JP2002068565A - 画像形成装置および複写機 - Google Patents

画像形成装置および複写機

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JP2002068565A
JP2002068565A JP2000259328A JP2000259328A JP2002068565A JP 2002068565 A JP2002068565 A JP 2002068565A JP 2000259328 A JP2000259328 A JP 2000259328A JP 2000259328 A JP2000259328 A JP 2000259328A JP 2002068565 A JP2002068565 A JP 2002068565A
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Masanori Katsuki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、画像形成装置および複写機に関
し、オペレータの操作・補給などの作業の妨げになるこ
となく、また、装置を大型化することなく、ある程度の
大きさの用紙を整列した状態で装置本体前面側より回収
可能にし、また、幅広原稿を快適にセット可能にするこ
とを目的とする。 【解決手段】 画像を記録形成した幅広の転写紙Sを排
紙する装置背面側のスタックトレイ212に加えて、原
稿台101の下方に小サイズの転写紙Sを排紙して積載
する積載トレイ211を配置し、この積載トレイ211
の先端側には、前後方向にスライドさせて転写紙Sの積
載面を拡大する壁部215aを備えたスライド板215
を設け、このスライド板215の位置を検知して、積載
可能な転写紙Sのみを積載トレイ211上に排紙する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置およ
び複写機に関し、詳しくは、できるだけ大きなサイズの
用紙を装置本体前面側から取出可能に排紙して積載する
ことのできるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、取得した画像を用紙に記録形
成する画像形成装置が知られており、この画像形成装置
はファクシミリ装置や複写機などに搭載される。
【0003】この種の画像形成装置としては、例えば、
特開平8−188265号公報に記載されているものが
ある。このような装置では、記録形成する画像に応じた
サイズに用紙をロール紙から引き出してカットすること
により、B5やA4などの定型小サイズからA1やA0
などの定形大サイズ、あるいはそれを超える長尺の用紙
に画像を記録して、広幅の画像形成をすることができる
ようになっており、画像を記録形成した用紙は、床に落
として破損させてしまうことなく容易に回収することが
できるように、装置の前面側に沿うように配置されたス
タッカートレイ内に垂らすように排紙して収容するよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の装置にあっては、画像を記録形成した、B5
やA4などの定型小サイズの用紙からA1やA0などの
定形大サイズを超える長尺の用紙まで、同じスタッカー
トレイ内に排紙するため、小サイズの用紙でも積載する
ことができずに回収後の整列作業が煩わしく、また、混
載することができずに、サイズ毎にエンドフェンスが必
要となる、という問題があった。
【0005】また、このスタッカートレイは、装置の前
面側に配置されているため、ロール紙を補給する際に
は、装置前面を開放するように移動させることが必要に
なる。さらに、オペレータは、スタッカートレイ分だけ
装置本体から離隔することになるため、複写機などの場
合には、原稿台をスタッカートレイの上方(装置本体前
面側外方)まで伸ばすなどすることになって、装置本体
の奥行きが大きくなり、設置スペースが大きくなってし
まう、という問題があった。
【0006】さらに、A1やA0などの定形大サイズを
超える長尺の原稿から画像を読み取って用紙に記録形成
する複写機の場合には、その原稿が装置外に垂れて汚れ
るなど損傷してしまう恐れがある、という問題もある。
【0007】そこで、本発明は、オペレータの操作・補
給などの作業の妨げになることなく、また、装置を大型
化することなく、ある程度の大きさの用紙を整列した状
態で回収可能にし、また、幅広原稿を快適にセット可能
にすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
の発明は、用紙に画像を記録して形成する記録制御手段
と、画像を記録形成する用紙を記録手段に給紙する給紙
制御手段と、画像を記録形成された用紙を排紙する排紙
制御手段と、を具備する画像形成装置において、前記排
紙制御手段による用紙の排紙先として、少なくとも、装
置本体前面側から用紙を取出可能に配設されて所定サイ
ズ以下の排紙用紙を積載する第1トレイと、所定サイズ
以上の用紙を排紙する第2トレイと、を備えて、前記第
1トレイは、装置本体内から装置本体外に移動すること
により、排紙されてきた用紙の積載面積を拡大する移動
部材を有する一方、前記排紙制御手段は、第1トレイの
移動部材の位置を検知して、積載可能な用紙のみを該第
1トレイ上に排紙することを特徴とするものであり、
【0009】上記課題を解決する第2の発明は、上記第
1の発明の構成に加え、前記移動部材は、前後に移動す
ることにより、あるいは、正逆方向に回動することによ
り、用紙の積載面を装置本体内に縮小し、または、装置
本体外に拡大することを特徴とするものである。
【0010】この発明では、装置本体の前面側から取出
可能に排紙用紙を積載する第1トレイが準備されて、そ
の第1トレイは、移動部材を手前に引出あるいは回動な
どさせて移動させるだけで装置本体外まで積載面積を拡
大させることにより、装置本体内(前面)からはみ出さ
ない用紙に限らず、装置本体内からはみ出るような大き
な用紙でも、装置本体の前面側から取出可能に排紙して
積載することができ、この第1トレイには、移動部材の
位置を検知して積載可能な用紙のみを選択して排紙する
一方、その第1トレイ上に積載不可能な大きさの場合
(例えば、幅広画像を記録した用紙の場合)には第2ト
レイに排紙する。したがって、幅広画像を記録形成可能
な画像形成装置であっても、ある程度小さなサイズの用
紙は第1トレイ上に積載して装置本体の前面側から容易
に回収することができ、その用紙が第1トレイ上に積載
不可能で落下してしまうことを未然に回避することがで
きる。また、排紙する用紙の大きさに応じて移動部材を
移動(装置本体内に収納・引出)させることにより最接
近して操作する際に邪魔になってしまったり、装置の設
置面積が大きくなってしまうこともない。
【0011】上記課題を解決する第3の発明は、上記第
1または2の発明の構成に加え、前記排紙制御手段は、
排紙先として第1トレイを指定されたとき、移動部材の
位置を検知して、画像を記録形成する用紙が該第1トレ
イ上に積載不可能なサイズである場合には、画像を記録
形成する用紙を該第1トレイ上に積載可能なサイズに変
更することを促すことを特徴とするものである。
【0012】この発明では、例えば、排紙先の第1トレ
イ上に積載不可能な大きな用紙が選択指示された場合に
は、画像を記録形成した用紙の排紙先を優先して、移動
部材の位置に応じた積載面積の第1トレイ上に排紙可能
なサイズの用紙に変更することが、メッセージの表示出
力などにより促される。したがって、第1トレイ上に積
載可能な用紙に画像を記録形成することができる場合に
は、そのサイズの用紙に変更して、あるいは、第1トレ
イ上に積載可能な用紙に記録形成することができない画
像の場合には、その画像を縮小処理するなどの操作を適
宜に行って、画像を記録形成した用紙を落下させること
なく第1トレイ上に排紙して積載することができる。
【0013】上記課題を解決する第4の発明は、上記第
1または2の発明の構成に加え、前記排紙制御手段は、
排紙先として第1トレイを指定されたとき、移動部材の
位置を検知して、画像を記録形成する用紙が該第1トレ
イ上に積載不可能なサイズである場合には、排紙先を該
第1トレイ以外に変更することを特徴とするものであ
る。
【0014】この発明では、例えば、排紙先の第1トレ
イ上に積載不可能な大きな用紙が選択指示された場合に
は、画像を記録形成する用紙のサイズを優先して、用紙
の排紙先が第1トレイ以外の第2トレイなどに自動的に
変更される。したがって、第1トレイ上に積載不可能な
用紙であるために操作を要求されることがなく、第1ト
レイから落下して用紙が損傷してしまうことを未然に回
避することができる。
【0015】上記課題を解決する第5の発明は、原稿を
読取位置に給紙する原稿給紙装置を備えて該給紙原稿の
画像読取を行う原稿読取装置を、上記第1から第4のい
ずれかの画像形成装置の上に搭載する複写機であって、
前記給紙制御手段は、セットされたロール紙から引き出
して記録形成する画像に応じたサイズにカットした用紙
を記録手段に給紙するように構成されるとともに、前記
第1トレイは、前記原稿読取装置と画像形成装置との間
に配置される一方、前記第2トレイは、装置本体背面に
対面して該背面に沿うように用紙を収納するように構成
されることを特徴とするものである。
【0016】この発明では、原稿読取装置を搭載する複
写機で、ロール紙から引き出してカットした用紙を、例
えば、原稿台の下方に配設された第1トレイ上に排紙し
て積載することができ、その第1トレイ上に排紙不可能
な幅広用紙は、装置の背面側に準備する第2トレイに排
紙して収容することができる。
【0017】上記課題を解決する第6の発明は、用紙に
画像を記録して形成する記録制御手段と、画像を記録形
成する用紙を記録手段に給紙する給紙制御手段と、画像
を記録形成された用紙を排紙する排紙制御手段と、を具
備する画像形成装置に、原稿を読取位置に給紙する原稿
給紙装置を備えて該給紙原稿の画像読取を行う原稿読取
装置を搭載する複写機であって、前記画像形成装置は、
用紙の排紙先として、少なくとも、装置本体前面側から
用紙を取出可能に配設されて所定サイズ以下の排紙用紙
を積載する第1トレイと、所定サイズ以上の用紙を排紙
する第2トレイと、を有して、該第1トレイには、装置
本体内から装置本体外に移動して排紙されてきた用紙の
積載面積を拡大する移動部材を設ける一方、前記原稿給
紙装置は、原稿を装置本体の前面側から背面方向に移動
させて読取位置に給紙するように構成することにより、
装置本体前面側の外方に移動させて突出する第1トレイ
の移動部材上に、ロール状原稿を回転可能に保持するよ
うに構成したことを特徴とするものである。
【0018】この発明では、装置本体の前面側から取出
可能に排紙用紙を積載する第1トレイが準備されて、そ
の第1トレイは、移動部材を手前に引出あるいは回動な
どさせて移動させるだけで装置本体外まで突出させて積
載面積を拡大させることにより、装置本体内(前面)か
らはみ出さない用紙に限らず、装置本体内からはみ出る
ような大きな用紙でも、装置本体の前面側から取出可能
に排紙して積載することができるとともに、この第1ト
レイの装置本体の前面側に突出する移動部材の上には、
大きな巻き径でロール状に巻かれた原稿もセットするこ
とができ、その原稿を原稿給紙装置により巻き出して原
稿読取装置の読取位置に給紙させることができる。した
がって、幅広の原稿を原稿台から床面に垂らす状態にす
ることなく読み取ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1〜図7は本発明に係る画像形成装置を搭載
する複写機の第1実施形態を示す図である。
【0020】図1において、複写機は、原稿読取装置1
00を画像形成装置200の上に搭載しており、CPU
やメモリからなる制御部が操作部からの入力指示に従っ
て各種センサ信号に基づき統括制御することにより、原
稿読取装置100が定型小サイズや幅広の原稿Pから読
み取った画像を、画像形成装置200が用紙給紙装置3
00の給紙する転写紙(用紙)Sに記録して画像を形成
し、その転写紙Sは用紙排紙装置400が機外に排紙す
るようになっている。なお、制御部は、制御手段を構成
して、原稿読取装置100、用紙給紙装置300、用紙
排紙装置400の後述するローラ対などの駆動機構を制
御するようになっており、操作部は動作のスタート指示
や搬送転写紙Sの情報であるリピートコピーや長尺通紙
情報などを入力するための各種操作キーや表示器が配設
されている。
【0021】原稿読取装置100は、原稿台101上で
不図示のサイドフェンスにより側辺を揃えて載置されて
いる原稿Pを、原稿給紙装置110が搬送ローラ対11
1により挟持搬送することにより1枚づつ密着イメージ
センサ(CIS)102の下方の読取位置に給紙し、そ
の原稿Pは密着イメージセンサ102による画像読取後
には搬出ローラ対112や排紙ローラ対113により原
稿トレイ103または104上に排紙するように構成さ
れている。なお、この原稿読取装置100には、原稿幅
検知センサおよび原稿長さ検知センサが配設されて、原
稿台101上から給紙する原稿Pのサイズを検知するよ
うになっており、その原稿Pのサイズに合わせて密着イ
メージセンサ102がLEDアレイや蛍光灯などの光源
により原稿Pを露光して、その反射光をロッドレンズア
レイに通してイメージセンサ上に結像させることにより
光電変換して画像情報を読み取る。
【0022】画像形成装置200は、原稿読取装置10
0により読み取って画像処理を施した画像情報に基づい
て、帯電器よって一様に帯電させた感光体201上に、
LED書込装置202が静電潜像を形成してトナー現像
した後に、その感光体201の回転に同期するように用
紙給紙装置300により給紙されてくる転写紙Sに、そ
の感光体201上のトナー画像を転写部203により転
写記録すると共に分離部204により感光体201から
分離させて定着部205により熱的に画像を定着させ、
その転写紙Sを用紙排紙装置400により機外の積載ト
レイ211またはスタックトレイ212に排紙するよう
になっている。
【0023】用紙給紙装置300は、本体下部の上下2
段に配置されたロール紙トレイ301、302内に、紙
管の周囲に巻装された各ロール紙R1〜R4がペーパー
ホルダ303〜306を介してそれぞれ2巻きづつセッ
トすることができ、画像形成装置200の感光体201
の作像部に給紙する転写紙Sは、各ロール紙R1〜R4
毎の近傍に配設された給紙ローラ対307〜310がそ
のロール紙R1〜R4から引き出してロール紙トレイ3
01、302毎の前面側(図中の左側)に設けられたロ
ールカッターユニット311または312により記録形
成する画像に応じた一定の長さに切断して作製するよう
になっている。このカットされた転写紙Sは、搬送ロー
ラ対313、314により搬送して、レジストローラ対
315が作像タイミングとの同期を取って感光体201
に給紙するようになっており、感光体201の作像部か
ら搬出されてきた転写紙Sは、搬送ベルト316により
定着部205に受け渡すようになっている。なお、ロー
ル紙トレイ301、302は、装置筐体から図中の左方
向に引出可能となっており、トレイ301、302を引
き出した状態でロール紙R1〜R4のセットやジャム処
理を行うように構成されている。
【0024】用紙排紙装置400は、定着部205で画
像を定着させた転写紙Sを、排紙ローラ対401、40
2がその定着部(ローラ対)205から受け取って、分
岐爪403により選択切替された、原稿読取装置100
の原稿台101下方に配置された積載トレイ211、ま
たは、装置本体の背面側に対面して沿うように設けられ
ているスタックトレイ212に排紙するようになってお
り、排紙ローラ対401、402の手前側には排紙セン
サ404、405を配設して転写紙Sの存否を判別する
ようになっている。
【0025】積載トレイ211は、図2および図3に示
すように、排紙ローラ対402から離隔する先端側で、
転写紙Sの積載面から積載方向に突出する壁部215a
を有して、その積載面の下方で水平方向にスライド可能
に保持されている断面L字形状に形成されたスライド板
(移動部材)215を設けられている。
【0026】したがって、積載トレイ211は、スライ
ド板215を下方に収納する状態(図2)では、オペレ
ータが原稿台101に接近して原稿Pの載置や入力操作
をすることができると共にその積載トレイ211上に排
紙されて積載された転写紙Sを装置前面側から手を差し
込んで容易に取り出すことができ、積載(整列)された
状態のまま容易に回収することができる。また、この積
載トレイ211は、スライド板215を装置側面から外
方に突出するように引き出した状態(図3)にするだけ
で、積載トレイ211の長さを超える大サイズの転写紙
Sを排紙しても壁部215aに衝止させて積載すること
ができ、同様に、転写紙Sを装置前面側から積載された
状態のまま容易に回収することができる。
【0027】また、この積載トレイ211は、原稿読取
装置100の原稿給紙装置110が原稿台101上の原
稿Pを装置前面側から背面側に向かって搬送して装置内
に給紙するのに対して、原稿台101の下方で装置前面
側に転写紙Sの取出口を開口させているので、図4に示
すように、スライド板215の壁部215aにより落下
するのを衝止しつつロール状に巻いた原稿Pを回転可能
に装置本体内にセットすることができ、スライド板21
5を装置側面(前面)から外方に突出するように引き出
した状態では、図5に示すように、大径のロール状に巻
いた原稿Pでも回転可能に装置側面の外方にセットする
ことができ、その原稿Pを原稿給紙装置110の搬送ロ
ーラ対111に挟持させて密着イメージセンサ102に
よる読取位置に給紙することができる。なお、このよう
な幅広(長尺)の原稿Pは、原稿トレイ104に排紙し
て床面に落下しないようにする。
【0028】そして、スライド板215は、積載トレイ
211の下方に配設された収納センサ216により装置
本体内に収納されているか否かを検知されるようになっ
ており、前記制御部が積載トレイ211上に排紙して積
載可能な排紙方向の長さLの転写紙Sであるか否かを判
断して処理するようになっている。
【0029】この制御部は、図7のフローチャートに示
すように、転写紙Sの排紙先を装置本体内の積載トレイ
211とする前面排紙を選択された場合に(ステップP
1)、収納センサ216の検知信号の有無に基づいてス
ライド板215が装置側面内に収納あるいは装置側面か
ら引き出されているかを確認し(ステップP3)、画像
形成装置200により画像を記録形成するように指示さ
れた転写紙Sが、そのスライド板215の壁部215a
から排紙ローラ対402の近傍の排紙口までの距離L0
までに収まる長さLのサイズであるか否かを判断して
(ステップP5)、転写紙Sが排紙方向に長く(L>L
0)その積載トレイ211上に積載不可能なときには、
その転写紙Sをその積載トレイ211上に積載可能なサ
イズ(L≦L0)に修正すること促すメッセージを、操
作部の表示器に表示出力し(ステップP7)、この後
に、スタートキーが押下されることにより複写動作を開
始する(ステップP9)。
【0030】したがって、積載トレイ211上に積載可
能なサイズに転写紙Sを変更することができ、また、そ
の転写紙S内に画像をそのまま記録形成することができ
ない場合には任意に画像の縮小処理などを入力指示する
ことができ、意に反して転写紙Sが装置背面側のスタッ
クトレイ212に排紙されてしまうことがない。
【0031】このように本実施形態においては、幅広の
転写紙Sは装置背面側のスタックトレイ212に排紙す
る複写機であっても、小さなサイズの転写紙Sであれば
原稿台101の下方の積載トレイ211に排紙して積載
することができ、装置前面側から積載状態のまま回収す
ることができる。この積載トレイ211は、スライド板
215を手前側に引き出すだけで転写紙Sの積載面を拡
大することができ、多少装置前面からはみ出す転写紙S
でも排紙して積載することができるとともに、ロール状
に巻いた原稿Pをセットすることもできる。このスライ
ド板215は、装置内に収納して操作時に邪魔になって
しまうことがなく、その位置を検知して、積載トレイ2
11上に積載可能な転写紙Sのみを排紙することができ
る。
【0032】したがって、装置前面側で邪魔になること
のないスライド板215により省スペース化を図りつつ
積載トレイ211の拡大を実現することによって、幅広
・小サイズに拘わらずに損傷なく転写紙Sや原稿Pを積
載・収容・セットすることができ、転写紙Sや原稿Pの
ハンドリング性を向上させることができる。
【0033】次に、図8は本発明に係る画像形成装置を
搭載する複写機の第2実施形態を示す図である。なお、
本実施形態は、上述実施形態と略同様に構成されている
ので、図面を流用して特徴部分を説明する。
【0034】図1〜図6において、前記制御部は、図8
のフローチャートに示すように、転写紙Sの排紙先を装
置本体内の積載トレイ211とする前面排紙を選択され
たときに、その転写紙Sが積載トレイ211上に排紙し
て積載することのできる長さL0よりも排紙方向に長い
(L>L0)場合には(ステップP1〜P5)、その転
写紙Sを収納可能なスタックトレイ212にその排紙先
を切り変えてから(ステップP8)、スタートキーの押
下による複写動作を開始する(ステップP9)。
【0035】したがって、積載トレイ211上に積載不
可能なサイズの転写紙Sが排紙されてしまうことを回避
することができるとともに、不必要にメッセージが表示
出力されて操作が繁雑になってしまうことがない。
【0036】このように本実施形態においては、上述実
施形態と同様に、ある程度の大きさの転写紙Sを装置前
面側から回収することができるとともに、ロール状に巻
いた原稿Pをセットすることもでき、また、操作性を損
なうことなく、指定された転写紙Sの大きさのまま積載
トレイ211またはスタックトレイ212に排紙するこ
とができる。
【0037】次に、図9〜図14は本発明に係る画像形
成装置を搭載する複写機の第3実施形態を示す図であ
る。なお、本実施形態は、上述実施形態と略同様に構成
されているので、図1を流用して、同様な構成には同一
の符号を付して特徴部分を説明する。
【0038】図1において、積載トレイ211は、図9
〜図10に示すように、排紙ローラ対402から離隔す
る先端側に回動可能に回動板(移動部材)225が支持
されており、この回動板225は、装置本体内に収納す
るように回動させたときには積載トレイ211の積載面
に先端部を近接させる一方、装置本体から突出する方向
に回動させたときには先端部側が上昇するように湾曲形
状に形成されている。
【0039】したがって、この回動板225も、図11
に示すように、オペレータが原稿台101に接近した時
には回動して原稿Pの載置や入力操作の妨げにならない
と共に、装置本体内に収納する状態から突出する状態に
回動させて積載トレイ211の積載面を拡大することに
より、装置本体内に隠れる小サイズの転写紙Sに限ら
ず、装置本体からはみ出る転写紙Sも装置前面側から容
易に回収可能に排紙して積載することができ、また、図
12および図13に示すように、原稿給紙装置110が
読取位置に給紙可能にロール状に巻いた原稿Pを湾曲形
状によって脱落するのを防止しつつ装置本体の内外にセ
ットすることができる。
【0040】また、この回動板225も、図14に示す
ように、収納センサ226が装置本体内に収納されてい
るか否かを検知して、前記制御部が積載トレイ211上
に排紙して積載可能な排紙方向の長さLの転写紙Sであ
るか否かを判断して、上述第1実施形態または第2実施
形態と同様に処理するようになっている。
【0041】したがって、積載可能なサイズの転写紙S
のみを積載トレイ211上に排紙することができ、転写
紙Sが落下するなどして損傷してしまうことがない。
【0042】このように本実施形態においては、上述実
施形態と同様な作用効果を得ることができる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、装置側面などに配設さ
れる第2トレイなどに幅広の画像を記録形成した用紙を
収納する一方、装置本体内の前面側に配設されて移動部
材を装置側面から突出させるように引出あるいは回動さ
せるなどして装置本体外まで用紙の積載面積を拡大可能
な第1トレイ上に、その移動部材の位置を検知した上で
積載可能な大きさの用紙のみを排紙することができ、小
さなサイズの用紙は装置前面から容易に回収することが
できる。この移動部材は、無用なときには装置本体内に
位置するように移動させればよく、原稿読取装置を搭載
する際には、装置本体側面から突出させることにより、
読取位置に給紙可能にロール状の原稿をセットすること
ができる。
【0044】したがって、用紙や原稿を床面に接触させ
て汚すなど損傷してしまうことを回避しつつ用紙や原稿
のハンドリング性を向上させることができ、移動部材が
邪魔になることなく第1トレイを拡大可能にして省スペ
ース化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置を搭載する複写機の
第1実施形態を示す図であり、その概略全体構成を示す
透視側面図である。
【図2】その使用を説明する要部構成の透視側面図であ
る。
【図3】その使用を説明する要部構成の透視側面図であ
る。
【図4】その使用を説明する要部構成の透視側面図であ
る。
【図5】その使用を説明する要部構成の透視側面図であ
る。
【図6】その使用条件を説明する要部構成の透視側面図
である。
【図7】その使用を説明するフローチャートである。
【図8】本発明に係る画像形成装置を搭載する複写機の
第2実施形態を示す図であり、その使用を説明するフロ
ーチャートである。
【図9】本発明に係る画像形成装置を搭載する複写機の
第3実施形態を示す図であり、その使用を説明する要部
構成の透視側面図である。
【図10】その使用を説明する要部構成の透視側面図で
ある。
【図11】その使用を説明する要部構成の透視側面図で
ある。
【図12】その使用を説明する要部構成の透視側面図で
ある。
【図13】その使用を説明する要部構成の透視側面図で
ある。
【図14】その使用条件を説明する要部構成の透視側面
図である。
【符号の説明】
100 原稿読取装置 101 原稿台 102 密着イメージセンサ 110 原稿給紙装置 200 画像形成装置 201 感光体 205 定着部 211 積載トレイ 212 スタックトレイ 215 スライド板 215a 壁部 216 収納センサ 225 回動板 226 収納センサ 300 用紙給紙装置 301、302 ロール紙トレイ 315 レジストローラ対 316 搬送ベルト 400 用紙排紙装置 401、402 排紙ローラ対 403 分岐爪 404、405 排紙センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙に画像を記録して形成する記録制御手
    段と、画像を記録形成する用紙を記録手段に給紙する給
    紙制御手段と、画像を記録形成された用紙を排紙する排
    紙制御手段と、を具備する画像形成装置において、 前記排紙制御手段による用紙の排紙先として、少なくと
    も、装置本体前面側から用紙を取出可能に配設されて所
    定サイズ以下の排紙用紙を積載する第1トレイと、所定
    サイズ以上の用紙を排紙する第2トレイと、を備えて、 前記第1トレイは、装置本体内から装置本体外に移動す
    ることにより、排紙されてきた用紙の積載面積を拡大す
    る移動部材を有する一方、 前記排紙制御手段は、第1トレイの移動部材の位置を検
    知して、積載可能な用紙のみを該第1トレイ上に排紙す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記移動部材は、前後に移動することによ
    り、あるいは、正逆方向に回動することにより、用紙の
    積載面を装置本体内に縮小し、または、装置本体外に拡
    大することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】前記排紙制御手段は、排紙先として第1ト
    レイを指定されたとき、移動部材の位置を検知して、画
    像を記録形成する用紙が該第1トレイ上に積載不可能な
    サイズである場合には、画像を記録形成する用紙を該第
    1トレイ上に積載可能なサイズに変更することを促すこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】前記排紙制御手段は、排紙先として第1ト
    レイを指定されたとき、移動部材の位置を検知して、画
    像を記録形成する用紙が該第1トレイ上に積載不可能な
    サイズである場合には、排紙先を該第1トレイ以外に変
    更することを特徴とする請求項1または2に記載の画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】原稿を読取位置に給紙する原稿給紙装置を
    備えて該給紙原稿の画像読取を行う原稿読取装置を、上
    記請求項1から4のいずれかに記載の画像形成装置の上
    に搭載する複写機であって、前記給紙制御手段は、セッ
    トされたロール紙から引き出して記録形成する画像に応
    じたサイズにカットした用紙を記録手段に給紙するよう
    に構成されるとともに、前記第1トレイは、前記原稿読
    取装置と画像形成装置との間に配置される一方、前記第
    2トレイは、装置本体背面に対面して該背面に沿うよう
    に用紙を収納するように構成されることを特徴とする複
    写機。
  6. 【請求項6】用紙に画像を記録して形成する記録制御手
    段と、画像を記録形成する用紙を記録手段に給紙する給
    紙制御手段と、画像を記録形成された用紙を排紙する排
    紙制御手段と、を具備する画像形成装置に、原稿を読取
    位置に給紙する原稿給紙装置を備えて該給紙原稿の画像
    読取を行う原稿読取装置を搭載する複写機であって、前
    記画像形成装置は、用紙の排紙先として、少なくとも、
    装置本体前面側から用紙を取出可能に配設されて所定サ
    イズ以下の排紙用紙を積載する第1トレイと、所定サイ
    ズ以上の用紙を排紙する第2トレイと、を有して、該第
    1トレイには、装置本体内から装置本体外に移動して排
    紙されてきた用紙の積載面積を拡大する移動部材を設け
    る一方、前記原稿給紙装置は、原稿を装置本体の前面側
    から背面方向に移動させて読取位置に給紙するように構
    成することにより、装置本体前面側の外方に移動させて
    突出する第1トレイの移動部材上に、ロール状原稿を回
    転可能に保持するように構成したことを特徴とする複写
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009298596A (ja) * 2007-03-14 2009-12-24 Toshiba Corp 画像形成装置およびフィニッシャ
JP7443906B2 (ja) 2020-04-16 2024-03-06 セイコーエプソン株式会社 記録装置

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