JP3501422B2 - ポジ型フオトレジスト組成物 - Google Patents

ポジ型フオトレジスト組成物

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JP3501422B2
JP3501422B2 JP05937195A JP5937195A JP3501422B2 JP 3501422 B2 JP3501422 B2 JP 3501422B2 JP 05937195 A JP05937195 A JP 05937195A JP 5937195 A JP5937195 A JP 5937195A JP 3501422 B2 JP3501422 B2 JP 3501422B2
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/022Quinonediazides

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はアルカリ可溶性樹脂と特
定の1,2−キノンジアジド化合物を含有し、紫外線、
遠紫外線、X線、電子線、分子線、γ線、シンクロトロ
ン放射線等の輻射線に感応するポジ型フオトレジスト組
成物に関するものであり、更に詳しくは、膜厚の変動に
よらず高い解像力、及び高感度が得られ、且つ現像ラチ
チュードの良好な、微細加工用ポジ型フオトレジストに
関するものである。 【0002】 【従来の技術】ポジ型フオトレジストは、半導体ウエハ
ー、ガラス、セラミツクスもしくは金属等の基板上にス
ピン塗布法もしくはローラー塗布法で0.5〜2μmの
厚みに塗布される。その後、加熱、乾燥し、露光マスク
を介して回路パターン等を紫外線照射等により焼き付
け、必要により露光後ベークを施してから現像してポジ
画像が形成される。更にこのポジ画像をマスクとしてエ
ツチングすることにより、基板上にパターン状の加工を
施すことができる。代表的な応用分野にはIC等の半導
体製造工程、液晶、サーマルヘツド等の回路基板の製
造、その他のフオトフアブリケーシヨン工程等がある。
それらの集積回路はその集積度をますます高めており、
超LSIなどの半導体基板の製造においては0.5μm
あるいはそれ以下の線幅から成る超微細パターンの加工
が必要とされる様になってきている。かかる用途におい
ては、特に安定して高い解像力が得られ、常に一定の加
工線幅を確保する上で広い現像ラチチュードを有するフ
オトレジストが要求されている。また、回路の加工欠陥
を防止するために現像後のレジストのパターンに、レジ
スト残渣が発生しないことが求められている。更に、露
光後にベークを行う工程があるので、耐熱性の高いレジ
ストが望まれている。 【0003】また、特に0.5μm以下のような超微細
パターンの形成においては、例えば、ある塗布膜厚で一
定の解像力が得られたとしても、塗布膜厚を僅かに変え
ただけで得られる解像力が劣化してしまう現象(以降、
「膜厚依存性」と呼ぶ)があることが判ってきた。驚く
べきことに、膜厚が僅かに百分の数μm変化するだけで
解像力が大きく変化し、しかも、現在市販されている代
表的なポジ型フオトレジストのいずれをとっても、多か
れ少なかれ、このような傾向があることも判った。具体
的には、露光前のレジスト膜の厚みが所定膜厚に対して
λ/4n(λは露光波長、nはその波長におけるレジス
ト膜の屈折率)の範囲で変化すると、これに対して得ら
れる解像力が変動するのである。この膜厚依存性の問題
は、例えば、SPIE Proceedings第1925巻626頁(1993年)
においてその存在が指摘されており、これがレジスト膜
内の光の多重反射効果によって引き起こされることが述
べられている。 【0004】特に、高解像力と矩形の断面形状のパター
ンが得られるようにレジストのコントラストを高めよう
とすると、この膜厚依存性が大きくなる場合が多いこと
が判った。実際に半導体基板を加工する際には、基板面
にある凹凸や、塗布膜厚のムラによって場所ごとに微妙
に異なる膜厚で塗布されたレジスト膜を使ってパターン
を形成することになる。従って、ポジ型フオトレジスト
を使ってその解像の限界に近い微細加工を実施する上で
は、この膜厚依存性が一つの障害となっていた。 【0005】従って、レジストには上述のような種々の
性能に関して高い性能が要求されている。これまで、解
像力を高めるために種々の特定構造を有するポリヒドロ
キシ化合物を用いることが提案されている。例えば、
1,2−ナフトキノンジアジド化合物が数多く提案され
ている。例えば、特開昭57−63526、同60−1
63043、同62−10645、同62−1064
6、同62−150245、同63−220139、同
64−76047、特開平1−189644、同2−2
85351、同2−296248、同2−29624
9、同3−48249、同3−48250、同3−15
8856、同3−228057、特表平4−50251
9、米国特許4957846、同4992356、同5
151340、同5178986、欧州特許53014
8等に開示されている。ところが、これらの感光物を用
いても、膜厚依存性の低減という観点では不十分であっ
た。 【0006】しかしながら、上述のような種々の性能に
関して充分なものは得られなかった。特に、感度、解像
力、上記膜厚依存性について、改善の余地があった。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、膜厚に依らず高感度、高解像力、かつ現像ラチチュ
ードが広く、更にレジスト性能の膜厚依存性小さいポジ
型フオトレジスト組成物を提供することである。特に、
本発明では、感度、解像力が著しく向上したポジ型フオ
トレジスト組成物を提供することが目的である。なお、
本発明において「膜厚依存性」とは、露光前のレジスト
膜厚がλ/4nの範囲で変化した時に、露光、(必要に
応じてベークし)現像して得られるレジストの解像力の
変動を言う。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記諸特
性に留意し鋭意検討した結果、特定の母核構造式を有す
る2つの芳香環を有するポリヒドロキシ化合物のキノン
ジアジド化合物のモノエステル体、並びに特定の母核構
造式を有する3〜5個の芳香環を有するポリヒドロキシ
化合物のキノンジアジド化合物のエステル体の少なくと
も1種を併用して用いることにより、上記問題点を解決
することができることを見いだし、この知見に基づいて
本発明を完成させるに到った。 【0009】即ち、本発明の上記目的は、下記構成によ
り達成することができる。アルカリ可溶性樹脂、並びに
下記一般式〔I〕〜〔IV〕で表されるポリヒドロキシ
化合物の1,2−ナフトキノンジアジドスルホン酸モノ
エステルの少なくとも1種、及び下記一般式〔V〕〜
〔VII〕で表されるポリヒドロキシ化合物の1,2−
ナフトキノンジアジドスルホン酸エステルの少なくとも
1種を含有することを特徴とするポジ型フォトレジスト
組成物。 【0010】 【化2】 【0011】ここで、 R1 、R2 ;それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原
子、アルキル基、アリール基(但し、どちらか一方は水
素原子である) R3 、R4 ;それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原
子、アルキル基、アリール基、シクロアルキル基 R5 ;水素原子、アルキル基、アリール基、シクロアル
キル基(但し、R9 、R10がともに水素原子の場合、R
5 は水素原子ではない) R6 〜R8 ;それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、
アリール基、シクロアルキル基 R9 、R10;それぞれ独立に、水素原子、アルキル基
(但し、R9 、R10は環を形成していてもよい) R11、R12、R21、R22;それぞれ独立に、水素原子、
ハロゲン原子、アルキル基、アリール基(但し、どちら
か一方は水素原子である) R13、R14、R23、R24;それぞれ独立に、水素原子、
ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、シクロアルキ
ル基 R15、R16、R25、R26;それぞれ独立に、水素原子、
アルキル基、アリール基、シクロアルキル基 R19、R20、R29、R30;それぞれ独立に上記R9 、R
10と同様の内容を表す。 【0012】 R17、R18、R27、R28;それぞれ独立
に、水素原子、アルキル基、アリール基、シクロアルキ
ル基(但し、同時に水素原子であることはない) R31 41 ;それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原
子、アルキル基、アルコキシ基、もしくはシクロアルキ
ル基を表し、但し、少なくとも1つはシクロアルキル
基、 42 52;それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原
子、アルキル基、アルコキシ基、もしくはシクロアルキ
ル基を表し、但し、少なくとも1つはシクロアルキル
基、 R61〜R71;それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原
子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アシル基
もしくはシクロアルキル基を表し、但し、少なくとも1
つはシクロアルキル基、 A;−CH(R12)−(R12は、水素原子、アルキル基
を表す。)、 m;2又は3 を表す。 【0013】本発明は、特定構造の2個の芳香環を有す
るポリヒドロキシ化合物のキノンジアジド化合物のモノ
エステル体と、特定構造の3〜5個の芳香環を有するポ
リヒドロキシ化合物のキノンジアジド化合物のエステル
体を用いることにより、高感度、高解像力、かつ現像ラ
チチュードが広く、更にレジスト性能の膜厚依存性の全
てにおいて良好となる。特に、本発明においては、膜厚
に依らず感度、解像力が著しく優れるようになる。また
本発明は、上記特定のキノンジアジド化合物のエステル
体の併用に加えて更に、特に分別(あるいは単分散)ノ
ボラック樹脂及び1分子中の総炭素数と水酸基の数を規
定されたフェノール性水酸基含有の低分子化合物〔アル
カリ溶解促進剤(SE剤)〕との組み合わせにより、既
述の本発明の効果がより良好になる。更に、意外なこと
に、特定のノボラック樹脂と、規定された低分子化合物
とを組み合わせると、期待通り低分子化合物の溶解促進
作用によりレジストの感度が著しく向上することに加
え、いずれか単独の使用で得られるよりも著しく広い現
像ラチチュードが得られる。 【0014】以下、本発明を詳細に説明する。まず、本
発明に用いる一般式〔I〕〜〔VII〕で示されるポリ
ヒドロキシ化合物について詳細に説明する。一般式
〔I〕〜〔IV〕のR1 〜R4 、R11〜R14、R21〜R
24において、ハロゲン原子としては塩素原子、臭素原
子、沃素原子が好ましく、特に塩素原子が好ましい。ア
ルキル基としてはメチル基、エチル基が好ましく、特に
メチル基が好ましい。アリール基としてはフェニル基、
トルイル基、キシリル基、クメニル基が好ましい。
3 、R4 、R13、R14、R23、R24において、シクロ
アルキル基としては、シクロペンチル基、シクロヘキシ
ル基が好ましい。R1 、R2 、R11、R12、R21、R22
としては水素原子、塩素原子、メチル基、エチル基、フ
ェニル基が好ましい。R3 、R4 、R13、R14、R23
24としては、水素原子、メチル基、エチル基が好まし
い。 【0015】一般式〔I〕〜〔IV〕のR5 〜R8 、R
15〜R18、R25〜R28において、アキル基としては、炭
素数1〜4の低級アルキル基が好ましい。アリール基と
してはフェニル基、トルイル基、キシリル基、クメニル
基が好ましい。シクロアルキル基としては、シクロペン
チル基、シクロヘキシル基が好ましい。R5 としては水
素原子(ただし、R9 、R10がともに水素原子のときは
5 は水素原子ではない)、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、n−ブチル基が好ましい。R17、R18、R27
28としては、水素原子(ただし、R17、R18およびR
27、R28が同時に水素原子であることはない)、炭素数
1〜4の低級アルキル基、シクロアルキル基、フェニル
基が好ましく、R17、R18およびR27、R28の一方が水
素原子であるときは、イソプロピル基、sec−ブチル
基、tert−ブチル基、シクロヘキシル基が好まし
い。R17、R18及びR27、R28がともに水素原子ではな
いときは、メチル基、エチル基、プロピル基、フェニル
基が好ましい。R6 〜R8 、R15、R16、R25、R26
しては水素原子、メチル基、エチル基、シクロヘキシル
基、フェニル基が好ましい。 【0016】一般式〔I〕〜〔IV〕のR9 、R10、R
19、R20、R29、R30において、アルキル基としては炭
素数1〜4の低級アルキル基が好ましく、より好ましく
はメチル基、エチル基であり、最も好ましいのはメチル
基である。本発明において用いられる一般式〔I〕〜
〔IV〕のポリヒドロキシ化合物の具体例を以下に示
す。 【0017】 【化3】【0018】 【化4】 【0019】上記一般式〔V〕もしくは〔VI〕のR31
〜R41、R42〜R52において、ハロゲン原子としては、
塩素原子、臭素原子もしくは沃素原子が好ましく、アル
キル基としてはメチル基、エチル基、プロピル基、イソ
プロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブ
チル基もしくはt−ブチル基の様な炭素数1〜4のアル
キル基が好ましく、特に好ましくはメチル基である。ア
ルコキシ基としてはメトキシ基、エトキシ基、プロポキ
シ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、イソブトキ
シ基、sec−ブトキシ基もしくはt−ブトキシ基の様
な炭素数1〜4のアルコキシ基が好ましく、特に好まし
くはメトキシ基である。シクロアルキル基としては、シ
クロペンチル基、シクロヘキシル基が好ましく、特に好
ましくはシクロヘキシル基である。 【0020】一般式〔V〕もしくは〔VI〕で表される
化合物の具体例としては下記[V−1]〜[V−9]及
び[VI−1]〜[VI−9]で示される化合物を挙げ
ることができるが、本発明で使用できる化合物はこれら
に限定されるものではない。これらのポリヒドロキシ化
合物は、単独で、もしくは2種以上混合して用いられ
る。 【0021】 【化5】 【0022】 【化6】【0023】これらの中で、既述の本発明の目的に対し
て最も良好な効果を与える化合物は、前記一般式〔V〕
もしくは〔VI〕のR35〜R37、R46〜R48のうち、そ
れぞれ少なくとも1つがシクロヘキシル基を有する化合
物、即ち、[V−1]、[V−2]、[V−3]、[V
−7]、[V−8]、[VI−1]、[VI−2]、
[VI−3]、[VI−4]及び[VI−9]が特に好
ましい。 【0024】上記一般式〔VII〕においてR61〜R72
のアルキル基としてはメチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、s
ec−ブチル基、tert−ブチル基のような炭素数1
〜4のアルキル基が好ましく、特に好ましくはメチル基
である。また、R61〜R71のハロゲン原子としては、塩
素原子、臭素原子、ヨウ素原子が好ましく、アリール基
としては、フェニル基、トルイル基、キシリル基、メシ
チル基、クメニル基が、アルコキシ基としては、メトキ
シ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、
n−ブトキシ基、イソブトキシ基、sec−ブトキシ
基、tert−ブトキシ基が、アシル基としては、ホル
ミル基、アセチル基、ベンゾイル基が好ましい。シクロ
アルキル基としては、シクロペンチル基、シクロヘキシ
ル基が好ましく、シクロヘキシル基が特に好ましい。ま
た、上記一般式〔VII〕においてR61〜R64、R68
71としては、具体的にはメチル基、エチル基、塩素原
子、メトキシ基、アセチル基、フェニル基が好ましい。
65〜R67としては、メチル基、エチル基、イソプロピ
ル基、フェニル基、メトキシ基が好ましい。一般式〔V
II〕で表される化合物の具体例としては下記〔VII
−1〕〜〔VII−12〕で示される化合物を挙げるこ
とができるが、本発明で使用できる化合物はこれらに限
定されるものではない。これらのポリヒドロキシ化合物
は、単独で、もしくは2種以上混合して用いられる。 【0025】 【化7】【0026】 【化8】【0027】本発明に用いる各々の感光物は、例えば前
記式〔I〕〜〔VII〕で示されるポリヒドロキシ化合
物と1,2−ナフトキノンジアジド−5− (及び/又は
−4−)スルホニルクロリドとを、塩基性触媒の存在下
で、エステル化反応を行うことにより得られる。即ち、
所定量のポリヒドロキシ化合物と1,2−ナフトキノン
ジアジド−5−(及び/又は−4−)スルホニルクロリ
ドを、ジオキサン、アセトン、テトラヒドロフラン、メ
チルエチルケトン、N−メチルピロリドン、クロロホル
ム、トリクロルエタン、トリクロルエチレン、ジクロル
エタン、メチルイソブチルケトン、ジメトキシエタン、
ジグライム、酢酸エチル、ジクロロメタン、γ−ブチル
ラクトン等の溶媒をフラスコ中に仕込み、塩基性触媒、
例えば水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナ
トリウム、トリエチルアミン、4−ジメチルアミノピリ
ジン、4−メチルモルホリン、N−メチルピペラジン、
N−メチルピペリジン等を滴下して縮合させる。得られ
た生成物は、水に晶析後、水洗し更に精製乾燥する。 【0028】通常のエステル化反応においては、エステ
ル化数及びエステル化位置が種々異なる混合物が得られ
る。本発明に用いる一般式〔I〕〜〔IV〕において
は、特定のポリヒドロキシ化合物を用いることにより、
選択的にモノエステル化することができる。ここで、本
発明に用いることのできる感光物中のモノエステル体の
含有量は、254nmの紫外線を使用した検出器を用い
て測定した高速液体クロマトグラフィーの全パターン面
積に対して、50%以上になるように反応を制御するこ
とによりエステル化に選択性を有することができる。本
発明において、より好ましくはモノエステル体が55%
以上、更に好ましくはモノエステル体が60%以上であ
る。エステル化反応の選択性をより高めるには、前記塩
基性触媒のうち、特に4−メチルモルホリン、N−メチ
ルピペラジン、N−メチルピペリジン等の脂肪族環状ア
ミンが好ましい。 【0029】一般式〔V〕、〔VI〕のポリヒドキシ化
合物を用いると、選択的にジエステル体を得ることが容
易である。しかし、ジエステル体の含有量は高速クロマ
トグラフィーの面積の50%以上であり、且つ完全置換
体のパターン面積が40%未満になる様に反応を制御す
ることが好ましい。ジエステル体が50%未満で、完全
置換体が40%以上では膜厚依存性が大きく、本発明の
効果を奏しにくい。より好ましくはジエステル体が60
%以上で、完全置換体が30%未満である。更に好まし
くはジエステル体が70%以上で、完全置換体が20%
未満である。よりエステル化反応の選択性を高めるに
は、特に4−メチルモルホリン、N−メチルピペラジ
ン、N−メチルピペリジン等の脂肪族環状アミンを用い
ることが好ましい。 【0030】一般式〔VII〕のポリヒドキシ化合物を
用いる場合、エステル化率は、原料である1,2−ナフ
トキノンジアジド−5−(および/または−4−)スル
ホニルクロリドとポリヒドロキシ化合物の混合比により
制御できる。即ち、添加された1,2−ナフトキノンジ
アジド−5−(および/または−4−)スルホニルクロ
リドは、実質上全てエステル化反応を起こすので、所望
のエステル化率の混合物を得るためには、原料の仕込み
モル比を調整すれば良い。 【0031】1,2−ナフトキノンジアジド−5−(お
よび/または−4−)スルホニルクロリドと前記ポリヒ
ドロキシ化合物のモル比〔1,2−ナフトキノンジアジ
ド/ポリヒドロキシ化合物〕の好ましい範囲は、前記一
般式(I)においてm=2の場合、1.2〜3.2であ
り、m=3の場合は1.2〜3.8である。さらに好ま
しい範囲は、m=2の場合、1.5〜2.8であり、m
=3の場合は1.8〜3.5である。この範囲のモル比
ではポリヒドロキシ化合物の一定量が残存し、本発明の
目的に対し良好な効果を示す。この仕込みモル比が、こ
の範囲より低い場合、未露光部の著しい膜べりが観測さ
れ、逆に、大きい場合には、本発明の効果が発現しにく
い。 【0032】必要に応じて、1,2−ナフトキノンジア
ジド−5−スルホン酸エステルと1,2−ナフトキノン
ジアジド−4−スルホン酸エステルを併用することもで
きる。また、前記方法における反応温度は、通常−20
〜60℃、好ましくは0〜40℃である。 【0033】本発明において、感光物としての一般式
〔I〕〜〔IV〕のポリヒドロキシ化合物のエステル体
と一般式〔V〕〜〔VII〕のポリヒドロキシ化合物の
エステル体の使用比は、重量比で5/95〜95/5が
好ましく、より好ましくは10/90〜90/10であ
る。前記のような方法で合成される本発明の感光性化合
物は、樹脂組成物として使用する際に、上記各々の感光
物の少なくとも2種もしくは3種以上混合してアルカリ
可溶性樹脂に配合して使用されるが、その配合量は、ア
ルカリ可溶性樹脂100重量部に対し該感光物5〜10
0重量部、好ましくは20〜60重量部である。この使
用比率が5重量部未満では残膜率が著しく低下し、また
100重量部を越えると感度及び溶剤への溶解性が低下
する。 【0034】本発明では、前記感光物を用いるべきであ
るが、必要に応じて、以下に示すポリヒドロキシ化合物
の1,2−ナフトキノンジアジド−5− (及び/又は−
4−)スルホニルクロリドとのエステル化物を併用する
ことができる。この際、これらのポリヒドロキシ化合物
のナフトキノンジアジドエステル感光物と本発明におけ
る感光物の比率は、20/80〜80/20(重量比)
の割合であることが好ましい。即ち、本発明の感光物が
全感光物の20重量%未満では本発明の効果を十分に発
揮できない。 【0035】ポリヒドロキシ化合物の例としては、2,
3,4−トリヒドロキシベンゾフエノン、2,4,4'−ト
リヒドロキシベンゾフエノン、2,4,6−トリヒド ロ
キシベンゾフエノン、2,3,4−トリヒドロキシ−2'
−メチルベンゾフエノン、2,3,4,4'−テトラヒドロ
キシベンゾフエノン、2,2',4,4'−テトラヒドロキ
シベンゾフエノン、2,4,6,3',4'−ペンタヒドロキ
シベンゾフエノン、2,3,4,2',4'−ペンタヒドロキ
シベンゾフエノン、2,3,4,2',5'−ペンタヒドロキ
シベンゾフエノン、2,4,6,3',4',5'−ヘキサヒド
ロキシベンゾフエノン、2,3,4,3',4',5'−ヘキサ
ヒドロキシベンゾフエノン等のポリヒドロキシベンゾフ
エノン類、 【0036】2,3,4−トリヒドロキシアセトフエノ
ン、2,3,4−トリヒドロキシフエニルペンチルケト
ン、2,3,4−トリヒドロキシフエニルヘキシルケトン
等のポリヒドロキシフエニルアルキルケトン類、 【0037】ビス(2,4−ジヒドロキシフエニル)メ
タン、ビス(2,3,4−トリヒドロキシフエニル)メタ
ン、ビス(2,4−ジヒドロキシフエニル)プロパン−
1、ビス(2,3,4−トリヒドロキシフエニル)プロパ
ン−1、ノルジヒドログアイアレチン酸等のビス((ポ
リ)ヒドロキシフエニル)アルカン類、 【0038】3,4,5−トリヒドロキシ安息香酸プロピ
ル、2,3,4−トリヒドロキシ安息香酸フエニル、3,
4,5−トリヒドロキシ安息香酸フエニル等のポリヒド
ロキシ安息香酸エステル類、 【0039】ビス(2,3,4−トリヒドロキシベンゾイ
ル)メタン、ビス(3−アセチル−4,5,6−トリヒド
ロキシフエニル)ーメタン、ビス(2,3,4−トリヒド
ロキシベンゾイル)ベンゼン、ビス(2,4,6−トリヒ
ドロキシベンゾイル)ベンゼン等のビス(ポリヒドロキ
シベンゾイル)アルカン又はビス(ポリヒドロキシベン
ゾイル)アリール類、 【0040】エチレングリコール−ジ(3,5−ジヒド
ロキシベンゾエート)、エチレングリコール−ジ(3,
4,5−トリヒドロキシベンゾエート)等のアルキレン
−ジ(ポリヒドロキシベンゾエート)類、 【0041】2,3,4−ビフエニルトリオール、3,4,
5−ビフエニルトリオール、3,5,3',5'−ビフエニ
ルテトロール、2,4,2',4'−ビフエニルテトロー
ル、2,4,6,3',5'−ビフエニルペントール、2,4,
6,2',4',6'−ビフエニルヘキソール、2,3,4,
2',3',4'−ビフエニルヘキソール等のポリヒドロキ
シビフエニル類、 【0042】4,4'−チオビス(1,3−ジヒドロキ
シ)ベンゼン等のビス(ポリヒドロキシスルフイド類、 【0043】2,2',4,4'−テトラヒドロキシジフエ
ニルエーテル等のビス(ポリヒドロキシフエニル)エー
テル類、 【0044】2,2',4,4'−テトラヒドロキシジフエ
ニルスルフオキシド等のビス(ポリヒドロキシフエニ
ル)スルフオキシド類、 【0045】2,2',4,4'−ジフエニルスルフオン等
のビス(ポリヒドロキシフエニル)スルフオン類、 【0046】トリス(4−ヒドロキシフェニル)メタ
ン、4,4',4"−トリヒドロキシ−3,5,3',5'−テ
トラメチルトリフェニルメタン、4,4',3'',4''−テ
トラヒドロキシ−3,5,3',5'−テトラメチルトリフ
エニルメタン、4,4',2'',3'',4''−ペンタヒドロ
キシ−3,5,3',5'−テトラメチルトリフエニルメタ
ン、2,3,4,2',3',4'−ヘキサヒドロキシ−5,5'
−ジアセチルトリフエニルメタン、2,3,4,2',3',
4',3'',4''−オクタヒドロキシ−5,5'−ジアセチ
ルトリフエニルメタン、2,4,6,2',4',6'−ヘキサ
ヒドロキシ−5,5'−ジプロピオニルトリフエニルメタ
ン等のポリヒドロキシトリフエニルメタン類、 【0047】3,3,3',3'−テトラメチル−1,1'−
スピロビ−インダン−5,6,5',6'−テトロール、3,
3,3',3'−テトラメチル−1,1'−スピロビ−インダ
ン−5,6,7,5',6',7'−ヘキソオール、3,3,3',
3'−テトラメチル−1,1'−スピロビ−インダン−4,
5,6,4',5',6'−ヘキソオール、3,3,3',3'−テ
トラメチル−1,1'−スピロビ−インダン−4,5,6,
5',6',7'−ヘキソオール等のポリヒドロキシスピロ
ビ−インダン類、 【0048】3,3−ビス(3,4−ジヒドロキシフエニ
ル)フタリド、3,3−ビス(2,3,4−トリヒドロキ
シフエニル)フタリド、3',4',5',6'−テトラヒド
ロキシスピロ[フタリド−3,9'−キサンテン]等のポ
リヒドロキシフタリド類、 【0049】モリン、ケルセチン、ルチン等のフラボノ
色素類、 【0050】α,α',α"−トリス(4−ヒドロキシフ
エニル)1,3,5−トリイソプロピルベンゼン、α,
α',α"−トリス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ
フエニル)1,3,5−トリイソプロピルベンゼン、
α,α',α"−トリス(3,5−ジエチル−4−ヒドロ
キシフエニル)1,3,5−トリイソプロピルベンゼ
ン、α,α',α"−トリス(3,5−ジn−プロピル−
4−ヒドロキシフエニル)1,3,5−トリイソプロピ
ルベンゼン、α,α',α"−トリス(3,5−ジイソプ
ロピル−4−ヒドロキシフエニル)1,3,5−トリイ
ソプロピルベンゼン、α,α',α"−トリス(3,5−
ジn−ブチル−4−ヒドロキシフエニル)1,3,5−
トリイソプロピルベンゼン、α,α',α"−トリス(3
−メチル−4−ヒドロキシフエニル)1,3,5−トリ
イソプロピルベンゼン、α,α',α"−トリス(3−メ
トキシ−4−ヒドロキシフエニル)1,3,5−トリイ
ソプロピルベンゼン、α,α',α"−トリス(2,4−
ジヒドロキシフエニル)1,3,5−トリイソプロピル
ベンゼン、1,3,5−トリス(3,5−ジメチル−4
−ヒドロキシフエニル)ベンゼン、1,3,5−トリス
(5−メチル−2−ヒドロキシフエニル)ベンゼン、
2,4,6−トリス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキ
シフエニルチオメチル)メシチレン、1−[α−メチル
−α−(4'−ヒドロキシフエニル)エチル]−4−
[α,α'−ビス(4"−ヒドロキシフエニル)エチル]
ベンゼン、1−[α−メチル−α−(4'−ヒドロキシ
フエニル)エチル]−3−[α,α'−ビス(4"−ヒド
ロキシフエニル)エチル]ベンゼン、1−[α−メチル
−α−(3',5'−ジメチル−4'−ヒドロキシフエニ
ル)エチル]−4−[α,α'−ビス(3",5"−ジメ
チル−4"−ヒドロキシフエニル)エチル]ベンゼン、
1−[α−メチル−α−(3'−メチル−4'−ヒドロキ
シフエニル)エチル]−4−[α',α'−ビス(3"−
メチル−4"−ヒドロキシフエニル)エチル]ベンゼ
ン、1−[α−メチル−α−(3'−メトキシ−4'−ヒ
ドロキシフエニル)エチル]−4−[α',α'−ビス
(3"−メトキシ−4"−ヒドロキシフエニル)エチル]
ベンゼン、1−[α−メチル−α−(2',4'−ジヒド
ロキシフエニル)エチル]−4−[α',α'−ビス
(4"−ヒドロキシフエニル)エチル]ベンゼン、1−
[α−メチル−α−(2',4'−ジヒドロキシフエニ
ル)エチル]−3−[α'',α'−ビス(4"−ヒドロキ
シフエニル)エチル]ベンゼン等の特開平4−2530
58に記載のポリヒドロキシ化合物、 【0051】p−ビス(2,3,4−トリヒドロキシベン
ゾイル)ベンゼン、p−ビス(2,4,6−トリヒドロキ
シベンゾイル)ベンゼン、m−ビス(2,3,4−トリヒ
ドロキシベンゾイル)ベンゼン、m−ビス(2,4,6−
トリヒドロキシベンゾイル)ベンゼン、p−ビス(2,
5−ジヒドロキシ−3−ブロムベンゾイル)ベンゼン、
p−ビス(2,3,4−トリヒドロキシ−5−メチルベン
ゾイル)ベンゼン、p−ビス(2,3,4−トリヒドロキ
シ−5−メトキシベンゾイル)ベンゼン、p−ビス
(2,3,4−トリヒドロキシ−5−ニトロベンゾイル)
ベンゼン、p−ビス(2,3,4−トリヒドロキシ−5−
シアノベンゾイル)ベンゼン、1,3,5−トリス(2,
5−ジヒドロキシベンゾイル)ベンゼン、1,3,5−ト
リス(2,3,4−トリヒドロキシベンゾイル)ベンゼ
ン、1,2,3−トリス(2,3,4−トリヒドロキシベン
ゾイル)ベンゼン、1,2,4−トリス(2,3,4−トリ
ヒドロキシベンゾイル)ベンゼン、1,2,4,5−テト
ラキス(2,3,4−トリヒドロキシベンゾイル)ベンゼ
ン、α,α'−ビス(2,3,4−トリヒドロキシベンゾイ
ル)−p−キシレン、α,α',α'−トリス(2,3,4−
トリヒドロキシベンゾイル)メシチレン、 【0052】2,6−ビス−(2'−ヒドロキシ−3',
5'−ジメチル−ベンジル)−p−クレゾール、2,6
−ビス−(2'−ヒドロキシ−5'−メチル−ベンジル)
−p−クレゾール、2,6−ビス−(2'−ヒドロキシ
−3',5'−ジ−t−ブチル−ベンジル)−p−クレゾ
ール、2,6−ビス−(2'−ヒドロキシ−5'−エチル
−ベンジル)−p−クレゾール、2,6−ビス−
(2',4'−ジヒドロキシ−ベンジル)−p−クレゾー
ル、2,6−ビス−(2'−ヒドロキシ−3'−t−ブチ
ル−5'−メチル−ベンジル)−p−クレゾール、2,
6−ビス−(2',3',4'−トリヒドロキシ−5'−ア
セチル−ベンジル)−p−クレゾール、2,6−ビス−
(2',4',6'−トリヒドロキシ−ベンジル)−p−
クレゾール、2,6−ビス−(2',3',4'−トリヒ
ドロキシ−ベンジル)−p−クレゾール、2,6−ビス
−(2',3',4'−トリヒドロキシ−ベンジル)−
3,5−ジメチル−フエノール、4,6−ビス−(4'
−ヒドロキシ−3',5'−ジメチル−ベンジル)−ピロ
ガロール、4,6−ビス−(4'−ヒドロキシ−3',
5'−ジメトキシ−ベンジル)−ピロガロール、2,6
−ビス−(4'−ヒドロキシ−3',5'−ジメチル−ベ
ンジル)−1,3,4−トリヒドロキシ−フエノール、
4,6−ビス−(2',4',6'−トリヒドロキシ−ベ
ンジル)−2,4−ジメチル−フエノール、4,6−ビ
ス−(2',3',4'−トリヒドロキシ−ベンジル)−
2,5−ジメチル−フエノール等を挙げることができ
る。 【0053】また、ノボラツク樹脂等フエノール樹脂の
低核体を用いる事もできる。 【0054】本発明に用いるアルカリ可溶性樹脂として
は、ノボラツク樹脂、アセトン−ピロガロール樹脂やポ
リヒドロキシスチレン及びその誘導体を挙げることがで
きる。これらの中で、特にノボラツク樹脂が好ましく、
所定のモノマーを主成分として、酸性触媒の存在下、ア
ルデヒド類と付加縮合させることにより得られる。所定
のモノマーとしては、フエノール、m−クレゾール、p
−クレゾール、o−クレゾール等のクレゾール類、2,
5−キシレノール、3,5−キシレノール、3,4−キシ
レノール、2,3−キシレノール等のキシレノール類、
m−エチルフエノール、p−エチルフエノール、o−エ
チルフエノール、p−t−ブチルフエノール等のアルキ
ルフエノール類、2,3,5−トリメチルフエノール、
2,3,4−トリメチルフエノール等のトリアルキルフ
エノール類、p−メトキシフエノール、m−メトキシフ
エノール、3,5−ジメトキシフエノール、2−メトキ
シ−4−メチルフエノール 、m−エトキシフエノー
ル、p−エトキシフエノール、m−プロポキシフエノー
ル、p−プロポキシフエノール、m−ブトキシフエノー
ル、p−ブトキシフエノール等のアルコキシフエノール
類、2−メチル−4−イソプロピルフエノール等のビス
アルキルフエノール類、m−クロロフエノール、p−ク
ロロフエノール、o−クロロフエノール、ジヒドロキシ
ビフエニル、ビスフエノールA、フエニルフエノール、
レゾルシノール、ナフトール等のヒドロキシ芳香族化合
物を単独もしくは2種以上混合して使用することができ
るが、これらに限定されるものではない。 【0055】アルデヒド類としては、例えばホルムアル
デヒド、パラホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プ
ロピルアルデヒド、ベンズアルデヒド、フエニルアセト
アルデヒド、α−フエニルプロピルアルデヒド、β−フ
エニルプロピルアルデヒド、o−ヒドロキシベンズアル
デヒド、m−ヒドロキシベンズアルデヒド、p−ヒドロ
キシベンズアルデヒド、o−クロロベンズアルデヒド、
m−クロロベンズアルデヒド、p−クロロベンズアルデ
ヒド、o−ニトロベンズアルデヒド、m−ニトロベンズ
アルデヒド、p−ニトロベンズアルデヒド、o−メチル
ベンズアルデヒド、m−メチルベンズアルデヒド、p−
メチルベンズアルデヒド、p−エチルベンズアルデヒ
ド、p−n−ブチルベンズアルデヒド、フルフラール、
クロロアセトアルデヒド及びこれらのアセタール体、例
えばクロロアセトアルデヒドジエチルアセタール等を使
用することができるが、これらの中で、ホルムアルデヒ
ドを使用するのが好ましい。これらのアルデヒド類は、
単独でもしくは2種以上組み合わせて用いられる。酸性
触媒としては塩酸、硫酸、ギ酸、酢酸及びシユウ酸等を
使用することができる。 【0056】また、特開昭60−45238、同60−
97347、同60−140235、同60−1897
39、同64−14229、特開平1−276131、
同2−60915、同2−275955、同2−282
745、同4−101147、同4−122938等の
公報に開示されている技術、即ち、ノボラック樹脂の低
分子成分を除去あるいは減少させたものを用いるのが好
ましい。 【0057】こうして得られたノボラツク樹脂の重量平
均分子量は、1500〜25000の範囲であることが
好ましい。1500未満では未露光部の現像後の膜減り
が大きく、25000を越えると現像速度が小さくなっ
てしまう。ここで、重量平均分子量はゲルパーミエーシ
ヨンクロマトグラフイーのポリスチレン換算値をもつて
定義される。また、ノボラック樹脂の分散度(重量平均
分子量Mwと数平均分子量Mnの比、即ちMw/Mn)
は1.5〜7.0のものが好ましく、更に好ましくは
1.5〜5.0である。分散度が7を越える場合、本発
明の効果が得られにくい。分散度が1.5未満の場合、
ノボラック樹脂を合成する上で高度の精製工程を要する
ため、実用上の現実性に欠き不適切である。上記ノボラ
ック樹脂の重量平均分子量と分散度は、ノボラック樹脂
の種類によって適宜設定することができる。該アルカリ
可溶性樹脂が、フェノール、クレゾール、キシレノー
ル、トリメチルフェノール又はこれらの2種以上を含有
する混合物とアルデヒド化合物との縮合反応により合成
されたノボラック樹脂の場合、重量平均分子量は、55
00〜25000であることが好ましく、より好ましく
は6000〜25000である。更に、上記ノボラック
樹脂は、重量平均分子量と数平均分子量の比が1.5〜
5.0であることが好ましい。該アルカリ可溶性樹脂
が、p−クレゾール、o−クレゾール、2,3−キシレ
ノール、2,6−キシレノール、トリメチルフェノール
を含有する混合物とアルデヒド化合物との縮合反応によ
り合成された少なくとも1種のノボラック樹脂である場
合、重量平均分子量と数平均分子量の比は1.5〜5.
0であって、重量平均分子量が1500〜6000であ
ることが好ましい。上記のように、用いるノボラック樹
脂の種類により、重量平均分子量、分散度を所定範囲に
設定することにより、本発明の効果がより著しくなる。 【0058】本発明の組成物には、更に現像液への溶解
促進のために、水不溶性アルカリ可溶性低分子を含有さ
せることが好ましい。これにより、現像ラチチュードを
向上させることができる。水不溶性アルカリ可溶性低分
子としては、具体的にはポリヒドロキシ化合物を挙げる
ことができる。好ましいポリヒドロキシ化合物として
は、フエノール類、レゾルシン、フロログルシン、2,
3,4−トリヒドロキシベンゾフエノン、2,3,4,4'
−テトラヒドロキシベンゾフエノン、2,3,4,3',
4',5'−ヘキサヒドロキシベンゾフエノン、アセトン
−ピロガロール縮合樹脂、フロログルシド、2,4,2',
4'−ビフエニルテトロール、4,4'−チオビス(1,
3−ジヒドロキシ)ベンゼン、2,2',4,4'−テトラ
ヒドロキシジフエニル エーテル、2,2',4,4'−テト
ラヒドロキシジフエニルスルフオキシド、2,2',4,
4'−テトラヒドロキシジフエニルスルフオン、トリス
(4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、4,4'−
(α−メチルベンジリデン)ビスフェノール、α,α',
α"−トリス(4−ヒドロキシフェニル)−1,3,5−
トリイソプロピルベンゼン、α,α',α"−トリス(4−
ヒドロキシフェニル)−1−エチル−4−イソプロピル
ベンゼン、1,2,2−トリス(ヒドロキシフェニル)
プロパン、1,1,2−トリス(3,5−ジメチル−4
−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2,5,5−テ
トラキス(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン、1,2
−テトラキス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、1,
1,3−トリス(ヒドロキシフェニル)ブタン、パラ
[α,α,α',α'−テトラキス(4−ヒドロキシフェ
ニル)]−キシレン等を挙げることができる。 【0059】これらの中でも、水不溶性アルカリ可溶性
低分子化合物として、一分子中の総炭素数が60以下で
あり、かつ1分子中に2〜8個のフェノール性水酸基を
有する水不溶性アルカリ可溶性低分子化合物が好まし
い。更には、該水不溶性アルカリ可溶性低分子化合物
は、フェノール性水酸基の数と芳香環の数との比が0.
5〜1.4であって、かつ1分子中の総炭素数が12〜
50であり、1分子中に2〜10個のフェノール性水酸
基を有する少なくとも1種の水不溶性アルカリ可溶性低
分子化合物であることが好ましい。かかる化合物のう
ち、水不溶性アルカリ可溶性樹脂に添加した際に、該ア
ルカリ可溶性樹脂のアルカリ溶解速度を増大させる化合
物が特に好ましい。これにより、より一層現像ラチチュ
ードが向上するようになる。 【0060】また該化合物の炭素数が60より大きいも
のでは本発明の効果が減少する。また12より小さいも
のでは耐熱性が低下するなどの新たな欠点が発生する。
本発明の効果を発揮させるためには、分子中に少なくと
も2個の水酸基数を有することが必要であるが、これが
10を越えると、現像ラチチュードの改良効果が失われ
る。また、フェノール性水酸基の数と芳香環の数との比
が0.5未満では膜厚依存性が大きく、また、現像ラチ
チュードが狭くなる傾向がある。この比が1.4を越え
る場合では該組成物の安定性が劣化し、高解像力及び良
好な膜厚依存性を得るのが困難となって好ましくない。 【0061】この低分子化合物の好ましい添加量は、ア
ルカリ可溶性樹脂に対して1〜80重量%であり、更に
好ましくは2〜70重量%である。80重量%を越えた
添加量では、現像残渣が悪化し、また現像時にパターン
が変形するという新たな欠点が発生して好ましくない。
本発明に用いられる芳香族水酸基を有する水不溶性アル
カリ可溶性低分子化合物は、例えば、特開平4−122
938、特開平2−28531、米国特許第49162
10、欧特許第219294等に記載の方法を参考にし
て、当業者に於て容易に合成することが出来る。 【0062】本発明に用いられる感光物及びアルカリ可
溶性ノボラツク樹脂を溶解させる溶剤としては、エチレ
ングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコール
モノエチルエーテル、メチルセロソルブアセテート、エ
チルセロソルブアセテート、ジエチレングリコールモノ
メチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエー
テル、プロピレングリコールメチルエーテルアセテー
ト、プロピレングリコールプロピルエーテルアセテー
ト、トルエン、キシレン、メチルエチルケトン、シクロ
ペンタノン、シクロヘキサノン、2−ヒドロキシプロピ
オン酸エチル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオン
酸エチル、エトキシ酢酸エチル、ヒドロキシ酢酸エチ
ル、2−ヒドロキシ−3−メチルブタン酸メチル、3−
メトキシプロピオン酸メチル、3−メトキシプロピオン
酸エチル、3−エトキシプロピオン酸エチル、3−エト
キシプロピオン酸メチル、ピルビン酸メチル、ピルビン
酸エチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等を用いることがで
きる。これらの有機溶剤は単独で、又は2種以上の組み
合わせで使用される。 【0063】更に、N−メチルホルムアミド、N,N−
ジメチルホルムアミド、N−メチルアセトアミド、N,
N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、ジ
メチルスルホキシド、ベンジルエチルエーテル等の高沸
点溶剤を混合して使用することができる。 【0064】本発明のポジ型フォトレジスト用組成物に
は、ストリエーション等の塗布性を更に向上させるため
に、界面活性剤を配合する事ができる。界面活性剤とし
ては、例えばポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポ
リオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチ
レンセチルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエー
テル等のポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリ
オキシエチレンオクチルフェノールエーテル、ポリオキ
シエチレンノニルフェノールエーテル等のポリオキシエ
チレンアルキルアリルエーテル類、ポリオキシエチレン
・ポリオキシプロピレンブロックコポリマー類、ソルビ
タンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソ
ルビタンモノステアレート、ソルビタンモノオレエー
ト、ソルビタントリオレエート、ソルビタントリステア
レート等のソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシエ
チレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレン
ソルビタンモノパルミテート、ポリオキシエチレンソル
ビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタ
ントリオレエート、ポリオキシエチレンソルビタントリ
ステアレート等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸
エステル類等のノニオン系界面活性剤、エフトップEF
301,EF303,EF352(新秋田化成(株)
製、)メガファックF171,F173(大日本インキ
(株)製)、フロラードFC430,431(住友スリ
ーエム(株)製)、アサヒガードAG710,サーフロ
ンS−382,SC101,SC102,SC103,
SC104,SC105,SC106(旭硝子(株)
製)等のフッ素系界面活性剤、オルガノシロキサンポリ
マーKP341(信越化学工業(株)製)やアクリル酸
系もしくはメタクリル酸系(共)重合ポリフローNo.
75,No.95(共栄社油脂化学工業(株)製)等を
挙げることができる。これらの界面活性剤の配合量は組
成物中のアルカリ可溶性樹脂及びキノンジアジド化合物
100重量部当たり、通常、2重量部以下、好ましくは
1重量部以下である。 【0065】これらの界面活性剤は単独で添加してもよ
いし、また、いくつかの組み合わせで添加することもで
きる。 【0066】本発明のポジ型フォトレジスト用組成物の
現像液としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
炭酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリ
ウム、アンモニア水等の無機アルカリ類、エチルアミ
ン、n−プロピルアミン等の第一アミン類、ジエチルア
ミン、ジ−n−ブチルアミン等の第二アミン類、トリエ
チルアミン、メチルジエチルアミン等の第三アミン類、
ジメチルエタノールアミン、トリエタノールアミン等の
アルコールアミン類、テトラメチルアンモニウムヒドロ
キシド、テトラエチルアンモニウムヒドロキシド、コリ
ン等の第四級アンモニウム塩、ピロール、ピペリジン等
の環状アミン類、等のアルカリ類の水溶液を使用するこ
とができる。更に、上記アルカリ類の水溶液にイソプロ
ピルアルコール等のアルコール類、ノニオン系界面活性
剤等の界面活性剤を適当量添加して使用することもでき
る。 【0067】本発明のポジ型フォトレジスト用組成物に
は、必要に応じ、吸光剤、架橋剤、接着助剤を配合する
ことができる。吸光剤は、基板からのハレーションを防
止する目的や透明基板に塗布した際の視認性を高める目
的で、必要に応じて添加される。例えば、「工業用色素
の技術と市場」(CMC出版)や、染料便覧(有機合成
化学協会編)に記載の市販の吸光剤、例えば、C.I.Disp
erse Yellow 1, 3, 4,5, 7, 8, 13, 23, 31, 49, 50, 5
1, 54, 56, 60, 64, 66, 68, 79, 82, 88, 90, 93, 10
2, 114及び124、C.I.Disperse Orange 1, 5, 13, 25, 2
9, 30, 31, 44,57, 72及び73、C.I.Disperse Red 1, 5,
7, 13, 17, 19, 43, 50, 54, 58, 65,72, 73, 88, 11
7, 137, 143, 199及び210、C.I.Disperse Violet 43、
C.I.Disperse Blue 96、C.I.Fluorescent Brightening
Agent 112, 135及び163、C.I.Solvent Yellow 14, 16,
33及び56、C.I.Solvent Orange 2及び45、C.I.Solvent
Red 1, 3, 8, 23, 24, 25, 27及び49、C.I.Pigment Gre
en 10、C.I.Pigment Brown2等を好適に用いることがで
きる。吸光剤は通常、アルカリ可溶性樹脂100重量部
に対し、100重量部以下、好ましくは50重量部以
下、更に好ましくは30重量部以下の割合で配合され
る。 【0068】架橋剤は、ポジ画像を形成するのに影響の
無い範囲で添加される。架橋剤の添加の目的は、主に、
感度調整、耐熱性の向上、耐ドライエッチング性向上等
である。架橋剤の例としては、メラミン、ベンゾグアナ
ミン、グリコールウリル等にホルムアルデヒドを作用さ
せた化合物、又はそのアルキル変性物や、エポキシ化合
物、アルデヒド類、アジド化合物、有機過酸化物、ヘキ
サメチレンテトラミン等を挙げることができる。これら
の架橋剤は、感光剤100重量部に対して、10重量部
未満、好ましくは5重量部未満の割合で配合できる。架
橋剤の配合量が10重量部を超えると感度が低下し、ス
カム(レジスト残渣)が生じるようになり好ましくな
い。 【0069】接着助剤は、主に、基板とレジストの密着
性を向上させ、特にエッチング工程においてレジストが
剥離しないようにするための目的で添加される。具体例
としては、トリメチルクロロシラン、ジメチルビニルク
ロロシラン、メチルジフェニルクロロシラン、クロロメ
チルジメチルクロロシラン等のクロロシラン類、トリメ
チルメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、メチ
ルジメトキシシラン、ジメチルビニルエトキシシラン、
ジフェニルジメトキシシラン、フェニルトリエトキシシ
ラン等のアルコキシシラン類、ヘキサメチルジシラザ
ン、N,N′−ビス(トリメチルシリル)ウレア、ジメ
チルトリメチルシリルアミン、トリメチルシリルイミダ
ゾール等のシラザン類、ビニルトリクロロシラン、γ−
クロロプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピ
ルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリ
メトキシシラン等のシラン類、ベンゾトリアゾール、ベ
ンゾイミダゾール、インダゾール、イミダゾール、2−
メルカプトベンズイミダゾール、2−メルカプトベンズ
チアゾール、2−メルカプトベンズオキサゾール、ウラ
ゾール、チオウラシル、メルカプトイミダゾール、メル
カプトピリミジン等の複素環状化合物や、1,1−ジメ
チルウレア、1,3−ジメチルウレア等の尿素、又はチ
オ尿素化合物を挙げることができる。 【0070】これらの接着助剤は、アルカリ可溶性樹脂
100重量部に対し、通常10重量部未満、好ましくは
5重量部未満の割合で配合される。 【0071】上記ポジ型フォトレジスト用組成物を精密
集積回路素子の製造に使用されるような基板(例:シリ
コン/二酸化シリコン被覆、ガラス基板、ITO基板等
の透明基板等)上にスピンコート法、ロールコート法、
フローコート法、ディップコート法、スプレーコート
法、ドクターコート法等の適当な塗布方法により塗布後
プリベークして、所定のマスクを通して露光し、必要に
応じて後加熱(PEB:Post Exposure
Bake)を行い、現像、リンス、乾燥することにより
良好なレジストを得ることができる。 【0072】 【実施例】以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこ
れらに限定されるものではない。なお、%は、他に指定
のない限り、重量%を示す。 合成例(1) 化合物〔II−2〕の合成 攪拌器、還流冷却管、温度計、滴下装置を取り付けた4
つ口フラスコに常法により合成した2,4−キシレノー
ルのモノメチロール体76.1gとフェノール470
g、メタノール200mLを仕込み、濃硫酸5mLをゆ
っくり滴下した後、還流下6時間加熱攪拌した。反応終
了後の反応液を蒸留水2Lにそそぎ込み、得られた褐色
固体をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精
製、目的物である白色粉体〔II−2〕79.9gを得
た。 【0073】合成例(2) 化合物〔III−1〕の合成 攪拌器、還流冷却管、温度計、滴下装置を取り付けた4
つ口フラスコに常法により合成した2,6−キシレノー
ルのモノメチロール体76.1gと2,5−キシレノー
ル61.1g、メタノール200mLを仕込み、濃硫酸
5mLをゆっくり滴下した後、還流下6時間加熱攪拌し
た。反応終了後の反応液を蒸留水2Lにそそぎ込み、得
られた黄色固体をトルエンで再結晶し、目的物である白
色粉体〔III−1〕96.1gを得た。 【0074】合成例(3) 化合物〔IV−1〕の合成 攪拌器、還流冷却管、温度計、滴下装置を取り付けた4
つ口フラスコに2,6−キシレノール366.5gとメ
タノール200mL、濃塩酸10mLを仕込み、50℃
に保ちながら、m−ヒドロキシアセトフェノンを原料と
し、常法により合成したm−イソプロペニルフェノール
67.1gのトルエン(500mL)溶液を3時間かけ
て滴下した。滴下終了後、そのまま1時間加熱攪拌し
た。反応終了後、反応液を中和し、メタノール、トルエ
ンを留去、得られた固体をヘキサン、トルエン混合溶媒
で洗浄した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに
より精製、目的物である白色粉体〔IV−1〕60.6g
を得た。 【0075】合成例(4) 感光物a−1の合成 化合物〔II−2〕22.8g、1,2−ナフトキノンジ
アジド−5−スルホニルクロリド26.9g、およびア
セトン400mLを3つ口フラスコに仕込み、均一に溶
解した。次いでN−メチルピペリジン10.4gを徐々
に滴下し、25℃で3時間反応させた。反応混合液を濃
縮後、再度アセトンに溶解し、1%塩酸水溶液1.5L
中に注ぎ、生じた沈澱をろ別、水洗、乾燥(40℃)を
行い、化合物〔II−2〕の1,2−ナフトキノンジアジ
ド−5−スルフォン酸エステル(感光物a−1)41.
4gを得た。254nmの紫外線を使用した検出器を用
いて測定した高速液体クロマトグラフィーにおいて、感
光物a−1のモノエステル体は全パターン面積の81%
であった。 【0076】合成例(5) 感光物a−2の合成 化合物〔III−1〕25.6g、1,2−ナフトキノン
ジアジド−5−スルホニルクロリド26.9g、および
アセトン400mLを3つ口フラスコに仕込み、均一に
溶解した。次いでN−メチルピペリジン10.4gを徐
々に滴下し、25℃で3時間反応させた。反応混合液を
濃縮後、再度アセトンに溶解し、1%塩酸水溶液1.5
L中に注ぎ、生じた沈澱をろ別、水洗、乾燥(40℃)
を行い、化合物〔III−1〕の1,2−ナフトキノンジ
アジド−5−スルフォン酸エステル(感光物a−2)4
4.0gを得た。254nmの紫外線を使用した検出器
を用いて測定した高速液体クロマトグラフィーにおいて
感光物a−2のモノエステル体は全パターン面積の61
%であった。 【0077】合成例(6) 感光物a−3の合成 化合物〔IV−1〕24.2g、1,2−ナフトキノンジ
アジド−5−スルホニルクロリド26.9g、およびア
セトン400mLを3つ口フラスコに仕込み、均一に溶
解した。次いでN−メチルピペリジン10.4gを徐々
に滴下し、25℃で3時間反応させた。反応混合液を濃
縮後、再度アセトンに溶解し、1%塩酸水溶液1.5L
中に注ぎ、生じた沈澱をろ別、水洗、乾燥(40℃)を
行い、化合物〔IV−1〕の1,2−ナフトキノンジアジ
ド−5−スルフォン酸エステル(感光物a−3)42.
7gを得た。254nmの紫外線を使用した検出器を用
いて測定した高速液体クロマトグラフィーにおいて、感
光物a−3のモノエステル体は全パターン面積の63%
であった。 【0078】合成例(7) 化合物[V−1]の合成 攪拌器、還流冷却管、温度計、滴下装置を取り付けた4
つ口フラスコに4−シクロヘキシルフエノール176.
3gとテトラメチルアンモニウムヒドロキシド25%水
溶液455.8g、蒸留水500mlを仕込み、50℃
で加熱、攪拌し、4−シクロヘキシルフェノールを溶解
させた。この混合溶液に対し、37%のホルマリン水溶
液483.4gを滴下し、そのまま8時間加熱、攪拌し
た。得られた反応混合物に酢酸75gを滴下し、沈澱し
た白色粉末を濾取、160gの化合物aを得た。同様の
反応装置に、上で得られた化合物a118g、フェノー
ル706g、メタノール1lを仕込み、化合物aを溶解
した後、硫酸5gを10分かけて滴下した。この混合液
を加熱還流させ、5時間攪拌した。得られた反応混合液
を蒸留水10lに注ぎ込み、得られた白色固体を濾取し
た。この白色固体にトルエン2lを加え、30分攪拌し
た後、不溶解物を濾過し、目的物である濾物(化合物
[V−1])80gを得た。得られた目的物の純度は、
ポリスチレン標準のGPCで分析したところ99%であ
った。 【0079】合成例(8) 化合物[V−2]の合成 上記合成例7のフェノールの代わりにo−クレゾール5
40gを用いた以外は合成例(7)と同様にして化合物
[V−2]を合成した。得られた目的物の純度は99%
であった。 【0080】合成例(9) 化合物[VI−1]の合成 合成例7の4−シクロヘキシルフェノールの代わりに2
−シクロヘキシルフェノールを用いた以外は合成例
(7)と同様にして化合物[VI−1]を合成した。得
られた目的物の純度は99%であった。 【0081】合成例(10) 感光物b−1の合成 化合物[V−1]38.9g、1,2−ナフトキノンジ
アジド−5−スルホニルクロリド53.7g、及びアセ
トン800mlを3つ口フラスコに仕込み、均一に溶解
した。次いで、N−メチルピペリジン20.8gを徐々
に滴下し、25℃で3時間反応させた。反応混合液を1
%塩酸水溶液3l中に注ぎ、生じた沈澱を濾別し、水
洗、乾燥(40℃)を行い、化合物[V−1]の1,2
−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸エステル(感
光物b−1)76.8gを得た。254nmの紫外線を
使用した検出器を用いて測定した高速液体クロマトグラ
フィーにおいて、感光物b−1のジエステル体は全パタ
ーン面積の82%であり、また、完全エステル(トリエ
ステル)体は全パターン面積の10%であった。なお、
上記高速液体クロマトグラフィーの測定は、島津製作所
(株)製のLC−6Aクロマトグラフ装置を用い、Wa
ters社製のNova−PakC18(4μm)8mm
φ×100mmカラムを使用し、キャリア溶媒として、
水68.6%、アセトニトリル30.0%、トリエチル
アミン0.7%、燐酸0.7%の溶液を2.0ml/分
の流速で、行った。 【0082】合成例(11) 感光物b−2の合成 化合物[V−2]41.7g、1,2−ナフトキノンジ
アジド−5−スルホニルクロリド53.7g、及びアセ
トン800mlを3つ口フラスコに仕込み、均一に溶解
した。次いで、N−メチルピペリジン20.8gを徐々
に滴下し、25℃で3時間反応させた。反応混合液を1
%塩酸水溶液3l中に注ぎ、生じた沈澱を濾別し、水
洗、乾燥(40℃)を行い、化合物[V−2]の1,2
−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸エステル(感
光物b−2)79.4gを得た。254nmの紫外線を
使用した検出器を用いて測定した高速液体クロマトグラ
フィーにおいて、感光物b−2のジエステル体は全パタ
ーン面積の78%であり、また、完全エステル(トリエ
ステル)体は全パターン面積の12%であった。 【0083】合成例(12) 感光物b−3の合成 化合物[VI−1]38.9g、1,2−ナフトキノン
ジアジド−5−スルホニルクロリド53.7g、及びア
セトン800mlを3つ口フラスコに仕込み、均一に溶
解した。次いで、N−メチルピペリジン20.8gを徐
々に滴下し、25℃で3時間反応させた。反応混合液を
1%塩酸水溶液3l中に注ぎ、生じた沈澱を濾別し、水
洗、乾燥(40℃)を行い、化合物[VI−1]の1,
2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸エステル
(感光物b−3)76.8gを得た。254nmの紫外
線を使用した検出器を用いて測定した高速液体クロマト
グラフィーにおいて、感光物b−3のジエステル体は全
パターン面積の87%であり、また、完全エステル体
(トリエステル体)は全パターン面積の6%であった。 【0084】合成例(13) 化合物〔VII−5〕の
合成 撹拌器、還流冷却管、温度計、滴下装置を取り付けた4
つ口フラスコにビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)メタン228.3g、水酸化カリウム134.7
g及び蒸留水3リットル、メタノール1リットルを仕込
み、撹拌し、ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)メタンを溶解させる。この水溶液に、37%ホルマ
リン水溶液を1時間かけて滴下し、そのまま48時間撹
拌した。反応終了後、酢酸で中和、析出した淡黄色固体
(化合物B)256.8gを濾集した。 【0085】 【化9】 【0086】同様の反応装置に、得られた化合物B14
4.2gと2−シクロヘキシルフェノール880g及び
メタノール1Lを仕込み、40℃で加熱撹拌、化合物B
と2−シクロヘキシルフェノールを完溶させたところ
で、濃硫酸5gを10分かけて滴下し、そのまま加熱還
流下、8時間撹拌した。反応終了後、混合液を蒸留水1
0Lに晶析し、得られた褐色固体をカラムクロマトグラ
フィーで精製、化合物〔VII−5〕180.0gを得
た。 【0087】合成例(14) 化合物〔VII−7〕の
合成 撹拌器、還流冷却管、温度計、滴下装置を取り付けた4
つ口フラスコに4−シクロヘキシルフェノール176.
3gとテトラメチルアンモニウムヒドロキシド25%水
溶液455.8g、蒸留水500mLを仕込み、50℃
で加熱、撹拌し、4−シクロヘキシルフェノールを溶解
させた。この混合溶液に対し、37%のホルマリン水溶
液483.4gを滴下し、そのまま8時間加熱、撹拌し
た。得られた反応混合物を塩酸で中和し、沈殿した白色
粉体をろ取、160gの化合物Cを得た。 【0088】 【化10】 【0089】同様の反応装置に化合物C70.9g、o
−クレゾール324.4g、メタノール600mLを仕
込み、化合物Cを溶解した後、濃硫酸3.0gを10分
かけて滴下した。この混合液を加熱還流させ、5時間撹
拌した。得られた反応混合液を蒸留水6Lにそそぎこ
み、得られた白色固体をろ取した。カラムクロマトグラ
フィーによりこれを精製し、化合物D68.7gを得
た。 【0090】 【化11】 【0091】同様の反応装置に上で得られた化合物D4
1.7gとテトラメチルアンモニウムヒドロキシド25
%水溶液137.3gを仕込み、40℃で加熱、撹拌
し、化合物Dを溶解させた。この混合溶液に対し、37
%のホルマリン水溶液48.7gを滴下し、そのまま8
時間加熱、撹拌した。得られた、反応混合物に塩酸で中
和し、沈殿した白色粉体をろ取、42.9gの化合物E
を得た。 【0092】 【化12】 【0093】同様の反応装置に上で得られた化合物E4
2.9g、フェノール84.7g、メタノール150m
Lを仕込み、化合物Eを溶解した後、濃硫酸1.0gを
10分かけて滴下した。この混合液を加熱還流させ、5
時間撹拌した。得られた反応混合液を蒸留水1.5Lに
そそぎこみ、得られた白色固体をろ取した。カラムクロ
マトグラフィーによりこれを精製し、白色固体である化
合物〔VII−7〕37.7gを得た。 【0094】合成例(15) 感光物c−1の合成 化合物〔VII−5〕60.1g、1,2−ナフトキノ
ンジアジド−5−スルホニルクロリド53.7g、アセ
トン800mLを3つ口フラスコに仕込み、均一に溶解
した。次いで、N−メチルピペリジン20.8gを徐々
に滴下し、25℃で3時間反応させた。反応混合液を1
%塩酸水溶液2.5L中に注ぎ、生じた沈澱をろ別し、
水洗、乾燥を行い、化合物〔VII−5〕の1,2−ナ
フトキノンジアジド−5−スルホン酸エステル(感光物
c−1)97.0gを得た。 【0095】合成例(16) 感光物c−2の合成 化合物〔VII−7〕62.9g、1,2−ナフトキノ
ンジアジド−5−スルホニルクロリド67.2g、アセ
トン900mLを3つ口フラスコに仕込み、均一に溶解
した。次いで、N−メチルピペリジン26.0gを徐々
に滴下し、25℃で3時間反応させた。反応混合液1%
塩酸水溶液3L中に注ぎ、生じた沈澱をろ別し、水洗、
乾燥を行い、化合物〔VII−7〕の1,2−ナフトキ
ノンジアジド−5−スルホン酸エステル(感光物c−
2)108.8gを得た。 【0096】合成例(17) ノボラツク樹脂Aの合成 m−クレゾール45g、p−クレゾール55g、37%
ホルマリン水溶液49g及びシユウ酸0.13gを3つ
口フラスコに仕込み、攪拌しながら100℃まで昇温し
15時間反応させた。その後温度を200℃まで上げ、
徐々に5mmHgまで減圧して、水、未反応のモノマ
ー、ホルムアルデヒド、シユウ酸等を除去した。次いで
溶融したアルカリ可溶性ノボラツク樹脂を室温に戻して
回収した。得られたノボラツク樹脂Aは重量平均分子量
8100(ポリスチレン換算)であり、分散度は6.3
0であった。 【0097】合成例(18) ノボラツク樹脂Bの合成 p−クレゾール30g、o−クレゾール14g、2,3
−ジメチルフェノール50g、2,3,5−トリメチル
フェノール20g、2,6−ジメチルフェノール4.9
gを50gのジエチレングリコールモノメチルエーテル
と混合し、攪拌器、還流冷却管、温度計を取り付けた3
つ口フラスコに仕込んだ。次いで、37%ホルマリン水
溶液85gを添加、110℃の油浴で加熱しながら攪拌
した。内温が90℃に達した時点で、6.3gの蓚酸2
水和物を添加した。その後18時間油浴の温度を130
℃に保って反応を続け、次いで還流冷却管を取り除いて
200℃で減圧蒸留し、未反応モノマーを取り除いた。
得られたノボラック樹脂はMwが3280、分散度は
2.75であった。 【0098】合成例(19) ノボラツク樹脂Cの合成 m−クレゾール50g、p−クレゾール25g、2,5
−キシレノール28g、37%ホルマリン水溶液53g
及びシユウ酸0.15gを3つ口フラスコに仕込み、攪
拌しながら100℃まで昇温し14時間反応させた。そ
の後温度を200℃まで上げ、徐々に1mmHgまで減
圧して、水、未反応のモノマー、ホルムアルデヒド、シ
ユウ酸等を留去した。次いで溶融したノボラツク樹脂を
室温に戻して回収した。得られたノボラツク樹脂は重量
平均分子量4800(ポリスチレン換算)であつた。次
いでこのノボラック樹脂20gをメタノール60gに完
全に溶解した後、これに水30gを攪拌しながら徐々に
加え、樹脂成分を沈澱させた。上層をデカンテーション
により除去し、沈澱した樹脂分を回収して40℃に加熱
し、減圧下で24時間乾燥させてアルカリ可溶性ノボラ
ック樹脂Bを得た。得られたノボラック樹脂は、重量平
均分子量9960(ポリスチレン換算)であり、分散度
は3.50であった。また、モノマー、ダイマー、トリ
マーの含量は各々、0%、2.3%、3.5%であり、
分別再沈操作により低分子量成分が43%除去されてい
た。 【0099】合成例(20) ノボラツク樹脂Dの合成 m−クレゾール60g、p−クレゾール20g、2,
3,5−トリメチルフェノール25g、37%ホルマリ
ン水溶液56g及びシユウ酸0.16gを3つ口フラス
コに仕込み、攪拌しながら100℃まで昇温し16時間
反応させた。その後温度を200℃まで上げ、徐々に1
mmHgまで減圧して、水、未反応のモノマー、ホルム
アルデヒド、シユウ酸等を留去した。次いで溶融したノ
ボラツク樹脂を室温に戻して回収した。得られたノボラ
ツク樹脂は重量平均分子量3800(ポリスチレン換
算)であつた。次いでこのノボラック樹脂20gをアセ
トン60gに完全に溶解した後、これにヘキサン60g
を攪拌しながら徐々に加え、2時間静置させ、上層をデ
カンテーションにより除去し、沈澱した樹脂分を回収し
て40℃に加熱し、減圧下で24時間乾燥させてアルカ
リ可溶性ノボラック樹脂Cを得た。得られたノボラック
樹脂は、重量平均分子量8300(ポリスチレン換算)
であり、分散度は3.20であった。また、モノマー、
ダイマー、トリマーの含量は各々、0%、2.1%、
3.0%であり、分別再沈操作により低分子量成分が5
6%除去されていた。 【0100】ポジ型フオトレジスト組成物の調製と評価 上記合成例(4)〜(6)で得られた感光物a−1〜a
−3、上記合成例(10)〜(12)で得られた感光物
b−1〜b−3、上記合成例(15)〜(16)で得ら
れた感光物c−1〜c−2、上記合成例(17)〜(2
0)で得られたノボラック樹脂A〜D、溶剤及び必要に
応じてポリヒドロキシ化合物を表1に示す割合で混合
し、均一溶液とした後、孔径0.10μmのテフロン製
ミクロフィルターを用いて濾過し、フォトレジスト組成
物を調整した。このフォトレジスト組成物をスピナーを
用い、回転数を変えてシリコンウエハー上に塗布し、真
空密着式ホットプレートで90℃、60秒間乾燥して、
膜厚がそれぞれ0.97μm及び1.02μmのレジス
ト膜を得た。この膜に縮小投影露光装置(ニコン社製縮
小投影露光装置NSR−2005i9C)を用い露光し
た後、110℃で60秒間PEBを行い、2.38%の
テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液で1分間
現像し、30秒間水洗して乾燥した。 【0101】 【表1】【0102】この様にして得られたシリコンウエハーの
レジストパターンを走査型電子顕微鏡で観察し、レジス
トを評価した。結果を表2に示す。感度は0.60μm
のマスクパターンを再現する露光量の逆数をもって定義
し、比較例1のレジスト膜厚1.02μmにおける感度
に対する相対値で示した。解像力は、0.60μmのマ
スクパターンを再現する露光量における限界解像力を表
す。レジストの形状は0.60μmのレジストパターン
断面におけるレジスト壁面とシリコンウエハーの平面の
なす角(θ)で表した。 【0103】 【表2】【0104】これからわかるように、本発明の感光物を
用いたレジストでは、解像力、レジスト形状が良好で、
かつレジスト性能の膜厚依存性が小さくなることがわか
った。 【0105】 【発明の効果】本発明は、高感度、高解像力、かつレジ
スト性能の膜厚依存性が小さいポジ型フオトレジスト組
成物を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−86665(JP,A) 特開 平6−167805(JP,A) 特開 平5−323597(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 7/004 - 7/18

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 アルカリ可溶性樹脂、並びに下記一般式
    〔I〕〜〔IV〕で表されるポリヒドロキシ化合物の
    1,2−ナフトキノンジアジドスルホン酸モノエステル
    の少なくとも1種、及び下記一般式〔V〕〜〔VII〕
    で表されるポリヒドロキシ化合物の1,2−ナフトキノ
    ンジアジドスルホン酸エステルの少なくとも1種を含有
    することを特徴とするポジ型フォトレジスト組成物。 【化1】ここで、 R1 、R2 ;それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原
    子、アルキル基、アリール基(但し、どちらか一方は水
    素原子である) R3 、R4 ;それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原
    子、アルキル基、アリール基、シクロアルキル基 R5 ;水素原子、アルキル基、アリール基、シクロアル
    キル基(但し、R9 、R10がともに水素原子の場合、R
    5 は水素原子ではない) R6 〜R8 ;それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、
    アリール基、シクロアルキル基 R9 、R10;それぞれ独立に、水素原子、アルキル基
    (但し、R9 、R10は環を形成していてもよい) R11、R12、R21、R22;それぞれ独立に、水素原子、
    ハロゲン原子、アルキル基、アリール基(但し、どちら
    か一方は水素原子である) R13、R14、R23、R24;それぞれ独立に、水素原子、
    ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、シクロアルキ
    ル基 R15、R16、R25、R26;それぞれ独立に、水素原子、
    アルキル基、アリール基、シクロアルキル基 R19、R20、R29、R30;それぞれ独立に上記R9 、R
    10と同様の内容を表す。 R17、R18、R27、R28;それぞれ独立に、水素原子、
    アルキル基、アリール基、シクロアルキル基(但し、同
    時に水素原子であることはない) R31 41 ;それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原
    子、アルキル基、アルコキシ基、もしくはシクロアルキ
    ル基を表し、但し、少なくとも1つはシクロアルキル
    基、 42 52;それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原
    子、アルキル基、アルコキシ基、もしくはシクロアルキ
    ル基を表し、但し、少なくとも1つはシクロアルキル
    基、 R61〜R71;それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原
    子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アシル基
    もしくはシクロアルキル基を表し、但し、少なくとも1
    つはシクロアルキル基、 A;−CH(R12)−(R12は、水素原子、アルキル基
    を表す。)、 m;2又は3 を表す。
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