JP3498626B2 - 給紙装置および画像形成装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、長尺の用紙が巻回
されてなるロール紙が交換自在に収容される給紙装置、
およびその給紙装置を用いた画像形成装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来より、大型の図面用複写機やプリン
タ等の画像形成装置では、ロール紙収容部に収容され
た、長尺の用紙が巻回されてなるロール紙を引出して所
定の長さに切断し、切断された記録紙に画像を形成する
ということが行なわれている。このような画像形成装置
に用いられるロール紙の中には、ロール紙の芯にロール
紙保持用のマンドリルシャフトを装着して使用するもの
がある。この場合、Ａ０サイズやＡ１サイズの用紙が巻
回されてなるロール紙などは、幅も広く、重量も大きい
ため、マンドリルシャフトの装着作業は容易でない。

【０００３】そこで、特許２６３５９５３号公報に、ロ
ール紙を保持するために、装置の外面に、その装置の全
幅を超えて延びたＶ字状の溝を有するパネル部を備えた
画像形成装置が提案されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した画像
形成装置では、装置外面にパネル部を追加するものであ
り、また追加されるパネル部は、広幅の重いロール紙を
確実に支持するために、強固な構造にする必要がある。
従って、コストアップするという問題がある。また、パ
ネル部上で比較的サイズの大きいロール紙にマンドリル
シャフトを装着した後、複数段にわたり配備されたロー
ル紙収容部のうちの最も離れた段（例えば最下段）のロ
ール紙収容部へ収容しようとする場合、重量のあるロー
ル紙を長い距離移動させなければならず、ユーザへの負
荷が大きいという問題もある。

【０００５】本発明は、上記事情に鑑み、コストの低減
化および操作性が高められた給紙装置および画像形成装
置を提供することを目的とする。

【０００６】

【発明を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の給紙装置は、長尺の用紙が巻回されてなるロール紙
が交換自在に収容されるロール紙収容部と、上記ロール
紙収容部に収容されたロール紙を巻きほどきながら引き
出す用紙引出手段と、 上記用紙引出手段により引き出
された用紙を切断するカッタと、上記用紙引出手段によ
り引き出されて上記カッタにより切断された用紙を所定
の搬送路に送り出す用紙送出手段と、上記ロール紙収容
部、上記用紙引出手段、上記カッタ、および上記用紙送
出手段を収容する、引出し式の筐体とを備えた給紙装置
において、上記引出し式の筐体の上部に、その筐体が引
き出された状態におけるロール紙の一時的な載置が自在
な凹形形状のロール紙支持部材を備えたことを特徴とす
る。

【０００７】ここで、上記ロール紙支持部材は、上記筐
体の補強材を兼ねたものであることが好ましい。

【０００８】また、上記ロール紙支持部材に載置された
ロール紙を上記ロール紙収容部に移動させる経路に、そ
のロール紙収容部に向かって下方に傾斜したスロープ部
を有するものであることも好ましい形態である。

【０００９】また、上記目的を達成する本発明の画像形
成装置は、長尺の用紙が巻回されてなるロール紙が交換
自在に収容されるロール紙収容部と、上記ロール紙収容
部に収容されたロール紙を巻きほどきながら引き出す用
紙引出手段と、 上記用紙引出手段により引き出された
用紙を切断するカッタと、上記用紙引出手段により引き
出されて上記カッタにより切断された用紙を所定の搬送
路に送り出す用紙送出手段と、上記ロール紙収容部、上
記用紙引出手段、上記カッタ、および上記用紙送出手段
を収容する、引出し式の筐体とを備えた給紙部、および
上記用紙送出手段から送り出された用紙上に画像を形成
する画像形成部を備えた画像形成装置において、上記給
紙部が、上記引出し式の筐体の上部に、その筐体が引き
出された状態における、ロール紙の一時的な載置が自在
な凹形形状のロール紙支持部材を備えたものであること
を特徴とする。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。

【００１１】図１は、本発明の第一実施形態の画像形成
装置の概観斜視図である。

【００１２】図１に示す画像形成装置１００には、記録
紙上に画像を形成する画像形成部１と、給紙装置２００
が備えられている。画像形成部１には、紙詰まりや用紙
切れ等のメッセージを表示したり、あるいは必要な操作
を行なったりするための操作表示部８が備えられてい
る。給紙装置２００には、３つの引出し式の筐体３，
４，５が備えられている。筐体３，４にはロール紙が交
換自在に収容され、筐体５にはカット紙が収容される。

【００１３】筐体３，４には、ノブ３６ａ，４６ａを有
する搬送路ドア３６，４６が備えられており、これらの
ノブ３６ａ，４６ａを操作して搬送路ドア３６，４６を
開けることにより、紙詰まり等により内部に残留してい
る記録紙を除去することができる。筐体５には、この筐
体５を引き出すためのノブ５６ａが設けられている。

【００１４】図２は、図１に示す給紙装置の筐体が引き
出された状態を示す断面図である。

【００１５】図２に示す筐体３には、長尺の用紙が巻回
されてなるロール紙３００が交換自在に収容されるロー
ル紙収容部３０が備えられている。ロール紙３００のサ
イズとしては、Ａ３サイズ（幅２９７ｍｍ）からＡ０サ
イズ（幅８４１ｍｍ）までである。また筐体３の下部側
面にはレール機構部１０が備えられており、筐体３はレ
ール機構部１０によってロール紙３００の搬送方向（こ
の図の右側）に引き出される構造となっている。また筐
体４にも、ロール紙３００と同様なロール紙４００が交
換自在に収容されるロール紙収容部４０が備えられてお
り、さらに筐体５にはカット紙５００を収容するカット
紙収容部５０が備えられている。カット紙５００のサイ
ズとしては、Ａ４縦サイズ（幅２１０ｍｍ）からＡ３横
サイズ（幅４２０ｍｍ）までである。尚、筐体４，５も
筐体３と同様に画像形成装置１００本体から引き出すこ
とが可能であるが、ここでは図示省略する。また、やは
り図示省略するが、筐体３の前面上部には、ロール紙ご
とに紙質選択スイッチと用紙系列選択スイッチとが設置
されており、ロール紙をセットした際に、ロール紙の紙
質と使用するロール紙がいずれであるかが登録される。
また給紙装置２００の、筐体５の後方（この図では左
側）には、この画像装置１００全体を制御する制御部９
が備えられている。

【００１６】図３は、図１に示す画像形成装置の、記録
紙が搬送される搬送経路の概略を示した断面図である。

【００１７】図３には、画像形成装置１００を構成する
給紙装置２００に備えられたロール紙収容部３０，４
０，カット紙収容部５０のうちの所定の記録紙収容部か
ら記録紙が繰り出された場合にその記録紙を画像形成部
１の像形成位置に搬送するための搬送経路１１が示され
ている。この搬送経路１１は、各ロール紙収容部３０，
４０，カット紙収容部５０に対応する部分１１ａ，１１
ｂ，１１ｃと、画像形成部１内における部分１１ｄに分
割される。

【００１８】筐体３，４には、ロール紙収容部３０，４
０に収容されたロール紙３００，４００を巻きほどきな
がら引き出す各送り出しローラ３１，４１（それぞれが
本発明にいう用紙引出手段の一例）が備えられている。
また筐体５には、カット紙収容部５０からカット紙５０
０を繰り出す送り出しローラ５１が備えられている。

【００１９】また、筐体３，４には、各送り出しローラ
３１，４１により引き出された記録紙をカットする各ロ
ータリーカッタ３３，４３が備えられている。

【００２０】さらに、筐体３，４には、各送り出しロー
ラ３１，４１により引き出されて各ロータリーカッタ３
３，４３により切断された記録紙を搬送経路１１に送り
出す搬送ローラ３４＿１，３４＿２，４４＿１（それぞ
れが本発明にいう用紙送出手段の一例）が備えられてい
る。

【００２１】また、筐体４，５には、カット紙収容部５
０からカット紙５００が繰り出された場合にそのカット
紙５００を搬送経路１１に沿って画像形成部１に搬送す
る搬送ローラ４４＿２，５４が備えられている。

【００２２】画像形成部１は、ロール紙収容部３０，４
０，カット紙収容部５０の中から選択された記録紙収容
部から繰り出された記録紙上に、後述するようにして画
像を形成する。

【００２３】筐体３内では、ロール紙３００の、送り出
しローラ３１によって送り出された先端部分が、副搬送
経路３２上に配置されたロータリーカッタ３３で切断さ
れ記録紙として搬送ローラ３４＿１により、搬送経路１
１の部分１１ａ内に供給される。また、筐体４内では、
ロール紙４００の、送り出しローラ４１によって送り出
された先端部分が、副搬送経路４２上に配置されたロー
タリーカッタ４３で切断され記録紙として搬送ローラ４
４＿１を介して、搬送経路１１の部分１１ｂ内に供給さ
れる。さらに、筐体５内では、積載されたカット紙５０
０が搬送ローラ５４を介して１枚づつ搬送経路１１の部
分１１ｃ内に供給される。

【００２４】これら搬送経路１１の部分１１ａ，１１
ｂ，１１ｃ内に供給された記録紙は、搬送ローラ３４＿
１，３４＿２，４４＿１，４４＿２により、搬送経路１
１の部分１１ｄに供給される。尚、画像形成部１の、図
３に示す右側面には、手差し給紙部６が設けられてお
り、カット紙を手差し供給することにより搬送経路１１
の部分１１ｄに供給することも可能である。

【００２５】搬送経路１１の部分１１ｄに供給された記
録紙は、搬送ローラ１２によって下流へ搬送され、レジ
ストローラ１３を経て感光体ドラム１４へ至る。この感
光体ドラム１４の周囲には、帯電器１５と、現像器１６
と、転写前コロトロン１７と、転写コロトロン１８と、
クリ−ナ１９とが備えられている。帯電器１５によって
感光体ドラム１４の表面が所定の電圧に一様に帯電さ
れ、次いで感光体ドラム１４の表面に、図示しない露光
手段により画像に対応した露光が行なわれて静電潜像が
形成される。感光体ドラム１４の表面に形成された静電
潜像は、現像器１６によってトナ−が現像され、顕像化
される。感光体ドラム１４上に形成されたトナ−像は、
必要に応じて転写前コロトロン１７によって帯電を受
け、次いで転写コロトロン１８の放電により記録紙上に
転写される。トナー画像が転写された記録紙は、バキュ
ーム搬送部２０によって定着器２１へ導かれて定着が行
なわれる。定着が終了した記録紙は排出ローラ２２によ
って記録紙排出口７から排出される。

【００２６】一方、トナ−像の転写および記録紙への転
写工程が終了した感光体ドラム１４の表面は、クリ−ナ
１９によって残留トナ−が清掃されて、次の画像形成工
程に備えられる。

【００２７】また、本実施形態の画像形成装置１００に
は、前述したように、各筐体３，４内に配置された搬送
経路１１の部分１１ａ，１１ｂを開閉自在に覆う搬送路
ドア３６，４６が備えられており、記録紙が部分１１ａ
と部分１１ｂ間に跨がった状態で紙詰まりを起こした際
に、搬送路ドア３６，４６を開けることにより記録紙を
容易に除去することができる。

【００２８】さらに、給紙装置２００を構成する筐体
３，４の上部には、その筐体３，４が引き出された状態
におけるロール紙３００，４００の一時的な載置が自在
な凹形形状のロール紙支持部材３９，４９が備えられて
いる。以下、図４、図５を参照して説明する。

【００２９】図４は、引き出された筐体の上部にロール
紙が一時的に載置された状態を示す図、図５は、図４に
示すロール紙収容部にロール紙が収容された状態を示す
図である。

【００３０】図４には、筐体３の上部に備えられた、ロ
ール紙３００の一時的な載置が自在な凹形形状のロール
紙支持部材３９が示されている。このロール紙支持部材
３９の凹形形状の寸法は、給紙可能な最大のロール紙３
００の外径の円弧よりも僅かに大きい寸法である。ま
た、筐体３は、ロール紙支持部材３９に載置されたロー
ル紙３００をロール紙収容部３０に移動させる経路に、
そのロール紙収容部３０に向かって下方に傾斜したスロ
ープ部９０を有する。

【００３１】本実施形態の給紙装置２００では、この図
４に示すロール紙収容部３０へ、例えばＡ０サイズのロ
ール紙３００を収容しようとする場合、先ず、ロール紙
支持部材３９上にロール紙３００を載置し、マンドリル
シャフト８１を装着する。ロール紙支持部材３９の、ロ
ール紙３００が載置される部分は凹型形状のため、ロー
ル紙３００とマンドリルシャフト８１の自重により凹型
形状の中央に常に静止するため、ロール紙３００の落下
を防止することができる。また、ロール紙３００を載置
する際に衝撃が加わっても、接触部分が概円弧形状のた
め、ロール紙３００の外周に対するダメージは発生しな
い。ロール紙支持部材３９は、筐体３を締結する部材と
しても用いられており、筐体３の補強材を兼ねている。

【００３２】ロール紙支持部材３９に載置されたロール
紙３００は、ユーザによりスロープ部９０に沿ってロー
ル紙収容部３０に移動される。このスロープ部９０は、
ロール紙収容部３０に向かって下方に傾斜しているた
め、ユーザはロール紙３００をロール紙収容部３０に簡
単に移動させることができる。このようにして、図５に
示すように、ロール紙収容部３０にロール紙３００が収
容される。

【００３３】尚、筐体４のロール紙収容部４０にロール
紙４００を収容しようとする場合も、筐体４を引き出し
てロール紙支持部材４９（図３参照）上にロール紙４０
０を載置することにより簡単に行なうことができる。

【００３４】図６は、ロール紙にマンドリルシャフトが
装着された状態を示す図である。

【００３５】製品としてのロール紙３００の先端はテー
プ３０１で止められている。このロール紙３００に、両
端に歯車８１ａ，８１ｂが取り付けられたマンドリルシ
ャフト８１が装着されている。ロール紙収容部３０に収
容されたロール紙３００は、先端が引き出され、さらに
マンドリルシャフト８１の歯車８１ａ，８１ｂを介して
送り出しローラ３１により引き出される。 本実施形態
の給紙装置２００では、このように、ロール紙３００，
４００の一時的な載置が自在な凹形形状のロール紙支持
部材３９，４９が備えられているため、ユーザはロール
紙３００，４００にマンドリルシャフト８１を容易に装
着することができる。また、ロール紙収容部３０，４０
に向かって下方に傾斜したスロープ部を有するものであ
るため、マンドリルシャフト８１が装着されたロール紙
３００，４００をロール紙収容部３０，４０に簡単に移
動させることができる。従って、従来の、装置外面に追
加されたパネル部でロール紙にマンドリルシャフトを装
着した後そのロール紙を長い距離移動してロール紙収容
部に収容する技術と比較し、ユーザへの負荷が軽減され
て操作性が高まる。また、ロール紙支持部材３９，４９
は、筐体３，４の上部に補強部材を兼ねて設けられてい
るため、新たに部材を追加する必要もなく、コストの低
減化が図られる。

【００３６】次に、給紙装置２００の動作について、図
５を参照して説明する。図５に示す筐体３に備えられた
ロール紙収容部３０には、Ａ３サイズ（幅２９７ｍｍ）
からＡ０サイズ（幅８４１ｍｍ）までのロール紙３００
が、上述したようにして収容される。収容されたロール
紙３００は、送り出しローラ３１によって一定速度Ｖ
（ｍｍ／ｓｅｃ）で図５の右上方向に送り出される。
尚、送り出しローラ３１には、ロール紙３００の、切断
動作後における先頭部分を、上記の方向とは逆方向へ巻
き戻す働きもある。

【００３７】送り出しローラ３１の下流には、ロール紙
３００の幅を検知するための反射型フォトセンサ３７＿
１がこの紙面の垂直方向に複数設けられている。

【００３８】また、フォトセンサ３７＿１の下流には、
前述したロータリーカッタ３３が備えられており、この
ロータリーカッタ３３が原稿の長さ情報に応答したカッ
ト動作信号を受信すると、ロータリーカッタ３３の回転
刃３３ａが回転し、その刃先３３ｂが固定刃３３ｃと連
続的に擦り合わせられてロール紙３００が所定の長さに
切断される。尚、ロータリーカッタ３３による切断中も
ロール紙３００は搬送され続けるため、切断部が搬送方
向に対して垂直となるように、ロータリーカッタ３３は
ロール紙３００の搬送方向に対して斜めに取り付けられ
ている。

【００３９】ロータリーカッタ３３の下流には、搬送ロ
ーラ３４＿１およびロール紙３００の先端を検知する反
射型フォトセンサ３７＿２が設けられている。また、搬
送ローラ３４＿２の下流には、ロール紙収容部４０，カ
ット紙収容部５０からのロール紙４００、カット紙５０
０を検知するためのフォトセンサ３８も設けられてい
る。

【００４０】イニシャライズ動作では、ロール紙３００
から引き出された記録紙は、送り出しローラ３１によっ
てフォトセンサ３７＿１の検知位置まで送り出されてサ
イズが検知された後、その先端位置が、フォトセンサ３
７＿１下流に設けられたロータリーカッタ３３直前にま
で達した時点で待機状態となる。

【００４１】ここで、ロール紙３００が送り出しローラ
３１によって送り出され、次いでロータリーカッタ３３
が、原稿の長さ情報に応答したカット動作信号を受信す
る。すると、ロータリーカッタ３３の回転刃３３ａが回
転し、その刃先３３ｂが固定刃３３ｃと連続的に擦り合
わせられてロール紙３００が所定の長さに切断される。
尚、ロータリーカッタ３３による切断中もロール紙３０
０は搬送され続けるため、切断部が搬送方向に対して垂
直となるように、ロータリーカッタ３３はロール紙３０
０の搬送方向に対して斜めに取り付けられている。ロー
タリーカッタ３３の下流には、搬送ローラ３４＿１およ
びロール紙３００の先端を検知する反射型フォトセンサ
３７＿２が設けられている。また、搬送ローラ３４＿２
の下流には、記録紙収容部４０，５０からのロール紙４
００、カット紙５００を検知するためのフォトセンサ３
８が備えられている。

【００４２】尚、搬送経路の部分１１ａは、搬送路ドア
３６で開閉自在に覆われる。紙詰まりが発生した旨、お
よび搬送路ドア３６を開いて残留記録紙の除去を促すた
めのメッセージが、操作表示部８（図１参照）に表示さ
れるため、ユーザは、操作表示部８に表示されたメッセ
ージに応じて、搬送路ドア３６を開き残留記録紙を除去
する。

【００４３】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コストの低減化および操作性が高められた給紙装置およ
び画像形成装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第一実施形態の画像形成装置の概観斜
視図である。

【図２】図１に示す給紙装置の筐体が引き出された状態
を示す断面図である。

【図３】図１に示す画像形成装置の、記録紙が搬送され
る搬送経路の概略を示した断面図である。

【図４】引き出された筐体の上部にロール紙が一時的に
載置された状態を示す図である。

【図５】図４に示すロール紙収容部にロール紙が収容さ
れた状態を示す図である。

【図６】ロール紙にマンドリルシャフトが装着された状
態を示す図である。

【符号の説明】

１ 画像形成部 ３，４，５ 筐体 ６ 手差し給紙部 ７ 記録紙排出口 ８ 操作表示部 ９ 制御部 １０ レール機構部 １１ 搬送経路 １１ａ，１１ｂ，１１ｃ，１１ｄ 搬送経路の各部分 １２，３４＿１．３４＿２，４４＿１，４４＿２，５４
搬送ローラ １３ レジストローラ １４ 感光体ドラム １５ 帯電器 １６ 現像器 １７ 転写前コロトロン １８ 転写コロトロン １９ クリーナ ２０ バキューム搬送部 ２１ 定着器 ２２ 排出ローラ ３０，４０ ロール紙収容部 ３１，４１，５１ 送り出しローラ ３２，４２ 副搬送経路 ３３，４３ ロータリーカッタ ３３ａ 回転刃 ３３ｂ 刃先 ３３ｃ 固定刃 ３６，４６ 搬送路ドア ３６ａ，４６ａ，５６ａ ノブ ３７＿１，３７＿２，３８ フォトセンサ ３９，４９ ロール紙支持部材 ５０ カット紙収容部 ８１ マンドリルシャフト ８１ａ，８１ｂ 歯車 ９０ スロープ部 １００ 画像形成装置 ３００，４００ ロール紙 ３０１ テープ ５００ カット紙

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) B65H 16/00 - 16/10 B65H 19/00 - 19/30 B41J 29/00 - 29/70

Claims (4)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 長尺の用紙が巻回されてなるロール紙が
   交換自在に収容されるロール紙収容部と、 前記ロール紙収容部に収容されたロール紙を巻きほどき
   ながら引き出す用紙引出手段と、 前記用紙引出手段に
   より引き出された用紙を切断するカッタと、 前記用紙引出手段により引き出されて前記カッタにより
   切断された用紙を所定の搬送路に送り出す用紙送出手段
   と、 前記ロール紙収容部、前記用紙引出手段、前記カッタ、
   および前記用紙送出手段を収容する、引出し式の筐体と
   を備えた給紙装置において、 前記引出し式の筐体の上部に、該筐体が引き出された状
   態における、ロール紙の一時的な載置が自在な凹形形状
   のロール紙支持部材を備えたことを特徴とする給紙装
   置。
2. 【請求項２】 前記ロール紙支持部材は、前記筐体の補
   強材を兼ねたものであることを特徴とする請求項１記載
   の給紙装置。
3. 【請求項３】 前記ロール紙支持部材に載置されたロー
   ル紙を前記ロール紙収容部に移動させる経路に、該ロー
   ル紙収容部に向かって下方に傾斜したスロープ部を有す
   るものであることを特徴とする請求項１又は２記載の給
   紙装置。
4. 【請求項４】 長尺の用紙が巻回されてなるロール紙が
   交換自在に収容されるロール紙収容部と、 前記ロール紙収容部に収容されたロール紙を巻きほどき
   ながら引き出す用紙引出手段と、 前記用紙引出手段に
   より引き出された用紙を切断するカッタと、 前記用紙引出手段により引き出されて前記カッタにより
   切断された用紙を所定の搬送路に送り出す用紙送出手段
   と、 前記ロール紙収容部、前記用紙引出手段、前記カッタ、
   および前記用紙送出手段を収容する、引出し式の筐体と
   を備えた給紙部、および前記用紙送出手段から送り出さ
   れた用紙上に画像を形成する画像形成部を備えた画像形
   成装置において、 前記給紙部が、前記引出し式の筐体の上部に、該筐体が
   引き出された状態における、ロール紙の一時的な載置が
   自在な凹形形状のロール紙支持部材を備えたものである
   ことを特徴とする画像形成装置。