JP3500114B2 - コネクタ組立体 - Google Patents

コネクタ組立体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタの嵌合に
要する力を小さくしたコネクタ組立体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電気接続用のコネクタ組立体は極数(端
子数)が多くなると、それにほぼ比例して嵌合に要する
力が大きくなるので、嵌合作業が困難になる。この点を
改良したものとして特開平7−135046号公報に
は、極数が多くなっても比較的小さな力で嵌合させるこ
とのできるコネクタ組立体が開示されている。
【0003】このコネクタ組立体は、第一のコネクタ
(レセプタクル)と、この第一のコネクタに嵌合される
第二のコネクタ(プラグ)と、前記第一のコネクタに両
コネクタの嵌合方向と直交する方向に差し込まれるスラ
イダとを備えている。スライダは略コ字型に形成されて
いて、第一のコネクタに差し込まれる部分にはそれぞれ
2本の傾斜カム溝が平行に形成されている。また第二の
コネクタの両側にはそれぞれ、第一のコネクタと第二の
コネクタを嵌合開始位置に位置させたときに前記スライ
ダの2本の傾斜カム溝に1つずつ入る2つの突起が形成
されている。
【0004】これにより、両コネクタを嵌合開始位置に
位置させて、スライダを第一のコネクタに押し込んでい
くと、第二のコネクタの2つ(両面で4つ)の突起が、
スライダの2本(両側で4本)の傾斜カム溝により、同
時に両コネクタの嵌合方向に変位させられるため、両コ
ネクタの嵌合が進行することになる。スライダを最後ま
で押し込むことで嵌合は完了する。このような構成にす
ると、スライダの傾斜カム溝の角度を45°より十分小さ
く設定することにより、両コネクタを嵌合方向に直接力
を加えて嵌合させる場合より、嵌合に要する力を小さく
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種のコネク
タ組立体において、第二のコネクタに片面につき2つの
突起が形成されているのは、スライダを押し込んだとき
に第二のコネクタが傾かないようにするためである。し
かし上記した従来のコネクタ組立体は、第二のコネクタ
に形成された2つの突起のうち一方は、第二のコネクタ
の長さ方向中央部に形成され、もう一方は端部寄りに形
成されているため、突起がある方の端部側には強い嵌合
力を加えることができるが、突起がない方の端部側には
強い嵌合力を加えることができない。その結果、第二の
コネクタにかかる嵌合力が長さ方向で不均等になり、第
二のコネクタがわずかに傾いて、スム−ズに嵌合できな
い場合が生じやすい。
【0006】これを回避するためには、第二のコネクタ
の両面にそれぞれ複数の突起を長さ方向中央部に関して
対称配置となるように形成すればよいことも従来から公
知である。しかしこのような構造にすると、傾斜カム溝
と突起との係合開始位置を第一のコネクタの中心部に位
置させる必要がある(傾斜カム溝と突起との係合開始位
置がスライダ入口から遠くなる)ことから、スライダ及
び第一のコネクタの長さが長くなって、コネクタ組立体
の全体寸法が大きくなるという問題がある。特に自動車
用のワイヤーハーネス等に使用されるコネクタ組立体
は、設置スペース、作業スペースに余裕のない箇所に組
み込まれる場合が多いので、コネクタ組立体はできるだ
け小型であることが望まれる。
【0007】本発明の目的は、以上のような問題点に鑑
み、スライダ及び第一のコネクタの長さを長くすること
なく、第二のコネクタに加わる嵌合力を長さ方向でほぼ
均等にできるコネクタ組立体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、第一のコネクタと、この第一のコネクタに嵌
合される第二のコネクタと、前記第一のコネクタに両コ
ネクタの嵌合方向と交差する方向に差し込まれるスライ
ダとを備え、前記スライダには複数本の傾斜カム溝が平
行に形成され、前記第二のコネクタには両コネクタを嵌
合開始位置に位置させたときに前記スライダの複数本の
傾斜カム溝に1つずつ係合する複数の突起が形成されて
おり、両コネクタを嵌合開始位置に位置させて前記スラ
イダを第一のコネクタに押し込むと、前記第二のコネク
タの複数の突起が、前記スライダの複数本の傾斜カム溝
により、同時に両コネクタの嵌合方向に変位させられる
ことによって、両コネクタの嵌合が進行するようになっ
ているコネクタ組立体において、前記第二のコネクタ
に、両コネクタの嵌合が途中まで進行した段階から、前
記スライダの複数本の傾斜カム溝のうちの少なくとも先
端側の傾斜カム溝に係合する補助突起をさらに設けたこ
とを特徴とするものである。
【0009】このような補助突起を設けると、両コネク
タの嵌合開始位置でスライダの複数本の傾斜カム溝に係
合する複数の突起が、第二のコネクタの一端側(スライ
ダ入口側)に片寄って配置されていても、嵌合が途中ま
で進行すれば、補助突起が傾斜カム溝と係合して嵌合力
を発揮するので、第二のコネクタにかかる嵌合力を長さ
方向でほぼ均等にすることが可能となる。また複数本の
傾斜カム溝と複数の突起との係合開始位置をスライダ入
口側に近づけることができるので、スライダ及び第一の
コネクタを長くしなくて済み、大型化を回避できる。
【0010】本発明のコネクタ組立体においては、スラ
イダに、第一のコネクタのロック部と係合して、スライ
ダを押し込み開始位置に保持するロック片を設け、第二
のコネクタに、第二のコネクタを第一のコネクタとの嵌
合開始位置に位置させたときに前記ロック片を押し退け
て前記ロック部との係合を解除するリブを設けておくこ
とが好ましい。このような構成にすると、第一のコネク
タと第二のコネクタを嵌合しないうちはスライダを押し
込み開始位置に保持することができ、第二のコネクタを
第一のコネクタとの嵌合開始位置に位置させることで、
スライダの押し込みを可能にすることができる。
【0011】また本発明のコネクタ組立体においては、
第二のコネクタのリブと補助突起の間に位置する突起の
背後側に、スライダのロック片が第一のコネクタの切欠
き部に落ち込むのを防止する突条を形成しておくことが
好ましい。このような構成にすると、スライダを押し込
んでいく過程で、ロック片が第一のコネクタの切欠き部
に落ち込むことがなくなり、スライダの押し込みをスム
ーズに行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。図1は本発明のコネクタ組立
体の一実施形態を、分解した状態で示す斜視図である。
図において、10は第一のコネクタ、12は第一のコネクタ
10に嵌合される第二のコネクタ、14は第一のコネクタ10
に第一のコネクタ12が嵌合する方向と直交する方向(長
さ方向)に差し込まれるスライダである。各コネクタ1
0、12はポリプロピレン、ナイロン又はポリブチレンテ
レフタレート等からなり、スライダ14はポリアセタール
又はポリブチレンテレフタレート等からなる。
【0013】第一のコネクタ10には雌端子(図示せず)
が組み込まれ、第二のコネクタ12には雄端子16が組み込
まれている。また第一のコネクタ10には長さ方向に延び
る平行な外壁の内側にそれぞれスライダ14の案内通路18
A、18Bが形成されている。スライダ14は、第一のコネ
クタ10の案内通路18A、18Bに差し込まれる2枚の平行
なスライド片20A、20Bと、このスライド片20A、20B
の後端を一体に連結する押圧部22とから構成された、略
コ字型の形態である。
【0014】スライド片20A、20Bの内面にはそれぞ
れ、2本の傾斜カム溝24A、24Bが平行に形成されてい
る。一方の傾斜カム溝24Aの先端は第二のコネクタ12が
嵌合してくる方向と、スライダ14の押し込み方向に向け
て開口しており、他方の傾斜カム溝24Bの先端は第二の
コネクタ12が嵌合してくる方向に向けて開口している。
また第二のコネクタ12の両面には、両コネクタ10、12を
嵌合開始位置に位置させたときに、スライダ14の2本
(両側で4本)の傾斜カム溝24A、24Bに1つずつ係合
する2つ(両面で4つ)の突起26A、26Bが形成されて
いる。このうち一方の突起26Aは第二のコネクタ12の長
さ方向の中央部付近に形成され、他方の突起26Bは第二
のコネクタ12の長さ方向のスライダ入口側の端部付近に
形成されている。
【0015】ここまでの構成は、従来のコネクタ組立体
と同様である。このコネクタ組立体の特徴は、第二のコ
ネクタ12の両面に、両コネクタ11、12の嵌合が途中まで
進行した段階から、スライダ14の先端側の傾斜カム溝24
Aに係合する補助突起28をさらに設けたことである。な
お、この補助突起28には、傾斜カム溝24Aの傾斜に合わ
せて図示のように面落としを施しておくと、補助突起28
と傾斜カム溝24Aが面と面で接するようになるので、係
合状態を安定させる上で好ましい。
【0016】なお図において、30はスライダ14の押し込
み開始位置で第一のコネクタ10の一段目開口32に引っ掛
かる係止爪、34はスライダ14の押し込み終了位置で係止
爪30を逃がす二段目開口、36はスライダ14の押し込み終
了位置で第一のコネクタ10の一段目開口32に引っ掛かる
係止爪、38はスライダ14に形成されたロック片、40は第
二のコネクタ12に形成されたロック解除用のリブ、41は
第二のコネクタ12のリブ40と補助突起28の間に位置する
突起26Aの背後側(下側)に形成された突条(突起26A
より出っ張りは低い)である。
【0017】ロック片38は第一のコネクタ10内のロック
部(図3の開口43)と係合してスライダ14を押し込み開
始位置に保持するものである。リブ40はロック片38を押
し退けてロック片38によるスライダ14の保持を解除する
ものである。突条41はスライダ14を押し込んでいくとき
にロック片38が第一のコネクタ10内の切欠き部(図3の
42A)に落ち込むのを防止するものである。
【0018】図2及び図3はスライダ14の先端部を第一
のコネクタ10の案内通路18A、18Bに差し込んで、スラ
イダ14を押し込み開始位置に位置させた状態を示す。図
3は図2のP−P線矢視断面図である。この状態では、
スライダ14の係止爪30が第一のコネクタ10の一段目開口
32に引っ掛かり、かつロック片38の先端が第一のコネク
タ10の案内通路18A、18Bの内側壁に形成された開口43
(ロック部)に落ち込む(係合する)ので、スライダ14
は押し込み方向にも引き抜き方向にもスライドできな
い。またこの状態で、傾斜カム溝24A、24Bの先端開口
部は、第一のコネクタ10の案内通路18A、18Bの内側壁
に形成された切欠き部42A、42Bと一致している。
【0019】このあと第二のコネクタ12を第一のコネク
タ10に挿入すると、図4に示すように、突起26A、26B
が切欠き部42A、42Bを通過して傾斜カム溝24A、24B
の先端部と係合すると共に、補助突起28が切欠き部44を
通過して案内通路18A、18B内に入る。この位置が、第
一のコネクタ10と第二のコネクタ12との嵌合開始位置で
ある。図5はこのときの外観を示す斜視図である。図4
から明らかなように、補助突起28はこの状態で先端側の
傾斜カム溝24Aの延長線上に位置するように形成されて
いる。またこの状態になると、第二のコネクタ12のリブ
40が、スライダ14のロック片38を外側へ押し退けて(図
3の開口43内から案内通路18A、18B側へ押し込んで)
ロックを解除するため、スライダ14は押し込み方向にス
ライド可能となる。
【0020】次に、押圧部22に押圧力を加えてスライダ
14を第一のコネクタ10に押し込んでいくと、図6に示す
ように、2つの突起26A、26Bが、2本の傾斜カム溝24
A、24Bによって同時に両コネクタ10、12の嵌合方向に
変位させられるため、第二のコネクタ12が第一のコネク
タ10の方へ引き寄せられ、両コネクタ10、12の嵌合が進
行する。ここまでの段階では、2つの突起26A、26Bの
みに嵌合力がかかるため、第二のコネクタ12にかかる嵌
合力は長さ方向で不均等であるが、嵌合過程前半では両
コネクタ10、12の嵌合に要する力は比較的小さいので、
2つの突起26A、26Bのみに嵌合力がかかる状態でも、
第二のコネクタ12は傾くことなく正しい姿勢で第一のコ
ネクタ10に嵌合されていく。
【0021】さらにスライダ14を押し込んでいくと、図
7に示すように、補助突起28が傾斜カム溝24Aと係合
し、補助突起28にも嵌合力がかかるようになる。このた
め第二のコネクタ12にかかる嵌合力は長さ方向でほぼ均
等になる。両コネクタ10、12の嵌合過程後半は比較的大
きな嵌合力を必要とするが、嵌合過程後半では3つの突
起28、26A、26Bに嵌合力がかかることから、第二のコ
ネクタ12は傾くことなく正しい姿勢で第一のコネクタ10
に嵌合されていく。
【0022】なお、図6の状態から図7の状態へ移行す
る過程で、スライダ14のロック片38が第一のコネクタ10
の、突起26Aが上方へ通過したあとの切欠き部42Aを通
過することになるが、切欠き部42Aには図8に示すよう
に第二のコネクタ12の突起26Aの下側に形成された突条
41が入り込んでいるため、ロック片38は切欠き部42Aに
落ち込むことなく切欠き部42Aを通過することができる
(突条41がないとロック片38が弾性復元力で切欠き部42
Aに落ち込んで、スライダ14が押し込めなくなる)。し
たがってスライダ14をスムーズに押し込むことができ
る。
【0023】スライダ14を最後まで押し込むと、図9の
ようになり、両コネクタ10、12の嵌合が完了する。この
状態では、スライダ14の係止爪36が第一のコネクタ10の
一段目開口32に引っ掛かるので、スライダ14は引き抜け
なくなり、両コネクタ10、12の嵌合状態が保持される。
なお両コネクタ10、12の嵌合を解除するときは、係止爪
36を一段目開口32から外して、スライダ14を図4の位置
まで引き抜けばよい。
【0024】以上の実施形態は、傾斜カム溝が2本(片
側で)、嵌合開始位置で傾斜カム溝に係合する突起が2
つの場合であるが、本発明はこれに限られるものではな
く、例えば傾斜カム溝が3本、嵌合開始位置で傾斜カム
溝に係合する突起が3つの場合にも同様に適用可能であ
る。また両コネクタの長さが長い場合には、2本の傾斜
カム溝の間隔(2つの突起の間隔)を広くして、2つの
突起の間にも補助突起を設けるようにすれば、先端側の
傾斜カム溝だけでなく、後端側の傾斜カム溝にも補助突
起を係合させることが可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
二のコネクタに、コネクタ嵌合過程の途中からスライダ
の傾斜カム溝に係合する補助突起を設けたことにより、
第二のコネクタにかかる嵌合力を長さ方向でほぼ均等に
することができるので、第二のコネクタを正しい姿勢で
第一のコネクタに嵌合させることができる。また補助突
起を設けてもスライダ及び第一のコネクタの長さを長く
しないで済むので、コネクタ組立体が大型化するのを回
避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るコネクタ組立体の一実施形態
を、分解した状態で示す斜視図。
【図2】 図1の状態から、スライダを第一のコネクタ
に差し込んで、押し込み開始位置に位置させた状態を示
す説明図。
【図3】 図2のP−P線矢視断面図。
【図4】 図2の状態から、第二のコネクタを第一のコ
ネクタに挿入して、嵌合開始位置に位置させた状態を示
す説明図。
【図5】 図4の状態のときの外観を示す斜視図。
【図6】 図4の状態から、スライダを途中まで押し込
んだ状態を示す説明図。
【図7】 図6の状態から、スライダをさらに押し込ん
だ状態を示す説明図。
【図8】 図6から図7へ移行する過程で、スライダの
ロック片が第一のコネクタの切欠き部を通過するときの
状態を示す底面図。
【図9】 図7の状態から、スライダを最後まで押し込
んだ状態を示す説明図。
【符号の説明】
10:第一のコネクタ 12:第二のコネクタ 14:スライダ 18A、18B:案内通路 24A、24B:傾斜カム溝 26A、26B:突起 28:補助突起 38:ロック片 40:リブ 41:突条 42A、42B:切欠き部 43:開口(ロック部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−266029(JP,A) 特開 平9−134759(JP,A) 特開 平6−215827(JP,A) 実開 平6−2577(JP,U) 米国特許5618194(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 24/10 H01R 13/629 H01R 107:00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一のコネクタ(10)と、この第一のコネ
    クタ(10)に嵌合される第二のコネクタ(12)と、前記
    第一のコネクタ(10)に両コネクタ(10、12)の嵌合方
    向と交差する方向に差し込まれるスライダ(14)とを備
    え、 前記スライダ(14)には複数本の傾斜カム溝(24A、24
    B)が平行に形成され、前記第二のコネクタ(12)には
    両コネクタ(10、12)を嵌合開始位置に位置させたとき
    に前記スライダの複数本の傾斜カム溝(24A、24B)に
    1つずつ係合する複数の突起(26A、26B)が形成され
    ており、 両コネクタ(10、12)を嵌合開始位置に位置させて前記
    スライダ(14)を第一のコネクタ(10)に押し込むと、
    前記第二のコネクタ(12)の複数の突起(26A、26B)
    が、前記スライダ(14)の複数本の傾斜カム溝(24A、
    24B)により、同時に両コネクタ(10、12)の嵌合方向
    に変位させられることによって、両コネクタ(10、12)
    の嵌合が進行するようになっているコネクタ組立体にお
    いて、 前記第二のコネクタ(12)に、両コネクタ(10、12)の
    嵌合が途中まで進行した段階から、前記スライダ(14)
    の複数本の傾斜カム溝(24A、24B)のうちの少なくと
    も先端側の傾斜カム溝(24A)に係合する補助突起(2
    8)をさらに設けたことを特徴とするコネクタ組立体。
  2. 【請求項2】スライダ(14)に、第一のコネクタ(10)
    のロック部(43)と係合して、スライダ(14)を押し込
    み開始位置に保持するロック片(38)を設け、第二のコ
    ネクタ(12)に、第二のコネクタ(12)を第一のコネク
    タ(10)との嵌合開始位置に位置させたときに前記ロッ
    ク片(38)を押し退けて前記ロック部(43)との係合を
    解除するリブ(40)を設けたことを特徴とする請求項1
    に記載のコネクタ組立体。
  3. 【請求項3】第二のコネクタ(12)のリブ(40)と補助
    突起(28)の間に位置する突起(26A)の背後側に、ス
    ライダ(14)のロック片(38)が、第一のコネクタ(1
    0)の切欠き部(42A)に落ち込むのを防止する突条(4
    1)を形成したことを特徴とする請求項2に記載のコネ
    クタ組立体。
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