JP3493992B2 - 循環冷却水の処理装置 - Google Patents
循環冷却水の処理装置Info
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Description
装置に関するものである。
て発生する熱を冷却するための循環冷却水系では、熱交
換器で負荷の冷却を行うことにより高温となった循環冷
却水を冷却塔に導いて冷却し、これに補給水を補給して
再び熱交換器において負荷の冷却を行うように循環して
いる。このような循環冷却水系では、冷却塔において循
環冷却水が蒸発により濃縮されて塩類濃度が高くなると
ともに、大気中から腐食性物質や菌類、その他の不純物
が混入するため、循環水の腐食性が高まり、またスケー
ルやスライムが生成しやすくなる。
スケール防止剤、スライム防止剤等の水処理薬剤を添加
する一方、間欠的に循環冷却水をブローして濃縮倍率を
一定の範囲に保持し、またサイドフィルタを設けて循環
冷却水の一部を濾過することにより、腐食やスケール、
スライム等による障害を防止している。この場合、循環
冷却水のブローは、循環冷却水の導電率が設定値の上限
に達したときに一定量を系外に排出し、それに相当する
補給水を補給することにより、希釈して循環水の濃縮倍
率を設定値の範囲に保持する。このようなブローは通常
数時間に1回の割合で行われる。
物や菌類等を除去するものであり、濾過の継続により目
詰まりが起こるため、通常1日に1回の割合で、逆洗と
呼ばれる洗浄が行われる。この洗浄は循環水を供給して
濾過層を展開し、濾材に捕捉された懸濁物等を除去する
操作であり、相当量の循環水が排出され、それに相当す
る補給水が補給されて、循環水が希釈される。洗浄は通
常圧損が上昇したとき、あるいは所定時間経過したとき
に一定時間行われる。
質等の濃度(以下、負荷ということがある。)が過大で
あると濁質がリークし易いという短所がある。一般に、
循環水中の懸濁物等の濃度はかなり大きく変動するの
で、負荷が大きくなった場合、洗浄を所定時間毎に行っ
ても濁質を完全に濾過できない場合が生じる。このよう
なときは循環水の汚れが増大するため、スケールやスラ
イムが生成しやすくなる。
スパイラル型膜モジュールを用いるのであるが、従来の
スパイラル型膜モジュールは次の如き構成を有してお
り、後述する種々の短所があった。
構造を示す一部分解斜視図であり、集水管1の外周に複
数の袋状の分離膜2がメッシュスペーサ3を介して巻回
されている。
開口が穿設されている。分離膜2は袋状のものであり、
その中央部が集水管1をくるんでいる。この袋状分離膜
2の内部にはメッシュスペーサ等よりなる流路材4が挿
入されており、この袋状分離膜(袋状膜)2の内部が透
過水流路となっている。
6とエンドリング7とが設けられ、その外周にブライン
シール8が周設されている。
士の間の原水流路に流入し、そのまま巻回体5の長手方
向に流れ、巻回体5の後端面から濃縮水として流出す
る。この原水流路を流れる間に水が袋状膜2を透過して
その内部に入り、集水管1内に流入し、該集水管1の後
端側からモジュール外に取り出される。
型膜モジュールには、次のような解決すべき課題があっ
た。
めには該集水管1を大径化する必要があるが、そのよう
にするとスパイラル型膜モジュールの径も大きくなって
しまう。 袋状膜2内に透過してきた透過水は、該袋状膜2内
をスパイラル状に回りながら集水管1まで流れるため、
袋状膜2内の流通抵抗が大きい。しかも、袋状膜2内か
ら集水管1に流れ込む集水管スリット部付近での流通抵
抗も大きい。 原水流路を流れる原水流量は、下流側になるほど減
少する。(原水が濃縮される分だけ原水流量が減る。)
このため、原水流路下流域では原水流速が小さくなり、
汚れが付着し易くなる。
水管が不要であり、透過水流通抵抗が小さいスパイラル
型膜モジュールを採用した循環冷却水の処理装置を提供
することを目的とする。
理装置は、循環冷却水の一部を膜モジュールに導入して
膜分離処理する循環冷却水の処理装置であって、該膜モ
ジュールは、分離膜をシャフトに巻回して巻回体とし、
該巻回体の一端面から原水が供給され、透過水が巻回体
の他端面から取り出されるスパイラル型膜モジュールで
あることを特徴とする。
状膜の内部に透過水流路材が配置され、袋状膜同士の間
には原水流路材が配置されているスパイラル型膜モジュ
ールにおいて、該袋状膜は第1、第2、第3及び第4の
辺部を有した略方形であり、該第1、第2及び第3の辺
部は封じられ、該第4の辺部は一部が開放部となり残部
が閉鎖部となっており、前記第4の辺部と直交する第1
の辺部をシャフトに当てて袋状膜を巻回して巻回体と
し、前記第4の辺部を該巻回体の後端面に臨ませ、該第
4の辺部に対向する第2の辺部を該巻回体の前端面に臨
ませ、該袋状膜同士の間の原水流路は、該第3の辺部の
全体が封じられると共に、第4の辺部にあっては前記袋
状膜の開放部と重なる箇所が閉鎖部となっており、且つ
前記袋状膜の閉鎖部と重なる箇所が開放部となっている
ことが好ましい。
は、巻回体の前端面から原水が原水流路に流入する。こ
の原水は、原水流路を巻回体軸心線と略平行方向に流
れ、次いで巻回体後端面の原水流路開放部から濃縮水と
して流出する。
軸心線と略平行方向に流れ、巻回体の後端面の袋状膜開
放部から流出する。
軸心線と平行方向に流れるため、従来のスパイラル型膜
モジュールに用いられていた集水管が不要となる。そし
て、袋状膜内から該集水管内に流れ込む際の流通抵抗が
無くなり、透過水流通抵抗が小さくなる。
だけ袋状膜の巻回方向の長さを大きくとることができ、
膜面積を拡張できる。そして、このように袋状膜の巻回
方向長さを大きくしても透過水の流通抵抗は増大せず、
透過水量を多くすることができる。
原水流路を開放させるようにしているため、原水流路の
下流側での原水(濃縮水)流速を従来よりも高めること
ができ、原水流路下流域における汚れの付着を防止でき
る。
環冷却水を冷却塔で冷却し、補給水を補給しながら循環
する循環冷却水素において、循環冷却水の一部を次に説
明するスパイラル型膜モジュールによって処理するもの
である。図1(a)はこのスパイラル型膜モジュールの
袋状膜及び該袋状膜が巻き付けられるシャフトの斜視図
である。図1(b),(c)はそれぞれ図1(a)のB
−B線、C−C線に沿う断面図である。図2はシャフト
の周りに袋状膜を巻き付ける方法を示す断面図、図3は
巻回体とソケットとの係合関係を示す斜視図、図4はス
パイラル型膜モジュールの側面図である。
方形又は長方形状のものであり、第1の辺部11、第2
の辺部12、第3の辺部13及び第4の辺部14を有し
ている。第1の辺部11、第2の辺部12及び第3の辺
部13において分離膜フィルム同士が接着剤等によって
接着され、第4の辺部14については一部だけを接着し
ている。
にかけて袋状膜10の分離膜フィルム同士が接着されて
おらず、透過水流出用の開放部30となっている。ま
た、この第4の辺部14の該途中から第1の辺部11に
かけては、袋状膜10の分離膜フィルム同士が接着され
ており、透過水の流出を阻止する閉鎖部31となってい
る。
メッシュスペーサ等よりなる。)15が挿入配置されて
いる。なお、袋状膜10としては、長い一枚のフィルム
を第2の辺部12部分で二つに折り返し、第1の辺部1
1、第3の辺部13及び第4の辺部14の一部を接着す
るようにしたものであっても良い。
6が付着されると共に他方の面には接着剤17,18が
付着され、この袋状膜10がシャフト20の周りに巻き
付けられる。接着剤16は第1の辺部11に沿って付着
され、接着剤17は第3の辺部13に沿って付着されて
いる。接着剤18は第4の辺部14の長手方向の前記途
中箇所から第3の辺部13にかけて、透過水流出用の開
放部30に沿って付着されている。
に巻き付けることにより、重なり合った袋状膜10同士
は接着剤17,18の部分において水密的に接合され
る。これにより、袋状膜10同士の間には原水(及び濃
縮水)が流れる原水流路が構成される。接着剤18が硬
化することにより、巻回体の後端面には、内周側に原水
(濃縮水)の流出用の開放部が形成され、外周側に原水
流出阻止用の閉鎖部が形成される。
部30と透過水流出阻止用の閉鎖部31との境界部分か
ら、巻回体の後方に向ってフィン19が延設されてい
る。このフィン19は、例えば合成樹脂フィルム又はシ
ートよりなり、袋状膜10に対し接着等により接合され
るのが好ましい。
如く原水流路材(メッシュスペーサ)29を介して巻き
付けることにより、図3に示すように巻回体24が形成
される。この巻回体24の後端面からは、フィン19が
延出する。各袋状膜10の第4の辺部14において同一
箇所にフィン19を設けておくことにより、フィン19
は巻回体24の軸心から等半径位上に位置し、フィン1
9が重なり合うことによりフィン19がリング状の突出
部を形成することになる。このリング状の突出部内に円
筒状のソケット25の後端を挿入し、該ソケット25と
フィン19を接着剤等により接合する。なお、ソケット
25をフィン19に外嵌めしても良い。また、フィン1
9に沿って巻回体24の後端面に旋盤で切込み溝を付
け、該溝にソケット25の端部を埋め込むようにしても
良い。
接合することにより、巻回体24の後端面の外周側の透
過水流出領域とソケット25の内周側の濃縮水流出領域
とが区画される。
巻き付けるに際しては、図2に示すように、袋状膜10
同士の間に原水流路材(メッシュスペーサ)29を介在
させておく。これらのメッシュスペーサ29を介在させ
ることにより、原水流路が構成される。
後縁にそれぞれトップリング26及びエンドリング27
を合成樹脂モールド等により形成し、トップリング26
の外周にブラインシール28を周設する。
ュールにおいては、図4に示すように、巻回体24の前
端面から原水(循環冷却水)が袋状膜10同士の間の原
水流路に流入する。この原水は、巻回体24の軸心線と
略平行方向に原水流路を流れ、巻回体24の後端のソケ
ット25の内側の端面から取り出される。そして、この
ように原水が原水流路を流れる間に、水が袋状膜10内
に透過し、透過水は巻回体24の後端面のうちソケット
25の外周側から流出する。
は、透過水が袋状膜10内を巻回体24の軸心線と平行
方向に流れて後端面から取り出されるため、従来のスパ
イラル型膜モジュールに用いられていた集水管が不要で
ある。このため、袋状膜から集水管内に流れ込む際の流
通抵抗が無くなり、透過水流通抵抗が著しく小さくな
る。
袋状膜10の巻回方向の長さを大きくとることができ、
膜面積を大きくとることが可能である。袋状膜の巻回方
向の長さを大きくしても、透過水流通抵抗は増大せず、
透過水量を多くすることができる。
は、原水流路の出口部分をソケット25の内側だけに設
けており、原水流路の出口(最下流部)を絞った構成と
しているため、原水流路の下流側においても原水(濃縮
水)の流速が十分に大きなものとなり、原水流路下流域
における汚れの付着を防止することができる。なお、ソ
ケット25の内側の面積と外側の面積(接着剤18の辺
部14方向の長さ)は、このスパイラル型膜モジュール
の水回収率に応じて決めるのが好ましい。
っては、ソケット25をフィン19を用いて巻回体24
に接続しており、ソケット25と巻回体24との接続強
度が高い。そして、このソケット25によって原水の流
入側と濃縮水の流出側とが水密的に区画分離される。
うときには、例えばスパイラル型膜モジュールの袋状膜
10内の透過水流路に気体圧をかける。そうすると、袋
状膜10内の残存透過水が袋状膜10同士の間の原水流
路に流れ込み、まず水逆洗が行われる。気体供給を継続
する(連続的又は断続的に気体を供給する。)と、残存
透過水量が減少し、気液混合状態となって透過水及び気
体が逆流し、気液混合逆洗が行われる。残存透過水が実
質的に無くなると、気体のみが逆流し、気体逆洗が行わ
れる。
して空気、窒素など任意の気体を用いて、気体の供給と
停止とを10秒ずつ複数回繰り返す方法が挙げられる。
もちろん、この10秒は一例である。また、気体の供給
と停止時間は異なっていても良い。
行った後、膜モジュール内に水張りし、気体抜きを行
う。気体がすべて排出されると、濃縮水及び透過水が膜
モジュールから流出し始めるので、通水運転に復帰す
る。
逆洗を行うことにより、スパイラル型膜モジュールを十
分に逆洗することができ、透過水量を十分に回復させる
ことができる。
ュールをシャフト軸心方向が上下方向となるように縦置
きするのが好ましい。
の外周側に透過水流出部を配置し、ソケット25の内側
に濃縮水流出部を配置しているが、逆にソケット25の
内側を透過水流出部とし、ソケット25の外周側を濃縮
水流出部とするように構成しても良い。
組み込んだ循環冷却システムを示す系統図である。図5
において、51は冷却塔、52は循環ポンプ、53は熱
交換器であり、これらを循環水路54により連絡して循
環冷却水系を構成している。
冷却水が充填材層51bを流下する間にルーバ51cか
ら導入される空気と接触して冷却されて、ピット51d
に貯留され、蒸気を含む空気はファン51eにより大気
中に排気されるように構成されている。
ある。冷却塔51とスパイラル型膜モジュール50の原
水流入口は濾過ポンプ56および弁57aを有する流路
58aにより連絡され、スパイラル型膜モジュール50
の透過水取出口は冷却塔51に対し弁57bを有する流
路58bにより連絡されている。スパイラル型膜モジュ
ール50の濃縮水取出口は弁57cを有する排水路58
cに連絡している。なお、膜モジュール50の逆洗のた
めに、透過水取出口には弁70を介してエアポンプ71
が接続されている。
あって、冷却塔51のピット51dに設けられており、
制御装置60に接続している。制御装置60は弁57a
〜57c、70及びポンプ56を制御するように構成さ
れている。61は補給水路であって、レベルスイッチを
有する弁62により、ピット51dに連絡している。6
3は薬剤注入路であり、直接冷却塔のピット51dに薬
注するように設けられている。
循環ポンプ52を駆動して冷却塔51のピット51dか
ら冷却水を熱交換器53に供給して負荷の冷却を行う。
熱交換器53において高温となった冷却水は、冷却塔5
1において一部が蒸発することにより冷却されてピット
51dに流下し、再び循環する。冷却水の蒸発飛散によ
る損失分を補うため補給水路61から補給水が供給さ
れ、ピット51dの水位を一定に保つ。冷却塔51では
冷却水の一部が蒸発することにより循環冷却水は濃縮さ
れて、塩分濃度が上昇する。また大気中からゴミ等の異
物が混入したり、循環冷却水系のスケールやスライムが
剥離して、循環冷却水系には濁質が含まれるようにな
る。このような循環冷却水による腐食やスケール、スラ
イム等の生成を防止するために、薬剤注入路63から水
処理薬剤を注入する。
過は、制御装置60の指令により弁57a,57bを開
き、弁57c,70を閉じた状態で濾過ポンプ56を駆
動して行う。このときピット51dの循環冷却水が流路
58aからスパイラル型膜モジュール50に入り、膜濾
過されて流路58bからピット51dに戻る。これによ
り循環冷却水は濁質が除去されて、スケール、スライム
の生成が抑制される。
とき、制御装置60の指令により弁57cを開き冷却水
の一部をブローする。このブローにより冷却塔51内の
水位が低下すると補給水路61の弁62が開弁し、該補
給水路61から補給水が冷却塔51内に補給される。こ
の水の補給は、冷却塔51内の水位が所定レベルになる
ように行われる。循環冷却水の濃縮倍率の上限および下
限は運転条件により任意に決定することができるが、例
えば上限は6〜10倍、下限は4〜8倍の範囲とするこ
とができる。この場合の導電率は水質等により変わる
が、例えば上限は120〜200mS/m、下限は80
〜160mS/mとすることができる。
または濾過差圧が所定値に達したときに逆洗される。こ
の場合、弁57a,57bを閉じ、弁70,57cを開
としてエアポンプ71を作動させる。剥離した濁質を含
む逆洗排水は排水路58cから系外に排出される。スパ
イラル型膜モジュール50内の水が洗浄排水として排出
された段階で洗浄を終了することができるが、さらに洗
浄水を導入して同様の操作を行ってもよい。
57a,57bを開き、弁57c,70を閉じて循環冷
却水をスパイラル型膜モジュール50に導入し、膜濾過
を再開する。
位を一定にするように補給水が供給されているため、逆
洗排水が排出されると、循環冷却水は希釈により濃縮倍
率が低下する。上記の循環冷却水の処理装置では、図1
〜4の改良されたスパイラル型膜モジュール50によっ
て循環冷却水を膜濾過しており、循環水から効率よく濁
質を除去することができ、循環水が清浄に維持される。
このため、腐食や、スケール、スライムの生成が十分に
抑制される。
装置で採用しているスパイラル型膜モジュールは、集水
管が不要であり、透過水の流通抵抗が小さく、また膜面
積を大きくとることができる。このスパイラル型膜モジ
ュールは効率良く気体逆洗することができる。本発明の
処理装置は循環水から効率良く濁質を除去することがで
き、循環水が清浄に維持され、腐食やスケール、スライ
ムの生成を抑制できる。
装置に用いられるスパイラル型膜モジュールの袋状膜の
斜視図、(b)図は(a)図のB−B線に沿う断面図、
(c)図は(a)図のC−C線に沿う断面図である。
き付け方法を示す断面図である。
合関係を示す斜視図である。
る。
一部分解斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 循環冷却水の一部を膜モジュールに導入
して膜分離処理する循環冷却水の処理装置であって、該
膜モジュールは、分離膜をシャフトに巻回して巻回体と
し、該巻回体の一端面から原水が供給され、透過水が巻
回体の他端面から取り出されるスパイラル型膜モジュー
ルであることを特徴とする循環冷却水の処理装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記膜は第1、第
2、第3及び第4の辺部を有した略方形の袋状膜であ
り、該第1、第2及び第3の辺部は封じられ、該第4の
辺部は一部が開放部となり残部が閉鎖部となっており、 前記第4の辺部と直交する第1の辺部をシャフトに当て
て袋状膜を巻回して巻回体とし、前記第4の辺部を該巻
回体の後端面に臨ませ、該第4の辺部に対向する第2の
辺部を該巻回体の前端面に臨ませ、 該袋状膜同士の間の原水流路は、該第3の辺部の全体が
封じられると共に、第4の辺部にあっては前記袋状膜の
開放部と重なる箇所が閉鎖部となっており、且つ前記袋
状膜の閉鎖部と重なる箇所が開放部となっていることを
特徴とする循環冷却水の処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00482298A JP3493992B2 (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 循環冷却水の処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP00482298A JP3493992B2 (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 循環冷却水の処理装置 |
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JPH11197665A JPH11197665A (ja) | 1999-07-27 |
JP3493992B2 true JP3493992B2 (ja) | 2004-02-03 |
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ID=11594414
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP00482298A Expired - Fee Related JP3493992B2 (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 循環冷却水の処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3493992B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010253360A (ja) * | 2009-04-23 | 2010-11-11 | Kawasaki Thermal Engineering Co Ltd | 冷凍機・冷温水機の冷却水の処理方法及び装置 |
-
1998
- 1998-01-13 JP JP00482298A patent/JP3493992B2/ja not_active Expired - Fee Related
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