JP3489266B2 - マンコンベアの乗降口安全装置 - Google Patents

マンコンベアの乗降口安全装置

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JP3489266B2 JP13040595A JP13040595A JP3489266B2 JP 3489266 B2 JP3489266 B2 JP 3489266B2 JP 13040595 A JP13040595 A JP 13040595A JP 13040595 A JP13040595 A JP 13040595A JP 3489266 B2 JP3489266 B2 JP 3489266B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、乗降口において乗客
の足等がクシとステップとの間に挟まれるのを防止する
ため、又は万一挟まれた場合それを検知して速やかにマ
ンコンベアを停止させるためのマンコンベアの安全装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は例えば特開平6−171884号
公報に示された従来のマンコンベアの乗降口を示す概略
の断面図であり、図において1はステップ、2はステッ
プの両側に立設された欄干、3はステップ1に同期して
移動する移動手摺、4は欄干2の下端部に設けられたス
カートガードである。5は乗降口の床部に設けられた床
板の一部を構成するマンホールカバー、6はマンホール
カバー5と同様に床板の一部を構成するランディングプ
レート、7はランディングプレート6に並べて設けられ
るコムプレート、8はステップ1の幅方向に複数個並べ
てコムプレート7にネジ止めされているクシ、9はマン
コンベアの主構造体であるトラスである。 図10は図
9のG−G方向の矢視平面図、図11は図10のH−H
方向の矢視断面図であり、図においてクシ8はそれぞれ
ステップ1のクリート1aとかみ合うクシ歯部8aを有
しており、ステップとクシの間には、構造上僅かの隙間
10a,10bが明いている。11はトラス9に固定さ
れ、コムプレート7のステップ運転方向への移動を案内
する案内レール、12はコムプレート7の両側に2個ず
つ設けられ案内レール11上を転動する回転自在のロー
ラ、13はコムプレート7とそれに隣接するランディン
グプレート6の間に固定されている圧力検出器である。
14はコムプレートの両側のトラス9に固定されたバネ
受け、15はバネ受け14に対向するようにコムプレー
トの両側に設けられた突出片、16はバネ受け14と突
出片15の間に設けられ誤動作を防止するためにコムプ
レート7を圧力検出器13側へ付勢する圧縮コイルバネ
である。
【0003】次に動作について説明する。図10に示す
ように乗客の足17がクシ8に衝突した場合、ローラ1
2によって支持されているコムプレート7は僅かにラン
ディングプレート側に移動し圧力検出器13に圧力が加
わる。そしてこの圧力が設定値以上になるとマンコンベ
アの運転が停止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のマンコンベアの
乗降口安全装置は上記のように構成されているが、構造
上ステップとクシの間の幅方向において僅かの隙間10
aがあるが、コムプレートの巾方向の規制がないため、
ステップのクリート1aとコムプレートのクシ8aとが
衝突する恐れがあるにもかかわらず、コムプレート7が
幅方向に移動しないように規制するガイド等がないこ
と、さらに、コムプレート7はステップ運動方向の奥行
寸法に比較してステップ運動に直行直交する方向の幅寸
法が大きいため(例えば奥行が300mmに対し幅が
1、200mm)、コムプレート7のガイド性が悪かっ
た。また、コムプレート7の後端部上面でダイレクトに
ランディングプレート6を支持しているため、ランディ
ングプレート上に他の乗客がいる場合、乗客の荷重が図
11に示すコムプレートの後端部上面7cに加わり、こ
の部分の接触圧力が高くなるが、後端部上面7cには摺
動材が設けられていないため、コムプレートの動きが悪
くなるため作動信頼性に問題があること、ステップとク
シ間への挟まれによるクシ部の上方への浮上がりに対す
る検知方法がないこと等の問題点があった。この発明は
上記のような問題点を解決することを課題としてなされ
たものであり、クシ部の安全性をより向上させたマンコ
ンベアの乗降口安全装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るマンコ
ンベアの乗降口安全装置は、前端にクシが取付けられ、
後端が乗降口の床板に隣接され、前後に移動可能に設け
られたコムプレートと、このコムプレートの両側部に隣
接して設けられ、前記コムプレートをガイドするガイド
と、前記コムプレートの両側部に設けられ、前記ガイド
の内側面と接する面が凸形状の第1の摺動部材と、前記
コムプレートの両側部であって前記第1の摺動部材より
も前記後端側に設けられ、前記ガイドの内側面と所定の
間隙を有する第2の摺動部材と、前記コムプレートを前
記前端側に付勢する付勢手段と、前記コムプレートの前
記後端側への移動量を検知する第1の検出手段を備え
る。 第2の発明に係るマンコンベアの乗降口安全装置
は、前記第1の検出手段が前記床板の両側部の下方に前
記コムプレートに対向して設けられたものである。
【0006】第3の発明に係るマンコンベアの乗降口安
全装置は、前記コムプレートの前記後端側に、互いに間
隔を設けて取付けられ、前記床板を摺動可能に支持する
複数の第3の摺動部材を備える。
【0007】第4の発明に係るマンコンベアの乗降口安
全装置は、前記床板が前記コムプレート側に移動しない
ように、前記床板に当接する第1のストッパーをトラス
に設けたものである。
【0008】第5の発明に係るマンコンベアの乗降口安
全装置は、前記ガイドが幅方向に移動しないように、前
記ガイドに当接する第2のストッパーをトラスに設けた
ものである。
【0009】第6の発明に係るマンコンベアの乗降口安
全装置は、前記コムプレートを幅方向に仮固定するため
の第3のストッパ−を前記コムプレートの両側面に対向
して設けたものである。
【0010】
【作用】第1の発明に係るマンコンベアの乗降口安全装
置においては、コムプレートが付勢手段により前記前端
側に付勢され、移動可能にトラスに固定される。前端側
の両側面に設けられた第1の摺動部材の凸形状面は、ガ
イド部材の内側面に接し、コムプレートの両側部であっ
て第1の摺動部材よりも後端側に設けられた第2の摺動
部材は、ガイド部材の内側面と所定の間隙を保ちなが
ら、コムプレートが後端側へ移動した際、第1の検出手
段が、コムプレートの移動量を検知する。第2の発明に
係るマンコンベアの乗降口安全装置においては、コムプ
レートが後端側へ移動した際、床板の両側部の下方に設
けられた第1の検出手段が、コムプレートの移動量を検
知する。
【0011】第3の発明に係るマンコンベアの乗降口安
全装置においては、コムプレートの後端側に、互いに間
隔を設けて取付けられた複数の第3の摺動部材が、床板
部材を摺動可能に支持する。
【0012】第4の発明に係るマンコンベアの乗降口安
全装置においては、トラスに設けた第1のストッパー
が、床板がコムプレート側に移動しないように床板に当
接する。
【0013】第5の発明に係るマンコンベアの乗降口安
全装置においては、トラスに設けた第2のストッパー
が、ガイドが幅方向に移動しないようにガイドに当接す
る。
【0014】第6の発明に係るマンコンベアの乗降口安
全装置においては、コムプレートの両側面に対向して設
けた第3のストッパーによりコムプレートを幅方向に仮
固定する。
【0015】
【実施例】実施例1. 図1はこの発明の一実施例を示すマンコンベアの乗降口
安全装置を示す平面図、図2は図1のA−A方向の矢視
断面図(尚、図1は図2のB−B方向の矢視平面図とな
る。)、図3は乗降口安全装置のサブ組立品を示す斜視
図、図4は図2のC−C方向の矢視断面図、図5は図2
のD−D方向の矢視断面図であり、図10、図11と同
一又は相当部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。図1〜図5において、18aはコムプレート7の両
側部の前端部(クシ側)に取付けられた外側面を中凸形
状とした第1の摺動部材である摺動材、18bはコムプ
レート7の両側部の後端側(ランディングプレート側)
に取付けられた第2の摺動部材である摺動材で、これら
の摺動材は発錆の心配がない高分子ポリエチレンやポリ
アセタール等の樹脂製が用いられサラネジにてコムプレ
ート7に固定される。図3はこの摺動材18a、18
b、及びクシ8をコムプレート7に取付けた状態を示し
ている(コムプレート7のブラッケット7aは図示せ
ず)。
【0016】19はコムプレート7に摺動材18a,1
8bを取付けたコムプレートサブ組立品を案内・支持す
る断面L字状のガイドで、発錆の心配のないステンレス
鋼製等が用いられる。このガイド19はクシとステップ
の高さ方向の隙間10bが確保できるようにハサミガネ
20により高さ方向を芯出し後、ガイド19にコムプレ
ートサブ組立品を乗せクシとステップの幅方向の隙間1
0aを確保できる位置にて、コムプレート前端側はガイ
ド19の内側面を摺動材18aにジャストタッチに、コ
ムプレート後端側はガイド19の内側面を摺動材18b
と隙間21を設けて取付られる。
【0017】7aはコムプレート7の前端側に溶接取付
されたブラケット、22はトラス9にボルト固定された
第1の固定手段である取付金で、コムプレートブラケッ
ト7aと取付金22の間に付勢手段であるコイルバネ2
3を配し、ボルト24を取付金22にねじ込むことによ
りコイルバネ23を圧縮し、コムプレートをクシ側へ付
勢する。このコイルバネ23の圧縮量によりコムプレー
トがクシ側に付勢される荷重を、取付金22の長手方向
取付位置によりコムプレートの長手方向取付位置を調整
することができる。
【0018】7bはコムプレート7の後端側に溶接取付
されたブラケット、25はコムプレートのブラケット7
bと対向した位置のランディングプレートの下方のトラ
ス9に取付られたコムプレートの移動量を検知するため
の第1の検出手段であるリミットスイッチである。リミ
ットスイッチ25の長手方向取付位置により、この安全
装置が作動する荷重(リミットスイッチが作動するクシ
への衝突荷重)を調整することができる。26はリミッ
トスイッチ25が必要以上に押込まれ破損することを防
止するためにコムプレートのブラケット7bと対向した
位置のトラス9に取付られたストッパー用ボルトであ
る。
【0019】次に動作を説明する。図6は本発明のコム
プレート7のガイド方式を示す概念図である。この安全
装置は、乗客の足17がクシ8に衝突した場合、衝突力
がコイルバネ23の圧縮による付勢力に打勝ってコムプ
レート7が5mm程度ランディングプレート側へ移動す
るとリミットスイッチ25が動作しマンコンベアの運転
が停止する。図6に示すように乗客の足17がクシ8の
端部に衝突した場合、コムプレートが平面上において傾
くが、コムプレートの幅方向取付位置を決める中凸形状
の摺動材18aとコイルバネ23をいずれもクシ8の両
側方に配置したので、クシとステップの隙間10aがな
くなることはない。(コムプレートの平面上における傾
きによりクシとステップが干渉することはない。)
【0020】以上のように、乗客の足がコムプレ−トの
クシに衝突した場合、コムプレ−トのクシとステップの
クリートとの衝突がなく、コムプレ−トがランデイング
プレ−ト側へスム−ズに移動することができるので安全
装置の作動の信頼性を向上することができる。
【0021】また、図1、図2において27は隣接する
ランディングプレート6の一側辺部を摺動可能に支持す
るための複数の薄板状の第3の摺動部材である摺動材
で、発錆の心配がない高分子ポリエチレンやポリアセタ
ール等の樹脂製が用いられ、サラネジにてコムプレート
7上に固定される。これらの複数の摺動材27は、互い
に間隔28を明けて取付られ、この間隔28はコムプレ
ートが移動できるよう必然的に必要なコムプレートとラ
ンディングプレート6間の間隙29より侵入する塵埃等
を排出するためのものである。
【0022】図6からわかるように乗客の足等の衝突に
よりコムプレートが平面上において傾いた場合、コムプ
レート7のランディングプレート6側の辺は、ステップ
1の運転方向と僅かに幅方向にも移動するので摺動材2
7は平面状のものが好都合である。
【0023】以上のように、コムプレート7のランディ
ングプレート6の一側辺部を支持する箇所に薄板状の摺
動材27を設けたので、ランディングプレート6上に他
の乗客がいる場合の作動信頼性を向上させることがで
き、間隙28を設けたのでコムプレート7とランディン
グプレート6間の間隙29から侵入した塵埃を容易に排
出することができるので、安全装置の作動の信頼性を向
上することができる。
【0024】さらに、図1、図2において30はトラス
9に取付けられた第1のストッパーであるボルトで、は
め込みとなっているランディングプレート6の裏補強の
側面6aに当接し、ランディングプレート6がコムプレ
ート7側に移動しないようにしたので、ランディングプ
レート6とコムプレート7間の間隙29が確保され、リ
ミットスイッチが作動するコムプレート移動量を確保す
ることができる。
【0025】また、図1、図2、図4において、31は
トラス9に取付られた第2のストッパーであるボルト
で、摺動材18aが位置する近傍のガイド19の外側面
に当接するように配したものであり、クシ歯部8aへの
異物等のかみ込みによりコムプレート7前端側が幅方向
にずれるのを防止することができるので、コムプレ−ト
がランデイングプレ−ト側へスム−ズに移動することが
できるので安全装置の作動の信頼性をより向上すること
ができる。
【0026】また、図1、図2において32はトラス9
に取付られた第3のストッパーであるボルトで、ガイド
19の幅方向の取付位置調整時にコムプレート7に摺動
材18a,18bを取付けたコムプレートサブ組立品を
幅方向に仮固定するためのもので、コムプレート7の両
側面に対向して配したものである。
【0027】調整方法は、まず、クシとステップの間隔
10aが確保できる位置にてボルト32の先端をコムプ
レートサブ組立品の幅方向の両端面に当てて仮組し、次
に、ガイド19の幅方向の取付位置を調整し、図4に示
す摺動財18aとのジャストタッチ及び図5に示す摺動
財18bとのスキマ21を設定する。なお、図1、図2
はコムプレート7を仮組した後、コムプレート7を移動
可能とするためにボルト32をコムプレート7から開放
した状態を示している。以上のように、ガイド19の幅
方向の取付位置を容易に調整することができる。
【0028】実施例2. 実施例1では、乗客の足等の衝突によるコムプレート7
のランディングプレート6側への移動により安全装置が
作動したが、本実施例はクシ歯部8aに挟まれた場合等
によるクシ部の上方への浮上がりについて作動するもの
である。図7は本発明の請求項6の一実施例によるマン
コンベアの乗降口安全装置を示す平面図、図8は図7の
E−E方向の矢視断面図(なお、図7は図8のF−F方
向の矢視平面図となる。)である。図7、図8はクシ歯
部8aに挟まれた場合、クシ歯部8aが上方へ浮上るの
を検知する機能を図1、図2に示すマンコンベアの乗降
口安全装置に付加したものである。33は摺動材18a
と18bの間の位置に設けられ、コムプレート7を下方
へ付勢するためので付勢手段であるコイルバネ、34は
コイルバネ33を取付けるためのネジ棒、35はネジ棒
34の下端部をトラス9に揺動可能に固定するための第
2の固定手段であるピン、36はコムプレート7を下方
に付勢するようコイルバネ33を圧縮するためのナット
であり、35のピン結合構造によりコムプレート7のラ
ンディングプレート6側への移動を許容することができ
る。37は少なくともクシ8の一側方のコムプレート7
に溶接取付されたブラケット7aの上面に対向して設け
られた第2の検出手段であるリミットスイッチ、38は
クシ部の上方への浮上がりにより摺動部分となるコムプ
レート7のブラケット7aとボルト24及び圧縮された
コイルバネ23の間にはさみ込まれたワッシャ状の摺動
材である。
【0029】次に、動作について説明する。乗客の足等
の衝突により、クシ歯部8aが上方へ浮上がろうとした
場合、コイルバネ33に圧縮による付勢力に打勝ってコ
ムプレートのクシ歯部8aが上方へ浮上がると(コムプ
レート7全体が摺動材18bの角39を支点にして浮上
がる)リミットスイッチ37が作動する。コイルバネ3
3の圧縮量によりコムプレートが下方に付勢される荷重
を、リミットスイッチ37の高さ方向の取付位置によ
り、スイッチが作動する時のクシ部浮上がり量(例え
ば、1〜1.5mm程度)を調整することができる。以
上のように、乗客の足等がクシ歯部に衝突した場合、ク
シ部の上方への浮上がりに対して安全装置が作動するの
で、安全装置の作動の信頼性を向上することができる。
【0030】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので以下に記載されるような効果を奏する。
【0031】第1の発明によれば、乗客の足がコムプレ
−トのクシに衝突した場合、クシとステップが干渉する
ことなくコムプレ−トがランデイングプレ−ト側へスム
−ズに移動することができるので作動の信頼性を向上す
ることができる。第2の発明によれば、乗客の足がコム
プレ−トのクシに衝突した場合、クシとステップが干渉
することなくコムプレ−トがランデイングプレ−ト側へ
スム−ズに移動することができるので作動の信頼性を向
上することができる。
【0032】第3の発明によれば、ランディングプレー
ト上に他の乗客がいる場合でも、作動の信頼性を向上さ
せることができ、また、塵埃を容易に排出することがで
きるので、安全装置の作動の信頼性を向上することがで
きる。
【0033】第4の発明によれば、リミットスイッチが
作動するコムプレート移動量を確実に確保することがで
きる。
【0034】第5の発明によれば、コムプレ−ト前端側
が幅方向にずれることなく、コムプレ−トがランデイン
グプレ−ト側へスム−ズに移動することができるので安
全装置の作動の信頼性をより向上することができる。
【0035】第6の発明によれば、ガイド19の幅方向
の取付位置を容易に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1を示すマンコンベアの乗
降口安全装置を示す平面図である。
【図2】 図1のA−A方向の矢視断面図である。
【図3】 この発明の実施例1を示すマンコンベアの乗
降口安全装置のサブ組立品を示す斜視図である。
【図4】 図2のC−C方向の矢視断面図である。
【図5】 図2のD−D方向の矢視断面図である。
【図6】 この発明の実施例1を示すマンコンベアの乗
降口安全装置のコムプレートの動を示す概念図である。
【図7】 この発明の実施例2を示すマンコンベアの乗
降口安全装置を示す平面図である。
【図8】 図7のE−E方向の矢視断面図である。
【図9】 従来のマンコンベアの乗降口を示す概略の断
面図である。
【図10】 図9のG−G方向の矢視断面図である。
【図11】 図10のH−H方向の矢視断面図である。
【符号の説明】
6 ランディングプレート、7 コムプレート、8 ク
シ、9 トラス、18a,18b 摺動材、19 ガイ
ド、23 コイルバネ(付勢手段)、25 リミットス
イッチ、27 摺動材、30 ボルト、31 ボルト、
32 ボルト、33 コイルバネ(付勢手段)、35
ピン、37 リミットスイッチ、38 摺動材。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 21/00 - 31/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端にクシが取付けられ、後端が乗降口
    の床板に隣接され、前後に移動可能に設けられたコムプ
    レートと、 このコムプレートの両側部に隣接して設けられ、前記コ
    ムプレートをガイドするガイドと、 前記コムプレートの両側部に設けられ、前記ガイドの内
    側面と接する面が凸形状の第1の摺動部材と、 前記コムプレートの両側部であって前記第1の摺動部材
    よりも前記後端側に設けられ、前記ガイドの内側面と所
    定の間隙を有する第2の摺動部材と、 前記コムプレートを前記前端側に付勢する付勢手段と、 前記コムプレートの前記後端側への移動量を検知する第
    1の検出手段を備えたことを特徴とするマンコンベアの
    乗降口安全装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の検出手段は前記床板の両側部
    の下方に前記コムプレートに対向して設けられたことを
    特徴とする請求項1記載のマンコンベアの乗降口安全装
    置。
  3. 【請求項3】 前記コムプレートの前記後端側に、互い
    に間隔を設けて取付けられ、前記床板を摺動可能に支持
    する複数の第3の摺動部材を備えたことを特徴とする前
    記請求項1又は請求項2記載のマンコンベアの乗降口安
    全装置。
  4. 【請求項4】 前記床板が前記コムプレート側に移動し
    ないように、前記床板に当接する第1のストッパーをト
    ラスに設けたことを特徴とする前記請求項1〜請求項3
    のいずれかに記載のマンコンベアの乗降口安全装置。
  5. 【請求項5】 前記ガイドが幅方向に移動しないよう
    に、前記ガイドに当接する第2のストッパーをトラスに
    設けたことを特徴とする前記請求項1〜請求項4のいず
    れかに記載のマンコンベアの乗降口安全装置。
  6. 【請求項6】 前記コムプレートを幅方向に仮固定する
    ための第3のストッパ−を前記コムプレートの両側面に
    対向して設けたことを特徴とする前記請求項1〜請求項
    5のいずれかに記載のマンコンベアの乗降口安全装置。
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