JP3143944B2 - デジタル記録再生機器 - Google Patents
デジタル記録再生機器Info
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- JP3143944B2 JP3143944B2 JP03071533A JP7153391A JP3143944B2 JP 3143944 B2 JP3143944 B2 JP 3143944B2 JP 03071533 A JP03071533 A JP 03071533A JP 7153391 A JP7153391 A JP 7153391A JP 3143944 B2 JP3143944 B2 JP 3143944B2
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- Japan
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- circuit
- clock signal
- digital
- clock
- signal
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル信号の記録再
生が可能な回転ヘッド方式のディジタルオーディオ・テ
ープレコーダ等のDAコンバータを内蔵したデジタル記
録再生機器に関するものである。
生が可能な回転ヘッド方式のディジタルオーディオ・テ
ープレコーダ等のDAコンバータを内蔵したデジタル記
録再生機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、DAコンバータを備えたオーディ
オ機器では、高S/N,高歪率等の性能を高めるため、
DAコンバータに供給するクロック信号の安定化が重要
とされている。
オ機器では、高S/N,高歪率等の性能を高めるため、
DAコンバータに供給するクロック信号の安定化が重要
とされている。
【0003】以下、図面を参照しながら従来のデジタル
記録再生機器について説明する。図3は従来のデジタル
記録再生機器を示すものである。図3において、1は磁
気テープ、2は再生ヘッド、3は再生アンプ、4はデジ
タル信号の誤り訂正や時間的な並びを元に戻すディイン
ターリーブ処理などを行なうデジタル信号処理回路、5
はDAコンバータ、6はアナログ出力アンプ、7はアナ
ログ出力端子、8はサンプリング周波数32KHzの基準
クロック信号を供給する第1の発振回路、9はサンプリ
ング周波数44.1KHzの基準クロック信号を供給する
第2の発振回路、10はサンプリング周波数48KHzの
基準クロック信号を供給する第3の発振回路、11は第
1,第2,第3の発振回路8,9,10から生成された
クロック信号を選択するセレクタ、12は選択されたク
ロック信号からLRクロック信号を生成する第1の分周
回路、13は選択されたクロック信号からビットクロッ
ク信号を生成する第2の分周回路、15はデジタル入力
端子、16はサンプリング周波数に同期したデジタル信
号を出力する同期回路、17はデジタル信号処理回路を
駆動するためのクロックを供給するデジタル信号処理用
発振回路である。
記録再生機器について説明する。図3は従来のデジタル
記録再生機器を示すものである。図3において、1は磁
気テープ、2は再生ヘッド、3は再生アンプ、4はデジ
タル信号の誤り訂正や時間的な並びを元に戻すディイン
ターリーブ処理などを行なうデジタル信号処理回路、5
はDAコンバータ、6はアナログ出力アンプ、7はアナ
ログ出力端子、8はサンプリング周波数32KHzの基準
クロック信号を供給する第1の発振回路、9はサンプリ
ング周波数44.1KHzの基準クロック信号を供給する
第2の発振回路、10はサンプリング周波数48KHzの
基準クロック信号を供給する第3の発振回路、11は第
1,第2,第3の発振回路8,9,10から生成された
クロック信号を選択するセレクタ、12は選択されたク
ロック信号からLRクロック信号を生成する第1の分周
回路、13は選択されたクロック信号からビットクロッ
ク信号を生成する第2の分周回路、15はデジタル入力
端子、16はサンプリング周波数に同期したデジタル信
号を出力する同期回路、17はデジタル信号処理回路を
駆動するためのクロックを供給するデジタル信号処理用
発振回路である。
【0004】以上のように構成されたデジタル記録再生
機器について、以下動作を説明する。
機器について、以下動作を説明する。
【0005】テープを再生出力する場合、磁気テープ1
に記録された信号を再生ヘッド2が再生し、再生アンプ
3,デジタル信号処理回路4を経て、オーディオ信号の
デジタル信号をDAコンバータ5に入力し、アナログの
オーディオ信号としてアナログ出力アンプ6を経てアナ
ログ出力端子7から出力する。サンプリング周波数のマ
スタークロック信号は、デジタル信号処理回路4がデジ
タル信号から第1の発振回路,第2の発振回路,第3の
発振回路から生成されたクロック信号のうち1つを選択
し、DAコンバータ5にマスタークロック信号及び分周
されたLRクロック、ビットクロックを供給する。
に記録された信号を再生ヘッド2が再生し、再生アンプ
3,デジタル信号処理回路4を経て、オーディオ信号の
デジタル信号をDAコンバータ5に入力し、アナログの
オーディオ信号としてアナログ出力アンプ6を経てアナ
ログ出力端子7から出力する。サンプリング周波数のマ
スタークロック信号は、デジタル信号処理回路4がデジ
タル信号から第1の発振回路,第2の発振回路,第3の
発振回路から生成されたクロック信号のうち1つを選択
し、DAコンバータ5にマスタークロック信号及び分周
されたLRクロック、ビットクロックを供給する。
【0006】また、デジタル入力の録音モニタの場合、
デジタル入力端子15から入力された信号をデジタル信
号同期回路16,デジタル信号処理回路4を経て、オー
ディオ信号のデジタル信号をDAコンバータ5に入力
し、アナログのオーディオ信号としてアナログ出力アン
プ6を経てアナログ出力端子7から出力する。サンプリ
ング周波数のマスタークロック信号は、デジタル信号同
期回路16からマスタークロック信号に同期させたクロ
ック信号をデジタル信号処理回路4を経て、DAコンバ
ータ5にマスタークロック信号及び分周したLRクロッ
ク,ビットクロックを供給する。また、この状態では、
デジタル信号同期回路16で同期がはずれた場合に備
え、第1の発振回路,第2の発振回路,第3の発振回路
を発振状態にし、同期がはずれた時にデジタル信号処理
回路4はデジタル入力時のクロック信号と同一のクロッ
ク信号を使用し、デジタル信号処理回路4内部でのクロ
ック信号の変動による誤動作を防いでいる。
デジタル入力端子15から入力された信号をデジタル信
号同期回路16,デジタル信号処理回路4を経て、オー
ディオ信号のデジタル信号をDAコンバータ5に入力
し、アナログのオーディオ信号としてアナログ出力アン
プ6を経てアナログ出力端子7から出力する。サンプリ
ング周波数のマスタークロック信号は、デジタル信号同
期回路16からマスタークロック信号に同期させたクロ
ック信号をデジタル信号処理回路4を経て、DAコンバ
ータ5にマスタークロック信号及び分周したLRクロッ
ク,ビットクロックを供給する。また、この状態では、
デジタル信号同期回路16で同期がはずれた場合に備
え、第1の発振回路,第2の発振回路,第3の発振回路
を発振状態にし、同期がはずれた時にデジタル信号処理
回路4はデジタル入力時のクロック信号と同一のクロッ
ク信号を使用し、デジタル信号処理回路4内部でのクロ
ック信号の変動による誤動作を防いでいる。
【0007】図4に各回路におけるマスタークロックの
スペクトラム図を示す。第1の発振回路,第2の発振回
路,第3の発振回路の発振状態を図4(a)に、デジタ
ル信号から第1の発振回路,第2の発振回路,第3の発
振回路から生成されたクロック信号のうち1つを選択
し、デジタル信号処理回路の内部で各発振回路から生成
されるクロック信号間の干渉が発生した状態を図4
(b)に、基準クロック信号が各発振回路から生成され
るクロック信号に変調されDAコンバータに入力された
状態を図4(c)に示す。
スペクトラム図を示す。第1の発振回路,第2の発振回
路,第3の発振回路の発振状態を図4(a)に、デジタ
ル信号から第1の発振回路,第2の発振回路,第3の発
振回路から生成されたクロック信号のうち1つを選択
し、デジタル信号処理回路の内部で各発振回路から生成
されるクロック信号間の干渉が発生した状態を図4
(b)に、基準クロック信号が各発振回路から生成され
るクロック信号に変調されDAコンバータに入力された
状態を図4(c)に示す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来装置では、DAコンバータに供給されるマスターク
ロック信号にデジタル信号処理回路の内部で各発振回路
から生成されるクロック信号間の干渉、デジタル信号処
理用発振回路から生成されたクロック信号との干渉があ
り、DAコンバータの性能を十分に生かせないという問
題点を有していた。
従来装置では、DAコンバータに供給されるマスターク
ロック信号にデジタル信号処理回路の内部で各発振回路
から生成されるクロック信号間の干渉、デジタル信号処
理用発振回路から生成されたクロック信号との干渉があ
り、DAコンバータの性能を十分に生かせないという問
題点を有していた。
【0009】本発明は、上記問題点にかえりみ、各発振
回路から生成されるクロック信号間の干渉、デジタル信
号処理回路から生じるクロック信号との干渉をすること
なしにクロック信号をDAコンバータに供給することが
できるデジタル記録再生機器を提供するものである。
回路から生成されるクロック信号間の干渉、デジタル信
号処理回路から生じるクロック信号との干渉をすること
なしにクロック信号をDAコンバータに供給することが
できるデジタル記録再生機器を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明のデジタル記録再生機器は、複数の水晶発振回
路を有し、複数の発振回路から生成されたクロック信号
を選択するセレクタと、前記セレクタで選択されたクロ
ック信号から1サンプリング同期及びL/Rを区別する
LRクロック信号を生成する第1の分周回路と、前記セ
レクタで選択されたクロック信号からディジタルオーデ
ィオデータ転送用のビットクロック信号を生成する第2
の分周回路とを備えたデジタル信号処理回路を有し、前
記デジタル信号処理回路の各発振回路から生成されたク
ロック信号間の干渉を受けにくい低周波のLRクロック
を逓倍しマスタークロックを生成する同期回路を備え、
前記同期回路によって生成されたマスタークロック信号
をDAコンバータに供給するように構成したものであ
る。
め本発明のデジタル記録再生機器は、複数の水晶発振回
路を有し、複数の発振回路から生成されたクロック信号
を選択するセレクタと、前記セレクタで選択されたクロ
ック信号から1サンプリング同期及びL/Rを区別する
LRクロック信号を生成する第1の分周回路と、前記セ
レクタで選択されたクロック信号からディジタルオーデ
ィオデータ転送用のビットクロック信号を生成する第2
の分周回路とを備えたデジタル信号処理回路を有し、前
記デジタル信号処理回路の各発振回路から生成されたク
ロック信号間の干渉を受けにくい低周波のLRクロック
を逓倍しマスタークロックを生成する同期回路を備え、
前記同期回路によって生成されたマスタークロック信号
をDAコンバータに供給するように構成したものであ
る。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成によって、テープを再生
出力する場合及びデジタル入力の録音録音モニタの場合
に、各発振回路から生成されるクロック信号間の干渉と
デジタル信号処理回路から生じるクロック信号との干渉
をすることなしにクロック信号をDAコンバータに供給
でき、DAコンバータの性能を十分に生かすことができ
る。
出力する場合及びデジタル入力の録音録音モニタの場合
に、各発振回路から生成されるクロック信号間の干渉と
デジタル信号処理回路から生じるクロック信号との干渉
をすることなしにクロック信号をDAコンバータに供給
でき、DAコンバータの性能を十分に生かすことができ
る。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例のデジタル記録再生装
置について、図面を参照しながら説明する。
置について、図面を参照しながら説明する。
【0013】図1において、1は磁気テープ、2は再生
ヘッド、3は再生アンプ、4はデジタル信号の誤り訂正
や時間的な並びを元に戻すディインターリーブ処理など
を行なうデジタル信号処理回路、5はDAコンバータ、
6はアナログ出力アンプ、7はアナログ出力端子、8は
サンプリング周波数32KHzの基準クロック信号を供給
する第1の発振回路、9はサンプリング周波数44.1
KHzの基準クロック信号を供給する第2の発振回路、1
0はサンプリング周波数48KHzの基準クロック信号を
供給する第3の発振回路、11は第1,第2,第3の発
振回路8,9,10から生成されたクロック信号を選択
するセレクタ、12は選択されたクロック信号からLR
クロック信号を生成する第1の分周回路、13は選択さ
れたクロック信号からビットクロック信号を生成する第
2の分周回路、14はLRクロックを逓倍しマスターク
ロックを生成する同期回路、15はデジタル入力端子、
16はサンプリング周波数に同期したデジタル信号を出
力する同期回路、17はデジタル信号処理回路を駆動す
るためのクロックを供給するデジタル信号処理用発振回
路である。
ヘッド、3は再生アンプ、4はデジタル信号の誤り訂正
や時間的な並びを元に戻すディインターリーブ処理など
を行なうデジタル信号処理回路、5はDAコンバータ、
6はアナログ出力アンプ、7はアナログ出力端子、8は
サンプリング周波数32KHzの基準クロック信号を供給
する第1の発振回路、9はサンプリング周波数44.1
KHzの基準クロック信号を供給する第2の発振回路、1
0はサンプリング周波数48KHzの基準クロック信号を
供給する第3の発振回路、11は第1,第2,第3の発
振回路8,9,10から生成されたクロック信号を選択
するセレクタ、12は選択されたクロック信号からLR
クロック信号を生成する第1の分周回路、13は選択さ
れたクロック信号からビットクロック信号を生成する第
2の分周回路、14はLRクロックを逓倍しマスターク
ロックを生成する同期回路、15はデジタル入力端子、
16はサンプリング周波数に同期したデジタル信号を出
力する同期回路、17はデジタル信号処理回路を駆動す
るためのクロックを供給するデジタル信号処理用発振回
路である。
【0014】以上のように構成されたデジタル記録再生
装置について、以下動作を説明する。
装置について、以下動作を説明する。
【0015】テープを再生出力する場合、磁気テープ1
に記録された信号を再生ヘッド2が再生し、再生アンプ
3,デジタル信号処理回路4を経て、オーディオ信号の
デジタル信号をDAコンバータ5に入力し、アナログの
オーディオ信号としてアナログ出力アンプ6を経て、ア
ナログ出力端子10から出力する。サンプリング周波数
のマスタークロック信号は、デジタル信号処理回路4が
デジタル信号から第1の発振回路,第2の発振回路,第
3の発振回路から生成されたクロック信号のうちの1つ
を選択する。選択されたクロック信号を分周回路12に
て1/Nに分周しLRクロック信号を生成し、分周回路
12のクロック信号の出力を同期回路14でN倍に逓倍
し、マスタークロック信号を生成させ、DAコンバータ
5に供給する。
に記録された信号を再生ヘッド2が再生し、再生アンプ
3,デジタル信号処理回路4を経て、オーディオ信号の
デジタル信号をDAコンバータ5に入力し、アナログの
オーディオ信号としてアナログ出力アンプ6を経て、ア
ナログ出力端子10から出力する。サンプリング周波数
のマスタークロック信号は、デジタル信号処理回路4が
デジタル信号から第1の発振回路,第2の発振回路,第
3の発振回路から生成されたクロック信号のうちの1つ
を選択する。選択されたクロック信号を分周回路12に
て1/Nに分周しLRクロック信号を生成し、分周回路
12のクロック信号の出力を同期回路14でN倍に逓倍
し、マスタークロック信号を生成させ、DAコンバータ
5に供給する。
【0016】また、デジタル入力の録音モニタの場合、
デジタル入力端子15から入力された信号をデジタル信
号同期回路16,デジタル信号処理回路4を経て、オー
ディオ信号のデジタル信号をDAコンバータ5に入力
し、アナログのオーディオ信号としてアナログ出力アン
プ6を経てアナログ出力端子7から出力する。サンプリ
ング周波数のマスタークロック信号は、デジタル信号同
期回路16からマスタークロック信号に同期させたクロ
ック信号をデジタル信号処理回路4に供給する。選択さ
れたクロック信号を分周回路12にて1/Nに分周しL
Rクロック信号を生成し、分周回路12のクロック信号
の出力を同期回路14でN倍に逓倍し、マスタークロッ
ク信号を生成させ、DAコンバータ5に供給する。ま
た、この状態では、デジタル信号同期回路16で同期が
はずれた場合に備え、第1の発振回路,第2の発振回
路,第3の発振回路を発振状態にし、同期がはずれた時
にデジタル信号処理回路4はデジタル入力時のクロック
信号と同一のクロック信号を使用し、デジタル信号処理
回路4内部でのクロック信号の変動による誤動作を防い
でいる。
デジタル入力端子15から入力された信号をデジタル信
号同期回路16,デジタル信号処理回路4を経て、オー
ディオ信号のデジタル信号をDAコンバータ5に入力
し、アナログのオーディオ信号としてアナログ出力アン
プ6を経てアナログ出力端子7から出力する。サンプリ
ング周波数のマスタークロック信号は、デジタル信号同
期回路16からマスタークロック信号に同期させたクロ
ック信号をデジタル信号処理回路4に供給する。選択さ
れたクロック信号を分周回路12にて1/Nに分周しL
Rクロック信号を生成し、分周回路12のクロック信号
の出力を同期回路14でN倍に逓倍し、マスタークロッ
ク信号を生成させ、DAコンバータ5に供給する。ま
た、この状態では、デジタル信号同期回路16で同期が
はずれた場合に備え、第1の発振回路,第2の発振回
路,第3の発振回路を発振状態にし、同期がはずれた時
にデジタル信号処理回路4はデジタル入力時のクロック
信号と同一のクロック信号を使用し、デジタル信号処理
回路4内部でのクロック信号の変動による誤動作を防い
でいる。
【0017】図2に各回路におけるマスタークロックの
スペクトラム図を示す。第1の発振回路,第2の発振回
路,第3の発振回路の発振状態を図2(a)に、デジタ
ル信号処理回路で各発振回路から生成されるクロック信
号間の干渉を受けにくい低周波のLRクロック信号を分
周回路にて1/Nにクロック信号を分周して生成させた
状態を図2(b)に、分周されたLRクロック信号を同
期回路でN倍に逓倍しマスタークロック信号を生成させ
た状態を図2(c)に、デジタル信号処理回路内で生じ
る発振回路から生成されたクロック信号との干渉をする
ことなしにマスタークロック信号をDAコンバータに供
給した状態を図2(d)に示す。
スペクトラム図を示す。第1の発振回路,第2の発振回
路,第3の発振回路の発振状態を図2(a)に、デジタ
ル信号処理回路で各発振回路から生成されるクロック信
号間の干渉を受けにくい低周波のLRクロック信号を分
周回路にて1/Nにクロック信号を分周して生成させた
状態を図2(b)に、分周されたLRクロック信号を同
期回路でN倍に逓倍しマスタークロック信号を生成させ
た状態を図2(c)に、デジタル信号処理回路内で生じ
る発振回路から生成されたクロック信号との干渉をする
ことなしにマスタークロック信号をDAコンバータに供
給した状態を図2(d)に示す。
【0018】以上のように本実施例によれば、分周され
たLRクロック信号を逓倍しマスタークロック信号を生
成する同期回路を備えることにより、デジタル信号処理
回路内で生じる発振回路から生成されたクロック信号と
の干渉をすることなしにマスタークロック信号をDAコ
ンバータに供給できる。
たLRクロック信号を逓倍しマスタークロック信号を生
成する同期回路を備えることにより、デジタル信号処理
回路内で生じる発振回路から生成されたクロック信号と
の干渉をすることなしにマスタークロック信号をDAコ
ンバータに供給できる。
【0019】また、デジタル入力時にも同様に第1,第
2,第3の発振回路から生成されたクロック信号間との
干渉をすることなしにクロック信号をDAコンバータに
供給できる。
2,第3の発振回路から生成されたクロック信号間との
干渉をすることなしにクロック信号をDAコンバータに
供給できる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、複数の水晶発振
回路を有し、複数の発振回路から生成されたクロック信
号を選択するセレクタと、前記セレクタで選択されたク
ロック信号から1サンプリング同期及びL/Rを区別す
るLRクロック信号を生成する第1の分周回路と、前記
セレクタで選択されたクロック信号からディジタルオー
ディオデータ転送用のビットクロック信号を生成する第
2の分周回路とを備えたデジタル信号処理回路を有し、
前記デジタル信号処理回路の各発振回路から生成された
クロック信号間の干渉を受けにくい低周波のLRクロッ
クを逓倍しマスタークロックを生成する同期回路を備
え、前記同期回路によって生成されたマスタークロック
信号をDAコンバータに供給するように構成したので、
デジタル信号処理回路内で生じる発振回路から生成され
たクロック信号との干渉をすることなしにマスタークロ
ック信号をDAコンバータに供給できる。
回路を有し、複数の発振回路から生成されたクロック信
号を選択するセレクタと、前記セレクタで選択されたク
ロック信号から1サンプリング同期及びL/Rを区別す
るLRクロック信号を生成する第1の分周回路と、前記
セレクタで選択されたクロック信号からディジタルオー
ディオデータ転送用のビットクロック信号を生成する第
2の分周回路とを備えたデジタル信号処理回路を有し、
前記デジタル信号処理回路の各発振回路から生成された
クロック信号間の干渉を受けにくい低周波のLRクロッ
クを逓倍しマスタークロックを生成する同期回路を備
え、前記同期回路によって生成されたマスタークロック
信号をDAコンバータに供給するように構成したので、
デジタル信号処理回路内で生じる発振回路から生成され
たクロック信号との干渉をすることなしにマスタークロ
ック信号をDAコンバータに供給できる。
【図1】本発明のデジタル記録再生機器の一実施例にお
ける構成図
ける構成図
【図2】本発明の各回路におけるクロックのスペクトラ
ム図
ム図
【図3】本発明のデジタル記録再生機器の従来例におけ
る構成図
る構成図
【図4】従来例の各回路におけるクロックのスペクトラ
ム図
ム図
1 磁気テープ 2 再生ヘッド 3 再生アンプ 4 デジタル信号処理回路 5 DAコンバータ 6 アナログ出力アンプ 7 アナログ出力端子 8 第1の発振回路 9 第2の発振回路 10 第3の発振回路 11 セレクタ 12 第1の分周回路 13 第2の分周回路 14 同期回路 15 デジタル入力端子 16 デジタル信号同期回路 17 デジタル信号処理用発振回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 H03L 7/00 - 7/14
Claims (1)
- 【請求項1】複数の水晶発振回路を有し、複数の発振回
路から生成されたクロック信号を選択するセレクタと、
前記セレクタで選択されたクロック信号から1サンプリ
ング同期及びL/Rを区別するLRクロック信号を生成
する第1の分周回路と、前記セレクタで選択されたクロ
ック信号からディジタルオーディオデータ転送用のビッ
トクロック信号を生成する第2の分周回路とを備えたデ
ジタル信号処理回路を有し、前記デジタル信号処理回路の 各発振回路から生成された
クロック信号間の干渉を受けにくい低周波のLRクロッ
クを逓倍しマスタークロックを生成する同期回路を備
え、前記同期回路によって生成されたマスタークロック
信号をDAコンバータに供給するように構成したことを
特微とするデジタル記録再生機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03071533A JP3143944B2 (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | デジタル記録再生機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03071533A JP3143944B2 (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | デジタル記録再生機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04307470A JPH04307470A (ja) | 1992-10-29 |
JP3143944B2 true JP3143944B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=13463472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03071533A Expired - Fee Related JP3143944B2 (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | デジタル記録再生機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3143944B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4698213B2 (ja) | 2004-12-09 | 2011-06-08 | 富士通コンポーネント株式会社 | 遠隔再生システム |
-
1991
- 1991-04-04 JP JP03071533A patent/JP3143944B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04307470A (ja) | 1992-10-29 |
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