JPH11211438A - 荷台積載体積計測装置 - Google Patents

荷台積載体積計測装置

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JPH11211438A
JPH11211438A JP10010691A JP1069198A JPH11211438A JP H11211438 A JPH11211438 A JP H11211438A JP 10010691 A JP10010691 A JP 10010691A JP 1069198 A JP1069198 A JP 1069198A JP H11211438 A JPH11211438 A JP H11211438A
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JP
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distance
load
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vessel
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JP10010691A
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Inventor
Seiichi Mizui
精一 水井
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】荷台に積載された積載体積を正確に計測するこ
とができる。 【解決手段】所定の視差を持たせた多眼カメラ1は、ダ
ンプトラック3のベッセル4内に積載された土を撮像し、
距離情報生成部12は、2つの撮像画像から視差を用いて
距離情報をもった距離画像に変換する。距離画像と撮像
画像とは画像メモリ13に格納される。積載体積演算部17
は、演算領域決定部15が決定した演算領域内の距離情報
d(i,j)を取得し、車種識別部16が識別した車種に
対応し、ベッセル前部を基準としたベッセル低部までの
相対距離情報Lb(i,j)を空荷荷台情報18から取得
し、ベッセル前部の高さ算出部14から、多眼カメラ1と
ベッセル前部との間の距離Hzを取得する。そして、こ
れらの値をもとに積載体積演算部17は、土のベッセル低
部からの積載高さT(i,j)を算出し、多眼カメラ1
の画素間距離をもとに積載高さ要素間幅を求めて各積載
高さ要素に対する微小面積ΔS(i,j)を求め、T
(i,j)にΔS(i,j)を乗算し、総和をとること
により、最終的に積載体積を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多眼カメラによっ
て撮像された画像をもとに荷台に積載された積載物まで
の距離情報を生成し、この距離情報を用いてダンプトラ
ック等の荷台、例えばベッセルに積載された土量等の積
載体積を間接的に計測する荷台積載体積計測装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ダンプトラックの荷台であるベッ
セルに積載された土の量は、ダンプトラックのペイロー
ドメータ、すなわちサスペンションシリンダの圧力をも
とに、土の重量として計測されていた。そして、各ダン
プトラック毎に計測された土の重量の総重量をもって仕
事量としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、施工現場で
の仕事量は、現実には土の重量ではなく土の体積として
換算される場合が多く、また要求される場合が多い。
【0004】しかしながら、積載された土の体積を計測
する手段がないため、計測された土の重量に土の比重を
乗算して土の体積に換算し、この換算された値を土の体
積としていた。
【0005】一方、土の比重は、土に含まれる水分等に
より、大きく変化する。
【0006】従って、仕事量としての正確な土の体積を
計測することができなかった。
【0007】そこで、本発明は、かかる問題点を除去
し、荷台に積載された積載体積を正確に計測することが
できる荷台積載体積計測装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段および効果】第1の発明
は、荷台に積載された積載物の積載体積を計測する荷台
積載体積計測装置において、少なくとも前記積載物を含
む荷台の被写体を該荷台の上部から、所定の視差をもつ
複数の画像として撮像する多眼カメラと、前記多眼カメ
ラによって撮像された複数の画像から前記所定の視差を
もとに該画像を構成する各画素毎、前記多眼カメラと前
記被写体との間の距離を示す距離情報を生成する距離情
報生成手段と、前記距離情報あるいは前記画像の情報を
もとに前記積載物が積載された積載領域を決定する領域
決定手段と、空荷状態における前記荷台の形状情報を保
持する保持手段と、前記領域決定手段が決定した積載領
域内における前記距離情報及び該距離情報に対応した前
記荷台の形状情報をもとに前記荷台の低部からの積載高
さを各画素毎に演算し、各画素毎に各画素が占有する前
記積載物上の微小面積を求め、各画素毎に前記積載高さ
を前記微小面積に乗算した値の総和を演算して前記積載
物の積載体積を求める積載体積演算手段とを具備したこ
とを特徴とする。
【0009】これにより、積載物、例えば土質の水分量
等にかかわりなく、正確に積載物の体積を計測すること
ができる。
【0010】第2の発明は、第1の発明において、前記
荷台の形状情報は、前記荷台の所定位置を基準とした該
荷台の所定位置から前記荷台の低部までの相対距離情報
であり、前記積載体積演算手段による前記積載高さの演
算は、前記距離情報をもとに前記多眼カメラから前記荷
台の所定位置までの距離を求め、この距離に前記相対距
離情報の値を加算し、この加算した値から各画素毎に前
記距離情報の値を減算して、各画素毎の積載高さを演算
することを特徴とする。
【0011】これにより、例えばダンプトラック等のタ
イヤが荷台の積載重量やタイヤ空気圧の減少等によって
潰れて荷台低部の位置が変化した場合でも、正確に積載
体積を計測することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0013】図1は、本発明の実施の形態である荷台積
載体積計測装置の構成を示す図である。図1において、
この荷台積載体積計測装置は、多眼カメラ1を有し、多
眼カメラ1は、所定の画角6もち、この画角6内を通過
あるいは停止しているダンプトラック3を上部から撮像
する。多眼カメラ1は、支持フレーム2によって支持さ
れ、鉛直下向きに向けられている。また、多眼カメラ1
は、CCD固体撮像素子あるいはMOS型固体撮像素子
によってダンプトラック3等の被写体を撮像する。
【0014】多眼カメラ1とは、1つの多眼カメラ1内
に複数のカメラが所定間隔で配置され、同一の被写体を
同時に撮像するものである。この多眼カメラ1を用いる
のは、多眼カメラ1内のカメラの個数が2つの時を例に
あげると、図2(a),(b)に示すように多眼カメラ
1によって撮像された画像30a,30bのうちの一方
の画像30aのある所定の画素31の距離を求める場合
に有効で、画素31の周囲のウィンドウ32(画素31
を含む)の輝度値(明度)パターンに最もよく似ている
パターンを、他方の画像30bの中のエキシポーラ線上
で探索し、対応するパターン32’を求めることによっ
て、画素31に対応する画像30b内の画素の位置を求
め、その画素のズレすなわち視差から距離を求めること
ができ、この距離を画素31の距離とし、他の画素も同
様に距離の情報を持たせることにより、一方の画像30
aに対応した距離情報をもった画像を得ることができ
る。
【0015】多眼カメラ1によって撮像された撮像画像
は線7を介して荷台積載体積計測装置本体10に入力さ
れ、荷台積載体積計測装置本体10は、多眼カメラ1に
よって撮像されたダンプトラック3の荷台であるベッセ
ル4内に積載された土5の体積を間接的に計測し、計測
結果を出力する。
【0016】荷台積載体積計測装置本体10に入力され
た多眼カメラ1のカメラ個数分の撮像画像は、入力制御
部11を介して画像メモリ13に格納されるとともに、
このカメラ個数分の撮像画像をもとに、距離情報生成部
12は、上述した距離情報をもった距離画像を生成し、
画像メモリ13内に格納する。ここで、カメラ個数分全
ての撮像画像を画像メモリ13内に格納してもよいが、
メモリ利用効率上、いずれか一枚の撮像画像のみを格納
するようにしてもよい。但し、距離画像生成部12によ
って距離画像を生成する場合の基準となった撮像画像を
残すようにする。これにより、画像メモリ13内には、
撮像画像と距離画像とが対となって格納されることにな
る。
【0017】ベッセル前部の高さ算出部14は、図3に
示すように、ダンプトラック3の操縦席上部に位置し、
操縦席を防護するベッセル前部40の上面と多眼カメラ
1との間の距離を距離画像が有する距離情報をもとに算
出する。ベッセル前部40であることの認識は、距離画
像をもとに識別することができる。すなわち、ベッセル
前部40の上面は多眼カメラ1からの距離がほぼ同一で
あり、この距離が同一の範囲が大きく、しかもダンプト
ラックが移動して画角6内に入る場合には、最初にベッ
セル前部40が画角内に入り、地面との距離が明らかに
異なるからである。また、静止している場合にも、図3
に示すようにベッセル前部40は、撮像画像の上部に位
置し、地面との距離も明らかに異なることから容易に認
識することができる。もちろん、ベッセル前部40の上
面にベッセル前部であることを示す識別マークを描いて
おき、撮像画像をもとにこの識別マークをパターンマッ
チング等の手法を用いて識別するようにしてもよい。
【0018】演算領域決定部15は、撮像画像及び距離
画像をもとにベッセル4内に積載され、体積計測をすべ
き土の演算領域を決定する。この演算領域は、例えば図
3に示すような距離画像が得られた場合には、点A0,
B0,B1,A1で囲まれた領域となる。点A0,B0
を通る境界線の認識は、距離情報をもとに、ベッセル前
部40までの距離とベッセル側部41までの距離とが明
らかに異なり、急激に変化することを用いて求められ、
点A0,A1を通る境界線及び点B0,B1を通る境界
線は、撮像画像をハフ変換等の画像変換処理を行うこと
により、容易に求めることができる。また、点A1,B
1を通る境界線は、ベッセル3と地面との距離が明らか
に異なることにより求めることができる。このようにし
て点A0,B0,B1,B0で囲まれた演算領域が求め
られる。もちろん、点A0,B0等を識別する識別マー
クをベッセル側部41上に設けてもよい。この識別マー
クの認識は、パターンマッチング等の手法で行うことが
できる。
【0019】車種識別部16は、ダンプトラックのベッ
セル前部40上面に設置された車種識別用の識別マーク
を識別する。この車種識別用の識別マークは、上述した
ベッセル前部40あるいは点A0,B0等の識別マーク
と同様なものである。この車種の識別とは、ベッセル低
部の形状の違いを識別するものであり、ダンプトラック
自体の車種を識別するものではない。もちろん、計測す
べき全てのダンプトラックのベッセル低部の形状が同じ
である場合、この車種識別部16は不要である。
【0020】積載体積演算部17は、演算領域決定部1
6が決定した演算領域内の距離情報を画像メモリ13か
ら取得し、ベッセル前部40を基準とした該ベッセル前
部40からのベッセル低部への相対位置情報である空荷
荷台情報18をもとに、ベッセル低部からの土の積載高
さを演算し、この積載高さをもとに積載された土の体積
を演算する。
【0021】積載体積演算部17は、図4に示すよう
に、まずベッセル前部の高さ算出部14から、多眼カメ
ラ1とベッセル前部40との間の高さを取得し、距離H
zとして設定する。さらに、画像メモリ13から、距離
情報を取得し、演算領域決定部15が決定した演算領域
における、多眼カメラ1と土の表面との間の距離を画素
マトリックスd(i,j)として設定する。また、積載
体積演算部17は、車種識別部16が識別した車種に対
応する空荷荷台情報18を取得し、ベッセル前部40を
基準としたベッセル前部40とベッセル低部42との間
の相対距離マトリックスLb(i,j)として設定す
る。ここで、画素マトリックスd(i,j)は、相対距
離マトリックスLb(i,j)の各値に対応することに
なり、相対距離マトリックスLb(i,j)を2次元情
報としたのは、ベッセル低部42が、図7に示すよう
に、種々の形状をもつからである。なお、空荷荷台情報
18は、予め各種のベッセル低部をもつ車種毎に計測又
は車体設計図面等を用いて入力された情報であり、計測
の場合は、多眼カメラ1及び距離情報生成部12を用い
て、ベッセル4が空荷の場合の距離情報として求めるこ
とができる。
【0022】さらに、積載体積演算部17は、距離H
z、画素マトリックスd(i,j)、相対距離マトリッ
クスLb(i,j)をもとに、土の積載高さマトリック
スT(i,j)を求める(図4(b))参照)。すなわ
ち、 T(i,j)=Lb(i,j)−d(i,j)+Hz …(1) により、積載高さマトリックスT(i,j)を演算す
る。これにより、演算領域内における土の積載高さをマ
トリックスとして求めたことになる。
【0023】次に、積載体積演算部17は、積載高さマ
トリックスT(i,j)の各積載高さの微小面積ΔSを
演算し、このΔSとT(i,j)とを乗算し、総和を求
めることにより、体積計算を行う。
【0024】まず、積載体積演算部17は、各マトリッ
クス要素毎の微小面積ΔS=Δx・Δyを構成する微小
距離Δx,Δyを求める。例えば、図5に示すように、
i方向における実際の微小距離Δxは、多眼カメラ1の
焦点距離をfとし、多眼カメラ1の画素間距離をΔaと
すると、 Δa/f=Δx/(((d(i+1,j)+d(i,j))/2) …(2) の関係を有し、画素間距離Δa及び焦点距離fは既知で
あるので、画素マトリックスd(i,j)を用いて、微
小距離Δxを求めることができる。同様にして、j方向
の微小距離Δyは、多眼カメラ1のj方向の画素間距離
をΔbとし、 Δb/f=Δy/(((d(i,j+1)+d(i,j))/2) …(3) の関係から、求めることができる。なお、Δxあるいは
Δyを算出する際、隣接する画素マトリックスの値の平
均値を求めているのは、急激な積載高さの変化がある場
合を考慮したためである。
【0025】このようにして求めた微小面積のマトリク
スΔS(i,j)のそれぞれに、それぞれ対応する画素
マトリックスT(i,j)を乗算することにより、微小
体積のマトリクスΔQ(i,j)が求められ、ΔQ
(i,j)の各マトリクス値の総和を演算することによ
り、最終的な積載体積Qを求めることができる。
【0026】このようにして演算された積載体積Qは、
出力制御部19を介して、図示しないディスプレイある
いはプリンタ、さらには外部記憶装置等の出力部20に
出力される。
【0027】制御部Cは、上述した多眼カメラ1及び荷
台積載体積計測装置本体10内の各部を全体的に制御
し、さらには、積載体積演算部17から順次出力される
積載体積Qの総和をさらに求めるような制御処理も行
う。
【0028】ところで、これまで説明した実施の形態で
は、多眼カメラ1を1つとし、この多眼カメラ1によっ
て一度にダンプトラック3の上部全体を撮像するという
ものであった(図7(b)参照)が、これに限らず、例
えば図7(a)に示すように2つの多眼カメラ1a,1
bとを用いて撮像するようにしてもよい。
【0029】この場合、多眼カメラ1a,1bの地上高
は、多眼カメラ1の場合に比べて低くなる。例えば、ベ
ッセル高が4.1m、ベッセル内領域が4.8m×6.
6mであり、多眼カメラ1の画角が30度である場合、
多眼カメラ1は、ベッセルから12m以上の距離があれ
ばよいが、2つの多眼カメラ1a,1bを用いる場合に
は、多眼カメラ1a,1bの地上高が9m以上であれば
よい。
【0030】また、2つの多眼カメラ1a,1bを用い
る場合には、図8に示すような2つの撮像画像が得ら
れ、1つの多眼カメラ1を用いる場合に比べて解像度が
高くなるため、精度の高い積載体積計測が可能となる。
但し、2つの撮像画像及び2つの距離画像に分割されて
いるため、2つの撮像画像及び2つの距離画像を合成す
る必要がある。このため、点A2,B2を通る境界線、
すなわち2つの撮像画像及び距離画像における演算領域
の分割線を求めなければならないが、これは、パターン
マッチング等の手法により容易に求めることができる。
【0031】このような2つの多眼カメラ1a,1bを
用いた場合の積載体積演算の概要処理手順について図9
のフローチャートをもとに説明する。まず、多眼カメラ
1aによって撮像された撮像画像が荷台積載体積計測装
置本体10に入力されると、この撮像画像は距離情報生
成部12によって距離画像を生成し、この距離画像は撮
像画像とともにフレームAとして画像メモリ13に入力
される(ステップ101)。その後、ベッセル前部の高
さ算出部14は、ベッセル前部40を認識し、ベッセル
前部までの距離を算出する(ステップ103)。さら
に、多眼カメラ1bによって撮像された撮像画像が荷台
積載体積計測装置本体10に入力され、ステップ101
と同様に撮像画像と距離画像とをフレームBとして画像
メモリ13に入力する(ステップ105)。その後、フ
レームAを用いて点A0,B0を認識し(ステップ10
7)、フレームA内の演算領域を決定し(ステップ10
9)、積載体積演算部17は、フレームAの演算領域内
の土量体積T1を演算する(ステップ111)。さら
に、演算領域決定部15は、フレームAとフレームBと
の境界、すなわち点A2,B2を通る直線を例えばパタ
ーンマッチング等によって算出し(ステップ113)、
この境界をもとに、フレームB内の演算領域を決定する
(ステップ115)。その後、積載体積演算部17は、
フレームBの演算領域内の土量体積T2を演算する(ス
テップ117)。そして、積載体積演算部17は、ステ
ップ111で算出した土量体積T1とステップ117で
算出した土量体積T2とを加算し、ベッセル内の総土量
体積T(=T1+T2)とする(ステップ119)。そ
の後、この総土量体積Tを出力部20に出力し(ステッ
プ121)、ステップ101に移行し、1つのダンプト
ラックに積載された総土量体積Tの計測処理を終了す
る。
【0032】なお、ダンプトラック3が所定の速度で移
動する場合には、必ずしも2つの多眼カメラ1a,1b
を用いる必要はない。すなわち、1つの多眼カメラ1a
がダンプトラックの進行方向から順次、ベッセルを2分
割して撮像するようにすればよい。
【0033】また、撮像画像は図10に示すように、分
割された複数の撮像画像として撮像してもよい。この複
数の撮像画像、すなわち6つの撮像画像を撮像するに
は、6つの多眼カメラを用いてもよいし、ダンプトラッ
ク3の進行方向の垂直な方向に並べられた2つの多眼カ
メラによって順次、3回撮像するようにしてもよい。さ
らに、ダンプトラック3が停止している場合には、1つ
の多眼カメラを順次移動させて6つの撮像画像を得るよ
うにしてもよい。
【0034】ここで、この6つの撮像画像の合成及び配
置の処理は、パターンマッチングの回数が増えるため、
ベッセル側部41上部にベッセル側部41の位置を示す
ようなパターンマッチング用の識別マークmを設けてお
くと迅速な合成処理が可能となる。
【0035】この場合、1つのベッセル内の演算領域が
6つの撮像画像に分割されているため、解像度が高くな
り、精度の高い積載体積演算が可能となる。すなわち、
精度の高い体積計測を行う場合には、分割数を多くすれ
ばよい。もちろん、多眼カメラ自体の解像度が高くて
も、精度の高い体積計測を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である荷台積載体積計測装
置の構成を示す図である。
【図2】多眼カメラを用いた距離情報の生成原理を説明
する図である。
【図3】1つの多眼カメラによって撮像した撮像画像の
一例を示す図である。
【図4】土の積載高さの距離の算出を説明する図であ
る。
【図5】積載高さ要素間の幅の算出を説明する図であ
る。
【図6】1つの積載体積要素を示す図である。
【図7】ダンプトラックに対する多眼カメラの配置態様
例を示す図である。
【図8】2つの撮像画像に分割して撮像した一例を示す
図である。
【図9】2つの撮像画像に分割した場合の積載体積演算
の概要処理手順を示すフローチャートである。
【図10】6つの撮像画像に分割して撮像した一例を示
す図である。
【符号の説明】
1…多眼カメラ 2…支持フレーム 3…ダンプトラッ
ク 4…ベッセル 5…土 6…画角 7…線 10…荷台積載体積計測装
置本体 11…入力制御部 12…距離情報生成部 13…画像
メモリ 14…ベッセル前部の高さ算出部 15…演算領域決定
部 16…車種識別部 17…積載体積演算部 18…空荷
荷台情報 19…出力制御部 20…出力部 C…制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷台に積載された積載物の積載体積を計
    測する荷台積載体積計測装置において、 少なくとも前記積載物を含む荷台の被写体を該荷台の上
    部から、所定の視差をもつ複数の画像として撮像する多
    眼カメラと、 前記多眼カメラによって撮像された複数の画像から前記
    所定の視差をもとに該画像を構成する各画素毎、前記多
    眼カメラと前記被写体との間の距離を示す距離情報を生
    成する距離情報生成手段と、 前記距離情報あるいは前記画像の情報をもとに前記積載
    物が積載された積載領域を決定する領域決定手段と、 空荷状態における前記荷台の形状情報を保持する保持手
    段と、 前記領域決定手段が決定した積載領域内における前記距
    離情報及び該距離情報に対応した前記荷台の形状情報を
    もとに前記荷台の低部からの積載高さを各画素毎に演算
    し、各画素毎に各画素が占有する前記積載物上の微小面
    積を求め、各画素毎に前記積載高さを前記微小面積に乗
    算した値の総和を演算して前記積載物の積載体積を求め
    る積載体積演算手段とを具備したことを特徴とする荷台
    積載体積計測装置。
  2. 【請求項2】 前記荷台の形状情報は、前記荷台の所定
    位置を基準とした該荷台の所定位置から前記荷台の低部
    までの相対距離情報であり、 前記積載体積演算手段による前記積載高さの演算は、前
    記距離情報をもとに前記多眼カメラから前記荷台の所定
    位置までの距離を求め、この距離に前記相対距離情報の
    値を加算し、この加算した値から各画素毎に前記距離情
    報の値を減算して、各画素毎の積載高さを演算すること
    を特徴とする請求項1に記載の荷台積載体積計測装置。
JP10010691A 1998-01-22 1998-01-22 荷台積載体積計測装置 Pending JPH11211438A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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