅器37の出力は、該出力トランジスタ
Q1のベースに与えられ、こうして前記電圧Vref,
Vadの差分に対応して該出力トランジスタQ1のベー
ス電流が制御され、前記出力電圧Voが安定化される。
この出力電圧Voは、出力端子32に接続されるコンデ
ンサC1で応答性が改善され、負荷である前記IC,L
SI1の動作部1aに印加される。 【0023】次に、リセット回路38の動作について説
明する。前記入力電圧Vinは、抵抗R3,R4で分圧
され、生成されたリセット検出電圧Vdが比較器39の
反転入力端子にフィードバックされる。比較器39は、
前記リセット検出電圧Vdと前記基準電圧Vrefとを
比較し、リセット検出電圧Vdが基準電圧Vrefより
も低い場合、ハイレベルを出力してリセット信号発生ト
ランジスタQ2をONさせ、リセット端子40から前記
IC,LSI1のリセット部1bにローレベルのリセッ
ト信号Vrを与える。前記リセット端子40は、前記入
力端子32と接地端子41との間に直列に介在される抵
抗R5とコンデンサC2との接続点に接続されており、
前記リセット検出電圧Vdが基準電圧Vrefよりも高
く、比較器39がローレベルを出力しているときには、
リセット信号発生トランジスタQ2はOFFし、リセッ
ト端子40はハイレベルとなっている。 【0024】また、本発明では、さらに前記抵抗R3,
R4の接続点には、抵抗R4をバイパスするように、ダ
ーリントン接続されたPNP型の制御トランジスタQ
3,Q4が接続されている。制御トランジスタQ3のベ
ースには、前記入力端子32と別体に設けられる制御端
子42の制御電圧Vcが、抵抗R6,R7で分圧されて
与えられる。前記制御端子42には、前記電源31と別
体に設けられる電源43によって発生される前記制御電
圧Vc、たとえば12Vが、抵抗R8を介して与えられ
る。制御電圧Vcは、電流制限回路44を介して、前記
出力トランジスタQ1のベースにも与えられる。前記制
御電圧Vcは、出力トランジスタQ1のベース電圧をV
bとし、エミッタ電圧(=出力電圧Vo)をVeとし、
ベース・エミッタ間電圧をVbeとするとき、Vb≧V
e+Vbeとなるように選ばれている。このため、前記
制御端子42は、残余の端子32,35,40よりも、
絶縁層が厚く形成されるなどして、耐圧が高くなるよう
に形成されている。 【0025】したがって、出力トランジスタとしてNP
N型の出力トランジスタQ1を用いても、電源31と別
体に設けられる電源43によって発生される前記制御電
圧Vcが印加されて該出力トランジスタQ1が動作され
るので、ベース電圧Vbの作成に入力電圧Vinを利用
しなくてもよくなり、入力電圧Vinと出力電圧Voと
の電位差を、たとえば0.5V程度まで小さくすること
ができ、たとえば5Vの入力電圧Vinから、3.3V
の出力電圧Voを作成することができる。こうして、低
コストなNPN型の出力トランジスタQ1を用いても、
直流安定化電源装置30の低損失化および低電圧降下化
を実現することができる。 【0026】また、そのようにNPN型の出力トランジ
スタQ1を適用しても、低損失化および低電圧降下化を
実現する前記制御電圧Vcに対しても、前記入力電圧V
inと同様に、電圧低下を検知して、リセット信号Vr
を導出するので、前記マイクロプロセッサや、その周辺
回路素子のIC,LSI1等の誤動作を、確実に防止す
ることができる。また、このように構成することによっ
て、前記制御電圧Vc、たとえば15Vを電源とする他
系統の電圧の監視も可能になる。 【0027】前記誤差増幅器37は、前記電圧Vre
f,Vadの差分による出力トランジスタQ1のベース
電流の変動分を供給し、前記電流制限回路44は、前記
ベース電流の不変動分を供給する。比較的大きな割合を
占めるこの不変動分を、電流制限回路44が制限するこ
とで、出力トランジスタQ1が過負荷状態となることを
防止するとともに、制御回路36での電力消費も抑える
ことができる。 【0028】また、前記制御端子42には、外部からの
ON/OFF信号に応答して、該制御端子42を接地/
開放するトランジスタQ5が接続されている。トランジ
スタQ5がONして制御端子42が接地されると、前記
電流制限回路44からの出力トランジスタQ1へのベー
ス電流は0となり、該直流安定化電源装置30は、動作
を停止する。このようにトランジスタQ5のON/OF
Fを制御することによって、該直流安定化電源装置30
の出力のON/OFF制御が可能となる。 【0029】なお、たとえば特開平6−52017号公
報や特開平7−160666号公報などには、各種のリ
セット回路が示されているけれども、レギュレータIC
にリセット機能を設けたものではなく、ましてや入力電
圧Vinと制御電圧Vcとの両方を監視するものではな
い。また、特開平7−253830号公報には、論理制
御回路への電源電圧と、プログラミング電圧との両方を
監視し、電圧低下が検出されたときには、前記論理制御
回路をリセットすることが記載されているけれども、こ
れも同様に、レギュレータICにリセット機能を設けた
ものではない。 【0030】図2は、上述のように構成される直流安定
化電源装置30の一適用例の電源システム50の構成を
示すブロック図である。ラインフィルタ51でラインノ
イズが除去された商用交流は、整流ブリッジ52および
コンデンサC11で整流・平滑化されて直流電圧にな
る。この直流電圧は、コントロールIC53によってO
N/OFF制御されるトランジスタTr1でスイッチン
グされてパルス化され、高周波トランス54の1次巻線
に与えられる。前記スイッチングによって高周波トラン
ス54の2次巻線に得られたパルス電圧は、ダイオード
D1およびコンデンサC12から成る高圧系回路と、ダ
イオードD2およびコンデンサC13から成る低圧系回
路とで、それぞれ整流・平滑化され、相互に異なる2つ
の出力電圧VO1,VO2となる。たとえば、VO1=12V
であり、VO2=5Vである。 【0031】高圧側の出力電圧VO1は、フォトカプラ5
5を介して前記コントロールIC53に帰還され、前記
トランジスタTr1のスイッチング周波数やスイッチン
グパルス幅が制御される。また、この出力電圧VO1は、
前記抵抗R8を介して、レギュレータICである直流安
定化電源装置30の制御端子42に、前記制御電圧Vc
として入力される。一方、低圧側の出力電圧VO2は、前
記入力電圧Vinとして、直流安定化電源装置30の入
力端子32に入力される。直流安定化電源装置30の出
力端子35からは、出力電圧VO3、たとえば3.3Vが
出力される。 【0032】このようにして、12V,5V,3.3V
の3電源を実現することができる。たとえば一般のデス
クトップコンピュータの場合、内部の直流電源は12V
と5Vの2系統を備えており、その周辺機器のフロッピ
ーディスクドライブやCD−ROMドライブ等は、機器
の入力電源として、12Vと5Vの2系統となってい
る。この実際の周辺機器用のLSI,ICは3.3V動
作回路が多く、5Vから3.3Vを生成する安定化電源
装置が多く使用され、その入力電圧の監視及びリセット
信号の発生機能が備えられるが、12V系の電圧が低下
した際には機器全体の異常動作の原因となるので、上記
の直流安定化電源装置30のように、5V系のみなら
ず、12V系の電源監視も重要である。 【0033】本発明の実施の第2の形態について、図3
に基づいて説明すれば以下のとおりである。 【0034】図3は、本発明の実施の第2の形態のリセ
ット機能を有する直流安定化電源装置60の電気的構成
を示すブロック図である。この直流安定化電源装置60
は、上述の直流安定化電源装置30に類似し、対応する
部分には、同一の参照符号を付してその説明を省略す
る。この直流安定化電源装置60では、誤差増幅器37
には、前記電流制限回路44を介して、制御端子42か
ら電源供給が行われる。これによって、前記ON/OF
F信号がローレベルとなったとき、誤差増幅器37への
電源供給が停止され、出力トランジスタQ1のベース電
流を0にすることができる。 【0035】本発明の実施の第3の形態について、図4
に基づいて説明すれば以下のとおりである。 【0036】図4は、本発明の実施の第3の形態のリセ
ット機能を有する直流安定化電源装置61の電気的構成
を示すブロック図である。この直流安定化電源装置61
は、上述の直流安定化電源装置60に類似し、対応する
部分には、同一の参照符号を付してその説明を省略す
る。この直流安定化電源装置61では、制御回路36a
内で、出力トランジスタQ1に関連して、ダーリントン
接続されるNPN型の駆動トランジスタQ6が設けられ
ており、直流増幅率が増大されている。 【0037】なお、制御電圧Vcには、この駆動トラン
ジスタQ6のベース・エミッタ間電圧をVbe(Q6)
も含まれる。すなわち、Vb(Q1)≧Ve(Q1)+
Vbe(Q1)+Vbe(Q6)となるように選ばれて
いる。 【0038】本発明の実施の第4の形態について、図5
に基づいて説明すれば以下のとおりである。 【0039】図5は、本発明の実施の第4の形態のリセ
ット機能を有する直流安定化電源装置62の電気的構成
を示すブロック図である。この直流安定化電源装置62
は、上述の直流安定化電源装置61に類似し、制御回路
36b内では、出力トランジスタQ1に関連して、ダー
リントン接続されるPNP型の駆動トランジスタQ6a
が設けられており、誤差増幅器37aには、その反転入
力端子に前記基準電圧Vrefが与えられ、非反転入力
端子に前記帰還電圧Vadが与えられる。誤差増幅器3
7aは、帰還電圧Vadが基準電圧Vrefよりも低く
なる程、駆動トランジスタQ6aのベース電流を引込
む。 【0040】本発明の実施の第5の形態について、図6
に基づいて説明すれば以下のとおりである。 【0041】図6は、本発明の実施の第5の形態のリセ
ット機能を有する直流安定化電源装置63の電気的構成
を示すブロック図である。この直流安定化電源装置63
では、制御回路36c内で、出力トランジスタQ1に関
連して、駆動回路46と過電流制限回路47とが設けら
れている。 【0042】駆動回路46は、たとえば前記図4の直流
安定化電源装置61におけるダーリントン接続される駆
動トランジスタQ6を含んで構成されており、この駆動
トランジスタQ6の過電流を検出する回路をまた、備え
ている。この駆動回路46には、前記電流制限回路44
を介して、前記制御電圧Vcによって電源供給が行われ
る。これによって、駆動回路46を設けても、入力電圧
Vinに関わりなく、Vb(Q1)≧Ve(Q1)+V
be(Q1)とすることができる。 【0043】また、過電流制限回路47は、たとえば出
力トランジスタQ1のエミッタ電流を電流−電圧変換す
る検出抵抗RDを備えて構成されており、その端子間電
圧が所定値以上となると過電流状態であると判定し、前
記出力トランジスタQ1の過大なベース電流をバイパス
してコレクタ電流を所定の過電流制限値に抑制する過電
流制限動作を行う。 【0044】本発明の実施の第6の形態について、図7
に基づいて説明すれば以下のとおりである。 【0045】図7は、本発明の実施の第6の形態のリセ
ット機能を有する直流安定化電源装置64の電気的構成
を示すブロック図である。この直流安定化電源装置64
は、上述の直流安定化電源装置63に類似している。注
目すべきは、リセット回路38aに、リセットスイッチ
SWが設けられていることである。前記リセットスイッ
チSWは、前記入力電圧Vinを分圧する抵抗R4と並
列に設けられており、該リセットスイッチSWがONさ
れると、前記リセット検出電圧Vdは0となり、リセッ
ト信号Vrが出力される。 【0046】これによって、誤動作発生などに応答した
操作者のマニュアルリセットによってもリセット信号V
rを出力することができ、誤動作を、さらに確実に防止
することができる。 【0047】本発明の実施の第7の形態について、図8
に基づいて説明すれば以下のとおりである。 【0048】図8は、本発明の実施の第7の形態のリセ
ット機能を有する直流安定化電源装置65の電気的構成
を示すブロック図である。この直流安定化電源装置65
は、上述の直流安定化電源装置64に類似している。注
目すべきは、リセット回路38bにおいて、前記リセッ
トスイッチSWに代えて、トランジスタQ7が設けられ
ている。トランジスタQ7のベースには、リセット端子
48に入力される外部からのリセット信号が入力され
る。 【0049】したがって、外部のインタフェイス回路か
らのロジック信号、つまり他の回路の異常や、他の機器
が接続されたこと示す信号を受けて、マイクロプロセッ
サへのリセット信号Vrの発生が可能になり、前記誤動
作を、さらに確実に防止することができる。 【0050】本発明の実施の第8の形態について、図9
に基づいて説明すれば以下のとおりである。 【0051】図9は、本発明の実施の第8の形態のリセ
ット機能を有する直流安定化電源装置66の電気的構成
を示すブロック図である。この直流安定化電源装置65
では、前記比較器39と並列に、比較器49が設けられ
ている。比較器49の反転入力端子には、前記基準電圧
Vrefが与えられ、非反転入力端子には、前記出力電
圧Voが抵抗R9,R10で分圧されて与えられ、出力
は、前記リセット信号発生トランジスタQ2のベースに
与えられる。 【0052】したがって、前記抵抗R3,R4;R6,
R7によって監視される電源の異常だけでなく、出力ト
ランジスタQ1や負荷の異常にも対応することができ、
前記誤動作を、さらに確実に防止することができる。 【0053】以上で説明した直流安定化電源装置は、入
出力電源端子間に直列にNPN型の出力トランジスタが
介在され、前記出力トランジスタのベース電流を制御す
ることによって所望とする電圧出力を得るようにした直
流安定化電源装置において、前記入力電源端子と別体に
設けられ、前記出力トランジスタのベースに、該出力ト
ランジスタのエミッタ電圧にベース・エミッタ間電圧を
加えた電圧以上の電圧を印加するように制御電圧を印加
する制御電源端子と、前記制御電源端子および入力電源
端子の電圧を監視し、少なくとも何れか一方に電圧低下
が検出されたときには、リセット信号を導出するリセッ
ト回路とを含んでいる。 【0054】上記の構成によれば、制御電源を入力電源
とは別体とし、出力トランジスタとしてNPN型のトラ
ンジスタを用いても、そのベースには、エミッタ電圧に
ベース・エミッタ間電圧を加えた電圧以上の電圧を印加
して該出力トランジスタを動作させるので、ベース電圧
の作成に入力電圧を利用しなくてもよくなり、入力電圧
と出力電圧との電位差を大きくする必要がなくなる。 【0055】このようにして、低コストなNPN型の出
力トランジスタを用いても、直流安定化電源装置の低損
失化および低電圧降下化を実現することができる。しか
も、そのようにNPN型の出力トランジスタの適用を可
能にするために新たに設けられる制御電源端子の電圧
を、入力電源端子の電圧とともに、リセット回路が監視
し、少なくとも何れか一方に電圧低下が検出されたとき
には、リセット信号を導出するので、前記マイクロプロ
セッサや、その周辺回路素子のIC,LS1等の誤動作
を、確実に防止することができる。 【0056】また、以上で説明した直流安定化電源装置
は、入出力電源端子間に直列にNPN型の出力トランジ
スタが介在され、誤差増幅器が前記出力トランジスタの
ベース電流を制御することによって所望とする電圧出力
を得るようにした直流安定化電源装置において、前記入
力電源端子と別体に設けられ、前記誤差増幅器が前記出
力トランジスタのベースに、該出力トランジスタのエミ
ッタ電圧にベース・エミッタ間電圧を加えた電圧以上の
電圧を印加するように制御電源を供給する制御電源端子
と、前記制御電源端子および入力電源端子の電圧を監視
し、少なくとも何れか一方に電圧低下が検出されたとき
には、リセット信号を導出するリセット回路とを含んで
いる。 【0057】上記の構成によれば、制御電源を入力電源
とは別体とし、出力トランジスタとしてNPN型のトラ
ンジスタを用いても、そのベースには、誤差増幅器か
ら、エミッタ電圧にベース・エミッタ間電圧を加えた電
圧以上の電圧を印加されて該出力トランジスタが動作さ
れるので、ベース電圧の作成に入力電圧を利用しなくて
もよくなり、入力電圧と出力電圧との電位差を大きくす
る必要がなくなる。 【0058】このようにして、低コストなNPN型の出
力トランジスタを用いても、直流安定化電源装置の低損
失化および低電圧降化を実現することができる。しか
も、そのようにNPN型の出力トランジスタの適用を可
能にするために新たに設けられる制御電源端子の電圧
を、入力電源端子の電圧とともに、リセット回路が監視
し、少なくとも何れか一方に電圧低下が検出されたとき
には、リセット信号を導出するので、前記マイクロプロ
セッサや、その周辺回路素子のIC,LS1等の誤動作
を、確実に防止することができる。 【0059】さらにまた、上記直流安定化電源装置で
は、前記リセット回路は、さらに出力電圧に電圧低下が
検出されたときにも、リセット信号を導出してもよい。 【0060】上記の構成によれば、リセット回路は、前
記制御電源や入力電源だけでなく、出力電圧にも電圧低
下が検出されるとリセット信号を出力する。 【0061】したがって、出力トランジスタや負荷の異
常にも対応することができ、前記誤動作を、さらに確実
に防止することができる。 【0062】また、上記直流安定化電源装置では、前記
リセット回路は、さらに外部からのリセット信号が入力
されたときにも、リセット信号を導出してもよい。 【0063】上記の構成によれば、リセット回路は、外
部からのマニュアルリセット信号や異常を表す信号など
にも応答してリセット信号を出力する。 【0064】したがって、電源の異常だけでなく、他の
回路などの異常にも対応することができ、前記誤動作
を、さらに確実に防止することができる。 【0065】 【発明の効果】発明に係る直流安定化電源装置は、以
上のように、パワー素子として低コストなNPN型の出
力トランジスタを用いる降圧型の直流安定化電源装置に
おいて、制御電源を入力電源とは別体とし、前記出力ト
ランジスタのベースに、エミッタ電圧にベース・エミッ
タ間電圧を加えた電圧以上の電圧を印加する。 【0066】それゆえ、ベース電圧の作成に入力電圧を
利用しないので、入力電圧と出力電圧との電位差を大き
くする必要がなくなり、低損失化および低電圧降下化を
実現することができる。しかも、そのようにNPN型の
出力トランジスタの適用を可能にするために新たに設け
られる制御電源端子の電圧を、入力電源端子の電圧とと
もに、リセット回路が監視し、少なくとも何れか一方に
電圧低下が検出されたときには、リセット信号を導出す
るので、前記マイクロプロセッサや、その周辺回路素子
のIC,LS1等の誤動作を、確実に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の第1の形態のリセット機能を有
する直流安定化電源装置の電気的構成を示すブロック図
である。 【図2】図1で示す直流安定化電源装置を用いる電源シ
ステムの一例を示すブロック図である。 【図3】本発明の実施の第2の形態のリセット機能を有
する直流安定化電源装置の電気的構成を示すブロック図
である。 【図4】本発明の実施の第3の形態のリセット機能を有
する直流安定化電源装置の電気的構成を示すブロック図
である。 【図5】本発明の実施の第4の形態のリセット機能を有
する直流安定化電源装置の電気的構成を示すブロック図
である。 【図6】本発明の実施の第5の形態のリセット機能を有
する直流安定化電源装置の電気的構成を示すブロック図
である。 【図7】本発明の実施の第6の形態のリセット機能を有
する直流安定化電源装置の電気的構成を示すブロック図
である。 【図8】本発明の実施の第7の形態のリセット機能を有
する直流安定化電源装置の電気的構成を示すブロック図
である。 【図9】本発明の実施の第8の形態のリセット機能を有
する直流安定化電源装置の電気的構成を示すブロック図
である。 【図10】複数電圧を供給する一般的な電源システムの
ブロック図である。 【図11】図10で示す電源システムにおけるリセット
電圧検出部の動作を説明するための波形図である。 【図12】リセット機能を有する典型的な従来技術の直
流安定化電源装置の電気的構成を示すブロック図であ
る。 【図13】リセット機能を有する他の従来技術の直流安
定化電源装置の電気的構成を示すブロック図である。 【符号の説明】 1 IC,LSI 1a 動作部 1a リセット部 30,60〜66 直流安定化電源装置 31 電源 32 入力端子(電源入力端子) 33 起動回路 34 基準電圧回路 35 出力端子 36,36a,36b,36c 制御回路 37,37a 誤差増幅器 38,38a,38b リセット回路 39,49 比較器 40 リセット端子 41 接地端子 42 制御端子(制御電源端子) 43 電源 44 電流制限回路 46 駆動回路 47 過電流制限回路 50 電源システム 51 ラインフィルタ 52 整流ブリッジ 53 コントロールIC 54 高周波トランス D1,D2 ダイオード C1,C2;C11,C12,C13 コンデンサ Q1 NPN型の出力トランジスタ Q2 リセット信号発生トランジスタ Q3,Q4 制御トランジスタ Q5,Q7 トランジスタ Q6,Q6a 駆動トランジスタ SW リセットスイッチ Tr1 トランジスタ R1〜R10 抵抗 RD 検出抵抗

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】相互に異なる第1及び第2の出力電圧をそ
    れぞれ出力する高圧系回路および低圧系回路と、 前記低圧系回路からの出力が入力される入力電源端子
    と、第3の出力電圧を出力する出力電源端子と、前記入
    力電源端子と出力電源端子との間に直列に介在する NP
    N型の出力トランジスタとを含み、前記出力トランジス
    タのベース電流を制御することによって所望とする第3
    の出力電圧を得るようにした直流安定化電源装置とを備
    え、 前記直流安定化電源装置は、さらに、 前記入力電源端子と別体に設けられ、前記高圧系回路か
    らの出力が入力されることにより、前記出力トランジス
    タのベースに対し、該出力トランジスタのエミッタ電圧
    にベース・エミッタ間電圧を加えた電圧以上の電圧を印
    加するように制御電圧を印加する制御電源端子と、 前記制御電源端子および入力電源端子の電圧を監視し、
    少なくとも何れか一方に電圧低下が検出されたときに
    は、リセット信号を導出するリセット回路とを含むこと
    を特徴とする電源システム
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