JP3498591B2 - データ補正装置 - Google Patents

データ補正装置

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JP3498591B2
JP3498591B2 JP28676498A JP28676498A JP3498591B2 JP 3498591 B2 JP3498591 B2 JP 3498591B2 JP 28676498 A JP28676498 A JP 28676498A JP 28676498 A JP28676498 A JP 28676498A JP 3498591 B2 JP3498591 B2 JP 3498591B2
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/12Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by control of operation of machine

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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工布の縫い針に
対する相対的なX方向移動量およびY方向移動量を補正
するデータ補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ミシンには、アクチュエータを縫製デー
タのX方向移動量およびY方向移動量に基づいて駆動制
御し、加工布をX方向およびY方向へ移動させる構成の
ものがある。この構成の場合、加工布の移動方向が反転
する際に、アクチュエータの運動力を加工布に伝達する
機械的な伝達機構でバッククラッシュが生じ、加工布の
実際の移動量が縫製データに対して不足することがあ
る。このため、加工布の移動方向が反転する際にX方向
移動量およびY方向移動量を補正し、移動量の不足分を
カバーしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の場合、加工
布の移動方向が反転する際の機械的な移動量の不足に対
応するため、縫製データに予め決められた一定値を加算
している。このため、縫製時に加工布が糸の張力等で縮
むことに対応できず、サテン模様に裂け目が生じたり、
タタミ模様が揃わなかったり、走りの縫い返しの針落ち
点が重ならない等、柄崩れが生じる虞れがある。本発明
は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、
加工布の縫い縮みの影響を抑えて綺麗な縫い目を形成で
きるデータ補正装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のデータ補
正装置は、加工布の縫い針に対する相対的なX方向移動
量,Y方向移動量を示す移動データを補正するものにお
いて、加工布のX方向への縮み易さの係数を表すX方向
パラメータ値およびY方向への縮み易さの係数を表すY
方向パラメータ値を入力するX方向パラメータ入力キー
およびY方向パラメータ入力キーを備え、「n(=自然
数)」番目の移動データに基づいて形成される縫い目と
「n+1」番目の移動データに基づいて形成される縫い
目との間の角度にX方向パラメータ値の入力結果および
Y方向パラメータ値の入力結果を加味して「n」番目の
移動データのX方向移動量,Y方向移動量を補正すると
ころに特徴を有している。上記手段によれば、縫製時に
加工布が糸の張力で縮むことに対応できるので、サテン
模様に裂け目が生じたり、タタミ模様が揃わなかった
り、走りの縫い返しの針落ち点が重ならない等の柄崩れ
が抑えられる。請求項2記載のデータ補正装置は、
「n」番目の移動データに基づいて形成される縫い目と
「n+1」番目の移動データに基づいて形成される縫い
目との間の角度が小さくなるのに応じて「n」番目の移
動データのX方向移動量,Y方向移動量を大きくすると
ころに特徴を有している。上記手段によれば、例えばサ
テン模様やタタミ模様を形成する際には模様が太くなる
ものの柄崩れが抑えられる。また、走り縫いを行う際に
はコーナー部分で柄が多少変形するものの縫い返しの針
落ち点が重なり、総じて、綺麗な縫い上り状態が得られ
る。請求項3記載のデータ補正装置は、「n」番目の移
動データに基づいて形成される縫い目と「n+1」番目
の移動データに基づいて形成される縫い目との間の角度
にパラメータ値を加味して「n」番目の移動データのX
方向移動量,Y方向移動量を補正するところに特徴を有
している。上記手段によれば、加工布の材質等に応じた
パラメータ値を入力し、加工布の材質等に応じた補正量
を得ることができるので、加工布の材質等による縮み易
さの違いに影響されずに柄崩れが抑えられる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。尚、本実施例は刺繍機能を有する家
庭用ミシンに本発明を適用したものである。まず、図5
において、ミシン機枠1はベッド部2と、ベッド部2か
ら左方へ延びるフリーアーム部3と、ベッド部2の右端
部から上方へ延びる脚柱部4と、脚柱部4の上端部から
左方へ延びるアーム部5と、アーム部5の左端部から下
方へ延びるヘッド部6とを有するものであり、フリーア
ーム部3には針板7が装着されている。
【0006】ミシン機枠1のヘッド部6には布押え棒8
が上下動可能に装着されている。この布押え棒8の下端
部には布押え足9が着脱可能に装着されており、布押え
棒8は、押えばね(図示せず)のばね力によって下方へ
付勢され、布押え足9は針板7の上面に押し付けられて
いる。図4のミシンモータ10はミシン機枠1内に配設
されたものであり、ミシンモータ10の回転軸には主軸
11が機械的に連結されている。また、図4の送り歯1
2はミシン機枠1のフリーアーム部3に装着されたもの
であり、送り歯制御機構13を介して主軸11に機械的
に連結されている。この送り歯制御機構13は主軸11
の回転力を前後方向への往復運動力および上下方向への
往復運動力に変換して送り歯12に伝達するものであ
り、主軸11が回転すると、送り歯12が前後方向およ
び上下方向へ移動する。
【0007】送り歯制御機構13は送り歯用パルスモー
タ14を駆動源とするものであり、パルスモータ14の
回転量に応じて前進モードおよび後退モードに切換わ
る。そして、送り歯制御機構13が前進モードに切換わ
った状態では送り歯12が前進時に上昇し且つ後退時に
下降し、布押え足9によって押えられた針板7上の加工
布(図示せず)が前方へ送られる。また、送り歯制御機
構13が後退モードに切換わった状態では送り歯12が
前進時に下降し且つ後退時に上昇し、布押え足9によっ
て押えられた針板7上の加工布が後方へ送られる。
【0008】図4の針棒15はミシン機枠1のヘッド部
6に装着されたものであり、針棒上下動機構16を介し
て主軸11に機械的に連結されている。この針棒上下動
機構16は主軸11の回転力を上下方向への往復運動力
に変換して針棒15に伝達するものであり、主軸11が
回転すると、針棒15が送り歯12に連動して上下動す
る。この針棒15の下端部には、図5に示すように、縫
い針17が着脱可能に装着されており、主軸11が回転
すると、送り歯12によって加工布が前方あるいは後方
へ送られながら、縫い針17が加工布を貫通するように
上下動し、加工布に縫い目が形成される。
【0009】針棒15には、図4に示すように、針振り
機構18が機械的に連結されている。この針振り機構1
8は針振り用パルスモータ19を駆動源とするものであ
り、パルスモータ19の回転量に応じて針棒15の左右
方向への振り量が調節され、加工布に折れ曲がった縫い
目が形成される。尚、送り歯制御機構13は送り歯用パ
ルスモータ14の回転量に応じて送り歯12の前後方向
への移動ストロークを変え、縫い目の長さを可変する機
能も有している。
【0010】ミシン機枠1のフリーアーム部3には、図
5に示すように、刺繍装置20が着脱可能に装着されて
いる。以下、刺繍装置20について説明する。フリーア
ーム部3には刺繍フレーム21が着脱可能に装着されて
いる。この刺繍フレーム21にはXキャリッジ22が左
右方向(X方向)へ移動可能に装着されており、Xキャ
リッジ22にはアーム状のYキャリッジ23が前後方向
(Y方向)へ移動可能に装着されている。このYキャリ
ッジ23には刺繍枠(図示せず)が着脱可能に装着され
ており、刺繍枠には加工布が保持されている。
【0011】刺繍フレーム21内にはX方向パルスモー
タ24(図4参照)が配設されている。このX方向パル
スモータ24の回転軸はX方向移動機構25(図4参
照)を介してXキャリッジ22に機械的に連結されてお
り、X方向パルスモータ24が作動すると、Xキャリッ
ジ22,Yキャリッジ23,刺繍枠が一体的にX方向へ
移動する。
【0012】刺繍フレーム21内にはY方向パルスモー
タ26(図4参照)が配設されている。このY方向パル
スモータ26の回転軸はY方向移動機構27(図4参
照)を介してYキャリッジ23に機械的に連結されてお
り、Y方向パルスモータ26が作動すると、Yキャリッ
ジ23,刺繍枠がY方向へ一体的に移動する。刺繍装置
20は以上のように構成されている。
【0013】ミシン機枠1内には、図4に示すように、
マイクロコンピュータを主体に構成された制御装置28
が配設されている。この制御装置28はCPU29,R
OM30,RAM31,入力インターフェース32,出
力インターフェース33等を有するものであり、ミシン
モータ10,送り歯用パルスモータ14,針振り用パル
スモータ19,X方向パルスモータ24,Y方向パルス
モータ26はドライブ回路34を介して制御装置28の
出力インターフェース33に電気的に接続されている。
尚、制御装置28はデータ補正装置に相当するものであ
る。
【0014】ミシン機枠1の脚柱部4には、図5に示す
ように、カード差込口35が設けられており、カード差
込口35内にROMカード36を差込むと、図4に示す
ように、制御装置28の入力インターフェース32にR
OMカード36が電気的に接続される。尚、ROMカー
ド36は刺繍模様の輪郭形状を画定する複数の模様デー
タを記憶するものである。
【0015】ミシン機枠1のアーム部5には、図5に示
すように、液晶表示パネル(LCD)37が装着されて
おり、LCD37は、図4に示すように、ドライブ回路
38を介して制御装置28の出力インターフェース33
に電気的に接続されている。このLCD37は、図5に
示すように、横長な長方形状をなすものであり、LCD
37には横長な液晶表示部39が設けられている。
【0016】LCD37の前面には透明なタッチパネル
40が装着されており、タッチパネル40は、図4に示
すように、制御装置28の入力インターフェース32に
電気的に接続されている。このタッチパネル40の右側
部には、図5に示すように、刺繍縫いキー41,実用縫
いキー42,縫い縮みキー43等が印刷されており、制
御装置28は、タッチパネル40からの出力信号に基づ
いてキー41〜43の操作を検出する。
【0017】制御装置28は、刺繍縫いキー41の操作
を検出すると、LCD37の液晶表示部39に複数の刺
繍模様を表示する。この状態でタッチパネル40からの
出力信号に基づいて刺繍模様がタッチされたことを検出
すると、タッチされた刺繍模様に対応する模様データを
ROMカード36から読出す。そして、模様データをR
OM30の制御プログラムに基づいて処理し、複数のス
テッチデータを設定する。これら各ステッチデータは1
ステッチ分の縫製動作を示すものであり、糸切り指令や
フィード指令やステッチ指令や止め縫い指令等の制御コ
ードと、加工布の縫い針17に対するX方向移動量と、
加工布の縫い針17に対するY方向移動量とを主体に構
成されている。
【0018】制御装置28は、実用縫いキー42の操作
を検出すると、LCD37の液晶表示部39に複数の実
用縫いパターンを表示する。この状態でタッチパネル4
0からの出力信号に基づいて実用縫いパターンがタッチ
されたことを検出すると、タッチされた実用縫いパター
ンに対応する複数のステッチデータを設定する。これら
各ステッチデータは、刺繍時のステッチデータと同様の
制御コードとX方向移動量とY方向移動量とを主体に構
成されたものであり、刺繍縫い時のステッチデータおよ
び実用縫い時のステッチデータは移動データに相当す
る。
【0019】制御装置28の入力インターフェース32
には、図4に示すように、運転停止スイッチ44が接続
されており、制御装置28は、運転停止スイッチ44か
らの出力信号に基づいて運転停止キー45が操作された
ことを検出すると、縫製処理(実用縫い,刺繍縫い)を
開始する。尚、運転停止キー45は、図5に示すよう
に、ミシン機枠1のヘッド部6に装着されたものであ
る。
【0020】制御装置28は、縫い縮みキー43の操作
を検出すると、LCD37の液晶表示部39にパラメー
タ設定画面を表示する。この設定画面上にはX方向パラ
メータ入力キー(図示せず)およびY方向パラメータ入
力キー(図示せず)が表示されており、制御装置28
は、タッチパネル40からの出力信号に基づいてX方向
パラメータ入力キーおよびY方向パラメータ入力キーの
操作を検出すると、X方向パラメータ入力キーの操作内
容およびY方向パラメータ入力キーの操作内容に応じて
X方向パラメータ値PxおよびY方向パラメータ値Py
を設定し、パラメータ設定画面上に表示する。尚、X方
向パラメータ値PxおよびY方向パラメータ値Pyは
「0」を含んだ任意の値に設定されるものである。
【0021】制御装置28のROM30には加工布の縫
い縮み補正に関する数式が記憶されている。以下、縫い
縮み補正式を図3に基づいて説明する。原点Oを中心に
X軸と角度α°を形成する方向に力Tが作用し、X軸と
角度β°を形成する方向に力Tが作用する場合を想定す
る。この場合、X軸と角度{(α+β)/2}°を形成
する方向に作用する力Txy,X軸方向に作用する力T
x,Y軸方向に作用する力Tyは下記(1)〜(3)式
で表される。
【0022】
【数1】 加工布をX方向およびY方向へ移動させ、加工布のA点
→O点→B点に縫い針17を落す場合には力Tが糸の張
力に相当する。従って、(2)式および(3)式は縫製
時の加工布の縮み易さの関係に置換できる。この縮み易
さは加工布の種類等によって異なるので、X方向への縮
み易さの係数をKx(X方向に2×Tの力を加えたとき
の加工布の縮み量)、Y方向への縮み易さの係数をKy
(Y方向に2×Tの力を加えたときの加工布の縮み量)
とすれば、X方向の縮み量Hx´およびY方向の縮み量
Hy´は下記(4)式および(5)式で表される。
【0023】
【数2】 ここで、Px=2×Kx,Py=2×Kyとすると、X
方向の補正量HxおよびY方向の補正量Hyは下記
(6)式および(7)式で表される。
【0024】
【数3】 今回のX方向移動量をXnおよびY方向移動量をYnと
し、次回のX方向移動量をXn+1 およびY方向移動量を
Yn+1 とすると、下記(8)式〜(11)式が成立す
る。
【0025】
【数4】 (6)式および(7)式を(8)式〜(11)式に基づ
いて整理すると、下記(12)式および(13)式が得
られる。
【0026】
【数5】 制御装置28のROM30には(12)式および(1
3)式が記憶されており、制御装置28は実用縫い時お
よび刺繍縫い時にステッチデータを(12)式および
(13)式に基づいて処理し、今回のX方向移動量Xn
およびY方向移動量Ynを加工布の縫い縮み量に応じて
補正しながら縫製動作を実行する。図1は制御装置28
のROM30に記憶された縫製動作実行用の制御プログ
ラムを示すフローチャートであり、以下、図1に基づい
て制御プログラムを説明する。
【0027】制御装置28は、運転停止キー45の操作
を検出すると、図1のステップS1へ移行する。ここ
で、前回のX方向補正量HxrおよびY方向補正量Hy
rを初期化して(「0」にして)ステップS2へ移行
し、縫い縮みパラメータPxおよびPyを読み込み、ス
テップS3へ移行する。制御装置28は、ステップS3
へ移行すると、今回のステッチデータを読み込む。そし
て、ステップS4へ移行し、縫製終了を判断する。この
縫製終了はステッチデータの終了指令や運転停止キー4
5の再操作に基づいて判断されるものであり、ステップ
S4で縫製継続を検出すると、ステップS5へ移行す
る。
【0028】制御装置28は、ステップS5へ移行する
と、ステップS3で読み込んだ今回のステッチデータに
加工布の移動を示す制御コード(フィード,ステッチ
等)が付与されているかを判断する。図2の(a)はサ
テン模様形成用のステッチデータを破線で示し、縫い縮
みが補正された後のステッチデータを実線で示すもので
ある。
【0029】例えば今回のステッチデータが図2の
(a)のP1点からP2点に縫い針17を落すものであ
る場合には、ステッチデータに加工布の移動を示す制御
コードが付与されている(X方向移動量XnおよびY方
向移動量Ynはプラス値に設定されている)。このた
め、制御装置28は、図1のステップS5からS6へ移
行し、次回のステッチデータを読み込んでステップS7
へ移行する。そして、次回のステッチデータに加工布の
移動を示す制御コードが付与されているかを判断する。
【0030】次回のステッチデータは図2の(a)の
点からP3点に針落ちさせるものであり、加工布の移
動を示す制御コードが付与されている(X方向移動量X
nおよびY方向移動量Ynはマイナス値に設定されてい
る)。このため、制御装置28は、図1のステップS7
で「YES」と判断してステップS8へ移行し、今回の
ステッチデータのX方向移動量XnおよびY方向移動量
Yn,次回のステッチデータのX方向移動量Xn+1 およ
びY方向移動量Yn+1 を上述の(12)式および(1
3)式に代入することに基づいて今回のX方向補正量H
xおよびY方向補正量Hyを算出する。
【0031】制御装置28は、今回のX方向補正量Hx
およびY方向補正量Hyを算出すると、図1のステップ
S9へ移行する。ここで、下記(13)式および(1
4)式を演算することに基づいて今回のX方向移動量X
nおよびY方向移動量Ynを補正した後、ステップS1
0へ移行する。 制御装置28は、ステップS10へ移行すると、今回の
X方向移動量XnおよびY方向移動量Ynに基づいて所
定のアクチュエータを駆動制御し、縫製動作を実行す
る。そして、ステップS11へ移行し、下記(15)式
および(16)式に基づいて前回のX方向補正量Hxr
およびY方向補正量Hyrを今回のX方向補正量Hxお
よびY方向補正量Hyに書換えた後、ステップS12へ
移行し、縫製データのポインタを1つ進めてステップS
3に復帰する。
【0032】 制御装置28は、ステップS3に復帰すると、今回のス
テッチデータを読込み、ステップS4からS5へ移行す
る。このステッチデータは図2の(a)のP2点から
点に針落ちさせるであり、ステッチデータに加工布の
移動を示す制御コードが付与されている。このため、図
1のステップS5からS6へ移行して次回のステッチデ
ータを読み込み、ステップS7へ移行する。
【0033】次回のステッチデータは図2の(a)の
点からP4点に針落ちさせるものであり、加工布の移
動を示す制御コードが付与されている。このため、制御
装置28は、図1のステップS7で「YES」と判断し
てステップS8へ移行し、上記(12)式および(1
3)式に基づいてX方向補正量HxおよびY方向補正量
Hyを算出する。この後、ステップS9へ移行し、上記
(13)式および(14)式に基づいて今回のX方向移
動量XnおよびY方向移動量Ynを補正し、ステップS
10へ移行する。
【0034】尚、図2の(a)のP2‘点およびP3´
点は補正後の針落ち点を示すものであり、ここではP2
点からP3点へ移動する際のステッチデータを今回のス
テッチデータと称し、P3点からP4点へ移動する際の
ステッチデータを次回のステッチデータと称している。
制御装置28は、図1のステップS10へ移行すると、
今回のX方向移動量XnおよびY方向移動量Ynに基づ
いて所定のアクチュエータを駆動制御し、縫製動作を実
行する。そして、ステップS11へ移行し、前回のX方
向補正量HxrおよびY方向補正量Hyrを今回のX方
向補正量HxおよびY方向補正量Hyに書換える。この
後、ステップS12へ移行し、縫製データのポインタを
1つ進めてステップS3に復帰する。
【0035】制御装置28は、ステップS3に復帰する
と、ステップS3〜S12を繰返す。この後、ステップ
S3で図2の(a)のm点からn点に針落ちさせるステ
ッチデータを読み込むと、図1のステップS5からS6
へ移行し、次回のステッチデータを読み込み、ステップ
S7へ移行する。例えば次回のステッチデータが図2の
(a)のn点で糸切りを行うものである場合にはステッ
チデータに加工布の移動を示す制御コードが付与されて
いない。このため、図1のステップS7で「NO」と判
断し、ステップS13へ移行する。そして、今回のX方
向補正量HxおよびY方向補正量Hyを「0」に設定
し、ステップS9へ移行する。
【0036】制御装置28は、ステップS9へ移行する
と、上記(13)式および(14)式に基づいて今回の
X方向移動量XnおよびY方向移動量Ynを補正し、ス
テップS10へ移行する。図2の(a)のm´点は前回
の補正後の針落ち点を示すものである。同図から明らか
なように、前回の針落ち点がm点からm´点に補正され
ている場合には、今回の縫い縮み補正量が「0」であっ
ても今回のデータ移動量に前回の補正量が加算され、今
回のデータ移動量が変更される。
【0037】制御装置28は、図1のステップS10へ
移行すると、今回のX方向移動量XnおよびY方向移動
量Ynに基づいて縫製動作を実行した後、ステップS1
1で前回のX方向補正量HxrおよびY方向補正量Hy
rを今回のX方向補正量HxおよびY方向補正量Hyに
書換える。そして、ステップS12へ移行し、縫製デー
タのポインタを1つ進めてステップS3に復帰する。
【0038】制御装置28は、ステップS3に復帰する
と、今回のステッチデータを読込んだ後、ステップS4
からS5へ移行する。このステッチデータは糸切りを行
うものであり、ステッチデータに加工布の移動を示す制
御コードが付与されていない。このため、ステップS5
からS14へ移行して糸切りを実行した後、ステップS
12へ移行する。ここで、縫製データのポインタを1つ
進め、ステップS3に復帰する。
【0039】尚、ミシン機枠1のフリーアーム部3内に
は糸切りソレノイド46(図4参照)を駆動源とする糸
切り機構47(図4参照)が配設されており、制御装置
28は、糸切り時にはドライブ回路48(図4参照)を
通して糸切りソレノイド46を励磁させる。そして、糸
切り機構47を作動させ、針板7の下方で上糸および下
糸を切断する。
【0040】制御装置28は、図1のステップS3に復
帰すると、ステップS3からS4へ移行し、今回のステ
ッチデータを読み込む。例えば今回のステッチデータが
縫製終了を指令するものである場合にはステップS4で
「YES」と判断し、縫製動作を終える。上記実施例に
よれば、「n(=自然数)」番目のステッチデータに基
づいて形成される縫い目および「n+1」番目のステッ
チデータに基づいて形成される縫い目間の角度に応じて
「n」番目のステッチデータのX方向移動量Xn,Y方
向移動量Ynを補正した。このため、加工布の糸の張力
による縮みに対応できるので、サテン模様に裂け目が生
じたり、タタミ模様が揃わなかったり、走りの縫い返し
の針落ち点が重ならない等の柄崩れが抑えられる。
【0041】また、両縫い目間で形成される角度が小さ
くなるのに応じてX方向移動量Xn,Y方向移動量Yn
を大きく補正した。このため、サテン模様やタタミ模様
等を形成する際には、図2の(a)および(c)に実線
で示すように、模様が太くなるものの柄崩れが抑えられ
る。また、矩形状の走り縫いを行う際には、図2の
(b)に示すように、コーナー部分で柄が多少変形する
ものの縫い返しの針落ち点が重なり、総じて、綺麗な縫
い上り状態が得られる。
【0042】また、両縫い目間で形成される角度にX方
向パラメータPx,Y方向パラメータPyを加味してX
方向移動量Xn,Y方向移動量Ynを補正した。このた
め、例えばオペレータがX方向補正量HxおよびY方向
補正量Hyを「0」に設定した状態で試し縫いを行い、
実際の縫い上り状態を見てX方向パラメータPxおよび
Y方向パラメータPyを入力できるので、加工布の材質
等による縮み易さの違いに影響されず、柄崩れが抑えら
れる。
【0043】尚、上記実施例においては、制御装置28
にROMカード36を接続したが、これに限定されるも
のではなく、例えばイメージスキャナを接続しても良
い。この場合、イメージスキャナによって図柄を走査す
ると、イメージスキャナから制御装置28に図柄の画像
データが与えられ、制御装置28が画像データに基づい
てステッチデータを設定する構成にすると良い。
【0044】また、上記実施例においては、両縫い目間
で形成される角度に応じてX方向移動量XnおよびY方
向移動量Ynを補正することに加え、加工布の送りがX
方向およびY方向に反転することをステッチデータに基
づいて検出しても良い。そして、加工布がX方向および
Y方向に反転する際にX方向移動量XnおよびY方向移
動量Ynに予め決められた一定値を加算し、X方向移動
機構25およびY方向移動機構27等のバッククラッシ
ュによる機械的な移動量の不足分をカバーしても良い。
【0045】また、上記実施例においては、X方向パラ
メータ入力キーおよびY方向パラメータ入力キーの操作
内容に応じてX方向パラメータPxおよびY方向パラメ
ータPyを「0」を含んだ任意の値に設定したが、これ
に限定されるものではなく、例えばX方向パラメータP
xおよびY方向パラメータPyの設定可能値に上限を設
けても良い。
【0046】また、上記実施例においては、タッチパネ
ル40に縮み縫いキー43を印刷したが、これに限定さ
れるものではなく、例えば運転停止キー45に並べて縮
み縫いキーを組付けても良い。また、上記実施例におい
ては、加工布をステッチデータに基づいてX方向および
Y方向へ移動させる構成のミシンに本発明を適用した
が、これに限定されるものではなく、例えば縫い針17
をステッチデータに基づいてX方向およびY方向へ移動
させる縫製装置に本発明を適用しても良い。
【0047】また、上記実施例においては、刺繍機能を
有する家庭用ミシンに本発明を適用したが、これに限定
されるものではなく、例えばROMカードからの模様デ
ータあるいはイメージスキャナからの画像データに基づ
いてステッチデータを作成し、制御装置28に与える外
部データ作成装置に本発明を適用したり、サテン縫いあ
るいはタタミ縫い等を専用に行う工業用ミシンに本発明
を適用したり、外部から与えられるステッチデータを補
正してミシン等に与える専用のデータ補正装置に適用し
ても良い。
【0048】
【発明の効果】本発明のデータ補正装置は次の効果を奏
する。請求項1記載の手段によれば、「n」番目の移動
データに基づいて形成される縫い目および「n+1」番
目の移動データに基づいて形成される縫い目間の角度に
応じて「n」番目の移動データを補正した。このため、
縫製時に加工布が糸の張力で縮むことに対応できるの
で、サテン模様に裂け目が生じたり、タタミ模様が揃わ
なかったり、走りの縫い返しの針落ち点が重ならない等
の柄崩れが抑えられる。請求項2記載の手段によれば、
両縫い目間で形成される角度が小さくなるのに応じて移
動データを大きく補正した。このため、例えばサテン模
様やタタミ模様を形成する際には模様が太くなるものの
柄崩れが抑えられ、走り縫いを行う際にはコーナー部分
で柄が多少変形するものの縫い返しの針落ち点が重な
り、総じて、綺麗な縫い上り状態が得られる。請求項3
記載の手段によれば、両縫い目間で形成される角度にパ
ラメータ値を加味して移動データを補正したので、加工
布の材質等による縮み易さの違いに影響されずに柄崩れ
が抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図(制御装置の制御内
容を示すフローチャート)
【図2】(a)はサテン模様を示す図、(b)は走り模
様を示す図、(c)はタタミ模様を示す図
【図3】縫い縮み補正式の導出原理を示す図
【図4】全体構成を示すブロック図
【図5】ミシンの外観を示す図
【符号の説明】
17は縫い針、28は制御装置(データ補正装置)を示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−259484(JP,A) 特開 平5−192465(JP,A) 特開 平8−141246(JP,A) 特開 平7−24165(JP,A) 特開 平5−123472(JP,A) 特開 平4−364884(JP,A) 特開 平9−105068(JP,A) 特開 昭58−198381(JP,A) 実開 平5−95475(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D05B 19/00 - 21/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工布の縫い針に対する相対的なX方向
    移動量,Y方向移動量を示す移動データを補正するもの
    において、加工布のX方向への縮み易さの係数を表すX方向パラメ
    ータ値およびY方向への縮み易さの係数を表すY方向パ
    ラメータ値を入力するX方向パラメータ入力キーおよび
    Y方向パラメータ入力キーを備え、 「n(=自然数)」番目の移動データに基づいて形成さ
    れる縫い目と「n+1」番目の移動データに基づいて形
    成される縫い目との間の角度にX方向パラメータ値の入
    力結果およびY方向パラメータ値の入力結果を加味して
    「n」番目の移動データのX方向移動量,Y方向移動量
    を補正することを特徴とするデータ補正装置。
  2. 【請求項2】 「n」番目の移動データに基づいて形成
    される縫い目と「n+1」番目の移動データに基づいて
    形成される縫い目との間の角度が小さくなるのに応じて
    「n」番目の移動データのX方向移動量,Y方向移動量
    を大きくすることを特徴とする請求項1記載のデータ補
    正装置。
  3. 【請求項3】 「n」番目の移動データに基づいて形成
    される縫い目と「n+1」番目の移動データに基づいて
    形成される縫い目との間の角度にパラメータ値を加味し
    て「n」番目の移動データのX方向移動量,Y方向移動
    量を補正することを特徴とする請求項1記載のデータ補
    正装置。
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