JP3501586B2 - ポリウレタン系弾性繊維の処理方法 - Google Patents

ポリウレタン系弾性繊維の処理方法

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JP3501586B2 JP14820596A JP14820596A JP3501586B2 JP 3501586 B2 JP3501586 B2 JP 3501586B2 JP 14820596 A JP14820596 A JP 14820596A JP 14820596 A JP14820596 A JP 14820596A JP 3501586 B2 JP3501586 B2 JP 3501586B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリウレタン系弾性
繊維の処理方法に関する。ポリウレタン系弾性繊維は、
ポリエステル系繊維やポリアミド系繊維等、他の合成繊
維に比べて、繊維−繊維間の粘着性が強い。そのため、
ポリウレタン系弾性繊維を紡糸し、パッケージに巻き取
った後、該パッケージから引き出して加工工程に供する
際、パッケージから安定して解舒するのが難しい。本発
明は、ポリウレタン系弾性繊維に優れた解舒性を付与す
ることができ、同時に優れた制電性を付与し、また加工
工程におけるガイド類へのスカムの付着及び蓄積を低減
することができるポリウレタン系弾性繊維の処理方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリウレタン系弾性繊維の処理方
法として、ポリウレタン系弾性繊維を、ポリジメチルシ
ロキサン及び鉱物油に高級脂肪酸金属塩の固状微粒子を
分散させた処理剤で処理する方法(特公昭37−458
6)、アルキルホスフェートの金属塩及び親水性活性剤
を配合した処理剤で処理する方法(特公昭41−219
56)等が提案されている。ところが、これらの従来法
には、パッケージからポリウレタン系弾性繊維を安定し
て解舒する効果がある程度認められるものの、制電性が
悪く、また加工工程におけるガイド類へのスカムの付着
及び蓄積が多いという欠点がある。制電性が悪いと、或
はまた加工工程におけるガイド類へのスカムの付着及び
蓄積が多いと、各種の工程障害、例えば糸切れが多発す
る。一方、ポリエーテルエステル系弾性繊維の処理方法
としては、ポリエーテルエステル系弾性繊維を、ポリジ
メチルシロキサン及び鉱物油に常温で液状のイソアルキ
ルホスフェートカリウム塩を配合した処理剤で処理する
方法(特開平4−146276)、ポリジメチルシロキ
サンジオールにアルキルホスフェート系アニオン界面活
性剤及びアルキルスルホネート系アニオン界面活性剤を
配合した処理剤で処理する方法(特開平4−35287
8)等が知られている。ところが、これらポリエーテル
エステル系弾性繊維の処理方法をポリウレタン系弾性繊
維に適用しても、充分な解舒性を付与することができ
ず、加えて制電性が悪く或は加工工程におけるガイド類
へのスカムの付着及び蓄積が多いという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来法では、ポリウレタン系弾性繊維への
充分な解舒性及び制電性の付与並びに加工工程における
ガイド類へのスカムの付着及び蓄積の軽減を同時に達成
することができない点である。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかして本発明者らは、
上記課題を解決するべく鋭意研究した結果、特定組成の
潤滑油成分に特定の有機リン酸エステル塩混合物を所定
割合で配合した処理用油剤を、紡糸後でパッケージに巻
き取るまでの間のポリウレタン系弾性繊維に所定の付着
量となるようニート給油することが正しく好適であるこ
とを見出した。
【0005】すなわち本発明は、下記の潤滑油成分10
0重量部当たり下記の有機リン酸エステル塩混合物を
0.2〜25重量部の割合で配合した処理用油剤を、紡
糸後でパッケージに巻き取るまでの間のポリウレタン系
弾性繊維に0.5〜10重量%の付着量となるようニー
ト給油することを特徴とするポリウレタン系弾性繊維の
処理方法に係る。
【0006】潤滑油成分:共に25℃における粘度が2
×10-6〜40×10-62/sである鉱物油とポリジ
メチルシロキサンとから成り、該鉱物油/該ポリジメチ
ルシロキサン=25/75〜80/20(重量%)の割
合から成る潤滑油成分
【0007】有機リン酸エステル塩混合物:下記の式1
で示される有機リン酸エステル塩の混合物であって、該
混合物中のアルカノールアミン塩とアルカリ金属塩との
割合が該アルカノールアミン塩/該アルカリ金属塩=5
0/50〜1/99(モル比)である有機リン酸エステ
ル塩混合物
【0008】
【式1】
【0009】(式1において、 R:炭素数8〜18のアルキル基又は炭素数14〜18
のアルケニル基 A:炭素数2又は3のアルキレン基 n:1〜10の整数 q,r:1又は2であって、q+r=3を満足する整数 M:同時に同一又は異なる、アルカノールアミン又はア
ルカリ金属)
【0010】本発明において、潤滑油成分の一成分とし
て用いる鉱物油は、25℃における粘度が2×10-6
40×10-62/sのものであるが、5×10-6〜2
0×10-62/sのものが好ましい。かかる鉱物油と
しては流動パラフィンオイルが有利に使用できる。
【0011】また本発明において、潤滑油成分の他の一
成分として用いるポリジメチルシロキサンは、25℃に
おける粘度が2×10-6〜40×10-62/sのもの
であるが、5×10-6〜20×10-62/sのものが
好ましい。
【0012】潤滑油成分を構成する鉱物油とポリジメチ
ルシロキサンとの割合は、鉱物油/ポリジメチルシロキ
サン=25/75〜80/20(重量%)とするが、3
5/65〜65/35(重量%)とするのが好ましい。
【0013】式1で示される有機リン酸エステル塩に
は、(ポリ)オキシアルキレングリコールアルキルエー
テルリン酸エステル塩及び(ポリ)オキシアルキレング
リコールアルケニルエーテルリン酸エステル塩が包含さ
れる。具体的には、式1において、1)q=1である場
合の、モノ(ポリ)オキシアルキレングリコールアルキ
ルエーテルリン酸エステル塩、モノ(ポリ)オキシアル
キレングリコールアルケニルエーテルリン酸エステル
塩、2)q=2である場合の、ジ(ポリ)オキシアルキ
レングリコールアルキルエーテルリン酸エステル塩、ジ
(ポリ)オキシアルキレングリコールアルケニルエーテ
ルリン酸エステル塩が包含される。
【0014】式1において、Rは、いずれも炭素数8〜
18の、直鎖1級アルキル基、側鎖を有する1級アルキ
ル基、直鎖2級アルキル基等のアルキル基又は炭素数1
4〜18のアルケニル基であるが、これらのうちでは炭
素数12〜18の直鎖2級アルキル基が好ましい。
【0015】式1において、nでくくられたAOは炭素
数2又は3のアルコキシ単位であり、したがって(A
O)nには、エトキシ単位の繰り返し、プロポキシ単位の
繰り返し、エトキシ単位とプロポキシ単位との繰り返し
があるが、エトキシ単位とプロポキシ単位との繰り返し
である場合には双方の単位がランダム状又はブロック状
に結合したものがある。かかるアルコキシ単位の繰り返
し数nは、1〜10とするが、2〜8とするのが好まし
い。またアルコキシ単位の繰り返しとしてはエトキシ単
位を50モル%以上含むものが好ましく、エトキシ単位
100モル%のものが更に好ましい。
【0016】式1において、塩基Mは、同時に同一又は
異なる、アルカノールアミン又はアルカリ金属である。
かかるアルカノールアミンとしては、1)モノエタノー
ルアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、トリイソプロパノールアミン等の、アルカノール基
の炭素数が2又は3のモノ〜トリアルカノールアミン、
2)メチルジエタノ−ルアミン、ブチルジエタノ−ルア
ミン、ジブチルエタノ−ルアミン、ブチルモノエタノ−
ルアミン、オクチルジエタノールアミン、ラウリルジエ
タノールアミン等の、N−アルキル置換アルカノールア
ミンがあるが、これらのうちではN−アルキル置換エタ
ノールアミンが好ましく、N−ブチル置換エタノールア
ミンが更に好ましい。またアルカリ金属としては、ナト
リウム、カリウム、リチウムがあるが、カリウムが好ま
しい。
【0017】本発明で用いる有機リン酸エステル塩混合
物は、以上説明したような式1で示される有機リン酸エ
ステル塩の混合物である。かかる混合物としては、1)
有機リン酸エステルアルカノールアミン塩と有機リン酸
エステルアルカリ金属塩との混合物、2)有機リン酸エ
ステルアルカノールアミン・アルカリ金属塩と有機リン
酸エステルアルカリ金属塩との混合物、3)有機リン酸
エステルアルカノールアミン塩と有機リン酸エステルア
ルカノールアミン・アルカリ金属塩と有機リン酸エステ
ルアルカリ金属塩との混合物がある。
【0018】本発明では、上記のような混合物であっ
て、有機リン酸エステル塩であるアルカノールアミン塩
とアルカリ金属塩とが、アルカノールアミン塩/アルカ
リ金属塩=50/50〜1/99(モル比)の割合とな
る混合物、好ましくは40/60〜20/80(モル
比)の割合となる混合物を用いる。双方の有機リン酸エ
ステル塩の割合を上記のように設定することが肝要であ
り、双方の有機リン酸エステル塩の割合が上記の範囲を
外れると、詳しくは後述する実施例と比較例とで対比す
るように、所期の効果が得られない。
【0019】式1で示される有機リン酸エステル塩は、
公知の方法で製造することができる。これには例えば、
高級アルコールのアルキレンオキサイド付加物に無水リ
ン酸を反応させて相当する酸性リン酸エステルを得た
後、この酸性リン酸エステルをアルカノールアミンと水
酸化アルカリとを所望の割合で用いて中和することによ
り得ることができる。この場合、通常は有機リン酸モノ
エステル塩と有機リン酸ジエステル塩との混合物が得ら
れるが、かかる混合物のうちでは有機リン酸モノエステ
ル塩/有機リン酸ジエステル塩=30/70〜70/3
0(モル比)のものが有利に使用できる。
【0020】本発明における処理用油剤は、前記した潤
滑油成分に前記した有機リン酸エステル塩混合物を配合
して成るものである。この場合、配合割合は、該潤滑油
成分100重量部当たり、該有機リン酸エステル塩混合
物を0.2〜25重量部とするが、0.5〜5重量部と
するのが好ましい。
【0021】本発明における処理用油剤は、前記した潤
滑油成分に前記した有機リン酸エステル塩混合物を所定
割合で配合したものであるが、該有機リン酸エステル塩
混合物に加えて更に特定のポリエーテル変性シリコンを
所定割合で配合したものがより好ましい。かかるポリエ
ーテル変性シリコンは、分子中に重合体ブロックとして
ポリジアルキルシロキサンブロックとポリオキシアルキ
レンエーテルブロックとを有するポリエーテル変性シリ
コンであって、その数平均分子量が1000〜1000
00、好ましくは2000〜30000であり且つ分子
中にポリオキシアルキレンエーテルブロックを20〜8
0重量%、好ましくは25〜60重量%の割合で有する
ポリエーテル変性シリコンである。
【0022】上記ポリエーテル変性シリコンにおいて、
本発明はそれを構成するポリジアルキルシロキサンブロ
ックを特に制限するものではないが、これには例えば、
1)繰り返し単位としてのジアルキルシロキサン単位が
ジメチルシロキサン単位のみであるポリジメチルシロキ
サンブロック、2)繰り返し単位としてのジメチルシロ
キサン単位の一部がジエチルシロキサン単位、ジプロピ
ルシロキサン単位、エチル・メチルシロキサン単位、メ
チル・プロピルシロキサン単位等で置換された部分置換
ポリジメチルシロキサンブロック等が挙げられるが、な
かでもポリジメチルシロキサンブロックが好ましい。
【0023】また上記ポリエーテル変性シリコンにおい
て、本発明はそれを構成するポリオキシアルキレンエー
テルブロックを特に制限するものではないが、繰り返し
単位であるオキシアルキレン単位としてオキシエチレン
単位を20モル%以上の割合で有するものが好ましく、
50〜80モル%の割合で有するものがより好ましい。
かかる好ましいポリオキシアルキレンエーテルブロック
としては、1)繰り返し単位であるオキシアルキレン単
位としてオキシエチレン単位のみを有するポリオキシエ
チレンエーテルブロック、2)繰り返し単位であるオキ
シアルキレン単位としてオキシエチレン単位とポリオキ
シプロピレン単位とを有し且つオキシエチレン単位を5
0〜80モル%の割合で有するポリオキシエチレン・ポ
リオキシプロピレンエーテルブロック等が挙げられる。
【0024】本発明において、ポリエーテル変性シリコ
ンを配合する場合、その配合割合は潤滑油成分100重
量部当たりポリエーテル変性シリコンを1〜10重量部
の割合で配合するが、2〜8重量部の割合で配合するの
が好ましい。
【0025】本発明では、前記した処理用油剤を、紡糸
後でパッケージに巻き取るまでの間のポリウレタン系弾
性繊維にニート給油する。ここでニート給油とは処理用
油剤を溶剤で希釈することなくそのまま給油することを
意味する。かかるニート給油の方法としては、ローラー
オイリング法、ガイドオイリング法、スプレーオイリン
グ法等、公知の方法が適用できる。ニート給油による処
理用油剤の付着量は、ポリウレタン系弾性繊維に対し
0.5〜10重量%とするが、2〜7重量%とするのが
好ましい。
【0026】本発明において処理対象となるポリウレタ
ン系弾性繊維には、1)ポリオールとジイソシアネート
とを無溶剤で反応させて末端にイソシアネートを含有す
るプレポリマーを作製した後、これを極性溶剤中にてジ
アミンにより鎖伸長反応させて紡糸可能な粘度のドープ
とし、このドープを乾式紡糸することによって製造され
るポリウレタン系弾性繊維、2)上記のドープを湿式紡
糸することによって製造されるポリウレタン系弾性繊
維、3)ポリオール、ジイソシアネート及びハードセグ
メントとなる低分子ジオールを溶融重合し、得られた重
合体を溶融紡糸することによって製造されるポリウレタ
ン系弾性繊維等がある。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態としては、次の
1)〜12)が好適例として挙げられる。 1)下記の潤滑油成分100重量部当たり下記の有機リ
ン酸エステル塩混合物(P−1)を1重量部の割合で配
合した処理用油剤を、紡糸後でパッケージに巻き取るま
での間のポリウレタン糸弾性繊維に5重量%の付着量と
なるようニート給油する方法。 潤滑油成分:25℃における粘度が2×10-62/s
の鉱物油(M−1)60重量部と25℃における粘度が
10×10-62/sのポリジメチルシロキサン(S−
1)40重量部とから成る潤滑油成分 有機リン酸エステル塩混合物(P−1):ポリオキシエ
チレン(3モル)sec−トリデシルエーテル3モルと
五酸化リン1モルとから得られる酸性リン酸エステル
を、ジブチルエタノールアミンと水酸化カリウムとで完
全中和した、ジブチルエタノールアミン塩/カリウム塩
=30/70(モル比)の割合で有する有機リン酸エス
テル塩混合物(P−1)
【0028】2)前記1)における有機リン酸エステル
塩混合物(P−1)1重量部に代えて、下記の有機リン
酸エステル塩混合物(P−2)を5重量部の割合で配合
した処理用油剤を、前記1)のようにニート給油する方
法。 有機リン酸エステル塩混合物(P−2):ポリオキシエ
チレン(7モル)sec−トリデシルエーテル3モルと
五酸化リン1モルとから得られる酸性リン酸エステル
を、ブチルモノエタノールアミンと水酸化カリウムとで
完全中和した、ブチルモノエタノールアミン塩/カリウ
ム塩=35/65(モル比)の割合で有する有機リン酸
エステル塩混合物(P−2)
【0029】3)前記1)における有機リン酸エステル
塩混合物(P−1)1重量部に代えて、下記の有機リン
酸エステル塩混合物(P−3)を3重量部の割合で配合
した処理用油剤を、前記1)のようにニート給油する方
法。 有機リン酸エステル塩混合物(P−3):ポリオキシエ
チレン(5モル)sec−ヘプタデシルエーテル3モル
と五酸化リン1モルとから得られる酸性リン酸エステル
を、ブチルジエタノールアミンと水酸化カリウムとで完
全中和した、ブチルジエタノールアミン塩/カリウム塩
=25/75(モル比)の割合で有する有機リン酸エス
テル塩混合物(P−3)
【0030】4)前記1)における有機リン酸エステル
塩混合物(P−1)1重量部に代えて、下記の有機リン
酸エステル塩混合物(P−4)を10重量部の割合で配
合した処理用油剤を、前記1)のようにニート給油する
方法。 有機リン酸エステル塩混合物(P−4):ポリオキシエ
チレン(5モル)ポリオキシプロピレン(5モル)n−
デシルエーテル3モルと五酸化リン1モルとから得られ
る酸性リン酸エステルを、ブチルモノエタノールアミン
と水酸化カリウムとで完全中和した、ブチルモノエタノ
ールアミン塩/カリウム塩=30/70(モル比)の割
合で有する有機リン酸エステル塩混合物(P−4)
【0031】5)前記1)における有機リン酸エステル
塩混合物(P−1)1重量部に代えて、下記の有機リン
酸エステル塩混合物(P−5)を10重量部の割合で配
合した処理用油剤を、前記1)のようにニート給油する
方法。 有機リン酸エステル塩混合物(P−5):ポリオキシエ
チレン(4モル)ポリオキシプロピレン(1モル)n−
オクタデセニルエーテル3モルと五酸化リン1モルとか
ら得られる酸性リン酸エステルを、ジブチルエタノール
アミンと水酸化カリウムとで完全中和した、ジブチルエ
タノールアミン塩/カリウム塩=30/70(モル比)
の割合で有する有機リン酸エステル塩混合物(P−5)
【0032】6)下記の潤滑油成分100重量部当たり
前記1)における有機リン酸エステル塩混合物(P−
1)を1重量部の割合で配合した処理用油剤を、前記
1)のようにニート給油する方法。 潤滑油成分:25℃における粘度が5×10-62/s
の鉱物油(M−2)40重量部と25℃における粘度が
5×10-62/sのポリジメチルシロキサン(S−
2)60重量部とから成る潤滑油成分
【0033】7)下記の潤滑油成分100重量部当たり
前記4)における有機リン酸エステル塩混合物(P−
4)を3重量部の割合で配合した処理用油剤を、前記
1)のようにニート給油する方法。 潤滑油成分:25℃における粘度が5×10-62/s
の鉱物油(M−2)40重量部と25℃における粘度が
10×10-62/sのポリジメチルシロキサン(S−
1)60重量部とから成る潤滑油成分
【0034】8)下記の潤滑油成分100重量部当たり
前記5)における有機リン酸エステル塩混合物(P−
5)を3重量部の割合で配合した処理用油剤を、前記
1)のようにニート給油する方法。 潤滑油成分:25℃における粘度が2×10-62/s
の鉱物油(M−1)40重量部と25℃における粘度が
5×10-62/sのポリジメチルシロキサン(S−
2)60重量部とから成る潤滑油成分
【0035】9)下記の潤滑油成分100重量部当たり
前記5)における有機リン酸エステル塩混合物(P−
5)を0.3重量部の割合で配合した処理用油剤を、前
記1)のようにニート給油する方法。 潤滑油成分:25℃における粘度が2×10-62/s
の鉱物油(M−1)40重量部と25℃における粘度が
10×10-62/sのポリジメチルシロキサン(S−
1)60重量部とから成る潤滑油成分
【0036】10)前記1)における潤滑油成分100
重量部当たり前記1)における有機リン酸エステル塩混
合物(P−1)を1重量部及び下記のポリエーテル変性
シリコン(PS−1)を4重量部の割合で配合した処理
用油剤を、紡糸後でパッケージに巻き取るまでの間のポ
リウレタン糸弾性繊維に5重量%の付着量となるようニ
ート給油する方法。 ポリエーテル変性シリコン(PS−1):分子中に重合
体ブロックとしてポリジメチルシロキサンブロックとポ
リオキシエチレンエーテルブロックとを有するポリエー
テル変性シリコン(PS−1)であって、その数平均分
子量が5500であり且つ分子中にポリオキシエチレン
エーテルブロックを27重量%の割合で有するポリエー
テル変性シリコン(PS−1)
【0037】11)前記1)における潤滑油成分100
重量部当たり前記1)における有機リン酸エステル塩混
合物(P−1)を1重量部及び下記のポリエーテル変性
シリコン(PS−2)を5重量部の割合で配合した処理
用油剤を、紡糸後でパッケージに巻き取るまでの間のポ
リウレタン糸弾性繊維に4重量%の付着量となるようニ
ート給油する方法。 ポリエーテル変性シリコン(PS−2):分子中に重合
体ブロックとしてポリジメチルシロキサンブロックとオ
キシアルキレン単位の60モル%がオキシエチレン単位
であるポリオキシアルキレンエーテルブロックとを有す
るポリエーテル変性シリコン(PS−2)であって、そ
の数平均分子量が13500であり且つ分子中にポリオ
キシアルキレンエーテルブロックを30重量%の割合で
有するポリエーテル変性シリコン(PS−2)
【0038】12)前記1)における潤滑油成分100
重量部当たり前記1)における有機リン酸エステル塩混
合物(P−1)を1重量部及び下記のポリエーテル変性
シリコン(PS−3)を2重量部の割合で配合した処理
用油剤を、紡糸後でパッケージに巻き取るまでの間のポ
リウレタン糸弾性繊維に3重量%の付着量となるようニ
ート給油する方法。 ポリエーテル変性シリコン(PS−3):分子中に重合
体ブロックとしてポリジメチルシロキサンブロックとオ
キシアルキレン単位の75モル%がオキシエチレン単位
であるポリオキシアルキレンエーテルブロックとを有す
るポリエーテル変性シリコン(PS−3)であって、そ
の数平均分子量が2200であり且つ分子中にポリオキ
シアルキレンエーテルブロックを55重量%の割合で有
するポリエーテル変性シリコン(PS−3)
【0039】以下、本発明の構成及び効果をより具体的
にするため、実施例等を挙げるが、本発明が該実施例に
限定されるというものではない。尚、以下の実施例等に
おいて、別に記載しない限り、部は重量部、%は重量%
である。
【0040】
【実施例】
試験区分1(有機リン酸エステル塩混合物の調製) ・有機リン酸エステル塩P−1〜P−5及びR−1〜R
−5の合成 特公昭60−43468号公報に記載の方法にしたがっ
て、ポリオキシエチレン(3モル)sec−トリデシル
エーテル3モルと五酸化リン1モルとから酸性リン酸エ
ステルを得た後、この酸性リン酸エステルをジブチルエ
タノールアミンと水酸化カリウムとを用いて完全中和
し、有機リン酸エステル塩混合物P−1を得た。同様に
して、有機リン酸エステル塩混合物P−2〜P−5及び
R−1〜R−5を得た。これらの有機リン酸エステル塩
混合物の内容を表1にまとめて示した。
【0041】
【表1】
【0042】表1において、 R,AO,n,M:前記した式1中の記号に相当
【0043】試験区分2(処理用油剤の調製) ・処理用油剤T−1〜T−12及びt−1〜t−13の
調製 試験区分1で得た有機リン酸エステル塩混合物P−1を
1部、鉱物油M−1を60部及びポリジメチルシロキサ
ンS−1を40部、以上を20〜40℃で均一になるま
で混合して処理用油剤T−1を調製した。同様にして、
処理用油剤T−2〜T−12及びt−1〜t−13を調
製した。これらの処理用油剤の内容を表2及び表3にま
とめて示した。
【0044】
【表2】
【0045】
【表3】
【0046】表2及び表3において、 S−1:25℃における粘度が10×10-62/sで
あるポリジメチルシロキサン S−2:25℃における粘度が5×10-62/sであ
るポリジメチルシロキサン SR−1:25℃における粘度が1×10-62/sで
あるポリジメチルシロキサン SR−2:25℃における粘度が50×10-62/s
であるポリジメチルシロキサン M−1:25℃における粘度が10×10-62/sで
ある鉱物油 M−2:25℃における粘度が5×10-62/sであ
る鉱物油 MR−1:25℃における粘度が1×10-62/sで
ある鉱物油 MR−2:25℃における粘度が50×10-62/s
である鉱物油 PS−1:分子中に重合体ブロックとしてポリジメチル
シロキサンブロックとポリオキシエチレンエーテルブロ
ックとを有するポリエーテル変性シリコンであって、そ
の数平均分子量が5500であり且つ分子中にポリオキ
シエチレンエーテルブロックを27重量%の割合で有す
るポリエーテル変性シリコン PS−2:分子中に重合体ブロックとしてポリジメチル
シロキサンブロックとオキシアルキレン単位の60モル
%がオキシエチレン単位であるポリオキシアルキレンエ
ーテルブロックとを有するポリエーテル変性シリコンで
あって、その数平均分子量が13500であり且つ分子
中にポリオキシアルキレンエーテルブロックを30重量
%の割合で有するポリエーテル変性シリコン PS−3:分子中に重合体ブロックとしてポリジメチル
シロキサンブロックとオキシアルキレン単位の75モル
%がオキシエチレン単位であるポリオキシアルキレンエ
ーテルブロックとを有するポリエーテル変性シリコンで
あって、その数平均分子量が2200であり且つ分子中
にポリオキシアルキレンエーテルブロックを55重量%
の割合で有するポリエーテル変性シリコン
【0047】試験区分3(ポリウレタン系弾性繊維への
処理用油剤の付与及びその評価) ・ポリウレタン系弾性繊維への処理用油剤の付与 分子量1000のポリテトラメチレングリコ−ルとジフ
ェニルメタンジイソシアネ−トとから得たプレポリマ−
をジメチルホルムアミド溶液中にてエチレンジアミンに
より鎖伸長反応させ、濃度30%の紡糸ドープを得た。
この紡糸ドープを紡糸口金から加熱ガス流中に乾式紡糸
し、乾式紡糸したポリウレタン系弾性繊維に試験区分2
で得た各処理用油剤をローラーオイリング法でニート給
油した。引き続いて、処理用油剤を付与したポリウレタ
ン系弾性繊維をパッケージに巻き取り、40デニ−ルの
処理済みポリウレタン系弾性繊維を得た。
【0048】・解舒性の評価 第1駆動ローラとこれに常時当接するようその直上に軸
支した第1遊動ローラとで送り出し部を構成し、また第
2駆動ローラとこれに常時当接するようその直上に軸支
した第2遊動ローラとで巻き取り部を構成して、該送り
出し部に対し該巻き取り部を水平方向に20cm離して設
置した。第1駆動ローラに処理済みポリウレタン系弾性
繊維のパッケージを装着し、該処理済みポリウレタン系
弾性繊維を第2駆動ローラに巻き取った。第1駆動ロー
ラからの処理済みポリウレタン系弾性繊維の送り出し速
度を50m/分で固定する一方、第2駆動ローラへの該
処理済みポリウレタン系弾性繊維の巻き取り速度を50
m/分より徐々に上げて、該処理済みポリウレタン系弾
性繊維をパッケージから強制解舒した。かかる強制解舒
時において、送り出し部と巻き取り部との間で処理済み
ポリウレタン系弾性繊維の踊りがなくなる時点での巻き
取り速度V(m/分)を測定した。そして下記の式によ
り解舒性(%)を求め、次の基準で評価した。結果を表
4及び表5にまとめて示した。 解舒性(%)=(V−50)×2
【0049】◎:解舒性80%未満(全く問題無く、安
定に解舒できる) ○:解舒性81〜100%(糸の引き出しにやや抵抗感
があるものの、糸切れの発生は無く、安定に解舒でき
る) △:解舒性101〜120%(糸の引き出しに抵抗感が
あり、若干の糸切れもあって、操業性にやや問題があ
る) ×:解舒性121%超(糸の引き出しに抵抗感が大き
く、糸切れが多発して、操業性に大きな問題がある)
【0050】・スカムの評価 処理済みポリウレタン系弾性繊維を240本の枠立てに
より整経機にかけ、糸速20m/分で2万m捲き取っ
た。この時、整経機上での各ガイド類に対するスカムの
付着及び蓄積状態を肉眼観察し、次の基準で評価した。
結果を表4及び表5にまとめて示した。 ◎:スカムの付着が殆どない ○:スカムがやや付着しているが、糸の安定走行に問題
はない ×:スカムの付着及び蓄積が多く、糸の安定走行に大き
な問題がある
【0051】・制電性の評価 処理済みポリウレタン弾性繊維5gの電気抵抗値を、2
5℃×40%RHの雰囲気下で、電気抵抗測定器(東亜
電波工業社製のSM−5E型)を用いて測定し、測定値
を次の基準で評価した。結果を表4及び表5にまとめて
示した。 ◎:電気抵抗値1.0×108Ω未満(全く問題無く、
安定に操業できる) ○:電気抵抗値1.0×108〜1.0×109Ω(整経
工程で若干の寄りつきがあるが、問題なく安定に操業で
きる) △:電気抵抗値1.1×109〜1.0×1010Ω(整
経工程での寄りつき及び丸編み工程での風綿の付着があ
るものの、操業性には問題が無い) ×:電気抵抗値1.0×1010Ω超(整経工程での寄り
つきが激しく、丸編み工程での風綿の付着も激しくて、
操業できない)
【0052】
【表4】
【0053】
【表5】
【0054】
【発明の効果】既に明らかなように、以上説明した本発
明には、ポリウレタン系弾性繊維に優れた解舒性を付与
することができ、同時に優れた制電性を付与し、また加
工工程におけるガイド類へのスカムの付着及び蓄積を低
減することができるという効果がある。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の潤滑油成分100重量部当たり下
    記の有機リン酸エステル塩混合物を0.2〜25重量部
    の割合で配合した処理用油剤を、紡糸後でパッケージに
    巻き取るまでの間のポリウレタン系弾性繊維に0.5〜
    10重量%の付着量となるようニート給油することを特
    徴とするポリウレタン系弾性繊維の処理方法。 潤滑油成分:共に25℃における粘度が2×10-6〜4
    0×10-62/sである鉱物油とポリジメチルシロキ
    サンとから成り、該鉱物油/該ポリジメチルシロキサン
    =25/75〜80/20(重量%)の割合から成る潤
    滑油成分 有機リン酸エステル塩混合物:下記の式1で示される有
    機リン酸エステル塩の混合物であって、該混合物中のア
    ルカノールアミン塩とアルカリ金属塩との割合が該アル
    カノールアミン塩/該アルカリ金属塩=50/50〜1
    /99(モル比)である有機リン酸エステル塩混合物 【式1】 (式1において、 R:炭素数8〜18のアルキル基又は炭素数14〜18
    のアルケニル基 A:炭素数2又は3のアルキレン基 n:1〜10の整数 q,r:1又は2であって、q+r=3を満足する整数 M:同時に同一又は異なる、アルカノールアミン又はア
    ルカリ金属)
  2. 【請求項2】 有機リン酸エステル塩混合物が、混合物
    中のアルカノールアミン塩とアルカリ金属塩との割合が
    該アルカノールアミン塩/該アルカリ金属塩=40/6
    0〜20/80(モル比)のものである請求項1記載の
    ポリウレタン系弾性繊維の処理方法。
  3. 【請求項3】 アルカノールアミンがN−ブチル置換エ
    タノールアミンであり、またアルカリ金属がカリウムで
    ある請求項1又は2記載のポリウレタン系弾性繊維の処
    理方法。
  4. 【請求項4】 式1で示される有機リン酸エステル塩
    が、Rが炭素数12〜18の直鎖2級アルキル基であ
    り、またAがエチレン基であって、更にnが2〜8の整
    数である場合の有機リン酸エステル塩である請求項1、
    2又は3記載のポリウレタン系弾性繊維の処理方法。
  5. 【請求項5】 処理用油剤が、潤滑油成分100重量部
    当たり更に下記のポリエーテル変性シリコンを1〜10
    重量部の割合で配合したものである請求項1、2、3又
    は4記載のポリウレタン系弾性繊維の処理方法。 ポリエーテル変性シリコン:分子中に重合体ブロックと
    してポリジアルキルシロキサンブロックとポリオキシア
    ルキレンエーテルブロックとを有するポリエーテル変性
    シリコンであって、その数平均分子量が1000〜10
    0000であり且つ分子中に該ポリオキシアルキレンエ
    ーテルブロックを20〜80重量%の割合で有するポリ
    エーテル変性シリコン
  6. 【請求項6】 ポリエーテル変性シリコンが、オキシア
    ルキレン単位としてオキシエチレン単位を20モル%以
    上の割合で有するポリオキシアルキレンエーテルブロッ
    クを有するものである請求項5記載のポリウレタン系弾
    性繊維の処理方法。
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