JP3494500B2 - 自動車用インストルメントパネルの射出成形方法および射出成形金型 - Google Patents

自動車用インストルメントパネルの射出成形方法および射出成形金型

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JP3494500B2 JP09363895A JP9363895A JP3494500B2 JP 3494500 B2 JP3494500 B2 JP 3494500B2 JP 09363895 A JP09363895 A JP 09363895A JP 9363895 A JP9363895 A JP 9363895A JP 3494500 B2 JP3494500 B2 JP 3494500B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用インストルメ
ントパネルの射出成形方法およびその射出成形金型に係
り、自動車用インストルメントパネルを製造する際に利
用できる。
【0002】
【背景技術】従来より、軽量にして高剛性な成形品が得
られる射出成形方法として、ガス射出成形方法が知られ
ている(特開平3−138126)。この方法では、金型内の
キャビティに溶融樹脂を充填した後、キャビティ内に加
圧窒素ガス等の不活性ガスを注入して射出成形を行う。
充填された溶融樹脂内には、ガス圧によりガスの流路
(以下「ガスチャンネル」という)が形成され、ガスチ
ャンネル内のガスが溶融樹脂を金型の成形面に向かって
押圧するので、厚さが均一で薄肉の薄肉成形品を得るこ
とができる。このため、薄肉成形品である自動車用イン
ストルメントパネル等の製造に利用されている。ところ
で、近年の自動車には、衝突時の衝撃から搭乗者を保護
するために、衝突と同時にエアバックを展開・膨張させ
るエアバック装置が搭載されている。このようなエアバ
ック装置は、自動車のハンドルやインストルメントパネ
ル等に取付けられている。エアバック装置をインストル
メントパネルに取付けるにあたり、予めインストルメン
トパネルの裏面にボスを突設し、このボスと螺合するボ
ルトでエアバック装置をインストルメントパネルに固定
している。エアバック装置の重量に応じたボスを設けれ
ば、ボルトで固定することが可能となり、エアバック装
置が重くとも、当該エアバック装置をインストルメント
パネルに確実に固定できる。
【0003】一方、薄肉成形品であるインストルメント
パネルにボスを設けると、このボスがインストルメント
パネルの厚肉部分となるので、ボスが形成された面とは
反対側の面にヒケが生じやすくなる。従来の射出成形方
法では、次の〜に示すような手法で、ボス等の厚肉
部にヒケが生じないようにしている。 通常の射出成形法で成形を行うにあたり、溶融樹脂
の射出口であるゲートを複数設けた多点ゲート式の金型
を用い、射出時にボスとなる溶融樹脂に保圧を加え、ヒ
ケの防止を図る。 と同様に射出成形法で成形を行うにあたり、ボス
の周辺を薄肉に成形する、いわゆる肉盗みが施された金
型、あるいは、ボスの底面を薄肉に成形する金型を用
い、これにより、ボスとなる部分の肉厚を抑えてヒケの
防止を図る。 ガス射出成形法で成形を行うにあたり、最寄りのガ
スチャンネルから少なくともボスの底部まで延びる小ガ
スチャンネルが形成される金型を用い、ボスの底部に形
成される小ガスチャンネル内のガス圧により、ヒケの防
止を図る(実公平5-262 号公報)。 射出成形法で成形を行うにあたり、型面と樹脂との
間にガスを圧入するガス注入口がボスを形成する部分の
近傍に設けられた金型を用い、溶融樹脂を充填した後
に、溶融樹脂のボスとなる部分にガスを圧入し、このガ
ス圧により、ヒケの防止を図る。 ガス注入射出成形法で成形を行うにあたり、成形品
の所定部分にリブを成形する金型を用い、ガスの注入に
よりリブとなる溶融樹脂の内部を中空にし、この中空部
分のガス圧により、ヒケの防止を図る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの〜に示す
ような射出成形法では、次のような問題がある。の射
出成形法では、溶融樹脂を充填するゲートを複数設けた
ため、一のゲートから充填された溶融樹脂が他のゲート
から充填された溶融樹脂と衝突し、ウェルドマークが生
じるうえ、充分な保圧力がボス部分に加わらないので、
ヒケが生じるという問題がある。一方、充分な保圧力が
ボス部分に加わるように、溶融樹脂の射出圧力を高くす
ると、ヒケの発生は多少抑えられるが、金型から取出し
た後の残留応力が大きくなり、成形品が変形するという
問題が生じる。の射出成形法では、ヒケが生じなくな
るほど充分に肉盗みを行う、または、ボスの底面を薄肉
にすると、ボス部分の溶融樹脂の流動抵抗が部分的に大
きくなり、この流動抵抗が大きい部分で溶融樹脂の流動
が一旦停止する、いわゆるヘジテイション現象が生じ
る。このヘジテイション現象により、成形品の表面にフ
ローマークが発生するという問題がある。また、肉盗み
を行うと、成形品の内部にエアポケットが生じやすくな
る。の射出成形法では、溶融樹脂内にガスチャンネ
ル、および、このガスチャンネルから延びる小ガスチャ
ンネルを形成する必要があるので、ガス注入口に注入さ
れるガスの圧力が高圧となり、成形品の形状や大きさに
よっては、ボスやガスチャンネルが形成されない一般面
にガスが浸透(パーミエーション)し、成形品の外観が
低下するという問題がある。の射出成形法では、ボス
を形成する部分にガスが圧入されるので、部分的なヒケ
の防止には効果があるが、成形品全体の変形等には対応
できず、成形品の大きさや形状によっては、外観の良好
な成形品を得ることができないという問題がある。の
射出成形法では、リブとなる溶融樹脂の内部に形成され
た中空部分のガスの圧力によりヒケを防止するので、ボ
スがリブの近くに配置される場合には効果があるが、必
ずしもボスがリブの近くに配置されるとは限らないの
で、ボスの位置によっては、ヒケが発生して外観の良好
な成形品を得ることができないという問題がある。一
方、リブをボスの近くまで延ばせば、ヒケの発生は防止
できるが、前述のと同様の問題が生じる。
【0005】本発明の目的は、ボスを設けてもヒケや強
度低下等の不具合が生じない自動車用インストルメント
パネルの射出成形方法および射出成形金型を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用インス
トルメントパネルの射出成形方法は、キャビティの長手
方向に沿って前記キャビティの厚さ寸法を周囲より大き
くしたガスチャンネル案内部を備えた金型を用い、前記
キャビティ内に溶融樹脂の充填を開始した後、充填され
た溶融樹脂の内部に加圧ガスを注入しながら成形を行う
自動車用インストルメントパネルの射出成形方法であっ
て、予め前記インストルメントパネルの裏側に保圧ガス
を部分的に圧入するガス圧入部を前記金型に設けてお
き、前記溶融樹脂の充填開始後に、前記ガスチャンネル
案内部に充填した溶融樹脂の内部に前記加圧ガスを注入
してガスチャンネルを形成し、この加圧ガス注入の開始
と同時、または、加圧ガス注入の開始から多少遅れて、
前記キャビティの成形面と充填された溶融樹脂との間に
前記ガス圧入部から保圧ガスを圧入し、この保圧ガスに
より、前記充填された溶融樹脂を成形面に向かって押圧
することを特徴とする。以上において、前記ガス圧入部
は、前記インストルメントパネルに形成されるボスを成
形する部分の近傍に設けられていることが望ましい。さ
らに、前記ボスは、前記インストルメントパネルに設け
られる、例えば、エアバック装置のボルト取付用のもの
が採用できる。
【0007】 本発明の自動車用インストルメントパネ
ルの射出成形金型は、充填された溶融樹脂の内部に加圧
ガスを注入しながら成形を行う自動車用インストルメン
トパネルの射出成形金型であって、キャビティの長手方
向に沿って前記キャビティの厚さ寸法を周囲より大きく
したガスチャンネル案内部と、前記インストルメントパ
ネルの裏側に保圧ガスを部分的に圧入するガス圧入部と
を備え、前記ガス圧入部は、前記インストルメントパネ
ルに形成されるボスを成形するボス成形部の近傍に設け
られ、このガス圧入部には、前記ボスの底面に向かって
開口された点状圧入口と、前記ボス成形部の周辺部に向
かって開口された環状圧入口とが設けられていることを
特徴とする
【0008】
【作用】このような本発明では、金型に溶融樹脂の充填
を開始した後にガスを注入し、注入されたガスにより、
ガスチャンネル案内部に充填された溶融樹脂の内部に中
空のガスチャンネルが形成される。ガスチャンネルを形
成するガスは、溶融樹脂の流動を促進するので、金型内
に溶融樹脂を射出するのに必要なゲートが少なくて済む
ようになるうえ、ガスチャンネル内のガスの圧力によ
り、冷却・固化時にガスによる保圧がかかるためヒケが
防止される。このため、大部分が薄肉となるインストル
メントパネルは、ウェルドマークの発生が未然に防止さ
れるとともに、全体的にヒケの発生が防止される。一
方、ボスを形成するために、インストルメントパネルの
一部に中実の厚肉部分が生じる場合でも、ガス圧入部か
ら厚肉部分にガスを圧入すれば、このガスが当該厚肉部
分を形成する溶融樹脂を裏側から型面に向かって押圧す
るので、厚肉部分の表面にもヒケが生じなくなる。この
ため、溶融樹脂に注入するガスの圧力を高圧にする必要
がないうえ、ボスの底部を薄肉にしたり、ボスの周辺に
ついて肉盗みを行う必要がない。従って、パーミエーシ
ョン、ヘジテイション現象によるフローマーク、およ
び、エアポケット等の不具合の発生が未然に防止され、
これらにより前記目的が達成される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1には、本実施例に係るガス注入射出成形機
1の要部が示されている。このガス注入射出成形機1
は、金型2の内部に溶融樹脂3を射出する射出装置10
と、金型2の型締めを行う型締装置30と、加圧ガスを供
給するガス供給装置40とを有するものである。射出装置
10は、筒状のバレル11と、このバレル11の内部で溶融樹
脂3を混練するスクリュー12とを設けたものである。バ
レル11の先端には、金型2に接続されるノズル13が設け
られている。型締装置30は、金型2を固定側ダイプレー
ト31および移動側ダイプレート32の間に挟み、図示しな
い油圧シリンダ装置等で移動側ダイプレート32を押圧す
ることにより金型2の型締めを行うものである。固定側
ダイプレート31には、射出装置10のノズル13を受けるブ
ッシュ33が設けられている。ブッシュ33の中心部分に
は、固定側ダイプレート31を貫通する貫通孔34が設けら
れている。一方、移動側ダイプレート32には、金型2の
内部に充填された溶融樹脂3の内部に注入するガスを通
すために通路35が設けられている。
【0010】金型2は、図中右側の固定金型部2Aと、左
側の移動金型部2Bとに分割されたものである。固定金型
部2Aおよび移動金型部2Bの間には、インストルメントパ
ネルを成形するための空洞であるキャビティ21が形成さ
れている。固定金型部2Aには、キャビティ21に溶融樹脂
3を導入するための通路であるランナ22およびスプル23
が設けられている。このうち、ランナ22は、固定側ダイ
プレート31の貫通孔34と接続され、この貫通孔34を介し
て射出装置10のノズル13と連通している。移動金型部2B
には、キャビティ21に充填された溶融樹脂3の内部に注
入される加圧ガスを導入するための注入ガス流路25と、
充填された溶融樹脂3とキャビティ21の成形面との間に
圧入される加圧ガスを導入する保圧ガス流路26とが設け
られている。注入ガス流路25は、上流側の端部が移動側
ダイプレート32側の通路35に接続され、下流側が二つの
分岐路25A に分かれている。なお、図では一方の分岐路
25Aのみが示されている。保圧ガス流路26は、下流側が
四つの分岐路26A に分かれている。なお、図において
は、そのうちの二つの分岐路26A のみが示されている。
【0011】図2および図3には、金型2の内部に形成
されたキャビティ21が示されている。図において、キャ
ビティ21は、厚さ寸法が全体的にほぼ均一にされた薄肉
のインストルメントパネルを成形するものである。キャ
ビティ21には、溶融樹脂3を薄肉に成形する薄肉成形部
21A と、この薄肉成形部21A よりも溶融樹脂3を厚肉に
成形するガスチャンネル案内部21B が形成されている。
薄肉成形部21A は、キャビティ21の全体に広がったもの
であり、運転用の計器類およびスイッチ類、ならびに、
エアコン用の吹き出し口等を取付けるための開口4を成
形する部分を有している。ガスチャンネル案内部21B
は、キャビティ21の長手方向に沿って、当該キャビティ
21の前縁および後縁の各々の近傍に形成されたものであ
る。各ガスチャンネル案内部21B の中央部分には、充填
された溶融樹脂3の内部にガスを注入するためのガス注
入口27が設けられている。各ガス注入口27は、注入ガス
流路25から分岐した分岐路25A に接続されている。ここ
で、ガスチャンネル案内部21B に充填された溶融樹脂3
は、金型2にガスを注入することにより、図4にも示さ
れるように、内部に中空のガスチャンネル3Aが形成され
るようになっている。
【0012】また、キャビティ21には、インストルメン
トパネルの助手席側の裏面の四箇所にボスを成形するボ
ス成形部28が設けられている。このボス成形部28は、図
5に示されるように、円筒状のボス5を成形するもので
ある。ボス5は、エアバック装置を取付けるためのボル
トを螺合させるものである。各ボス成形部28には、保圧
ガスを当該ボス成形部28の近傍部分に圧入するガス圧入
部であるガス圧入口29が設けられている。ガス圧入口29
は、保圧ガス流路26から分岐した分岐路26A に接続され
たものである。ガス圧入口29には、ボス成形部28が成形
するボス5の底面に向かって開口された点状圧入口29A
と、ボス成形部28の周辺の薄肉形成部21A に向かって開
口された環状圧入口29B とが設けられている。環状圧入
口29B の外側には、保圧効果を高めるために、環状圧入
口29B に沿って環状の凸部21D を設けることが好まし
い。ここで、ボス成形部28に充填された溶融樹脂3は、
点状圧入口29A から圧入された保圧ガスにより、ボス5
の底面となる部分が成形面に向かって押圧されるととも
に、環状圧入口29B から圧入された保圧ガスにより、ボ
ス5の根本部分が成形面に向かって押圧されるようにな
っている。これにより、インストルメントパネルのボス
5とは反対側となる面にヒケが発生しないようになって
いる。なお、ここでは、点状圧入口29A および環状圧入
口29B の両方からガスを圧入する場合について述べた
が、ガスの圧入は点状圧入口29A および環状圧入口29B
の一方のみから行ってもよく、ガス圧入に用いるガス圧
入口の選択は、ボス5の形状や大きさ等を考慮して適宜
決定すればよい。
【0013】図1に戻って、ガス供給装置40は、ボンベ
から取り出した窒素ガス等を圧縮して増圧する増圧器41
と、金型2に対して注入ガスおよび保圧ガスの供給およ
び排出の一方を選択的に行う切替装置42と、この切替装
置42を制御する制御装置43とを備えたものである。増圧
器41は、図示しない大口径シリンダ装置および小口径シ
リンダ装置を有するコンプレッサである。大口径シリン
ダ装置には、高圧の駆動エアーが供給され、この駆動エ
アーで内部のピストンを往復駆動する。大口径シリンダ
装置のピストンは、小口径シリンダ装置のピストンと連
結されており、これらのピストンを前記駆動エアーで駆
動することにより、小口径シリンダ装置の内部に導入さ
れたガスが増圧され、高圧ガスを供給するようになって
いる。なお、増圧機41には、当該増圧機41で高圧に昇圧
したガスを蓄積する図示しないリザーバタンクが備えら
れている。増圧機41は、前記リザーバタンク内のガスの
圧力が所定圧力に達すると自動停止するとともに、当該
ガスの圧力が所定の下限設定圧力まで低下すると自動起
動するように制御されている。これにより、所定圧力の
ガスが常時供給可能となっている。また、増圧機41のガ
ス吐出口には、制御装置43からの起動指令信号により開
閉する図示しない開閉バルブが設けられている。この開
閉バルブを開けることにより、増圧機41からのガス供給
が開始され、開閉バルブを閉じることにより、増圧機41
からのガス供給が停止するようになっている。
【0014】制御装置43は、デジタルシーケンサ等から
構成され、所定の制御シーケンスプログラムを内蔵した
ものである。制御装置43の制御シーケンスプログラム
は、射出装置10から送信される起動信号を受信すると起
動されるようになっている。この制御シーケンスプログ
ラムの起動により、制御装置43は、前述の増圧機31の開
閉バルブに対して送信される起動指令信号と、切替装置
42に対してガス供給の開始および停止を指令する制御信
号とを所定のタイミングで送信するようになっている。
切替装置42は、増圧器41のガス吐出口に連結されたメイ
ン管44から分岐したガス注入用枝管45およびガス圧入用
枝管46を備えたものである。ガス注入用枝管45は、移動
側ダイプレート32の通路35を介して金型2の注入ガス流
路25に連結され、ガスチャンネル案内部21B に充填され
た溶融樹脂3の内部に注入される加圧ガスを供給するも
のとなっている。
【0015】ガス注入用枝管45には、操作器を備えた電
磁弁等の自動弁47A と、金型2側に供給する注入ガスを
所定の圧力に調節する減圧弁48A とが設けられている。
減圧弁48A の下流側には、溶融樹脂3の内部に注入され
た注入ガスを外部に排気する排気管45A が連結されてい
る。排気管45A には、操作器を備えた電磁弁等の自動弁
49A が設けられている。ガス圧入用枝管46には、ガス注
入用枝管45と同様に、操作器を備えた電磁弁等の自動弁
47B と、金型2側に供給する保圧ガスを所定の圧力に調
節する減圧弁48B とが設けられている。減圧弁48B の下
流側には、溶融樹脂3の内部に注入された保圧ガスを外
部に排気する排気管46A が連結されている。排気管46A
には、操作器を備えた電磁弁等の自動弁49B が設けられ
ている。金型2に供給される注入ガスおよび保圧ガス
は、切替装置42の自動弁47A,47B,49A,49B を適宜開閉操
作することにより、それぞれ独立して供給タイミング等
が制御可能となっている一方、減圧弁48A, 48Bを適宜調
節操作することにより、それぞれ独立して圧力が制御可
能となっている。
【0016】以下に、本実施例における射出成形の手順
について説明する。まず、金型2を型締装置30にセット
し、型締装置30を起動して金型2を閉鎖する。この後、
射出装置10を起動し、金型2の内部に溶融樹脂3を充填
する。この際、金型2に充填された溶融樹脂3は、ガス
の注入により流動が促進されるので、キャビティ21の隅
々まで完全に充満させる必要がなく、射出装置10の射出
圧力は低く設定できる。溶融樹脂3の充填を開始した
後、注入ガス流路25に注入ガスを供給し、ガスチャンネ
ル案内部21B に充填した溶融樹脂3の内部にガスを注入
し、ガスチャンネル3Aを形成する。このガス注入の開始
と同時、または、ガス注入の開始から多少遅れて、保圧
ガス流路26に保圧ガスを供給し、この保圧ガスにより、
ボス成形部28に充填された溶融樹脂3を成形面に向かっ
て押圧する。
【0017】注入ガスおよび保圧ガスの圧力は、溶融樹
脂3の成形が完了するまで所定値に維持される。そし
て、ガスチャンネル3A内のガスは、薄肉成形部21A に充
填された溶融樹脂3を成形面に密着させ、薄肉成形部21
A 内の溶融樹脂3のヒケを防止し、ガス圧入口29から圧
入されたガスは、ボス成形部28に充填された溶融樹脂3
を成形面に密着させ、ボス成形部28内の溶融樹脂3のヒ
ケを防止する。これにより、成形品であるインストルメ
ントパネルは、全体にわたってヒケの発生が防止され、
インストルメントパネルの外観品質が損なわれない。溶
融樹脂3を充分冷却・固化させた後、金型2内部の注入
ガスおよび保圧ガスの両方を排気した後、金型2を開放
し、金型2から溶融樹脂3を成形したインストルメント
パネルを取出し、射出成形を完了する。
【0018】前述のような本実施例によれば、次のよう
な効果がある。すなわち、金型2に充填した溶融樹脂3
の内部にガス注入口27からガスを注入し、ガスチャンネ
ル案内部21B 内の溶融樹脂3にガスチャンネル3Aを形成
し、ガスチャンネル3A内のガスで薄肉成形部21A に充填
された溶融樹脂3を成形面に密着させるとともに、ボス
成形部28に充填された溶融樹脂3と成形面との間に保圧
ガス流路26からガスを圧入し、圧入したガスでボス成形
部28内の溶融樹脂3を成形面に密着させるようしたの
で、成形されるインストルメントパネルの全体にわたっ
てヒケの発生を防止できる。
【0019】また、注入したガスで溶融樹脂3内にガス
チャンネル3Aを形成し、ガスチャンネル3Aを形成する注
入ガスで溶融樹脂3の流動を促進したので、金型2内に
溶融樹脂3を射出するのに必要なゲートが一つで済むよ
うになるうえ、金型2内への溶融樹脂3の射出圧が低圧
で済むようになり、ウェルドマークの発生を未然に防止
できるとともに、反り等の変形を防止できる。
【0020】さらに、ガス圧入口29から圧入されたガス
でボス成形部28に充填された溶融樹脂3のヒケを防止す
るようにしたので、ボス5となる部分まで延びるガスチ
ャンネルが不要となり、このようなガスチャンネルを形
成するために、高圧のガスを注入する必要がなくなる。
しかも、ヒケの発生を防止するために、ボス5の底部を
薄肉にしたり、ボス5の周辺について肉盗みを行う必要
がない。このため、パーミエーション、ヘジテイション
現象によるフローマーク、および、エアポケット等の発
生を未然に防止できる。従って、ヒケ等の不具合が発生
せず、外観品質の良好なインストルメントパネルを得る
ことができる。
【0021】また、保圧ガスでヒケの防止を行うので、
ボス5の肉厚とは関係なくヒケが防止されるようにな
り、所望の肉厚寸法のボス5が得られ、エアバック装置
等の重量物をボス5で固定するにあたり、ボス5の強度
を充分確保できるうえ、ボス5の内面をタッピングして
も、ボス5が破損することがない。一方、前述ので説
明した従来例では、ボスをタッピングすると、当該ボス
が破損する場合がある。
【0022】次に、本発明の効果を具体的な実験例に基
づいて説明する。 〔実験例〕本実験例は、前記実施例で示した金型2およ
び成形手順でインストルメントパネルを成形する実験で
ある。なお、インストルメントパネルのボス5周りの各
寸法(図5参照)は、高さ:H=50mm、外径:D=9
mm、内径:B=3mm、肉厚:t=2.5mmとなってい
る。 〔射出条件〕この実験例では、成形材料としてポリプロ
ピレン(出光ポリプロJ-762HP,MI=10g/10分; 230
℃,2.16kgf)を使用し、以下のような条件で成形を行
う。 射出条件 成形温度 ; 220 ℃ 充填時間 ; 5 秒 注入ガスに関する条件 1)注入ガス圧力 ; 10 MPa 2)ガス注入タイミング ;樹脂充填開始から4.0秒後 3)ガス注入時間 ; 2.0秒 4)注入ガス圧保持時間 ; 20 秒 5)注入ガス脱圧時間 : 10 秒 保圧ガスに関する条件 1)保圧ガス圧力 ; 7.0MPa 2)ガス圧入タイミング ;樹脂充填開始から4.0秒後 3)ガス圧入時間 ; 20 秒 4)保圧ガス圧保持時間 ; 5.0秒 5)保圧ガス脱圧時間 : 5.0秒
【0023】〔比較例〕前記実験例と比較するために、
以下のような比較例1〜4についての実験を行う。な
お、各比較例1〜4は、従来からある一般的な金型およ
び成形手順で前記実験例と同形状のインストルメントパ
ネルを成形する実験である。 〔比較例1〕本比較例1は、多点ゲート式の金型で通常
の射出成形を行う実験である。本実験例1では、ボスと
なる部分にヒケが生じないように、射出圧力を高く設定
し、金型内に充填した溶融樹脂そのものに保圧が加わる
ようにして成形を行う。 〔比較例2〕本比較例2は、図6に示されるように、ボ
ス5の底部5Aとなる部分の肉厚を薄く成形する金型で通
常の射出成形を行う実験である。 〔比較例3〕本比較例3は、図7に示されるように、ボ
ス5の周辺部6の肉厚を薄く成形する、いわゆる肉盗み
を施した金型で通常の射出成形を行う実験である。 〔比較例4〕本比較例4は、図8に示されるように、キ
ャビティ21の長手方向に延びるガスチャンネル案内部21
B からボス5の底部5Aまで延びる小ガスチャンネル案内
部21C を新たに設け、ボス5の底部5Aの内部に小ガスチ
ャンネル3Bが形成されるようにした金型で通常のガス注
入射出成形を行う実験である。
【0024】〔実験結果〕実験例1では、ガスチャンネ
ル案内部21B 全体にわたってガスチャンネル3Aを形成す
るのに必要な量のガスが100%注入され、得られたイ
ンストルメントパネルには、ヒケの発生が見られず、ま
た、反り等の変形、パーミエーション、ヘジテイション
現象によるフローマーク、および、エアポケット等の不
具合も全く発生しなかった。このことから、実験例1に
よれば、外観品質の良好なインストルメントパネルが得
られることが判る。
【0025】比較例1では、射出圧を高くしたのにもか
かわらず、保圧が充分でなく、ボスの裏側にヒケが発生
した。しかも、複数のゲートから溶融樹脂を充填したこ
とから、得られたインストルメントパネルには、ウェル
ドマークが発生しているうえ、射出圧力を高くしたため
に、金型から取出したインストルメントパネルは変形し
てしまい、外観品質の良好なインストルメントパネルを
得ることができなかった。比較例2では、溶融樹脂の流
動抵抗がボス5の底部5Aで大きくなり、流動する溶融樹
脂がヘジテイション現象を起こし、得られたインストル
メントパネルには、ヘジテイション現象によるフローマ
ークが生じていた。このため、外観品質の良好なインス
トルメントパネルを得ることができなかった。比較例3
では、溶融樹脂の流動抵抗がボス5の周辺部6に形成さ
れた肉厚の薄い部分で大きくなり、比較例2と同様に、
流動する溶融樹脂がヘジテイション現象を起こし、得ら
れたインストルメントパネルには、ヘジテイション現象
によるフローマークが生じたうえ、エアポケットも発生
した。このため、外観品質の良好なインストルメントパ
ネルを得ることができなかった。比較例4では、小ガス
チャンネル案内部21C に充填された溶融樹脂の内部に小
ガスチャンネル3Bを形成するには、ガス注入口に注入さ
れるガスの圧力を高圧としなければならず、注入ガスの
高圧化により、ガスチャンネル3B等から一般面へガスが
浸透(パーミエーション)し、インストルメントパネル
の外観が損なわれ、外観品質の良好なインストルメント
パネルを得ることができなかった。
【0026】以上、本発明について好適な実施例を挙げ
て説明したが、本発明は、この実施例に限られるもので
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改
良並びに設計の変更が可能である。例えば、キャビティ
に形成されるガスチャンネル案内部としては、「ニ」字
形状に延びるものに限らず、「エ」字形状や「王」字形
状のものでもよく、要するに、少なくともキャビティの
長手方向に延びるものを含んでいればよく、具体的な形
状等は実施にあたり適宜選択できる。
【0027】また、ガス注入口およびガス圧入口の数
は、それぞれ二個および四個に限らず、ガス注入口の数
は、ガスチャンネル案内部の形状や長さに応じて設定す
ればよく、ガス圧入口の数は、ボス等の部分的に厚肉と
なる部位の数等に応じて設定すればよい。
【0028】さらに、ガス注入口およびガス圧入口にガ
スを供給する手段としては、ガス注入口およびガス圧入
口の両方にガスを供給する一台のガス供給装置に限ら
ず、ガス注入口にガスを供給するガス供給手段およびガ
ス圧入口にガスを供給するガス供給手段とを別個に設け
てもよく、要するに、注入ガスおよび保圧ガスの各々の
圧力値および供給タイミングをそれぞれ独立して制御可
能なものであれば、具体的な構造、機構等は限定されな
い。
【0029】また、キャビティに溶融樹脂を導入するた
めのゲート点数は、一点に限らず、溶融樹脂を充填する
のに不可欠な場合には、必要最小限の点数(複数)を設
けてもよい。さらに、ランナとしては、単に溶融樹脂を
通過させるもの(コールドランナ)に限らず、電熱ヒー
タ等の加熱手段を備えたホットランナでもよく、本発明
においては、ホットランナおよびコールドランナのどち
らも採用できる。なお、加圧ガスとしては、窒素ガスに
限らず、アルゴン等の不活性ガスでもよく、要するに、
高圧にしても爆発の危険を回避できるガスであればよ
い。
【0030】
【発明の効果】前述のように本発明によれば、エアバッ
ク装置等を取付けるためのボスを設けても、ヒケや強度
低下等の不具合が生じることがなく、外観品質に優れた
自動車用インストルメントパネルを得るすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】前記実施例のキャビティを示す平面図である。
【図3】前記実施例のキャビティを示す正面図である。
【図4】図2のIV─IV線における断面図である。
【図5】図2のV─V線における断面図である。
【図6】比較例2を示す図5に相当する図である。
【図7】比較例3を示す図5に相当する図である。
【図8】比較例4を示す図5に相当する図である。
【符号の説明】
2 金型 3 溶融樹脂 5 ボス 21 キャビティ 21B ガスチャンネル案内部 28 ボスを成形するボス成形部 29 ガス圧入部としてのガス圧入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビティの長手方向に沿って前記キャビ
    ティの厚さ寸法を周囲より大きくしたガスチャンネル案
    内部を備えた金型を用い、前記キャビティ内に溶融樹脂
    の充填を開始した後、充填された溶融樹脂の内部に加圧
    ガスを注入しながら成形を行う自動車用インストルメン
    トパネルの射出成形方法であって、 予め前記インストルメントパネルの裏側に保圧ガスを部
    分的に圧入するガス圧入部を前記金型に設けておき、前
    記溶融樹脂の充填開始後に、前記ガスチャンネル案内部
    に充填した溶融樹脂の内部に前記加圧ガスを注入してガ
    スチャンネルを形成し、この加圧ガス注入の開始と同
    時、または、加圧ガス注入の開始から多少遅れて、前記
    キャビティの成形面と充填された溶融樹脂との間に前記
    ガス圧入部から保圧ガスを圧入し、この保圧ガスによ
    り、前記充填された溶融樹脂を成形面に向かって押圧す
    ことを特徴とする自動車用インストルメントパネルの
    射出成形方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の自動車用インストルメン
    トパネルの射出成形方法において、前記ガス圧入部は、
    前記インストルメントパネルに形成されるボスを成形す
    る部分の近傍に設けられていることを特徴とする自動車
    用インストルメントパネルの射出成形方法。
  3. 【請求項3】請求項に記載の自動車用インストルメン
    トパネルの射出成形方法において、前記ボスは、前記イ
    ンストルメントパネルに設けられるエアバック装置を取
    付けるボルトを螺合させるものであることを特徴とする
    自動車用インストルメントパネルの射出成形方法。
  4. 【請求項4】充填された溶融樹脂の内部に加圧ガスを注
    入しながら成形を行う自動車用インストルメントパネル
    の射出成形金型であって、キャビティの長手方向に沿っ
    て前記キャビティの厚さ寸法を周囲より大きくしたガス
    チャンネル案内部と、前記インストルメントパネルの裏
    側に保圧ガスを部分的に圧入するガス圧入部とを備え 前記ガス圧入部は、前記インストルメントパネルに形成
    されるボスを成形するボス成形部の近傍に設けられ、こ
    のガス圧入部には、前記ボスの底面に向かって開口され
    た点状圧入口と、前記ボス成形部の周辺部に向かって開
    口された環状圧入口とが設けられ ていることを特徴とす
    る自動車用インストルメントパネルの射出成形金型。
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