JP3496110B2 - 高さが変えられる脇机、テーブルワゴン - Google Patents

高さが変えられる脇机、テーブルワゴン

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JP3496110B2
JP3496110B2 JP29432996A JP29432996A JP3496110B2 JP 3496110 B2 JP3496110 B2 JP 3496110B2 JP 29432996 A JP29432996 A JP 29432996A JP 29432996 A JP29432996 A JP 29432996A JP 3496110 B2 JP3496110 B2 JP 3496110B2
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治男 松本
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松本金属株式会社
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は高さが変えられる脇
机、テーブルワゴンの改良に関する。 【0002】 【従来の技術】従来高さが変えられる脇机、テーブルワ
ゴンは公知であり、例えばその機構はパンタグラフ式の
ものである。パンタグラフ式のものは脚部が筋交い状に
くみたてられており、傾斜度合いを変えられる構造であ
る。 【0003】 【発明が解決しょうとする課題】上記従来技術において
は傾斜状態で脚に荷重がかかるために、強度的配慮と構
造の複雑さに難点があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明の脇机、テーブル
ワゴンはつぎの要件を備えている。それは「本体の上方
に天板が高さ移動可能にとりつけられている脇机、テー
ブルワゴンにおいて、本体には両側に脚受具が取り付け
られており、天板には上記脚受具にガイドされて上下動
する脚が取り付けられており、上記脚受具は上下方向に
長い底板部と、その底板部の両側から折曲された左右側
板部とを備えており、しかも一方の側板部には係止金具
が出入りする開口が設けられており、さらに底板部には
軸ピンを介して回転自在の係止金具が取り付けられてお
り、一方脚は所望の長さを有し、長手方向に底板部とそ
の底板部の両側から折曲された左右側板部とを備えてお
り、該側板部の上記開口を備える側の側板部の下方には
上記金具が突出する開口を形成しており、さらに底板部
の下方には前記係止金具に係合する係合ピンを形成して
おり、この係合ピンは上記係止金具の回転の軸ピンより
上記開口を有する側板部の対向側の側板部側に位相をず
らした位置に形成しており、かつ係合ピンが上方に移動
する過程で係止金具の軸ピンより下部の位置で係止金具
に接触した際に係止金具を僅かに回転せしめた状態で係
合ピンが係止金具に係合して上昇がストップされ、その
際係止金具の軸ピンに対向する上部が上記開口から突出
するように形成されており、さらにその状態から脚を僅
かに押し下げると係止金具の上部が脚の開口上部の側板
部に係合して押動されて、僅かに回転した状態で係止金
具の回転が停止し、同時に脚の側板部が係止金具で支持
されて下降がストップされた状態となって天板が所定の
高さ位置で支承されており、さらに脚を上方に僅かに移
動すると脚の側板部と係止金具の係合が解かれ、同時に
係合ピンが係止金具に接触して係止金具を回転せしめ
て、係止金具が開口部に突出せしめた状態となり、さら
に脚を押し下げることによって係止金具を回転せしめて
元の位置に復帰せしめると共に、脚を下降位置に保持せ
しめることを特徴とする高さが変えられる脇机、テーブ
ルワゴン」である。 【0005】 【作用】本発明は脇机、テーブルワゴンのように、天板
のうえに物品が載置できるもので、該天板が本体に対し
て高さが変わる構造であり、その構造は脚受具が本体の
両側に長手方向に取り付けられており、該脚受具にそっ
て脚が上下方向に移動できるように構成されており、そ
の操作は天板の両側を両手で把手して上方に持ち上げる
だけで所定の高さ位置で支持できる。また下降に際して
は天板をわずかに上方に持ち上げ、ついで下方に押し下
げれば元の低い位置で支持できる。 【0006】本体の両側にとりつける脚受具は中央部に
それぞれ一個でもよく、又は所定間隔を置いて実施例の
ようにそれぞれ2個ずつでもよい。荷重に耐える強度、
操作性等を考慮して脚受具の個数を決めればよい。本発
明のものは構造が簡単であり、組み立て作業も容易であ
り、かつ上下作動操作も簡単であり、しかも十分なる強
度を保持できる。 【0007】 【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1、図2において、1は脇机で、図示していない
が本体の下部にキャスターをつけている。2はそれの本
体、3は天板である。本体には両側に所定間隔をもって
それぞれ脚受具4を止具で固定している。5は脚で、上
部を折り曲げて天板を取り付けている。この脚は脚受具
にガイドされて上下動する。実線の天板3、脚5は上方
に持ち上げて支持されている状態であり、点線で示す天
板および脚は下方におろした状態で、天板は脚受具に又
は本体上部に支持される。脚の下降状態での支持は本体
に取り付けるストッパ金具等によるものでもよい。前記
天板の上昇状態は、例えば机の天板高さに脇机の天板高
さをそろえておけば書類の整理や、作業の効率がよい。
また脇机の天板を下降状態にして机の天板下方の空間に
脇机を収納することができる。この実施例は脚を本体両
側にそれぞれ2個ずつ取り付けているが、本体中央に大
きめの、しかも強度が確保できる構造の脚を両側に1個
ずつ取り付ける構造でもよい。 【0008】図3は脚受具4を示す。脚受具4は鋼板を
折曲加工しており、上下方向に長い底板部4aと、その
両側を折り曲げた左右の側板部4bとを備えており、強
度保持のために、また脚を支持してガイドするために側
板部を全長にわたってL型に形成している。また一方の
側板部には係止金具6が出入りする開口4cを設けてい
る。4dは止具孔で止具を介して本体に脚受具を取り付
けている。 【0009】係止金具6は軸ピン7を介して底板部4a
に回転自在にとりつけられている。係止金具6は方形板
状体の両端に三角山形の切欠を設けて、各隅角部を三角
形状の突起6aとしている。しかも軸ピンを対称点とし
て対称形に形成している。必ずしも対称形でなくてもよ
いが対称形であれば組み立て性、保管性等において有用
である。この図面では説明上係止金具を横長の水平状態
にしているが、図5より理解できるように取り付け状態
は、縦長で、垂直状態で軸支されており、底板部内に収
まっており、軸ピンは底板部の幅方向中央より開口側に
は位置している。つまり後述の脚の係合ピンが係止金具
に接触した際に、該金具が反時計方向に回転する。 【0010】図4は所望長さの脚5を示す。長手方向の
底板部5aと、その両側から折曲された左右の側板部5
b、5bをそなえており、該側板部の一方側、言わば脚
受具の開口4cを備える側の側板部の下方には前記係止
金具6が突出する開口5cを形成している。さらに底板
部の下方の幅方向中央には係止金具に係合する係合ピン
8を側板部側に突出せしめて形成しており、この係合ピ
ンは上記係止金具の回転の軸ピンより上記開口を有する
側板部の対向側の側板部側に位相をずらした位置に形成
している。9は係合ピン8を弾支しているバネで、係合
ピンを下方に押動すると、上方に付勢する。このバネを
設けることによって係止金具への係合ピンの係合度合を
所望に確保している。ことに個々の係止金具と係合ピン
との係合を同期せしめるためにはより有効である。 【0011】図5は脚受具4に脚5を取り付けた状態を
示す。Aは脚が下降の状態で、つまり天板3を本体の位
置まで下げて低くした状態である。Bは天板を持ち上げ
た状態である。脚は脚受具にガイドされて上方にスライ
ドし、同時に係合ピン8が上方に移動する過程で係止金
具6の軸ピン7より下部の位置で、該金具の突起6aに
接触して該金具をわずかに反対時計方向に回転せしめた
状態で係合ピン8が山形の切欠の奥部に納まり、該金具
に強く係合して上昇が停止する。要は係止金具の回転半
径の軌跡と係合ピンの上昇する際の軌跡からして、係合
ピンは係止金具によって上昇が阻止される。しかしてそ
の状態で図示より明らかなように係止金具の上部の突起
6aは斜め左方向に傾き、開口4c、5cから突出する
状態となる。 【0012】CはBの状態から脚をわずかに押し下げて
脚の側板部の開口端部が係止金具の突起6aに係合し
て、わずかに係止金具を回転せしめ、脚の下降が停止さ
れた状態となる。つまり天板が所定の高さ位置を保持し
て支承された状態である。上記作動ならびに脚の停止機
構は前記同様係止金具の回転半径の軌跡と脚の側板部の
下降する際の軌跡より明らかである。 【0013】DはCの状態から次の変化を示す。脚5を
上方にわずかに移動すると脚の側板部と係止金具との係
合が解かれ、同時に係合ピン8が係止金具に接触して金
具を回転せしめて、横長の水平状態となって該金具が開
口部に大きく突出した状態となる。この状態から脚を押
し下げることによって係止金具は脚の側板部に押されて
回転し、元の位置に復帰する。脚も下降位置に保持さ
れ、Aの状態となる。上記のとおり図面を用いて一実施
例を説明したが当業者であれば前記原理機構に該当する
各部材の設計変更は可能である。 【0014】 【効果】本発明は脇机、テーブルワゴンのように、天板
のうえに物品が載置できるもので、該天板が本体に対し
て高さが変わる構造であり、その構造は脚受具が本体の
両側に長手方向に取り付けられており、該脚受具にそっ
て脚が上下方向に移動できるように構成されており、そ
の操作は天板の両側を両手で把手して上方に持ち上げる
だけで所定の高さ位置で支持できる。また下降に際して
は天板をわずかに上方に持ち上げ、ついで下方に押し下
げれば元の低い位置で支持できる。本体の両側にとりつ
ける脚受具は中央部にそれぞれ一個でもよく、又は所定
間隔を置いて実施例のようにそれぞれ2個ずつでもよ
い。荷重に耐える強度、操作性等を考慮して脚受具の個
数を決めればよい。本発明のものは構造が簡単であり、
組み立て作業も容易であり、かつ上下作動操作も簡単で
あり、しかも十分なる強度を保持できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す脇机の略側面図。 【図2】図1の略正面図。 【図3】図1の脇机の本体にとりつける脚受具で、Aは
正面図、Bは略底面図。 【図4】図1の脇机の天板に取り付ける脚で、Aは略正
面図、Bは底面図、Cは左側面図。 【図5】脚受具に脚をとりつけた状態を示す略正面図
で、Aは脚が下降の状態、BはAの状態から脚を上部に
持ち上げた状態、Cは脚がBの状態からわずかに下降し
て脚受具の係止金具に係合支持された状態、言わば天板
の上昇状態、DはCの状態から脚をわずかに持ち上げて
係合金具との係合を解き、脚を下降せしめてAの状態に
戻す前の状態を示す。 【符号の説明】 1 脇机 2 本体 3 天板 4 脚受具 4a 底板部 4b 側板部 4c 開口 5 脚 5a 底板部 5b 側板部 5c 開口 6 係止金具 7 軸ピン 8 係合ピン

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】本体の上方に天板が高さ移動可能にとりつ
    けられている脇机、テーブルワゴンにおいて、本体には
    両側に脚受具が取り付けられており、天板には上記脚受
    具にガイドされて上下動する脚が取り付けられており、
    上記脚受具は上下方向に長い底板部と、その底板部の両
    側から折曲された左右側板部とを備えており、しかも一
    方の側板部には係止金具が出入りする開口が設けられて
    おり、さらに底板部には軸ピンを介して回転自在の係止
    金具が取り付けられており、一方脚は所望の長さを有
    し、長手方向に底板部とその底板部の両側から折曲され
    た左右側板部とを備えており、該側板部の上記開口を備
    える側の側板部の下方には上記金具が突出する開口を形
    成しており、さらに底板部の下方には前記係止金具に係
    合する係合ピンを形成しており、この係合ピンは上記係
    止金具の回転の軸ピンより上記開口を有する側板部の対
    向側の側板部側に位相をずらした位置に形成しており、
    かつ係合ピンが上方に移動する過程で係止金具の軸ピン
    より下部の位置で係止金具に接触した際に係止金具を僅
    かに回転せしめた状態で係合ピンが係止金具に係合して
    上昇がストップされ、その際係止金具の軸ピンに対向す
    る上部が上記開口から突出するように形成されており、
    さらにその状態から脚を僅かに押し下げると係止金具の
    上部が脚の開口上部の側板部に係合して押動されて、僅
    かに回転した状態で係止金具の回転が停止し、同時に脚
    の側板部が係止金具で支持されて下降がストップされた
    状態となって天板が所定の高さ位置で支承されており、
    さらに脚を上方に僅かに移動すると脚の側板部と係止金
    具の係合が解かれ、同時に係合ピンが係止金具に接触し
    て係止金具を回転せしめて、係止金具が開口部に突出せ
    しめた状態となり、さらに脚を押し下げることによって
    係止金具を回転せしめて元の位置に復帰せしめると共
    に、脚を下降位置に保持せしめることを特徴とする高さ
    が変えられる脇机、テーブルワゴン
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200480979Y1 (ko) * 2015-10-22 2016-08-02 주식회사 제로텍 폐기물 절단기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200480979Y1 (ko) * 2015-10-22 2016-08-02 주식회사 제로텍 폐기물 절단기

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