JP3145257B2 - 並列運転用直流電源装置 - Google Patents

並列運転用直流電源装置

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JP3145257B2
JP3145257B2 JP27338194A JP27338194A JP3145257B2 JP 3145257 B2 JP3145257 B2 JP 3145257B2 JP 27338194 A JP27338194 A JP 27338194A JP 27338194 A JP27338194 A JP 27338194A JP 3145257 B2 JP3145257 B2 JP 3145257B2
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正康 大▲崎▼
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、共通の負荷への給電
路に対して複数の直流電源装置を並列接続して使用する
ための並列運転用直流電源装置に関し、特に、各々の直
流電源装置の出力低下や出力上昇などの異常を検出する
とともに瞬断の生じない並列運転用直流電源装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の直流電源装置の回路構成を図1
0に示す。同図に示す回路構成は、ワイヤードオア方式
と呼ばれる接続方式を採用しており、共通の負荷1に接
続された給電路2を介して複数の直流電源装置6が接続
されており、この直流電源装置6は、例えば、交流電源
からの入力をAC−DCコンバータで脈流に変換し、こ
の脈流を入力としてスイッチング回路4とスイッチング
制御回路5とで直流にして、負荷1に直流電圧を出力す
る。給電路2には出力電圧誤差検出回路3が接続され
て、負荷1への出力電圧の低下異常や上昇異常を検出し
たり、その上昇異常の際にはその出力を停止させたりし
ている。
【0003】スイッチング回路4はチョッパ回路4aと
濾波回路4bとから構成され、AC−DCコンバータか
らの入力がスイッチング回路4で半波整流及び平滑さ
れ、整流・平滑された電圧の直流出力はチョッパ回路4
aを構成するトランスTの一次巻線とスイッチング素子
Trとの直列回路に印加される。スイッチング素子Tr
はスイッチング制御回路5により前記交流電源より充分
高い周波数でオン/オフ駆動され、トランスTの一次巻
線に流れる電流を断続する。トランスTの二次巻線から
得られる出力はダイオードD1,D2とチョークコイル
L1とコンデンサC1とダミー抵抗R1からなる濾波回
路4bで整流・平滑され、電圧V1の直流出力に変換さ
れる。
【0004】スイッチング制御回路5は、パルス幅制御
回路PWMと差動増幅器OPと抵抗R2,R3及び可変
抵抗VRから構成され、出力電圧V1を抵抗R2,R3
及び可変抵抗VRで分圧して分圧された電圧と基準電圧
Vref1と比較してその誤差をパルス幅制御回路PW
Mに入力させることにより、濾波回路4bの出力電圧V
1が所定値になるようにスイッチング素子Trのパルス
駆動のデューティ比を変化させるようになっている。
【0005】出力電圧誤差検出回路3は、コンパレータ
COと基準電圧Vref2と出力異常遮断回路3aとか
らなり、コンパレータCOは、出力電圧V1と基準電圧
Vref2とを比較して出力電圧の低下異常や上昇異常
を検出してそれらの検出信号を出力するようにしてい
る。出力異常遮断回路3aは、出力電圧V1が異常に上
昇して所定値に達すると電源装置6の出力を停止させる
ための過電圧保護回路で、サイリスタSHとツェナーダ
イオードTDとコンデンサC2と抵抗R4,R5とから
構成され、出力電圧V1をツェナーダイオードTDで検
出し、ツェナー電圧とサイリスタのゲート・カソード間
電圧との和の電圧でサイリスタSHがONする。R4は
電流制限用抵抗である。即ち、サイリスタSHがターン
オンすると、パルス幅制御回路PWMが短絡されスイッ
チング回路4の発振が停止して出力電圧V1は0とな
る。
【0006】また、複数の直流電源装置の負荷に対する
接続方式として、上述したワイヤードオア方式とは別の
ダイオードオア方式と呼ばれる接続方式を採用した要部
回路構成を図11に示す。各直流電源装置は逆流防止用
ダイオードD3を介して給電路2に接続されており、こ
れにより他の電源装置の出力が内部回路へ逆流すること
が防止できるようになっている。この回路構成にあって
は、上記逆流防止用ダイオードD3を介装したことによ
る動作以外は上述したワイヤードオア方式と同様の動作
を行う。
【0007】上述した並列運転用直流電源装置の接続方
式と出力電圧V0のフィードバック方式を図12(a
1),(b1),(c1)に示す。同図に示す接続方式
は、共通の負荷に対して出力電圧V0を印加する2つの
直流電源装置PS1及びPS2を並列に接続するもので
あり、また同図に示すフィードバック方式は出力電圧V
0の制御や異常検出を行うするためのものである。
【0008】図12(a1)に示すものは、ダイオード
オア方式と呼ばれ、各直流電源装置の出力が逆流防止用
ダイオードを介して負荷へ接続されており、特に、出力
のフィードバックは逆流防止用ダイオードのアノード側
で行われている。このようなダイオードオア方式のもの
にあっては、各直流電源装置の出力電圧の検出にあたっ
て、逆流防止用ダイオードがあるため他の直流電源装置
の出力を検出することがなく、各々の直流電源装置の出
力を検出することができる。したがって、出力電圧の低
下や上昇などの異常を起こした直流電源装置を突き止め
ることが可能であるとともに各装置の出力電圧の制御を
正確に行える。このため、同図(a2)の出力電圧特性
グラフに示すように、例えば、一方の直流電源装置PS
1が電圧上昇異常を起こしてOVP点に達して遮断とな
っても、他方の装置PS2はPS1の影響を受けずに動
作を続けることができる。
【0009】図12(b1)に示すものも、ダイオード
オア方式と呼ばれ、各直流電源装置の出力が逆流防止用
ダイオードを介して負荷へ接続されており、特に、出力
のフィードバックは逆流防止用ダイオードのカソード側
で行われている点で同図(a1)のものと異なる。この
ようなダイオードオア方式のものにあっては、出力電圧
の検出にあたって、逆流防止用ダイオードのカソード側
で検出するため負荷に印加される出力電圧V0を直接に
検出できる。したがって、負荷に印加される出力電圧の
制御を正確に行うことができる。
【0010】図12(c1)に示すものは、ワイヤード
オア方式と呼ばれ、各直流電源装置の出力が共通の負荷
へ直接に接続されており、出力のフィードバックによっ
て負荷に印加される出力電圧V0を直接に検出する。し
たがって、負荷に印加される出力電圧の制御を正確に行
うことができる。また、逆流防止用ダイオードを用いな
いため出力精度に優れるとともに発熱や効率の問題が生
じない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図12
(a1)に示す方式のものにあっては、出力電圧の検出
が各直流電源装置の出力を検出しており負荷に印加され
る出力電圧を直接に検出するのではないため、逆流防止
用ダイオードの順方向ドロップにより各電源装置の出力
電圧と負荷に印加される出力電圧との間に誤差が生じ
る。したがって、この方式のものでは、負荷への出力精
度に難がある。特に出力が低電圧である場合には、前記
順方向ドロップの出力電圧と比べた割合が大きくなり出
力精度のばらつきが大きくなる。また、負荷が大電流出
力を必要とする場合には、この逆流防止用ダイオードに
よる発熱量は大きくなり装置の効率低下が無視できな
い。
【0012】また、図12(b1)に示す方式のものに
あっては、負荷に印加される出力電圧V0を直接に検出
するため、例えば、図12(b2)の出力電圧特性グラ
フにに示すように、一方の直流電源装置PS1が電圧上
昇異常を起こすと、負荷に印加される出力電圧は最も大
きい電源装置PS1の出力電圧となるため、他方の装置
PS2はこの電源装置PS1の出力電圧をフィードバッ
ク検出して自己の出力電圧を低下させてしまう。そし
て、さらに電源装置PS1が電圧上昇が続くと、過電圧
保護の動作により出力が遮断される。このとき他方の装
置PS2はほとんど出力停止状態にあり、負荷への出力
は一時的に停止されて、いわゆる瞬断が発生する。その
後、装置PS2は負荷への出力停止を検出して出力復帰
へ向かう。また、上述した図12(a1)に示す方式と
同様に、逆流防止用ダイオードによる発熱量と装置の効
率低下という問題がある。
【0013】さらに、図12(C1)に示す方式のもの
にあっては、負荷に印加される出力電圧V0を直接に検
出するため、上述の図12(b1)の場合と同様に、瞬
断が発生する。また、図12(b1),(c1)に示す
方式では、1つの電源の過電圧の発生で、全ての出力が
遮断することも考えられる。
【0014】本願発明は上記問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的は、各々の電源ユニットの出力の電
圧低下や電圧上昇などの異常を検出するとともに瞬停の
生じない並列運転用直流電源装置を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】
===請求項1の発明=== 請求項1に係る並列運転用直流電源装置はつぎの構成要
件(1)〜(10)を備えたものである。 (1)充分に高い周波数でオン/オフ駆動されるスイッ
チング素子、 (2)前記スイッチング素子とともに一次巻線が入力電
源間に直列接続されたトランス、 (3)前記トランスの二次巻線の出力を整流平滑して負
荷に供給するための第1濾波回路、 (4)前記第1濾波回路とほぼ同じ回路構成で前記トラ
ンスの二次巻線の出力を整流平滑する第2濾波回路、 (5)前記第1濾波回路のプラス出力とマイナス出力の
間に直列接続された分圧用抵抗、 (6)前記分圧用抵抗を介して検出した前記第1濾波回
路の出力電圧と基準電圧との誤差を求める差動増幅器、 (7)前記差動増幅器の出力に応じて前記スイッチング
素子のスイッチングパルス幅を制御するパルス幅制御回
路、 (8)前記第2濾波回路の出力電圧が上限設定値より高
くなったときに前記スイッチング素子のスイッチング動
作を停止させる出力異常遮断回路、 (9)前記第2濾波回路の出力電圧と設定値との比較結
果を出力するコンパレータ、 (10)前記第2濾波回路のプラス出力側にアノードが接
続されるとともに前記第1濾波回路のプラス出力側にカ
ソードが接続されたダイオード、 ===請求項2の発明=== 請求項2に係る並列運転用直流電源装置は前記構成要件
(1)〜(10)に加えてつぎの構成要件(11)(12)を
備えたものである。(11)前記第2濾波回路のマイナス
出力側にアノードが接続されるとともにカソードが抵抗
を介して前記第2濾波回路のプラス出力側に接続された
ツェナーダイオード、 (12)前記ツェナーダイオードのカソード側にカソード
が接続されるとともにアノードが前記分圧用抵抗と前記
差動増幅器との接続ラインに接続されたダイオード、 ===請求項3の発明=== 請求項3に係る並列運転用直流電源装置は、請求項1ま
たは請求項2に係る装置において、前記第2濾波回路は
前記第1濾波回路とは別個の専用チョークコイルを備え
ていることを特徴とするものである。 ===請求項4の発明=== 請求項4に係る並列運転用直流電源装置はつぎの構成要
件(41)〜(48)を備えたものである。 (41)充分に高い周波数でオン/オフ駆動されるスイッ
チング素子、 (42)前記スイッチング素子とともに一次巻線が入力電
源間に直列接続されたトランス、 (43)前記トランスの二次巻線の出力を整流平滑して負
荷に供給するための濾波回路、 (44)前記濾波回路のプラス出力側にアノードが接続さ
れるとともにカソードが前記負荷側に接続されたダイオ
ード、 (45)前記ダイオードのカソード側と前記濾波回路のマ
イナス出力側との間に直列接続された分圧用抵抗、 (46)前記分圧用抵抗を介して検出した前記ダイオード
のカソード側の電圧と基準電圧との誤差を求める差動増
幅器、 (47)前記差動増幅器の出力に応じて前記スイッチング
素子のスイッチングパルス幅を制御するパルス幅制御回
路、 (48)前記濾波回路のプラス出力側にカソードが接続さ
れるとともにアノードが前記分圧用抵抗と前記差動増幅
器との接続ラインに接続されたダイオード、 ===請求項5の発明=== 請求項5に係る並列運転用直流電源装置はつぎの構成要
件(51)〜(59)を備えたものである。(なお構成要件
(51)〜(57)は前記構成要件(41)〜(47)と同じで
ある。) (51)充分に高い周波数でオン/オフ駆動されるスイッ
チング素子、 (52)前記スイッチング素子とともに一次巻線が入力電
源間に直列接続されたトランス、 (53)前記トランスの二次巻線の出力を整流平滑して負
荷に供給するための濾波回路、 (54)前記濾波回路のプラス出力側にアノードが接続さ
れるとともにカソードが前記負荷側に接続されたダイオ
ード、 (55)前記ダイオードのカソード側と前記濾波回路のマ
イナス出力側との間に直列接続された分圧用抵抗、 (56)前記分圧用抵抗を介して検出した前記ダイオード
のカソード側の電圧と基準電圧との誤差を求める差動増
幅器、 (57)前記差動増幅器の出力に応じて前記スイッチング
素子のスイッチングパルス幅を制御するパルス幅制御回
路、 (58)前記濾波回路のマイナス出力側にアノードが接続
されるとともにカソードが抵抗を介して前記濾波回路の
プラス出力側に接続されたツェナーダイオード、 (59)前記ツェナーダイオードのカソード側にカソード
が接続されるとともにアノードが前記分圧用抵抗と前記
差動増幅器との接続ラインに接続されたダイオード、
【0016】
【作用】===請求項1の発明===出力異常遮断回路(8)およびコンパレータ(9)には
第2濾波回路(4)の出力電圧が入力される。負荷に供
給される第1濾波回路(3)の出力電圧が並列運転され
る他の電源装置の影響などで変動しても(正常な範囲で
の変動)、その変動の影響を第2濾波回路(4)の出力
電圧は直接的には受けない。そのため出力異常遮断回路
(8)およびコンパレータ(9)は当該電源装置自身が
出力している電圧に基づいて動作することになり、信頼
性が高い。なんらかの原因で第1濾波回路(3)の出力
電圧が第2濾波回路(4)の出力電圧より急激に低下す
ると、ダイオード(10)が導通することで、第2濾波回
路(4)の出力電圧も第1濾波回路(3)の側に引っ張
られるように低下する。これによりコンパレータ(9)
から検出信号が発生する。このような事態は、当該電源
装置のAC入力の投入直後および切断直後や、AC入力
が急変したとき、負荷電流が急変したときに発生する
が、この場合にコンパレータ(9)から検出信号が発生
するので信頼性が高い。 ===請求項2の発明=== なんらかの原因で第2濾波回路(4)の出力電圧が異常
に高くなると、ツェナーダイオード(11)が導通してそ
の電圧上昇を所定値にクランプする。したがって、コン
パレータ(9)に異常な高電圧が入力されて飽和状態に
なることを回避でき、そのご第2濾波回路(4)の出力
電圧が低下してツェナーダイオード(11)がオフすれ
ば、コンパレータ(9)の異常検出機能はすぐに正常に
回復するので、信頼性が高い。ダイオード(12)がない
装置を想定する。当該電源装置と他の電源装置とが共通
負荷に対して並列運転されていて、他の電源装置の出力
の影響で負荷電圧が上 昇すると、当該電源装置における
差動増幅器(6)の入力電圧が上昇し、パルス幅制御回
路(7)に入力される前記誤差が大きくなり、したがっ
てパルス幅制御回路(7)は当該電源装置の出力を低下
させるようにスイッチング素子(1)のスイッチングパ
ルス幅を小さくする。つまり他の電源装置の出力電圧が
高いのに影響されて、自分の出力電圧を下げるという制
御が働いてしまう。これでは他の電源装置がダウンした
とき、すぐに自分が負荷に規定電圧を供給することがで
きない。ダイオード(12)がある本発明の装置では、他
の電源装置の出力の影響で負荷電圧が上昇すると、ダイ
オード(12)が導通して差動増幅器(6)の入力電圧の
異常上昇を制限するように作用する。したがって、他の
電源装置の出力電圧が高いことにより自分の出力電圧を
下げるという制御作用が弱まり、自分の出力電圧を下げ
すぎることがなくなる。そのため他の電源装置がダウン
しても、すぐに自分が負荷に規定電圧を供給することが
できる。 ===請求項3の発明=== 第2濾波回路(4)に専用チョークコイルを設けた構成
は、チョークコイルを第1濾波回路(3)と共用した場
合に比べ、第1濾波回路(3)を流れる大きな負荷電流
の影響を受けず、第2濾波回路(4)の出力電圧が正確
でありかつ安定するし、両濾波回路の回路設計の自由度
が増すという利点がある。 ===請求項4の発明=== 当該電源装置と他の電源装置とが共通負荷に対して並列
運転されている状態において、負荷電圧を規定値に保つ
べく、差動増幅器(46)はダイオード(44)のカソード
側(負荷側)の電圧を見ている。そのため、他の電源装
置の出力の影響で負荷電圧が上昇すると、当該電源装置
における差動増幅器(46)の入力電圧が上昇し、パルス
幅制御回路(47)に入力される前記誤差が大きくなり、
したがってパルス幅制御回路(47)は当該電源装置の出
力を低下させるようにスイッチング素子(41)のスイッ
チングパルス幅を小さくする。つまり他の電源装置の出
力電圧が高いのに影響されて、自分の出力電圧を下げる
という制御が働いてしまう。これでは他の電源装置がダ
ウンしたとき、すぐに自分が負荷に規定電圧を供給する
ことができない。以上の説明はダイオード(48)がない
場合である。 ダイオード(48)がある本発明の装置で
は、他の電源装置の出力の影響で負荷電圧が上昇する
と、ダイオード(48)が導通して差動増幅器(46)の入
力電圧を下げるように作用する。したがって、他の電源
装置の出力電圧が高いことにより自分の出力電圧を下げ
るという制御作用が弱まり、自分の出力電圧を下げすぎ
ることがなくなる。そのため他の電源装置がダウンして
も、すぐに自分が負荷に規定電圧を供給することができ
る。 ===請求項5の発明=== ダイオード(59)は請求項2の発明におけるダイオード
(12)と同じ作用効果をもたらす。ツェナーダイオード
(58)は、なんらかの原因により濾波回路(53)の出力
電圧が異常に高くなったときに導通し、ある電圧以上に
なるのを防ぐ。これにより負荷に異常な高電圧が印加さ
れることがなくなり、信頼性が高くなる。
【0017】
【実施例】先ず、本発明の第1実施例を図1〜図3を参
照にして説明する(請求項1の発明)。図1はワイヤー
ドオア方式の並列運転用直流電源回路10を示してお
り、本実施例においては、出力電圧検出用濾波回路(第
2濾波回路)40を備えた構成以外は、前述の従来例と
して図10に示した回路と同じ構成である。したがっ
て、これら同一部分については同一の符号を付し、その
説明は省略する。
【0018】図1において、出力電圧検出用濾波回路4
0は、出力用濾波回路(第1濾波回路)4bとほぼ同じ
構成であり、ダイオードD10,D20からなる整流回
路とチョークコイルL1,コンデンサC10,抵抗R1
0とからなる平滑回路とクランプダイオードD30とか
ら構成され、このチョークコイルL1は出力用濾波回路
4bと共用している。この出力電圧検出用濾波回路40
は、入力側の整流回路がトランスTの二次巻線に接続さ
れるとともに出力側のコンデンサC10の高電位側が前
述の出力電圧誤差検出回路3の入力として接続されてい
る。
【0019】以上の構成において、前述の出力用濾波回
路4bと同様に、トランスTの二次巻線から得られる出
力は整流・平滑され、出力電圧V2の直流出力に変換さ
れる。この出力電圧V2は、出力用濾波回路4bの出力
電圧と同じ電圧がコンデンサC10の両端から取り出せ
る。さらに、出力電圧検出用濾波回路40が給電路2と
分離されているため、出力電圧誤差検出回路3が負荷1
に対して並列接続された他の直流電源装置の出力電圧を
入力してしまうことがなく、自己の電源装置の電圧を検
出できる。また、逆流防止用ダイオードを用いないワイ
ヤード接続方式のため出力精度に優れるとともに発熱や
効率の問題が生じない。
【0020】ここで、クランプダイオードD30は、ク
ランパーとしてそのアノード側がコンデンサC10の高
電位側に接続されるとともにそのカソード側が給電路2
の高電位側に接続されており、このことによって負荷1
の条件によりコンデンサC2の電圧が変動して出力電圧
誤差検出回路3による出力電圧異常の検出電圧値が変動
しないようにしている。
【0021】また変形例として、上記の出力電圧検出用
濾波回路40を、複数のスイッチングトランスT1,T
2を用いた直流電源装置に適用した場合を図2の要部回
路図に示す。各々のスイッチング回路4に図1の場合と
同様に出力電圧検出用濾波回路40が接続され、各々の
スイッチング回路4の出力電圧V,V’のみが検出でき
るようになっている。この他、トランスT1,T2を一
つのトランスで共用するとともに複数の出力電圧を出力
できるようにしたマルチ出力タイプのものにも、同様に
出力電圧検出用濾波回路を接続して、複数の出力電圧を
それぞれ別個に検出できるようにできる。
【0022】さらに別の変形例として、図3に示すよう
に、出力電圧検出用濾波回路40のチョークコイルを出
力用濾波回路4bのチョークコイルと兼用せずに、出力
電圧検出用濾波回路40専用のチョークコイルを設けて
もよい(請求項3の発明)
【0023】次に、本発明の第2実施例を図4,図5を
参照にして説明する。図4、図5はワイヤードオア方式
の並列運転用直流電源回路110を示しており、本実施
例においては、出力電圧制御用濾波回路100と出力制
御用ダイオードD100とを備えた構成以外は、前述の
従来例として図10に示した回路と同じ構成である。し
たがって、これら同一部分については同一の符号を付
し、その説明は省略する。
【0024】図4において、出力電圧検出用濾波回路1
00は、出力用濾波回路4bとほぼ同じ構成であり、ダ
イオードD10,D20からなる整流回路とチョークコ
イルL1,コンデンサC10,抵抗R10とからなる平
滑回路とから構成される。この出力電圧検出用濾波回路
100の出力、即ち、コンデンサC10の高電位側と、
スイッチング制御回路5との入力とは、出力制御用ダイ
オードD100を介して接続されている。そして、スイ
ッチング制御回路5の入力には出力制御用ダイオードD
100のアノードが接続されている。
【0025】以上の構成において、前述の出力用濾波回
路4bと同様に、トランスTの二次巻線から得られる出
力は整流・平滑され、出力電圧V2の直流出力に変換さ
れる。この出力電圧V2は、出力用濾波回路4bの出力
電圧と同じ電圧がコンデンサC10の両端から取り出せ
る。さらに、出力電圧検出用濾波回路100は給電路2
の高電位側と分離されているため、負荷1に対して並列
接続された他の直流電源装置の出力電圧が出力電圧検出
用濾波回路100の出力として現れることがない。
【0026】そして、抵抗R3と出力制御用ダイオード
D100との接続点には、負荷1に印加された電圧V0
の(R3+VR)/(R2+R3+VR)倍の分圧V3
が現れる。この分圧V3が上記出力電圧V2より大きい
場合には、即ち、電源装置110の出力電圧V1(V
2)より所定電圧大きくなると、出力制御用ダイオード
D100が順方向に導通し、給電路2からの差動増幅器
OPへの入力電流の一部が出力制御用ダイオードD10
0を介してバイパスされる。このことによって、負荷1
へ印加された電圧V0より低い電圧信号が差動増幅器O
Pへ入力され給電路2の電圧が上昇するにつれて出力電
圧制御用濾波回路100へのバイパス電流も大きくなる
ため、差動増幅器OPへ流れ込む入力電流が過度に大き
くなることがなくスイッチング制御回路の発振が停止す
ることがない。
【0027】以上のことにより、一方の直流電源装置P
S1の電圧が上昇し始めると、他方の直流電源装置PS
2の出力電圧は低下し始めるもののその低下の途中で出
力制御用ダイオードD100が導通するため出力停止と
はならない。そして、PS1の電圧が異常上昇して出力
異常遮断回路3aが作動しPS1が出力停止に至っても
PS2の出力電圧が0とはならないめ、瞬断状態とはな
らずに急速に適正な電圧まで回復する。また、逆流防止
用ダイオードを用いないワイヤード接続方式のため出力
精度に優れるとともに発熱や効率の問題が生じない。
【0028】変形例として、図5の要部回路図に示すよ
うに、出力電圧制御用濾波回路100aのチョークコイ
ルを出力用濾波回路4bのチョークコイルと兼用せず
に、出力電圧検出用濾波回路100a専用のチョークコ
イルを設けてもよい。
【0029】さらに変形例として、図6の要部回路図に
示すように、ツエナーダイオードTDを出力制御用ダイ
オードと並列に接続して出力制御用ダイオードD100
の導通電圧を一定にするとともにコンデンサC10の高
電位側と出力電圧制御用濾波回路100bの高電位側と
の間にクランパーとしてダイオードD110を挿入して
コンデンサC10の電圧が給電路の電圧より極端に大き
くならないようにする(請求項2の発明)
【0030】次に、本発明の第3実施例を図7を参照に
して説明する(請求項4の発明)。図7はダイオードオ
ア方式の並列運転用直流電源回路200の要部を示して
おり、本実施例においては、出力制御用ダイオードD2
10を備えた構成以外は、前述の従来例として図11に
示した回路と同じ構成である。したがって、これら同一
部分については同一の符号を付し、その説明は省略す
る。
【0031】図7において、ダイオードD3のアノード
側とスイッチング制御回路5の入力との間に出力制御用
ダイオードD210が接続されている。
【0032】以上の構成において、抵抗R3と出力制御
用ダイオードD210との接続点には、負荷に印加され
る電圧V0の(R3+VR)/(R2+R3+VR)倍
の分圧V3が現れる。この分圧V3が電源装置200の
出力電圧V2より大きい場合には、出力制御用ダイオー
ドD210が順方向に導通し、給電路からの差動増幅器
OPへの入力電流の一部が出力制御用ダイオードD21
0を介してバイパスされる。このことによって、負荷へ
印加された電圧V0より低い電圧信号が差動増幅器OP
へ入力されるため、この電圧V0が上昇するにつれて、
出力電圧制御用濾波回路100へのバイパス電流も大き
くなるため、差動増幅器OPへ流れ込む入力電流が過度
に大きくなることがなく、スイッチング回路5の発振が
停止することがない。
【0033】以上のことにより、一方の直流電源装置P
S1の電圧が上昇し始めると、他方の直流電源装置PS
2の出力電圧は低下し始めるもののその低下の途中で出
力制御用ダイオードD100が導通するため出力停止と
はならない。そして、PS1の電圧が異常上昇して出力
異常遮断回路3aが作動しPS1が出力停止に至っても
PS2の出力電圧が0とはならないめ、瞬断状態とはな
らずに急速に適正な電圧まで回復する。
【0034】変形例として、図8に示すように、ツエナ
ーダイオードTD1を出力制御用ダイオードD210と
並列に接続するとともに抵抗R20を出力制御用ダイオ
ードD210とダイオードD3との間に接続して出力制
御用ダイオードD210の導通電圧を一定になるように
する(請求項5の発明)
【0035】ここで、図9に示すように、前述した前記
第1実施例と第2実施例を組み合わせた構成も可能であ
る。図9において、出力用濾波回路4bの出力電圧と同
じ電圧がコンデンサC10の両端から取り出せるととも
に、出力電圧誤差検出回路3が負荷に対して並列接続さ
れた他の直流電源装置の出力電圧を入力してしまうこと
がなく、自己の電源装置の異常を検出できる。また、他
の直流電源装置の電圧が上昇し始めると、他方の直流電
源装置の出力電圧は低下し始めるもののその低下の途中
で出力制御用ダイオードD100が導通して出力停止と
はならない。
【0036】
【発明の効果】自己の直流電源装置の出力電圧を検出で
き、負荷に対して並列接続された他の直流電源装置の出
力電圧を検出してしまうことがないため、各直流電源装
置の異常を特定できる。
【0037】また、負荷に対して並列接続された他の直
流電源装置の出力電圧が自己の直流電源装置の出力電圧
より高くなった場合に、自己の直流電源装置の出力電圧
が極端に低下してしまうことがないため、瞬断を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る並列運転用直流電源装置の第1実
施例の回路図である。
【図2】本発明に係る並列運転用直流電源装置の第1実
施例の変形例の要部回路図である。
【図3】本発明に係る並列運転用直流電源装置の第1実
施例の別の変形例の要部回路図である。
【図4】本発明に係る並列運転用直流電源装置の第2実
施例の回路図である。
【図5】本発明に係る並列運転用直流電源装置の第2実
施例の変形例の要部回路図である。
【図6】本発明に係る並列運転用直流電源装置の第2実
施例の別の変形例の要部回路図である。
【図7】本発明に係る並列運転用直流電源装置の第3実
施例の要部回路図である。
【図8】本発明に係る並列運転用直流電源装置の第3実
施例の変形例の要部回路図である。
【図9】本発明に係る並列運転用直流電源装置のさらに
別の変形例の要部回路図である。
【図10】従来の並列運転用直流電源装置の回路図であ
る。
【図11】従来の別方式の並列運転用直流電源装置の回
路図である。
【図12】従来の並列運転用直流電源装置の接続方式及
び出力電圧V0のフィードバック方式と出力電圧特性と
を示しており、(a1)はダイオードオア方式を示すブ
ロック図であり、(b1)は別のダイオードオア方式を
示すブロック図であり、(c1)は別のワイヤードオア
方式を示すブロック図であり、(a2)は(a1)の出
力電圧特性を示すグラフであり、(b2)は(b1)及
び(c1)の出力電圧特性を示すグラフである。
【符号の説明】
1 負荷 2 給電路 3 出力電圧誤差検出回路 4 スイッチング回路 4b 出力用濾波回路 5 スイッチング制御回路 40 出力電圧検出回路,出力電圧検出用濾波回路 100 出力電圧制御用濾波回路 D100 出力制御用ダイオード D210 出力制御用ダイオード Tr スイッチング素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 3/28 G05F 1/00 G05F 1/10 304 H02H 7/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充分に高い周波数でオン/オフ駆動され
    るスイッチング素子と、 前記スイッチング素子とともに一次巻線が入力電源間に
    直列接続されたトランスと、 前記トランスの二次巻線の出力を整流平滑して負荷に供
    給するための第1濾波回路と、 前記第1濾波回路とほぼ同じ回路構成で前記トランスの
    二次巻線の出力を整流平滑する第2濾波回路と、 前記第1濾波回路のプラス出力とマイナス出力の間に直
    列接続された分圧用抵抗と、 前記分圧用抵抗を介して検出した前記第1濾波回路の出
    力電圧と基準電圧との誤差を求める差動増幅器と、 前記差動増幅器の出力に応じて前記スイッチング素子の
    スイッチングパルス幅を制御するパルス幅制御回路と、 前記第2濾波回路の出力電圧が上限設定値より高くなっ
    たときに前記スイッチング素子のスイッチング動作を停
    止させる出力異常遮断回路と、 前記第2濾波回路の出力電圧と設定値との比較結果を出
    力するコンパレータと、 前記第2濾波回路のプラス出力側にアノードが接続され
    るとともに前記第1濾波回路のプラス出力側にカソード
    が接続されたダイオードと、 を備えたことを特徴とする並列運転用直流電源装置。
  2. 【請求項2】 前記第2濾波回路のマイナス出力側にア
    ノードが接続されるとともにカソードが抵抗を介して前
    記第2濾波回路のプラス出力側に接続されたツェナーダ
    イオードと、 前記ツェナーダイオードのカソード側にカソードが接続
    されるとともにアノードが前記分圧用抵抗と前記差動増
    幅器との接続ラインに接続されたダイオードと、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の並列運転用
    直流電源装置。
  3. 【請求項3】 前記第2濾波回路は前記第1濾波回路と
    は別個の専用チョークコイルを備えていることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の並列運転用電源装
    置。
  4. 【請求項4】 充分に高い周波数でオン/オフ駆動され
    るスイッチング素子と、 前記スイッチング素子とともに一次巻線が入力電源間に
    直列接続されたトランスと、 前記トランスの二次巻線の出力を整流平滑して負荷に供
    給するための濾波回路と、 前記濾波回路のプラス出力側にアノードが接続されると
    ともにカソードが前記負荷側に接続されたダイオード
    と、 前記ダイオードのカソード側と前記濾波回路のマイナス
    出力側との間に直列接続された分圧用抵抗と、 前記分圧用抵抗を介して検出した前記ダイオードのカソ
    ード側の電圧と基準電圧との誤差を求める差動増幅器
    と、 前記差動増幅器の出力に応じて前記スイッチング素子の
    スイッチングパルス幅を制御するパルス幅制御回路と、 前記濾波回路のプラス出力側にカソードが接続されると
    ともにアノードが前記分圧用抵抗と前記差動増幅器との
    接続ラインに接続されたダイオードと、 を備えたことを特徴とする並列運転用直流電源装置。
  5. 【請求項5】 充分に高い周波数でオン/オフ駆動され
    るスイッチング素子と、 前記スイッチング素子とともに一次巻線が入力電源間に
    直列接続されたトランスと、 前記トランスの二次巻線の出力を整流平滑して負荷に供
    給するための濾波回路と、 前記濾波回路のプラス出力側にアノードが接続されると
    ともにカソードが前記負荷側に接続されたダイオード
    と、 前記ダイオードのカソード側と前記濾波回路のマイナス
    出力側との間に直列接続された分圧用抵抗と、 前記分圧用抵抗を介して検出した前記ダイオードのカソ
    ード側の電圧と基準電圧との誤差を求める差動増幅器
    と、 前記差動増幅器の出力に応じて前記スイッチング素子の
    スイッチングパルス幅を制御するパルス幅制御回路と、 前記濾波回路のマイナス出力側にアノードが接続される
    とともにカソードが抵抗を介して前記濾波回路のプラス
    出力側に接続されたツェナーダイオードと、 前記ツェナーダイオードのカソード側にカソードが接続
    されるとともにアノードが前記分圧用抵抗と前記差動増
    幅器との接続ラインに接続されたダイオードと、 を備えたことを特徴とする並列運転用直流電源装置。
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