JP3496162B2 - カラー感光材料の塗布装置及び塗布方法 - Google Patents

カラー感光材料の塗布装置及び塗布方法

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は8層以上の多層を同時塗
布するカラー感光材料の塗布装置および塗布方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、複数の層から成る多層同時塗布方
法に関する技術は、多くの薄層を必要とするハロゲン化
銀写真感光材料の製造に関連して高度に開発されてきて
いる。
【0003】かかる多層同時塗布方法としては、スライ
ドホッパーあるいはカーテンコーターを用いた塗布法が
好ましい方法として採用されており、該スライドホッパ
ー法あるいはカーテンコーターにおいては、生産効率向
上の観点から、同時塗布層数を如何に増加させるかが課
題の一つとされている。
【0004】しかし、同時塗布層数を増加させようとす
ると、塗布装置のスライド面上での波立ち及び層間混合
を生じやすくなり、良好な塗布が困難となる。発色濃度
の不均一、即ち色ムラのない均一な塗布面状を得ること
は極めて困難であった。したがって、従来塗布層数の多
い、特に8層以上のカラー感光材料の製造にあたって
は、2回以上に分けて塗布するのが一般的である。
【0005】これに対して特開平3-219237号では最下層
粘度(15〜100cp)、他層の粘度(各30cp以上、平均60
〜300cp)、膜厚の範囲(各層3μm以上、合計300μm以
下)を規定することによって色ムラ及び層間混合がない
塗布方法を提示している。しかしこのような粘度、膜厚
のみを規定する方法で塗布を行っても色ムラ及び層間混
合が起こることが多く、特に11層以上を同時塗布する場
合はこの範囲規定では不十分である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の欠点を解決することを課題とするもので、8層以上
を同時塗布し、しかもスライド面上の波だちから起こる
色ムラ及び層間混合のない均一塗布面を得ることが可能
で、生産性の高い多層同時塗布方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、連
続的に走行する支持体上に、8層以上を同時塗布するカ
ラー感光材料の塗布装置であって、複数の塗布ブロック
により形成された8以上のスリット、および前記塗布ブ
ロック上に前記スリットから流下する塗布液の層を重ね
る複数のスライド面を有するとともに、各スライド面に
おける隣接するスリット間の距離を40mm以下とすること
を特徴とするカラー感光材料の塗布装置により達成され
る。
【0008】以下、本発明について具体的に説明する。
【0009】図1(a)はスライドビード塗布装置の1
例を示す断面図であって、2層同時塗布可能の塗布装置
である。同図において、複数の塗布液13,14は幅方向に
広がるポケット7ならびにスリット4を通ってスライド
面5に至り、塗布液はスライド面を流下して塗布機先端
(リップ)6に至りここでビード12と称する液溜まりを
介してバックアップロール1に抱かれて走行するウェブ
10上に塗布される。同図3は減圧装置であって、ビード
を下方に引っ張ることによりビードの安定を図るもので
ある。
【0010】図1(a)は2層の場合であるが、8層以
上の同時塗布を行う場合は塗布ブロックを増加すれば良
い。したがってスリットも8以上となり、スライド面も
増え、液の重なりも多くなる。スライド面における塗布
液の重畳層数は上流側より順次増加し、最下流(リップ
に近いスライド面)では8層以上の液層が重なることに
なり、このため、液層間の乱れ、波立ちが発生し易くな
る。
【0011】図1(b)はスリットS1、S2、S3より
流出する塗布液のスライド面での重なり状態を示してい
る。尚、角度θはスライド面が水平面となす角度であっ
て、スライド面の傾斜角度を表す。
【0012】同図から明らかなように上流側の塗布液、
例えばAは下流側の塗布層B、さらにCを乗り越えなが
ら重層となって流れるのである。このようなスライド面
の波だちから起こる色ムラ及び層間混合に対する問題に
対して本発明者等は鋭意検討の結果、装置条件として
は、傾斜角度あるいはスリットに切り欠き段差さらには
拡大部(切り欠き)を設けることが有効であることを見
いだし、本出願人は特願平4-328174号に開示した。
【0013】また本発明者は、さらに層間の粘度バラン
スに着目し、隣接する層間、中間層における粘度バラン
ス及び粘度格差について、本出願人は特願平4-346189号
において具体的に提示した。
【0014】しかしながら本発明者等はさらに鋭意検討
の結果、上記波立ち及び層間混合に対しては、塗布液の
流下距離が層数増加により長くなることが大きな原因で
あることを見いだした。スリット間距離を小さくする方
向でさらに検討した結果、スリット間距離を40mm以下に
することにより色ムラのない結果を得ることができるこ
とを発見した。ここでスリット間距離とは、例えば図1
(b)におけるスリットS1−S2間距離Lをいう。
【0015】さらに液−液界面が多く存在する下流側の
スリット間距離を小さくすることがより効果的であり、
また該装置を用いて同時塗布を行うに際し、塗布液粘度
は最下層を除く算術平均を20cp以上、好ましくは25cp以
上、さらに好ましくは30cp以上とすることにより、色む
らが防止できることをみいだした。装置の素材は衝撃に
よる傷がつきにくく、加工時の精度が取り易く、さらに
温度変化による膨張及び収縮ができるだけ小さいものが
好ましい。それは例えばSuS合金、セラミックス等が
挙げられる。またその他の合金、大理石なども挙げられ
るが、上記のような条件を満たすものであれば、これら
に限定されるものではない。
【0016】尚、本発明においては、すべての塗布層に
おけるスリット出口の流量は、0.1ml/cm/sec以上とす
ることが好ましく、塗布速度は、30〜600m/minの範囲で
設定される。好ましくは、40〜400m/min、さらに好ま
しくは60〜250m/minの速度が採用される。
【0017】本発明で用いられる支持体は、ポリエチレ
ンテレフタレート,トリアセチルセルロース等の透明支
持体、ポリエチレンラミネート紙等の反射性支持体など
であり、特定の支持体に限定されない。
【0018】また本発明でいうカラー感光材料について
も特に限定はなく、各種カラー感光材料の塗布に適用す
ることができる。さらに本発明の塗布装置及び/又は塗
布方法はカラー感光材料のみでなく同様な同時多層塗布
が効率的な各種材料に適用することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の効果について実施例により具
体的に例証する。
【0020】まず、本発明に用いられるカラー感光材料
の構成について下記に記載する。
【0021】 (カラー感光材料の調製) (15層処方) 第1層:ハレーション防止層 黒色コロイド銀 0.16 紫外線吸収剤(UV−1) 0.20 高沸点溶媒(Oil−1) 0.16 ゼラチン 1.23 第2層:中間層 化合物(SC−1) 0.15 高沸点溶媒(Oil−2) 0.17 ゼラチン 1.27 第3層:低感度(第1)赤感性層 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.38μm、沃化銀含有率8.0モル%) 0.50 (平均粒径0.27μm、沃化銀含有率2.0モル%) 0.21 増感色素(SD−1) 2.8×10-4 増感色素(SD−2) 1.9×10-4 増感色素(SD−3) 1.9×10-5 増感色素(SD−4) 1.0×10-4 シアンカプラー(C−1) 0.48 シアンカプラー(C−2) 0.14 カラードシアンカプラー(CC−1) 0.021 DIR化合物(D−1) 0.020 高沸点溶媒(Oil−1) 0.53 ゼラチン 1.30 第4層:中感度(第2)赤感性層 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.52μm、沃化銀含有率8.0モル%) 0.62 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.38μm、沃化銀含有率8.0モル%) 0.27 増感色素(SD−1) 2.3×10-4 増感色素(SD−2) 1.2×10-4 増感色素(SD−3) 1.6×10-5 増感色素(SD−4) 1.2×10-4 シアンカプラー(C−1) 0.15 シアンカプラー(C−2) 0.18 カラードシアンカプラー(CC−1) 0.030 DIR化合物 (D−1) 0.013 高沸点溶媒 (Oil−1) 0.30 ゼラチン 0.93 第5層:高感度(第3)赤感性層 沃臭化銀乳剤(平均粒径1.00μm、沃化銀含有率8.0モル%) 1.27 シアンカプラー(C−2) 0.12 カラードシアンカプラー(CC−1) 0.013 高沸点溶媒(Oil−1) 0.14 ゼラチン 0.91 第6層:中間層 化合物(SC−1) 0.09 高沸点溶媒(Oil−2) 0.11 ゼラチン 0.80 第7層:低感度(第1)緑感性層 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.38μm、沃化銀含有率8.0モル%) 0.61 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.27μm、沃化銀含有率2.0モル%) 0.20 増感色素(SD−4) 7.4×10-5 増感色素(SD−5) 6.6×10-4 マゼンタカプラー(M−1) 0.18 マゼンタカプラー(M−2) 0.44 カラードマゼンタカプラー(CM−1) 0.12 高沸点溶媒(Oil−2) 0.75 ゼラチン 1.95 第8層:中感度(第2)緑感性層 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.59μm、沃化銀含有率8.0モル%) 0.87 増感色素(SD−6) 1.6×10-4 増感色素(SD−7) 1.6×10-4 〃 (SD−8) 1.6×10-4 マゼンタカプラー(M−1) 0.058 〃 (M−2) 0.13 カラードマゼンタカプラー(CM−2) 0.070 DIR化合物(D−2) 0.025 DIR化合物(D−3) 0.002 高沸点溶媒(Oil−2) 0.50 ゼラチン 1.00 第9層:高感度(第3)緑感性層 沃臭化銀乳剤(平均粒径1.00μm、沃化銀含有率8.0モル%) 1.27 増感色素(SD−6) 9.4×10-5 増感色素(SD−7) 9.4×10-5 〃 (SD−8) 9.4×10-5 マゼンタカプラー(M−2) 0.084 〃 (M−3) 0.064 カラードマゼンタカプラー(CM−2) 0.012 高沸点溶媒(Oil−1) 0.27 高沸点溶媒(Oil−2) 0.012 ゼラチン 1.00 第10層:イエローフィルター層 黄色コロイド銀 0.08 色汚染防止剤(SC−2) 0.15 ホルマリンスカベンジャー(HS−1) 0.20 高沸点溶媒(Oil−2) 0.19 ゼラチン 1.10 第11層:低感度(第1)青感性層 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.38μm、沃化銀含有率8.0モル%) 0.22 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.27μm、沃化銀含有率2.0モル%) 0.03 増感色素(SD−9) 4.2×10-4 増感色素(SD−10) 6.8×10-5 イエローカプラー(Y−1) 0.75 DIR化合物(D−1) 0.010 高沸点溶媒(Oil−2) 0.30 ゼラチン 1.20 第12層:中感度(第2)青感性層 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.59μm、沃化銀含有率8.0モル%) 0.30 増感色素(SD−9) 1.6×10-4 増感色素(SD−11) 7.2×10-5 イエローカプラー(Y−1) 0.10 DIR化合物(D−1) 0.010 高沸点溶媒(Oil−2) 0.046 ゼラチン 0.47 第13層:高感度(第3)青感性層 沃臭化銀乳剤(平均粒径1.00μm、沃化銀含有率8.0モル%) 0.85 増感色素(SD−9) 7.3×10-5 増感色素(SD−11) 2.8×10-5 イエローカプラー(Y−1) 0.11 高沸点溶媒(Oil−2) 0.046 ゼラチン 0.80 第14層:第1保護層 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.08μm、沃化銀含有率1.0モル%) 0.40 紫外線吸収剤(UV−1) 0.026 紫外線吸収剤(UV−2) 0.013 高沸点溶媒(Oil−1) 0.07 高沸点溶媒(Oil−3) 0.07 ホルマリンスカベンジャー(HS−1) 0.40 ゼラチン 1.31 第15層:第2保護層 アルカリ可溶性マット剤(平均粒径2μm) 0.15 ポリメチルメタクリレート(平均粒径3μm) 0.04 滑り剤(WAX−1) 0.04 ゼラチン 0.55 Su−1 0.02 Su−2 0.03 H−1 0.024 H−5 0.046 H−9 0.010
【0022】
【化1】
【0023】
【化2】
【0024】
【化3】
【0025】
【化4】
【0026】
【化5】
【0027】
【化6】
【0028】
【化7】
【0029】
【化8】
【0030】
【化9】
【0031】
【化10】
【0032】以下の実施例において12層ならびに8層塗
布の場合があるが、上記15層よりそれぞれ下記の層を削
除したものを使用した。
【0033】12層の場合:(4)第2赤感層、(8)第
2緑感層、(12)第2青感層 8層の場合:(3)第1赤感層、(5)第3赤感層、
(7)第1緑感層(9)第3緑感層、(11)第1青感
層、(13)第3青感層(14)第2保護層 各多層同時塗布の際の塗布量ならびに粘度を変化した。
この条件を水準として表1に示した。
【0034】
【表1】
【0035】また、スリット間距離を下記のように変化
し、これを装置タイプとして以下のように表示した。
【0036】装置1:60mm、装置2:50mm、装置3:40
mm、装置4:25mm、装置5:15mm 装置1〜5は各スリット間距離は一定とした。
【0037】これに対して以下の変成型はスリット間距
離を変化させたタイプである。
【0038】以下のスリット間距離は下流側のスリット
間距離から表示したものである。 12層の場合 装置6:30mm×4+25mm×4+20mm×4
(=300mm) 装置7:20mm×4+25mm×4+30mm×4(=300mm) 15層の場合 装置8:25mm×4+30mm×4+35mm×7
(=465mm) これらの条件の組み合わせで塗布した試料を色ムラ評価
に適当な濃度になるように全面露光し、通常のカラー現
像処理を行った。
【0039】発生した色ムラの評価を行った。
【0040】評価は良好なものを〇、製品可のものを
△、色ムラが発生し、製品不可を×として表示した。以
上の結果を下記に示す。
【0041】 (8層の場合) 水準1 装置1(60mm×8=480mm) ×、 装置2(50mm×8=400mm) × 装置3(40mm×8=320mm) 〇、 装置4(25mm×8=200mm) 〇 水準2 装置1 ×、 装置2 × 装置3 △、 装置4 △ この結果から8層の場合、スリット間距離が短い程色ム
ラの発生が少なく、また最下層を除く粘度の算術平均が
20cp以下であると良好な塗布が困難であることがわか
る。
【0042】 (12層の場合) 水準3 水準4 水準5 水準6 装置1(720mm) × × − − 装置2(600mm) × × × × 装置3(480mm) △ △ 〇 − 装置4(300mm) 〇 〇 〇 △ 装置5(180mm) − − 〇 − 装置6(300mm) − − − △ 装置7(300mm) − − − 〇 ()内の数字はスリット間距離の合計、すなわち全スラ
イド面距離を表す。
【0043】この結果から12層の場合もスリット間距離
が短い程良好であり、装置6と装置7の比較で下流側の
スリット間距離が短い方が良好な結果であることがわか
る。 この結果から15層の場合でも装置3すなわちスリット間
距離40mm以下であれば良好な結果が得られることがわか
る。
【0044】
【発明の効果】本発明により、8層以上同時塗布し、ス
ライド面上の波だちから起こる色ムラ及び層間混合のな
い均一塗布面を得ることが可能で、生産性の高い多層同
時塗布装置および方法を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)スライドビード塗布装置の1例を示す断
面図 (b)スライド面の塗布状態を示す拡大断面図
【符号の説明】
1 バックアップロール 2 塗布装置 3 減圧装置 4 スリット 5 スライド面 6 リップ 10 ウェブ 12 ビード 13、14 塗布液 A、B、C 塗布層 L スリット間距離 S1、S2 スリット θ スライド面の傾斜角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−241338(JP,A) 特公 平5−71309(JP,B2) 特公 昭55−35990(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03C 1/74 B05C 1/14 B05C 5/02 B05D 1/26 G03C 7/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に走行する支持体上に、8層以上
    を同時塗布するカラー感光材料の塗布装置であって、複
    数の塗布ブロックにより形成された8以上のスリット、
    および前記塗布ブロック上に前記スリットから流下する
    塗布液の層を重ねる複数のスライド面を有するととも
    に、各スライド面における隣接するスリット間の距離を
    40mm以下とすることを特徴とするカラー感光材料の塗布
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の塗布装置を用い、前記
    布液の最下層を除く各層の粘度の算術平均が20cp以上で
    あることを特徴とするカラー感光材料の塗布方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の塗布装置を用い、前記塗
    布液として高沸点有機溶媒を含む塗布液により塗布を行
    うことを特徴とするカラー感光材料の塗布方法。
  4. 【請求項4】 前記各スライド面における隣接するスリ
    ット間の距離において、下流側のスリット間の距離が上
    流側のスリット間の距離より短いか、または等しいこと
    を特徴とする請求項1記載のカラー感光材料の塗布装
    置。
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WO2014185384A1 (ja) * 2013-05-16 2014-11-20 コニカミノルタ株式会社 赤外遮蔽フィルムの製造方法
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