JP3494628B2 - 寸法測定機能を有する端末装置 - Google Patents
寸法測定機能を有する端末装置Info
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Description
する端末装置に関する。
物を宅配便の受け付け場所に持っていって配送を依頼し
たり、宅配業者に自宅に集荷にきてもらっている。
られる場合が多いので、荷物の受付場所、あるいはユー
ザの自宅で集荷する場合には、その場で荷物の寸法を測
定して伝票に記入する必要がある。
ージャー等により荷物の寸法を測定し、測定した値を伝
票に書き入れており、測定作業に時間がかかるという問
題点があった。
できるようにすることである。
末装置は、少なくとも1ライン分のセンサからなるイメ
ージセンサと、測定対象物の側面に配置したマーカに記
録された像を前記イメージセンサ上の少なくとも2カ所
に結像させる少なくとも2個のレンズと、複数のレンズ
により結像された少なくとも2つの像の距離を算出し、
算出した距離に基づいて測定対象物の寸法を算出する算
出手段とを備える。
ーカを配置し、そのマーカの像をイメージセンサで検出
することで、測定対象物の寸法を簡単に、かつ正確に求
めることができる。
のレンズからなり、算出手段が、第1のレンズによるイ
メージセンサ上の第1の結像位置から第2のレンズによ
るイメージセンサ上の第2の結像位置までの距離に基づ
いて測定対象物までの距離を算出するようにしても良
い。
ンサの前方に2個のレンズを配置するという簡単な構成
で、測定対象物の寸法を簡単に測定することができる。
ータを入力する入力手段と、算出手段により算出された
測定対象物の寸法を前記伝票データと対応づけて記憶す
る記憶手段とを有するようにしても良い。
対象の荷物の届け先住所、発送者の住所等からなる伝票
データと、荷物の寸法を対応付けて自動的に端末装置に
記憶させることができ。伝票作成作業が大幅に軽減され
る。
を参照しながら説明する。図1は、実施の形態の寸法測
定機能付きのハンドヘルドターミナル(携帯型端末装
置)10のブロック図である。このハンドヘルドターミ
ナル10は、宅配便の集荷の際に、発送者、発送者住
所、届け先氏名、届け先住所等からなる伝票データを入
力し、荷主に伝票データの控えを発行する機能を有して
いる。
り、操作部13から入力される伝票データ等をメモリ1
2に記憶する。CCDラインセンサ(イメージセンサ)
14は、バーコード等のコントラストを付けた模様を記
録した距離測定用のカードを撮影して荷物の縦、横、奥
行きの寸法を測定、あるいは印影等を読み取るためのも
のである。
データ、あるいはCCDラインセンサ14で撮影した印
影を表示すると共に、タッチパネル式の入力機能を有し
ており、荷主のサイン等を入力できるようになってい
る。
電源として用いられる主電池16と副電池17が内蔵さ
れている。図2は、CCDラインセンサ14を用いた貨
物(荷物)の寸法の測定方法の説明図である。
ード等の模様が印刷されたカード(マーカ)22を置
き、他方の側面にハンドヘルドターミナル10のCCD
ラインセンサ14の設けられた先端部を当てる。そし
て、カード22に印刷されている模様をCCDラインセ
ンサ14で読み取り、カード22からCCDラインセン
サ14までの距離、つまり貨物21の横幅を測定する。
離測定方法を図3を参照して説明する。CCDラインセ
ンサ14の前方には2個の受光レンズ31,32が配置
されている。
には、バーコードの様な高コントラストを持った白、黒
のパターンが印刷されており、CCDラインセンサ14
でそのパターンを検出して距離を測定する。測定対象物
33に印刷されたパーコードは、受光レンズ31,32
によりそれぞれCCDラインセンサ14上に結像され
る。
でスキャンすると、測定対象物33に印刷された像、例
えば、バーコードが受光レンズ31,32によりその下
部のCCDラインセンサ14上に結像される。受光レン
ズ31により結像される像は、CCDラインセンサ14
上の受光軸34を通る位置aで検出される。また、受光
レンズ32により結像される像は、受光レンズ32の中
心と測定対象物33との結ぶ直線とCCDラインセンサ
14とが交わるCCDラインセンサ14上の位置bで検
出される。
心を通り、受光軸34と直交する面から測定対象物33
までの距離をL1、その受光レンズ31の中心を通る面
からCCDラインセンサ14までの距離及び右側の受光
レンズ32の中心を通る面からCCDラインセンサ14
までの距離をL2、右側の受光レンズ32の受光軸35
からその受光レンズ32によるCCDラインセンサ14
の上の結像位置bまでの距離をX2、受光レンズ31に
よる結像位置aから受光レンズ32による結像位置bま
での距離をX1とする。
面からCCDラインセンサ14までの距離L2と、受光
レンズ31と32との距離X1は予め分かっている。図
3に示すように、L1+L2を高さとし、X1+X2を
底辺とする直角三角形と、L2を高さとし、X2を底辺
とする直角三角形とは相似であるので、2つの直角三角
形の各辺は、以下の関係を満たす。
に記録されたパーコードの結像位置a、bを測定すれ
ば、上記の式からCCDラインセンサ14から測定対象
物33までの距離L1+L2を求めることができる。
貨物21の寸法を測定する本発明の第1の実施の形態の
寸法測定処理を示すフローチャートである。測定者は、
パーコード等のパターンが記録されたセンサチャート
(カード22)を貨物21の側面に置く(図4,S1
1)。次に、CCDラインセンサ14により結像位置を
検出し、CCDラインセンサ14の検出単位(例えば、
画素)を基準にして上述した算出方法に基づいてセンサ
チャートまでの距離を求める(S12)。さらに、CP
U部(制御部)11が、算出したデータを距離データに
変換する(S13)。これらの処理を、貨物21の縦、
横、高さの3つの方向に対して行い、貨物21の外形寸
法を測定する。
ンクテーブル41に格納されている寸法データを参照し
(S14)、その貨物21が貨物寸法ランクのどのラン
ク、つまり貨物21の寸法により定まる料金のどのラン
クに該当するかを認識する(S15)。そして、測定し
た貨物21の寸法と貨物データのランクを表示する(S
16)。
ンズとCCDラインセンサ14を用いて測定対象物の像
を2カ所で結像させ、それらの距離を測定することでC
CDラインセンサ14から測定対象物33までの距離を
求めることができる。この場合、CCDラインセンサ1
4の画素数を増やせば距離の測定精度を高めることがで
きるので、貨物21の寸法を簡単、かつ正確に測定する
ことができる。
のハンドヘルドターミナル50のブロック図である。こ
の第2の実施の形態のハンドヘルドターミナル50の構
成は、基本的には図1のハンドヘルドターミナル10と
同じであり、異なる点は、CCDラインセンサ14の代
わりにカメラ部(撮像手段)51を有している点であ
る。
の説明図である。図6に示すように貨物21の角に大き
さの分かっているマーカ52を取り付ける。このマーカ
52はX,Y,Z方向に所定の長さを有している。そし
て、そのマーカ52を含む貨物21の画像を、ハンドヘ
ルドターミナル50のカメラ部51で撮影する。そし
て、マーカ52と貨物21のそれぞれの画像の大きさの
比率を求め、さらにマーカ52の実寸法から貨物21の
実際の寸法を算出する。
面の手前側の角にマーカ52を置き、貨物21の右側面
側からマーカ52を含む貨物21の画像を撮影する。撮
影した画像から貨物21の奥行き(図6の正面から見
て)がマーカ52の奥行き方向の長さの何倍あるかが分
かり、マーカ52の奥行き方向の実際の長さは既知であ
るので、貨物21の奥行き方向の寸法を求めることがで
きる。同様にして貨物21の横、高さの実寸法を求める
ことができる。
測定処理のフローチャートである。マーカ52を貨物2
1の角に取り付けた状態で、貨物21をカメラ部51で
撮影する(図7,S21)。撮影した映像をメモリ12
へ格納する(S22)。次に、メモリ12に格納した映
像からマーカ52の映像を切り取る(S23)。さら
に、切り取ったマーカ52の映像を3次元座標(X,
Y,Z)上に認識(配置)する(S24)。
含む映像から貨物21の映像を切り取る(S25)。つ
まり、マーカ52を除いた貨物21のみの画像を取得す
る。さらに、貨物21の映像を3次元座標上に認識(配
置)する(S26)。
配置したときの位置を示すマーカデータと、マーカ52
の実寸法に対応するマーカ元データとの比率を求める
(S27)。なお、マーカ52の実寸法は予めメモリ1
2に格納されているので、3次元座標上におけるマーカ
52の実寸法の位置データを求め、撮影したマーカデー
タの3次元座標上の位置データと比較することで、両者
の寸法の比率を求めることができる。
標上の貨物21の位置から貨物21の実寸法を算出する
(S28)。これらの処理を貨物21の3カ所の角にマ
ーカ52を取り付けて行うことで、貨物21の横幅、奥
行き、高さを測定することができる。
し(S29)、測定対象の貨物21がどのラングに該当
するかを判断する(S30)。この貨物寸法ランクテー
ブル41には、貨物の大きさにより決まる料金が記録さ
れている。そして、貨物21の料金と実寸法を表示する
(S31)。
基準となるマーカ52を貨物の角に置き、そのマーカ5
2を含む貨物の画像を撮像し、撮像した画像の中のマー
カ52の大きさとマーカ52の実寸法から貨物の実寸法
を求めることができる。これにより、メジャー等により
寸法を測らなくとも、ハンドヘルドターミナル50を利
用して簡単に寸法を測定することができる。
インセンサ14は、1ライン分の画像を検出するものに
限らず、二次元画像を検出するものでも良い。また、貨
物の大きさを測定するセンサは、CCDセンサに限らず
他のセンサを用いても良い。
52を貨物21と別に設け、貨物の角にマーカ52を置
いて寸法を測定するようにしたが、貨物の角にマーカを
印刷し、あるいは貼り付ける等の方法で記録し、マーカ
の実寸法を測定した後、マーカを含む貨物全体をカメラ
で撮影して貨物の寸法を測定するようにしても良い。こ
のようにすることで、マーカ52を貨物の角に置く作業
が不要となる。
ルに限らず、携帯電話機、デジタルカメラ、携帯型のス
キャナー、カメラ付きのスキャナー等の携帯型端末装
置、あるいは、貨物がコンベア等で運ばれるライン上に
設置される設置型の端末装置にも適用できる。
て測定対象物の寸法を簡単に測定することができる。
る。
ートである。
ブロック図である。
る。
ートである。
Claims (4)
- 【請求項1】少なくとも1ライン分のセンサからなるイ
メージセンサと、 測定対象物の側面に配置したマーカに記録された像を前
記イメージセンサ上の少なくとも2カ所に結像させる少
なくとも2個のレンズと、 前記少なくとも2個のレンズにより結像された少なくと
も2つの像の距離を算出し、算出した距離に基づいて前
記測定対象物の寸法を算出する算出手段とを備えること
を特徴とする寸法測定機能を有する端末装置。 - 【請求項2】前記少なくとも2個のレンズは第1及び第
2のレンズからなり、 前記算出手段は、前記第1のレンズによる前記ラインセ
ンサ上の第1の結像位置から前記第2のレンズによる前
記ラインセンサの第2の結像位置までの距離に基づいて
前記測定対象物までの距離を算出することを特徴とする
請求項1記載の寸法測定機能を有する端末装置。 - 【請求項3】伝票データの入力手段を有し、伝票データ
の処理機能を有する携帯端末装置であることを特徴とす
る請求項1または2記載の寸法測定機能を有する端末装
置。 - 【請求項4】測定対象物の伝票データを入力する入力手
段と、 前記算出手段により算出された測定対象物の寸法データ
を前記伝票データと対応づけて記憶する記憶手段とを備
える ことを特徴とする請求項1,2または3記載の寸法
測定機能を有する端末装置。
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