JP3494272B2 - キャスティングロッド - Google Patents

キャスティングロッド

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JP3494272B2
JP3494272B2 JP12635897A JP12635897A JP3494272B2 JP 3494272 B2 JP3494272 B2 JP 3494272B2 JP 12635897 A JP12635897 A JP 12635897A JP 12635897 A JP12635897 A JP 12635897A JP 3494272 B2 JP3494272 B2 JP 3494272B2
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Inventor
芳弘 苗木
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ダイワ精工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、元竿に振出継合さ
れる先竿を所定量収納し、短い竿としても釣りのできる
外ガイド付きか、或いは中通しのキャスティングロッド
に関する。 【0002】 【従来の技術】通常のキャスティングロッドは一定長さ
の釣竿として使用するよう構成されているが、釣場の状
況、仕掛けの種類(重さの相違等)、或いは対象魚によ
って、長さの異なる釣竿に変更したい場合がある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】然しながら、こうした
場合に、2種類の釣竿を持ち歩くことは運搬上の不都合
があり、また釣竿購入費用が嵩むこと、更には、新たな
釣竿の釣り準備を行うことは時間的なロスであり、釣り
の途中では焦りを生ずることがある。従って、こうした
問題を生ずることなく、上記のような場合でも快適に釣
りを行いたいものである。 【0004】依って本発明は、長さの異なる使用ができ
ると共に、何れの長さの場合もキャスティング操作が快
適であるキャスティングロッドの提供を目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的に鑑みて本発明
は、元竿にはリール装着部を設け、該リール装着部の後
方には、肘を受けることのできる長さのハンドル部を有
し、元竿に直接に振出式に継ぎ合わされる先竿には、第
1ガイドと、前記元竿に対して最も引き出した状態とな
る第1継合部と、その前方に短い状態となる第2継合部
とを設け、前記第2の継合部を継ぎ合わせた場合の前記
リール装着部の中央位置と前記第1ガイドとの距離が、
第1の継合部を継ぎ合わせた場合のリール装着部の中央
位置と第1ガイドとの距離に対して概ね45%以上であ
ると共に、第2継合部を継ぎ合わせた場合の先竿の後端
が前記リール装着部の後方に至っており、前記元竿は、
その元竿本体内の後部に支持用の管が挿入されており、
該支持管の先端には、ゴム製保持体の後部が挿入固着さ
れており、該保持体の先端領域は先細状に形成されてお
り、保持本体部の外側表面には平面部が形成されてお
り、中心部には軸長方向の穴が設けられており、前記第
2の継合部を元竿に継ぎ合わせた場合の先竿後端部の第
1継合部内に、前記保持本体部が挿入保持されることを
特徴とするキャスティングロッドを提供する。上記45
%以上は、好ましくは50%以上である。第1ガイドと
は、外ガイド付きロッドの場合も中通しロッドの場合
も、元部に元も近い釣糸ガイドである。 【0006】リール装着部に装着されたリールから引き
出された釣糸は、第1ガイドを挿通してロッド先端に導
かれるが、この第1ガイドとリール(リール装着部の中
央位置)との距離は長過ぎても短過ぎてもよくない。即
ち、長過ぎた場合は、仕掛けに負荷が作用してロッドが
撓んだ際に、ロッドを弓に例えれば、釣糸は弓の弦のよ
うな状態となり、このためロッド自体は適切な撓み剛性
に設定されていても、負荷時の撓み変化が不自然にな
り、釣り操作が快適とならない。また、短過ぎれば第1
ガイドの位置で釣糸の方向変化が大きくなって繰出し抵
抗が大きくなり、快適なキャスティング操作が行えな
い。 【0007】第2継合部を継ぎ合わせた場合のリール装
着部の中央位置と第1ガイドとの距離L2が、第1継合
部を継ぎ合わせた場合のリール装着部の中央位置と第1
ガイドとの距離L1に対して概ね45%以上である、即
ち、釣竿を短くして使用する場合の距離L2が、釣竿を
長くして使用する場合の距離L1を当該距離L1の概ね
55%以下の範囲内で短縮するため、リールと第1ガイ
ドとの距離が上記したような意味において適切に保て、
しかも、通常、キャスティングロッドではリールを装着
した部位、或いはその近くを握って釣り操作を行うが、
短縮した場合の先竿の後端はリール装着部の後方の肘を
受けることのできる長さのハンドル部に至っているの
で、握っている領域は元竿と先竿とが重なって剛性が高
くなっており、握り領域よりも前方所定範囲の方が剛性
が高いというような不適切な剛性バランスが発生ぜず、
キャスティング操作等の釣り操作が快適となる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す形
態例に基づき、更に詳細に説明する。図1は元竿10と
先竿12の2本で構成されたキャスティングロッドを示
す。図2は短くした場合であり、図3は要部拡大断面図
である。元竿の竿管本体である元竿本体10’に、先竿
12が振出式に継ぎ合わされている。元竿本体10’と
先竿12は、エポキシ樹脂等の合成樹脂をマトリックス
として炭素繊維等の強化繊維で強化した繊維強化プラス
チックで形成されている。元竿本体10’の所定位置に
は合成樹脂等で形成され、ナット部材14Aと協働して
リール16を装着できると共に、握持できるリール装着
部14が被着されており、その後方はハンドル部20で
あり、主として発泡部材を被着させて形成している。参
照番号18はトリガーである。 【0009】先竿12は後端部に第1継合部12Aを設
け、該第1継合部12Aの所定距離L3だけ前方に膨出
状の第2継合部12Bを設けている。該第2継合部12
Bの前側に外付けの第1ガイド22が装着されている。
G1,G2は他の釣糸ガイドである。前記リール装着部
に装着されたリール16から第1ガイド22までの距離
L1は、例えば600mmであり、第1ガイド位置で釣
糸24の方向変化が小さくでき、釣糸の方向変化、即
ち、挿通抵抗が大きくならないように設定し、また、ロ
ッドの撓み性に大きな影響を与えないような距離に設定
している。 【0010】図1の状態から元竿10内に先竿12を長
さL3だけ収納させて第2継合部12Bを元竿10の先
端部に圧入係止させて継ぎ合わせれば図2の状態とな
り、この短い状態で釣りが行える。この場合、リール1
6と第1ガイド22との距離L2(=L1−L3)は、
該第1ガイド位置で釣糸24が余り大きくは方向変化を
しないような距離に設定されている。例えば、300m
mであり、前記距離L1に対して50%である。トリガ
ー18の根元からのハンドル部20の長さL4は肘を受
けることのできる長さであり、概ね20cm以上、好ま
しくは略30cm以上とするので、この場合、先竿12
の後端部である第1継合部12Aはハンドル部20の中
間に位置し、後述のゴム製の保持体26が継合部12A
の中に侵入して内壁を押圧することにより、ロッド使用
時に先竿12がガタつかないよう信頼性を持って保持で
きる。 【0011】図3から図5を参照すると、元竿本体1
0’の後端には尻栓30が装着されており、また前記元
竿本体内に支持管28が挿入固着されており、この支持
管28の先端に、前記ゴム製の保持体26の後部が挿入
固着され、保持本体部が竿先方向に指向している。先竿
12を収納させれば、その後端部の第1継合部12Aが
保持本体部に被嵌、保持される。この被嵌が容易に行え
るように、保持体先端領域は先細状に形成されており、
先竿内に侵入し易く、しかも、保持本体部の外側表面に
は、図5に図示されているように平面部26Mが適宜数
(この例では6箇所)形成され、第1継合部12Aの内
面との間に部分的な隙間が形成されて圧入操作が容易な
ように構成されている。また、中心部には軸長方向の穴
が設けられており、軽量化と共に、圧入時の操作力の軽
減に寄与している。 【0012】前記長さL1とL2の他の例として、L1
=680mm,L2=390mmがある。この場合、L
2はL1の57%である。距離L1とL2との差でいえ
ば、330mm以下に設定するのがよい。上記形態例で
は、ロッドは元竿と先竿のみで構成されているが、先竿
が中竿であって、他に穂先竿を有するロッド等であって
もよい。リールは上記形態例では両軸受型リールである
が、スピニングリールであってもよく、また、竿管の外
側に釣糸ガイドが装着された例を示したが、中通しロッ
ドであってもよく、この場合の距離L1,L2の基準位
置は、リールに最も近い釣糸ガイドの位置であり、釣糸
導入部の近くの竿元側の竿管外側に装着された釣糸ガイ
ドが存在すればその位置であり、それが無ければ釣糸導
入部の釣糸ガイドであり、この釣糸ガイドが複数ある場
合は、リールに最も近い釣糸ガイドの位置である。 【0013】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、長さの異なる使用ができると共に、何れの長さ
の場合もキャスティング操作が快適であるキャスティン
グロッドが提供可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1は本発明に係るキャスティングロッドの部
分断面の側面図である。 【図2】図2は図1と異なる状態の側面図である。 【図3】図3は図2の要部拡大図である。 【図4】図4は保持体近くの拡大断面図である。 【図5】図5は図4の矢視線E−Eによる横断面図であ
る。 【符号の説明】 10 元竿 12 先竿 12A 第1継合部 12B 第2継合部 14 リール装着部 20 ハンドル部 22 第1ガイド

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 元竿にはリール装着部を設け、該リール
    装着部の後方には、肘を受けることのできる長さのハン
    ドル部を有し、 元竿に直接に振出式に継ぎ合わされる先竿には、第1ガ
    イドと、前記元竿に対して最も引き出した状態となる第
    1継合部と、その前方に短い状態となる第2継合部とを
    設け、 前記第2の継合部を継ぎ合わせた場合の前記リール装着
    部の中央位置と前記第1ガイドとの距離が、第1の継合
    部を継ぎ合わせた場合のリール装着部の中央位置と第1
    ガイドとの距離に対して概ね45%以上であると共に、
    第2継合部を継ぎ合わせた場合の先竿の後端が前記リー
    ル装着部の後方に至っており、 前記元竿は、その元竿本体内の後部に支持用の管が挿入
    されており、該支持管の先端には、ゴム製保持体の後部
    が挿入固着されており、 該保持体の先端領域は先細状に形成されており、保持本
    体部の外側表面には平面部が形成されており、中心部に
    は軸長方向の穴が設けられており、 前記第2の継合部を元竿に継ぎ合わせた場合の先竿後端
    部の第1継合部内に、前記保持本体部が挿入保持される
    ことを特徴とするキャスティングロッド。
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