JP3500675B2 - 排気浄化用触媒 - Google Patents
排気浄化用触媒Info
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- JP3500675B2 JP3500675B2 JP30412793A JP30412793A JP3500675B2 JP 3500675 B2 JP3500675 B2 JP 3500675B2 JP 30412793 A JP30412793 A JP 30412793A JP 30412793 A JP30412793 A JP 30412793A JP 3500675 B2 JP3500675 B2 JP 3500675B2
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- Catalysts (AREA)
Description
装置に使用される炭化水素(HC)を吸着して浄化する
排気浄化用触媒に関する。
触媒としては特開平2−135126号公報に開示され
ているようなものがある。
報において、炭化水素吸着材としてモルデナイトおよび
Y型ゼオライトを用いて炭化水素を吸着除去している
が、モルデナイトおよびY型ゼオライトは、細孔径が大
きく、炭素数の多い芳香族およびその他の炭化水素は吸
着するが、炭素数の少ない(C2 〜C3 )炭化水素は吸
着されず、排出されてしまう。さらに、コールドスター
ト時には炭化水素と水との競争吸着になるため、Si/
2Al比が低いモルデナイト等では、炭化水素を充分吸
着できない。
来の問題点に着目してなされたもので、MFI型ゼオラ
イト(Si/2Al=10〜40)に所定の金属を担持
し所定のゼオライトと併用することを特徴とし、このこ
とによって炭素数の少ない炭化水素を化学吸着すること
ができるようになった。Si/2Alが40よりも大き
い場合にはMFI型ゼオライト中の酸点が少なく、金属
の交換率が小さい。一方Si/2Alが10未満のMF
I型ゼオライトは、合成する際に複生成物(モルデナイ
ト)が生成するため一般的に存在は知られていない。ま
た、ハイシリカのゼオライトを併用することによって、
水の影響を受けにくく炭素数の多い炭化水素を有効に吸
着することが可能になった。
のゼオライトをブレンドしても、多層構造にしても、上
下流に配置してもよい。また、このゼオライトの担持比
については、排ガス中の成分比および基材中の金属の担
持量の影響もあるため、金属を担持したMFI型ゼオラ
イト(Si/2Al=10〜40)とH型MFI型ゼオ
ライト(Si/2Al=50〜2000)、モルデナイ
ト(Si/2Al=30〜2000)、USY型ゼオラ
イト(Si/2Al=10〜300)およびβ−ゼオラ
イト(Si/2Al=40〜2000)との比率は、
1:3〜3:1の範囲で用いることが必要である。また
金属を担持したMFI型ゼオライトと併用するH型MF
I型ゼオライト(Si/2Al=50〜2000)、モ
ルデナイト(Si/2Al=30〜2000)、USY
型ゼオライト(Si/2Al=10〜300)およびβ
−ゼオライト(Si/2Al=40〜2000)にも、
金属を1種類以上担持してもよい。金属はイオン交換、
含浸担持法、蒸発乾固法により担持させることができ
る。担持する金属の量はゼオライトの重量に対して、
0.5〜15%が好ましく、15%以上担持するとゼオ
ライトの細孔閉塞の原因となる。また、0.5%以下の
担持量では効果がえられない。
するために、排気ガス浄化用触媒が現在使用されている
が、排気ガスの有害成分のうちの炭化水素の排気浄化能
は排気ガスの温度の影響を強く受け、300℃以上の温
度にならないと貴金属触媒により浄化されないため、コ
ールドスタート時には多量の炭化水素が排出されてしま
う。このような、コールドスタート時に排出される炭化
水素を除去するためには炭化水素を吸着する吸着材を用
いることが必要となる。また、ゼオライト類は、均一な
細孔を有する結晶性の多孔性物質であり、混合物中から
その細孔入口を通過できる大きさの分子だけを選択的
に、細孔内に吸着する特性を持ち、ゼオライトの種類に
よって有効細孔径は異なる。この特性により、コールド
スタート時に排出される炭化水素を吸着し、触媒反応が
発生しない温度領域での排ガス中のHCを低減する。ま
た、自動車の排ガス中には多種の炭化水素が排出され
る。本発明者等はハイシリカのモルデナイト(Si/2
Al=30〜2000)、USY型ゼオライト(Si/
2Al=10〜300)、β−ゼオライト(Si/2A
l=40〜2000)、MFI型ゼオライト(Si/2
Al=50〜2000)にPdまたはAgもしくは両方
を担持したMFI型ゼオライト(Si/2Al=10〜
40)を併用することにより、炭素数の多い芳香族また
はその他の分子径の大きい炭化水素に加え、今までの吸
着されなかった炭素数の少ない炭化水素(C2 〜C3 )
を化学吸着することを可能にし、炭化水素吸着能が向上
することをみいだした。また、ハイシリカのゼオライト
を用いることにより、水の影響を受け難くなり、さらに
吸着能が向上した。なお、上記のハイシリカのモルデナ
イト、USY型ゼオライト、β−ゼオライトおよびMF
I型ゼオライトに関して、Si/2Alの値が上記の範
囲より低い場合には水の吸着が多くなり、金属を加えな
いと炭化水素を吸着しなくなってしまう。またこの値が
上記の範囲より高い場合には、炭化水素の吸着量が減少
してしまう。
より説明する。なお、すべての実施例および比較例を通
じて、「部」は特記しない限り「重量部」を示す。 実施例1 第1にPdをイオン交換したMFI型ゼオライト(以下
Pd/MFIと記す)(金属担持量1重量%、Si/2
Al=30)50部、USY型ゼオライト(以下USY
と記す、Si/2Al=12)50部、シリカゾル(固
形分20%)65部および水65部を磁性ポットに仕込
み、振動ミル装置で40分間もしくは、ユニバーサルボ
ールミル装置で6.5時間混合粉砕して、ウォッシュコ
ートスラリーを製造した。コーディライト製モノリス担
体を吸引コート法で吸水処理した後、前記で製造したス
ラリーを担体断面全体に均一に投入し吸引コート法で余
分なスラリーを除去した。その後、乾燥を行い400℃
で約1時間仮焼成した。
ライトとの混合ゼオライトが約90g/Lコート量で担
体にコートされた。上記のウォッシュコート、乾燥およ
び焼成をさらに2回繰り返して合計約200g/Lの構
造の異なる2種のゼオライト(Pd/MFIおよびUS
Y)を混合したものをコートし空気雰囲気中で650℃
で4時間焼成を行い吸着材1を得た。
%,Si/2Al=30)粉末50部、Pdをイオン交
換したUSY型ゼオライト(以下Pd/USYと記す)
(金属担持量1重量%,Si/2Al=12)粉末50
部、シリカゾル(固形分20%)65部および水65部
を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリーを吸
引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコート量が
約200g/Lになるようにコーティングを行い吸着材
2を得た。
%,Si/2Al=30)粉末50部、Agをイオン交
換したUSY型ゼオライト(以下Ag/USYと記す)
(金属担持量2重量%,Si/2Al=12)粉末50
部、シリカゾル(固形分20%)65部および水65部
を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリーを吸
引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコート量が
約200g/Lになるようにコーティングを行い吸着材
3を得た。
%,Si/2Al=30)粉末50部、H型MFI(S
i/2Al=700)粉末50部、シリカゾル(固形分
20%)65部および水65部を磁性ボールミルに投入
し、混合粉砕したスラリーを吸引コート法でコーティン
グし、乾燥焼成してコート量が約200g/Lになるよ
うにコーティングを行い、吸着材4を得た。
%,Si/2Al=30)粉末50部、Pd/MFI
(金属担持量1重量%,Si/2Al=700)粉末5
0部、シリカゾル(固形分20%)65部および水65
部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリーを
吸引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコート量
が約200g/Lになるようにコーティングを行い、吸
着材5を得た。
%,Si/2Al=30)粉末50部、Ag/MFI
(金属担持量2重量%,Si/2Al=700)粉末5
0部、シリカゾル(固形分20%)65部および水65
部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリーを
吸引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコート量
が約200g/Lになるようにコーティングを行い、吸
着材6を得た。
%,Si/2Al=30)粉末50部、H型モルデナイ
ト(Si/2Al=100)粉末50部、シリカゾル
(固形分20%)65部および水65部を磁性ボールミ
ルに投入し、混合粉砕したスラリーを吸引コート法でコ
ーティングし、乾燥焼成してコート量が約200g/L
になるようにコーティングを行い、吸着材7を得た。
%,Si/2Al=30)粉末50部、Pdをイオン交
換したモルデナイト(以下Pd/モルデナイトと記す)
(金属担持量1重量%,Si/2Al=100)粉末5
0部、シリカゾル(固形分20%)65部および水65
部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリーを
吸引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコート量
が約200g/Lになるようにコーティングを行い、吸
着材8を得た。
%,Si/2Al=30)粉末50部、Agをイオン交
換したモルデナイト(以下Ag/モルデナイトと記す)
(金属担持量2重量%,Si/2Al=100)粉末5
0部、シリカゾル(固形分20%)65部および水65
部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリーを
吸引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコート量
が約200g/Lになるようにコーティングを行い、吸
着材9を得た。
%,Si/2Al=30)粉末50部、β−ゼオライト
(Si/2Al=80)粉末50部、シリカゾル(固形
分20%)65部および水65部を磁性ボールミルに投
入し、混合粉砕したスラリーを吸引コート法でコーティ
ングし、乾燥焼成してコート量が約200g/Lになる
ようにコーティングを行い、吸着材10を得た。
%,Si/2Al=30)粉末50部、Pdをイオン交
換したβ−ゼオライト(以下Pd/β−ゼオライトと記
す)(金属担持量1重量%,Si/2Al=80)粉末
50部、シリカゾル(固形分20%)65部および水6
5部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリー
を吸引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコート
量が約200g/Lになるようにコーティングを行い、
吸着材11を得た。
%,Si/2Al=30)粉末50部、Agをイオン交
換したβ−ゼオライト(以下Ag/β−ゼオライトと記
す)(金属担持量2重量%,Si/2Al=80)粉末
50部、シリカゾル(固形分20%)65部および水6
5部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリー
を吸引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコート
量が約200g/Lになるようにコーティングを行い、
吸着材12を得た。
%,Si/2Al=30)粉末50部、H型USY(S
i/2Al=12)粉末50部、シリカゾル(固形分2
0%)65部および水65部を磁性ボールミルに投入
し、混合粉砕したスラリーを吸引コート法でコーティン
グし、乾燥焼成してコート量が約200g/Lになるよ
うにコーティングを行い、吸着材13を得た。
%,Si/2Al=30)粉末50部、Pd/USY
(金属担持量1重量%,Si/2Al=12)粉末50
部、シリカゾル(固形分20%)65部および水65部
を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリーを吸
引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコート量が
約200g/Lになるようにコーティングを行い、吸着
材14を得た。
%,Si/2Al=30)粉末50部、Ag/USY
(金属担持量2重量%,Si/2Al=12)粉末50
部、シリカゾル(固形分20%)65部および水65部
を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリーを吸
引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコート量が
約200g/Lになるようにコーティングを行い、吸着
材15を得た。
%,Si/2Al=30)粉末50部、H型MFI(S
i/2Al=700)粉末50部、シリカゾル(固形分
20%)65部および水65部を磁性ボールミルに投入
し、混合粉砕したスラリーを吸引コート法でコーティン
グし、乾燥焼成してコート量が約200g/Lになるよ
うにコーティングを行い、吸着材16を得た。
%,Si/2Al=30)粉末50部、Pd/MFI
(金属担持量1重量%,Si/2Al=700)粉末5
0部、シリカゾル(固形分20%)65部および水65
部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリーを
吸引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコート量
が約200g/Lになるようにコーティングを行い、吸
着材17を得た。
%,Si/2Al=30)粉末50部、Ag/MFI
(金属担持量2重量%,Si/2Al=700)粉末5
0部、シリカゾル(固形分20%)65部および水65
部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリーを
吸引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコート量
が約200g/Lになるようにコーティングを行い、吸
着材18を得た。
%,Si/2Al=30)粉末50部、H型モルデナイ
ト(Si/2Al=100)粉末50部、シリカゾル
(固形分20%)65部および水65部を磁性ボールミ
ルに投入し、混合粉砕したスラリーを吸引コート法でコ
ーティングし、乾燥焼成してコート量が約200g/L
になるようにコーティングを行い、吸着材19を得た。
%,Si/2Al=30)粉末50部、Pd/モルデナ
イト(金属担持量1重量%,Si/2Al=100)粉
末50部、シリカゾル(固形分20%)65部および水
65部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリ
ーを吸引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコー
ト量が約200g/Lになるようにコーティングを行
い、吸着材20を得た。
%,Si/2Al=30)粉末50部、Ag/モルデナ
イト(金属担持量2重量%,Si/2Al=100)粉
末50部、シリカゾル(固形分20%)65部および水
65部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリ
ーを吸引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコー
ト量が約200g/Lになるようにコーティングを行
い、吸着材21を得た。
%,Si/2Al=30)粉末50部、β−ゼオライト
(Si/2Al=80)粉末50部、シリカゾル(固形
分20%)65部および水65部を磁性ボールミルに投
入し、混合粉砕したスラリーを吸引コート法でコーティ
ングし、乾燥焼成してコート量が約200g/Lになる
ようにコーティングを行い、吸着材22を得た。
%,Si/2Al=30)粉末50部、Pd/β−ゼオ
ライト(金属担持量1重量%,Si/2Al=80)粉
末50部、シリカゾル(固形分20%)65部および水
65部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリ
ーを吸引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコー
ト量が約200g/Lになるようにコーティングを行
い、吸着材23を得た。
%,Si/2Al=30)粉末50部、Ag/β−ゼオ
ライト(金属担持量2重量%,Si/2Al=80)粉
末50部、シリカゾル(固形分20%)65部および水
65部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリ
ーを吸引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコー
ト量が約200g/Lになるようにコーティングを行
い、吸着材24を得た。
%,Si/2Al=30)粉末75部、USY(Si/
2Al=12)粉末25部、シリカゾル(固形分20
%)65部および水65部を磁性ボールミルに投入し、
混合粉砕したスラリーを吸引コート法でコーティング
し、乾燥焼成してコート量が約200g/Lになるよう
にコーティングを行い、吸着材25を得た。
%,Si/2Al=30)粉末75部、Pd/USY
(金属担持量1重量%,Si/2Al=12)粉末25
部、シリカゾル(固形分20%)65部および水65部
を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリーを吸
引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコート量が
約200g/Lになるようにコーティングを行い、吸着
材26を得た。
%,Si/2Al=30)粉末75部、Ag/USY
(金属担持量2重量%,Si/2Al=12)粉末25
部、シリカゾル(固形分20%)65部および水65部
を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリーを吸
引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコート量が
約200g/Lになるようにコーティングを行い、吸着
材27を得た。
%,Si/2Al=30)粉末25部、USY(Si/
2Al=12)粉末75部、シリカゾル(固形分20
%)65部および水65部を磁性ボールミルに投入し、
混合粉砕したスラリーを吸引コート法でコーティング
し、乾燥焼成してコート量が約200g/Lになるよう
にコーティングを行い、吸着材28を得た。
%,Si/2Al=30)粉末25部、Pd/USY
(金属担持量1重量%,Si/2Al=12)粉末75
部、シリカゾル(固形分20%)65部および水65部
を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリーを吸
引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコート量が
約200g/Lになるようにコーティングを行い、吸着
材29を得た。
%,Si/2Al=30)粉末25部、Ag/USY
(金属担持量2重量%,Si/2Al=12)粉末75
部、シリカゾル(固形分20%)65部および水65部
を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリーを吸
引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコート量が
約200g/Lになるようにコーティングを行い、吸着
材30を得た。
%,Si/2Al=10)粉末50部、USY(Si/
2Al=12)粉末50部、シリカゾル(固形分20
%)65部および水65部を磁性ボールミルに投入し、
混合粉砕したスラリーを吸引コート法でコーティング
し、乾燥焼成してコート量が約200g/Lになるよう
にコーティングを行い、吸着材31を得た。
%,Si/2Al=40)粉末50部、USY(Si/
2Al=12)粉末50部、シリカゾル(固形分20
%)65部および水65部を磁性ボールミルに投入し、
混合粉砕したスラリーを吸引コート法でコーティング
し、乾燥焼成してコート量が約200g/Lになるよう
にコーティングを行い、吸着材32を得た。
FIゼオライト(金属担持量2重量%,Si/2Al=
30)粉末50部、H型USY(Si/2Al=12)
粉末50部、シリカゾル(固形分20%)65部および
水65部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラ
リーを吸引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコ
ート量が約200g/Lになるようにコーティングを行
い、吸着材33を得た。
たMFIゼオライト(金属担持量2重量%,Si/2A
l=30)粉末50部、USY(Si/2Al=12)
粉末50部、シリカゾル(固形分20%)65部および
水65部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラ
リーを吸引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコ
ート量が約200g/Lになるようにコーティングを行
い、吸着材34を得た。
%,Si/2Al=30)粉末100部、シリカゾル
(固形分20%)65部および水65部を磁性ボールミ
ルに投入し、混合粉砕したスラリーを吸引コート法でコ
ーティングし、乾燥焼成してコート量が約100g/L
になるようにコーティングを行った。次に、USY(S
i/2Al=12)粉末100部、シリカゾル(固形分
20%)65部および水65部を磁性ボールミルに投入
し、混合粉砕したスラリーを吸引コート法でコーティン
グし、乾燥焼成してコート量が約100g/Lになるよ
うにコーティングを行い、吸着材35を得た。
%,Si/2Al=30)粉末100部、シリカゾル
(固形分20%)65部および水65部を磁性ボールミ
ルに投入し、混合粉砕したスラリーを吸引コート法でハ
ニカム担体の前方1/2にコーティングし、乾燥焼成し
てコート量が約100g/Lになるようにコーティング
を行った。次に、USY(Si/2Al=12)粉末1
00部、シリカゾル(固形分20%)65部および水6
5部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリー
を吸引コート法でハニカム担体の後方1/2にコーティ
ングし、乾燥焼成してコート量が約100g/Lになる
ようにコーティングを行い、吸着材36を得た。
したMFI(金属担持量2重量%、Si/2Al=3
0)粉末50部、H型USY粉末(Si/2Al=1
2)25部、H型MFI型(Si/2Al=700)粉
末25部、シリカゾル(固形分20%)65部および水
65部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリ
ーを吸引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコー
ト量が約200g/Lになるようにコーティングを行
い、吸着材37を得た。
とを担持したMFI型ゼオライト(Pd担持量1重量
%、Ag担持量1重量%、Si/2Al=30)粉末5
0部、H型USY粉末(Si/2Al=12)50部、
シリカゾル(固形分20%)65部および水65部を磁
性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリーを吸引コ
ート法でコーティングし、乾燥焼成してコート量が約2
00g/Lになるようにコーティングを行い、吸着材3
8を得た。
したMFI型ゼオライト(金属担持量2重量%、Si/
2Al=30)粉末50部、USY粉末(Si/2Al
=12)25部、β−ゼオライト(Si/2Al=8
0)粉末25部、シリカゾル(固形分20%)65部お
よび水65部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕した
スラリーを吸引コート法でコーティングし、乾燥焼成し
てコート量が約200g/Lになるようにコーティング
を行い、吸着材39を得た。
したMFI型ゼオライト(金属担持量2重量%、Si/
2Al=30)粉末50部、USY粉末(Si/2Al
=12)25部、モルデナイト(Si/2Al=10
0)粉末25部、シリカゾル(固形分20%)65部お
よび水65部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕した
スラリーを吸引コート法でコーティングし、乾燥焼成し
てコート量が約200g/Lになるようにコーティング
を行い、吸着材40を得た。
したMFI型ゼオライト(金属担持量2重量%、Si/
2Al=30)粉末50部、H型MFI粉末(Si/2
Al=700)25部、β−ゼオライト(Si/2Al
=80)粉末25部、シリカゾル(固形分20%)65
部および水65部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕
したスラリーを吸引コート法でコーティングし、乾燥焼
成してコート量が約200g/Lになるようにコーティ
ングを行い、吸着材41を得た。
したMFI型ゼオライト(金属担持量2重量%、Si/
2Al=30)粉末50部、β−ゼオライト粉末(Si
/2Al=80)25部、モルデナイト(Si/2Al
=100)粉末25部、シリカゾル(固形分20%)6
5部および水65部を磁性ボールミルに投入し、混合粉
砕したスラリーを吸引コート法でコーティングし、乾燥
焼成してコート量が約200g/Lになるようにコーテ
ィングを行い、吸着材42を得た。
したMFI型ゼオライト(金属担持量2重量%、Si/
2Al=30)粉末50部、H型MFI粉末(Si/2
Al=80)25部、モルデナイト(Si/2Al=1
00)粉末25部、シリカゾル(固形分20%)65部
および水65部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕し
たスラリーを吸引コート法でコーティングし、乾燥焼成
してコート量が約200g/Lになるようにコーティン
グを行い、吸着材43を得た。
したMFI型ゼオライト(金属担持量2重量%、Si/
2Al=30)粉末25部、MFI粉末(Si/2Al
=700)25部、β−ゼオライト(Si/2Al=8
0)粉末25部、USY(Si/2Al=12)粉末2
5部、シリカゾル(固形分20%)65部および水65
部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリーを
吸引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコート量
が約200g/Lになるようにコーティングを行い、吸
着材44を得た。
したMFI型ゼオライト(金属担持量2重量%、Si/
2Al=30)粉末25部、β−ゼオライト粉末(Si
/2Al=80)25部、モルデナイト(Si/2Al
=100)粉末25部、H型MFI粉末(Si/2Al
=700)25部、シリカゾル(固形分20%)65部
および水65部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕し
たスラリーを吸引コート法でコーティングし、乾燥焼成
してコート量が約200g/Lになるようにコーティン
グを行い、吸着材45を得た。
したMFI型ゼオライト(金属担持量2重量%、Si/
2Al=30)粉末25部、H型MFI粉末(Si/2
Al=80)25部、モルデナイト(Si/2Al=1
00)粉末25部、USY(Si/2Al=12)粉末
25部、シリカゾル(固形分20%)65部および水6
5部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したスラリー
を吸引コート法でコーティングし、乾燥焼成してコート
量が約200g/Lになるようにコーティングを行い、
吸着材46を得た。
%、Si/2Al=30)粉末15部、USY(Si/
2Al=12)粉末85部、シリカゾル(固形分20
%)65部および水65部を磁性ボールミルに投入し、
混合粉砕したスラリーを吸引コート法でコーティング
し、乾燥焼成してコート量が約200g/Lになるよう
にコーティングを行い、吸着材47を得た。
%、Si/2Al=30)粉末85部、USY(Si/
2Al=12)粉末15部、シリカゾル(固形分20
%)65部および水65部を磁性ボールミルに投入し、
混合粉砕したスラリーを吸引コート法でコーティング
し、乾燥焼成してコート量が約200g/Lになるよう
にコーティングを行い、吸着材48を得た。
%、Si/2Al=100)粉末50部、USY(Si
/2Al=6)粉末50部、シリカゾル(固形分20
%)65部および水65部を磁性ボールミルに投入し、
混合粉砕したスラリーを吸引コート法でコーティング
し、乾燥焼成してコート量が約200g/Lになるよう
にコーティングを行い、吸着材49を得た。
したMFI型ゼオライト(金属担持量2重量%、Si/
2Al=100)粉末50部、USY(Si/2Al=
12)粉末50部、シリカゾル(固形分20%)65部
および水65部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕し
たスラリーを吸引コート法でコーティングし、乾燥焼成
してコート量が約200g/Lになるようにコーティン
グを行い、吸着材50を得た。
したMFI型ゼオライト(金属担持量2重量%、Si/
2Al=30)粉末50部、H型MFI(Si/2Al
=30)粉末50部、シリカゾル(固形分20%)65
部および水65部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕
したスラリーを吸引コート法でコーティングし、乾燥焼
成してコート量が約200g/Lになるようにコーティ
ングを行い、吸着材51を得た。
したMFI型ゼオライト(金属担持量2重量%、Si/
2Al=30)粉末50部、モルデナイト(Si/2A
l=10)粉末50部、シリカゾル(固形分20%)6
5部および水65部を磁性ボールミルに投入し、混合粉
砕したスラリーを吸引コート法でコーティングし、乾燥
焼成してコート量が約200g/Lになるようにコーテ
ィングを行い、吸着材52を得た。
したMFI型ゼオライト(金属担持量2重量%、Si/
2Al=30)粉末50部、USY粉末(Si/2Al
=7)50部、シリカゾル(固形分20%)65部およ
び水65部を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕したス
ラリーを吸引コート法でコーティングし、乾燥焼成して
コート量が約200g/Lになるようにコーティングを
行い、吸着材53を得た。
したMFI型ゼオライト(金属担持量2重量%、Si/
2Al=30)粉末50部、β−ゼオライト粉末(Si
/2Al=30)50部、シリカゾル(固形分20%)
65部および水65部を磁性ボールミルに投入し、混合
粉砕したスラリーを吸引コート法でコーティングし、乾
燥焼成してコート量が約200g/Lになるようにコー
ティングを行い、吸着材54を得た。
c)を用いて、表1に示すHC排出特性を有するLA−
4モードエミッションの最初の1分間のHC吸着率を評
価した。その結果を表2に示す。
て、モルデナイト(Si/2Al=30〜2000)、
USY型ゼオライト(Si/2Al=10〜300)、
H型MFI型ゼオライト(Si/2Al=50〜200
0)およびβ−ゼオライト(Si/2Al=40〜20
00)の少なくとも1種類に、PdまたはAgもしくは
両方を担持したMFI型ゼオライト(Si/2Al=1
0〜40)を所定の重量比で併用することにより、炭素
数の多い芳香族またはその他の分子径の大きい炭化水素
に加え、今まで吸着されなかった炭素数の少ない炭化水
素(C2 〜C3 )を吸着することが可能になった。ま
た、ハイシリカのゼオライトを用いることにより、水の
影響を受け難くなり、さらに炭化水素吸着能が向上し
た。
Claims (2)
- 【請求項1】 ハニカム担体に異なるゼオライトを2種
類以上コーティングした内燃機関の排気中の炭化水素を
浄化するための排気浄化用触媒であって、炭化水素を吸
着するゼオライトとしてH型MFI型ゼオライト(Si
/2Al=50〜2000)、モルデナイト(Si/2
Al=30〜2000)、USY型ゼオライト(Si/
2Al=10〜300)およびβ−ゼオライト(Si/
2Al=40〜2000)の少なくとも1種類と、Pd
またはAgもしくは両方を担持したMFI型ゼオライト
(Si/2Al=10〜40)とを用い、H型MFI型
ゼオライト(Si/2Al=50〜2000)、モルデ
ナイト(Si/2Al=30〜2000)、USY型ゼ
オライト(Si/2Al=10〜300)およびβ−ゼ
オライト(Si/2Al=40〜2000)の少なくと
も1種類と、PdまたはAgもしくは両方を担持したM
FI型ゼオライト(Si/2Al=10〜40)との重
量比が1:3〜3:1であることを特徴とする排気浄化
用触媒。 - 【請求項2】 H型MFI型ゼオライト(Si/2Al
=50〜2000)、モルデナイト(Si/2Al=3
0〜2000)、USY型ゼオライト(Si/2Al=
10〜300)およびβ−ゼオライト(Si/2Al=
40〜2000)が、PdまたはAgのいずれかまたは
両方を担持されていることを特徴とする請求項1記載の
排気浄化用触媒。
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-
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- 1993-12-03 JP JP30412793A patent/JP3500675B2/ja not_active Expired - Lifetime
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