JP3496177B2 - シートクッション構造 - Google Patents

シートクッション構造

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JP3496177B2
JP3496177B2 JP20015296A JP20015296A JP3496177B2 JP 3496177 B2 JP3496177 B2 JP 3496177B2 JP 20015296 A JP20015296 A JP 20015296A JP 20015296 A JP20015296 A JP 20015296A JP 3496177 B2 JP3496177 B2 JP 3496177B2
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seat cushion
seat back
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seat
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俊昌 中島
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Kanto Auto Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシートクッション、
例えば車両等のフロントシートクッションの構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の車両のシートクッション、例えば
フロントシートクッション構造は、図6、図7に示すよ
うに、フロントシートクッション31が可動タイプでリ
フタ仕様のものは、フロントシートクッション31がリ
フトアップする部分を見込みフロントシートクッション
31のリア側とフロントシートバック32の下側部との
間に予め隙間33を設けるようにしている。尚、図7に
おいて、実線で示すフロントシートクッション31はリ
フトダウン時の位置、2点鎖線で示すフロントシートク
ッション31はリフトアップ時の位置を示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなフロントシートクッション構造は下記のような問題
がある。即ち、フロントシートクッション31のリア側
とフロントシートバック32の下側部との繋りが悪くな
るため、尻部のサポート(ペルビスサポート)が充分に
得られなくなる。この尻部のサポートは、乗員の尾底骨
に当接して押し出すようにし、乗員の背骨をS字状にす
るものである。
【0004】また、フロントシートクッション31のリ
ア側とフロントシートバック32の下側部との間に隙間
33が生じるため、この領域をフロントシートクッショ
ン31のフロント側から見た場合、見栄えを損なうとと
もに、小銭やボールペン類等の小物が隙間33からリア
シート側に落下してしまう事態が生じ、商品性を損な
い、使用勝手の点でも問題がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、見栄えが良好であり使用勝手も良く、商品性に
優れたシートクッション構造を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
リフタ式でシートクッションカバーにより覆われたシー
トクッションと、このシートクッションのリア側に配置
するシートバックとを備えたシートクッション構造にお
いて、前記シートクッションのリア側のシートバックと
の接合領域に、シートバックの下側部が係合可能な段部
を形成するとともに、前記シートクッションカバーに前
記段部側に突出する所定長の延長部を設け、このシート
クッションの延長部を連結部材を介して前記シートバッ
クの底部に連結して、リフトダウン時のシートクッショ
ンのリア側とシートバックとの間に生じる隙間を前記延
長部により遮蔽するようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0007】請求項2記載の発明は、リフタ式でシート
クッションカバーにより覆われたシートクッションと、
このシートクッションのリア側に配置するシートバック
とを備えたシートクッション構造において、前記シート
クッションのリア側のシートバックとの接合領域に、シ
ートバックの下側部が係合可能な段部を形成するととも
に、前記シートクッションカバーに前記段部側に突出す
る所定長の延長部を設け、このシートクッションの延長
部をゴムバンド及びフックを用いた連結部材を介して前
記シートバックの底部に配置されるエッジワイヤに連結
して、リフトダウン時のシートクッションのリア側とシ
ートバックとの間に生じる隙間を前記延長部により遮蔽
するようにしたことを特徴とするものである。
【0008】上述した請求項1記載の発明に係るシート
クッション構造によれば、シートクッションのリフトダ
ウン時には、シートクッションカバーに設けた前記延長
部により前記シートクッションのリア側とシートバック
との間に生じる隙間が遮蔽されるので、シートクッショ
ンのフロント側から見た見栄えが良好であり、また、小
銭やボールペン類等の小物は前記延長部の部分に止まる
ので、例えばリアシート側に落下してしまう事態は無く
なり、使用勝手が良好となって、商品性が向上する。
【0009】また、シートクッションのリフトアップ時
には、シートバックの下側部がシートクッションに設け
た段部に係合して密着状態になるので、従来例で述べた
ような尻部のサポートを十分に得ることができる。
【0010】請求項2記載の発明に係るシートクッショ
ン構造は、請求項1記載の発明に係るシートクッション
構造と同様な作用を発揮するとともに、シートクッショ
ンの延長部をゴムバンド及びフックを用いた連結部材を
介して前記シートバックの底部に配置されるエッジワイ
ヤに連結する構造であるため、簡略な作業だけで前記延
長部をシートバックの底部に配置されるエッジワイヤに
連結でき、組み立て作業性が良好となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。図1は、本発明の実施の形態のシートクッ
ション構造、図示の例では、フロントシートクッション
構造を適用したフロントシート1をリア側から見た状態
を示す斜視図であり、図2は図1におけるX部を拡大し
かつ透視状態で示す斜視図、図3は本実施の形態のフロ
ントシートクッション構造におけるフロントシートクッ
ション2のリフトダウン時の状態を示す拡大断面図、図
4は本実施の形態のフロントシートクッション構造にお
けるフロントシートクッション2のリフトアップ時の状
態を示す拡大断面図である。
【0012】本実施の形態のフロントシートクッション
構造は、リフトアップ、リフトダウン可能なリフタ式で
フロントシートクッションカバー3により覆われたフロ
ントシートクッション2と、このフロントシートクッシ
ョン2のリア側に配置するフロントシートバック4とを
備えている。
【0013】前記フロントシートクッション2のリア側
のフロントシートバック4との接合領域には、フロント
シートバック4の下側部が係合可能な段部5が車両の幅
方向に形成されている。
【0014】また、前記フロントシートクッション2を
覆うフロントシートクッションカバー3には、前記段部
5を形成する垂直壁5aの部分から段部5側、即ち、リ
ア側に突出する所定長の延長部6を車両の幅方向に沿っ
て所定長で設けている。
【0015】そして、延長部6に連結部材である伸縮可
能なゴムバンド7及びコ状のフック8を連結し、フック
8を前記フロントシートバック4の底部に配置されるエ
ッジワイヤ9に引っ掛けて、ゴムバンド7により前記延
長部6を引っ張る状態でフロントシートバック4に取り
付けている。
【0016】なお、図2中、10は2本のエッジワイヤ
9を束ねるCリング、図3及び図4において、11はフ
ロントシートバック4を覆うフロントシートバックカバ
ー、12はフロントシートパッド、13はフロントシー
トフレーム、14はフロントシートバックパッドであ
る。
【0017】また、図3及び図4中、ラインLは乗員の
背中から腰部に至る仮想のライン、長さ5mm程度の線
を多数並べて描いた部分は、尻部のサポート(ペルビス
サポート)15を示すものである。
【0018】本実施の形態のシートクッション構造によ
れば、フロントシートクッション2のリフトダウン時に
は、図3に示すように、フロントシートクッションカバ
ー3に設けた前記延長部6により前記フロントシートク
ッション2のリア側とフロントシートバック4の下側部
との間に生じる隙間20が遮蔽されるので、フロントシ
ートクッション2のフロント側から見た見栄えが良好で
あり、また、小銭やボールペン類等の小物は前記延長部
6の部分に止まるので、図示しないリアシート側に落下
してしまう事態は無くなり、使用勝手が良好となって、
商品性が向上する。
【0019】また、フロントシートクッション2のリフ
トアップ時には、図4に示すように、フロントシートバ
ック4の下側部がフロントシートクッション2に設けた
段部6に係合して密着状態になるので、フロント側から
見た見栄えが良好であることに加え、シート性能を十分
に確保でき、尻部のサポート15を十分に得ることがで
きる。
【0020】さらに、前記フロントシートクッション2
を覆うフロントシートクッションカバー3の延長部6を
ゴムバンド7及びフック8を用いた連結部材を介して前
記フロントシートバック4の底部に配置されるエッジワ
イヤ9に連結する構造であるため、簡略な作業だけで前
記延長部6をフロントシートバック4の底部に配置され
るエッジワイヤ9に連結でき、組み立て作業性が良好と
なる。
【0021】なお、図5は、前記フロントシートクッシ
ョン2に対してフロントシートバック4を前倒しした状
態を示すものである。
【0022】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、シートク
ッション、例えばフロントシートクッションのフロント
側から見た見栄えが良好であり、また、小銭やボールペ
ン類等の小物は前記延長部の部分に止まるので、リアシ
ート側に落下してしまう事態を無くすことができ、使用
勝手が良好とり、入りのサポートを十分に得ることもで
き、商品性の向上を図ることができるフロントシートク
ッション構造を提供することができる。
【0023】また、本発明によれば、簡略な作業だけで
前記延長部をシートバックの底部に配置されるエッジワ
イヤに連結でき、組み立て作業性が良好なシートクッシ
ョン構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のシートクッション構造を
適用したシートをリア側から見た状態を示す斜視図であ
る。
【図2】図1におけるX部を拡大しかつ透視状態で示す
斜視図である。
【図3】本実施の形態のシートクッション構造における
シートクッションのリフトダウン時の状態を示す拡大断
面図である。
【図4】本実施の形態のシートクッション構造における
シートクッションのリフトアップ時の状態を示す拡大断
面図である。
【図5】前記シートクッションに対してシートバックを
前倒しした状態を示す拡大断面図である。
【図6】従来のシートクッション構造のリフトダウン時
の状態を示す側面図である。
【図7】従来のシートクッション構造のリフトダウン
時、リフトアップ時の状態を示す部分拡大側面図であ
る。
【符号の説明】
1 フロントシート 2 フロントシートクッション 3 フロントシートクッションカバー 4 フロントシートバック 5 段部 6 延長部 7 ゴムバンド 8 フック 9 エッジワイヤ 20 隙間
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/00 - 2/54 A47C 1/00 - 31/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフタ式でシートクッションカバーによ
    り覆われたシートクッションと、このシートクッション
    のリア側に配置するシートバックとを備えたシートクッ
    ション構造において、 前記シートクッションのリア側のシートバックとの接合
    領域に、シートバックの下側部が係合可能な段部を形成
    するとともに、前記シートクッションカバーに前記段部
    側に突出する所定長の延長部を設け、 このシートクッションの延長部を連結部材を介して前記
    シートバックの底部に連結して、リフトダウン時のシー
    トクッションのリア側とシートバックとの間に生じる隙
    間を前記延長部により遮蔽するようにしたことを特徴と
    するシートクッション構造。
  2. 【請求項2】 リフタ式でシートクッションカバーによ
    り覆われたシートクッションと、このシートクッション
    のリア側に配置するシートバックとを備えたシートクッ
    ション構造において、 前記シートクッションのリア側のシートバックとの接合
    領域に、シートバックの下側部が係合可能な段部を形成
    するとともに、前記シートクッションカバーに前記段部
    側に突出する所定長の延長部を設け、 このシートクッションの延長部をゴムバンド及びフック
    を用いた連結部材を介して前記シートバックの底部に配
    置されるエッジワイヤに連結して、リフトダウン時のシ
    ートクッションのリア側とシートバックとの間に生じる
    隙間を前記延長部により遮蔽するようにしたことを特徴
    とするシートクッション構造。
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