JP3500665B2 - ディジタルビデオ信号記録装置及び再生装置 - Google Patents

ディジタルビデオ信号記録装置及び再生装置

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JP3500665B2
JP3500665B2 JP21798093A JP21798093A JP3500665B2 JP 3500665 B2 JP3500665 B2 JP 3500665B2 JP 21798093 A JP21798093 A JP 21798093A JP 21798093 A JP21798093 A JP 21798093A JP 3500665 B2 JP3500665 B2 JP 3500665B2
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貴仁 関
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バイト単位のパラレ
ルデータで転送されたディジタルビデオ信号を24−2
5変換し、シリアルデータに変換して記録するディジタ
ルビデオ信号記録装置及びその再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】DCT変換と可変長符号化を用いてディ
ジタルビデオ信号を圧縮し、回転ヘッドにより磁気テー
プに記録するようにしたディジタルVTRの開発が進め
られている。このようなディジタルVTRでは、トラッ
キング制御として、パイロット信号を再生してトラッキ
ング制御を行うATFが採用されている。ATFのパイ
ロット信号を形成するために、ディジタルVTRの記録
データは、24−25変換される。24−25変換は、
記録データの24ビットに対して、パイロット信号を形
成するための1ビットを付加するものである。
【0003】このようなディジタルVTRにおいて、デ
ィジタル信号処理を行う回路は、基本的に、バイト(8
ビット)単位のパラレルデータで処理を行い、各回路間
をパラレルでデータ転送する構成とされる。
【0004】ディジタルVTRにおいて、このようにバ
イト単位のパラレルで処理を行った場合、記録時の24
−25変換は、3バイト分のデータに対して1ビットを
付加するような処理で実現できる。つまり、バイト単位
のパラレルでデータを取り込み、3バイト分取り込む毎
に1ビット付加すれば、24ビットから25ビットへの
変換が行なえる。これを、パラレルデータからシリアル
データに変換すれば、25ビットのシリアルの記録デー
タを得ることができる。
【0005】ところが、バイト単位のパラレルデータの
3バイト分に1ビット付加して24−25変換を行うよ
うにした場合、1ビット付加したことにより、24−2
5変換されたデータをパラレル/シリアル変換してシリ
アル転送する際のシリアルクロックと、バイト単位のデ
ータをパラレルで転送して処理を行うパラレルクロック
との関係が複雑になる。このため、従来では、PLL回
路と分周回路を使って、複雑な関係にあるシリアルクロ
ックとパラレルクロックとを形成しなければならなくな
り、回路規模が増大するという問題が生じる。
【0006】つまり、図6は、従来のディジタルVTR
の記録系の構成を示すものである。図6において、10
1はビデオ信号の入力端子である。入力端子101に記
録すべきビデオ信号が供給される。このビデオ信号がデ
ィジタルビデオ信号処理回路102に供給される。ディ
ジタルビデオ信号処理回路102で、このビデオ信号
は、DCT変換され、可変長符号化される。
【0007】ディジタルビデオ信号処理回路102の出
力がパリティ発生回路103に供給される。パリティ発
生回路103により、圧縮されたビデオ信号にエラー訂
正用のパリティが付加される。パリティ発生回路103
の出力がTBC回路4に供給される。
【0008】ディジタル信号処理回路102、パリティ
発生回路103、TBC回路104の夫々の間では、バ
イト単位でデータが転送される。この時のクロックとし
ては、クロック発生回路105からのクロックTCKが
用いられる。クロック発生回路105には、入力端子1
06から入力ビデオ信号の同期信号が供給される。クロ
ック発生回路105は例えばPLLで構成されており、
この同期信号に基づいてクロックを発生する。
【0009】TBC回路104には、クロック発生回路
105からのクロックTCKが書き込みクロックとして
供給される。また、TBC回路104には、クロックV
CKが読み出しクロックとして供給される。TBC回路
104により記録するディジタルビデオ信号の時間軸変
動成分が除去される。
【0010】TBC回路104の出力がID付加回路1
07に供給される。ID付加回路107により、記録デ
ータに制御情報等のIDデータが付加される。このID
付加回路107の出力がランダマイズ回路108に供給
される。ランダマイズ回路108により、M系列を用い
て、記録データが拡散される。ランダマイズ回路108
の出力が変調回路110に供給される。
【0011】入力端子115には、パラレルクロックV
CKが供給される。このパラレルクロックVCKは、T
BC回路104、ID発生回路107、ランダマイズ回
路108、変調回路110に供給される。TBC回路1
04、ID発生回路107、ランダマイズ回路108、
変調回路110の間では、このパラレルクロックVCK
により、バイト単位のパラレルデータで、データが転送
される。
【0012】変調回路110は、記録データの先頭にシ
ンクが付加すると共に、転送されたきたパラレルータの
3バイト毎にに1ビット付加することにより、記録デー
タを24−25変換する。この記録データがパラレル/
シリアル変換回路111に供給される。パラレル/シリ
アル変換回路111には、入力端子116からシリアル
クロックSCKが供給される。パラレルシリアル変換回
路111で、記録データがパラレル/シリアル変換され
る。
【0013】このパラレル/シリアル変換回路111の
出力が記録アンプ112に供給される。記録アンプ11
2の出力がヘッド113に供給される。ヘッド113に
より、磁気テープ114に圧縮されたディジタルビデオ
信号が記録される。
【0014】このような記録系において、変調回路11
0は、転送されたきた3バイトに1ビット付加して、2
4−25変換を行っている。すなわち、変調回路110
は、パラレルクロックVCKの3クロック分で25ビッ
トのシリアルデータを出力する。したがって、24−2
5変換されたデータをシリアルデータに変換するための
シリアルクロックSCKの周波数fSCK と、パラレルク
ロックVCKの周波数fVCK との関係は、パラレルクロ
ックVCKの3クロックの間に25ビットのシリアルデ
ータを出力することになるので、 fVCK =(3/25)fSCK となる。
【0015】このため、従来では、図7に示すように、
PLL121を用いて、クロックを形成する必要があ
る。図7において、基準信号発生回路109からは、シ
リアルクロックSCKが出力される。このシリアルクロ
ックSCKが1/25分周回路122に供給され、1/
25分周される。この1/25分周回路122の出力が
位相比較回路123に供給される。位相比較回路123
には、1/24分周回路125の出力が供給される。V
CO124の出力が1/24分周回路125に供給され
ると共に、1/8分周回路126に供給される。1/8
分周回路126からは、パラレルクロックVCKが出力
される。
【0016】基準信号発生回路109からは、周波数f
SCK のシリアルクロックSCKが出力され、このクロッ
クSCKが1/25分周回路122で1/25分周され
る。したがって、1/25分周回路122の出力クロッ
クの周波数は、(1/25)fSCK となる。この(1/
25)fSCK のクロックは、位相比較回路123、VC
O124、1/24分周回路125からなるPLLによ
り24倍される。したがって、VCO124の出力クロ
ックの周波数は、(24/25)fSCK となる。この
(24/25)fSCK のクロックは、1/8分周回路1
26により、1/8分周される。これにより、1/8分
周回路126からは、 (24/25)×(1/8)fSCK =(3/25)fSCK のクロックが得られる。このクロックがパラレルクロッ
クVCKとされる。このパラレルクロックVCKの周波
数fVCK は、 fVCK =(3/25)fSCK となり、24−25変換されたデータをシリアルデータ
に変換するためのシリアルクロックSCKの周波数f
SCK と、パラレルクロックVCKの周波数をfVCKとが
上述の関係とすることができる。
【0017】また、再生時には、磁気テープからシリア
ルでデータが再生される。この再生シリアルデータは、
25ビットのデータが24ビットに変換され、バイト単
位のパラレルデータで処理される。この時、再生データ
から形成されるシリアルクロックと、これを24ビット
に変換してバイトパラレルで転送する際のパラレルクロ
ックとの関係が複雑になる。
【0018】つまり、図8は、従来のディジタルVTR
の再生系の構成を示すものである。図8において、磁気
テープ151の再生信号がヘッド152で再生される。
ヘッド152の出力が再生アンプ153を介してA/D
コンバータ154に供給される。A/Dコンバータ15
4で、再生信号がディジタル化される。このA/Dコン
バータ154の出力がデータ再生回路155に供給され
る。データ再生回路155で、再生信号から2値のディ
ジタルデータが再生される。データ再生回路155の出
力が復調回路156に供給される。
【0019】ヘッド152からは、記録データがシリア
ルで再生される。A/Dコンバータ154、データ再生
回路155、復調回路156の間は、クロック発生回路
160からのシリアルクロックSCKにより、シリアル
でデータが転送される。
【0020】クロック発生回路160には、再生アンプ
153の出力が供給される。クロック発生回路160
は、再生信号に基づいて、シリアルクロックSCKが形
成する。このシリアルクロックSCKは、A/Dコンバ
ータ154、データ再生回路155、復調回路156に
供給される。
【0021】復調回路156で、シンクパターンが検出
される。そして、パイロット信号用に付加されていたデ
ータを除くことにより、24−25変換の復調がなされ
る。そして、復調回路156で、シリアルで再生された
データがバイト単位のパラレルのデータに変換される。
【0022】この復調回路156の出力がデランダマイ
ズ回路157に供給される。デランダマイズ回路157
の出力がID再生回路158に供給される。ID再生回
路158の出力がTBC回路159に供給される。
【0023】復調回路156、デランダマイズ回路15
7、ID再生回路158、TBC回路159の間では、
パラレルクロックVCKにより、バイト単位のパラレル
でデータが転送される。
【0024】TBC回路159には、パラレルクロック
VCKが書き込みクロックとして供給される。また、ク
ロック発生回路167からクロックTCKが読み出しク
ロックとして供給される。
【0025】TBC回路159の出力がエラー訂正回路
163に供給される。エラー訂正回路163で、再生信
号のエラー訂正がなされる。エラー訂正回路163の出
力がディジタル信号処理回路164に供給される。ディ
ジタル信号処理回路164で、逆DCTにより、圧縮デ
ィジタルビデオ信号が伸長される。そして、再生ビデオ
信号が出力端子165から出力される。
【0026】TBC回路159、エラー訂正回路16
3、ディジタル信号処理回路164の夫々の間では、ク
ロック発生回路167からのクロックTCKにより、バ
イト単位のパラレルでデータが転送される。
【0027】クロック発生回路167には、入力端子1
66から同期信号が供給される。この同期信号に基づい
て、クロック発生回路167でクロックTCKが形成さ
れる。このクロックTCKが、TBC回路159、エラ
ー訂正回路163、TBC回路159に供給される。
【0028】再生時においても、クロック発生回路16
0で再生されるシリアルクロックSCKの周波数fSCK
と、パラレルクロックVCKの周波数fVCK との関係を fVCK =(3/25)fSCK とする必要がある。そして、このシリアルクロックSC
KとパラレルクロックVCKとの同期を保つ必要があ
る。このため、図9に示すように、1/25分周回路1
71と、位相比較回路172、VCO173、1/24
分周回路174からなるPLL177と、1/8分周回
路176とを設けて、再生シリアルクロックSCKに同
期したクロックVCKを形成する必要がある。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のデ
ィジタルVTRでは、バイト単位のパラレルで処理を行
ない、データに1ビット付加することにより24−25
変換し、パラレル/シリアル変換してデータ記録を行っ
た場合、シリアル転送する際のシリアルクロックと、バ
イト単位のデータをパラレルで転送して処理を行うパラ
レルクロックとの関係が複雑になる。このため、従来で
は、PLL回路と分周回路を使って、複雑な関係にある
シリアルクロックとパラレルクロックとを形成しなけれ
ばならなくなる。このため、回路規模が増大するという
問題が生じる。
【0030】また、再生時にも、再生されたシリアルク
ロックと、25−24変換したデータをバイト単位のパ
ラレルで転送して処理を行うパラレルクロックとの関係
が複雑になり、PLL回路と分周回路を使って複雑な関
係にあるシリアルクロックとパラレルクロックとを形成
しなければならない。
【0031】したがって、この発明の目的は、バイト単
位のパラレルで処理を行ない、データに1ビット付加す
ることにより24−25変換して、パラレル/シリアル
変換して記録する場合に、パラレル/シリアル変換が容
易に行え、回路規模の縮小を図れるディジタルビデオ信
号記録装置を提供することにある。
【0032】この発明の他の目的は、再生されたシリア
ルクロックとを復調して、バイト単位のパラレルで転送
して処理を行う場合に、回路規模の縮小が図れるディジ
タルビデオ信号再生装置を提供することにある。
【0033】
【課題を解決するための手段】この発明は、バイト単位
のパラレルデータで転送されてきたディジタルビデオ信
号に対して、3バイト毎に1ビット付加することで24
−25変換を行い、24−25変換されたディジタルビ
デオ信号をシリアルデータに変換して記録するようにし
たディジタルビデオ信号記録装置において、シリアルク
ロックを発生するシリアルクロック形成手段と、シリア
ルクロックを基に、その3クロックがシリアルクロック
の25クロック分である変則パラレルクロックを形成す
る変則パラレルクロック形成手段とを備え、パラレルデ
ータを変則パラレルクロックで転送し、24−25変換
した後、シリアルクロックでパラレル/シリアル変換す
るようにしたことを特徴とするディジタルビデオ信号記
録装置である。
【0034】この発明は、24−25変換されたシリア
ルデータで再生されたディジタルビデオ信号を復調し、
バイト単位のパラレルデータで転送するようにしたディ
ジタルビデオ信号再生装置において、再生信号からシリ
アルクロックを形成するシリアルクロック形成手段と、
シリアルクロックを基に、その3クロックがシリアルク
ロックの25クロック分である変則パラレルクロックを
形成する変則パラレルクロック形成手段とを備え、再生
シリアルデータをシリアルクロックで転送し、復調して
バイト単位のパラレルデータに変換し、変則パラレルク
ロックで転送するようにしたことを特徴とするディジタ
ルビデオ信号再生装置である。
【0035】この発明では、変則パラレルクロック形成
手段は、シリアルクロックを計数するカウンタを有し、
カウンタの出力に基づいて、その3クロック分の周期
が、夫々、シリアルクロックの9クロック分、8クロッ
ク分、8クロック分に変化する変則パラレルクロックを
形成する。
【0036】
【作用】その3クロック分の周期が、夫々、シリアルク
ロックの9クロック分、8クロック分、8クロック分に
変化する変則パラレルクロックを用いる。このような変
則パラレルクロックを用いると、3クロックで25ビッ
トのデータをシリアルデータに変換できるので、記録時
に24−25変換されたパラレルデータを容易にシリア
ルデータに変換できる。また、再生時に、再生されたシ
リアルクロックから、変則パラレルクロックを形成し
て、再生データをバイト単位のパラレルデータで処理で
きる。
【0037】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、この発明が適用されたディジ
タルVTRの記録系の構成を示すものである。図1にお
いて、1はビデオ信号の入力端子である。入力端子1に
記録すべきビデオ信号が供給される。このビデオ信号が
ディジタルビデオ信号処理回路2に供給される。ディジ
タルビデオ信号処理回路2で、このビデオ信号は、DC
T変換され、可変長符号化される。
【0038】ディジタルビデオ信号処理回路2の出力が
パリティ発生回路3に供給される。パリティ発生回路3
により、圧縮されたビデオ信号にエラー訂正用のパリテ
ィが付加される。パリティ発生回路3の出力がTBC回
路4に供給される。
【0039】ディジタル信号処理回路2、パリティ発生
回路3、TBC回路4の夫々の間では、バイト単位でデ
ータが転送される。この時のクロックTCKとしては、
クロック発生回路5からの入力ビデオ信号に同期したク
ロックTCKが用いられる。クロック発生回路5には、
入力端子6から同期信号が供給される。クロック発生回
路5は例えばPLLで構成されており、この同期信号に
基づいて、クロックTCKを発生する。
【0040】TBC回路4には、クロック発生回路5か
らのクロックTCKが書き込みクロックとして供給され
る。また、TBC回路4には、デコーダ16から変則パ
ラレルクロックVCK1が読み出しクロックとして供給
される。この変則パラレルクロックVCK1は、図2に
示すように、その3クロック分の周期を、夫々、シリア
ルクロックSCKの9クロック分、8クロック分、8ク
ロック分となるようにしたものである。したがって、こ
の変則パラレルクロックVCK1の3クロックは、シリ
アルクロックSCKの25クロックに相当する。
【0041】図1において、TBC回路4により記録す
るディジタルビデオ信号の時間軸が補正される。TBC
回路4の出力がID付加回路7に供給される。ID付加
回路7により、記録データに制御情報等のIDデータが
付加される。ID付加回路7の出力がランダマイズ回路
8に供給される。ランダマイズ回路8により、M系列を
用いて、記録データが拡散される。ランダマイズ回路8
の出力が変調回路9に供給される。変調回路9の出力が
パラレル/シリアル変換回路10に供給される。
【0042】TBC回路4、ID付加回路7、ランダマ
イズ回路8、変調回路9、パラレル/シリアル変換回路
10の夫々の間では、バイト単位のパラレルでデータが
転送される。この時のクロックとしては、デコーダ16
からの変則パラレルクロックVCK1が用いられる。
【0043】変調回路9は、記録データにシンクを付加
する。そして、変調回路9は、3バイト毎に1ビット付
加することにより、24−25変換を行う。つまり、記
録データは、図3に示すように、バイト毎のパラレルデ
ータで転送されてくる。先頭には、2バイトのシンクが
設けられ、次に、3バイト分のIDデータが付加され
る。その後に、77バイト分のデータが配置され、8バ
イトのパリティが付加される。このような記録データに
対して、図4に示すように、3バイト毎に1ビット、パ
イロット信号を形成するためのビットbが付加される。
これにより、24−25変換が行われる。
【0044】パラレル/シリアル変換回路10には、基
準信号発生回路14から、シリアルクロックSCKが供
給される。パラレルシリアル変換回路10で、変調回路
9からのデータがパラレル/シリアル変換される。この
パラレル/シリアル変換回路10の出力が記録アンプ1
1に供給される。記録アンプ11の出力がヘッド12に
供給される。ヘッド12により、磁気テープ13に圧縮
されたディジタルビデオ信号が記録される。
【0045】基準クロック発生回路14は、シリアルク
ロックSCKを発振するする発振回路である。この基準
クロック発生回路14からのからのクロックSCKは、
シリアル/パラレル変換回路10に供給される共に、カ
ウンタ15に供給される。カウンタ15及びデコーダ1
6は、この基準クロック発生回路14からのシリアルク
ロックSCKから、前述した変則パラレルクロックVC
K1を形成する。
【0046】つまり、カウンタ15は、シリアルクロッ
クSCKの数を計数する。このカウンタ15の出力がデ
コーダ16に供給される。図2AはシリアルクロックS
CKを示し、図2Bはカウンタ15のカウント値を示
し、図2Cはデコーダ16の出力を示す。図2Bに示す
ように、カウンタ15で、シリアルクロックSCK(図
3A)が5クロック分計数されると、図2Cに示すよう
に、デコーダ16の出力が「L」となる。そして、シリ
アルクロックSCKが9クロック分計数されると、デコ
ーダ16の出力が「H」となる。それから、クロックS
CKが13クロック分計数されると「L」となる。クロ
ックSCKが17クロック分計数されると、デコータ1
6の出力が「H」となる。そして、シリアルクロックS
CKが21クロック分計数されると、デコーダ16の出
力が「L」となり、シリアルクロックSCKが25クロ
ック分計数されると、デコーダ16の出力が「H」にな
る。このように、デコーダ16の出力から、その3クロ
ック分の周期が、夫々、シリアルクロックSCKの9ク
ロック分、8クロック分、8クロック分となるような変
則クロックが得られる。この変則クロックが変則パラレ
ルクロックVCK1とされる。
【0047】記録データは、図4に示したように、3バ
イト毎に1ビットが付加され、24−25変換される。
このため、パラレル/シリアル変換回路10からは、変
則パラレルクロックVCK1の3クロック当たり、25
ビットのシリアルデータSCKを出力する必要がある。
このような変則クロックVCK1は、図2に示したよう
に、3クロック分で、シリアルクロックSCKの25ク
ロック分となる。このため、パラレル/シリアル変換回
路10は、シリアル転送変則クロックVCK1で、変調
回路9からのパラレルデータを取り込み、シリアルクロ
ックSCKでデータをシリアルで読み出せば、パラレル
/シリアル変換が行える。
【0048】図5は、再生系の構成を示すものである。
図5において、磁気テープ21の再生信号がヘッド22
で再生される。ヘッド22の出力が再生アンプ23を介
してA/Dコンバータ24に供給される。A/Dコンバ
ータ24で、再生信号がディジタル化される。このA/
Dコンバータ24の出力がデータ再生回路25に供給さ
れる。データ復号回路25で、再生信号から2値のディ
ジタルデータが再生される。データ再生回路25の出力
が復調回路26に供給される。
【0049】ヘッド22からは、記録データがシリアル
で再生される。A/Dコンバータ24、データ再生回路
25、復調回路26の間は、クロック発生回路30から
のシリアルクロックSCKにより、シリアルでデータが
転送される。
【0050】クロック発生回路30には、再生アンプ2
3の出力が供給される。クロック発生回路30はPLL
により構成されたおり、再生信号に基づいて、シリアル
クロックSCKを形成する。このシリアルクロックSC
Kは、A/Dコンバータ24、データ再生回路25、復
調回路26に供給されると共に、カウンタ31に供給さ
れる。
【0051】復調回路26で、シンクパターンが検出さ
れる。そして、パイロット信号用に付加されていたデー
タを除くことにより、24−25変換の復調がなされ
る。そして、復調回路26で、シリアルで再生されたデ
ータがバイト単位のパラレルのデータに変換される。
【0052】この復調回路26の出力がデランダマイズ
回路27に供給される。デランダマイズ回路27の出力
がID再生回路28に供給される。ID再生回路28の
出力がTBC回路29に供給される。
【0053】復調回路26、デランダマイズ回路27、
ID再生回路28、TBC回路29の間では、デコーダ
32からの変則パラレルクロックVCK1により、バイ
ト単位のパラレルでデータが転送される。この変則パラ
レルクロッVCK1は、その3クロック分の周期が、夫
々、シリアルクロックSCKの9クロック分、8クロッ
ク分、8クロック分となるもので、変則パラレルクロッ
クVCK1の3クロックは、シリアルクロックSCKの
25クロックに相当する。
【0054】クロック発生回路30からのシリアルクロ
ックSCKがカウンタ31に供給される。カウンタ31
は、シリアルクロックSCKの数を計数する。このカウ
ンタ15の出力がデコーダ32に供給される。デコーダ
32は、カウンタ15でシリアルクロックSCKが5ク
ロック分計数されると「L」となり、9クロック分計数
されると「H」となり、13クロック分計数されると
「L」となり、17クロック分計数されると「H」とな
り、21クロック分計数されると「L」となり、25ク
ロック分計数されると「H」になる。これにより、デコ
ーダ32の出力から、その3クロック分の周期が、夫
々、シリアルクロックSCKの9クロック分、8クロッ
ク分、8クロック分となるような変則クロックが得られ
る。この変則クロックが変則パラレルクロックVCK1
とされる。
【0055】復調回路26で、再生データをシリアル/
パラレル変換する際、再生シリアルデータの25ビット
分が、バイト単位のパラレルで3クロック分となる。こ
の変則パラレルクロックVCK1を用いると、3クロッ
ク分が再生シリアルデータの25ビット分となり、簡単
にシリアル/パラレル変換を行なえる。
【0056】TBC回路29には、デコーダ32からの
変則パラレルクロックVCK1が書き込みクロックとし
て供給される。また、クロック発生回路37からクロッ
クTCKが読み出しクロックとして供給される。
【0057】TBC回路29の出力がエラー訂正回路3
3に供給される。エラー訂正回路33で、再生信号のエ
ラー訂正がなされる。エラー訂正回路33の出力がディ
ジタル信号処理回路34に供給される。ディジタル信号
処理回路34で、逆DCTにより、圧縮ディジタルビデ
オ信号が伸長される。そして、再生ビデオ信号が出力端
子35から出力される。
【0058】TBC回路29、エラー訂正回路33、デ
ィジタル信号処理回路34の夫々の間では、クロック発
生回路37からのクロックTCKにより、バイト単位の
パラレルでデータが転送される。
【0059】クロック発生回路37には、入力端子36
から同期信号が供給される。この同期信号に基づいて、
クロック発生回路37でクロックTCKが形成される。
このクロックTCKが、TBC回路29、エラー訂正回
路33、TBC回路29に供給される。
【0060】
【発明の効果】この発明によれば、その3クロック分の
周期が、夫々、シリアルクロックの9クロック分、8ク
ロック分、8クロック分に変化する変則パラレルクロッ
クが用いられる。このような変則パラレルクロックを用
いると、3クロックで25ビットのデータをシリアルデ
ータに変換できるので、記録時に24−25変換された
パラレルデータを容易にシリアルデータに変換できる。
また、再生時に、再生されたシリアルクロックから、変
則パラレルクロックを形成して、再生データをバイト単
位のパラレルデータで処理できる。このため、シリアル
クロックからパラレルクロックを形成するPLL回路が
不要になり、回路規模の縮小が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたディジタルVTRの記録
系の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明が適用されたディジタルVTRの記録
系の説明に用いるタイミング図である。
【図3】この発明が適用されたディジタルVTRの記録
系の説明に用いる略線図である。
【図4】この発明が適用されたディジタルVTRの記録
系の説明に用いる略線図である。
【図5】この発明が適用されたディジタルVTRの再生
系の構成を示すブロック図である。
【図6】従来のディジタルVTRの記録系の一例のブロ
ック図である。
【図7】従来のディジタルVTRの記録系の他の例のブ
ロック図である。
【図8】従来のディジタルVTRの再生系の一例のブロ
ック図である。
【図9】従来のディジタルVTRの再生系の他の例のブ
ロック図である。
【符号の説明】
14 基準信号発生回路 15 カウンタ 16 デコーダ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−255969(JP,A) 特開 平6−215489(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 351

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バイト単位のパラレルデータで転送され
    てきたディジタルビデオ信号に対して、3バイト毎に1
    ビット付加することで24−25変換を行い、上記24
    −25変換されたディジタルビデオ信号をシリアルデー
    タに変換して記録するようにしたディジタルビデオ信号
    記録装置において、 シリアルクロックを発生するシリアルクロック形成手段
    と、 上記シリアルクロックを基に、その3クロックが上記シ
    リアルクロックの25クロック分である変則パラレルク
    ロックを形成する変則パラレルクロック形成手段とを備
    え、 上記パラレルデータを上記変則パラレルクロックで転送
    し、24−25変換した後、上記シリアルクロックでパ
    ラレル/シリアル変換するようにしたことを特徴とする
    ディジタルビデオ信号記録装置。
  2. 【請求項2】 上記変則パラレルクロック形成手段は、
    上記シリアルクロックを計数するカウンタを有し、上記
    カウンタの出力に基づいて、その3クロック分の周期
    が、夫々、上記シリアルクロックの9クロック分、8ク
    ロック分、8クロック分に変化する変則パラレルクロッ
    クを形成するようにした請求項1記載のディジタルビデ
    オ信号記録装置。
  3. 【請求項3】 24−25変換されたシリアルデータで
    再生されたディジタルビデオ信号を復調し、バイト単位
    のパラレルデータで転送するようにしたディジタルビデ
    オ信号再生装置において、 再生信号からシリアルクロックを形成するシリアルクロ
    ック形成手段と、 上記シリアルクロックを基に、その3クロックが上記シ
    リアルクロックの25クロック分である変則パラレルク
    ロックを形成する変則パラレルクロック形成手段とを備
    え、 上記再生シリアルデータを上記シリアルクロックで転送
    し、復調してバイト単位のパラレルデータに変換し、上
    記変則パラレルクロックで転送するようにしたことを特
    徴とするディジタルビデオ信号再生装置。
  4. 【請求項4】 上記変則パラレルクロック形成手段は、
    上記シリアルクロックを計数するカウンタを有し、上記
    カウンタの出力に基づいて、その3クロック分の周期
    が、夫々、上記シリアルクロックの9クロック分、8ク
    ロック分、8クロック分に変化する変則パラレルクロッ
    クを形成するようにした請求項3記載のディジタルビデ
    オ信号再生装置。
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