JP3489013B2 - トイレ用洗浄剤組成物及びその製造方法 - Google Patents

トイレ用洗浄剤組成物及びその製造方法

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JP3489013B2
JP3489013B2 JP29997794A JP29997794A JP3489013B2 JP 3489013 B2 JP3489013 B2 JP 3489013B2 JP 29997794 A JP29997794 A JP 29997794A JP 29997794 A JP29997794 A JP 29997794A JP 3489013 B2 JP3489013 B2 JP 3489013B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、その溶解速度が水温
に影響されにくいと共に膨潤しにくいトイレ用洗浄剤組
成物、及びプレス成形により成形できるその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水洗トイレのロー・タンクへの投
入型の洗浄剤組成物として、ポリエチレングリコール、
エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド共重合体又
はその誘導体、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン
脂肪酸エステルなどの非イオン界面活性剤を主剤とした
ものや、アルキルベンゼンスルホン酸塩などの陰イオン
界面活性剤を主剤としたものなどが市販されている。
【0003】しかし、これらのものは、水を吸って大き
く膨潤したり、水温によって溶ける速度が変わってしま
うなどの問題があった。水中で大きく膨潤するとトイレ
のロー・タンクの排水口を塞いでトラブルの原因となっ
たり、また、水温によって溶ける速度が異なると、夏と
冬との使用可能回数が違い色出も安定しないなど、品質
上好ましくない面が生ずる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
冷水(冬)と温水(夏)との溶解差を改善し、水温に影
響されにくく一年を通じてほぼ一定の速度で溶解すると
ともに、水中で著しくは膨潤しないトイレ用洗浄剤組成
物及びその製造方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、トイレのタン
ク内の水の排出・流入によって起こる水流により薬剤の
表面を徐々に崩壊させ、水温に関係なく常にほぼ一定の
薬剤が水中へ放出・分散されるように設計した。すなわ
ち、水中で薬剤を膨潤させず、表面から徐々に薬剤を崩
壊させ、水に溶解させる手法を開発した。
【0006】このような組成物を設計するにあたり、脂
肪酸アルカノールアミド、陰イオン界面活性剤、水中で
ゲルを形成する非イオン界面活性剤、水溶性の無機若し
くは有機の充填剤を配合して成形すると前記の課題が解
決できることを見出した。
【0007】鋭意検討した結果、水中で僅かに溶解し全
く膨潤しない成分である脂肪酸アルカノールアミドを主
成分とした。この脂肪酸アルカノールアミドは単独では
僅かしか水に溶けず、特に冷水においては殆ど溶けない
性質を有しているため、十分に細かい粉末の状態で使用
することが好ましい。
【0008】脂肪酸アルカノールアミドの配合量は、約
10から約50重量%が好ましい。約10%未満とする
と、薬剤の水への溶解性が速過ぎたり崩壊したりすると
いう不具合があり、約50重量%を越えて配合すると、
薬剤の水への溶解性が低下するという不具合が生ずる。
【0009】水中に放出される薬剤は、できるだけ細か
く分散させることが好ましい。より速やかに水に溶解す
るからである。また、陰イオン界面活性剤、水中でゲル
を形成する非イオン界面活性剤、水溶性の無機若しくは
有機の充填剤は、溶解性を向上させるために特に十分に
細かい微粉末の状態として配合するか、或いは加熱溶融
させて他の成分と均一混合させることが好ましい。
【0010】温水(約25℃)において良好な分散・溶
解性を示すように、脂肪酸アルカノールアミドに陰イオ
ン界面活性剤だけを加えた場合、冷水(約5℃)におい
て殆ど溶解しないか、又は、著しい崩壊・クラックなど
が観察された。すなわち、陰イオン界面活性剤の添加量
が約5重量%よりも少ないと殆ど分散・溶解せず、逆に
添加量が約20重量%よりも多いと著しい崩壊・クラッ
クが発生した。
【0011】このため、水中でゲルを形成する非イオン
界面活性剤と共に、水溶性の無機若しくは有機の充填剤
を配合し、冷水においても表面から徐々に薬剤が崩壊・
分散し水中に速やかに溶解するようにした。特に、水中
でゲルを形成する非イオン界面活性剤は、殊に冷水中に
おいては、薬剤が一気に崩壊することを防ぎ、バインダ
ー的な役割を果たすものと考えられる。
【0012】水中でゲルを形成する非イオン界面活性剤
の配合量は、約1から約10重量%が好ましい。約1重
量%未満とすると、水中でのゲルの成形が不十分である
という不具合があり、約10重量%を越えて配合する
と、水への溶解性が高まり薬剤が速く無くなったり急に
崩壊したりするという不具合が生ずる。
【0013】水溶性の無機若しくは有機の充填剤の配合
量の配合量は、約5から約70重量%が好ましい。約5
重量%未満とすると、水への溶解性を適度に保つことが
難しくなると共に冷水・温水での溶解差をなくすことが
出来ないという不具合があり、約70重量%を越えて配
合すると、崩壊現象を起こし水への溶解性を制御できな
いという不具合が生ずる。
【0014】薬剤が徐々に崩壊する機構は、次のような
ものであると推測される。先ず、薬剤表面に存在する比
較的に溶解速度の速い陰イオン界面活性剤、無機充填
剤、有機充填剤などの成分が溶出する。次いで、やや溶
解速度の遅い水中でゲルを形成する非イオン界面活性剤
が表面で膨潤し、ゲル層を形成するのであるが、その中
に一番溶解速度の遅い脂肪酸アルカノールアミド(の微
粒子)が存在する。この状態で水流が起こると表面層の
みが崩壊し、水中に分散・溶解することになる。
【0015】すなわち、やや膨潤した非イオン界面活性
剤が薬剤表面にゲル層を形成し、その中に殆ど水に溶け
ない脂肪酸アルカノールアミドが分散しているので、薬
剤内部へ必要以上に水が浸透することを防いでいるもの
と思われる。
【0016】各成分を微粒子の状態或いは溶融した状態
で薬剤中に分散させた場合、その中には熱で溶融する成
分としない成分とがある。粉末の状態で原材料を供給
し、あまり溶融させずに練り出す場合、その一部が製造
段階における混練・摩擦などの物理的作用で発生した熱
により溶融し、他の成分の表面をコーティングしている
ものと思われる。はじめから熱で溶ける成分(100℃
以下の温度で液状になる成分)を溶融して用いる場合
は、液状になった成分が熱(100℃以下)で溶けない
無機塩のような成分の表面をコーティングしている。こ
れらの溶融した成分或いは始めから液体で添加した香料
のような成分が他成分を溶かし込み、バインダーとして
働いており、薬剤の溶解速度に影響を与えている。薬剤
の溶解速度は、各成分の粒度、配合量、機械での練り具
合(溶融する度合い)、圧縮度によって調節される。
(脂肪酸アルカノールアミド)脂肪酸アルカノールアミ
ドとして、例えば、炭素数4〜22の少なくとも1種の
脂肪酸と、炭素数2〜6の少なくとも1種のアルカノー
ルから成るアルカノールアミンとを反応させて成るもの
を使用することができる。これらには、原料的に入手し
やすく、且つ、洗浄力もあるという利点がある。
【0017】脂肪酸アルカノールアミドを製造するため
に使用される脂肪酸は、ラウリン酸やミリスチン酸のよ
うな単一脂肪酸であってもよいし、ヤシ油脂肪酸、パー
ム脂肪酸、牛脂肪酸のような天然の脂肪酸の混合物、又
は合成の脂肪酸であってもよい。
【0018】このうち、原料が入手しやすくてコストも
安く使用がしやすいものとして、例えば、ヤシ油脂肪酸
モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミ
ド、ヤシ油脂肪酸モノプロパノールアミド、ヤシ油脂肪
酸ジプロパノールアミド、パーム油脂肪酸モノエタノー
ルアミド、パーム油脂肪酸ジエタノールアミド、パーム
油脂肪酸モノプロパノールアミド、パーム油脂肪酸ジプ
ロパノールアミド、牛油脂肪酸モノエタノールアミド、
牛油脂肪酸ジエタノールアミド、牛油脂肪酸モノプロパ
ノールアミド、牛油脂肪酸ジプロパノールアミドなどを
例示できるが、これらに限定されるものではない。
【0019】この中で、特にヤシ油脂肪酸モノエタノー
ルアミドには、原料が入手しやすく、且つ、コストも安
いと共に室温で固体であることから扱いやすいという利
点がある。
【0020】脂肪酸アルカノールアミドは、平均粒子径
(質量基準における50%粒子径をいう)が500μm
以下の微粉末、好ましくは300μm以下の状態で供給
することが、溶解性・分散性を向上させるために望まし
い。(陰イオン界面活性剤)陰イオン界面活性剤とし
て、例えば、スルホネート系、サルフェート系、エーテ
ルサルフェート系、エーテルカルボン酸系、ホスフェー
ト系、スルホサクシネート系、タウレート系などの陰イ
オン界面活性剤を使用することができる。これらには、
これらの陰イオン界面活性剤自体が水に易溶性であるの
で、比較的に水に溶けにくい脂肪酸アミドを溶解させ易
くできるという利点がある。
【0021】特に、炭素数が8〜20のprim−アルカン
スルホネート、sec −アルカンスルホネート、アルキル
アリールスルホネート、α−オレフィンスルホネート、
アルキルサルフェートのナトリウム塩、カルシウム塩、
及びマグネシウム塩が好ましい。これらは汎用品である
ので入手が容易であり、且つ、洗浄力にも優れコストも
安いという利点がある。
【0022】また、粉末、ペースト、液体のいずれの形
態でも使用可能であるが、粉末の状態で供給することが
他成分との混合のしやすさなどの点から好ましい。一定
量の脂肪酸アルカノールアミドを分散させるためには、
粒度の細かいものを使用すると少量で済む。粒度の粗い
ものを使用すると多量に必要となるので、脂肪酸アルカ
ノールアミドの粒度に応じて、使用する陰イオン界面活
性剤の粒度及び使用量を調節する。
【0023】熱(100℃以下)で溶融する成分と共に
溶融下で混合して用いる場合は、陰イオン界面活性剤の
粒度の影響は少なくなると考えられる。(水中でゲルを
形成する非イオン界面活性剤)水中でゲルを形成する非
イオン界面活性剤であれば使用できるが、その中で次の
(1) (2)の非イオン界面活性剤が特に好ましい。非イオ
ン界面活性剤は微粉末、或いは、熱(100℃以下)で
溶融する成分と共に溶融下で混合して用いるのが望まし
い。(1) 高級アルコールエチレンオキサイド付加物高級
アルコールの炭素数が6〜20であって、エチレンオキ
サイド付加モル数が5〜100であるものが、水中で適
度なゲルを形成すると共に水への溶解性が適当である点
で好ましい。常温において固体のものが望ましいが、液
体であっても使用できる。
【0024】アルカノール(炭素数8〜18)のエチレ
ンオキサイド(5〜100モル)付加物、アルキルフェ
ノール(炭素数7〜20)のエチレンオキサイド(5〜
100モル)付加物などが好ましい。
【0025】微粉末化が可能なものとして、例えばヤシ
油アルコールのエチレンオキサイド50モル付加物、硬
化牛脂アルコールのエチレンオキサイド50モル付加
物、ノニルフェノールのエチレンオキサイド50モル付
加物などがある。常温で液体のものとしては、ヤシ油ア
ルコールのエチレンオキサイド8モル付加物、ノニルフ
ェノールのエチレンオキサイド10モル付加物などが使
用できるが、これらに限定されるものではない。
【0026】高級アルコールエチレンオキサイド付加物
は、微粉末、或いは熱(100℃以下)で溶融する成分
と共に溶融下で混合して用いるのが望ましい。(2) エチ
レンオキサイド・プロピレンオキサイド共重合体エチレ
ンオキサイド及びプロピレンオキサイドはランダム重
合、ブロック重合のいずれでもよく、その分子量は10
00〜30000が好ましい。分子量が1000未満で
あると水への溶解性を著しく速めるという傾向があり、
30000を越えると膨潤性が著しくなってくるため、
使用することが難しくなってくる傾向がある。
【0027】水への溶解性は、エチレンオキサイド及び
プロピレンオキサイドの重合度、及びエチレンオキサイ
ド/プロピレンオキサイドの比により適宜に変えること
が可能である。
【0028】エチレンオキサイド・プロピレンオキサイ
ド共重合体は、微粉末、或いは熱(100℃以下)で溶
融する成分と共に溶融下で混合して用いるのが望まし
い。(水溶性の無機充填剤)水溶性の無機充填剤は洗浄
助剤として配合する以外に、組成物の溶解速度を調整す
る目的で配合する。具体的には、アルカリ金属及びアル
カリ土類金属の炭酸塩、硫酸塩、塩酸塩、リン酸塩、ホ
ウ酸塩、及びホウ酸を例示できる。
【0029】例えば、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウ
ム、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、リン酸ナトリウム、リン酸一
水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、トリポリリ
ン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウムなどの比較的水
に溶けやすいものから、ホウ砂、ホウ酸、炭酸マグネシ
ウム、炭酸カルシウム、硫酸カルシウムなどの比較的水
に難溶性のものまで例示できる。
【0030】一般に溶解度の高いものを薬剤中に多量に
配合すると薬剤の溶解速度が速くなるが、崩壊タイプの
ものの場合は必ずしもそうとは限らない。例えば、比較
的に溶解度の低い微粉末のホウ砂を薬剤中に配合した場
合、崩壊を助長し、却って溶解速度を加速する結果とな
る。薬剤の溶解速度は無機充填剤の溶解度だけではな
く、その粒度、配合量、練り具合(熱で溶融する物質の
溶融状態)、圧縮度など依存している。
【0031】これは、無機充填剤だけに限らず、他の原
料にも共通して言える。(水溶性の有機充填剤)水溶性
の有機充填剤も、洗浄助剤として配合する以外に、組成
物の溶解速度を調整する目的で配合することができる。
具体的には、炭素数が2〜10のカルボン酸、ヒドロキ
シカルボン酸、ポリカルボン酸或いはヒドロキシポリカ
ルボン酸又はその塩、アミノカルボン酸、ポリアミノカ
ルボン酸又はその塩等を例示できる。
【0032】例えば、クエン酸、リンゴ酸、コハク酸、
マレイン酸、フマール酸、グルコン酸、アジピン酸、な
どの有機酸、及びそれらの塩やエチレンジアミン四酢
酸、ニトリロ三酢酸などのアミノポリカルボン酸及びそ
の塩などを例示できる。また、ブドウ糖、蔗糖、果糖、
乳糖などの糖類、尿素などを例示できる。
【0033】無機充填剤と同様に薬剤の溶解速度は、有
機充填剤の溶解度だけではなく、その粒度、配合量、練
り具合(熱で溶融する物質の溶融状態)、圧縮度などに
依存している。(水溶性或いは水分散性の粘着剤)水溶
性或いは水分散性の粘着剤は必ずしも配合する必要はな
いが、この成分を約0.01から約5重量%程度添加す
ることにより、薬剤のタンク底面への接着力を向上させ
ることができ、多少の水流が生じても薬剤がタンク内で
容易に移動しないようにすることができる。
【0034】具体的には、メチルセルロース、ヒドロキ
シメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カ
ルボキシメチルスターチ、α化デンプン、グアガム、ロ
ーカストビーンガム、キサンタンガム、アルギン酸ナト
リウム、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルピロリドン、アラビアガムなどの天然
及び合成の各種の高分子化合物を使用することができ
る。(水溶性塗料)水溶性塗料は必須の成分ではない
が、流れる水に適度な色をつけトイレを爽やかにするた
めに、約0.01から約20重量%配合することが好ま
しい。陶器に対して染色性が無く、ある程度耐光性のあ
るもので、安全なものが好ましい。
【0035】また、あまりにも耐塩素性が優れていると
環境中に放出されたときに褪色しにくいので好ましくな
い。なお、例えば、青色などが好適に用いられる。(香
料)香料は必須の成分ではないが、洗浄後トイレに爽や
かな香りを残す目的で配合する以外に、薬剤中に界面活
性剤を溶かし込み、薬剤を固めるバインダーとしての働
きもあり、約0.01から約15重量%配合することが
好ましい。
【0036】また、香料の量により薬剤の硬さの調節が
可能であり、香料の種類、配合量により薬剤の溶解速度
を制御することができる。(製造方法)打錠、溶融、押
し出し(練り出し)或いはプレス成形によって製造する
ことができる。
【0037】例えば、押し出し成形では、原材料を微粉
末の形で(液体成分は他の固形の成分と溶融攪拌し、固
化させた後に微粉末化して用いる)ナウタミキサ、V型
ミキサ、リボンミキサなどの混合機に供給してドライブ
レンドした後、エクストルーダー或いはコンティニアス
・ニーダーなどの練り機に導入し、液体成分と攪拌・混
合し、ドウ(dough)を形成する。この時、原料は
予め十分混合されているので過剰な攪拌・混練の必要は
ない。その後、押し出し造粒機などのような成形機にド
ウを導入して任意の形に圧縮成形する。
【0038】このような製造設備の場合、機械による攪
拌・混練により摩擦熱が発生する場合があるので、原材
料が過剰な溶融状態にならないように注意し、場合によ
っては冷却をしながら攪拌、混練、成形をする。
【0039】練り出し法では全体が溶融状態になると凝
固させるために多大なエネルギーを要し、生産効率が低
下する。原材料を微粉末の状態で供給し、予めドライの
状態で十分に混合することにより、全体を溶融させない
でエネルギーを費やさず、均一な組成で素早く成形を行
うことが可能となる。
【0040】多大なエネルギーが必要であるが、熱(1
00℃以下)で溶融する成分と溶融しない粉末の成分と
をエクストルーダーに別々に導入し、冷却しながら攪拌
・混練し、ドウ(dough)を形成する方法もある。
この方法を採用すると、より均一な組成の薬剤をつくる
ことが可能である。
【0041】溶融法では、脂肪酸アルカノールアミド、
非イオン界面活性剤などの熱(100℃以下)で溶融す
る成分を加熱溶融し、均一に攪拌した後、粉末原料を攪
拌下で投入し、均一分散させる。その後、凝固点付近ま
で冷却し、香料を投入し、均一に攪拌した後、型に流し
込んで冷却・固化させる。
【0042】
【発明の効果】この発明は上述のような構成であり、次
の効果を有する。
【0043】冷水(冬)と温水(夏)との溶解差を改善
し、水温に影響されず一年中ほぼ一定速度で溶解すると
ともに、水中で著しくは膨潤しないトイレ用洗浄剤組成
物及びその製造方法を提供することができる。
【0044】本発明のトイレ用洗浄剤組成物の態様には
下記のものが含まれる。項1. 脂肪酸アルカノールア
ミドを10から50重量%と、陰イオン界面活性剤を5
ら20重量%と、水中でゲルを形成する非イオン界面
活性剤として高級アルコールエチレンオキサイド付加物
またはエチレンオキサイド・プロピレンオキサイド共重
合体のいずれか少なくとも1方を1から10重量%と
水溶性の無機若しくは有機の充填剤を5ら70重量%
とを含有することを特徴とするトイレ用洗浄剤組成物。
項2. 水溶性或いは水分散性の粘着剤を、0.01か
ら5重量%含有する項1記載のトイレ用洗浄剤組成物。
項3. 水溶性染料を、0.01から20重量%含有す
る項1又は2記載のトイレ用洗浄剤組成物。項4. 香
料を、0.01から15重量%含有する項1乃至3のい
ずれかに記載のトイレ用洗浄剤組成物。項5. 脂肪酸
アルカノールアミドが、炭素数4〜22の少なくとも1
種の脂肪酸と、炭素数2〜6の少なくとも1種のアルカ
ノールからなるアルカノールアミンとを反応させてなる
ものである項1乃至4のいずれかに記載のトイレ用洗浄
剤組成物。項6. 脂肪酸アルカノールアミドが、脂肪
酸モノエタノールアミドである項1乃至5のいずれかに
記載のトイレ用洗浄剤組成物。項7. 脂肪酸アルカノ
ールアミドが、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミドであ
る項1乃至6のいずれかに記載のトイレ用洗浄剤組成
物。項8. 陰イオン界面活性剤が、スルホネート系、
サルフェート系、エーテルサルフェート系、エーテルカ
ルボン酸系、ホスフェート系、スルホサクシネート系、
タウレート系の群から選ばれた少なくとも1種である項
1乃至7のいずれかに記載のトイレ用洗浄剤組成物。項
9. 水中でゲルを形成する非イオン界面活性剤が、高
級アルコールのエチレンオキサイド付加物であって、高
級アルコールの炭素数が6〜20であり、エチレンオキ
サイドの付加モル数が5〜100である項1乃至8のい
ずれかに記載のトイレ用洗浄剤組成物。項10.水中で
ゲルを形成する非イオン界面活性剤が、エチレンオキサ
イド・プロピレンオキサイド共重合体であって、その分
子量が1000〜30000である項1乃至9のいずれ
かに記載のトイレ用洗浄剤組成物。項12.水溶性の無
機充填剤が、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の炭酸
塩、硫酸塩、塩酸塩、リン酸塩、ホウ酸塩、ホウ酸から
選ばれた項1〜11のいずれかに記載のトイレ用洗浄剤
組成物。項13.水溶性の有機充填剤が、炭素数が2〜
10のカルボン酸、ヒドロキシカルボン酸、ポリカルボ
ン酸、ヒドロキシポリカルボン酸又はその塩、アミノカ
ルボン酸、ポリアミノカルボン酸又はその塩、有機酸
(クエン酸、リンゴ酸、コハク酸、マレイン酸、フマー
ル酸、グルコン酸、アジピン酸)及びその塩、アミノポ
リカルボン酸(エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢
酸)及びその塩、糖類(ブドウ糖、蔗糖、果糖、乳糖)
並びに尿素から選ばれた項1〜12のいずれかに記載の
トイレ用洗浄剤組成物。項14.陰イオン界面活性剤
が、炭素数8〜20のアルカンスルホネート、アルキル
アリールスルホネート、α−オレフィンスルホネート、
アルキルサルフェートのアルカリ金属塩又はアルカリ土
類金属塩から選ばれた項1〜13のいずれかに記載のト
イレ用洗浄剤組成物。本発明のトイレ用洗浄剤組成物の
製造方法の態様には下記のものが含まれる:項15.脂
肪酸アルカノールアミドを10から50重量%と、陰イ
オン界面活性剤を5ら20重量%と、水中でゲルを形
成する非イオン界面活性剤として高級アルコールエチレ
ンオキサイド付加物またはエチレンオキサイド・プロピ
レンオキサイド共重合体のいずれか少なくとも1方を1
から10重量%と、水溶性の無機若しくは有機の充填剤
を10から70重量%とのうち粉末にできるものを粉末
化し、混合機でドライブレンドした後、混練機に導入し
て、液体成分と攪拌・混練したものを押出し成形機又は
プレス成形機などの成形機に導入して、圧縮・固化せし
めることを特徴とするトイレ用洗浄剤組成物の製造方
法。項16.脂肪酸アルカノールアミドを10から5
重量%と、陰イオン界面活性剤を5ら20重量%と、
水中でゲルを形成する非イオン界面活性剤として高級ア
ルコールエチレンオキサイド付加物またはエチレンオキ
サイド・プロピレンオキサイド共重合体のいずれか少な
くとも1方を1から10重量%と、水溶性の無機若しく
は有機の充填剤を10から70重量%を含む原材料を用
いて打錠、溶融、押し出し(練り出し)或いはプレス成
形して製造するトイレ用洗浄剤組成物の製造方法。
【実施例】以下、この発明の構成を実施例に基づいてよ
り具体的に説明する。
【0045】トイレ用洗浄剤組成物の原材料として、次
のものなど(表1〜7参照)を用いた。ヤシ油脂肪酸モ
ノエタノールアミド(粉末、フレーク)、ラウリル硫酸
エステルナトリウム(粉末、フレーク)、直鎖ドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム(60%。粉末、フレー
ク)、ポリエチレングリコールジステアレート(分子量
8000、フレーク)、硬化牛脂アルコールのエチレン
オキサイド50モル付加物(粉末、フレーク)、ヤシ油
アルコールのエチレンオキサイド8モル付加物(粉末、
フレーク)、エチレンオキサイド・プロピレンオキサイ
ドブロック共重合体(粉末、分子量17000、EO/
PO=80/20)、ラウリン酸モノエタノールアミ
ド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ミリスチン酸モノ
エタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノプロパノールアミ
ド、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム(粉末、フレ
ーク)、ノニルフェノールのエチレンオキサイド50モ
ル付加物(粉末、フレーク)、ステアリルアルコールの
エチレンオキサイド80モル付加物(粉末、フレー
ク)、エチレンジアミン四酢酸三ナトリウム、ニトリロ
三酢酸三ナトリウム、ミリスチン酸ジプロパノールアミ
ド、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド等の混合粉末
(ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド70部、ラウリル
硫酸ナトリウム20部、硬化牛脂アルコールのエチレン
オキサイド50モル付加物6部、EO・PO共重合体4
部を加熱溶融し、均一に攪拌した後、冷却固化し、粉末
化したもの)、パルミチン酸プロパノールアミド等の混
合粉末(パルミチン酸プロパノールアミド15部、ラウ
リン酸モノエタノールアミド50部、直鎖ドデシルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム60%ペースト25部、ラウ
リルアルコールのエチレンオキサイド40モル付加物1
0部を加熱溶融し、均一に攪拌した後、冷却固化し、粉
末化したもの)、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸マグ
ネシウム40%、第二級アルカンスルホン酸マグネシウ
ム85%、ヤシ油アルコールのエチレンオキサイド50
モル付加物、パルミチン酸プロパノールアミドなどであ
る。(実施例1〜3、5〜19、比較例1、2、5)V
型ミキサーでドライブレンドした原料粉末を、コンティ
ニアス・ニーダー(クリモト鉄工(株) 社製、商品名K
RCニーダー)に導入し、過剰な溶融状態にならないよ
うにして液体成分と攪拌・混練した後、できたドウ(d
ough)60gを直径5cmの円形の打錠型に入れ、
2.5Kg/cm2 の圧力でプレス成形することによ
り、トイレのロー・タンクへの投げ込み型のトイレ用洗
浄剤組成物を製造した。(実施例26〜30)脂肪酸ア
ルカノールアミド、非イオン界面活性剤を加熱溶融し、
攪拌下、陰イオン界面活性剤を投入し、均一混合した。
この均一になった溶融組成物を液状のままエクストルー
ダーに定量供給する。一方で熱に溶けない他の粉末成分
をナウタミキサーで均一に混合した後、エクストルーダ
ーに定量供給する。また、香料は別にポンプでエクスト
ルーダーに定量供給する。各原料がエクストルーダーに
導入され、攪拌、混練、冷却された後、粘土状になって
(dough)排出される。この粘土状のドゥ60gを
直径5cmの円形の打錠型に入れ、2.5Kg/cm2
の圧力でプレス成形することにより、トイレのロー・タ
ンクへの投げ込み型のトイレ用洗浄剤組成物を製造し
た。(比較例3、4)溶融する成分を攪拌下で70〜8
0℃に加熱し、十分に均一にした後、固まらないように
攪拌を続けながら冷却し、香料と染料を混合したものを
加え、均一になるまで十分に攪拌する。その後、さらに
攪拌を続けながら、凝固点付近まで冷却し、直径5cm
の容器に60g充填・固化させ、型から取り出すことに
より、トイレのロー・タンクへの投げ込み型のトイレ用
洗浄剤組成物を製造した。
【0046】次に、これらのトイレ用洗浄剤組成物を用
いて行った各種の評価試験について説明する。(1)フ
ラッシュ可能回数水洗トイレ用洗浄剤(実施例1〜3、
5〜19、26〜30、比較例1〜4)のブロックを、
家庭用水洗トイレ(貯水量9リットル、東陶機器(株)
製、商品名TOTO S−721B)のロー・タンク内
底部に設置し、ロー・タンク内の水及び流入水の温度を
25℃又は5℃に維持し、それぞれ1時間につき1回の
割合で自動的にフラッシュするように設定し、洗浄剤組
成物が溶失するまでのフラッシュ回数を調べた。(2)
流水の平均吸光度ロー・タンクから24回フラッシュす
る毎に、便器内の流水の630nmでの吸光度を、分光
光度計((株) 島津製作所製、商品名UV−265F
W)を用いて測定した。測定の終点は吸光度が0になっ
たところとし、その値までの平均値を流水の平均吸光度
とした。(3)膨潤性フラッシュ開始の翌日、1週間
後、2週間後、3週間後…とロー・タンク内の組成物の
形状を目視にて観察し、殆ど膨潤していない場合を○、
やや膨潤している場合を△、著しく膨潤している場合を
×として評価した。
【0047】それぞれの結果を表1〜7に示す。各表に
示されるように、各実施例のトイレ用洗浄剤組成物は、
水中で殆ど膨潤せず、徐々に水に溶解し、季節によって
変動する水温の影響を殆ど受けずにいつでもほぼ一定の
速度で水に溶解していくという利点がある。
【0048】また、各実施例のものは、比較例のものよ
りもロー・タンクの底壁面への定着性がよいという利点
もあった。
【0049】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【表7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C11D 11/00 C11D 11/00 (56)参考文献 特開 平6−172798(JP,A) 特開 昭53−31709(JP,A) 特開 昭49−118704(JP,A) 特開 昭54−130607(JP,A) 特開 昭55−7835(JP,A) 特開 昭50−100243(JP,A) 特開 昭63−182400(JP,A) 特開 昭60−60194(JP,A) 特表 平6−504298(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 1/00 - 17/08

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脂肪酸アルカノールアミドを10から5
    0重量%と、陰イオン界面活性剤を5ら20重量%
    と、水中でゲルを形成する非イオン界面活性剤として高
    級アルコールエチレンオキサイド付加物またはエチレン
    オキサイド・プロピレンオキサイド共重合体のいずれか
    少なくとも1方を1から10重量%と、水溶性の無機若
    しくは有機の充填剤を5ら70重量%とを含有するこ
    とを特徴とするトイレ用洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】 水溶性或いは水分散性の粘着剤を、0.
    01から5重量%含有する請求項1記載のトイレ用洗浄
    剤組成物。
  3. 【請求項3】 水溶性染料を、0.01から20重量%
    含有する請求項1又は2記載のトイレ用洗浄剤組成物。
  4. 【請求項4】 香料を、0.01から15重量%含有す
    る請求項1乃至3のいずれかに記載のトイレ用洗浄剤組
    成物。
  5. 【請求項5】 脂肪酸アルカノールアミドが、炭素数4
    〜22の少なくとも1種の脂肪酸と、炭素数2〜6の少
    なくとも1種のアルカノールからなるアルカノールアミ
    ンとを反応させてなるものである請求項1乃至4のいず
    れかに記載のトイレ用洗浄剤組成物。
  6. 【請求項6】 脂肪酸アルカノールアミドが、脂肪酸モ
    ノエタノールアミドである請求項1乃至5のいずれかに
    記載のトイレ用洗浄剤組成物。
  7. 【請求項7】 脂肪酸アルカノールアミドを10から5
    0重量%と、陰イオン界面活性剤を5ら20重量%
    と、水中でゲルを形成する非イオン界面活性剤として高
    級アルコールエチレンオキサイド付加物またはエチレン
    オキサイド・プロピレンオキサイド共重合体のいずれか
    少なくとも1方を1から10重量%と、水溶性の無機若
    しくは有機の充填剤を10から70重量%とのうち粉末
    にできるものを粉末化し、混合機でドライブレンドした
    後、混練機に導入して、液体成分と攪拌・混練したもの
    を押出し成形機又はプレス成形機などの成形機に導入し
    て、圧縮・固化せしめることを特徴とするトイレ用洗浄
    剤組成物の製造方法。
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