JP3494201B2 - 車両の進路推定装置 - Google Patents

車両の進路推定装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路地図データを
利用して車両の進路を推定する進路推定装置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】ナビゲーション装置は、例えば、
方位センサおよび距離センサにより求めた車両の相対位
置や走行軌跡と衛星航法システム(GPS)から求めた
車両の絶対位置とCD−ROMに格納された電子地図の
道路形状とから、車両の地図上の位置を求めるもので、
一般には、走行道路まわりの地図の表示や経路誘導に利
用されている。後述のように、ナビゲーション用の地図
データは、車両の変速制御に供されることもある。
【0003】自動変速では、一般に、市街地路、山間路
などの道路状況にそれぞれ適合するシフトパターンをス
ロットル開度と車速との関数として予め設定しておき、
車両走行中にスロットル開度および車速を検出すると共
に現在の道路状況に適合したシフトパターンを選択し、
検出されたスロットル開度と車速とに基づき目標変速段
を選択シフトパターンから決定し、必要な自動変速を行
うようにしている。このシフトパターンの選択に際し
て、例えば、平坦路の多い市街地では、低車速域で早め
にアップシフトして燃費向上を図るエコノミパターンが
選択され、登り下りが多く或いは道路の屈曲が多い山間
・屈曲路では、高車速域まで低速段を保持して高いエン
ジン出力トルクを引き出すと共にエンジンブレーキの効
きを良くするスポーツパターンが選択される。このシフ
トパターン選択のためには、現在走行中の道路の状況を
判定する必要がある。このため、一般には、ステアリン
グハンドル操作に応じて変化する操舵角や旋回時に車両
に作用する横加速度を検出し、検出結果から求めた操舵
角、操舵頻度、横加速度などに基づいて道路状況を判断
している。
【0004】上記の自動変速にナビゲーション装置を利
用することが知られている。例えば、特公平6−581
41号公報には、カーブ走行や低摩擦係数路の判定のた
めのセンサを不要にするとの観点から、ナビゲーション
装置に記憶された道路情報を用いて変速制御を実施する
装置が提案されている。また、特開平6−272753
号公報には、平坦路、登坂路、降坂路における変速制御
のための車速補正演算に関わる負担を軽減するべく、ナ
ビゲーション装置の地図情報に基づいて判定した走行路
勾配を考慮して変速制御を実施する装置が開示されてい
る。
【0005】しかしながら、ナビゲーション装置を利用
した変速装置において、道路状況に適合する変速段を適
正に選択できないことがある。すなわち、変速制御のた
めの道路状況判定には、現時点以降に車両が走行する進
路を予め特定する必要があるが、従来のものはそのため
の進路判定機能が十分でなかった。例えば、特公平6−
58141号公報の変速制御装置は、ナビゲーション装
置の経路誘導機能により決定される推奨経路を変速制御
対象進路としたもので、従って、ナビゲーション装置に
よる経路誘導中であることを前提に変速制御を実施する
に過ぎない。また、特開平6−272753号公報に
は、ナビゲーション装置の地図情報に基づいて変速制御
を種々に実施可能であることが一般的に示唆されている
に過ぎない。その一方で、道路は種々に分岐しているこ
とが多い。この場合、経路誘導中や分岐のない道路を走
行中の場合と異なり、車両進路はひとつに特定されず、
道路状況判定およびこの判定結果に基づく変速制御の実
施に困難を来す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、道路
地図データに基づいて現時点以降に車両が走行する蓋然
性の高い道路を的確に特定する進路推定装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の進路推定装置
は、道路地図データ上に道路分岐点が現れる度に、この
分岐点に係る複数の進路区間候補のうち進路要件を満た
す一つを次の進路区間として選択する。すなわち、車両
進路の推定に際して、種々に分岐した道路が現れると、
分岐点における分岐路の各々について、当該分岐路を車
両が通る蓋然性の高低が進路要件に照らして先ず判定さ
れる。そして、この判定結果に基づいて、車両通過の蓋
然性が最も高い分岐路(厳密にはその最初の区間)が次
の進路区間として選択される。この様にして順次選択さ
れた一連の進路区間は、全体として、的確な車両進路を
表す。すなわち、車両進行方向において道路が種々に分
岐している場合にも、車両進路の推定が的確になされ
る。
【0008】請求項2の進路推定装置によれば、上記の
進路要件判定において、一方通行違反となる進路区間候
補や道路幅の狭い進路区間候補を除外でき、また、現在
進路区間と同一道路名称であったり現在進路区間との間
で小さい道路屈曲角をなす進路区間候補を優先的に選択
できる。この結果、進路要件判定ひいては進路推定が的
確に行われる。
【0009】請求項3の進路推定装置によれば、進路要
件判定において、経路誘導による推奨経路に対応する進
路区間候補を優先的に選択でき、これにより推定進路を
推奨経路に合致させることが可能になる。好ましくは、
進路要件判定では、「推奨経路に対応する候補の優先的
選択」、「一方通行違反となる候補の除外」、「現在進
路区間と同一道路名称の候補の優先的選択」、「道路幅
の狭い候補の除外」、および、「小さい道路屈曲角を与
える候補の優先的選択」という要件を順次判定するもの
とする。更に、これらの要件に対して上記に述べた順序
の優先順位を与えるものとする。この場合、推奨経路が
最優先に選択されるなどして、進路推定の適正化が図ら
れる。
【0010】請求項4の進路推定装置によれば、順次選
択された進路区間の総和である選択済み進路長が所定長
さを上回ったときに、一回の車両進路推定サイクルが終
了する。このため、1推定サイクルが終わる度に、従っ
て車両の進行につれて、推定車両進路が適宜更新され、
進路推定が適正に行われる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例に係る進
路推定装置を説明する。本実施例の進路推定装置により
求まる推定進路は、変速制御装置による車両用自動変速
機の作動特性制御に供され、詳しくは、作動特性制御
(シフトマップ選択)のための道路状況推定に供され
る。
【0012】図示を省略するが、自動変速機は、車両に
搭載されたエンジンと車両の駆動輪との間に配され、ト
ルクコンバータ、歯車変速装置、電子制御式油圧回路な
どから構成されている。歯車変速装置は、例えば、前進
4段後進1段のギヤトレインと、このギヤトレインのギ
ヤ比を切り換えて変速操作を行う所要数の変速要素とを
備えている。これらの変速要素は、油圧式多板クラッチ
や油圧ブレーキなどからなる。電子制御式油圧回路は、
変速要素にそれぞれ対応するデューティソレノイド弁を
有し、各変速要素を独立に操作するようになっている。
すなわち、油圧回路のソレノイド弁のソレノイドが付勢
されてソレノイド弁が開いて、当該ソレノイド弁に対応
する変速要素たとえば油圧クラッチに作動油が供給され
ると、クラッチ内のピストンが往動してクラッチの摩擦
係合板が係合し、これによりクラッチは係合状態にな
る。一方、作動油供給が停止されると、クラッチ内のリ
ターンスプリングのばね力でピストンが作動油を排出し
つつ復動して各摩擦係合板の係合が解除され、クラッチ
は係合解除状態になる。油圧クラッチの場合と同様、油
圧ブレーキも作動油の給排に応じて係合または係合解除
状態になるように構成されている。歯車変速装置では、
それぞれの変速要素の係合・係合解除状態の組み合わせ
に応じて、第1速段ないし第4速段、後進段および中立
段のいずれか一つが確立されるようになっている。
【0013】変速制御装置は、図1に示すように、電子
制御ユニット4とナビゲーション装置6とを主要要素と
して備え、上述のように構成された自動変速機2の変速
動作を制御するようになっている。図2に最も良く示す
ように、ナビゲーション装置6は、電子道路地図データ
を格納した地図データ格納部たとえばCD−ROM62
と、車両現在位置を検出する車両位置検出部64と、推
奨経路を表す経路誘導データを出力する経路誘導部66
とを有している。CD−ROM62に格納された道路地
図は、例えば全国地図を全体として構成する非常に多数
のメッシュ区画を含み、各メッシュ区画の道路データ
は、メッシュ区画内の道路や道路属性を表している。道
路の各々は道路形状を表す多数の区分点(ノード)を含
み、相隣るノードは一つの道路区間を画成している。道
路データは、各ノードの座標位置などのノードデータを
含み、分岐点ノードまたは交差点ノードについてはこの
ノードに接続する道路を表すデータが含まれている。道
路属性は、当該道路の名称、道路幅などを含む。
【0014】位置検出部64は、衛星航法システム(G
PS)からの信号を入力して車両の絶対位置を表すデー
タを出力するGPS用コントローラ642と、地磁気セ
ンサ611により検出された方位および車輪センサ61
2により検出された相対位置に基づいて車両の相対位置
や車両走行軌跡を表すデータを出力する推測航法部64
4とを含む。マップマッチング部646では、CD−R
OMコントローラ65を介してCD−ROM62から入
力した地図データ上の道路形状と推測航法部644から
の走行軌跡とに基づいて、現在走行中の道路が特定され
る。そして、ナビゲーション部648では、コントロー
ラ642からの絶対位置データとマップマッチング部6
46からの出力データとに基づいて現在車両位置データ
が正確に求められる。
【0015】表示制御・経路誘導部66は、ドライバに
より設定される目的地データ、CD−ROM62からの
道路データなどを利用して、走行道路まわりの道路地図
と現在車両位置から目的地に至る推奨経路とを表示装置
68に表示させるように構成されている。図1に示すよ
うに、電子制御ユニット4は、ナビゲーション装置6か
らの道路データ、現在位置データ及び推奨経路データに
基づいて車両進路を推定する進路推定部42を含み、こ
れに道路状況推定部44が接続されている。道路状況推
定部44では、進路推定部42から入力した推定進路デ
ータおよび推定進路に関連するノードデータに基づい
て、推定進路における道路状況が推定される。本実施例
では、山間・屈曲路、市街地路、標準路という3種類の
道路状況を判別するようにしている。
【0016】シフトパターン選択部46では、進路推定
部42で推定された道路状況に適合するシフトパターン
が選択される。本実施例では、山間・屈曲路用シフトパ
ターン461、市街地路用シフトパターン462および
標準路用シフトパターン463のいずれか一つが選択さ
れる。これらのシフトパターンは、図5に示すスポーツ
パターン、マイルドパターンおよび標準パターンにそれ
ぞれ対応している。図5に各パターンにつき一つのシフ
ト線をもって示すように、スポーツパターンは高速域ま
で低速段が保持されて高エンジン出力を取り出せると共
にエンジンブレーキが良く効くように設定され、マイル
ドパターンは低速域で早めにアップシフトが行われて燃
費向上が図られるように設定されている。
【0017】シフト位置決定部48では、スロットル開
度センサ481及び車速センサ482によりそれぞれ検
出されたスロットル開度と車速とに基づき、シフトパタ
ーン選択部46により選択されたシフトパターンに照ら
して、目標変速段が決定される。そして、図示しないセ
ンサにより検出された現変速段が目標変速段と異なる場
合、シフト位置決定部48から変速指令が送出され、こ
の変速指令に従って、自動変速機2の電子制御式油圧回
路のソレノイド弁のソレノイドの対応するものがそれぞ
れ付勢または消勢されて、自動変速機2において目標変
速段が確立される。
【0018】以下、図3及び図4を参照して、進路推定
部42および道路状況推定部44について更に説明す
る。進路推定部42の地図データ入力部421は、ナビ
ゲーション装置6の位置検出部62からの現在車両位置
データに応じて当該位置データに関連する地図データに
含まれるノードデータを順次入力するようになってい
る。また、ナビゲーション装置6の経路誘導部66が経
路誘導動作中であれば、経路誘導部66からの推奨経路
データが地図データ入力部421に供給されることにな
る。
【0019】現在車両位置に対応する現ノードには、車
両進行方向において一つ以上の道路区間(進路区間候
補)が接続している。即ち、現ノードが道路分岐点また
は交差点を表す分岐点ノードまたは交差点ノードでなけ
れば、現ノードには一つの進路区間候補のみが接続して
いる。一方、現ノードが分岐点ノードまたは交差点ノー
ドであれば、現ノードには2つ以上の進路区間候補が接
続されている。
【0020】先ず、経路誘導中でない場合について説明
する。現ノードが分岐点ノードまたは交差点ノードでな
く、従って、車両進路の次の区間が現ノードに続く唯一
つの進路区間候補によって構成されることが明らかであ
る場合、進路区間選択部422は、この進路区間候補を
次の進路区間として選択する。一方、現ノードが分岐点
ノードまたは交差点ノードであって現ノードに2つ以上
の進路区間候補が接続されている場合、後で詳述するよ
うに、選択部422では、現ノードに関連する複数の進
路区間候補の各々が、進路要件設定部423に設定され
ている進路要件を満たすか否かが判定される。そして、
この判定結果に従って、進路区間候補のうちの一つが車
両進路の次の区間として選択される。
【0021】ノード選択部424では、車両進行方向に
みて現ノードに隣る1つ以上のノードのうち、現ノード
と協同して上記の選択進路区間を画成するノードが選択
される。進路長判定部425では、進路区間選択部42
2により順次選択された進路区間の総和である選択済み
進路長が求められ、この選択済み進路長が所定道路長を
上回ったか否かが判定される。所定道路長は例えば1キ
ロメートルに設定されている。そして、選択済み進路長
が所定道路長を上回っていれば、進路区間選択部422
により順次選択された進路区間およびノードのそれぞれ
に係る地図データおよびノードデータが推定進路データ
出力部426から推定進路データとして出力され、進路
推定処理が終了する。推定処理終了後、進路推定部42
で新たな進路推定処理が開始される。従って、車両進行
につれて、推定進路が更新されることになる。
【0022】一方、経路誘導中であれば、現ノードが分
岐点ノードや交差点ノードであるか否かとは無関係に、
現ノードに続く車両進路区間が推奨経路の次の区間によ
って構成されることになる。従って、経路誘導中、進路
区間選択部422は、推奨経路の次の区間を次の進路区
間として選択する。ノード選択部424では、推奨経路
において現ノードに続くノードが選択される。進路長判
定部425では、非経路誘導中の場合と同様、選択済み
進路長が所定道路長を上回ったか否かが判別される。そ
して、選択済み進路長が所定道路長を上回ると、ノード
データが推定進路データ出力部426から推定進路デー
タとして出力される。
【0023】道路状況推定部44は、進路推定部42か
ら推定進路データを入力して一時記憶する推定進路デー
タ入力部440を含む。合計ノード間距離算出部441
では、推定進路を構成するノードの各々の座標位置が推
定進路データから読み出され、相隣るノード間の距離l
i(i=1,2,・・・)が算出される。更に、ノード
間距離liの総和である合計ノード間距離L(=Σl
i)が算出される。なお、推定進路(市街地路)上に現
れる交差点ノードおよび非交差点ノードならびにノード
間距離liを図11に例示する。
【0024】交差点総数判定部442では、推定進路デ
ータ内に含まれるノードおよび交差点ノードが抽出さ
れ、これにより推定進路に含まれる交差点総数Ncが判
定される。合計道路屈曲角算出部443では、推定進路
での相隣るノード同士を結ぶ直線と次の相隣るノード同
士を結ぶ直線とがなす角度(道路屈曲角)αi(i=
1,2,・・・)が例えば関連する3つのノードの座標
位置から算出され、更に、道路屈曲角αiの総和である
合計道路屈曲角Α(=Σαi)が算出される。なお、推
定進路(山間・屈曲路)上に現れる幾つかのノードおよ
びこれらノードに関連する道路屈曲角α1ないしα6お
よびαnを図12に例示する。
【0025】道路状況推定部44は、交差点総数Ncを
合計ノード間距離Lで除して推定進路における交差点密
度D(=Nc/L)を算出する交差点密度算出部444
と、合計道路屈曲角Αを合計ノード間距離Lで除して平
均道路屈曲角αaveを算出する平均屈曲角算出部445
とを有している。市街地路推定部446では、交差点密
度Dと所定密度Drefとが比較され、交差点密度Dが所
定密度Drefを上回っていれば市街地路推定出力が送出
される。所定交差点密度Drefは、例えば1キロメート
ルあたり5ないし10箇所程度の密度に設定される。ま
た、山間・屈曲路推定部447では、平均道路屈曲角α
aveと所定平均角度αrefとが比較され、平均屈曲角αav
eが所定角度αrefを上回っていれば山間・屈曲路推定出
力が送出される。所定平均角度αrefは、例えば1キロ
メートルあたり300ないし400deg程度の平均角度
に設定される。更に、交差点密度Dが所定密度Dref以
下かつ平均屈曲角αaveが所定角度αref以下であれば、
標準路推定部448から標準路推定出力が送出される。
【0026】電子制御ユニット4は、上記の進路推定部
42、道路状況推定部44,シフトパターン選択部46
およびシフト位置決定部48の機能を奏するマイクロコ
ンピュータによって構成することができ、マイクロコン
ピュータは中央処理装置、記憶装置、入出力インターフ
ェイスなどを備えている。制御ユニット4をマイクロコ
ンピュータで構成する場合、制御ユニット4には、上記
各種機能に対応する処理ルーチンを実施するための制御
プログラムが実装される。
【0027】以下、図6ないし図10を参照して、電子
制御ユニット4により実行される進路推定ルーチンおよ
び道路状況推定ルーチンについて説明する。なお、シフ
トパターン選択およびシフト位置決定のための処理ルー
チンは従来公知のもので良く、両ルーチンについての説
明は省略する。図6ないし図9に示す進路推定ルーチン
において、制御ユニット4は、ナビゲーション装置6の
位置検出部62からの現在車両位置データに応じて当該
位置データに関連する地図データを入力し、現在車両位
置に対応する現ノードを判別する。また、ナビゲーショ
ン装置6の経路誘導部66から推奨経路データが送出さ
れていれば、制御ユニット4は推奨経路データも入力す
る(ステップS10)。次に、推奨経路データが入力さ
れているか否かが、すなわち経路誘導中であるか否かが
判定される(ステップS12)。この判定結果が肯定で
あれば、推奨経路上の次のノードが選択され(図7のス
テップS30)、斯く選択されたノードの番号が記憶さ
れる(ステップS32)。このとき、ステップS30で
選択されたノードが新たな現ノードになる。
【0028】次に、ステップS10で判別したノードお
よびステップS30で選択したノードのそれぞれの座標
位置を関連するノードデータから求め、両座標位置から
両ノード間距離lを算出し、更に、算出距離lを前回制
御サイクルで求めた合計ノード間距離L(初期値はゼ
ロ)に加算して、新たな合計ノード間距離Lを求める
(ステップS34)。そして、合計ノード間距離Lが所
定道路長Lrefを上回るか否かを判定し(ステップS3
6)、この判定結果が否定であればステップS12以降
の処理を再度実行する。以上のようにして、経路誘導中
は、合計ノード間距離Lを更新しつつ、推奨経路上の一
連のノードが順次選択される。
【0029】その後、合計ノード間距離Lが所定道路長
Lrefを上回ると、順次選択された一連の選択ノード番
号が推定進路データとして出力され(ステップS3
8)、今回の進路推定処理サイクルが終了する。この場
合、制御フローはステップS10に戻り、新たな進路推
定処理サイクルが開始される。「経路誘導中」でないと
図6のステップS12で判別された場合、現ノードが分
岐点ノードまたは交差点ノードであるか否かが、すなわ
ち分岐路があるか否かが、現ノードに係るノードデータ
に基づいて判定される(ステップS14)。この判別結
果が否定すなわち現ノードが1本の道路上にあって現ノ
ードからの分岐路がなければ、当該道路上の次のノード
が選択される(図8のステップS40)。次いで、経路
誘導中に実施される上述のステップS32,S34,S
36,S38にそれぞれ対応するステップが順次実施さ
れる。すなわち、ステップS40で選択されたノードの
番号が記憶されると共に現ノードが更新され(ステップ
S42)、先のノードと新たな現ノードとの間の距離l
が前回制御サイクルまでの合計ノード間距離Lに加算さ
れ(ステップS44)、新たな合計ノード間距離Lが所
定道路長Lrefを上回るか否かが判定される(ステップ
S46)。そして、この判定結果が否定であれば、制御
フローはステップS12へ戻る。
【0030】経路誘導中でないことがステップS12で
判別された後、現ノードが分岐点ノードまたは交差点ノ
ードであり、従って、一つ以上の分岐路があることがス
テップS14で判別されると、現ノードに係るノードデ
ータに基づき、上記の一つ以上の分岐路のうち、一方通
行違反となる分岐路が除外される(ステップS16)。
次いで、現ノードが属する道路と同一道路名称の分岐路
が残りの分岐路に含まれているか否かが判別され(ステ
ップS18)、この判別結果が肯定であれば、同一道路
名称の分岐路上の、現ノードに隣るノードが選択される
(ステップS20)。これに対して、一方通行違反とな
る分岐路を除外した後の残りの分岐路に現ノードに係る
道路と同一道路名称のものが存在しないことがステップ
S18で判別されると、制御フローは図9のステップS
50へ移行して当該残りの分岐路が複数本あるか否かが
判定される。ステップS50での判別結果が否定、すな
わち残りの分岐路が一つであれば、この分岐路上の、現
ノードに隣るノードが選択される。また、ステップS5
0での判別結果が肯定、すなわち一方通行違反となる分
岐路を除外した後の残りの分岐路に現ノードに係る道路
と同一道路名称のものが存在せずかつ当該残りの分岐路
が複数本であれば、フラグFの値が「1」であるか否か
が判別される(ステップS54)。この判別結果が否定
であれば、現ノードに係る道路幅データに基づいて、残
りの分岐路のうち、道路幅の狭いもの(例えば5メート
ル以下)が除外される(ステップS56)。そして、フ
ラグFがステップS56での除外処理完了を表す値
「1」に設定され(ステップS58)、次に、制御フロ
ーは上記ステップS50へ移行して、幅狭の道路を除外
した後の分岐路が複数本あるか否かが判別される。この
判別結果が否定であれば制御フローは上記ステップS5
2へ移行する一方、ステップS50での判別結果が肯定
である場合、次のステップS54での判別結果が肯定に
なるので、制御フローはステップS60へ移行する。ス
テップS60では、先ず、現ノードとその直前のノード
とを結ぶ直線と、現ノードと残りの複数本の分岐路の各
々における現ノードに隣るノードとを結ぶ直線とがなす
角度、すなわち、これまでに推定された車両進路の先端
区間と各分岐路の進路先端区間に隣る区間とがなす道路
屈曲角が、これらのノードのそれぞれの座標位置に基づ
いて算出される。次に、最小道路屈曲角を与える分岐路
が判定され、当該分岐路上の、現ノードに隣るノードが
選択される。その後、ステップS61でフラグFが値
「0」にリセットされる。
【0031】そして、上記のステップS20、S52ま
たはS60でのノード選択が終了すると、制御フロー
は、上述のステップS42(図8)へ移行する。上述の
ようにして、合計ノード間距離Lを更新しつつ、推定車
両進路を表す一連のノードを順次選択している間に、合
計ノード間距離Lが所定道路長Lrefを上回ったことが
ステップS46で判別された場合、いままでに選択され
たノードのノード番号が推定進路データとして出力され
る(ステップS48)。これにより、今回の進路推定処
理サイクルが終了し、制御フローはステップS10へ移
行して新たな進路推定処理サイクルが開始される。
【0032】以下、図10を参照して、電子制御ユニッ
ト4により実施される道路状況推定ルーチンを説明す
る。道路状況推定ルーチンでは、制御ユニット4は、図
6ないし図9に示した進路推定ルーチンで得た選択ノー
ド番号を推定進路データとして入力する(ステップS1
10)。
【0033】次に、選択ノード番号によって表され推定
進路を構成するノードの各々の座標位置が、関連するノ
ードデータから読み出され、相隣るノード間の距離li
(i=1,2,・・・)が算出され、更に、ノード間距
離liの総和である合計ノード間距離L(=Σli)が
算出される(ステップS112)。次のステップS11
4では、選択ノード番号から推定進路に含まれるノード
の総数Nnが判定され、また、これら選択ノードに係る
ノードデータに基づき推定進路に含まれる交差点総数N
cが判定される(ステップS114)。
【0034】そして、ステップS114で求めた交差点
総数NcをステップS112で算出された合計ノード間
距離Lで除すことにより、推定進路における交差点密度
D(=Nc/L)が算出され(ステップS116)、交
差点密度Dが所定密度Drefを上回っているか否かが判
別される(ステップS118)。ステップS118での
判別結果が否定であれば、推定進路での相隣るノード同
士を結ぶ直線と次の相隣るノード同士を結ぶ直線とがな
す道路屈曲角αiが算出され、更に、道路屈曲角αiの
総和である合計道路屈曲角Α(=Σαi)が算出される
(ステップS120)。次に、ステップS120で求め
た合計道路屈曲角ΑをステップS112で求めた合計ノ
ード間距離Lで除すことにより、推定進路における平均
道路屈曲角αaveが算出され(ステップS122)、更
に、この平均道路屈曲角αaveが所定の平均屈曲角αref
を上回っているか否かが判定される(ステップS12
4)。
【0035】ステップS124での判定結果が否定、す
なわち、推定進路の交差点密度が所定密度以下でかつ推
定進路での平均道路屈曲角が所定屈曲角以下であれば、
推定進路での道路状況は市街地路にも山間・屈曲路にも
該当しないと判断されて標準路推定出力が送出される
(ステップS126)。この場合、シフトパターン選択
部46としての制御ユニット4は標準路用シフトパター
ン463を選択し、また、シフト位置決定部48として
の制御ユニット4は、標準路シフトパターン463を参
照しつつ、スロットル開度および車速に基づいて目標変
速段を決定し、自動変速機2の変速動作を制御すること
になる。
【0036】一方、ステップS124での判定結果が肯
定、すなわち、推定進路の交差点密度が所定密度以下で
かつ推定進路での平均道路屈曲角が所定屈曲角を上回っ
ていれば、推定進路での道路状況は山間・屈曲路に該当
すると判断されて山間・屈曲路推定出力が送出される
(ステップS128)。この場合、シフトパターン選択
部46は山間・屈曲路用シフトパターン(スポーツパタ
ーン)461を選択し、シフト位置決定部48は山間・
屈曲路用シフトパターンを参照して目標変速段を決定す
る。この結果、高速域においても低速段が用いられ、高
エンジン出力が取り出されて車両のドライバビリティが
向上し、また、エンジンブレーキの効きが向上する。
【0037】更に、ステップS118での判別結果が肯
定、すなわち推定進路の交差点密度が所定密度を上回っ
ていれば、推定進路での道路状況は市街地路に該当する
と判断されて市街地路推定出力が送出される(ステップ
S130)。この場合、シフトパターン選択部46は市
街地路用シフトパターン(マイルドパターン)462を
選択し、シフト位置決定部48は市街地路用シフトパタ
ーンを参照して目標変速段を決定する。この結果、低速
域においても高速段が使用されて燃費向上が図られる。
【0038】繰り返し述べれば、本実施例の車両進路の
推定では、推定進路が分岐点や交差点にさしかかる度に
進路要件に照らして更なる進路区間が決定される。この
進路要件には、「一方通行違反となる分岐路の除外」、
「同一道路名称の分岐路の優先的選択」、「幅狭の分岐
路の除外」、「道路屈曲角の小さい分岐路の優先的選
択」、「ナビゲーション装置の経路誘導による推奨経路
の優先的選択」が含まれる。この様な進路要件は、ドラ
イバによる通常の進路選択基準に良く合致しており、進
路推定は的確に実施される。
【0039】図13には、経路誘導中でない場合での本
実施例の進路推定装置による進路推定結果を例示してあ
る。一般に、車両進行方向には図示のように種々に分岐
した道路群が現れる。図13において、車両現在位置は
「23号線」上にある。この場合、現在位置する道路と
同一道路名称の「23号線」が推定進路区間として選択
される。図13の場合、この推定進路上において現在車
両位置から2番目の交差点で、「23号線」は終わり、
「1号線」が北側および東側に延び、「259号線」が
南側へ延びている。この場合、「23号線」と「北側1
号線」、「東側1号線」、「259線」の各々とがなす
道路屈曲角が求められる。ここでは、「23号線」と
「東側1号線」との角度が最小であるので、「東側1号
線」が次の推定進路区間として選択される。そして、推
定進路において現在車両位置から5番目の交差点は5叉
路になっているが、選択済みの「1号線」と同一道路名
称の分岐路「1号線」が次の推定進路区間として選択さ
れる。
【0040】本発明は、上記実施例に限定されず、種々
に変形可能である。上記実施例では、進路推定において
ナビゲーション装置の現在車両位置検出機能、地図デー
タ格納機能および車両位置に応じた地図データ送出機能
を利用したが、本発明においてナビゲーション装置を用
いることは必須ではなく、本発明の進路推定に必要な現
在車両位置検出部、地図データ格納部および車両位置応
動式の地図データ出力部を別途設けるようにしても良
い。
【0041】なお、本発明の進路推定装置による進路推
定結果は、自動変速機のシフトマップ選択のための道路
状況推定に供する以外に、前輪操舵時に後輪を操舵する
ための四輪操舵装置、操舵力を可変調節するための電動
パワーステアリング装置、サスペンション特性を可変調
整するためのアクティブサスペンションシステムなどの
各種車載装置の作動特性制御のための道路状況推定に供
することができる。
【0042】また、推定進路についての道路状況推定結
果を作動特性制御に供することは必須でなく、推定道路
状況をドライバの進路選択上の参考として単に表示する
ようにしても良い。車両進路についての推定結果を道路
状況推定に供することも必須ではない。例えば、車両・
道路間の双方向通信による情報と地図データとを組み合
わせ使用するなどして渋滞度合いなどの道路交通状況を
判定可能な場合、推定進路についての道路交通状況判定
のために進路推定結果を供するようにしても良い。
【0043】
【発明の効果】本発明の進路推定装置は、道路地図デー
タ上に現れる道路分岐点に係る複数の進路区間候補のう
ち進路要件を満たす一つを次の進路区間として選択する
ので、全体として的確な車両進路を表す一連の進路区間
を順次選択でき、道路が種々に分岐している場合にも的
確な車両進路を推定できる。
【0044】請求項2の進路推定装置によれば、道路地
図データ上に現れる分岐点に係る進路区間候補の各々に
ついての進路要件判定に際して、一方通行違反となる進
路区間候補や道路幅の狭い進路区間候補を除外でき、ま
た、現在進路区間と同一道路名称であったり現在進路区
間との間で小さい道路屈曲角をなす進路区間候補を優先
的に選択でき、進路要件判定ひいては進路推定を的確に
行える。
【0045】請求項3の進路推定装置によれば、進路要
件判定において経路誘導による推奨経路を推定進路とし
て優先的に選択することができ、推定進路を推奨経路に
合致させることが可能になる。請求項4の進路推定装置
によれば、選択済み進路長が所定長さを上回ったときに
一回の車両進路推定サイクルが終了するので、車両の進
行につれて推定車両進路を適宜に更新でき、進路推定を
適正に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による変速制御装置の概略ブ
ロック図である。
【図2】図1に示したナビゲーション装置のブロック図
である。
【図3】図1に示した進路推定部のブロック図である。
【図4】図1に示した道路状況推定部のブロック図であ
る。
【図5】山間・屈曲路用、市街地路用および標準路用シ
フトパターンとしてそれぞれ用いられるスポーツパター
ン、マイルドパターンおよび標準パターンの各々を構成
するシフト線の一つをスロットル開度および車速の関数
で示すグラフである。
【図6】マイクロコンピュータにより構成した電子制御
ユニットにより実施される進路推定ルーチンの一部を示
すフローチャートである。
【図7】進路推定ルーチンの、図6に続く部分のフロー
チャートである。
【図8】進路推定ルーチンの、図6に続く別の部分を示
すフローチャートである。
【図9】進路推定ルーチンの残部を示すフローチャート
である。
【図10】電子制御ユニットにより実施される道路状況
推定ルーチンのフローチャートである。
【図11】推定進路上の交差点ノード、非交差点ノード
およびノード間距離を例示する図である。
【図12】推定進路上のノードのそれぞれに関連する道
路屈曲角を例示する図である。
【図13】図1に示した進路推定装置による進路推定結
果を例示する図である。
【符号の説明】
2 自動変速機 4 電子制御ユニット 6 ナビゲーション装置 42 進路推定部 44 道路状況推定部 46 シフトパターン選択部 48 シフト位置決定部 62 CD−ROM 64 車両位置検出部 66 経路誘導部 421 地図データ入力部 422 進路区間選択部 423 進路要件設定部 424 ノード選択部 425 進路長判定部 426 推定進路データ出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 21/00 F16H 59/66 G08G 1/00 - 9/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在車両位置を検出する車両位置検出部
    と、 前記検出された現在車両位置に応じて道路地図データを
    読み込み該地図データに現在車両位置を入力する地図デ
    ータ入力部と、 前記入力した道路地図データ上に道路分岐点が現れる度
    に、前記道路分岐点に係る複数の進路区間候補のうち進
    路要件を満たす一つを進路区間として選択する進路区間
    選択部と、 前記進路区間選択部により順次選択された一連の進路区
    間に係る道路地図データを推定進路データとして出力す
    る推定進路データ出力部とを備えることを特徴とする車
    両の進路推定装置。
  2. 【請求項2】 前記進路要件が、一方通行違反となる進
    路区間候補を除外するという第1要件、前記現在車両位
    置が属する現在進路区間と同一道路名称の進路区間候補
    を優先して選択するという第2要件、道路幅の狭い進路
    区間候補を除外するという第3要件、および、前記現在
    進路区間との間で小さい道路屈曲角をなす進路区間候補
    を優先して選択するという第4要件のうちの少なくとも
    一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の車両の進
    路推定装置。
  3. 【請求項3】 前記現在車両位置から目的地への推奨経
    路を表す経路データを出力する経路誘導部を更に備え、 前記進路要件が、前記第1ないし第4要件、および、前
    記推奨経路に対応する進路区間候補を優先して選択する
    という第5要件のうちの少なくとも一つを含むことを特
    徴とする請求項2に記載の車両の進路推定装置。
  4. 【請求項4】 前記進路区間選択部により順次選択され
    た進路区間の総和である選択済み進路長を求め、前記選
    択済み進路長が所定長さを上回ったか否かを判定する進
    路長判定部を更に備え、 前記選択済み進路長が前記所定長さを上回ったことが前
    記進路長判定部により判定されたとき、前記進路データ
    出力部は前記推定進路データを出力して1進路推定サイ
    クルを終了することを特徴とする請求項1、2または3
    に記載の車両の進路推定装置。
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