JP3490790B2 - コンクリートブロックの製造装置および成形方法 - Google Patents
コンクリートブロックの製造装置および成形方法Info
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- JP3490790B2 JP3490790B2 JP32812494A JP32812494A JP3490790B2 JP 3490790 B2 JP3490790 B2 JP 3490790B2 JP 32812494 A JP32812494 A JP 32812494A JP 32812494 A JP32812494 A JP 32812494A JP 3490790 B2 JP3490790 B2 JP 3490790B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンクリートブロックの
製造装置および成形方法に関する。
製造装置および成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、表面に薄肉の凹部を有するコンク
リートとして、浸透桝等のコンクリート製品が知られて
いる。図5には浸透桝8を示す。この浸透桝8の側面に
は凹部8aが形成されている。この種の製品を成形する
には、表面に凹部を有するため、専用の型枠を用意して
おき、この型枠内にコンクリートやモルタルを流し込
み、養生後に取り出すようにしているのが一般的であ
る。
リートとして、浸透桝等のコンクリート製品が知られて
いる。図5には浸透桝8を示す。この浸透桝8の側面に
は凹部8aが形成されている。この種の製品を成形する
には、表面に凹部を有するため、専用の型枠を用意して
おき、この型枠内にコンクリートやモルタルを流し込
み、養生後に取り出すようにしているのが一般的であ
る。
【0003】また、コンクリートブロックを量産する成
形方法としては、下抜きタイプのコンクリートブロック
の成形方法が知られている。しかし、この量産式の下抜
きタイプのコンクリートブロックの成形方法では、側面
に凹部を有する製品を成形することができなかった。図
6には、下抜き成形方法の手順を示す。
形方法としては、下抜きタイプのコンクリートブロック
の成形方法が知られている。しかし、この量産式の下抜
きタイプのコンクリートブロックの成形方法では、側面
に凹部を有する製品を成形することができなかった。図
6には、下抜き成形方法の手順を示す。
【0004】上下に開口する筒状の型枠2の底面は、昇
降可能な昇降板3で閉塞されている。型枠2の直上にコ
ンクリートを収納した骨材箱5を移動して、型枠2と昇
降板3により形成される空間内にコンクリートを落下・
収納し〔図6(a)〕、骨材箱5を後退させる。その
後、押し板4を降下させてコンクリートを型枠2内で押
し固める〔図6(b)〕。続いて、昇降板3を降下させ
つつ押し板4で成形品を押し出すようにして、成形品を
昇降板3上に載置させ、その後成形されたコンクリート
ブロック1を養生する〔図6(c)〕。
降可能な昇降板3で閉塞されている。型枠2の直上にコ
ンクリートを収納した骨材箱5を移動して、型枠2と昇
降板3により形成される空間内にコンクリートを落下・
収納し〔図6(a)〕、骨材箱5を後退させる。その
後、押し板4を降下させてコンクリートを型枠2内で押
し固める〔図6(b)〕。続いて、昇降板3を降下させ
つつ押し板4で成形品を押し出すようにして、成形品を
昇降板3上に載置させ、その後成形されたコンクリート
ブロック1を養生する〔図6(c)〕。
【0005】上記コンクリートブロックの製造方法で
は、コンクリートブロックの抜き方向に溝を成形するの
は一般的に行われている。
は、コンクリートブロックの抜き方向に溝を成形するの
は一般的に行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者の従来の型枠では、量産することが難しい。一方、後
者の量産式の下抜きタイプのコンクリートブロックの成
形方法では、側面に凹部を有する製品を成形することが
できなかった。そこで、表面に凹部を有するコンクリー
トブロックを量産できないか鋭意研究を重ねた結果、型
枠2内にコンクリートを流し込む際に、型枠2内で成形
されるコンクリートブロックの凹部に対応する位置に型
枠2内方に凸片を突入させ、昇降板3を降下する際に凸
片を後退してコンクリートブロックの降下の邪魔になら
ないようにすることにより、成形可能である点に想到し
た。
者の従来の型枠では、量産することが難しい。一方、後
者の量産式の下抜きタイプのコンクリートブロックの成
形方法では、側面に凹部を有する製品を成形することが
できなかった。そこで、表面に凹部を有するコンクリー
トブロックを量産できないか鋭意研究を重ねた結果、型
枠2内にコンクリートを流し込む際に、型枠2内で成形
されるコンクリートブロックの凹部に対応する位置に型
枠2内方に凸片を突入させ、昇降板3を降下する際に凸
片を後退してコンクリートブロックの降下の邪魔になら
ないようにすることにより、成形可能である点に想到し
た。
【0007】そこで、本発明は、表面に凹部を有するコ
ンクリートブロックを容易に形成することができる、コ
ンクリートブロックの製造装置および成形方法を提供す
ることを目的とする。
ンクリートブロックを容易に形成することができる、コ
ンクリートブロックの製造装置および成形方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、鉛直方向に
向けて配置され、上面開口からコンクリートが流し込ま
れる筒状の成形型枠体と、該成形型枠体内に挿入される
コンクリートを押圧する押し板と、前記成形型枠体の下
面を閉塞するとともに、該成形型枠体に対して上下動
し、開口された成形型枠体の下面側から成形品を取り出
すようにした閉塞板とを具備したコンクリートブロック
の製造装置において、成形すべきコンクリートの側壁に
凹部を形成すべく、前記成形型枠体の側面に開口を形成
し、該開口を外側から閉塞可能であるとともに、内側に
前記開口から成形型枠体内空間に突出して、前記凹部を
形成するための凸部を有する凹部形成体を設け、該凹部
形成体は、前記成形型枠体の側面開口から当該成形型枠
体内空間に突出する凸部として の凸片を、前記開口に接
離可能にガイドして設け、当該凸片を前記成形型枠体の
側面開口から離間させるべく、スプリングにより側面の
開口から離間するように付勢しており、さらに、前記凹
部形成体に接離可能に設けられ、当該凹部形成体の凸部
としての凸片を前記成形型枠体の開口に侵入させるため
の作動棒を具備することを特徴とする。
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、鉛直方向に
向けて配置され、上面開口からコンクリートが流し込ま
れる筒状の成形型枠体と、該成形型枠体内に挿入される
コンクリートを押圧する押し板と、前記成形型枠体の下
面を閉塞するとともに、該成形型枠体に対して上下動
し、開口された成形型枠体の下面側から成形品を取り出
すようにした閉塞板とを具備したコンクリートブロック
の製造装置において、成形すべきコンクリートの側壁に
凹部を形成すべく、前記成形型枠体の側面に開口を形成
し、該開口を外側から閉塞可能であるとともに、内側に
前記開口から成形型枠体内空間に突出して、前記凹部を
形成するための凸部を有する凹部形成体を設け、該凹部
形成体は、前記成形型枠体の側面開口から当該成形型枠
体内空間に突出する凸部として の凸片を、前記開口に接
離可能にガイドして設け、当該凸片を前記成形型枠体の
側面開口から離間させるべく、スプリングにより側面の
開口から離間するように付勢しており、さらに、前記凹
部形成体に接離可能に設けられ、当該凹部形成体の凸部
としての凸片を前記成形型枠体の開口に侵入させるため
の作動棒を具備することを特徴とする。
【0009】また他の発明は、鉛直方向に向けて配置さ
れ、それぞれ離間して位置決めされている上面開口から
コンクリートが流し込まれる筒状の2個の成形型枠体
と、該成形型枠体内に挿入されるコンクリートを押圧す
るそれぞれ1枚の押し板と、前記各成形型枠体の下面を
閉塞するとともに、該各成形型枠体に対して上下動し、
開口されたそれぞれの成形型枠体の下面側から成形品を
取り出すようにした閉塞板とを具備したコンクリートブ
ロックの製造装置において、成形すべきコンクリートの
側壁に凹部を形成すべく、前記成形型枠体の側面に開口
を形成し、該開口を外側から閉塞可能であるとともに、
内側に前記開口から成形型枠体内空間に突出して、前記
凹部を形成するための凸部を有する凹部形成体を設け、
該凹部形成体は、前記成形型枠体の側面開口から当該成
形型枠体内空間に突出する凸部としての凸片を、前記開
口に接離可能にガイドして設け、当該凸片を前記成形型
枠体の側面開口から離間させるべく、スプリングにより
側面の開口から離間するように付勢しており、さらに、
前記凹部形成体に接離可能に設けられ、当該凹部形成体
の凸部としての凸片を前記成形型枠体の開口に侵入させ
るための作動棒を具備することを特徴とする。
れ、それぞれ離間して位置決めされている上面開口から
コンクリートが流し込まれる筒状の2個の成形型枠体
と、該成形型枠体内に挿入されるコンクリートを押圧す
るそれぞれ1枚の押し板と、前記各成形型枠体の下面を
閉塞するとともに、該各成形型枠体に対して上下動し、
開口されたそれぞれの成形型枠体の下面側から成形品を
取り出すようにした閉塞板とを具備したコンクリートブ
ロックの製造装置において、成形すべきコンクリートの
側壁に凹部を形成すべく、前記成形型枠体の側面に開口
を形成し、該開口を外側から閉塞可能であるとともに、
内側に前記開口から成形型枠体内空間に突出して、前記
凹部を形成するための凸部を有する凹部形成体を設け、
該凹部形成体は、前記成形型枠体の側面開口から当該成
形型枠体内空間に突出する凸部としての凸片を、前記開
口に接離可能にガイドして設け、当該凸片を前記成形型
枠体の側面開口から離間させるべく、スプリングにより
側面の開口から離間するように付勢しており、さらに、
前記凹部形成体に接離可能に設けられ、当該凹部形成体
の凸部としての凸片を前記成形型枠体の開口に侵入させ
るための作動棒を具備することを特徴とする。
【0010】また、前記成形型枠体の側壁には、前記開
口が3方向に形成されていることが好ましい。 さらに、
前記凹部形成体は、前記成形型枠の側面から若干離間し
て配置され、開口部を有する第1の固定板と、該第1の
固定板から離間して配置された第2の固定板と、前記第
1の固定板および第2の固定板を保持する支持柱と、該
支持柱上を移動可能な可動板と、前記支持柱の前記第1
の固定板と前記可動板との間に介挿され、前記可動板を
前記第2の固定板に接近させる方向に付勢するスプリン
グを具備し、前記可動板には前記形成型枠内空間に突出
する凸部としての凸片が形成されており、前記第2の固
定板と前記可動板の間に前記作動棒が侵入可能に設けら
れていることが好ましい。
口が3方向に形成されていることが好ましい。 さらに、
前記凹部形成体は、前記成形型枠の側面から若干離間し
て配置され、開口部を有する第1の固定板と、該第1の
固定板から離間して配置された第2の固定板と、前記第
1の固定板および第2の固定板を保持する支持柱と、該
支持柱上を移動可能な可動板と、前記支持柱の前記第1
の固定板と前記可動板との間に介挿され、前記可動板を
前記第2の固定板に接近させる方向に付勢するスプリン
グを具備し、前記可動板には前記形成型枠内空間に突出
する凸部としての凸片が形成されており、前記第2の固
定板と前記可動板の間に前記作動棒が侵入可能に設けら
れていることが好ましい。
【0011】さらに、前記凹部形成体は、前記2個の成
形型枠体の間の空間に、各成形型枠体の側面から若干離
間して配置され、開口部を有する2枚の固定板と、前記
固定板を保持する支持柱と、該支持柱上を移動可能な2
枚の可動板と、前記支持柱の前記固定板と前記可動板と
の間にそれぞれ介挿され、前記可動板どうしが接近する
方向に付勢するスプリングを具備し、前記可動板には前
記形成型枠内空間に突出する凸部としての凸片が当該そ
れぞれの可動板が離反する側の面に形成されており、前
記2枚の可動板の間に前記作動棒が侵入可能に設けられ
ていることが好ましい。
形型枠体の間の空間に、各成形型枠体の側面から若干離
間して配置され、開口部を有する2枚の固定板と、前記
固定板を保持する支持柱と、該支持柱上を移動可能な2
枚の可動板と、前記支持柱の前記固定板と前記可動板と
の間にそれぞれ介挿され、前記可動板どうしが接近する
方向に付勢するスプリングを具備し、前記可動板には前
記形成型枠内空間に突出する凸部としての凸片が当該そ
れぞれの可動板が離反する側の面に形成されており、前
記2枚の可動板の間に前記作動棒が侵入可能に設けられ
ていることが好ましい。
【0012】さらにまた、前記2枚の可動板は接近方向
に位置決めされていて、前記スプリングの付勢力により
当該2枚の可動板が当接しないように配設されているこ
とがなお好ましい。 また、前記作動棒は先端が先細に形
成されていて、該作動棒の平行部分の全幅が前記成形型
枠体の開口への前記凹部形成体の凸部の侵入量を規定し
ていることが好ましい。
に位置決めされていて、前記スプリングの付勢力により
当該2枚の可動板が当接しないように配設されているこ
とがなお好ましい。 また、前記作動棒は先端が先細に形
成されていて、該作動棒の平行部分の全幅が前記成形型
枠体の開口への前記凹部形成体の凸部の侵入量を規定し
ていることが好ましい。
【0013】さらに、前記凹部形成体は、前記成形型枠
の側面から若干離間して配置され、開口部を有する第1
の固定板と、該第1の固定板から離間して配置され、開
口部を有する第2の固定板と、前記第1の固定板および
第2の固定板を保持する支持柱と、該支持柱上を移動可
能な可動板と、前記支持柱の前記第1の固定板と前記可
動板との間に介挿され、前記可動板を前記第2の固定板
に接近させる方向に付勢するスプリングを具備し、前記
可動板には前記形成型枠内空間に突出する凸部としての
凸片が形成されており、前記第2の固定板に形成された
開口部に挿入し、前記凸片を前記成形型枠体の開口部に
侵入させる作動棒を具備することが好ましい。
の側面から若干離間して配置され、開口部を有する第1
の固定板と、該第1の固定板から離間して配置され、開
口部を有する第2の固定板と、前記第1の固定板および
第2の固定板を保持する支持柱と、該支持柱上を移動可
能な可動板と、前記支持柱の前記第1の固定板と前記可
動板との間に介挿され、前記可動板を前記第2の固定板
に接近させる方向に付勢するスプリングを具備し、前記
可動板には前記形成型枠内空間に突出する凸部としての
凸片が形成されており、前記第2の固定板に形成された
開口部に挿入し、前記凸片を前記成形型枠体の開口部に
侵入させる作動棒を具備することが好ましい。
【0014】また、前記凹部形成体の凸部としての凸片
は、先端が先細に形成されていることが好ましい。 さら
にまた、以上に説明したそれぞれの凹部形成体を同時に
具備していることが好ましい。
は、先端が先細に形成されていることが好ましい。 さら
にまた、以上に説明したそれぞれの凹部形成体を同時に
具備していることが好ましい。
【0015】成形方法としては、上記製造装置を用い、
成形型枠体の側面開口から凹部形成体の凸部を侵入させ
て該開口を閉塞するとともに成形型枠体の底面を閉塞板
で閉塞し、成形型枠内にコンクリートを投入して、押し
板でコンクリートを押圧して成形品を成形し、その後凸
部を成形型枠体の開口から離間し、前記成形品を押し板
で押し下げつつ閉塞板を降下させ成形品を取り出すよう
にしたことを特徴とする。
成形型枠体の側面開口から凹部形成体の凸部を侵入させ
て該開口を閉塞するとともに成形型枠体の底面を閉塞板
で閉塞し、成形型枠内にコンクリートを投入して、押し
板でコンクリートを押圧して成形品を成形し、その後凸
部を成形型枠体の開口から離間し、前記成形品を押し板
で押し下げつつ閉塞板を降下させ成形品を取り出すよう
にしたことを特徴とする。
【0016】
【作用】作用について説明する。製造装置の成形型枠体
の側面の開口から凸片を侵入させて該開口を閉塞すると
ともに成形型枠体の底面を閉塞板で閉塞する。そして、
型枠内にコンクリートを投入して、押し板でコンクリー
トを押圧して成形品を成形する。その後、凸片を成形型
枠体の開口から離間し、成形品を押し板で押し下げつつ
閉塞板を降下させ成形品を取り出して養生する。
の側面の開口から凸片を侵入させて該開口を閉塞すると
ともに成形型枠体の底面を閉塞板で閉塞する。そして、
型枠内にコンクリートを投入して、押し板でコンクリー
トを押圧して成形品を成形する。その後、凸片を成形型
枠体の開口から離間し、成形品を押し板で押し下げつつ
閉塞板を降下させ成形品を取り出して養生する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面とともに詳述する。図1はコンクリートブロックの製
造装置の機構を示す概略的な平面図であり、図2は概略
的な部分断面側面図である。
面とともに詳述する。図1はコンクリートブロックの製
造装置の機構を示す概略的な平面図であり、図2は概略
的な部分断面側面図である。
【0018】図1において、10はコンクリートブロッ
クの製造装置である。基板14には、鉛直方向に開口す
る筒状の成形型枠体12が2個離間して位置決めされて
いる。この成形型枠体12は、平面矩形の外枠12A
と、この外枠12Aの内側に位置して角筒状のコンクリ
ートブロックの成形空間13を形成する内枠12Bとか
ら構成されている。外枠12Aの下端周縁が、該下端周
縁と同形状の基板14の開口14aに嵌合するように固
定されている。一方、内枠12Bは、外枠12Aを跨ぐ
ように門形に形成されている支持枠16に2本の吊り材
15を介して吊り下げられている。なお、支持枠16の
両端は外枠12Aの口縁に溶接により固定されている。
クの製造装置である。基板14には、鉛直方向に開口す
る筒状の成形型枠体12が2個離間して位置決めされて
いる。この成形型枠体12は、平面矩形の外枠12A
と、この外枠12Aの内側に位置して角筒状のコンクリ
ートブロックの成形空間13を形成する内枠12Bとか
ら構成されている。外枠12Aの下端周縁が、該下端周
縁と同形状の基板14の開口14aに嵌合するように固
定されている。一方、内枠12Bは、外枠12Aを跨ぐ
ように門形に形成されている支持枠16に2本の吊り材
15を介して吊り下げられている。なお、支持枠16の
両端は外枠12Aの口縁に溶接により固定されている。
【0019】前記成形型枠体12の底面は、昇降可能な
昇降板18で閉塞されている。また、外枠12Aと内枠
12Bとで形成される成形空間13内に投入されたコン
クリートを押圧するために、成形型枠体12の上方から
成形型枠体12内まで移動可能な押し板20が設けられ
ている。
昇降板18で閉塞されている。また、外枠12Aと内枠
12Bとで形成される成形空間13内に投入されたコン
クリートを押圧するために、成形型枠体12の上方から
成形型枠体12内まで移動可能な押し板20が設けられ
ている。
【0020】押し板20は、外枠12Aと内枠12Bと
で形成される成形空間13の平面形状と同一形状であ
り、成形空間13内を降下することも可能である。すな
わち、押し板20は、矩形の枠体状である。押し板20
は支持枠16の上方から成形空間13内まで昇降するた
め、支持枠16に邪魔されないように、押し板20には
スリット20Aが形成されている。
で形成される成形空間13の平面形状と同一形状であ
り、成形空間13内を降下することも可能である。すな
わち、押し板20は、矩形の枠体状である。押し板20
は支持枠16の上方から成形空間13内まで昇降するた
め、支持枠16に邪魔されないように、押し板20には
スリット20Aが形成されている。
【0021】前記成形型枠体12、12の間の空間22
に、コンクリート製品に凹部を付与するための凹部形成
体としての凹部付与機24が配置されている。ここで凹
部付与機24の構造について説明する。各成形型枠1
2、12の側面から若干離間して固定板26、26が配
置され、各固定板26間は四隅に配置された支持柱28
・・・で保持されている。支持柱28・・・上には、可
動する可動板30が2枚配置されている。また、各固定
板26と可動板30との間の各支持柱28・・・上には
スプリング32・・・が配置され、各可動板30、30
を接近方向に付勢している。なお、各可動板30の接近
位置は位置決めされ、スプリング32・・・の付勢力に
より互いに当たらないようになっている。この可動板3
0、30の離間間隔をLとする。
に、コンクリート製品に凹部を付与するための凹部形成
体としての凹部付与機24が配置されている。ここで凹
部付与機24の構造について説明する。各成形型枠1
2、12の側面から若干離間して固定板26、26が配
置され、各固定板26間は四隅に配置された支持柱28
・・・で保持されている。支持柱28・・・上には、可
動する可動板30が2枚配置されている。また、各固定
板26と可動板30との間の各支持柱28・・・上には
スプリング32・・・が配置され、各可動板30、30
を接近方向に付勢している。なお、各可動板30の接近
位置は位置決めされ、スプリング32・・・の付勢力に
より互いに当たらないようになっている。この可動板3
0、30の離間間隔をLとする。
【0022】各可動板30、30の離反方向の面にそれ
ぞれ凸片34が設けられている。そして、可動板30、
30が離間した際に、凸片34の先端が成形型枠12内
に侵入するように、固定板26、26および外枠12
A、12Aにそれぞれ開口26a、26aおよび12
a、12aが形成されている。特に、凸片34が外枠1
2A内に侵入したセット位置では、凸片34により開口
12aが閉塞状態となり、この状態では開口12aから
型枠12内に投入したコンクリートが漏れ出ることがな
い。また、凸片34の先端は成形型枠体12、12の間
の空間22に位置している。さらに、凸片34は先端が
先細に形成されている。
ぞれ凸片34が設けられている。そして、可動板30、
30が離間した際に、凸片34の先端が成形型枠12内
に侵入するように、固定板26、26および外枠12
A、12Aにそれぞれ開口26a、26aおよび12
a、12aが形成されている。特に、凸片34が外枠1
2A内に侵入したセット位置では、凸片34により開口
12aが閉塞状態となり、この状態では開口12aから
型枠12内に投入したコンクリートが漏れ出ることがな
い。また、凸片34の先端は成形型枠体12、12の間
の空間22に位置している。さらに、凸片34は先端が
先細に形成されている。
【0023】前記可動板30、30を離反方向に移動さ
せるには、可動板30、30の離間間隔Lに作動棒36
を侵入させる。この作動棒36は、凹部付与機24の側
方から可動板30、30間に侵入可能であり、先端が先
細である(図1参照)。このため、作動棒36の先細部
36aが侵入しているときには徐々に離間し、作動棒3
6の平行部36bまで侵入すると凸片34、34がセッ
ト状態となる。なお、図2で凸片34のセット状態で
の、可動板30および凸片34の位置を一点鎖線で示し
ている。
せるには、可動板30、30の離間間隔Lに作動棒36
を侵入させる。この作動棒36は、凹部付与機24の側
方から可動板30、30間に侵入可能であり、先端が先
細である(図1参照)。このため、作動棒36の先細部
36aが侵入しているときには徐々に離間し、作動棒3
6の平行部36bまで侵入すると凸片34、34がセッ
ト状態となる。なお、図2で凸片34のセット状態で
の、可動板30および凸片34の位置を一点鎖線で示し
ている。
【0024】一方、各成形型枠体12、12の側方にも
凹部付与機44A、44B、54、54が配置されてい
る。
凹部付与機44A、44B、54、54が配置されてい
る。
【0025】ここで、凹部付与機44A、44Bの構造
について説明する。この凹部付与機44A、44Bは同
一構造である。なお、図3は凹部付与機44Bの平面部
分断面図である。凹部付与機44Bは、凹部付与機24
の一方の可動板30を固定し、固定した可動板30側の
固定板26および各支持柱28を削除したものである。
すなわち、成形型枠12の側面から若干離間して固定板
46と、該固定板46から離間した固定板47の四隅は
支持柱48・・・で保持されている。支持柱48・・・
上には可動する可動板50が1枚配置され、固定板46
と可動板50との間の各支持柱48・・・上にはスプリ
ング52・・・が配置され、可動板50を固定板47方
向に付勢している。
について説明する。この凹部付与機44A、44Bは同
一構造である。なお、図3は凹部付与機44Bの平面部
分断面図である。凹部付与機44Bは、凹部付与機24
の一方の可動板30を固定し、固定した可動板30側の
固定板26および各支持柱28を削除したものである。
すなわち、成形型枠12の側面から若干離間して固定板
46と、該固定板46から離間した固定板47の四隅は
支持柱48・・・で保持されている。支持柱48・・・
上には可動する可動板50が1枚配置され、固定板46
と可動板50との間の各支持柱48・・・上にはスプリ
ング52・・・が配置され、可動板50を固定板47方
向に付勢している。
【0026】上記可動板50と固定板47とは間隔Mが
保持されている。この間隔Mに前記作動棒36を半割り
した作動棒37を侵入するようにすれば、可動板50の
みを移動させることができる。なお、可動板50には、
前記可動板30と同様に凸片34が形成されており、外
枠12A内に侵入したセット位置では、凸片34により
開口12aが閉塞状態となる。なお、固定板47と可動
板50との間隔はなくても、作動棒37が挿入可能であ
れは良い。
保持されている。この間隔Mに前記作動棒36を半割り
した作動棒37を侵入するようにすれば、可動板50の
みを移動させることができる。なお、可動板50には、
前記可動板30と同様に凸片34が形成されており、外
枠12A内に侵入したセット位置では、凸片34により
開口12aが閉塞状態となる。なお、固定板47と可動
板50との間隔はなくても、作動棒37が挿入可能であ
れは良い。
【0027】図4を参照しつつ凹部付与機54の構造に
ついて説明する。この凹部付与機54は、上記凹部付与
機44Aと同様の構造であるが、可動板50を動かすた
めの作動棒38の形状および押圧方向が異なる。凹部付
与機54の固定板47の中央には挿入孔47aが形成さ
れ、凹部付与機54の背面側から挿入孔47aを貫通し
て作動棒38を挿入して可動板50を押して凸片34に
より開口12aを閉塞する。なお、固定板47と可動板
50との間隔はなくても良い。
ついて説明する。この凹部付与機54は、上記凹部付与
機44Aと同様の構造であるが、可動板50を動かすた
めの作動棒38の形状および押圧方向が異なる。凹部付
与機54の固定板47の中央には挿入孔47aが形成さ
れ、凹部付与機54の背面側から挿入孔47aを貫通し
て作動棒38を挿入して可動板50を押して凸片34に
より開口12aを閉塞する。なお、固定板47と可動板
50との間隔はなくても良い。
【0028】すなわち、上記各成形型枠体12の三方
に、製品に凹部を形成するための凹部付与機24、44
A、44B、54、54が配置されている。なお、各作
動棒36、37、37、38、38は、図1の上方から
下方に移動するものであり、一体に連結してシリンダ6
0により同時に移動させることができる。また、個別の
シリンダにより動かすようにしても良く、さらに複数の
グループに分けて個別に動かすようにしても良い。
に、製品に凹部を形成するための凹部付与機24、44
A、44B、54、54が配置されている。なお、各作
動棒36、37、37、38、38は、図1の上方から
下方に移動するものであり、一体に連結してシリンダ6
0により同時に移動させることができる。また、個別の
シリンダにより動かすようにしても良く、さらに複数の
グループに分けて個別に動かすようにしても良い。
【0029】続いて、上述するように構成されたコンク
リートブロックの製造装置を用いて、側面に凹部を有す
るコンクリートブロックの成形方法について説明する。
リートブロックの製造装置を用いて、側面に凹部を有す
るコンクリートブロックの成形方法について説明する。
【0030】まず、成形型枠体12、12の底面を、上
昇した昇降板18で閉塞しておく。この状態で、各作動
棒36、37、37、38、38を作動して凹部付与機
24、44A、44B、54、54の可動板30、50
を動かす。そして、各可動板30、50の凸片34先端
を成形型枠12内に侵入させ外枠12Aの開口12a・
・・を閉塞状態とする(セット状態)。このセット状態
で、成形型枠体12の成形空間13内に所定量のコンク
リートを投入する。
昇した昇降板18で閉塞しておく。この状態で、各作動
棒36、37、37、38、38を作動して凹部付与機
24、44A、44B、54、54の可動板30、50
を動かす。そして、各可動板30、50の凸片34先端
を成形型枠12内に侵入させ外枠12Aの開口12a・
・・を閉塞状態とする(セット状態)。このセット状態
で、成形型枠体12の成形空間13内に所定量のコンク
リートを投入する。
【0031】そして、押し板20を降下して成形空間1
3内のコンクリートを押圧して製品を成形し、この押圧
後に押し板20の押圧力を解除する。次に、各作動棒3
6、37、37、38、38を作動して、各凹部付与機
24、44A、44B、54、54から抜き取り、各凹
部付与機24、44A、44B、54、54の各可動板
30、50をスプリング32・・・により後退させて、
各可動板30、50の凸片34を成形型枠体12、12
内から後退させる。
3内のコンクリートを押圧して製品を成形し、この押圧
後に押し板20の押圧力を解除する。次に、各作動棒3
6、37、37、38、38を作動して、各凹部付与機
24、44A、44B、54、54から抜き取り、各凹
部付与機24、44A、44B、54、54の各可動板
30、50をスプリング32・・・により後退させて、
各可動板30、50の凸片34を成形型枠体12、12
内から後退させる。
【0032】次に、昇降板18を降下させるとともに、
押し板20を成形空間13を降下させて成形品を押し出
す。そして、昇降板18上に製品を取り出す。この取り
出された製品を、昇降板18から移動して養生する。以
下同様にして成形品を成形する。
押し板20を成形空間13を降下させて成形品を押し出
す。そして、昇降板18上に製品を取り出す。この取り
出された製品を、昇降板18から移動して養生する。以
下同様にして成形品を成形する。
【0033】上記実施例において、作業者が各作動棒3
6、37、37、38、38を直接動かすようにしてセ
ット状態としてもよい。また、凸片34を直接シリンダ
により可動して成形型枠体12の外枠12Aの開口12
aを閉塞するようにしても良い。
6、37、37、38、38を直接動かすようにしてセ
ット状態としてもよい。また、凸片34を直接シリンダ
により可動して成形型枠体12の外枠12Aの開口12
aを閉塞するようにしても良い。
【0034】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述の実施例に限定されるので
はなく、発明の精神を逸脱しない範囲内でさらに多くの
改変を施し得るのはもちろんである。
述べてきたが、本発明は上述の実施例に限定されるので
はなく、発明の精神を逸脱しない範囲内でさらに多くの
改変を施し得るのはもちろんである。
【0035】
【発明の効果】本発明に係るコンクリートブロックの製
造装置および成形方法は、上述するように構成されてお
り、コンクリートブロックの側面に凹部を有する製品を
容易かつ量産成形することができる等の著効を奏する。
造装置および成形方法は、上述するように構成されてお
り、コンクリートブロックの側面に凹部を有する製品を
容易かつ量産成形することができる等の著効を奏する。
【図1】本発明に係るコンクリートブロックの製造装置
の概略的な平面図である。
の概略的な平面図である。
【図2】本発明に係るコンクリートブロックの製造装置
の機構を示す概略的な部分断面側面図である。
の機構を示す概略的な部分断面側面図である。
【図3】凹部付与機の断面説明図である。
【図4】他の構造の凹部付与機の断面説明図である。
【図5】浸透桝の斜視図である。
【図6】従来のコンクリートブロックの成形手順を示す
説明図である。
説明図である。
10 製造装置
12 成形型枠体
12A 外枠
12B 内枠
13 成形空間
14 基板
15 吊り材
16 支持枠
18 昇降板
20 押し板
24 凹部付与機
26 固定板
28 支持柱
30 可動板
32 スプリング
44A 凹部付与機
44B 凹部付与機
54 凹部付与機
Claims (10)
- 【請求項1】 鉛直方向に向けて配置され、上面開口か
らコンクリートが流し込まれる筒状の成形型枠体と、該
成形型枠体内に挿入されるコンクリートを押圧する押し
板と、前記成形型枠体の下面を閉塞するとともに、該成
形型枠体に対して上下動し、開口された成形型枠体の下
面側から成形品を取り出すようにした閉塞板とを具備し
たコンクリートブロックの製造装置において、 成形すべきコンクリートの側壁に凹部を形成すべく、前
記成形型枠体の側面に開口を形成し、該開口を外側から
閉塞可能であるとともに、内側に前記開口から成形型枠
体内空間に突出して、前記凹部を形成するための凸部を
有する凹部形成体を設け、 該凹部形成体は、前記成形型枠体の側面開口から当該成
形型枠体内空間に突出する凸部としての凸片を、前記開
口に接離可能にガイドして設け、 当該凸片を前記成形型枠体の側面開口から離間させるべ
く、スプリングにより側面の開口から離間するように付
勢しており、 さらに、前記凹部形成体に接離可能に設けられ、当該凹
部形成体の凸部としての凸片を前記成形型枠体の開口に
侵入させるための作動棒を具備することを特徴とするコ
ンクリートブロックの製造装置。 - 【請求項2】 鉛直方向に向けて配置され、それぞれ離
間して位置決めされている上面開口からコンクリートが
流し込まれる筒状の2個の成形型枠体と、該成形型枠体
内に挿入されるコンクリートを押圧するそれぞれ1枚の
押し板と、前記各成形型枠体の下面を閉塞するととも
に、該各成形型枠体に対して上下動し、開口されたそれ
ぞれの成形型枠体の下面側から成形品を取り出すように
した閉塞板とを具備したコンクリートブロックの製造装
置において、 成形すべきコンクリートの側壁に凹部を形成すべく、前
記成形型枠体の側面に開口を形成し、該開口を外側から
閉塞可能であるとともに、内側に前記開口から成形型枠
体内空間に突出して、前記凹部を形成するための凸部を
有する凹部形成体を設け、 該凹部形成体は、前記成形型枠体の側面開口から当該成
形型枠体内空間に突出する凸部としての凸片を、前記開
口に接離可能にガイドして設け、 当該凸片を前記成形型枠体の側面開口から離間させるべ
く、スプリングにより側面の開口から離間するように付
勢しており、 さらに、前記凹部形成体に接離可能に設けられ、当該凹
部形成体の凸部としての凸片を前記成形型枠体の開口に
侵入させるための作動棒を具備することを特徴とするコ
ンクリートブロックの製造装置。 - 【請求項3】 前記成形型枠体の側壁には、前記開口が
3方向に形成されていることを特徴とする請求項1また
は2記載のコンクリート製造装置。 - 【請求項4】 前記凹部形成体は、 前記成形型枠の側面から若干離間して配置され、開口部
を有する第1の固定板と、 該第1の固定板から離間して配置された第2の固定板
と、 前記第1の固定板および第2の固定板を保持する支持柱
と、 該支持柱上を移動可能な可動板と、 前記支持柱の前記第1の固定板と前記可動板との間に介
挿され、前記可動板を前記第2の固定板に接近させる方
向に付勢するスプリングを具備し、 前記可動板には前記形成型枠内空間に突出する凸部とし
ての凸片が形成されており、前記第2の固定板と前記可
動板の間に前記作動棒が侵入可能に設けられていること
を特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項記載の
コンクリートブロックの製造装置。 - 【請求項5】 前記凹部形成体は、 前記2個の成形型枠体の間の空間に、各成形型枠体の側
面から若干離間して配置され、開口部を有する2枚の固
定板と、 前記固定板を保持する支持柱と、 該支持柱上を移動可能な2枚の可動板と、 前記支持柱の前記固定板と前記可動板との間にそれぞれ
介挿され、前記可動板どうしが接近する方向に付勢する
スプリングを具備し、 前記可動板には前記形成型枠内空間に突出する凸部とし
ての凸片が当該それぞれの可動板が離反する側の面に形
成されており、前記2枚の可動板の間に前記作動棒が侵
入可能に設けられていることを特徴とする請求項2また
は3に記載のコンクリートブロックの製造装置。 - 【請求項6】 前記2枚の可動板は接近方向に位置決め
されていて、前記スプリングの付勢力により当該2枚の
可動板が当接しないように配設されていることを特徴と
する請求項5記載のコンクリートブロックの製造装置。 - 【請求項7】 前記作動棒は先端が先細に形成されてい
て、該作動棒の平行部分の全幅が前記成形型枠体の開口
への前記凹部形成体の凸部の侵入量を規定していること
を特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか一項記載の
コンクリートブロック製造装置。 - 【請求項8】 前記凹部形成体は、 前記成形型枠の側面から若干離間して配置され、開口部
を有する第1の固定板と、 該第1の固定板から離間して配置され、開口部を有する
第2の固定板と、 前記第1の固定板および第2の固定板を保持する支持柱
と、 該支持柱上を移動可能な可動板と、 前記支持柱の前記第1の固定板と前記可動板との間に介
挿され、前記可動板を前記第2の固定板に接近させる方
向に付勢するスプリングを具備し、 前記可動板には前記形成型枠内空間に突出する凸部とし
ての凸片が形成されており、 前記第2の固定板に形成された開口部に挿入し、前記凸
片を前記成形型枠体の開口部に侵入させる作動棒を具備
することを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一
項記載のコンクリートブロック製造装置。 - 【請求項9】 前記凹部形成体の凸部としての凸片は、
先端が先細に形成されていることを特徴とする請求項1
〜8のうちのいずれか一項記載のコンクリートブロック
製造装置。 - 【請求項10】 請求項1〜9のうちのいずれか一項記
載の製造装置を用い、成形型枠体の側面開口から凹部形
成体の凸部を侵入させて該開口を閉塞するとともに成形
型枠体の底面を閉塞板で閉塞し、成形型枠内にコンクリ
ートを投入して、押し板でコンクリートを押圧して成形
品を成形し、その後凸部を成形型枠体の開口から離間
し、前記成形品を押し板で押し下げつつ閉塞板を降下さ
せ成形品を取り出すようにしたことを特徴とするコンク
リートブロックの成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32812494A JP3490790B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | コンクリートブロックの製造装置および成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32812494A JP3490790B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | コンクリートブロックの製造装置および成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08183015A JPH08183015A (ja) | 1996-07-16 |
JP3490790B2 true JP3490790B2 (ja) | 2004-01-26 |
Family
ID=18206760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32812494A Expired - Fee Related JP3490790B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | コンクリートブロックの製造装置および成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3490790B2 (ja) |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP32812494A patent/JP3490790B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08183015A (ja) | 1996-07-16 |
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