JP3488281B2 - 石油類の処理方法 - Google Patents

石油類の処理方法

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  • Catalysts (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原油から水素化精製処理
した軽油、灯油、重質ナフサ、軽質ナフサ、LPガス、
軽質ガスの各留分を製造するとともに、脱色処理された
軽油を得るための処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の一般的な製油工程を説明す
るための図である。原油は脱水、脱塩などの前処理を行
い、常圧蒸留装置1に供給する。そして常圧蒸留装置1
において、原油を常圧蒸留し、軽質ガス、LPガス、軽
質ナフサ、重質ナフサ、灯油、軽油及び残油のそれぞれ
の留分に分離する。最も沸点の低い軽質ガス(オフガ
ス)は、分離後、別の処理装置から精製したガスと合流
してアミン処理装置2で酸性ガスを分離し、燃料ガスと
する。またその酸性ガスは硫黄回収装置3に送り硫黄を
回収する。分離されたLPガスは、LPガス処理装置4
で不純物を除去した後、製品LPガスとする。軽質ナフ
サ留分は、軽質ナフサ処理装置5にてスイートニング処
理などの簡単な処理を行いガソリンに調合する。重質ナ
フサ留分は、水素化処理装置6に送り、触媒存在下で水
素化処理した後、接触改質装置7に送り、異性化や芳香
族化してガソリンとする。灯油留分は、灯油処理装置8
に送り精製して灯油とする。軽油留分は、軽油水素化処
理装置9に送り、触媒存在下で水素化処理し、不純物を
除去した後、軽油とする。ここで生成した粗ナフサは常
圧蒸留装置1に返送する。蒸留装置1底部に残った残油
は、蒸留装置1から取り出し、重油の調合材料とした
り、減圧蒸留装置に送って減圧蒸留し、軽質油製造原料
となる減圧留出油を分離する。このように従来法では、
原油処理量の大小にかかわらず画一的に原油を蒸留塔で
各留分に分けてそれぞれを個別に水素化処理している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
石油の処理方法にあっては、原油を蒸留塔で各留分に分
けてそれぞれを個別に水素化処理するために、煩雑な設
備が否応なしに必要となり装置構成が複雑化し、建設コ
ストも高くなるという問題があった。特に原油処理量が
小さい場合には、装置構成がよりコンパクトで低コスト
の処理方法の開発が望まれていた。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、石油処理システムの装置構成が簡略化され、建設コ
ストや設置スペースを削減でき、原油処理量が少ない場
合であっても装置構成のよりコンパクト化等が期待され
る新しい石油処理方法の提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の石油類の処理方
法は、原油を軽油及び軽油より低沸点の留分からなる留
出油と残油とに分留した後、留出油を一括して水素化処
理して得られた精製油を、精留塔で所望の留分に分留す
るとともに、該精留塔で得られた軽油を水素化触媒と接
触せしめ、該軽油中の溶存水素によって脱色処理するも
のである。また、本発明にあっては、精留塔で得られた
軽油を必要に応じて昇圧しCo−Mo系、Ni−Mo
系及びPd系のうちから選ばれる水素化触媒と接触させ
て、軽油中の溶存水素によって軽油を脱色処理すること
が好ましい精留塔で得られた軽油は、温度180〜3
00℃、好ましくは210〜300℃、圧力5〜30k
g/cmG、好ましくは10〜25kg/cmG、
/油比0.1〜10Nl/l、好ましくは1〜5N
l/lの条件で水素化触媒と接触させて脱色処理するこ
とが望ましい。
【0006】
【作用】本発明では、原油を軽油及び軽油より低沸点の
留分からなる留出油と残油とに分留した後、留出油を一
括して水素化処理して得られた精製油を、精留塔で所望
の留分に分留するとともに、該精留塔で得られた軽油を
水素化触媒と接触せしめて脱色処理することにより、原
油を蒸留して細かく分留した後、各留分毎に水素化処理
する場合と比べ、製油所の装置構成が簡略化され、建設
コストや設置スペースを削減できる。また、原油処理量
が少ない場合であっても装置構成の一層のコンパクト化
が可能になる。留出油を一括して水素化処理する場合、
改質ガソリン製造の中間原料として用いるナフサ留分に
おける許容硫黄含有量(例えば<1ppm)によって必
然的に決まる脱硫率を達成させるために、或いは軽油に
おいて深度の脱硫、例えば0.05wt%以下の硫黄濃
度とする場合等には、高温で行う等の比較的シビアな条
件で一括水素化処理が行われる。このような処理条件で
は軽油中の成分の一部が蛍光発色性物質に変化する。
【0007】本発明においては、留出油を一括して水素
化処理して得られた精製油を、精留塔で所望の留分に分
留するとともに、該精留塔で得られた軽油を水素化触媒
と接触せしめて脱色処理することにより、容易に製品規
格(硫黄濃度、カラー)、例えば硫黄濃度が0.2wt
%以下、さらに0.05%以下でセーボルトカラーが0
以上、を満足することができる。また、精留塔で得られ
た軽油を脱色処理する際に、精留塔から抜き出される軽
油の温度以下の条件で脱色反応を行うこともできるの
で、加熱工程が不要となり、工程の簡略化も可能にな
る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳しく説明す
る。図1は本発明の石油類の処理方法を実施するのに好
適な処理装置の一例を示すものであり、この図中符号1
1は蒸留器、12は脱硫反応器、13は精留塔、14は
昇圧ポンプ、15は脱色反応器である。この装置を用い
て原油16を処理するには、まず脱水・脱塩などの前処
理を行った原油16を蒸留器11に送り、ここで原油1
6を常圧蒸留し、軽油とそれよりも低沸点の留分(灯
油、ナフサ、LPガス、軽質ガス)からなる留出油17
と、残分(常圧残油)18とに分離する。本発明におけ
る、軽油とそれよりも低沸点の留分からなる留出油と
は、水素化処理の必要な留分を含むものであって、軽
油、灯油及びナフサ等の如く水素化処理の必要な留分の
みからなるものの外に、LPガス、軽質ガスの如く水素
化処理の必要のない成分を含んでいてもよい。
【0009】蒸留器11で分離された留出油17は、一
括して脱硫反応器12に送り、ここで水素化触媒19の
存在下、水素と接触させて留出油17の脱硫などの水素
化処理を一括して行う。
【0010】水素化処理の条件は、圧力は20〜80k
g/cm2G、好ましくは30〜70kg/cm2G、温
度は300〜400℃、好ましくは320〜380℃、
/油比は50〜200Nl/l、好ましくは70〜
150Nl/l、LHSVは0.1〜5、好ましくは1
〜4の範囲で選択して行うことが望ましい。水素化処理
用の触媒としては、水素化処理に使用できるものであれ
ばよく、例えばCo−Mo系、Ni−Mo系などの触
媒、或いはPd系のような貴金属触媒が通常用いられ
る。
【0011】この脱硫反応器12としては、図1に示す
ような気液下向並流型反応器が用いられる他、気液向流
型反応器、気液上向並流型反応器、さらに反応器の中間
部で気液分離を行う中間気液分離器を組み込んだ気液下
向並流型反応器、気液上向並流型反応器などのうちから
選択して用いて良い。
【0012】脱硫反応器12で一括に水素化処理して得
られた精製油20は、弁21を介して圧力を低めて精留
塔13に送り分留する。この精留塔13における分留に
より、オフガス22、精製LPガス23、精製軽質ナフ
サ24、精製重質ナフサ25、精製灯油26の各成分を
分留して取り出すとともに、軽油27を塔底油として残
す。なお、蒸留器11で得られる留出油17に軽油より
重質の成分が一部同伴される場合の如く、脱硫反応器1
2からの精製油中に軽油より重い成分が含まれる場合に
は、軽油を塔底部からではなく、精留塔13の下部から
分留することが好ましい。この精留塔13における分留
条件は、圧力4〜10kg/cmG、精留塔からの軽
油の抜き出し温度230〜350℃とするのが好まし
く、さらに好ましくは圧力5〜7kg/cm2G、精留
塔からの軽油の抜き出し温度250〜330℃程度に設
定する。
【0013】分留された各成分のうち、オフガス22
は、アミン処理装置で酸性ガスを分離し、燃料ガスとす
る一方、酸性ガスを硫黄回収装置に送り硫黄を回収す
る。精製LPガス23は、そのまま製品LPガスとして
使用することができる。精製軽質ナフサ24は、そのま
まガソリンに調合することができる他、必要に応じ改質
処理やスイートニング処理を行っても良い。精製重質ナ
フサ25は、接触改質装置に送り、そこで異性化や芳香
族化した後、ガソリンに調合する。この接触改質装置で
副生する水素ガスは脱硫反応器12に送り水素化用水素
として利用し、また接触改質で副生するLPガス分は精
製LPガス23に混合することもできる。また、精製灯
油26は、そのまま製品とすることができる。
【0014】精留塔13における分留によって取り出さ
れる軽油27は、硫黄分については、脱硫反応器12に
おける一括した水素化脱硫処理によって所定の目標値以
下、例えば0.2〜0.05wt%以下にまで低下され
ている。この軽油27はそのままでも燃料用などとして
使用に適しているが、脱硫時に成分の一部が多環芳香族
化合物などの蛍光発色性物質や着色物質に変化し、軽油
のカラーの指標となるセーボルトカラーが0以下である
場合が多いので、本発明にあってはこの軽油27のセー
ボルトカラーを0以上とする脱色処理を行う。すなわ
ち、精留塔13から取り出された軽油27を必要に応じ
て昇圧ポンプ14を通して脱色反応器15に送り、ここ
で水素化触媒28と接触せしめて脱色処理を行う。なお
精留塔における圧力と同じ圧力で脱色処理を行う場合に
は、精留塔13から取り出された軽油は昇圧することな
く脱色反応器15に送られる。
【0015】この軽油27の脱色は微量の着色物質(多
環芳香族化合物など)を水素化することによって脱色を
行うものであるので、脱色処理する際には、軽油27中
に溶存した水素で十分である。また、その処理温度は、
精留塔13から軽油が抜き出される温度(例えば230
〜300℃)であっても可能であるので、精留塔13か
ら取り出された軽油27を加熱することなく脱色処理す
ることができる。また、精留塔13から抜き出された軽
油の温度が300℃より高温のときは300℃以下に、
通常180〜300℃の範囲まで、好ましくは210〜
300℃の範囲まで冷却することが望ましい。
【0016】実際には軽油27の脱色処理条件として
は、温度180〜300℃、好ましくは210〜300
℃、圧力5〜30kg/cm2G、好ましくは10〜2
5kg/cm2G、H2/油比0.1〜10Nl/l、好
ましくは1〜5Nl/lの条件で水素化触媒28と接触
させることが望ましい。この水素化触媒28としては、
脱硫反応器12内に充填した水素化触媒19と同じく、
例えばCo−Mo系、Ni−Mo系などの触媒、あるい
はPd系などの貴金属触媒が用いられる。また圧力は必
要に応じて昇圧ポンプ14によって制御する。
【0017】
【0018】この脱色処理により、軽油27中に含まれ
ていた着色物質(多環芳香族化合物など)が水素化され
て脱色され、セーボルトカラーが0以上の高品質の精製
軽油29が得られる。このように、蒸留器11からの留
出油17を一括して水素化処理して得られた精製油20
を、精留塔13で所望の留分に分留するとともに、精留
塔13で得られた軽油27を水素化触媒と接触せしめて
脱色処理することにより、容易に製品規格(硫黄濃度、
カラー)を満足することができる。また、留出油を一括
して水素化処理して得られる精製油から、脱色する必要
のない灯油やそれより軽質の成分を分離し、脱色する必
要のある軽油だけを脱色反応器に導入して処理するた
め、脱色反応器の容量は小さくてよい。次に、本発明に
係る実験例を記す。
【0019】(実験例1)実験に用いた原油の性状は次
の通りである。 原油の性状:比重0.86、硫黄濃度1.82wt%。各留分の蒸
留性状、収量:表1。
【0020】
【表1】
【0021】上記組成の試料(留出油)を図1に示す構
成の装置で一括に水素化処理し、精製油を精留した後、
軽油の脱色処理を行った。水素化処理(1段目脱硫)と
脱色処理(2段目脱色)に用いた反応器は以下の性状の
ものを用いた。 反応器:内径8mm×長さ6000mm 触媒:市販(触媒化成工業製)のCo・Mo系触媒 触媒充填量:300cc 反応器形式:下向並流式 上記の試料を1段目の反応器に360cc/hrの速度
で供給して一括水素化処理を行った。反応条件は、温
度:330℃、反応圧力:40kg/cm2G、水素分
圧28kg/cm2G(H2/CH4:70/30vol
比)、H2/油比:100Nl/lの条件で水素化脱硫
処理した。水素化処理(1段目脱硫)した精製油を精留
塔にて圧力6.5kg/cm2G、塔底温度315℃で
精留し、各留分に分留し、塔底油として残した軽油を2
段目脱色用の反応器に導入し、圧力:13kg/cm2
G、温度:270℃、LHSV:6hr-1、H2/油比
は溶存水素+メイクアップガス(水素)/軽油:3Nl
/lの条件で水素化脱色処理をした。1段目脱硫した後
精留塔で分留した各成分(1段目脱硫という)と、その
うちの軽油について2段目脱色を行ったもの(2段目脱
色という)の硫黄濃度とセーボルトカラーを表2に示
す。
【0022】
【表2】
【0023】上記表2の結果から分かるように、留出油
を一括して水素化脱硫処理し、精留後に得られた軽油を
脱色することにより、硫黄濃度の低い軽質ナフサ〜軽油
までの各留分が得られ、しかもセーボルトカラーが+5
の軽油を製造することができた。
【0024】(実験例2)水素化処理(1段目脱硫)の
反応温度を360℃とし、原料供給速度を540cc/
hrとし、また脱色処理(2段目脱色)の反応圧力を1
5kg/cm2とした以外は実験例1と同じ条件で処理
を行った。その結果を表3に示す。
【0025】
【表3】
【0026】(実験例3)脱色処理(2段目脱色)にお
いて、触媒としてPd/カーボンを使用し、圧力6.5
kg/cm2G、温度220℃、LHSV:4hr-1
2/油比:1.8Nl/l(水素は溶存水素のみ使
用)とした以外は実験例2と同じ条件で処理を行った。
その結果を表4に示す。
【0027】
【表4】
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、原油を軽
油及び軽油より低沸点の留分からなる留出油と残油とに
分留した後、留出油を一括して水素化処理して得られた
精製油を、精留塔で所望の留分に分留するとともに、該
精留塔で得られた軽油を水素化触媒と接触せしめ、該軽
油中の溶存水素によって脱色処理することにより、原油
を蒸留して細かく分留した後、各留分毎に水素化処理す
る場合と比べ、製油所の装置構成が簡略化され、建設コ
ストや設置スペースを削減できる。また、原油処理量が
少ない場合であっても装置構成の一層のコンパクト化が
可能になる。また、留出油を一括して水素化処理して得
られた精製油を、精留塔で所望の留分に分留するととも
に、該精留塔で得られた軽油を水素化触媒と接触せし
、該軽油中の溶存水素によって脱色処理することによ
り、容易に製品規格(硫黄濃度、カラー)を満足する高
品質の石油製品を製造することができる。さらに、留出
油を一括して水素化処理して得られた精製油から分離さ
れた軽油は、脱色処理が行われるので、留出油の一括水
素化処理が比較的苛酷な条件であっても、製品規格(硫
黄濃度、カラー)を満足する軽油が得られる。また、留
出油の一括水素化処理を比較的苛酷な条件で行うことが
できるので、目的とする脱硫率を有する各留分を容易に
得ることができる。また、精留塔で得られた軽油を脱色
処理する際に、精留塔から抜き出される軽油の温度条件
で脱色反応を行うことにより加熱工程が不要となるの
で、工程の簡略化も可能となる。さらに脱色処理では、
軽油のみを脱色するので、僅かな水素(溶存水素)で行
うことができる。また、留出油を一括して水素化処理し
て得られる精製油から、脱色する必要のある軽油だけを
脱色反応器に導入して処理するため、脱色反応器の容量
は小さくてよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の石油類の処理方法の一例を説明するた
めの構成図である。
【図2】従来の石油の処理方法を説明するための工程図
である。
【符号の説明】
11……蒸留器、12……脱硫反応器、13……精留
塔、14……昇圧ポンプ、15……脱色反応器、16…
…原油、17……留出油、18……残分(残油)、19
……水素化触媒、20……精製油、21……弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−25952(JP,A) 特開 昭62−280292(JP,A) 特開 平4−224890(JP,A) 特開 平6−25677(JP,A) 特開 平5−39492(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C10G 65/04 - 65/08 C10G 45/08 C10G 67/02 - 67/14 B01J 23/44 B01J 23/88

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原油を軽油及び軽油より低沸点の留分か
    らなる留出油と残油とに分留した後、留出油を一括して
    水素化処理して得られた精製油を、精留塔で所望の留分
    に分留するとともに、該精留塔で得られた軽油を水素化
    触媒と接触せしめ、該軽油中の溶存水素によって脱色処
    理することを特徴とする石油類の処理方法。
  2. 【請求項2】 精留塔で得られた軽油を必要に応じて昇
    圧しCo−Mo系、Ni−Mo系及びPd系のうちか
    ら選ばれる水素化触媒と接触させて、軽油中の溶存水素
    によって脱色処理することを特徴とする請求項1記載の
    石油類の処理方法。
  3. 【請求項3】 精留塔で得られた軽油を、温度180〜
    300℃、圧力5〜30kg/cmG、H/油比
    0.1〜10Nl/lの条件で脱色処理することを特徴
    とする請求項1または2に記載の石油類の処理方法。
  4. 【請求項4】 精留塔で得られた軽油を、温度210〜
    300℃、圧力10〜25kg/cmG、H/油比
    1〜5Nl/lの条件で脱色処理することを特徴とする
    請求項1または2に記載の石油類の処理方法。
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