JP3501585B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、差動増幅回路を
用いた半導体記憶装置等の半導体集積回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体記憶装置においては、高速
動作と低消費電力化の両方に対する要求がますます高ま
ってきている。その中でも差動増幅回路の高速化と低消
費電力化の実現は、半導体記憶装置の高速化と低消費電
力化を実現するために極めて重要である。
【0003】以下に、従来の差動増幅回路を用いた半導
体記憶装置について説明する。図5は、従来の差動増幅
回路を用いた半導体記憶装置の回路図である。図5にお
いて、1は差動増幅回路、4,5は対をなす第1,第2
のデータ線、6,7は差動増幅回路1の出力、10は差
動増幅回路活性化信号、11は差動増幅回路1を構成す
る負荷回路、12,13は差動増幅回路1を構成する第
1,第2の駆動用MOSFET、16は差動増幅回路1
を構成する定電流源のMOSFETである。図6は、図
5で示した差動増幅回路1の主要部分の概略タイミング
波形と差動増幅回路1に流れる電流の概略波形を示す。
【0004】以上のように構成された半導体記憶装置に
ついて、以下、その動作を説明する。対をなす第1,第
2のデータ線4,5にはメモリーセルからデータが出力
され、差動増幅回路1に伝達される。メモリーセルは駆
動能力が弱いため、第1,第2のデータ線4,5に出力
されるデータの電位差は小さい。差動増幅回路1は差動
増幅回路活性化信号10により活性化され、第1,第2
のデータ線4,5の微小電位差を増幅して出力6,7に
データを出力する。図5では、差動増幅回路1が、第
1,第2のデータ線4,5をゲートに接続した第1,第
2の駆動用MOSFET12,13と、負荷回路11
と、定電流源として働くMOSFET16とで構成され
た極めて一般的な例を示してある。この差動増幅回路1
は、対をなす第1,第2ののデータ線4,5の微小電位
差を第1,第2の駆動用MOSFET12,13のゲー
ト電位の違いで検出して増幅作用を行い、出力6,7に
データを出力する。
【0005】図6で示したタイミング波形では、差動増
幅回路1の出力6,7は、図6(c)に示すように、差
動増幅回路1が非活性状態の時には電源電圧にプリチャ
ージされる場合を示してある。図5の回路図ではその回
路を省略してある。そして活性状態になると、図6
(a)に示すデータ線4,5の電位差をある一定の電位
まで増幅する。図6(d)に示すように、差動増幅回路
1の電流は、図6(b)の差動増幅回路活性化信号10
により差動増幅回路1が非活性状態から活性化された時
と、活性状態から非活性化された時に貫通電流と充放電
電流により大きな電流が流れ、差動増幅回路1の出力
6,7が一定電圧に達した後は、定常的に貫通電流が流
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、対をなす第1,第2のデータ線4,5の
電位差が微小であるため、第1,第2の駆動用MOSF
ET12,13が非活性状態になることは無く、差動増
幅回路1が活性状態にある間は、図6(d)に示すう
に、常時、電源電圧線から接地電位線に定常的な貫通電
流が流れ続けてしまい、半導体記憶装置の低消費電力化
にとって大きな課題となっている。さらに貫通電流が流
れるため、差動増幅回路1の出力6,7は、図6(c)
に示すように、電源電圧から接地電位まで完全に振幅す
ることは無く、差動増幅回路1の次段回路での動作速度
にも劣化が生じ、半導体記憶装置の高速化にとっても大
きな課題となっている。
【0007】この発明は、上記従来の課題を解決するも
ので、差動増幅回路で流れる定常的な貫通電流を遮断
し、出力を電源電圧から接地電位まで完全に振幅させる
ことで、差動増幅回路の低消費電力化と高速化を実現で
きる半導体集積回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体集
積回路は、電源間に負荷回路および定電流源を接続し、
負荷回路と定電流源との間に、第1のデータ線をゲート
に接続した第1の駆動用MOSFETと第1の貫通電流
遮断用MOSFETとの直列回路を接続するとともに、
第1のデータ線と対をなす第2のデータ線をゲートに接
続した第2の駆動用MOSFETと第2の貫通電流遮断
用MOSFETとの直列回路を接続した差動増幅回路
と、第1の駆動用MOSFETの負荷回路側の端子出力
を遅延および完全振幅させて第2の貫通電流遮断用MO
SFETのゲートに出力する第1の遅延回路と、第2の
駆動用MOSFETの負荷回路側の端子出力を遅延およ
び完全振幅させて第1の貫通電流遮断用MOSFETの
ゲートに出力する第2の遅延回路とを備えている。
【0009】この構成によれば、負荷回路と定電流源と
の間で、第1,第2の貫通電流遮断用MOSFETをそ
れぞれ第1,第2の駆動用MOSFETと直列に接続
し、差動増幅回路の出力、すなわち第1,第2の駆動用
MOSFETの負荷回路側の端子出力を、第1,第2の
遅延回路を介して第2,第1の貫通電流遮断用MOSF
ETのゲートに与えることにより、第1,第2のうち一
方の貫通電流遮断用MOSFETが差動増幅回路で流れ
る定常的な貫通電流を遮断する。このように貫通電流が
遮断されるので差動増幅回路の出力を電源電圧から接地
電位まで完全に振幅させることができ、差動増幅回路の
低消費電力化と高速化を実現できる。
【0010】請求項2記載の半導体集積回路は、電源間
に負荷回路および定電流源を接続し、負荷回路と定電流
源との間に、第1のデータ線をゲートに接続した第1の
駆動用MOSFETと第1の貫通電流遮断用MOSFE
Tとの直列回路を接続するとともに、第1のデータ線と
対をなす第2のデータ線をゲートに接続した第2の駆動
用MOSFETと第2の貫通電流遮断用MOSFETと
の直列回路を接続した差動増幅回路と、第1の駆動用M
OSFETの負荷回路側の端子出力を遅延および完全振
幅と反転させて第1の貫通電流遮断用MOSFETのゲ
ートに出力する第1の遅延回路と、第2の駆動用MOS
FETの負荷回路側の端子出力を遅延および完全振幅と
反転させて第2の貫通電流遮断用MOSFETのゲート
に出力する第2の遅延回路とを備えている。
【0011】この構成によれば、負荷回路と定電流源と
の間で、第1,第2の貫通電流遮断用MOSFETをそ
れぞれ第1,第2の駆動用MOSFETと直列に接続
し、差動増幅回路の出力、すなわち第1,第2の駆動用
MOSFETの負荷回路側の端子出力を、第1,第2の
遅延回路を介して第1,第2の貫通電流遮断用MOSF
ETのゲートに与えることにより、第1,第2のうち一
方の貫通電流遮断用MOSFETが差動増幅回路で流れ
る定常的な貫通電流を遮断する。このように貫通電流が
遮断されるので差動増幅回路の出力を電源電圧から接地
電位まで完全に振幅させることができ、差動増幅回路の
低消費電力化と高速化を実現できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1から図4を用いて説明する。図1はこの発明
の第1の実施の形態の半導体集積回路の回路図であり、
この半導体集積回路は差動増幅回路を用いた半導体記憶
装置を示す。図1において、1は差動増幅回路、2,3
は第1,第2の遅延回路、4,5は対をなす第1,第2
のデータ線、6,7は差動増幅回路1の出力、8,9は
第1,第2の遅延回路2,3の出力、10は差動増幅回
路活性化信号、11は差動増幅回路1を構成する負荷回
路、12,13は差動増幅回路1を構成する第1,第2
の駆動用MOSFET、14,15は差動増幅回路1を
構成する第1,第2の貫通電流遮断用MOSFET、1
6は差動増幅回路1を構成する定電流源のMOSFET
である。図2は、図1で示した半導体記憶装置の主要部
分の概略タイミング波形と差動増幅回路1に流れる電流
の概略波形を示す。
【0013】この半導体集積回路は、差動増幅回路1
と、第1の遅延回路2と、第2の遅延回路3とを備えて
いる。差動増幅回路1は、電源間に負荷回路11および
定電流源のMOSFET16を接続し、負荷回路11と
定電流源のMOSFET16との間に、第1のデータ線
4をゲートに接続した第1の駆動用MOSFET12と
第1の貫通電流遮断用MOSFET14との直列回路を
接続するとともに、第1のデータ線4と対をなす第2の
データ線5をゲートに接続した第2の駆動用MOSFE
T13と第2の貫通電流遮断用MOSFET15との直
列回路を接続している。第1の遅延回路2は、第1の駆
動用MOSFET12の負荷回路側の端子出力すなわち
差動増幅回路1の出力6を遅延させて第2の貫通電流遮
断用MOSFET15のゲートに出力するようにしてい
る。第2の遅延回路3は、第2の駆動用MOSFET1
3の負荷回路側の端子出力すなわち差動増幅回路1の出
力7を遅延させて第1の貫通電流遮断用MOSFET1
4のゲートに出力するようにしている。
【0014】以上のように構成されたこの実施の形態の
半導体集積回路について、以下、その動作を説明する。
対をなす第1,第2のデータ線4,5にはメモリーセル
からデータが出力され、差動増幅回路1に伝達され、差
動増幅回路1の第1,第2の駆動用MOSFET12,
13のゲート電位の違いにより、第1,第2のデータ線
4,5の微小電位差を増幅して出力6,7にデータを出
力する、という動作は従来例と同様である。また、従来
例と同様、回路は省略してあるが、差動増幅回路1が非
活性状態の時には、出力6,7は電源電圧にプリチャー
ジされているとする(図2(b),(c))。
【0015】差動増幅回路1の出力6,7は、第1,第
2の遅延回路2,3に伝達され、第1,第2の遅延回路
2,3の出力8,9は、差動増幅回路1の第2,第1の
駆動用MOSFET13,12とそれぞれ直列接続され
た第2,第1の貫通電流遮断用MOSFET15,14
のゲートに入力される。この実施の形態では、第1,第
2の遅延回路2,3の入出力で論理が変わらない場合を
示してあり、差動増幅回路1の第1の駆動用MOSFE
T12側の出力6が、第1の遅延回路2を通り第2の駆
動用MOSFET13と直列接続した第2の貫通電流遮
断用MOSFET15のゲートに入力され、第2の駆動
用MOSFET13側の出力7が、第2の遅延回路3を
通り第1の駆動用MOSFET12と直列接続した第1
の貫通電流遮断用MOSFET14のゲートに入力され
る。
【0016】図2(b)に示す差動増幅回路活性化信号
10が接地電位(GND)で差動増幅回路1が非活性状
態の時、図2(c)に示す差動増幅回路の出力6,7は
電源電圧にプリチャージされているため、図2(d)に
示す第1,第2の遅延回路2,3の出力8,9も電源電
圧に等しい“H(ハイ)”レベルであり、第1,第2の
貫通電流遮断用MOSFET14,15は完全に活性状
態にある。
【0017】例えば、メモリーセルからデータが出力さ
れ、第2のデータ線5の電位が第1のデータ線4の電位
より下がる場合、第1の駆動用MOSFET12のゲー
ト電位より第2の駆動用MOSFET13のゲート電位
が低くなり、差動増幅回路1が差動増幅回路活性化信号
10により活性化されると、出力6には“L(ロー)”
レベル、出力7には“H”レベルが出力される。対をな
す第1,第2のデータ線4,5の電位差は微小であるた
め、第1,第2の駆動用MOSFET12,13ともに
非活性状態になることは無く、図2(e)に示すよう
に、電源電圧線から接地電位線に貫通電流が流れるた
め、この時はまだ差動増幅回路の出力6,7は電源電圧
から接地電位まで完全に振幅しない(図2(c)の切替
わり時)。
【0018】差動増幅回路1の出力6が“L”レベル、
出力7が“H”レベルなので、第1の遅延回路2の出力
8は接地電位に等しい“L”レベル、第2の遅延回路3
の出力9は電源電圧に等しい“H”レベルになる(図2
(d))。そのため、差動増幅回路1の第1の駆動用M
OSFET12に直列接続した第1の貫通電流遮断用M
OSFET14のゲート電位は電源電圧に等しい“H”
レベルのため、活性状態を保つ。逆に、第2の駆動用M
OSFET13に直列接続した第2の貫通電流遮断用M
OSFET15はゲートに接続された第1の遅延回路2
の出力8が接地電位に等しい“L”レベルであるため、
完全に非活性状態になる。第2の貫通電流遮断用MOS
FET15が非活性状態になるため、電源電圧線から接
地電位線に流れる貫通電流が遮断され、さらにその結
果、出力7の“H”レベルは電源電圧レベルにまで達す
る。一方、増幅作用のため、出力6の“L”レベルは接
地電位まで下がる。したがって、図2(c)に示すよう
に、差動増幅回路1の出力6,7は、電源電圧から接地
電位まで完全に振幅し、図2(e)に示すように、電源
電圧線から接地電位線に流れる定常的な貫通電流は完全
に遮断される。
【0019】第1,第2のデータ線4,5の電位差が逆
の場合も全く同様である。また、差動増幅回路1から次
段、例えばデータラッチ回路やデータ出力回路への接続
は、出力6,7から行っても構わない。また、次段への
駆動回路が必要であれば第1,第2の遅延回路2,3と
兼用し、その出力8,9から行っても構わない。
【0020】以上のようにこの実施の形態によれば、差
動増幅回路1の第1,第2の貫通電流遮断用MOSFE
T14,15を第1,第2の駆動用MOSFET12,
13とそれぞれ直列に接続し、差動増幅回路1の出力
6,7を第1,第2の遅延回路2,3を介して第1,第
2の貫通電流遮断用MOSFET14,15のゲートに
与えることで、差動増幅回路1の出力6,7のデータに
よって第1,第2の貫通電流遮断用MOSFET14,
15が差動増幅回路1で定常的に流れる貫通電流を遮断
し、さらに貫通電流が遮断されるので差動増幅回路1の
出力6,7を電源電圧から接地電位まで完全に振幅させ
ることができる。その結果、差動増幅回路1の低消費電
力化と高速化を実現することができる。
【0021】なお、上記第1の実施の形態では、差動増
幅回路1の定電流源をMOSFET16で構成し、第
1,第2の遅延回路2,3をCMOSインバータ2段で
構成した例を示したが、他の構成の場合も全く同様に実
施可能であることは言うまでもない。図3はこの発明の
第2の実施の形態の半導体集積回路の回路図であり、こ
の半導体集積回路は差動増幅回路を用いた半導体記憶装
置を示す。
【0022】この第2の実施の形態では、第1,第2の
遅延回路2,3を入出力で論理が反転する構成とし、そ
のため、第1,第2の遅延回路2,3の出力8,9が接
続される第1,第2の貫通電流遮断用MOSFET1
4,15が、図1の場合と逆になっており、その他は図
1と同様である。したがって、差動増幅回路1の第1の
駆動用MOSFET12側の出力6が、第1の遅延回路
2を通り第1の駆動用MOSFET12と直列接続した
第1の貫通電流遮断用MOSFET14のゲートに反転
して入力され、第2の駆動用MOSFET13側の出力
7が、第2の遅延回路3を通り第2の駆動用MOSFE
T14と直列接続した第2の貫通電流遮断用MOSFE
T15のゲートに反転して入力される。
【0023】上記の点を除き、動作およびその効果は、
上記図1で示した第1の実施の形態と全く同様である。
図4はこの発明の第3の実施の形態の半導体集積回路の
回路図であり、この半導体集積回路は差動増幅回路を用
いた半導体記憶装置を示す。この第3の実施の形態は、
図1で示した第1の実施の形態における電源電圧,接地
電位と負荷回路,定電流源,MOSFETの関係を逆に
した構成の一例である。差動増幅回路1を構成するMO
SFET12〜16は、図1ではNMOSであったが、
この図4ではPMOSで構成している。
【0024】この第3の実施の形態では、“H”レベ
ル,“L”レベルが第1の実施の形態と逆になる点を除
き、動作およびその効果は、上記図1で示した第1の実
施の形態と全く同様である。なお、差動増幅回路1の構
成は図1,図3および図4に示した構成に限られるもの
ではない。例えば、図4で示した第3の実施の形態にお
いて、第1,第2の遅延回路2,3を入出力で論理が反
転する構成とし、第1の遅延回路2の出力8を第1の貫
通電流遮断用MOSFET14のゲートに接続し、第2
の遅延回路3の出力9を第2の貫通電流遮断用MOSF
ET15のゲートに接続した構成としてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、負荷回
路と定電流源との間で、第1,第2の貫通電流遮断用M
OSFETをそれぞれ第1,第2の駆動用MOSFET
と直列に接続し、差動増幅回路の出力、すなわち第1,
第2の駆動用MOSFETの負荷回路側の端子出力を、
第1,第2の遅延回路を介して各貫通電流遮断用MOS
FETのゲートに与えることにより、第1,第2のうち
一方の貫通電流遮断用MOSFETが差動増幅回路で流
れる定常的な貫通電流を遮断する。このように貫通電流
が遮断されるので差動増幅回路の出力を電源電圧から接
地電位まで完全に振幅させることができ、差動増幅回路
の低消費電力化と高速化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の半導体集積回路
の回路図。
【図2】この発明の第1の実施の形態の半導体集積回路
におけるタイミング図。
【図3】この発明の第2の実施の形態の半導体集積回路
の回路図。
【図4】この発明の第3の実施の形態の半導体集積回路
の回路図。
【図5】従来の差動増幅回路を用いた半導体記憶装置の
回路図。
【図6】従来の差動増幅回路を用いた半導体記憶装置に
おけるタイミング図。
【符号の説明】
1 差動増幅回路 2 第1の遅延回路 3 第2の遅延回路 4 第1のデータ線 5 第2のデータ線 6,7 差動増幅回路の出力 8 第1の遅延回路の出力 9 第2の遅延回路の出力 10 差動増幅回路活性化信号 11 負荷回路 12 第1の駆動用MOSFET 13 第2の駆動用MOSFET 14 第1の貫通電流遮断用MOSFET 15 第2の貫通電流遮断用MOSFET 16 MOSFET(定電流源)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/4091 G11C 11/419

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源間に負荷回路および定電流源を接続
    し、前記負荷回路と前記定電流源との間に、第1のデー
    タ線をゲートに接続した第1の駆動用MOSFETと第
    1の貫通電流遮断用MOSFETとの直列回路を接続す
    るとともに、前記第1のデータ線と対をなす第2のデー
    タ線をゲートに接続した第2の駆動用MOSFETと第
    2の貫通電流遮断用MOSFETとの直列回路を接続し
    た差動増幅回路と、 前記第1の駆動用MOSFETの負荷回路側の端子出力
    を遅延および完全振幅させて前記第2の貫通電流遮断用
    MOSFETのゲートに出力する第1の遅延回路と、 前記第2の駆動用MOSFETの負荷回路側の端子出力
    を遅延および完全振幅させて前記第1の貫通電流遮断用
    MOSFETのゲートに出力する第2の遅延回路とを備
    えた半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 電源間に負荷回路および定電流源を接続
    し、前記負荷回路と前記定電流源との間に、第1のデー
    タ線をゲートに接続した第1の駆動用MOSFETと第
    1の貫通電流遮断用MOSFETとの直列回路を接続す
    るとともに、前記第1のデータ線と対をなす第2のデー
    タ線をゲートに接続した第2の駆動用MOSFETと第
    2の貫通電流遮断用MOSFETとの直列回路を接続し
    た差動増幅回路と、 前記第1の駆動用MOSFETの負荷回路側の端子出力
    を遅延および完全振幅と反転させて前記第1の貫通電流
    遮断用MOSFETのゲートに出力する第1の遅延回路
    と、 前記第2の駆動用MOSFETの負荷回路側の端子出力
    を遅延および完全振幅と反転させて前記第2の貫通電流
    遮断用MOSFETのゲートに出力する第2の遅延回路
    とを備えた半導体集積回路。
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