JP3487811B2 - 織物の製織方法 - Google Patents

織物の製織方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、織物を連続的に製
織する方法に関し、更に詳しくは、ヨコ糸用供給巻糸ボ
ビンの交換に際して、織機を停止さることなく、かつ織
物にヨコ糸の結び目を混入させないようにした織物の製
織方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に衣料用織物の製織には、空気噴射
式織機(エアジェット・ルーム)や水噴射式織機(ウォ
ータジェット・ルーム)が使用されている。この製織で
は、ヨコ糸供給用巻糸ボビンのテール端に、次に使用す
る巻糸ボビンの始端(解舒端)を順次連結することによ
り、ヨコ糸供給用巻糸ボビンの糸が使い終わる毎に織機
を停止することなく連続運転するようにしている。この
ように製織された織物には、ヨコ糸の結び目が混入する
ことになるが、衣料用織物の糸は非常に細い上に、1本
当たりの巻糸ボビンに巻き上げられている糸長が非常に
長いため織物全体としては目立つことがなく、一般には
問題になることはない。
【0003】しかし、繊維強化樹脂などの補強用に使用
される炭素繊維織物等では、一般にレピア織機が使用さ
れ、織り込み用の糸には500〜7000dtex前後
の太い繊度のものが使用される。そのため、ボビン1本
当たりに巻かれる糸長は衣料用巻糸ボビンに比べて著し
く短くなっている。このような織物について、上述の如
くヨコ糸を複数本の巻糸ボビン間で連結して織機を連続
運転しようとすると、製織後の織物に織り込まれたヨコ
糸の結び目が目立つようになる。しかも、結び目には応
力が集中しやすくなるため、このような結び目が混入し
ていることは、少なくとも補強用織物には好ましくな
い。
【0004】そのため、従来はヨコ糸供給用巻糸ボビン
を交換する場合、作業者が目視により巻糸ボビンの残糸
量を常時確認し、空に近付いたときに織機を一旦停止さ
せ、その状態で巻糸ボビンを新しいものに交換するよう
にしている。
【0005】しかしながら、巻糸ボビンの交換毎に織機
を停止させていたのでは、織機の稼働率が大幅に低下し
てしまうという問題があった。しかも、新しい巻糸ボビ
ンをセットするときは、そのセット位置からヨコ入れ口
までの糸道に糸通しする面倒な作業があるので、織機を
再始動するまでに多大な時間を要していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ヨコ
糸用供給巻糸ボビンの交換に際して、織機を停止させる
ことなく、かつ織物にヨコ糸の結び目を混入させること
なく、製織することを可能にした織物の製織方法を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の織物の製織方法は、整経された複数本のタテ
糸にレピアでヨコ入れすると共にヨコ糸後端をカットす
るように織物を織る製織方法において、前記タテ糸側部
のヨコ入れ口に、ヨコ入れ位置と待機位置とに交互に位
置を入れ替える一対の給糸端を配置すると共に、それぞ
れの給糸端にヨコ糸を供給する一対の巻糸ボビンをセッ
トし、前記ヨコ入れ位置の給糸端からヨコ入れを行いな
がらヨコ入れ側巻糸ボビンの残糸量を監視し、該残糸量
が許容値以下になったとき、その検知信号に基づいて前
記ヨコ入れ位置の給糸端と待機位置の給糸端とを、最後
にヨコ入れしたヨコ糸の後端をカットすることなく互い
に入れ替えると共に、前記ヨコ入れ側巻糸ボビンのヨコ
糸に新しい巻糸ボビンのヨコ糸を連結してボビン交換を
行うことを特徴とするものである。
【0008】このようにヨコ入れ側巻糸ボビンの残糸量
を監視し、該残糸量が許容値以下になったとき、その検
知信号に基づいてヨコ入れ位置の給糸端と待機位置の給
糸端とを互いに入れ替えるので、ヨコ糸供給用巻糸ボビ
ンの交換に際して織機を停止させる必要がない。
【0009】また、交換した巻糸ボビンのヨコ糸には結
び目が形成されるが、上述のように最後にヨコ入れした
ヨコ糸の後端をカットしないので、上記結び目は織物に
付随して巻糸ボビンのセット位置とヨコ入れ口との間の
糸道から自動的に排除される。そして、織物から耳部を
切り離すことにより、織物に付随するヨコ糸の結び目は
取り除かれることになる。従って、織物にヨコ糸の結び
目を混入させることもない。
【0010】更に、交換した巻糸ボビンから解舒される
ヨコ糸の始端は上記結び目と共に糸道に引き込まれるの
で、従来のようにヨコ糸を人手によって複雑な糸道を介
してヨコ入れ口まで案内する必要もない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について添付
の図面を参照して具体的に説明する。
【0012】図1〜図5は本発明の織物の製織方法に使
用されるレピア織機の要部を示すものである。図におい
て、織機1は整経された複数本のタテ糸2を両外側の絡
み糸2Aと共に供給し、不図示のヘルドにより例えば奇
数番目と偶数番目のタテ糸2をそれぞれ上糸及び下糸と
して交互に上下動させることにより、タテ糸2の側部に
側面視で三角形となるヨコ入れ口を形成し、そのヨコ入
れ口からヨコ糸3をタテ糸2に対して交差させながらヨ
コ入れするように構成されている。ヨコ入れは、タテ糸
2を横切るように往復動するレピア4がタテ糸2の一方
の側部でヨコ糸3の端末をクランプし、反対側の側部ま
で引き出してタテ糸2を横切らせ、ヨコ糸3の後端をカ
ッター13で切断すると共に、切断されたヨコ糸3をオ
サ20によって織物5の後端縁に打ち込むことにより行
われる。
【0013】タテ糸2及びヨコ糸3からなる織物5はヨ
コ糸3が打ち込まれる毎に順次下流側へ送り出され、不
図示のクロスワインダに巻き取られるようになってい
る。また、ヨコ入れ口よりも下流側の位置には、織物5
の左右両側から耳部5Aを切り離すための仕上げ用カッ
ター6が配置されている。
【0014】一方、織機1の近傍には、ヨコ糸3(3
A,3B)を供給する一対の巻糸ボビン7A,7Bをそ
れぞれ支持するホルダー8が配設されている。このホル
ダー8は一対の支持軸8A,8Bを備え、これら支持軸
8A,8Bに対して巻糸ボビン7A,7Bをセットする
ようになっている。
【0015】巻糸ボビン7A,7Bから解舒されるヨコ
糸3A,3Bはそれぞれガイド9A,9Bを介してガイ
ドアーム10A,10Bの先端に設けた給糸端10a,
10bに導かれるようになっている。この給糸端10
a,10bはヨコ糸3A,3Bの端部をクランプするも
のである。なお、ガイド9A,9Bは給糸端10a,1
0bまで複数設けられるが、図では省略されている。
【0016】ガイドアーム10A,10Bは切替え装置
11の制御に基づいて互い違いに揺動し、一方の給糸端
10aをヨコ入れ位置に配置するとき、他方の給糸端1
0bを待機位置に配置するように入れ替わるようになっ
ている。
【0017】巻糸ボビン7A,7Bの外周面に対向する
位置にはそれぞれ光センサ12A,12Bが設けられて
いる。これら光センサ12A,12Bは巻糸ボビン7
A,7Bの外周面からの光量を検知するものである。巻
糸ボビン7A,7Bの巻芯の外周面の色とヨコ糸3A,
3Bの色とを互いに異ならせておけば、残糸量が減少し
て巻糸ボビン7A,7Bの巻芯の外周面が露出し始めた
ときの光量変化を検知し、それにより巻糸ボビン7A,
7Bの残糸量を検知し、巻糸ボビン7A,7Bが空状態
に近付いたことを判別できる。なお、巻糸ボビン7A,
7Bが空状態に近付いたことを判別するための閾値は特
に限定されるものではなく、ボビン交換に際して残存さ
せるヨコ糸の材料コスト、判別の確実性、及び空状態の
巻糸ボビンのヨコ糸と新しい巻糸ボビンのヨコ糸との結
び作業に要する時間等を考慮して任意に設定することが
できる。
【0018】光センサ12A,12Bの検知結果は切替
え装置11に入力される。切替え装置11は、給糸中の
巻糸ボビン7Aの残糸量が所定値を下回ったとき、セン
サ12A,12Bからの検知信号に基づいて、ガイドア
ーム10A,10Bの位置を入れ替えることにより、ヨ
コ入れ位置の給糸端10aと待機位置の給糸端10bと
を互いに入れ替える。
【0019】切替え装置11の構成は特に限定されるも
のではなく、例えば、光センサ12A,12Bの検知結
果を処理するシーケンサと、ガイドアーム10A,10
Bに連結されたアクチュエータと、シーケンサの命令に
従ってアクチュエータを駆動する圧力回路とから構成す
ることができる。より具体的には、ガイドアーム10
A,10Bに連結されたエアアクチュエータを、圧縮エ
ア供給手段とエアバルブとの組み合わせからなる圧力回
路で駆動することにより、切替え装置11を簡単に構成
することができる。
【0020】ガイドアーム10A,10Bの近傍には、
ヨコ入れ後のヨコ糸3の後端を切断するカッター13が
配設されている。即ち、レピア4がヨコ入れ動作を完了
する毎にカッター13がヨコ糸3の後端を切断するよう
に設定されている。
【0021】次に、上記レピア織機を用いた織物の製織
方法について説明する。先ず、図1に示すように、ヨコ
糸3A,3Bを供給する巻糸ボビン7A,7Bをそれぞ
れホルダー8の支持軸8A,8Bにセットし、ヨコ糸3
A,3Bの始端を引き出してガイド9A,9Bと給糸端
10a,10bとの間の糸道に案内する。そして、ガイ
ドアーム10Aでヨコ糸3Aをヨコ入れ位置に配置する
一方で、ガイドアーム10Bでヨコ糸3Bを待機位置に
配置し、レピア4の往復動に基づいてタテ糸2のヨコ入
れ口にヨコ糸3Aをヨコ入れする。このとき、ヨコ糸3
Aのヨコ入れが完了する毎にオサ打ちを行い、オサ打ち
後にカッター13でヨコ糸3Aの後端を切断し、更にヘ
ルドの上下動により新たなヨコ入れ口を開口すると同時
に、織物5をヨコ糸3Aの織密度分だけクロスワインダ
で巻き取る。このようなヨコ糸3Aのヨコ入れと織物5
の送りを繰り返すことで織物5を織り上げ、更に仕上げ
用カッター6により織物5の耳部5Aを切り取ってい
く。
【0022】次に、給糸中の巻糸ボビン7Aの残糸量が
所定値を下回ったことをセンサ12Aが検知すると、図
2に示すように、切替え装置11がガイドアーム10
A,10Bの位置を入れ替えて、待機中の巻糸ボビン7
Bから解舒されるヨコ糸3Bをヨコ入れ位置に導く一方
で、巻糸ボビン7Aから解舒されるヨコ糸3Aを待機位
置に導くように切替える。このとき、カッター13は最
後にヨコ入れしたヨコ糸3Aの後端をカットすることな
く給糸端10a,10bの入れ替えを行う。
【0023】その結果、図3に示すように、レピア4は
カッター13で切断されるヨコ糸3Bを織機1に対して
ヨコ入れするようになる。一方、巻糸ボビン7Aのヨコ
糸3Aは待機位置でカッター13によって切断されない
ので、織物5に付随した状態になる。巻糸ボビン7Aか
らヨコ糸3Aが解舒される速度は織物5の送り速度と同
等に遅いので、空に近い状態になった巻糸ボビン7Aを
新たな巻糸ボビン7A’に交換し、かつ巻糸ボビン交換
前後のヨコ糸3A,3A’を互いに結び合わせて結び目
3Xを形成する。
【0024】図4に示すように、織機1に対してヨコ糸
3Bの供給を継続すると、織物5に付随するヨコ糸3A
が長さが増大し、その結び目3Xがガイド9Aと給糸端
10aとの間の糸道から自動的に排除される。そして、
仕上げ用カッター6により織物5から耳部5Aを切り取
ることにより、織物5に付随するヨコ糸3Aは結び目3
Xと共に取り除かれる。
【0025】次に、給糸中の巻糸ボビン7Bの残糸量が
所定値を下回ったことをセンサ12Bが検知すると、図
5に示すように、切替え装置11がガイドアーム10
A,10Bの位置を再び入れ替えて、待機中の巻糸ボビ
ン7Aから解舒されるヨコ糸3Aをヨコ入れ位置に導く
一方で、巻糸ボビン7Bから解舒されるヨコ糸3Bを待
機位置に導くように切替える。このとき、ヨコ入れ位置
において、カッター13が織物5に付随するヨコ糸3A
を切断する。一方、巻糸ボビン7Bのヨコ糸3Bは待機
位置においてカッター13で切断されないので、織物5
に付随した状態になる。
【0026】図5において巻糸ボビン7Aと同様に巻糸
ボビン7Bの交換作業を行えば、図1及び図5の状態は
待機中のヨコ糸3Bが織物に付随していることを除いて
同じであり、これら図1〜図5の制御を繰り返すことに
より、織機1を連続運転しながらヨコ糸供給用巻糸ボビ
ンの交換作業を行うことができる。
【0027】上記実施形態によれば、センサ12A,1
2Bの検知結果に基づいて、給糸中の巻糸ボビン7Aの
残糸量が所定値を下回ったとき、待機中の巻糸ボビン7
Bのヨコ糸3Aをヨコ入れ位置に導く一方で、巻糸ボビ
ン7Aのヨコ糸3Aを待機位置に導くように自動的に切
替えるので、人手によってヨコ糸供給用巻糸ボビンの残
糸量を管理する必要がなくなり、ヨコ糸供給用巻糸ボビ
ンの切替えに際して織機1を停止させる必要がない。従
って、織機1の管理作業を省力化すると共に、織機1の
稼働率を大幅に向上することができる。
【0028】しかも、ヨコ糸供給巻糸ボビンの交換後、
巻糸ボビン7Aのヨコ糸3Aを待機位置で切断すること
なく織物5に付随させた状態にするので、巻糸ボビン7
Aの交換作業及び巻糸ボビン交換前後のヨコ糸3A,3
A’の結合作業を簡単に行うことができる。
【0029】また、巻糸ボビン7Aのヨコ糸3Aには結
び目3Xが形成されるが、巻糸ボビン7Aのヨコ糸3A
が織物5に付随することで結び目3Xを糸道から自動的
に排除し、耳部5Aと共に取り除くことができる。従っ
て、織物5にヨコ糸3Aの結び目3Xを混入させること
もない。その結果、炭素繊維等から織り上げた航空機等
の構造体に用いる補強用織物では機械的強度を良好にす
ることができる。
【0030】更に、交換された新しい巻糸ボビン7A’
から解舒されるヨコ糸3A’の始端は結び目3Xと共に
糸道に引き込まれるので、ヨコ糸3A’を人手によって
複雑な糸道を介してヨコ入れ位置まで案内する必要もな
い。
【0031】本発明は、補強用織物を製織する場合に顕
著な作用効果を得ることができる。このような補強用織
物の補強繊維としては、炭素繊維、ガラス繊維、アラミ
ド繊維などが挙げられる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、レ
ピア織機を用いた製織方法において、タテ糸側部のヨコ
入れ口に、ヨコ入れ位置と待機位置とに交互に位置を入
れ替える一対の給糸端を配置すると共に、それぞれの給
糸端にヨコ糸を供給する一対の巻糸ボビンをセットし、
前記ヨコ入れ位置の給糸端からヨコ入れを行いながらヨ
コ入れ側巻糸ボビンの残糸量を監視し、該残糸量が許容
値以下になったとき、その検知信号に基づいて前記ヨコ
入れ位置の給糸端と待機位置の給糸端とを、最後にヨコ
入れしたヨコ糸の後端をカットすることなく互いに入れ
替えると共に、前記ヨコ入れ側巻糸ボビンのヨコ糸に新
しい巻糸ボビンのヨコ糸を連結してボビン交換を行うよ
うにしたから、ヨコ糸用供給巻糸ボビンの交換に際し
て、織機を停止させることなく、かつ織物にヨコ糸の結
び目を混入させることなく、予め用意した一対のヨコ糸
供給用巻糸ボビンを自動的に切替えることができる。
【0033】従って、織機の管理作業を省力化すると共
に、織機の稼働率を大幅に向上することができ、更には
機械的強度に優れた織物を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態からなる織物の製織方法の第
1工程を示す平面図である。
【図2】本発明の実施形態からなる織物の製織方法の第
2工程を示す平面図である。
【図3】本発明の実施形態からなる織物の製織方法の第
3工程を示す平面図である。
【図4】本発明の実施形態からなる織物の製織方法の第
4工程を示す平面図である。
【図5】本発明の実施形態からなる織物の製織方法の第
5工程を示す平面図である。
【符号の説明】
1 織機 2 タテ糸 2a 絡み糸 3,3A,3B ヨコ糸 4 レピア 5 織物 5A 耳部 6 仕上げ用カッター 7A,7B 巻糸ボビン 8 ホルダー 9A,9B ガイド 10A,10B ガイドアーム 10a,10b 給糸端 11 切替え装置 12A,12B 光センサ 13 カッター 20 オサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−210041(JP,A) 特開 平5−78956(JP,A) 実公 昭48−34538(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D03D 47/16 D03D 45/04 D03D 47/34

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 整経された複数本のタテ糸にレピアでヨ
    コ入れすると共にヨコ糸後端をカットするように織物を
    織る製織方法において、前記タテ糸側部のヨコ入れ口
    に、ヨコ入れ位置と待機位置とに交互に位置を入れ替え
    る一対の給糸端を配置すると共に、それぞれの給糸端に
    ヨコ糸を供給する一対の巻糸ボビンをセットし、前記ヨ
    コ入れ位置の給糸端からヨコ入れを行いながらヨコ入れ
    側巻糸ボビンの残糸量を監視し、該残糸量が許容値以下
    になったとき、その検知信号に基づいて前記ヨコ入れ位
    置の給糸端と待機位置の給糸端とを、最後にヨコ入れし
    たヨコ糸の後端をカットすることなく互いに入れ替える
    と共に、前記ヨコ入れ側巻糸ボビンのヨコ糸に新しい巻
    糸ボビンのヨコ糸を連結してボビン交換を行う織物の製
    織方法。
  2. 【請求項2】 前記織物の耳部を切り離しながら製織を
    行う請求項1に記載の織物の製織方法。
  3. 【請求項3】 前記織物が補強用織物である請求項1又
    は請求項2に記載の織物の製織方法。
  4. 【請求項4】 前記補強用織物が炭素繊維、ガラス繊維
    又はアラミド繊維からなる請求項3に記載の織物の製織
    方法。
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