JP3493652B2 - 波形観測装置 - Google Patents

波形観測装置

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JP3493652B2 JP20500698A JP20500698A JP3493652B2 JP 3493652 B2 JP3493652 B2 JP 3493652B2 JP 20500698 A JP20500698 A JP 20500698A JP 20500698 A JP20500698 A JP 20500698A JP 3493652 B2 JP3493652 B2 JP 3493652B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルオシロス
コープ等の波形観測装置に関し、特に表示器の画面上で
入力波形と共に表示されたカーソルを用いて入力波形の
任意領域を選択し、その被選択領域について実効値や平
均値などを演算する場合の、カーソルによる入力波形の
領域選択手段の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタルオシロスコープ等の波形
観測装置は測定した波形データをその波形記憶回路に格
納してCRT(Cathode Ray Tube)等
の表示器に波形を表示する。
【0003】また、表示器に表示された入力波形の任意
領域を、入力波形と共に表示されたカーソルを用いて選
択し、被選択領域の波形の実効値や平均値等を演算する
機能を有している。
【0004】図6はこのような従来の波形観測装置の一
例を示す構成図である。同図を用いて従来の波形観測装
置について説明する。
【0005】入力端子100は減衰器1に入力され、そ
の出力は増幅器2に接続される。更に増幅器2の出力は
A/D変換器3に接続されその出力はメモリ4に接続さ
れる。
【0006】また、表示器5はメモリ4に接続され、減
衰器1とメモリ4及び操作器7はCPU6に相互に接続
される。
【0007】このような構成の波形観測装置において、
入力端子100に入力された入力信号は減衰器1によっ
て後段の増幅器2で処理可能な大きさに減衰される。
【0008】前記減衰器1によって減衰された入力信号
は増幅器2によって、A/D変換器3で処理可能な大き
さに合わせて増幅され、A/D変換器3に入力される。
【0009】A/D変換器3に入力された入力信号はこ
こでデジタル信号に変換され、波形データとしてメモリ
4に順次格納される。
【0010】CPU6は、入力信号の大きさに従って適
当な減衰比を前記減衰器1に設定すると共にメモリ4か
ら前記波形データを読み出し必要な演算処理を行った後
に表示器5に入力信号の波形を表示させる。
【0011】図7は上記に説明した従来の波形表示装置
の画面表示例である。同図を用いて従来の波形表示装置
が行う、表示器5に表示された入力波形の任意領域を入
力波形と共に表示されたカーソル11とカーソル12を
用いて選択し被選択領域21の実効値や平均値等を演算
する機能について説明する。
【0012】測定者は、操作器7より図7に示したカー
ソル11とカーソル12を操作し実効値や平均値を演算
する対象となる領域21を選択する。
【0013】この時測定者は、操作器7からの操作によ
り、カーソル11とカーソル12を、表示器5に表示さ
れた測定データ上をX軸と平行な方向に左右に移動させ
て2つのカーソルで挟みこむことによって、目的とする
入力波形の領域21を選択することが可能である。
【0014】次に測定者は、被選択領域21の範囲内に
おいて行う演算種類を操作器7から指定する。
【0015】以上の選択及び指定操作が行われると、C
PU6は被選択領域21の範囲内における予め操作器7
から指定された前記演算種類に従った演算を行う。
【0016】この結果、操作器7よりカーソル11及び
カーソル12を操作して選択した、入力信号波形20の
被選択領域21の範囲内における実効値や平均値等の演
算を行うことが可能となる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の方
法でカーソルを用いて入力信号波形の任意領域を選択
し、その被選択領域の波形の実効値や平均値等の演算を
行おうとする場合、被選択領域の設定が演算結果に大き
な影響を与えるため正確な演算を行うためには、1周期
(または1/2の整数倍の周期)をカーソルによって正
確に選択する必要がある。
【0018】しかしながら、従来の波形観測装置では、
小さな表示器に多くの波形データを表示するため、図8
に示す画面表示例のように、表示画面上に多数の波形デ
ータが圧縮されて表示されてしまう。また、前記カーソ
ルは表示器に表示されたすべての波形データ上を順次移
動するため、カーソルを動かすことによって同図に示す
表示例のような波形の1周期(または1/2の整数倍の
周期)の領域を正確に選択することは非常に難しい作業
となる。
【0019】また、近年の波形測定器に搭載されるメモ
リ容量は、年々増大されているため更に多くの波形デー
タを表示器に表示させる必要がある。この場合、カーソ
ルを1周期ちょうどの位置に合わせることは更に難しく
なる。
【0020】更に、図9に示す表示画面例のように、測
定信号にノイズの混入した入力波形において、1周期
(または1/2の整数倍の周期)の波形データを正確に
選択することは、ほぼ不可能である。
【0021】つまり従来の波形観測装置では、画面上に
表示された入力波形の1周期(または1/2の整数倍の
周期)をカーソルによって正確に選択するすることは非
常に難しいという問題があった。
【0022】本発明は、上記課題を解決するもので、測
定した入力波形をメモリに格納し、この格納データに基
づき表示器に前記入力波形を表示する波形観測装置にお
いて、カーソルを用いて入力入力波形の任意領域を選択
し、その被選択領域の波形の実効値や平均値等の演算を
行おうとする場合、正確に1周期(または1/2の整数
倍の周期)の波形データを選択することが可能な、カー
ソルによる入力波形の領域選択手段を備えた波形観測装
置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために請求項1に記載の発明では、表示器の画面上か
らカーソルを用いて前記入力波形の任意領域を選択し、
この被選択領域内の波形について実効値や平均値等の各
種演算を行う波形観測装置において、前記入力波形の直
流成分を除去して得られる波形とゼロレベルとの交点を
検出する手段と、前記カーソルをこの交点上のみを順次
移動させて前記入力波形の1周期(または1/2の整数
倍の周期)の領域を選択することが可能な入力波形の領
域選択手段と、を備え、前記メモリに記憶される波形デ
ータは、前記入力波形の直流成分を除去して得られる波
形とゼロレベルとの交点を検出する手段のゼロクロス信
号により、その波形データがゼロレベルとクロスするポ
イントの波形データであるか否かを判断し、その判断結
果を1ビットのゼロクロスビットとして個別の波形デー
タに附加して記憶されるように構成されたことを特徴と
するものである。
【0024】このことにより、測定者は、ゼロクロスデ
ータ付近の紛らわしいデータに注意を払う必要がなくな
るため、容易に前記入力波形の1周期(または1/2の
整数倍の周期)の領域を正確に選択することが可能とな
る。また、メモリに記憶された波形データに対して、カ
ーソル移動等のデジタル信号処理を実施する際、CPU
の負荷を低減することが可能となる。
【0025】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記入力波形の直流成分を除去して
得られる波形とゼロレベルとの交点を検出する手段は、
アナログの入力信号とゼロレベル電圧とをコンパレータ
によって比較するゼロクロス検出回路を備えたことを特
徴とするものである。
【0026】このことにより、前記ゼロクロスデータを
検出する場合、アナログの入力信号をゼロクロス検出回
路に直接入力して検出することが可能となるため、波形
データから演算によってゼロクロスデータを求める方法
に比べて、より正確にゼロクロスデータを検出すること
が可能となる。
【0027】 請求項3に記載の発明では、請求項
記載の発明において、前記ゼロクロス検出回路は、入力
信号に含まれた直流成分を除去するための、コンデンサ
と抵抗によって構成されたACカップリング回路を備え
たことを特徴とするものである。
【0028】このことにより、直流成分を含んだ入力波
形のゼロクロスデータを求める場合においても、直流成
分を除去した入力波形の基本波に対するゼロクロスデー
タを検出することが可能となる。
【0029】 請求項4に記載の発明では、請求項2に
記載の発明において、前記ゼロクロス検出回路は、入力
信号に含まれたノイズや高調波成分を除去するための、
ローパスフィルタを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0030】このことにより、ノイズや高調波成分を含
んだ入力波形のゼロクロスデータを求める場合において
も、これらを除去した入力波形の基本波に対するゼロク
ロスデータを検出することが可能となる。
【0031】
【0032】
【0033】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1は本発明に係る波形観測装置の一実施例
を示す構成図である。同図において従来例で説明した図
6と異なる点は、増幅器2とメモリ4の間にゼロクロス
検出回路30を附加した点である。
【0034】図1において、増幅器2の出力は従来例で
ある図6と同様にA/D変換器3に接続されると同時
に、ゼロクロス検出回路30を構成するローパスフィル
タ31にも接続される。
【0035】前記ローパスフィルタ31の出力はゼロク
ロス検出器32の入力端子に接続され、その出力はメモ
リに接続される。その他の構成については従来例で説明
した図6と同様のためここでの説明は省略する。
【0036】このような構成の波形観測装置において、
入力端子100に入力された入力信号は減衰器1によっ
て後段の増幅器2で処理可能な大きさに減衰される。
【0037】前記減衰器1によって減衰された入力信号
は増幅器2によって、A/D変換器3で処理可能な大き
さに合わせて増幅され、A/D変換器3に入力される。
【0038】A/D変換器3に入力された入力信号はこ
こでデジタル信号に変換され、波形データとしてメモリ
4に順次格納される。
【0039】また、前記増幅器2の出力はゼロクロス検
出回路30を構成するローパルフィルタ31に入力され
ノイズ等の高調波成分を除去された後、ゼロクロス検出
回路32に接続される。
【0040】ここで、ゼロクロス検出回路32の一実施
例を図2を用いて説明する。同図においてゼロクロス検
出回路32はコンデンサCと抵抗Rによって構成された
ACカップリング回路33に、コンパレータ34の入力
端を接続して構成されている。また、ACカップリング
回路33を構成する抵抗Rの一端とコンパレータ34の
他の入力端はゼロレベルに接続されている。
【0041】このような構成のゼロクロス検出回路32
の動作を図3を用いて説明する。同図は直流オフセット
OFのある入力波形Aと、これを前記ゼロクロス検出回
路32に入力した時、得られるゼロクロス信号Bとの関
係を示した図である。
【0042】前記直流オフセットDOFのある入力波形A
の直流成分は前記ACカップリング回路33により除去
されるため、前記コンパレータ34により入力波形Aの
信号成分とゼロレベルとの比較が行われ、その出力とし
てゼロクロス信号Bを得ることが可能である。
【0043】つまり図2のような構成のゼロクロス検出
回路32を用いることにより、直流オフセットDOFのあ
る入力波形Aに対しても、その直流成分を除去した基本
波に対するゼロクロス信号Bを検出することが可能であ
る。
【0044】CPU6は、前記ゼロクロス検出回路32
によって得られたゼロクロス信号によってメモリ4に格
納された波形データの中から前記ゼロクロスデータを検
出し、その波形データに1ビットのゼロクロスビットを
附加してメモリ4に格納する。
【0045】ここで、前記ゼロクロスビットを附加して
メモリ4に格納された波形データの構造を図4を用いて
説明する。同図に示すとおり、波形データ40は入力波
形の波高値を示すデジタルデータ41に、この波形デー
タがゼロクロスデータであるか否かを示すゼロクロスビ
ット42が附加されて構成されている。
【0046】つまり、CPU6は、図3におけるゼロク
ロス信号Bの立ち上がり点C1からC6の点に対応する
波形データD1からD6をゼロクロスデータと認識し、
これらの波形データのゼロクロスビットを”1”として
メモリ4に格納すると共にその他の波形データのゼロク
ロスビットを”0”としてメモリ4に格納する。
【0047】これによって、CPU6は膨大な波形デー
タの中から容易にゼロクロスデータを即座に識別するこ
とが可能となる。
【0048】また、CPU6は従来例と同様に、入力信
号の大きさに従って適当な減衰比を前記減衰器1に設定
すると共にメモリ4から前記波形データを読み出し必要
な演算処理を行った後に表示器5に入力信号の波形を表
示させる。
【0049】図5は上記に説明した本発明に係わる波形
表示装置の画面表示例である。同図を用いて本発明に係
わる波形表示装置が行う、表示器5に表示された入力波
形の任意領域を入力波形と共に表示されたカーソル11
とカーソル12を用いて選択し被選択領域の波形の実効
値や平均値等を演算する機能について説明する。
【0050】測定者は、操作器7より図7に示したカー
ソル11とカーソル12を操作し実効値や平均値を演算
する対象となる領域21を選択する。
【0051】この時、測定者は、従来例と同様に操作器
7からの操作により、カーソル11とカーソル12をX
軸と平行な方向に、表示器5に表示された測定データ上
を左右に移動させて任意の領域を選択することが可能で
ある。但し、この時操作器7からカーソル11とカーソ
ル12を前記ゼロクロスデータ上のみを移動するモード
に切換えることにより、カーソル11とカーソル12を
ゼロクロスデータD1からD6上のみを移動させるよう
にすることが可能である。
【0052】これによって、従来例で説明した図8に示
した表示波形に対しても、カーソルがゼロクロスデータ
上のみしか移動しないため、容易に表示波形の1周期
(または1/2の整数倍の周期)の領域を選択すること
が可能となる。
【0053】また、従来例で説明した図9に示した表示
波形に対しても、前記ゼロクロス検出回路の前段にロー
パスフィルタが接続されているため、入力信号のノイズ
成分を除去した基本波についてのゼロクロス信号を検出
することが可能であるため、カーソルを入力波形の基本
波のゼロクロスデータ上のみに移動させて、容易に表示
波形の1周期(または1/2の整数倍の周期)の領域を
選択することが可能となる。
【0054】更に、上記と同様の理由により、入力波形
がPWM(Pulse WidthModulatio
n)波形のように入力波形が1周期に何度もゼロレベル
をクロスするような波形に対しても、その基本波につい
てのゼロクロス信号を検出し、カーソルを入力波形の基
本波のゼロクロスデータ上のみに移動させて、容易に表
示波形の1周期(または1/2の整数倍の周期)の領域
を選択することが可能となる。
【0055】次に測定者は、被選択領域21の範囲内に
おいて演算を行う演算種類を操作器7から指定する。
【0056】以上の選択及び指定操作が行われると、C
PU6は被選択領域21の範囲内における予め操作器7
から指定された前記演算種類に従った演算を行う。
【0057】この結果、操作器7よりカーソル11及び
カーソル12を操作して正確に表示波形の1周期(また
は1/2の整数倍の周期)の領域を選択することが可能
となるため、入力信号波形20の被選択領域21の範囲
内における実効値や平均値等の演算を行う場合のように
被選択領域の設定が演算結果に大きな影響を与えるよう
な演算を容易に、且つ正確に行うことが可能となる。
【0058】なお、以上の説明は、本発明の説明および
例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎな
い。したがって本発明は、上記実施例に限定されること
なく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、
変形をも含むものである。
【0059】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば次のような効果がある。請求項1に記載
の発明では、測定者が表示器の画面上からカーソルを用
いて入力波形の任意領域を選択する際、前記カーソルを
前記ゼロクロスデータ上のみを順次移動させることが可
能であるため、測定者は容易に、前記入力波形の1周期
(または1/2の整数倍の周期)の領域を容易に、且つ
正確に選択することが可能となる。また、メモリに記憶
される波形データにゼロクロスビットを附加し、記憶さ
れるように構成されたことにより、カーソル移動等のデ
ジタル信号処理を実施する際、CPUは容易に膨大な波
形データの中からゼロクロスデータを即座に識別するこ
とが可能となるためCPU負荷を軽減することが可能と
なる。
【0060】このことによって、選択する領域の設定が
演算結果に大きな影響を与えるような演算を、容易に、
且つ正確に行うことが可能となる。
【0061】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載された発明において、アナログの入力信号をゼロクロ
ス検出回路に直接入力してゼロクロスデータを検出する
ように構成されたため、波形データから演算によってゼ
ロクロスデータを求める方法に比べて、より早く正確に
ゼロクロスデータを検出することが可能となる。また、
入力波形のゼロクロスデータの検出に要するCPUの負
荷を大幅に軽減することが可能である。
【0062】 請求項3に記載の発明では、請求項
記載された発明において、ゼロクロス検出回路にACカ
ップリング回路を備えたことにより、直流成分を除去し
た入力波形の基本波に対するゼロクロス信号を検出する
ことが可能となり、直流オフセットのある入力波形に対
しても1周期(または1/2の整数倍の周期)の領域を
容易に検出することが可能となる。
【0063】請求項4に記載の発明では、請求項に記
載された発明において、ゼロクロス検出回路にローパス
フィルタを備えたことにより、入力信号に含まれたノイ
ズや高調波成分を除去することが可能となり、入力波形
がPWM波形のように1周期に何度もゼロレベルをクロ
スするような波形やノイズが混入したような波形に対し
ても1周期(または1/2の整数倍の周期)の領域を容
易に検出することが可能となる。
【0064】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る波形観測装置の一実施例を示す構
成図である。
【図2】本発明に係るゼロクロス検出器の一実施例を示
す回路図である。
【図3】本発明に係るゼロクロス検出器の入力信号と出
力信号の関係を示す図である。
【図4】本発明に係る波形観測装置のメモリに格納され
た波形データの構造を示す図である。
【図5】本発明に係わる波形表示装置の画面表示例であ
る。
【図6】従来の波形観測装置の一例を示す構成図であ
る。
【図7】従来の波形表示装置の画面表示例である。
【図8】従来の波形表示装置の問題点を説明する表示画
面の一例である。
【図9】従来の波形表示装置の問題点を説明する表示画
面の他の一例である。
【符号の説明】
1 減衰器 2 増幅器 3 A/D変換器 4 メモリ 5 表示器 6 CPU 7 操作器 20 入力信号波形 21 入力信号波形の被選択領域 30 ゼロクロス検出回路 31 ローパスフィルタ 32 ゼロクロス検出器 33 ACカップリング回路 34 コンパレータ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定した入力波形をA/D変換して波形デ
    ータとしてメモリに格納し、この波形データに基づき表
    示器に前記入力波形を表示する波形観測装置であって、
    前記表示器の画面上に前記入力波形と共に表示されたカ
    ーソルを用いて前記入力波形の任意領域を選択し、この
    被選択領域内の波形について実効値や平均値等の各種演
    算を行う波形観測装置において、 前記入力波形の直流成分を除去して得られる波形とゼロ
    レベルとの交点を検出する手段と、 前記カーソルをこの交点上のみを順次移動させて前記入
    力波形の1周期(または1/2の整数倍の周期)の領域
    を選択することが可能な入力波形の領域選択手段と、 を備え、前記メモリに記憶される波形データは、前記入力波形の
    直流成分を除去して得られる波形とゼロレベルとの交点
    を検出する手段のゼロクロス信号により、その波形デー
    タがゼロレベルとクロスするポイントの波形データであ
    るか否かを判断し、その判断結果を1ビットのゼロクロ
    スビットとして個別の波形データに附加して記憶される
    ように構成されたことを特徴とする波形観測装置。
  2. 【請求項2】前記入力波形の直流成分を除去して得られ
    る波形とゼロレベルとの交点を検出する手段は、アナロ
    グの入力信号とゼロレベル電圧とをコンパレータによっ
    て比較するゼロクロス検出回路を備えたことを特徴とす
    る請求項1に記載の波形観測装置。
  3. 【請求項3】前記ゼロクロス検出回路は、コンデンサと
    抵抗によって構成されたACカップリング回路を備えた
    ことを特徴とする請求項に記載の波形観測装置。
  4. 【請求項4】前記ゼロクロス検出回路は、ローパスフィ
    ルタを備えたことを特徴とする請求項に記載の波形観
    測装置。
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