JP3491182B2 - 移動体の位置認識方法及び移動体の位置認識装置 - Google Patents

移動体の位置認識方法及び移動体の位置認識装置

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JP3491182B2 JP19986795A JP19986795A JP3491182B2 JP 3491182 B2 JP3491182 B2 JP 3491182B2 JP 19986795 A JP19986795 A JP 19986795A JP 19986795 A JP19986795 A JP 19986795A JP 3491182 B2 JP3491182 B2 JP 3491182B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場、倉庫、オフ
ィスビル内等を走行する無人搬送車及び自動車等の移動
体の位置を、光の反射を利用して認識する移動体の位置
認識方法及び位置認識装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工場、倉庫、オフィスビル内等を走行す
る無人搬送車及び自動車等の移動体の位置を、光の反射
を利用して認識する移動体の位置認識方法及び装置は、
安価な構成で済み、保守点検の必要が殆どなく、電波法
の規制も受けない。従来のこのような位置認識方法及び
装置としては、特公平4−67609号公報に開示され
たものがある。これは、座標位置が既知の2つの光反射
手段を移動体の通路の両側に設け、移動体の移動方位と
直交し互いに反対方向へ進む光ビームの、2つの光反射
手段からの反射光を検出する間に移動体が進む距離か
ら、基準方位に対する移動体の移動方位を求める。そし
て、互いに反対方向へ進む光ビームとは別の、回動走査
する光ビームが前記2つの光反射手段から反射されるそ
れぞれの、移動体の移動方位に対する角度と、2つの光
反射手段の座標位置とから、移動体の位置を求めるよう
になっている。
【0003】また、図12に従来のこのような移動体の
位置認識方法及び装置の他の例の原理図を示す。これ
は、特公平2−48069号公報に開示された位置認識
装置の原理図である。この原理図において、最終的に求
めるものは、移動体Vの位置と移動方位とである。移動
体Vの位置は、例えば、北方向をy軸に東方向をx軸に
取ったxy直交座標系の座標(xv,yv)として求め
られる。移動体Vは、光ビームを発射する光ビーム発射
手段と、その光ビームを360°回動走査する光ビーム
走査手段と、光反射手段A,B,Cからの反射光を受光
する受光手段とを備えている。
【0004】3つの光反射手段A,B,Cは、略同じ高
さとなるように位置決めされており、入射した光の方向
にその入射光を反射する。移動体Vからは光ビームが3
60°回動走査され、光反射手段A,B,Cは、移動体
Vから入射した光を移動体Vの方向へ反射する。移動体
Vでは、光反射手段A,B,Cから順次反射される光ビ
ームを受光し、そのときの光ビームの投光方向を検出す
ることによって、移動体V(光ビーム発射手段)を中心
とする光反射手段B,Cとの開き角β及び光反射手段
C,Aとの開き角αを知ることができる。
【0005】ここで、移動体V、光反射手段A、光反射
手段Cに注目して、その3点を通る1つの円1を描き、
この円1の軌跡を示す方程式を求める(同じ円上の異な
る3点のうち2点の位置と他の1点から見た2点の開き
角が分かれば、その3点を通る円の方程式を求めること
ができる)。同様に、移動体Vと光反射手段Cと光反射
手段Bとを通る円2の方程式を求める。上述で求めた円
1の方程式と円2の方程式とを連立方程式として、移動
体Vの位置座標を未知数とする解を求めれば、円1と円
2との交点の位置、すなわち、移動体V及び光反射手段
Cの位置を求めることができる。光反射手段Cの位置は
予め分かっているため、求めた解から移動体Vの位置を
得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の特公平4−67
609号公報に開示された位置認識装置及び特公平2−
48069号公報に開示された位置認識装置では、移動
体の位置を認識するには、始動時の移動体の位置を認識
していなければならなかった。即ち、始業時及びトラブ
ル発生後の復旧時等で、移動体を、例えば30〜50個
の光反射手段が敷設された工場内に投入する場合、投入
位置をいつも同じ位置に固定しておくか、投入位置の情
報を移動体(の位置認識装置)に入力する必要がある。
投入位置の情報を移動体に入力する場合、操作が煩雑で
あり、また、入力ミスが生じる問題があった。
【0007】本発明は、上述の事情に鑑みてなされたも
のであり、第1発明では、入射光方向に光を反射する複
数の光反射手段を間隔が異なるように設置しておき、光
反射手段間の距離及び当該光反射手段と移動体との相対
位置を検出し、当該光反射手段間の距離を異なる間隔の
距離情報から検索することにより、当該光反射手段を識
別して移動体の位置を認識する方法を採用することによ
り、移動体の投入位置を限定する必要がなく、また、投
入時に位置情報を入力する必要がない移動体の位置認識
方法を提供することを目的とする。
【0008】第2発明では、間隔が異なるように設置さ
れ、入射光方向に光を反射する複数の光反射手段と、光
反射手段間の距離及び当該光反射手段と移動体との相対
位置を検出する相対位置検出器と、当該光反射手段間の
距離を異なる間隔の距離情報から検索することにより、
当該光反射手段を識別して移動体の位置を特定する位置
特定手段とを設けることにより、移動体の投入位置を限
定する必要がなく、また、投入時に位置情報を入力する
必要がない移動体の位置認識装置を提供することを目的
とする。
【0009】第3発明では、2つの光ビーム発射手段
と、光ビームのそれぞれを回動走査する2つの光ビーム
走査手段と、光反射手段からの反射光を受光する2つの
受光手段と、光ビーム発射手段における所定方向と光反
射手段との開き角を検出する開き角検出手段と、光反射
手段間の距離及び当該光反射手段と移動体との相対位置
を演算する演算手段とを備える相対位置検出器を設ける
ことにより、移動体の投入位置を限定する必要がなく、
また、投入時に位置情報を入力する必要がない移動体の
位置認識装置を提供することを目的とする。
【0010】第4発明では、入射光方向に光を反射する
複数の光反射手段を、移動体毎に各別の位置にその間隔
が異なるように設置しておき、移動体とは離れた不動の
位置から光ビームを回動走査することによって、その不
動の位置と複数の光反射手段との相対位置及び当該複数
の光反射手段間の距離を検出し、当該複数の光反射手段
間の距離を異なる間隔の距離情報から検索することによ
り、移動体を識別し、識別した移動体の位置を認識する
方法を採用することにより、容易に移動体を識別できる
と共に、識別した移動体の位置を認識することができる
移動体の位置認識方法を提供することを目的とする。
【0011】第5発明では、移動体毎に各別の位置にそ
の間隔が異なるように設置された、入射光方向に光を反
射する複数の光反射手段と、移動体とは離れた不動の位
置に設けられ、その不動の位置と複数の光反射手段との
相対位置及び当該複数の光反射手段間の距離を検出する
相対位置検出器と、当該複数の光反射手段間の距離を異
なる間隔の距離情報から検索することにより、当該移動
体を識別する移動体識別手段とを設けることにより、容
易に移動体を識別できると共に、識別した移動体の位置
を認識することができる移動体の位置認識装置を提供す
ることを目的とする。
【0012】第6発明では、入射光方向に光を反射する
複数の光反射手段を、移動体毎に各別の位置にその間隔
が異なるように設置しておき、前記移動体とは別の移動
体から光ビームを回動走査することによって、この別の
移動体と複数の光反射手段との相対位置及び当該複数の
光反射手段間の距離を検出し、当該複数の光反射手段間
の距離を異なる間隔の距離情報から検索することによ
り、当該複数の光反射手段が設置された移動体を識別
し、前記別の移動体と識別した移動体との相対位置を認
識する方法を採用することにより、容易に他の移動体を
識別できると共に、識別した移動体との相対位置を認識
することができる移動体の位置認識方法を提供すること
を目的とする。
【0013】第7発明では、移動体毎に各別の位置にそ
の間隔が異なるように設置された、入射光方向に光を反
射する複数の光反射手段と、前記移動体とは別の移動体
に設けられ、その移動体と複数の光反射手段との相対位
置及び当該複数の光反射手段間の距離を検出する相対位
置検出器と、当該複数の光反射手段間の距離を異なる間
隔の距離情報から検索することにより、当該移動体を識
別する移動体識別手段とを設けることにより、容易に他
の移動体を識別できると共に、識別した移動体との相対
位置を認識することができる移動体の位置認識装置を提
供することを目的とする。
【0014】第8発明では、2つの光ビーム発射手段
と、光ビームのそれぞれを回動走査する2つの光ビーム
走査手段と、複数の光反射手段のそれぞれからの反射光
を受光する2つの受光手段と、光ビーム発射手段のそれ
ぞれにおける所定方向と当該複数の光反射手段との開き
角を検出する開き角検出手段と、当該複数の光反射手段
間の距離及び当該光反射手段と2つの光ビーム発射手段
との相対位置を演算する演算手段とを備える相対位置検
出器を設けることにより、容易に移動体を識別できると
共に、識別した移動体の位置を認識することができる移
動体の位置認識装置を提供することを目的とする。
【0015】第9発明では、所定の長さを有し入射光方
向に光を反射するテープである光反射手段を設け、その
テープの両端部を光反射手段の位置と見做すことによ
り、テープの数が減り、安価で実施が簡便な移動体の位
置認識方法を提供することを目的とする。
【0016】第10発明では、所定の長さを有し入射光
方向に光を反射するテープである光反射手段を設け、そ
のテープの両端部を光反射手段の位置と見做すことによ
り、テープの数が減り、安価で取り付けが簡便な移動体
の位置認識装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明に係る
移動体の位置認識方法は、移動体から光ビームを回動走
査し、所定の位置に設けられ入射光方向に光を反射する
光反射手段からの反射光を受光することによって、移動
体の位置を認識する移動体の位置認識方法において、複
数の前記光反射手段を、前記移動体とは離れた不動の各
別の位置に、間隔が異なるように設置し、前記光反射手
段の位置情報と該光反射手段間の距離情報とを予め作成
しておき、前記移動体から光ビームを回動走査すること
によって、前記光反射手段間の距離及び当該光反射手段
と前記移動体との相対位置を検出し、前記光反射手段間
の距離を前記間隔の距離情報から検索することにより、
当該光反射手段を識別して、この識別した光反射手段の
前記位置情報と前記相対位置とから前記移動体の位置を
認識することを特徴とする。
【0018】第2発明に係る移動体の位置認識装置は、
移動体から光ビームを回動走査し、所定の位置に設けら
れ入射光方向に光を反射する光反射手段からの反射光を
受光することによって、移動体の位置を認識する移動体
の位置認識装置において、前記移動体とは離れた各別の
位置に、間隔が異なるように設置された複数の前記光反
射手段と、前記移動体上に設けられ、光ビームを回動走
査することによって、前記光反射手段間の距離及び当該
光反射手段と前記移動体との相対位置を検出する相対位
置検出器と、前記光反射手段の位置情報と該光反射手段
間の距離情報とを有し、前記相対位置検出器が検出した
前記光反射手段間の距離を前記間隔の距離情報から検索
することにより、当該光反射手段を識別し、この識別し
た光反射手段の前記位置情報と前記相対位置とから前記
移動体の位置を特定する位置特定手段とを備えることを
特徴とする。
【0019】第3発明に係る移動体の位置認識装置は、
前記相対位置検出器は、前記移動体上の各別の位置に設
けられた、光ビームを発射する2つの光ビーム発射手段
と、前記光ビームのそれぞれを回動走査する2つの光ビ
ーム走査手段と、前記光反射手段のそれぞれからの反射
光を受光する2つの受光手段と、該受光手段のそれぞれ
の受光出力に基づいて、前記光ビーム発射手段のそれぞ
れにおける所定方向と前記光反射手段との開き角を検出
する開き角検出手段と、前記移動体上の前記2つの光ビ
ーム発射手段の位置と該光ビーム発射手段間の距離と前
記開き角検出手段によって検出された開き角とに基づい
て、前記光反射手段間の距離及び当該光反射手段と前記
移動体との相対位置を演算する演算手段とを備えること
を特徴とする。
【0020】第4発明に係る移動体の位置認識方法は、
光ビームを回動走査し、複数の移動体に設けられ入射光
方向に光を反射する光反射手段からの反射光を受光する
ことによって、前記移動体を識別しその位置を認識する
移動体の位置認識方法において、複数の前記光反射手段
を、前記移動体毎に各別の位置にその間隔が異なるよう
に設置し、前記移動体の識別情報と該移動体に設置され
た複数の前記光反射手段の間隔の距離情報とを予め作成
しておき、前記移動体とは離れた不動の位置から光ビー
ムを回動走査することによって、該不動の位置と複数の
前記光反射手段との相対位置及び当該複数の光反射手段
間の距離を検出し、当該複数の光反射手段間の距離を前
記間隔の距離情報から検索することにより、当該移動体
を識別し、識別した移動体の位置を認識することを特徴
とする。
【0021】第5発明に係る移動体の位置認識装置は、
光ビームを回動走査し、複数の移動体に設けられ入射光
方向に光を反射する光反射手段からの反射光を受光する
ことによって、前記移動体を識別しその位置を認識する
移動体の位置認識装置において、前記移動体毎に各別の
位置にその間隔が異なるように設置された複数の前記光
反射手段と、前記移動体とは離れた不動の位置に設けら
れ、光ビームを回動走査することによって、該不動の位
置と複数の前記光反射手段との相対位置及び当該複数の
光反射手段間の距離を検出する相対位置検出器と、前記
移動体の識別情報と該移動体に設置された複数の前記光
反射手段の間隔の距離情報とを有し、前記相対位置検出
器が検出した当該複数の光反射手段間の距離を前記間隔
の距離情報から検索することにより、当該移動体を識別
する移動体識別手段とを備え、識別した移動体の位置を
認識することを特徴とする。
【0022】第6発明に係る移動体の位置認識方法は、
光ビームを回動走査し、複数の移動体に設けられ入射光
方向に光を反射する光反射手段からの反射光を受光する
ことによって、前記移動体を識別しその位置を認識する
移動体の位置認識方法において、複数の前記光反射手段
を、前記移動体毎に各別の位置にその間隔が異なるよう
に設置し、前記移動体の識別情報と該移動体に設置され
た複数の前記光反射手段の間隔の距離情報とを予め作成
しておき、前記移動体とは別の移動体から光ビームを回
動走査することによって、該移動体と複数の前記光反射
手段との相対位置及び当該複数の光反射手段間の距離を
検出し、当該複数の光反射手段間の距離を前記間隔の距
離情報から検索することにより、当該複数の光反射手段
が設置された移動体を識別し、前記別の移動体と識別し
た移動体との相対位置を認識することを特徴とする。
【0023】第7発明に係る移動体の位置認識装置は、
光ビームを回動走査し、複数の移動体に設けられ入射光
方向に光を反射する光反射手段からの反射光を受光する
ことによって、前記移動体を識別しその位置を認識する
移動体の位置認識装置において、前記移動体毎に各別の
位置にその間隔が異なるように設置された複数の前記光
反射手段と、前記移動体とは別の移動体に設けられ、光
ビームを回動走査することによって、該移動体と複数の
前記光反射手段との相対位置及び当該複数の光反射手段
間の距離を検出する相対位置検出器と、複数の前記光反
射手段が設置された移動体の識別情報と当該複数の光反
射手段の間隔の距離情報とを有し、前記相対位置検出器
が検出した当該複数の光反射手段間の距離を前記間隔の
距離情報から検索することにより、当該複数の光反射手
段が設置された移動体を識別する移動体識別手段とを備
え、前記別の移動体と識別した移動体との相対位置を認
識することを特徴とする。
【0024】第8発明に係る移動体の位置認識装置は、
前記相対位置検出器は、各別の位置に設けられた、光ビ
ームを発射する2つの光ビーム発射手段と、前記光ビー
ムのそれぞれを回動走査する2つの光ビーム走査手段
と、前記複数の光反射手段のそれぞれからの反射光を受
光する2つの受光手段と、該受光手段のそれぞれの受光
出力に基づいて、前記光ビーム発射手段のそれぞれにお
ける所定方向と前記複数の光反射手段との開き角を検出
する開き角検出手段と、前記2つの光ビーム発射手段の
位置と該光ビーム発射手段間の距離と前記開き角検出手
段によって検出された開き角とに基づいて、前記複数の
光反射手段間の距離及び当該光反射手段と前記2つの光
ビーム発射手段との相対位置を演算する演算手段とを備
えることを特徴とする。
【0025】第9発明に係る移動体の位置認識方法は、
前記光反射手段は、所定の長さを有し入射光方向に光を
反射するテープであり、該テープの両端部の位置を前記
光反射手段の位置とすることを特徴とする。
【0026】第10発明に係る移動体の位置認識装置
は、前記光反射手段は、所定の長さを有し入射光方向に
光を反射するテープであり、該テープの両端部の位置を
前記光反射手段の位置になしたことを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、本発明をその実施の形態
を示す図面を参照しながら説明する。図1は、第1発明
に係る移動体の位置認識方法及び第2,3発明に係る移
動体の位置認識装置の1形態の構成例を示す配置図であ
る。この形態は、工場内での例を示しており、装置を設
置するための2つのエリアを移動体Vの走行経路が囲
み、この走行経路に沿った壁面又は柱等に、光反射手段
1 〜P32が設置されている。
【0028】光反射手段P1 〜P32は、隣合う間隔が、
図2に例示するように、全て異なるように配置され、そ
の位置は、xy座標で図3のようになっている。xy座
標は、図1の工場の配置図において、左右を西東、上下
を北南に取り、工場の南西隅を原点として、東方向にx
軸、北方向にy軸を取り、mm単位で表示されている。
図1の工場では、工場の南北の内壁には、光反射手段を
設置しておらず、東西方向の走行経路上での投入方向を
北側の走行経路で東向き、南側の走行経路で西向きに限
定し、交差点と四隅での投入を禁止している。光反射手
段P1 〜P32は、入射した光の方向にその入射光を反射
する光学的性質が必要とされる。例えば、四面体のプリ
ズムや球状の透明ガラスを複数個組み合わせることによ
って、そのような光学的性質を得ることができる。これ
は、コーナキューブ、反射シートと呼ばれるもので、市
販されている。
【0029】図4(a)は、移動体V及び隣合う光反射
手段の配置例を示す配置図であり、図4(b)は、その
側面図である。移動体Vには、光ビームを回動走査する
ことによって、隣合う光反射手段Pa ,Pb (光反射手
段P1 〜P32の例)間の距離及び光反射手段Pa ,Pb
と移動体Vとの相対位置を検出する相対位置検出器と、
光反射手段Pa ,Pb を識別し、この識別した光反射手
段Pa ,Pb の位置情報及び光反射手段Pa ,Pb と移
動体Vとの相対位置から移動体Vの位置を特定する位置
特定手段とが搭載されている。
【0030】相対位置検出器は、移動体Vの側壁下部、
例えば人の足元の各別の位置に設けられ、光反射手段P
1 〜P32へ光ビームを発射する2つの光ビーム発射手段
1,W2 を備えている。光ビーム発射手段W1 ,W2
と光反射手段P1 〜P32とは、略同じ高さとなるように
位置決めされる。
【0031】光ビーム発射手段W1 ,W2 は、それぞ
れ、光ビームを回動走査する光ビーム走査手段と、光反
射手段Pa ,Pb からの反射光を受光する受光手段と、
受光手段のそれぞれの受光出力に基づいて、光ビーム発
射手段W1 ,W2 のそれぞれにおける2つの光反射手段
a ,Pb の開き角を検出する開き角検出手段と一体に
なっている。また、開き角検出手段によって検出された
開き角と、移動体V上の光ビーム発射手段W1 ,W2
の距離とに基づいて、光反射手段Pa ,Pb と移動体V
との相対位置を演算する演算手段及び上述の位置特定手
段31が移動体V内に設けられている。演算手段及び位
置特定手段31は、マイクロコンピュータであり、図2
に例示する、隣合う光反射手段の間隔の距離情報及び図
3に例示する、光反射手段の位置情報を有している。
【0032】図5と図6とは、このような相対位置検出
器の原理図を示す。この原理図において、最終的に求め
るものは、光反射手段Pa ,Pb と移動体Vとの相対位
置、光反射手段Pa ,Pb 間の距離及び移動体Vの移動
方位である。移動体Vの位置は、光ビーム発射手段
1 ,W2 の、例えば、北方向をy軸に東方向をx軸に
取ったxy直交座標系の座標(x1 ,y1 ),(x2
2 )に関連して求められる。また、移動体Vの移動方
位は、xy直交座標系におけるPa b の方位θXPと、
移動体Vの移動方位及びPa b の相対方位θP との差
θXW=θXP−θP として求められる。
【0033】移動体Vからは2つの光ビームが回動走査
されるが、走査角度は、光ビーム発射手段W1 ,W2
移動体Vの側面に設けられているので、最大180°で
あり、光反射手段Pa ,Pb は、光ビーム発射手段
1 ,W2 から入射した光をその入射方向、すなわち、
光ビーム発射手段W1 ,W2 の方向へ反射する。そのた
め、光ビーム発射手段W1 ,W2 では、光反射手段
a ,Pb から反射される光ビームを受光し、そのとき
の光ビームの投光方向を測定することによって、光ビー
ム発射手段W1 を中心とする、光ビームの回動走査の基
準方向と光反射手段Pa ,Pb との開き角A12,A11
び光ビーム発射手段W2 を中心とする、光ビームの回動
走査の基準方向と光反射手段Pa ,Pb との開き角
22,A21を知ることができる(図6)。
【0034】開き角検出手段が検出した開き角A11,A
12及び開き角A21,A22より、演算手段31は、ビーム
発射手段W1 ,W2 の中点Wのxy直交座標系の座標
(x0,y0 )を演算する。
【0035】以下に、移動体Vの位置及び移動方位の演
算について詳細に説明する。移動体Vの演算手段には以
下の情報が設定されている。 (aa ,ba );光反射手段Pa の仮想座標 (ab ,bb );光反射手段Pb の仮想座標 θxp;2つの光反射手段Pa ,Pb の仮想方位(=ta
-1{(bb −ba )/(ab −aa )}) 2d;光ビーム発射手段W1 と光ビーム発射手段W2
の距離
【0036】図6において、先ず、光ビーム発射手段W
1 ,W2 からの光ビームの走査によって、光ビーム発射
手段W1 における移動体Vの側面の前方向(光ビームの
回動走査の基準方向)に対する光反射手段Pa ,Pb
それぞれの開き角A12,A11と、光ビーム発射手段W2
における移動体Vの側面の前方向に対する光反射手段P
a ,Pb のそれぞれの開き角A22,A21とが測定され
る。次に、△W1 2 a において正弦定理により、 2d/sin(A22−A12)=バーW2 a /sinA12 (1) (1)式より バーW2 a =2dsinA12/sin(A22−A12) (2)
【0037】従って、ビーム発射手段W1 ,W2 の中点
Wを原点(0,0)とし、WW2 の方向をX軸、W1
2 と直角で移動体Vの内側方向をY軸とする直交座標の
光反射手段Pa ,Pb の座標を(Aa ,Ba ),
(Ab ,Bb )、光反射手段Pa ,Pb の中点Pの座標
を(A0 ,B0 )とすると、 Aa =d−バーW2 a ・cos(180°−A22) =d−{2dsinA12/sin(A22−A12)}・(−cosA22) ={dsin(A22−A12)+2dsinA12cosA22}/ sin(A22−A12) =(dsinA22cosA12−dsinA12cosA22+ 2dsinA12cosA22)/sin(A22−A12) =d(sinA22cosA12+sinA12cosA22)/ sin(A22−A12) =dsin(A22+A12)/sin(A22−A12) (3)
【0038】 Ba =−バーW2 a ・sin(180°−A22) ={−2dsinA12/sin(A22−A12)}・sinA22 =−2dsinA22sinA12/sin(A22−A12) (4)
【0039】同様に、△W1 2 b において正弦定理
により、 2d/sin(A21−A11)=バーW1 b / sin(180°−A21) (5) (5)式より バーW1 b =2dsinA21/sin(A21−A11) (6)
【0040】従って、 Ab =−d+バーW1 b ・cosA11 =−d+{2dsinA21/sin(A21−A11)}・cosA11 ={−dsin(A21−A11)+2dsinA21cosA11}/ sin(A21−A11) =(−dsinA21cosA11+dsinA11cosA21+ 2dsinA21cosA11)/sin(A21−A11) =d(sinA11cosA21+sinA21cosA11)/ sin(A21−A11) =dsin(A21+A11)/sin(A21−A11) (7)
【0041】 Bb =−バーW1 b ・sinA11 ={−2dsinA21/sin(A21−A11)}・sinA11 =−2dsinA21sinA11/sin(A21−A11) (8) 従って、 A0 =(Aa +Ab )/2 (9) B0 =(Ba +Bb )/2 (10) バーPa b ={(Ab −Aa 2 +(Bb −Ba 2 1/2 (11) θP =tan-1{(Bb −Ba )/(Ab −Aa )} (12) (但し、Aa ,Ba ,Ab ,Bb は(3),(4),
(7),(8)式の通り)
【0042】更に、xy座標系(図5)でのW,Pa
b の座標は(x0 ,y0 ),(a a ,ba ),
(ab ,bb )であるので、Pa b の方位は、 θxp=tan-1{(bb −ba )/(ab −aa )} (13) また、W1 2 の方位をθxwとすると、図5より θxw=θxp−θP (14) x0 =aa +バーPa E =aa +バーPa F・cosθxw =aa +(バーPa D−バーWDtanθxw)cosθxw =aa +(−Aa +Ba tanθxw)cosθxw =aa −Aa cosθxw+Ba sinθxw (15)
【0043】 y0 =ba +バーPa G =ba +バーPa Hcosθxw =ba +(バーPa I+バーWItanθxw)cosθxw =ba +(−Ba −Aa tanθxw)cosθxw =ba −Ba cosθxw−Aa sinθxw (16)
【0044】以上より、光ビーム発射手段W1 と光ビー
ム発射手段W2 との間の距離2dが既知であり、光ビー
ム発射手段W1 ,W2 からの光ビームの回動走査によっ
て、光ビーム発射手段W1 における移動体Vの側壁の前
方向に対する光反射手段Pa,Pb のそれぞれの開き角
12,A11と、光ビーム発射手段W2 における移動体V
の側壁の前方向に対する光反射手段Pa ,Pb のそれぞ
れの開き角A22,A21とを検出できれば、(3),
(4),(7),(8)式より、移動体Vと光反射手段
a ,Pb との相対位置(光ビーム発射手段W1 ,W2
の中点Wを原点とする直交座標における光反射手段
a ,Pb の座標(Aa ,Ba ),(Ab ,Bb))が
求まり、この相対位置が求まれば、(11)式より、光
反射手段Pa ,P b 間の距離が求まる。
【0045】光反射手段Pa ,Pb 間の距離が求まれ
ば、この距離により図2に示す間隔の距離情報を検索を
して、光反射手段Pa ,Pb を識別することができる。
光反射手段Pa ,Pb を識別できれば、図3に示す光反
射手段の位置情報から光反射手段Pa ,Pb の位置情報
(aa ,ba ),(ab ,bb )を求めることができ
る。光反射手段Pa ,Pb の位置情報(aa ,ba ),
(ab ,bb )が求まれば、(13),(14)式よ
り、移動体Vの方位θxwが求まり、この方位θxwと光反
射手段Pa ,Pb の座標(Aa ,Ba ),(Ab
b )とから、(15),(16)式により、光ビーム
発射手段W1 ,W2 の中点(x0 ,y0 )を特定するこ
とができ、移動体Vの位置を認識することができる。
【0046】図7(a)は、移動体Vに設けられる2つ
の光ビーム発射手段W1 ,W2 それぞれと一体となった
光ビーム走査手段、受光手段及び開き角検出手段の1例
を示す外観図である。この光ビーム発射手段W1
2 、光ビーム走査手段、受光手段及び開き角検出手段
は、円筒34の上板(図示せず)の中心部に回転軸36
が固着されている。回転軸36は、円筒34の上部に設
けられた駆動部35(光ビーム走査手段)により回転さ
れ、円筒34は回転軸36の回転に応じて回転される。
駆動部35は移動体Vの側壁に固定される。円筒34内
部には、後述するように、半導体レーザが設けられてお
り、そのレーザ光は、円筒34の側面に設けられた孔3
7を通じて円筒34外部へ投射される。孔37の両側部
には、光反射手段Pa ,Pb からの反射光を受光するた
めの受光部(例えば、フォトダイオード、フォトトラン
ジスタ等)38,39(受光手段)が設けられている。
【0047】円筒34の下板(図示せず)の中央部には
軸(図示せず)が固着され、この軸は円筒34の回転に
応じて回転する。また、この軸は、円筒34の下部に設
けられたロータリエンコーダ40(開き角検出手段)に
連結され、円筒34の回転がロータリエンコーダ40へ
伝達される。ロータリエンコーダ40は、移動体Vの側
壁に固定され、円筒34から伝達された回転によって、
円筒34の回転角、つまり、レーザ光の投射角を検出す
る。ロータリエンコーダ34は、アブソリュートタイプ
のものが用いられ、基準の方向に対するレーザ光の投射
角を検出する。この基準の方向は、例えば、移動体V
の、光ビーム発射手段W1 ,W2 が設けられた側壁の前
方向に設定される。
【0048】図7(b)は、図7(a)に示す光ビーム
発射手段、光ビーム走査手段、受光手段及び開き角検出
手段の光学系を説明するための説明図である。図におい
て、円筒34の内周壁には、半導体レーザ41が設けら
れている。半導体レーザ41から出射されたレーザ光
は、レンズ42によって拡散され、さらにレンズ43に
よって平行光にされる。この平行光は、円筒34に形成
された孔37を通って円筒34の外部へ投射される。
【0049】このような構成の光ビーム発射手段W1
2 、光ビーム走査手段、受光手段及び開き角検出手段
は、回転軸36が回転すると、円筒34及び円筒34内
部の光学系が回転し、レーザ光の走査が行われる。ま
た、円筒34の回転に伴ってロータリエンコーダ40が
その回転角度を検出し、移動体Vの移動方向に対するレ
ーザ光の投射角度を検出する。
【0050】図8は、このような位置認識装置の演算手
段(及び位置特定手段)31の構成例を示すブロック図
である。この演算手段31は、光ビーム発射手段W1
2それぞれの、受光部38及び受光部39からの受光
出力がそれぞれの入力端子へ与えられるORゲート13
の出力が、バイナリカウンタ32とANDゲート15の
一方の入力端子とへ与えられる。ANDゲート15の他
方の入力端子へは、ロータリエンコーダ40の角度検出
出力が与えられる。すなわち、受光部38及び受光部3
9のOR出力によって、ロータリエンコーダ40の出力
が取り込まれる。
【0051】ANDゲート15の出力は、レジスタ1
6,17へ与えられる。これらのレジスタ16,17に
は、バイナリカウンタ32の正負論理出力が与えられ
る。これらの正負論理出力Q,Qバーは、例えば、正論
理出力Qがレジスタ16へ、負論理出力Qバーがレジス
タ17へ与えられ、レジスタ16,17の書き込み制御
信号として作用する。すなわち、バイナリカウンタ32
が歩進する毎に、レジスタ16,17が、レジスタ16
→レジスタ17→レジスタ16→レジスタ17の順で書
き込み可能とされる。
【0052】レジスタ16,17の各出力は、CPU3
3へ与えられ、CPU33には、メモリ20が接続され
ている。メモリ20には、光反射手段Pa ,Pb の位置
情報と、移動体Vの位置及び移動方位の演算のための演
算プログラム、隣合う光反射手段の間隔の距離情報及び
光反射手段の位置情報等が格納されており、CPU33
は、レジスタ16,17から与えられる情報に基づい
て、移動体Vの位置及び移動方位の演算を行う。CPU
33には、利用装置21が接続されている。利用装置2
1は、CPU33によって求められた移動体Vの位置情
報又は移動方位を利用するための装置であり、例えば、
自動操縦装置及び表示装置等を含む。
【0053】このような構成の演算手段31は、回転軸
36(図7(a))が駆動部35により回転され、レー
ザ光の走査が行われるとき、一方のロータリエンコーダ
40からは、光ビーム発射手段W1 における移動体Vの
側面の前方向に対する光反射手段Pa ,Pb のそれぞれ
の開き角A12,A11が、他方のロータリエンコーダ40
からは、光ビーム発射手段W2 における移動体Vの側面
の前方向に対する光反射手段Pa ,Pb のそれぞれの開
き角A22,A21が、それぞれ入力される。
【0054】ここで、光ビーム発射手段W1 から出たレ
ーザ光が光反射手段Pb へ入射したとすると、光反射手
段Pb はその入射光を光ビーム発射手段W1 の方向へ反
射する。この反射光は受光部38又は受光部39によっ
て検知され、ORゲート13の出力がHレベルとなる。
従って、バイナリカウンタ32が歩進され、例えば、レ
ジスタ16が書き込み可能とされる。また、ANDゲー
ト15が開き、ロータリエンコーダ40からの角度情報
がレジスタ16に格納される。このとき、レジスタ16
に取り込まれた角度情報は、光ビーム発射手段W1 にお
ける移動体Vの側面の前方向に対する光反射手段Pb
開き角A11である。
【0055】さらに、レーザ光の走査が行われレーザ光
が光反射手段Pa へ入射すると、再びバイナリカウンタ
32が歩進され、レジスタ17が書き込み可能とされ
る。従って、レジスタ17にロータリエンコーダ40か
らの角度情報が格納される。このときの角度情報は、光
ビーム発射手段W1 における移動体Vの側面の前方向に
対する光反射手段Pa の開き角A12である。
【0056】同様に、光ビーム発射手段W2 から出たレ
ーザ光が光反射手段Pb へ入射したとすると、光反射手
段Pb はその入射光を光ビーム発射手段W2 の方向へ反
射する。この反射光は受光部38又は受光部39によっ
て検知され、ORゲート13の出力がHレベルとなる。
従って、バイナリカウンタ32が歩進され、例えば、レ
ジスタ16が書き込み可能とされる。また、ANDゲー
ト15が開き、ロータリエンコーダ40からの角度情報
がレジスタ16に格納される。このとき、レジスタ16
に取り込まれた角度情報は、光ビーム発射手段W2 にお
ける移動体Vの側面の前方向に対する光反射手段Pb
開き角A21である。
【0057】さらに、レーザ光の走査が行われレーザ光
が光反射手段Pa へ入射すると、再びバイナリカウンタ
32が歩進され、レジスタ17が書き込み可能とされ
る。従って、レジスタ17にロータリエンコーダ40か
らの角度情報が格納される。このときの角度情報は、光
ビーム発射手段W2 における移動体Vの側面の前方向に
対する光反射手段Pa の開き角A22である。
【0058】CPU33は、開き角A11,A12,A21
22がそれぞれのレジスタに格納される都度、それぞれ
のレジスタから開き角A11,A12,A21,A22を読み込
み、上述の式により、W1 2 に対するPa b の相対
位置と方位とを演算し、光ビーム発射手段W1 ,W2
中点Wの位置情報(x0 ,y0 )と移動方位θxwとを演
算して求める。
【0059】このような構成の移動体の位置認識装置の
動作を以下に説明する。例えば図1に示すように、工場
内の移動体Vが、光ビーム発射手段W1 ,W2から見
て、光反射手段P19,P20が最も近くにある光反射手段
である位置を移動中の場合を説明する。移動体Vの光ビ
ーム発射手段W1 ,W2 から、それぞれ光ビームが回動
走査され、光反射手段P19,P20は、光ビーム発射手段
1 ,W2 から入射した光をその入射方向、すなわち、
光ビーム発射手段W1 ,W2 の方向へ反射する。
【0060】光ビーム発射手段W1 ,W2 では、光反射
手段P19,P20から反射される光ビームを受光し、開き
角検出手段が、上述で説明した手順によって、そのとき
の光ビームの投光方向を測定することにより、光ビーム
発射手段W1 を中心とする、光ビームの回動走査の基準
方向と光反射手段P19,P20との開き角A12=157.
38°,A11=19.65°及び光ビーム発射手段W2
を中心とする、光ビームの回動走査の基準方向と光反射
手段P19,P20との開き角A22=165.96°,A21
=39,81°を得ることができる。
【0061】以下に、演算手段及び位置特定手段31の
動作を示すフローチャート、図9を参照しながら説明す
る。演算手段31は、開き角検出手段が検出した開き角
11,A12,A21,A22を読み込む(S20)。演算手
段31は、読み込んだ開き角A11,A12,A21,A22
び(3),(4),(7),(8)式より、移動体Vと
光反射手段P19,P20との相対位置(光ビーム発射手段
1 ,W2 (間隔2d=800mmとする)の中点Wを
原点とする直交座標における光反射手段P19,P20の座
標(−1600.82,−500.34),(999.
61,−499.76))を求める(S21、単位m
m)。
【0062】次に、演算手段31は、求めた相対位置及
び(11)式より、光反射手段P19,P20間の距離26
00.43mmと、P1920とW1 2 との相対方位θ
P =0.013°とを求める(S22,24)。次に、
位置特定手段31は、光反射手段P19,P20間の距離2
600.43mmにより間隔の距離情報(図2)を検索
をして、光反射手段P19,P20を特定する(S26)。
次に、位置特定手段31は、特定した光反射手段P19
20の座標(工場内のxy座標)(1200,560
0),(1200,3000)を、光反射手段の位置情
報(図3)から求める(S28)。
【0063】次に、位置特定手段31は、光反射手段P
19,P20の座標(1200,5600),(1200,
3000)及び(13),(14)式より、移動体Vの
方位θxw=−90.01°を求める。次に、位置特定手
段31は、この方位θxw=−90.01°、光反射手段
19の座標(−1600.82,−500.34)(X
Y座標)及び(15),(16)式により、光ビーム発
射手段W1 ,W2 の中点(x0 ,y0 )を特定する。こ
れにより、移動体Vの位置を認識することができる。本
発明に係る移動体の位置認識装置は、周期的に上述の手
順を繰り返し、常時、移動体Vの位置を認識する。
【0064】尚、本形態例では、図1において、東西方
向の走行経路上での投入方向を北側の走行経路で東向
き、南側の走行経路で西向きに限定し、交差点と四隅で
の投入を禁止しているが、北側及び南側の内壁にも光反
射手段を敷設し、P5 とP25、P26とP9 、P12
30、P29とP8 、P13とP27、P28とP17、P20とP
32、及びP31とP16との間隔等を設定することにより、
全領域での投入が可能となることは言うまでもない。
【0065】図10は、第4発明に係る移動体の位置認
識方法及び第5,8発明に係る移動体の位置認識装置の
1形態の構成例を示す配置図である。この形態は、図4
(a)において、光反射手段Pa ,Pb と光ビーム発射
手段W1 ,W2 とが入れ代わったものである。この場
合、光ビーム発射手段W1 ,W2 は、不動の壁面に取り
付けられ、光反射手段Pa ,Pb は、その間隔が互いに
異なる光反射手段の対P 33,P34、P35,P36,P37
38となって、それぞれ移動体V1 ,V2 ,V3の側壁
に取り付けられている。
【0066】この移動体の位置認識装置では、光ビーム
発射手段W1 ,W2 から光ビームを回動走査することに
よって、光ビーム発射手段W1 ,W2 の位置と移動体V
1 ,V2 ,V3 の何れかの側壁に取り付けられている光
反射手段の対P33,P34、P 35,P36、P37,P38の何
れかとの相対位置及び当該1対の光反射手段間の距離を
検出する。
【0067】次に、当該1対の光反射手段間の距離を、
移動体V1 ,V2 ,V3 にそれぞれ設置された1対の光
反射手段の間隔の距離情報から検索することにより、当
該移動体V1 ,V2 ,V3 の識別情報を得る。これによ
り、不動の位置から、識別した移動体V1 ,V2 ,V3
の位置を認識することが出来る。その他の構成及び動作
は、上述で説明した第1発明に係る移動体の位置認識方
法及び第2,3発明に係る移動体の位置認識装置の形態
例の構成及び動作と同様であるので、説明を省略する。
【0068】図11は、第6発明に係る移動体の位置認
識方法及び第7,8発明に係る移動体の位置認識装置の
1形態の構成例を示す配置図である。この形態は、図4
(a)において、光反射手段Pa ,Pb が、その間隔が
互いに異なる光反射手段の対P39,P40、P41,P42
なって、それぞれ移動体V4 ,V5 の側壁に取り付けら
れたものである。
【0069】この移動体の位置認識装置では、移動体V
に搭載された光ビーム発射手段W1,W2 から光ビーム
を回動走査することによって、光ビーム発射手段W1
2の位置と移動体V4 ,V5 の何れかの側壁に取り付
けられている光反射手段の対P39,P40、P41,P42
何れかとの相対位置及び当該1対の光反射手段間の距離
を検出する。
【0070】次に、当該1対の光反射手段間の距離を、
移動体V4 ,V5 にそれぞれ設置された1対の光反射手
段の間隔の距離情報から検索することにより、当該移動
体V 4 ,V5 の識別情報を得る。これにより、移動体V
から、識別した移動体V4 ,V5 の相対位置を認識する
ことが出来る。その他の構成及び動作は、上述で説明し
た第1発明に係る移動体の位置認識方法及び第2,3発
明に係る移動体の位置認識装置の形態例の構成及び動作
と同様であるので、説明を省略する。
【0071】尚、上述の各形態例では、光反射手段を点
として説明したが、一定の長さを有し、入射方向へ光を
反射するテープとすることにより、その両端を受光手段
のオン/オフ変化によって検出でき、それらを光反射手
段とすることが可能である。また、移動体と光反射手段
との間に、他の移動体、人及び障害物等が入り込み、検
出動作に支障が生じることが予想される場合には、デー
タ処理によって、1つおき又は2つおき等の離れた光反
射手段間の距離を光反射手段の識別に使用し、位置認識
動作の信頼性を向上させることができる。
【0072】
【発明の効果】本発明による第1発明に係る移動体の位
置認識方法によれば、移動体の投入位置を限定する必要
がなく、また、投入時に位置情報を入力する必要がな
く、入力ミスが生じない。
【0073】第2,3発明に係る移動体の位置認識装置
によれば、移動体の投入位置を限定する必要がなく、ま
た、投入時に位置情報を入力する必要がなく、入力ミス
が生じない。
【0074】第4発明に係る移動体の位置認識方法によ
れば、容易に移動体を識別できると共に、識別した移動
体の位置を認識することができる。
【0075】第5発明に係る移動体の位置認識装置によ
れば、容易に移動体を識別できると共に、識別した移動
体の位置を認識することができる。
【0076】第6発明に係る移動体の位置認識方法によ
れば、容易に他の移動体を識別できると共に、識別した
移動体との相対位置を認識することができる。
【0077】第7,8発明に係る移動体の位置認識装置
によれば、容易に他の移動体を識別できると共に、識別
した移動体との相対位置を認識することができる。
【0078】第9発明に係る移動体の位置認識方法によ
れば、安価で実施が簡便な移動体の位置認識方法を実現
できる。
【0079】第10発明に係る移動体の位置認識装置に
よれば、安価で取り付けが簡便な移動体の位置認識装置
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明に係る移動体の位置認識方法及び第
2,3発明に係る移動体の位置認識装置の1形態例の構
成を示す配置図である。
【図2】光反射手段間の距離情報のイメージを示す図表
である。
【図3】光反射手段の位置情報のイメージを示す図表で
ある。
【図4】移動体及び光反射手段の配置例を示す配置図及
びその側面図である。
【図5】相対位置検出器の原理を説明するための原理図
である。
【図6】相対位置検出器の原理を説明するための原理図
である。
【図7】光ビーム発射手段、光ビーム走査手段、受光手
段及び開き角検出手段の1例を示す外観図及び光ビーム
発射手段、光ビーム走査手段、受光手段及び開き角検出
手段の光学系を説明するための説明図である。
【図8】演算手段及び位置特定手段の構成例を示すブロ
ック図である。
【図9】演算手段及び位置特定手段の動作を示すフロー
チャートである。
【図10】第4発明に係る移動体の位置認識方法及び第
5,8発明に係る移動体の位置認識装置の1形態の構成
例を示す配置図である。
【図11】第6発明に係る移動体の位置認識方法及び第
7,8発明に係る移動体の位置認識装置の1形態の構成
例を示す配置図である。
【図12】従来の位置検出装置の1例の位置検出の原理
を説明するための原理図である。
【符号の説明】
13 ORゲート 15 ANDゲート 16,17 レジスタ 30 壁 31 演算手段及び位置特定手段 32 バイナリカウンタ 33 CPU 34 円筒 35 駆動部(光ビーム走査手段) 36 回転軸 37 孔 38,39 受光部(受光手段) 40 ロータリエンコーダ(開き角検出手段) 41 半導体レーザ 42,43 レンズ P1 ,P42,Pa ,Pb 光反射手段 P P1 2 の中点 V 移動体 W1 ,W2 光ビーム発射手段 W W1 2 の中点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−66922(JP,A) 特開 平6−59016(JP,A) 特開 昭59−12370(JP,A) 特開 平8−292250(JP,A) 特開 昭61−66119(JP,A) 特開 昭61−155914(JP,A) 特公 平2−48069(JP,B2) 特公 平1−57311(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 17/00 - 17/95 G01S 7/48 - 7/51 G01C 15/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体から光ビームを回動走査し、所定
    の位置に設けられ入射光方向に光を反射する光反射手段
    からの反射光を受光することによって、移動体の位置を
    認識する移動体の位置認識方法において、 複数の前記光反射手段を、前記移動体とは離れた不動の
    各別の位置に、間隔が異なるように設置し、前記光反射
    手段の位置情報と該光反射手段間の距離情報とを予め作
    成しておき、前記移動体から光ビームを回動走査するこ
    とによって、前記光反射手段間の距離及び当該光反射手
    段と前記移動体との相対位置を検出し、前記光反射手段
    間の距離を前記間隔の距離情報から検索することによ
    り、当該光反射手段を識別して、この識別した光反射手
    段の前記位置情報と前記相対位置とから前記移動体の位
    置を認識することを特徴とする移動体の位置認識方法。
  2. 【請求項2】 移動体から光ビームを回動走査し、所定
    の位置に設けられ入射光方向に光を反射する光反射手段
    からの反射光を受光することによって、移動体の位置を
    認識する移動体の位置認識装置において、 前記移動体とは離れた各別の位置に、間隔が異なるよう
    に設置された複数の前記光反射手段と、前記移動体上に
    設けられ、光ビームを回動走査することによって、前記
    光反射手段間の距離及び当該光反射手段と前記移動体と
    の相対位置を検出する相対位置検出器と、前記光反射手
    段の位置情報と該光反射手段間の距離情報とを有し、前
    記相対位置検出器が検出した前記光反射手段間の距離を
    前記間隔の距離情報から検索することにより、当該光反
    射手段を識別し、この識別した光反射手段の前記位置情
    報と前記相対位置とから前記移動体の位置を特定する位
    置特定手段とを備えることを特徴とする移動体の位置認
    識装置。
  3. 【請求項3】 前記相対位置検出器は、前記移動体上の
    各別の位置に設けられた、光ビームを発射する2つの光
    ビーム発射手段と、前記光ビームのそれぞれを回動走査
    する2つの光ビーム走査手段と、前記光反射手段のそれ
    ぞれからの反射光を受光する2つの受光手段と、該受光
    手段のそれぞれの受光出力に基づいて、前記光ビーム発
    射手段のそれぞれにおける所定方向と前記光反射手段と
    の開き角を検出する開き角検出手段と、前記移動体上の
    前記2つの光ビーム発射手段の位置と該光ビーム発射手
    段間の距離と前記開き角検出手段によって検出された開
    き角とに基づいて、前記光反射手段間の距離及び当該光
    反射手段と前記移動体との相対位置を演算する演算手段
    とを備える請求項2記載の移動体の位置認識装置。
  4. 【請求項4】 光ビームを回動走査し、複数の移動体に
    設けられ入射光方向に光を反射する光反射手段からの反
    射光を受光することによって、前記移動体を識別しその
    位置を認識する移動体の位置認識方法において、 複数の前記光反射手段を、前記移動体毎に各別の位置に
    その間隔が異なるように設置し、前記移動体の識別情報
    と該移動体に設置された複数の前記光反射手段の間隔の
    距離情報とを予め作成しておき、前記移動体とは離れた
    不動の位置から光ビームを回動走査することによって、
    該不動の位置と複数の前記光反射手段との相対位置及び
    当該複数の光反射手段間の距離を検出し、当該複数の光
    反射手段間の距離を前記間隔の距離情報から検索するこ
    とにより、当該移動体を識別し、識別した移動体の位置
    を認識することを特徴とする移動体の位置認識方法。
  5. 【請求項5】 光ビームを回動走査し、複数の移動体に
    設けられ入射光方向に光を反射する光反射手段からの反
    射光を受光することによって、前記移動体を識別しその
    位置を認識する移動体の位置認識装置において、 前記移動体毎に各別の位置にその間隔が異なるように設
    置された複数の前記光反射手段と、前記移動体とは離れ
    た不動の位置に設けられ、光ビームを回動走査すること
    によって、該不動の位置と複数の前記光反射手段との相
    対位置及び当該複数の光反射手段間の距離を検出する相
    対位置検出器と、前記移動体の識別情報と該移動体に設
    置された複数の前記光反射手段の間隔の距離情報とを有
    し、前記相対位置検出器が検出した当該複数の光反射手
    段間の距離を前記間隔の距離情報から検索することによ
    り、当該移動体を識別する移動体識別手段とを備え、識
    別した移動体の位置を認識することを特徴とする移動体
    の位置認識装置。
  6. 【請求項6】 光ビームを回動走査し、複数の移動体に
    設けられ入射光方向に光を反射する光反射手段からの反
    射光を受光することによって、前記移動体を識別しその
    位置を認識する移動体の位置認識方法において、 複数の前記光反射手段を、前記移動体毎に各別の位置に
    その間隔が異なるように設置し、前記移動体の識別情報
    と該移動体に設置された複数の前記光反射手段の間隔の
    距離情報とを予め作成しておき、前記移動体とは別の移
    動体から光ビームを回動走査することによって、該移動
    体と複数の前記光反射手段との相対位置及び当該複数の
    光反射手段間の距離を検出し、当該複数の光反射手段間
    の距離を前記間隔の距離情報から検索することにより、
    当該複数の光反射手段が設置された移動体を識別し、前
    記別の移動体と識別した移動体との相対位置を認識する
    ことを特徴とする移動体の位置認識方法。
  7. 【請求項7】 光ビームを回動走査し、複数の移動体に
    設けられ入射光方向に光を反射する光反射手段からの反
    射光を受光することによって、前記移動体を識別しその
    位置を認識する移動体の位置認識装置において、 前記移動体毎に各別の位置にその間隔が異なるように設
    置された複数の前記光反射手段と、前記移動体とは別の
    移動体に設けられ、光ビームを回動走査することによっ
    て、該移動体と複数の前記光反射手段との相対位置及び
    当該複数の光反射手段間の距離を検出する相対位置検出
    器と、複数の前記光反射手段が設置された移動体の識別
    情報と当該複数の光反射手段の間隔の距離情報とを有
    し、前記相対位置検出器が検出した当該複数の光反射手
    段間の距離を前記間隔の距離情報から検索することによ
    り、当該複数の光反射手段が設置された移動体を識別す
    る移動体識別手段とを備え、前記別の移動体と識別した
    移動体との相対位置を認識することを特徴とする移動体
    の位置認識装置。
  8. 【請求項8】 前記相対位置検出器は、各別の位置に設
    けられた、光ビームを発射する2つの光ビーム発射手段
    と、前記光ビームのそれぞれを回動走査する2つの光ビ
    ーム走査手段と、前記複数の光反射手段のそれぞれから
    の反射光を受光する2つの受光手段と、該受光手段のそ
    れぞれの受光出力に基づいて、前記光ビーム発射手段の
    それぞれにおける所定方向と前記複数の光反射手段との
    開き角を検出する開き角検出手段と、前記2つの光ビー
    ム発射手段の位置と該光ビーム発射手段間の距離と前記
    開き角検出手段によって検出された開き角とに基づい
    て、前記複数の光反射手段間の距離及び当該光反射手段
    と前記2つの光ビーム発射手段との相対位置を演算する
    演算手段とを備える請求項5又は7記載の移動体の位置
    認識装置。
  9. 【請求項9】 前記光反射手段は、所定の長さを有し入
    射光方向に光を反射するテープであり、該テープの両端
    部の位置を前記光反射手段の位置とする請求項1,4,
    6の何れかに記載の移動体の位置認識方法。
  10. 【請求項10】 前記光反射手段は、所定の長さを有し
    入射光方向に光を反射するテープであり、該テープの両
    端部の位置を前記光反射手段の位置になした請求項2,
    3,5,7,8の何れかに記載の移動体の位置認識装
    置。
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