JPH10105639A - 寸法測定機能付きバ−コ−ドスキャナ内蔵ハンディタ−ミナル - Google Patents
寸法測定機能付きバ−コ−ドスキャナ内蔵ハンディタ−ミナルInfo
- Publication number
- JPH10105639A JPH10105639A JP8277604A JP27760496A JPH10105639A JP H10105639 A JPH10105639 A JP H10105639A JP 8277604 A JP8277604 A JP 8277604A JP 27760496 A JP27760496 A JP 27760496A JP H10105639 A JPH10105639 A JP H10105639A
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- scanner
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 メジャ−や物差し、又は計りを使用して、受
け付けた小荷物の体積や重さを測定し、この測定した数
値を予め定められている換算表に照らし合わせ、送料と
なる料金を決定し、この情報を伝票に手書きしてから、
再度ハンディタ−ミナルに入力していたので、作業の能
率が非常に悪かった。 【解決手段】 デ−タを表示する表示部と、バ−コ−ド
を読み取るスキャナと、バ−コ−ドを照射する赤色LE
Dと、該赤色LEDの照射光を反射させる反射鏡と、該
反射鏡からの光を集光するCCDセンサを内蔵したハン
ディタ−ミナルにおいて、前記バ−コ−ドスキャナの側
面部に、測定用ロ−ラを取り付け、該測定用ロ−ラの軸
部分に色分けしたパタ−ン部を設け、前記ハンディタ−
ミナルが移動することにより、測定用ロ−ラの回転に伴
う軸部分に設けたパタ−ン部の変化を、前記CCDセン
サにより読み取り、測定用ロ−ラが移動した距離を前記
ハンディタ−ミナルに内蔵されたCPUにより算出す
る。
け付けた小荷物の体積や重さを測定し、この測定した数
値を予め定められている換算表に照らし合わせ、送料と
なる料金を決定し、この情報を伝票に手書きしてから、
再度ハンディタ−ミナルに入力していたので、作業の能
率が非常に悪かった。 【解決手段】 デ−タを表示する表示部と、バ−コ−ド
を読み取るスキャナと、バ−コ−ドを照射する赤色LE
Dと、該赤色LEDの照射光を反射させる反射鏡と、該
反射鏡からの光を集光するCCDセンサを内蔵したハン
ディタ−ミナルにおいて、前記バ−コ−ドスキャナの側
面部に、測定用ロ−ラを取り付け、該測定用ロ−ラの軸
部分に色分けしたパタ−ン部を設け、前記ハンディタ−
ミナルが移動することにより、測定用ロ−ラの回転に伴
う軸部分に設けたパタ−ン部の変化を、前記CCDセン
サにより読み取り、測定用ロ−ラが移動した距離を前記
ハンディタ−ミナルに内蔵されたCPUにより算出す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は郵便局、コンビニエ
ンスストア−等で受け付ける小荷物の情報(小荷物の大
きさや送り先等)を記録、管理を行なうための携帯型情
報端末に関するものである。
ンスストア−等で受け付ける小荷物の情報(小荷物の大
きさや送り先等)を記録、管理を行なうための携帯型情
報端末に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、郵便局、コンビニエンスストア−等
で受け付ける小荷物は、受け付け時に係員または店員
が、メジャ−や物差し、又は計りを使用して、受け付け
た小荷物の体積や重さを測定し、この測定した数値を予
め定められている換算表に照らし合わせ、送料となる料
金を決定していた。また、小荷物の情報(大きさ、重
さ、料金、送り先、送り主等)を伝票に記載して、この
記載した情報を上記伝票の各項目に印刷されているバ−
コ−ドを、上記係員または店員が携帯情報端末(以下、
ハンディタ−ミナルという)に、入力する際にハンディ
タ−ミナルに付属している入力ペンまたはハンディタ−
ミナル本体に設けられているキ−入力部分を使用して、
小荷物の情報を入力していた。
で受け付ける小荷物は、受け付け時に係員または店員
が、メジャ−や物差し、又は計りを使用して、受け付け
た小荷物の体積や重さを測定し、この測定した数値を予
め定められている換算表に照らし合わせ、送料となる料
金を決定していた。また、小荷物の情報(大きさ、重
さ、料金、送り先、送り主等)を伝票に記載して、この
記載した情報を上記伝票の各項目に印刷されているバ−
コ−ドを、上記係員または店員が携帯情報端末(以下、
ハンディタ−ミナルという)に、入力する際にハンディ
タ−ミナルに付属している入力ペンまたはハンディタ−
ミナル本体に設けられているキ−入力部分を使用して、
小荷物の情報を入力していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記した従来の
方法では、メジャ−や物差し、又は計りを使用して、受
け付けた小荷物の体積や重さを測定し、この測定した数
値を予め定められている換算表に照らし合わせ、送料と
なる料金を決定し、この情報を伝票に手書きしてから、
再度ハンディタ−ミナルに入力していたので作業能率が
非常に悪かった。
方法では、メジャ−や物差し、又は計りを使用して、受
け付けた小荷物の体積や重さを測定し、この測定した数
値を予め定められている換算表に照らし合わせ、送料と
なる料金を決定し、この情報を伝票に手書きしてから、
再度ハンディタ−ミナルに入力していたので作業能率が
非常に悪かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の不具合点
に鑑みなされたもので、デ−タを表示する表示部と、バ
−コ−ドを読み取るスキャナと、バ−コ−ドを照射する
赤色LEDと、該赤色LEDの照射光を反射させる反射
鏡と、該反射鏡からの光を集光するCCDセンサを内蔵
したハンディタ−ミナルにおいて、前記バ−コ−ドスキ
ャナの側面部に、測定用ロ−ラを取り付け、該測定用ロ
−ラの軸部分に色分けしたパタ−ン部を設け、測定物上
を前記ハンディタ−ミナルが移動することにより、測定
用ロ−ラの回転に伴う軸部分に設けたパタ−ン部の変化
を、前記CCDセンサにより読み取り、測定用ロ−ラが
移動した距離を前記ハンディタ−ミナルに内蔵されたC
PUにより算出する寸法測定機能付きバ−コ−ドスキャ
ナ内蔵ハンディタ−ミナル提案するものである。
に鑑みなされたもので、デ−タを表示する表示部と、バ
−コ−ドを読み取るスキャナと、バ−コ−ドを照射する
赤色LEDと、該赤色LEDの照射光を反射させる反射
鏡と、該反射鏡からの光を集光するCCDセンサを内蔵
したハンディタ−ミナルにおいて、前記バ−コ−ドスキ
ャナの側面部に、測定用ロ−ラを取り付け、該測定用ロ
−ラの軸部分に色分けしたパタ−ン部を設け、測定物上
を前記ハンディタ−ミナルが移動することにより、測定
用ロ−ラの回転に伴う軸部分に設けたパタ−ン部の変化
を、前記CCDセンサにより読み取り、測定用ロ−ラが
移動した距離を前記ハンディタ−ミナルに内蔵されたC
PUにより算出する寸法測定機能付きバ−コ−ドスキャ
ナ内蔵ハンディタ−ミナル提案するものである。
【0005】
【作用】本発明は、バ−コ−ドスキャナを設けたハンデ
ィタ−ミナルを使用し、バ−コ−ドスキャナのバ−コ−
ド読み取り口部分に、小荷物の寸法を計る為のロ−ラ−
を設置し、このロ−ラ−の回転数を電荷結合素子(以
下、CCDという)によって読み取り、予めハンディタ
−ミナルに記憶されている換算表と回転数を参照するこ
とにより、小荷物の大きさと料金を特定したのち、この
情報を自動的にハンディタ−ミナルに記憶する。
ィタ−ミナルを使用し、バ−コ−ドスキャナのバ−コ−
ド読み取り口部分に、小荷物の寸法を計る為のロ−ラ−
を設置し、このロ−ラ−の回転数を電荷結合素子(以
下、CCDという)によって読み取り、予めハンディタ
−ミナルに記憶されている換算表と回転数を参照するこ
とにより、小荷物の大きさと料金を特定したのち、この
情報を自動的にハンディタ−ミナルに記憶する。
【0006】
【発明の実施の形態】バ−コ−ドスキャナを設けたハン
ディタ−ミナルの、バ−コ−ド読み取り部分に配置した
ロ−ラ−の軸部分に目盛または色付けされたロ−ラ−部
を配置し、バ−コ−ドスキャナの内部に設けたCCDセ
ンサにより、ロ−ラ−の回転を読み取ることにより、小
荷物の寸法を測定し、この測定した寸法をハンディタ−
ミナル本体に入力し、入力された情報から予めハンディ
タ−ミナル本体に記憶されている換算表を参照すること
により送料等の料金を決定し、物品の受け付け情報を記
録するバ−コ−ド読み取り兼用寸法測定機能付き携帯情
報端末である。
ディタ−ミナルの、バ−コ−ド読み取り部分に配置した
ロ−ラ−の軸部分に目盛または色付けされたロ−ラ−部
を配置し、バ−コ−ドスキャナの内部に設けたCCDセ
ンサにより、ロ−ラ−の回転を読み取ることにより、小
荷物の寸法を測定し、この測定した寸法をハンディタ−
ミナル本体に入力し、入力された情報から予めハンディ
タ−ミナル本体に記憶されている換算表を参照すること
により送料等の料金を決定し、物品の受け付け情報を記
録するバ−コ−ド読み取り兼用寸法測定機能付き携帯情
報端末である。
【0007】
【実施例】以下、本発明の詳細を添付図面を参照して説
明する。図1は、本発明のバ−コ−ドスキャナ内蔵携帯
情報端末の外観斜視図である。参照符号2は、デ−タ入
力用キ−入力部であり、バ−コ−ドスキャナ内蔵携帯情
報端末の上面部に設けられている。参照符号3は液晶表
示部であり、デ−タ入力用キ−入力部2より入力された
情報や、バ−コ−ドスキャナ内蔵携帯情報端末に蓄積さ
れているデ−タ等を表示するものである。
明する。図1は、本発明のバ−コ−ドスキャナ内蔵携帯
情報端末の外観斜視図である。参照符号2は、デ−タ入
力用キ−入力部であり、バ−コ−ドスキャナ内蔵携帯情
報端末の上面部に設けられている。参照符号3は液晶表
示部であり、デ−タ入力用キ−入力部2より入力された
情報や、バ−コ−ドスキャナ内蔵携帯情報端末に蓄積さ
れているデ−タ等を表示するものである。
【0008】参照符号4はバ−コ−ド読み取り用の読み
取り口であり、このバ−コ−ド読み取り用の読み取り口
4の側面には、寸法測定用のロ−ラ5が配置されてい
る。この寸法測定用のロ−ラ5は、上記したようにバ−
コ−ド読み取り用の読み取り口4の側面部分に回動自在
に取り付けられており、寸法測定用のロ−ラ5の軸(図
示せず)には、黒色と白色が一定間隔で印刷されてい
る。尚、図1では片側の寸法測定用ロ−ラのみしか図示
されていないが、実際にはバ−コ−ド読み取り用の読み
取り口4の図示されていない片側の端部にも上記軸を介
して寸法測定用のロ−ラ5が存在する。参照符号6はバ
−コ−ドの読み取り状態や寸法測定状態を確認するため
のLEDが配置されている。
取り口であり、このバ−コ−ド読み取り用の読み取り口
4の側面には、寸法測定用のロ−ラ5が配置されてい
る。この寸法測定用のロ−ラ5は、上記したようにバ−
コ−ド読み取り用の読み取り口4の側面部分に回動自在
に取り付けられており、寸法測定用のロ−ラ5の軸(図
示せず)には、黒色と白色が一定間隔で印刷されてい
る。尚、図1では片側の寸法測定用ロ−ラのみしか図示
されていないが、実際にはバ−コ−ド読み取り用の読み
取り口4の図示されていない片側の端部にも上記軸を介
して寸法測定用のロ−ラ5が存在する。参照符号6はバ
−コ−ドの読み取り状態や寸法測定状態を確認するため
のLEDが配置されている。
【0009】図2は上記したバ−コ−ド読み取り部分の
内部構造を示した構成図である。スキャナユニット部7
は、後記するバ−コ−ドまたは上記軸に印刷された黒色
または白色(以下、ロ−ラ−被測定部という)を照射す
る赤色LED8、この照射した光の反射を授受する反射
鏡9と、この反射鏡9で授受した光をレンズ10に反射
させる。このレンズ10で受けた光は、CCDセンサ1
1に集光される。
内部構造を示した構成図である。スキャナユニット部7
は、後記するバ−コ−ドまたは上記軸に印刷された黒色
または白色(以下、ロ−ラ−被測定部という)を照射す
る赤色LED8、この照射した光の反射を授受する反射
鏡9と、この反射鏡9で授受した光をレンズ10に反射
させる。このレンズ10で受けた光は、CCDセンサ1
1に集光される。
【0010】図3は寸法測定機能付きバ−コ−ドスキャ
ナ内蔵ハンディタ−ミナルの電気的ブロック図である。
参照符号12はROMで、寸法測定機能付きバ−コ−ド
スキャナ内蔵ハンディタ−ミナルを起動させるためのシ
ステムプログラムが保存されており、バ−コ−ド読み取
り口によるバ−コ−ドまたはロ−ラ−被測定部の読み取
り制御、寸法測定機能付きバ−コ−ドスキャナ内蔵ハン
ディタ−ミナルの本体に設けられているキ−入力部分に
関する制御、液晶表示部3に表示させるためのプログラ
ム、LED6を点灯するためのプログラム、各種のブザ
−を鳴らす為のシステムプログラムが保存されており、
上記した各種機能を作動させるときには、CPU13の
指令により、ROM12に保存されている各種機能に必
要なプログラムを実行する。
ナ内蔵ハンディタ−ミナルの電気的ブロック図である。
参照符号12はROMで、寸法測定機能付きバ−コ−ド
スキャナ内蔵ハンディタ−ミナルを起動させるためのシ
ステムプログラムが保存されており、バ−コ−ド読み取
り口によるバ−コ−ドまたはロ−ラ−被測定部の読み取
り制御、寸法測定機能付きバ−コ−ドスキャナ内蔵ハン
ディタ−ミナルの本体に設けられているキ−入力部分に
関する制御、液晶表示部3に表示させるためのプログラ
ム、LED6を点灯するためのプログラム、各種のブザ
−を鳴らす為のシステムプログラムが保存されており、
上記した各種機能を作動させるときには、CPU13の
指令により、ROM12に保存されている各種機能に必
要なプログラムを実行する。
【0011】参照符号14はRAMで、アプリケ−ショ
ンプログラムの保存またはワ−クエリアとして使用さ
れ、バ−コ−ド読取口4によりバ−コ−ドまたはロ−ラ
−被測定部15からの反射光をCCDセンサ11で受光
し、このとき得られた信号をA/D変換回路16により
デジタル変換し、CPU13のタイマ回路13Aにより
前記信号のHIGHレベルまたはLOWレベルの時間を
計測し、RAM14へ格納する。
ンプログラムの保存またはワ−クエリアとして使用さ
れ、バ−コ−ド読取口4によりバ−コ−ドまたはロ−ラ
−被測定部15からの反射光をCCDセンサ11で受光
し、このとき得られた信号をA/D変換回路16により
デジタル変換し、CPU13のタイマ回路13Aにより
前記信号のHIGHレベルまたはLOWレベルの時間を
計測し、RAM14へ格納する。
【0012】次に、バ−コ−ド読取口4によって読まれ
たバ−コ−ドまたはロ−ラ−被測定部15から得られた
デジタル信号について説明する。先ず、図4を用いて説
明する。本実施例ではCCDセンサ11の受光素子を2
048個としており、その約1/10である200個分
のエリアをロ−ラ−被測定部15に印刷されている黒
色、白色パタ−ンの測定エリアとし、これ以外をバ−コ
−ド測定用のエリアとしている。バ−コ−ド読取口で1
回のスキャン時間を10msとすると約1ms分がロ−
ラ−被測定部15の信号となる。
たバ−コ−ドまたはロ−ラ−被測定部15から得られた
デジタル信号について説明する。先ず、図4を用いて説
明する。本実施例ではCCDセンサ11の受光素子を2
048個としており、その約1/10である200個分
のエリアをロ−ラ−被測定部15に印刷されている黒
色、白色パタ−ンの測定エリアとし、これ以外をバ−コ
−ド測定用のエリアとしている。バ−コ−ド読取口で1
回のスキャン時間を10msとすると約1ms分がロ−
ラ−被測定部15の信号となる。
【0013】図5は、ロ−ラ−被測定部15に印刷され
ている白色と黒色の信号パタ−ンの色分けパタ−ンを示
すものである。白色部分はHIGHレベル、黒色部分は
LOWレベルを示しており、8個のエリアに分けて印刷
されている。信号パタ−ンは、A、B2つのエリアに分
かれており、上記したように1回のスキャン時間を10
msとし、この約1/10の1msをロ−ラ−被測定部
に印刷されたパタ−ンのスキャン時間としたことによ
り、約0.5msの時間信号となる。HIGHレベルを
1、LOWレベルを0としたとき、真理値表は図6のよ
うに示すことができる。この1と0のパタ−ンの変化か
らロ−ラ−の回転方向と円周の1/4の回転が測定でき
る。
ている白色と黒色の信号パタ−ンの色分けパタ−ンを示
すものである。白色部分はHIGHレベル、黒色部分は
LOWレベルを示しており、8個のエリアに分けて印刷
されている。信号パタ−ンは、A、B2つのエリアに分
かれており、上記したように1回のスキャン時間を10
msとし、この約1/10の1msをロ−ラ−被測定部
に印刷されたパタ−ンのスキャン時間としたことによ
り、約0.5msの時間信号となる。HIGHレベルを
1、LOWレベルを0としたとき、真理値表は図6のよ
うに示すことができる。この1と0のパタ−ンの変化か
らロ−ラ−の回転方向と円周の1/4の回転が測定でき
る。
【0014】例えば、ロ−ラ−5の円周を4cmと設定
すると、1cm単位で物品の寸法測定ができる。図7は
寸法測定用ロ−ラ5の正転方向、逆転方向時の1、0パ
タ−ンの変化を説明する図である。図に示しているとお
り、正転方向に回転している時には、0、1〜1、1の
順で変化し、逆転方向に回転している場合には、正転方
向とは反対に、1、1〜0、1の順でパタ−ンが変化す
る。この時のパタ−ン変化の回数から距離を測定する。
このように、パタ−ンの変化の順番によって、正転方向
と逆転方向を検出することができる。
すると、1cm単位で物品の寸法測定ができる。図7は
寸法測定用ロ−ラ5の正転方向、逆転方向時の1、0パ
タ−ンの変化を説明する図である。図に示しているとお
り、正転方向に回転している時には、0、1〜1、1の
順で変化し、逆転方向に回転している場合には、正転方
向とは反対に、1、1〜0、1の順でパタ−ンが変化す
る。この時のパタ−ン変化の回数から距離を測定する。
このように、パタ−ンの変化の順番によって、正転方向
と逆転方向を検出することができる。
【0015】次に、図8のフロ−チャ−トをもとに実際
の動作について説明する。操作者がバ−コ−ドスキャナ
内蔵ハンディタ−ミナル1の入力キ−部分2に設けた電
源スイッチ(図示せず)を入れると同時にデ−タの初期
化が行われる(S1)。引続き操作者が、バ−コ−ドス
キャナ内蔵ハンディタ−ミナル1に設けられているデ−
タ入力用キ−入力部2の所定のキ−を操作することによ
り、処理の選択を行なう(S2)。次に操作者が、バ−
コ−ドスキャナ内蔵ハンディタ−ミナル1に取り付けら
れている寸法測定用のロ−ラ5を測定物(図示せず)に
接触させ、前記バ−コ−ドスキャナ内蔵ハンディタ−ミ
ナル1のデ−タ入力用キ−入力部2に設けた所定のキ−
(図示せず)を操作者の手によって押す。この後、バ−
コ−ドスキャナ内蔵ハンディタ−ミナル1を測定したい
方向へ移動させることにより、寸法測定を開始する(S
3)。
の動作について説明する。操作者がバ−コ−ドスキャナ
内蔵ハンディタ−ミナル1の入力キ−部分2に設けた電
源スイッチ(図示せず)を入れると同時にデ−タの初期
化が行われる(S1)。引続き操作者が、バ−コ−ドス
キャナ内蔵ハンディタ−ミナル1に設けられているデ−
タ入力用キ−入力部2の所定のキ−を操作することによ
り、処理の選択を行なう(S2)。次に操作者が、バ−
コ−ドスキャナ内蔵ハンディタ−ミナル1に取り付けら
れている寸法測定用のロ−ラ5を測定物(図示せず)に
接触させ、前記バ−コ−ドスキャナ内蔵ハンディタ−ミ
ナル1のデ−タ入力用キ−入力部2に設けた所定のキ−
(図示せず)を操作者の手によって押す。この後、バ−
コ−ドスキャナ内蔵ハンディタ−ミナル1を測定したい
方向へ移動させることにより、寸法測定を開始する(S
3)。
【0016】バ−コ−ドスキャナ内蔵ハンディタ−ミナ
ル1に取り付けられている投光赤色LED6を点灯さ
せ、CCDセンサ11により、スキャンを開始し(S
4)、A/D変換回路16によりデジタル化された信号
の信号サンプリングを行なう(S5)。測定している信
号パタ−ン(図5を参照)の順番に変化があった場合に
は(S6)、正転方向か逆転方向かを判断し(S7)、
正転方向なら測定値をカウントアップし(S8)、また
逆転方向なら測定値をカウントダウン(S9)し、CP
U13の指令によりバ−コ−ド内蔵ハンディタ−ミナル
1に設けられている状態表示用LED6を点灯させ(S
10)、逆転方向ということを操作者に知らせ、この操
作者により測定終了キ−(図示せず)が入力されるま
で、所定の動作を繰り返す(S11)。
ル1に取り付けられている投光赤色LED6を点灯さ
せ、CCDセンサ11により、スキャンを開始し(S
4)、A/D変換回路16によりデジタル化された信号
の信号サンプリングを行なう(S5)。測定している信
号パタ−ン(図5を参照)の順番に変化があった場合に
は(S6)、正転方向か逆転方向かを判断し(S7)、
正転方向なら測定値をカウントアップし(S8)、また
逆転方向なら測定値をカウントダウン(S9)し、CP
U13の指令によりバ−コ−ド内蔵ハンディタ−ミナル
1に設けられている状態表示用LED6を点灯させ(S
10)、逆転方向ということを操作者に知らせ、この操
作者により測定終了キ−(図示せず)が入力されるま
で、所定の動作を繰り返す(S11)。
【0017】操作者が寸法測定のために操作しているバ
−コ−ドスキャナ内蔵ハンディタ−ミナル1が、寸法を
測定している測定物(図示せず)の終端まで来た段階
で、上記バ−コ−ドスキャナ内蔵ハンディタ−ミナル1
のキ−入力部2に設けられている測定終了キ−(図示せ
ず)のキ−入力を行ない、測定作業を終了させる。測定
作業終了時に、測定した値から寸法を算出し(S1
2)、この寸法とバ−コ−ドスキャナ内蔵ハンディタ−
ミナル1のRAM14に予め記録されている小荷物の料
金デ−タを検索し、バ−コ−ドスキャナ内蔵ハンディタ
−ミナル1の液晶表示部3に料金の表示を行ない(S1
3)、処理を終了させる。
−コ−ドスキャナ内蔵ハンディタ−ミナル1が、寸法を
測定している測定物(図示せず)の終端まで来た段階
で、上記バ−コ−ドスキャナ内蔵ハンディタ−ミナル1
のキ−入力部2に設けられている測定終了キ−(図示せ
ず)のキ−入力を行ない、測定作業を終了させる。測定
作業終了時に、測定した値から寸法を算出し(S1
2)、この寸法とバ−コ−ドスキャナ内蔵ハンディタ−
ミナル1のRAM14に予め記録されている小荷物の料
金デ−タを検索し、バ−コ−ドスキャナ内蔵ハンディタ
−ミナル1の液晶表示部3に料金の表示を行ない(S1
3)、処理を終了させる。
【発明の効果】本発明は以上のような構成となっている
ので、予めハンディタ−ミナルに小荷物の料金表を記録
させておき、この料金表と実際に測定した小荷物の寸法
を照らし合わせることにより、配送料金が算出でき、ハ
ンディタ−ミナルにも小荷物の受け付けデ−タ等がキ−
入力を行なうことにより入力でき、小荷物の受け付け作
業にかかる時間が短くなり、また作業効率が向上した。
ので、予めハンディタ−ミナルに小荷物の料金表を記録
させておき、この料金表と実際に測定した小荷物の寸法
を照らし合わせることにより、配送料金が算出でき、ハ
ンディタ−ミナルにも小荷物の受け付けデ−タ等がキ−
入力を行なうことにより入力でき、小荷物の受け付け作
業にかかる時間が短くなり、また作業効率が向上した。
【図1】 ハンディタ−ミナルの外観斜視図
【図2】 読み取り部の構成図
【図3】 ハンディタ−ミナルの電気的ブロック図
【図4】 デジタル信号の説明図
【図5】 受光信号パタ−ンの説明図
【図6】 受光信号パタ−ンの真理値表
【図7】 回転方向と受光パタ−ンの説明図
【図8】 フロ−チャ−ト
1 寸法測定機能付きバ−コ−ドスキャナ内蔵ハンデ
ィタ−ミナル 2 デ−タ入力用キ−入力部 3 液晶表示部 4 バ−コ−ド読取口 5 寸法測定用ロ−ラ 6 LED 7 スキャナユニット部 8 赤色LED 9 反射鏡 10 レンズ 11 CCDセンサ 12 ROM 13 CPU 13Aタイマ回路 14 RAM 15 ロ−ラ−被測定部 16 A/D変換回路
ィタ−ミナル 2 デ−タ入力用キ−入力部 3 液晶表示部 4 バ−コ−ド読取口 5 寸法測定用ロ−ラ 6 LED 7 スキャナユニット部 8 赤色LED 9 反射鏡 10 レンズ 11 CCDセンサ 12 ROM 13 CPU 13Aタイマ回路 14 RAM 15 ロ−ラ−被測定部 16 A/D変換回路
Claims (2)
- 【請求項1】 デ−タを表示する表示部と、バ−コ−ド
を読み取るスキャナと、バ−コ−ドを照射する赤色LE
Dと、該赤色LEDの照射光を反射させる反射鏡と、該
反射鏡からの光を集光するCCDセンサを内蔵したハン
ディタ−ミナルにおいて、前記バ−コ−ドスキャナの側
面部に、測定用ロ−ラを取り付け、該測定用ロ−ラの軸
部分に色分けしたパタ−ン部を設け、測定物上を前記ハ
ンディタ−ミナルが移動することにより、測定用ロ−ラ
の回転に伴う軸部分に設けたパタ−ン部の変化を、前記
CCDセンサにより読み取り、測定用ロ−ラが移動した
距離を前記ハンディタ−ミナルに内蔵されたCPUによ
り算出することを特徴とする寸法測定機能付きバ−コ−
ドスキャナ内蔵ハンディタ−ミナル。 - 【請求項2】 前記ハンディタ−ミナルに内蔵されたC
PUにより算出された距離を、ハンディタ−ミナルに記
録した換算デ−タを基に演算し、測定物の料金として前
記ハンディタ−ミナルの表示部に表示することを特徴と
する請求項1記載の寸法測定機能付きバ−コ−ドスキャ
ナ内蔵ハンディタ−ミナル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8277604A JPH10105639A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 寸法測定機能付きバ−コ−ドスキャナ内蔵ハンディタ−ミナル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8277604A JPH10105639A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 寸法測定機能付きバ−コ−ドスキャナ内蔵ハンディタ−ミナル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10105639A true JPH10105639A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17585748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8277604A Pending JPH10105639A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 寸法測定機能付きバ−コ−ドスキャナ内蔵ハンディタ−ミナル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10105639A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001025973A1 (en) * | 1999-10-07 | 2001-04-12 | Certified Instrument Corporation Pty Limited | Portable device for the collection of data describing postal articles and freight |
JP2002286420A (ja) * | 2001-03-22 | 2002-10-03 | Fujitsu Frontech Ltd | 寸法測定機能を有する端末装置 |
WO2002088681A1 (fr) * | 2001-04-25 | 2002-11-07 | Hiromu Maeda | Instrument portable pour le controle qualite interne |
JP2004219255A (ja) * | 2003-01-15 | 2004-08-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | サイズ測定装置、方法および測定プログラム |
CN106767442A (zh) * | 2017-03-30 | 2017-05-31 | 李良杰 | 长度测量笔 |
US11333480B2 (en) | 2019-12-12 | 2022-05-17 | Fujitsu Component Limited | Measuring instrument and measure |
-
1996
- 1996-09-27 JP JP8277604A patent/JPH10105639A/ja active Pending
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