JP3490076B2 - 構造物補強具 - Google Patents

構造物補強具

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JP3490076B2 JP2001331056A JP2001331056A JP3490076B2 JP 3490076 B2 JP3490076 B2 JP 3490076B2 JP 2001331056 A JP2001331056 A JP 2001331056A JP 2001331056 A JP2001331056 A JP 2001331056A JP 3490076 B2 JP3490076 B2 JP 3490076B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造物、例えば木
造建築物の、互いに結合すべき部材相互、例えば、基礎
と柱、基礎と土台、土台と柱、柱と梁、柱と桁などの結
合強度を増強する構造物補強具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種構造物、例えば木造建築物において
は、複数の部材相互間の結合箇所が各所に存在する。例
えば、基礎と土台、土台と柱、土台と土台、柱と梁、柱
と桁などが結合される。これらの結合箇所において、正
しい施行がなされていれば所定の結合強度が得られ、地
震等が発生しても構造物が受けるダメージが少なく、倒
壊等に至ることはない。しかしながら、設計のまずさ、
ずさんな施行などによって部材相互間の結合部分の強度
が不足し、地震や台風などによってゆがみ、あるいは倒
壊することがあり得る。そこで、部材相互の結合箇所の
強度が不足している構造物において、強度不足を補うた
めの補強金具が考えられている。
【0003】従来の建物用の補強金具は、最も簡単なも
のは1枚の板材とボルト、ナット等の締結部材とを用い
て複数の部材を互いに結合するものである。あるいは、
例えば、土台と、この土台に立てられている支柱とを結
合するために、L字形の金具を土台と支柱に沿わせ、L
字形の金具と締結部材を用いて土台と支柱とを結合する
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の建物用の補強金
具は、結合しようとする双方の部材の外側面に沿った
形、例えば平面形状に、あるいはL字形に形成されてい
ている。そのため、結合しようとする双方の部材間に段
差があって、この段差を跨いで双方の部材を結合しよう
とすると、補強金具と建物の部材との間に隙間を生じて
しまい、構造物の補強材としては役に立たないという難
点がある。
【0005】また、従来の建物用の補強金具は、結合し
ようとする対象部材と補強金具とをボルト、ナット等の
締結部材で直接的に結合するものであるため、地震や台
風などによって結合対象部材相互がずれようとすると、
結合対象部材の締結部材との接触部分にエネルギーが集
中し、結合対象部材にひび割れ等のダメージを与えるこ
とがある。
【0006】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解消するためになされたもので、構造物の互いに結合す
べき部材相互間に段差があっても、結合すべき部材相互
間を強固に結合することができる構造物補強具を提供す
ることを目的とする。本発明はまた、結合対象部材相互
がずれようとしても、結合対象部材にかかるエネルギー
を分散し、結合対象部材にダメージを与えることがない
ようにした構造物補強具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
構造物の互いに結合すべき部材相互の結合強度を増強す
る構造物補強具であって、上記結合すべき部材の一方側
に結合されるべき第1の固定片と、上記結合すべき部材
の他方側に結合されるべき第2の固定片とを有してな
り、第1の固定片と第2の固定片は、連結部材と、この
連結部材の両端部に設けられている連結軸によって相対
回転可能に連結されていることを特徴とする。
【0008】 請求項2記載の発明は、請求項1記載の
発明において、第1の固定片は構造物の基礎に結合さ
れ、第2の固定片は上記基礎の上に立てられる柱に結合
されるものであることを特徴とする。
【0009】 請求項4記載の発明は、請求項1、2ま
たは3記載の発明において、第1の固定片は互いに重な
り合う複数の板材からなることを特徴とする。請求項5
記載の発明は、請求項4記載の発明において、複数の板
材相互間には、構造物の互いに結合すべき部材相互がず
れたときのエネルギーを吸収する弾性部材が介在してい
ことを特徴とする。
【0010】 請求項6記載の発明は、請求項4または
5記載の発明において、複数の板材は、その板面と平行
な面内において相互の向きを変更可能であることを特徴
とする。請求項7記載の発明は、請求項から6のいず
れかに記載の発明において、第2の固定片は、第2の固
定片と基礎または土台とを連結することができるブレー
スの一端を連結可能に構成されていることを特徴とす
る。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかる構造物補強具の実施形態について説明する。図
1は本発明にかかる構造物補強具の実施形態を示すもの
で、この構造物補強具は、構造物の互いに結合すべき部
材の一方側に結合されるべき第1の固定片1と、上記結
合すべき部材の他方側に結合されるべき第2の固定片2
とを有している。また、第1の固定片1と第2の固定片
2との間には連結部材5が介在している。第1の固定片
1と連結部材5の一端部とが連結軸6で相対回転可能に
連結され、第2の固定片2と連結部材5の他端部とが連
結軸7で相対回転可能に連結されている。
【0015】第1の固定片1は、互いに重なり合う複数
の板材からなる。図示の例では2枚の板材3、4からな
る。板材3の図1において上端に軸受部8が突設され、
この軸受部8と連結部材5側の軸受部とに連結軸6が通
されることにより、板材3と連結部材5とが回転可能に
連結されている。同様に、第2の固定片2の下端部にも
軸受部9が突設され、この軸受部9と連結部材5側の軸
受部とに連結軸7が通されることにより、第2の固定片
2と連結部材5とが回転可能に連結されている。第1の
固定片1を構成する板材3、4、第2の固定片2、連結
部材5は、大きなエネルギーがかかっても変形しないよ
うに、板厚が比較的厚い金属板からなる。もっとも、所
定の強度が得られるのであれば、合成樹脂、例えば、ガ
ラス繊維強化プラスチック(FRP)などで作ってもよ
い。
【0016】第1の固定片1を構成する2枚の板材3、
5は、その板面と平行な面内において回転し、相互の向
きを変更可能に重ねられている。図1に示す例では、板
材3を基準にして板材4の向きを変更できるようになっ
ている。この板材4の向き変更構造の例について図2を
参照しながら説明する。図2において、板材4の一面側
すなわち板材5との重合面側にはリング11が溶接等に
よって固着されている。板材4の一面側にはゴム板10
を介して板材5が重ねられている。ゴム板10と板材5
は、リング11の外径よりも大きい径の円形の孔19、
13を有していて、これらの孔19、13の周壁とリン
グ11の外周との間に所定の隙間ができた状態でゴム板
10と板材5が板材4に重ねられている。
【0017】上記孔19、13の周壁とリング11の外
周との隙間にはゴムリング12が嵌められている。上記
リング11の幅すなわち中心軸線方向の寸法は板材3か
ら突出しない程度の寸法になっている。これに対しゴム
リング12の幅は上記リング11の幅よりも若干大き
く、板材3からある程度突出する寸法になっている。ゴ
ムリング12には板材3の外側面側から円形のキャップ
14があてがわれている。キャップ14は中心孔を有
し、中心孔にはボルト15が差し込まれている。ボルト
15にはキャップ14の外側から座金16が差し込まれ
ている。ボルト15は板材4に固着されたナットにねじ
込まれ、これによりゴムリング12が上記隙間に充満し
た状態でキャップ14により閉じ込められている。
【0018】板材4は、板材3に対しリング11の外周
をガイドとして90度ずつ向きを変えることができる。
そのための構成は次のとおりである。板材4にはリング
11の外側において、正方形の四隅に相当する位置のう
ち2箇所にボルト17が固着され、他の2箇所に孔24
が形成されている。ゴム板10には上記正方形の四隅と
重なる位置に孔36が形成されている。板材3にも上記
正方形の四隅と重なる位置に孔26が形成されている。
板材14の上記2本のボルト17を挿入する板材3の孔
26を選択することにより、板材3に対する板材4の向
きを、右向き、下向き、左向き、というように90度ず
つ変更することができる。板材4の向きを決めた状態
で、板材3の外側面から突出している上記ボルト17に
適宜の座金を挿入し、ボルト18をねじ込むことにより
板材3と板材4とを一体に結合することができる。
【0019】板材3と板材4とが一体に結合されてなる
第1の固定片1は、これを例えば木造建築物のコンクリ
ートなどからなる基礎に固定する。この固定構造は次の
とおりである。上記基礎には適宜数のアンカーボルト2
0と拡張アンカー22(図1参照)が打ち込まれてい
る。板材4に形成されている上記孔24およびこの孔2
4に重なる板材3の孔26をアンカーボルト20に挿入
し、板材4に形成されている孔39をアンカーボルト2
0に挿入し、さらに、板材4に形成されている適宜の孔
25を拡張アンカー22に挿入する。アンカーボルト2
0、拡張アンカー22の先端から適宜の座金を挿入し、
ボルト21、23をねじ込むことによって第1の固定片
1を上記基礎に固定する。
【0020】図1に戻って、前記第2の固定片2は上下
に長く、かつ、上に行くにしたがって幅が僅かに狭まっ
た形をしている。第2の固定片2の下端部寄りには、例
えば木造構造物の木製土台などにねじ込むことができる
ボルト27挿入用の孔が形成されている。また、この孔
の上方には、逆ハの字形に対をなす長孔29が複数対一
定の間隔で形成されている。第2の固定片2の上端寄り
にはハの字形に対をなす長孔30が一対形成されてい
る。第2の固定片2の上端部にはボルト28の挿入孔が
形成されている。上記長孔29もボルト28の挿入用
で、ボルト28は、あとで説明するように、例えば構造
物の柱、外壁などにねじ込まれて第2の固定片2を固定
するように構成されている。
【0021】以上説明した構造物補強具の使用例につい
て説明する。図3において、符号31は構造物の基礎を
示している。この例では木造住宅などの木造の構造物に
なっていて、基礎31はコンクリートで構築されている
ものとする。基礎31の上には木製の土台32が載せら
れ、適宜の固定部材で基礎31に固定されている。土台
32は木材を寝かせた状態で基礎31の上に載せられて
いる。土台32の上には柱33が立てられ、適宜の固定
部材で土台32に結合されている。柱33の外側面に
は、適宜の介在部材を介して外壁34が貼り付けられて
いる。基礎31の外側面と外壁34の外側面との間には
段差が生じている。この例では外壁34が基礎31より
も突出している。
【0022】上記の構造において、基礎31と土台32
との間あるいは基礎31と柱との間の結合強度が不足し
ている場合、あるいは、結合強度をより強固にしようと
する場合は、上記補強具を使用して結合強度を増強す
る。上記補強具は、第1の固定片1と第2の固定片2と
が連結部材5を介して連結され、第1の固定片1と連結
部材5、および第2の固定片2と連結部材5が相対回転
可能となっている。そのため、図3に示すように基礎3
1と外壁34との間に段差があっても、連結部材5に対
して第1の固定片1および第2の固定片2が相対回転
し、段差の大小に応じて連結部材5の傾き角度が変動し
て上記段差に対応し、第1の固定片1が基礎31の面に
沿うことができ、第2の固定片2が外壁34の面に沿う
ことができる。この構造物補強具が対応することができ
る最大段差は、連結部材5の両端の回転軸中心間距離で
ある。
【0023】構造物補強具は、強大なエネルギーがかか
っても耐えられるように、厚手の金属等で作られ、相当
の重量があるので、まず、構造物に対して位置決めし、
例えば、第2の固定片2の、上端部の孔を利用して、ボ
ルト28を、外壁34を貫通して柱33にねじ込み、構
造物補強具を仮止めする。外壁34を通して柱33にボ
ルト28をねじ込むには、予めボルト28よりも径の小
さいドリルで穴をあけておき、この穴にセルフタッピン
グ型のボルト28をねじ込む。
【0024】次に、第1の固定片1を、前記拡張アンカ
ー22と、第1の固定片1のアンカーボルト挿入用孔2
5とを利用し、拡張アンカー22にナット23をねじ込
むことによって基礎31に仮止めする。拡張アンカー2
2は、基礎31に形成されているアンカー用孔に打ち込
むことにより先端側が開き、基礎31に固定されてい
る。さらに、アンカーボルト20と、第1の固定片1の
アンカーボルト挿入用孔とを利用して、第1の固定片1
を基礎31に密着させ本止めする。上記アンカーボルト
挿入用孔は、図2に示す板材4の孔39であり、また、
板材4の孔24と重なり合うゴム板10の孔36および
板材3の孔26である。アンカーボルト20は、基礎3
1に埋め込まれている。アンカーボルト20の埋め込み
方法は、一般的に用いられている方法でよい。一例をあ
げれば、まず、径の小さいドリルで基礎31に所定の深
さの穴を形成し、次にこの穴を、アンカーボルト20の
径よりもある程度大きい径のドリルで拡張する。この穴
に圧縮空気を吹き付けるなどして穴内をきれいに掃除す
る。次に、この穴にケミカルアンカーを差し込み、この
ケミカルアンカーをアンカーボルト20で叩き込むよう
にしてアンカーボルト20をケミカルアンカーに埋め込
む。このとき、アンカーボルト20の手前側の端部には
袋ナットをねじ込んでおき、この袋ナットを叩いてアン
カーボルト20を埋め込む。ケミカルアンカーは穴の内
壁とアンカーボルト20との隙間に介在し、所定時間が
経過することによって硬化する。上記袋ナットは取り外
す。ケミカルアンカーの硬化には時間を要し、特に周囲
の温度が低いと硬化に長時間を要するので、上記のよう
に拡張アンカー22を用いて第1の固定片1を仮止めす
る。本止め後も拡張アンカー22を用いた仮止め手段は
そのまま残しておく。
【0025】上記のようにして、基礎31に埋め込まれ
ている上記アンカーボルト20、拡張アンカー22と、
ナット21、23を用いて、第1の固定片1を基礎31
に密着させ固定する。次に、仮止めしていた第2の固定
片2を本止めする。具体的には、第2の固定片2の孔2
9にボルト28を通し、このボルト28を、外壁34を
貫通させて柱33にねじ込むことによって第2の固定片
2を本止めする。上記孔29は、図1に示す例では2個
を一対として3対設けられているが、適宜の孔を選択し
て用いる。ボルト28のねじ込み方法は前述の仮止め方
法と大差はない。
【0026】図3に示す例では、第2の固定片2の孔に
相通されたボルト27が木製の土台32にねじ込まれる
ことにより、構造物補強具が土台32にも締結されてい
る。土台32へのボルト27のねじ込み方法も、上記ボ
ルト28のねじ込み方法と同じ方法をとることができ
る。
【0027】いま、地震などによって基礎31から柱3
3を上方に引き抜こうとする力が働いたとする。外壁3
4を間に挟んで構造物補強具の第2の固定片2が柱33
に固定され、第2の固定片2の面は第1の固定片1の面
よりも後退しており、第1の固定片1は基礎31に固定
されているので、上記柱33を基礎31から引き抜こう
とする力が働くと、連結部材5が介在することによっ
て、第2の固定片2を第1の固定片1と同じ面に移動さ
せようとする力、すなわち第2の固定片2を外壁34お
よび柱33に向かって押し付ける力が働く。しかし、外
壁を支える柱33は単独で立てられているわけではな
く、別の柱その他の構造物とともに一体として組み立て
られているため、上記の押し付け力が働いても動くこと
はできない。また、第2の固定片2はボルト27によっ
て土台32にも結合されているため、柱33が土台32
から離脱することもない。
【0028】上記のように第2の固定片2を外壁34お
よび柱33に向かって押し付ける力が働くことにより、
連結部材5を介して第1の固定片1を斜め前下方に押し
下げようとする力が働く。しかし、第1の固定片1は、
ケミカルアンカーボルトによって基礎31に固定されて
いるため、第1の固定片1が基礎31から脱落すること
はない。ちなみに、12mm径のケミカルアンカーボル
ト1本当たりの引張り荷重は約4.75トンであり、こ
れを複数本用いることにより、充分大きな引張り荷重を
得ることができ、アンカーボルトが引き抜かれて脱落す
ることは起こり難い。また、上記のように、第1の固定
片1の引き抜き力は斜め方向から作用するので、アンカ
ーボルトが脱落することはまずないものと考えてよい。
【0029】図3に示す例は、第2の固定片2が第1の
固定片1の面よりも突出しているが、逆に第2の固定片
2が第1の固定片1の面から後退している場合も、連結
部材5が傾斜態様をとることによって対応することがで
きる。この場合も、アンカーボルトが脱落することは起
こり難い。
【0030】図2について既に説明したが、第1の固定
片1は2枚の板材3、4を有してなり、板材4に固着さ
れたリング11の外周と、ゴム板19の孔19および板
材3の孔13の周壁との隙間にゴムリング12が嵌めら
れている。地震等によって図3に示す基礎31と柱33
とがずれようとすると、上記板材3、4が相対移動しよ
うとする。このとき、剛体である板材3、4が直接接合
していると、基礎31と柱33とがずれようとするとき
のエネルギーが局所に集中して伝達されることになり、
基礎31と柱33の弱い部分が破損する。しかしなが
ら、上記ゴムリング12が介在していることにより、基
礎31と柱33とがずれようとするときのエネルギーが
ゴムリング12で吸収分散され、破損が防止される。特
に、ゴムリング12は上述の隙間に嵌められるととも
に、キャップ15で上記隙間に閉じ込められているた
め、その弾性力を最大限に発揮し、エネルギーを効果的
に吸収分散させる。また、ゴムリング12の蓄勢力が上
記ずれを元に戻す復元力としても作用する。
【0031】次に、以上説明した構造物補強具の各種使
用態様について説明する。第1の固定片1を構成する板
材4は板材3に対して向きを90度ずつ変えることがで
きる。図4(a)(b)は板材4を右に向けた例であ
り、図4(c)は板材4を左に向けた例である。板材4
はこれを下に向けてもよい。いずれの例でも、第1の固
定片1は基礎31に固定されている。図1に示す例で説
明したように、第2の固定片2の上端寄りには「ハ」の
字形に対をなす長孔30が形成されている。この長孔3
0は、図4に示すように、ブレース35を連結するため
の長孔であって、ブレース35の一端部がボルトを用い
て連結される。ブレース35は傾斜した姿勢をとり、そ
の他端部は土台32にボルトによって連結されている。
なお、板材3に対する板材4の向きは、上記のように9
0度ずつ変えることができるようにしてもよいし、任意
の角度、例えば45度ずつ変えるようにしてもよく、連
続的に変えるようにしてもよい。
【0032】図4(a)は構造物の左端部に補強具が取
り付けられた例を示しており、ブレース35が補強具の
右側に配置されている。図4(b)は構造物の左右方向
中間部に補強具が取り付けられた例を示しており、2個
のブレース35が補強具の左右両側に配置されている。
図4(c)は構造物の右端部に補強具が取り付けられた
例を示しており、ブレース35が補強具の左側に配置さ
れている。いずれの例も、ブレース35を付加すること
によって、第2の固定片2を左右方向に倒そうとする力
に対する補強効果があり、補強具としての効果をさらに
高めることができる。
【0033】次に、本発明にかかる構造物補強具の別の
実施形態について説明する。この実施形態は、構造物の
互いに結合すべき部材相互の結合強度を増強させるとと
もに、地震等によって互いに結合すべき部材の相対位置
がずれようとしたとき、結合すべき部材相互間に生ずる
強大なエネルギーを吸収分散させ、補強具および構造物
の破損を回避するようにしたものである。以下、図5以
下を参照しながら説明する。
【0034】図5、図6において、符号40は補強具本
体をなす1個の板材を示す。板材40の長さ方向両端部
および中央部には、図6に示すような円形の孔41が形
成されている。この円形の孔41には、弾性体としての
ゴム板42が嵌め込まれている。ゴム板42の厚さは板
材40の厚さよりも若干厚くなっている。ゴム板42の
直径は上記孔41の直径と略同じで、孔41にゴム板4
2が比較的きつく嵌まっている。ゴム板42は、大きな
力がかかることによって初めて変形するような硬めのゴ
ムからなる。ゴム板42は、ボルト44をきつく嵌める
ことができる程度の大きさの中心孔43を有している。
【0035】上記孔41に嵌め込まれたゴム板42には
外側からキャップ45が被せられている。キャップ45
は、その径が孔41の径よりも大きく、ゴム板42を覆
うことができる。キャップ45は中心孔を有し、この中
心孔とゴム板42の中心孔43に締結部材としてのボル
ト44が通されている。ボルト44は、キャップ45の
外側においてスプリングワッシャ46も貫通している。
ボルト44は構造物を構成する部材に締結される。ボル
ト44を構造物に締結すると、キャップ45によってゴ
ム板42が圧縮される。上記のように、ゴム板42の厚
さは板材40の厚さよりも若干厚くなっており、かつ、
ゴム板42の周囲の一部を上記孔41の周壁が規制して
いるため、ゴム板42の板材40から突出している部分
42Aが図6(b)に示すように圧縮されながら半径方
向外側にはみ出し、板材40とキャップ45との間に挟
み込まれている。
【0036】図5は上記補強具の使用例を示しており、
垂直方向に延びる柱33に対し水平方向に延びる梁38
の結合部分を補強するために使用されている。柱33の
面と左右両方の梁38の面は略同一面にあり、柱33を
中心として左右両方の梁38にまたがって、板材40を
主体とする補強具があてがわれている。板材40の左右
両端部にあるボルト44によって補強具の両端部が左右
の梁38に締結され、板材40の中央部にあるボルト4
4によって補強具の中央部が柱33に締結されている。
上記各ボルト44と板材40の孔41との間には、キャ
ップ45で閉じ込められた状態でゴム板42が介在して
いる。ボルト44と梁38および柱33との締結に用い
るボルト44は、セルフタッピング形式のボルトであっ
てもよいが、梁38あるいは柱33を貫通する長さのボ
ルトを用い、これにナットをねじ込んで締め付けるよう
にしてもよい。また、梁38あるいは柱33を貫通する
ボルトの両端側に板材40を主体とする補強具を配置す
るとともに、ゴム板42、キャップ45などからなる締
結および緩衝部を設けるとよい。
【0037】図5、図6に示す構造物補強具を、図5に
示すように柱33と梁38との結合部に用いれば、補強
具によって柱33と梁38とを一体的に結合することに
よって、上記結合部を補強することができる。そして、
地震等によって強大な力により柱33と梁38とがずれ
ようとすると、ボルト44とゴム板42との相対位置関
係がずれ、ゴム板42が変形されつつ蓄勢される。ボル
ト44とゴム板42との相対位置関係のずれがゴム板4
2の平面方向であればゴム板42が半径方向に圧縮され
る。上記ずれがゴム板42の平面に直交する方向であれ
ば、図6(b)に示すゴム板42の、板材40とキャッ
プ45との間に挟み込まれている部分42Aがゴム板4
2の平面に直交する方向に圧縮され、エネルギーが吸収
される。これによって板材40に加わるエネルギーが局
所に集中することなく分散され、板材40、ボルト4
4、柱33、梁38の破損や破壊が防止され、構造物の
倒壊が防止される。また、ゴム板42はキャップ45で
押さえられることによって板材40の孔41内に規制さ
れ、上記エネルギーの分散効果を確実に得ることができ
る。
【0038】上記実施形態と同様の着想のもとに、互い
に直交する部材、例えば前述の土台32と柱33との結
合部における補強具を構成することができる。その実施
形態を図7に示す。図7において、一平面内でL字形に
形成された1個の板材50の両端部とL字の角の部分に
は、図6について説明した締結構造および緩衝構造が設
けられている。すなわち、図7には締結部材としてのボ
ルト44、キャップ45が示されているが、図6に示す
構造と同様に、板材50には孔が形成され、この孔には
ゴム板が嵌め込まれ、このゴム板と、キャップ45の中
心孔と、必要に応じて座金の類とをボルト44が貫いて
いる。3箇所に配置されているボルト44のうち2本は
支柱33に締結され、もう1本は土台32に締結されて
いる。
【0039】このようにして、土台32と柱33との結
合部が補強されるとともに、地震等による強大なエネル
ギーで土台32と柱33とがずれようとしたとき、上記
ゴム板が変形することによってエネルギーを吸収分散
し、補強具、土台32、柱33の破壊、破損を防止す
る。また、上記ゴム板が変形することによってエネルギ
ーが蓄えられ、この蓄勢力が土台32と柱33とのずれ
に対する復元力となる。
【0040】図8は、さらに別の変形実施形態を示す。
この実施形態は、例えば木造建築物の床下などにおい
て、垂直方向の束51の上に大引き52を載せて結合し
た構造において、この結合部分を補強するのに適した実
施形態である。図8において、1個の板材53は長さ方
向の一端部において直角に折り曲げられた折り曲げ片5
4を有し、他端部において、ボルト55、キャップ56
を有してなる締結構造および緩衝構造が設けられてい
る。この締結構造および緩衝構造は図6について説明し
たものと同じ構造で、板材53に形成された孔にゴム板
が嵌められるとともに、このゴム板はキャップ56で封
じ込められている。
【0041】上記締結構造および緩衝構造の部分はボル
ト55によって束51に締結され、板材53の上記折り
曲げ片54が大引き52の上面に引っ掛けられている。
そのため、地震等によって大引き52が束51から浮き
上がろうとすると、折り曲げ片54で浮き上がりが防止
されることになり、結果として束51と大引き52との
結合部分が補強されている。また、束51と大引き52
とが強大なエネルギーによって引き離されようとする
と、上記ゴム板の変形によってエネルギーを分散し、補
強具、束51、大引き52の破壊、破損を防止する。ま
た、上記ゴム板が変形することによってエネルギーが蓄
えられ、この蓄勢力が束51と大引き52とのずれに対
する復元力となる。
【0042】なお、図8に示す板材53には、上端近く
において円形の孔57が形成されている。この孔57を
利用して上記締結構造および緩衝構造を設けることがで
きる。また、この孔57は大引き52の側面と同じ高さ
位置にあるので、この孔を利用して締結構造および緩衝
構造を設け、この締結構造および緩衝構造によって大引
き52と板材53とを締結してもよい。
【0043】次に、図4について説明したブレース35
に代わるブレースの変形例について、図9を参照しなが
ら説明する。図9(a)は、2本のアームが略45度の
角度をもって一体化された形のブレース60の例を示
す。ブレース60の両端部および2本のアームが交わっ
た角の部分には円形の孔61が形成されている。これら
の孔61は上記締結構造および緩衝構造を設ける部分
で、両端部の孔61に設けられる締結構造および緩衝構
造は、例えば、図1に示す補強具における第2の固定片
2の上下端部に締結するとともに、図3、図4の例にお
ける柱33と土台32に締結することができる。上記角
の部分に形成されている孔61に設けられる締結構造お
よび緩衝構造は、図3、図4の例における土台32に締
結することができる。上記ブレース60を構造物補強具
と併せて用いることにより、構造物の互いに結合すべき
部材相互の結合強度をさらに増強することができる。特
に、ブレース60は、外壁などの面構造の部材に結合す
ることができ、これによって面構造部材と柱など他の部
材との結合部分の補強を図ることもできる。
【0044】図9(b)(c)は、図9(a)に示す2
本のアームが一体化された形のブレースをアームごとに
分離した形のブレースの例を示す。すなわち、水平方向
のブレース63と斜め方向のブレース62からなる。ブ
レース62の両端部には円形の孔64が形成され、ブレ
ース63の両端部にも円形の孔65が形成されている。
二つのブレース62、63を組み合わせれば、図9
(a)に示すブレース60と同様に使用することができ
る。すなわち、ブレース62の一端部の孔64とブレー
ス63の一端部の孔65とを重ねてここに締結構造およ
び緩衝構造を設け、これを例えば構造物の土台に締結す
る。ブレース62、63の他端部の孔64、65に設け
る締結構造および緩衝構造は、上記第2の固定片2の上
下端部に締結するとともに、例えば構造物の柱と土台に
締結する。こうすることによって、図9(a)に示す例
と略同様の作用効果を得ることができる。
【0045】図9(d)は、底辺と二つの斜辺とからな
る正三角形状のブレース68の例を示す。ブレース68
の各角部と、底辺の中央部には円形の孔69が形成され
ている。これらの孔69は締結構造および緩衝構造を設
ける部分で、底辺の両端部の孔69に設けられる締結構
造および緩衝構造は、例えば構造物の土台に締結され
る。上記底辺中央の孔69に設けられる締結構造および
緩衝構造は、上記第2の固定片2とともに上記土台に締
結される。ブレース68の頂点部分の孔69に設けられ
る締結構造および緩衝構造は、上記第2の固定片2とと
もに、例えば構造物の柱に締結される。
【0046】図9(d)に示す実施形態によれば、ブレ
ース68が正三角形状に一体形成されているため、それ
自体の剛性、その他の機械的強度が高く、これに図1に
示すような補強具を併せて用いることにより、構造物の
互いに結合すべき部材相互の結合強度、例えば、柱と、
この柱の両側の壁などからなる面構造部材との結合強度
をさらに増強することができる。
【0047】構造物の互いに結合すべき部材に段差があ
る場合に対応する補強具は、全体を弾性体にすれば、必
ずしも第1の固定片と第2の固定片とを連結軸、あるい
は連結部材を介して回転可能に連結したものに限られる
ものではない。例えば、締結部材を挿入する孔を有する
とともに、構造物の互いに結合すべき部材相互間に段差
があるとき、構造物の互いに結合すべき部材双方の面に
重なり合うことができる弾性材からなり、上記孔内にお
いて締結部材との間に介在し上記互いに結合すべき部材
が互いにずれようとしたときにかかるエネルギーを吸収
する弾性部材を設けることによって、所期の作用効果を
得ることができる構造物補強具を提供できる。
【0048】なお、図1、その他で示す補強具は、第1
の固定片が2枚の板材を有してなり、板材相互の向きを
変更可能に構成されているが、1枚の板材のみで構成す
ることも可能である。もっとも、地震などが発生した場
合に、地震エネルギーなどが直接的に補強具に加わらな
いようにするためには、図1、その他で示す補強具の例
のように、第1の固定片を2枚の板材で構成し、2枚の
板材相互間に、図2に示すゴムリング12のような弾性
体を介在させて、エネルギーを吸収分散させるようにす
るのが望ましい。
【0049】図5以下の実施形態において、地震エネル
ギーなどを吸収分散させるための、弾性部材としてのゴ
ム板およびこれを嵌める孔は円形になっているが、これ
らは三角形、四角形、多角形、楕円形などであっても差
し支えない。しかし、エネルギーの吸収分散効果、製作
の容易性などから、円形が望ましい。
【0050】
【発明の効果】請求項1から7に記載された発明によれ
ば、構造物の互いに結合すべき部材相互間に段差があっ
ても、第1の固定片と第2の固定片が、連結部材と、こ
の連結部材の両端部に設けられている連結軸によって回
転可能に連結されているため、上記段差に対応して
いに結合すべき部材に第1の固定片と第2の固定片とを
固定して連結することができ、結合すべき部材相互間の
結合強度を増強することができる。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる構造物補強具の実施形態を示す
斜視図である。
【図2】上記実施形態における第2の固定片の構造を示
す分解斜視図である。
【図3】上記構造物補強具の使用形態を示す側面図であ
る。
【図4】上記構造物補強具の別の各種使用形態を示す正
面図である。
【図5】本発明にかかる構造物補強具の別の実施形態と
その使用例を示す正面図である。
【図6】上記実施形態の締結部の構造を示す分解斜視図
である。
【図7】本発明にかかる構造物補強具のさらに別の実施
形態とその使用例を示す正面図である。
【図8】本発明にかかる構造物補強具のさらに別の実施
形態とその使用例を示す斜視図である。
【図9】本発明にかかる構造物補強具と併せて使用する
ことができるブレースの各種例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 第1の固定片 2 第2の固定片 3 板材 4 板材 5 連結部材 6 連結軸 7 連結軸 12 弾性部材としてのゴムリング 14 キャップ 31 基礎 32 土台 33 柱 34 外壁 40 板材 41 孔 42 弾性部材としてのゴム板 45 キャップ 44 締結部材としてのボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI E04B 1/58 511 E04B 1/40 A (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/26,1/38 E04B 1/58 511,503 E02D 27/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造物の互いに結合すべき部材相互の結
    合強度を増強する構造物補強具であって、 上記結合すべき部材の一方側に結合されるべき第1の固
    定片と、 上記結合すべき部材の他方側に結合されるべき第2の固
    定片とを有してなり、 上記第1の固定片と第2の固定片は、連結部材と、この
    連結部材の両端部に設けられている連結軸によって連結
    されていることを特徴とする構造物補強具。
  2. 【請求項2】 第1の固定片は構造物の基礎に結合さ
    れ、第2の固定片は上記基礎の上に立てられる柱に結合
    されるものである請求項1記載の構造物補強具。
  3. 【請求項3】 第1の固定片は構造物の基礎と柱との
    間に介在する土台にも結合可能である請求項2記載の構
    造物補強具。
  4. 【請求項4】 第1の固定片は互いに重なり合う複数の
    板材からなる請求項1、2または3記載の構造物補強
    具。
  5. 【請求項5】 複数の板材相互間には、構造物の互いに
    結合すべき部材相互がずれたときのエネルギーを吸収す
    る弾性部材が介在している請求項4記載の構造物補強
    具。
  6. 【請求項6】 複数の板材は、その板面と平行な面内に
    おいて相互の向きを変更可能である請求項4または5記
    載の構造物補強具。
  7. 【請求項7】 第2の固定片は、第2の固定片と基礎ま
    たは土台とを連結することができるブレースの一端を連
    結可能に構成されている請求項1から5のいずれかに記
    載の構造物補強具。
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