JP3487042B2 - 回転操作型電子部品 - Google Patents

回転操作型電子部品

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂フィルム
からなるフレキシブル接点基板を使用した回転操作型電
子部品に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の技術を、プリント配線基板取付用
の回転操作型可変抵抗器を例として、図4および図5に
より説明する。 【0003】図4は同回転操作型可変抵抗器の平面図お
よび側面断面図、図5は同分解斜視図である。 【0004】同図において、1は合成樹脂フィルム製の
フレキシブルな抵抗基板で、その上面には中心孔1Aを
中心として同心円状に抵抗被膜層2および導電体被膜層
3が印刷形成されており、その一端部に、これらの抵抗
被膜層2および導電体被膜層3を使用機器のプリント配
線基板に接続するための複数個のL字形の端子4が一列
に配列して取付けられている。 【0005】この端子4はL字形下方の脚部4Aと上方
の接続部4Bからなり、その取付方法は図5(b)に示
すように、接続部4Bを各々導電性接着剤によって抵抗
被膜層2、導電体被膜層3の導出用端部2A,3Aに接
続した後、この接続部4Bの上に抵抗基板1と同質の合
成樹脂フィルム製の補強シート5を重ね合わせて、抵抗
基板1と補強シート5の接続部4Bを挟む部分6を溶着
することによって固定すると共に、抵抗基板1のこの部
分の変形に対する強度を補強していた。 【0006】そして、7は上記のように形成された端子
4付きの抵抗基板1を保持する保持金具で、中央の円筒
状突部7Aを抵抗基板1の中心孔1Aに通すと共に、端
部の切起こし部7Bを抵抗基板1の切込み部1Bにはめ
込むことによって両者の位置が決められ、抵抗基板1の
上面に突出した円筒状突部7Aの先端に対して、回転操
作つまみ8の中央孔8Aを通し、その先端をかしめるこ
とによって操作つまみ8を回転可能に装着すると共に、
つまみ8の中央孔8Aの周囲および外周下面で抵抗基板
1を保持金具7に押し当てている。 【0007】また、保持金具7の下面には、同回転操作
型可変抵抗器を使用機器のプリント配線基板に固定する
ための脚部7Cを有している。 【0008】そして、回転操作つまみ8の下面には、摺
動接点9が保持されており、操作つまみ8の回転に伴っ
て抵抗基板1の同心円状の抵抗被膜層2および導電体被
膜層3上を回転摺動して、端子部4への出力抵抗値を変
化させるようにしている。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
に構成された従来の薄形の回転操作型可変抵抗器を使用
機器のプリント配線基板に取付ける場合、端子4の脚部
4Aと保持金具7の下面の脚部7Cをプリント配線基板
の孔に通して各々プリント配線基板の裏面で半田付け固
定するのであるが、端子4を取付けた抵抗基板1は合成
樹脂フィルム製の薄い基板で柔軟性があるため、図4
(b)に矢印で示す端子取付部の付近で曲がって保持金
具7の面から浮き上がり、多数の端子4の脚部4Aを同
時にプリント配線基板の孔に挿入し難いという課題があ
った。 【0010】また、端子4を抵抗基板1に導電性接着剤
で接続した後、更に補強シート5を溶着するため、作業
工数も多くかかっていた。 【0011】本発明はこのような従来の課題を解決する
もので、合成樹脂フィルム製の抵抗基板が端子取付部の
根元等で曲がって下面の保持金具面から浮き上がること
のない回転操作型電子部品を提供することを目的とする
ものである。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明による回転操作型電子部品は、複数個の端子を
合成樹脂フィルム製の接点基板(抵抗基板)の導電体層
にかしめ接続すると共に、保持金具から一体に伸ばした
二つの腕状保持部先端の切起こし部を、外側寸法が上記
接点基板の端子配列部両端に設けた二つの係合孔の外側
寸法と対応する寸法に形成し、これらを上記二つの係合
孔に挿入した後、上記二つの切起こし部の外側寸法が上
記二つの係合孔の外側寸法より大きくなるように上記二
つの切起こし部を各々外方へ折曲げる構成としたもので
ある。 【0013】この発明によれば安価で信頼性の高い回転
操作型電子部品が得られるものである。 【0014】 【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、保持金具に一体に設けた腕状保持部先端の切起こ
し部を外方に折り曲げることにより、接点基板の端子配
列部の両端を押さえると共に接点基板のたわみを防止す
ることができ、薄くて柔軟性のある接点基板でも端子取
付部の付近で曲がって保持金具の面から浮き上がること
がなくなり、また、端子接続部の補強シートも不要にな
るという作用を有するものである。 【0015】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。 (実施の形態)以下、本発明の回転操作型電子部品につ
いて、その一実施の形態であるプリント配線基板取付用
の回転操作型可変抵抗器を例にして図1および図2を用
いて説明する。 【0016】図1は同回転操作型可変抵抗器の構成を示
す平面図および側面断面図と正面断面図、図2は同分解
斜視図である。 【0017】なお、本実施の形態において従来例と同じ
構成の部分については同一の符号を付与してその詳細な
説明を省略する。 【0018】 同図において、11は合成樹脂フィルム
製のフレキシブルな抵抗基板で、その上面に中心孔11
Aを中心として同心円状に抵抗被膜層12および導電体
被膜層13が形成されている点は従来例と同じである
が、その一端部に導かれた抵抗被膜層12,導電体被膜
層13の複数個の導出用端部12A,13Aの両側に
は、各々端子取付孔14A1,14A2,15A1,1
5A2がほぼ一列に配列して設けられていると共に、こ
れら端子配列部の両端には、後述する保持金具15に一
体に設けられた切起こし部16A,16Bと係合する角
形係合孔17A,17Bが各々設けられている。 【0019】そして、端子取付孔14A1,14A2,
15A1,15A2に対して、各々端子18がかしめ接
続されている。 【0020】 この端子18は、図2(b)に示すよう
に、抵抗基板11と接続する平面部分18Aと、これか
ら直角に下方に伸ばされたプリント配線基板への接続部
18Bからなり、平面接続部18Aには各々その両側に
上方へ突起部18Cが出ており、この突起部18Cを上
記抵抗基板11の端子取付孔14A1,14A2,15
A1,15A2に各々下方から挿入して、上面に突出し
突起部18Cの先端を各端子18毎に内側に折曲げて
平面接続部18Aと突起部18Cで抵抗被膜層12、導
電体被膜層13の導出用端部12A,13Aを保持結合
すると共に、電気的に接続するものである。 【0021】また、抵抗基板11の下面に配された保持
金具15の中央円筒状突部15Aを抵抗基板11の中心
孔11Aに通して、抵抗基板11の上面に突出した円筒
状突部15Aの先端に回転操作つまみ8を回転可能に装
着し、その下面で抵抗基板11を保持金具15に押し当
て、また、回転操作つまみ8の下面に保持した摺動接点
9が回転操作つまみ8の回転に伴って、抵抗基板11上
の同心円状の抵抗被膜層12および導電体被膜層13上
を回転摺動するようにしている。 【0022】さらに、保持金具15の一端両側面には腕
状保持部19A,19Bが各々一体に設けられていて、
抵抗基板11の端子取付孔14A1,14A2,15A
1,15A2の部分まで伸ばされており、その腕状保持
部19A,19Bの先端に各々設けられた上方への切起
こし部16A,16Bが抵抗基板11に設けた角形係合
孔17A,17Bに下方から挿入され、抵抗基板11の
上面で各々外方へ折曲げられている。 【0023】これによって、抵抗基板11が保持金具1
5の面から浮き上がることを防ぐことができると共に、
この二つの腕状保持部19A,19B先端の切起こし部
16A,16Bの外側寸法L1(図3参照)と抵抗基板
11の二つの係合孔17A,17Bの外側寸法L2(図
3参照)との関係を、切起こし部16A,16Bを外方
へ折曲げた後の外側寸法が係合孔17A,17Bの外側
寸法L2よりも少し大きくなるように設定することによ
って、抵抗基板11の端子取付孔14A1,14A2,
15A1,15A2配列部(端子配列部)が両側に少し
引張られることになり、この部分の変形に対する強度が
増し、ここに配列された複数の端子18のプリント配線
基板への接続用脚部18B相互間の位置ズレも少なくな
る。 【0024】そして、抵抗基板(接点基板)11の材料
がポリエステル樹脂の場合の実験結果では、保持金具1
5の切起こし部16A,16Bを抵抗基板11の係合孔
17A,17Bに挿入し、切起こし部16A,16Bを
外方へ折曲げた後の外側寸法が係合孔17A,17Bの
外側寸法よりも0.6〜1.0%大きくなるように設定
することによって、抵抗基板11が破損することがな
く、端子配列部の形状・寸法が安定することを確認し
た。 【0025】また、上記の保持金具15の二つの切起こ
し部16A,16Bと抵抗基板11の二つの係合孔17
A,17Bの大きさの関係は、各切起こし部16Aおよ
び16Bの厚さよりも各係合孔17Aおよび17Bの巾
を少し大きくしておき、二つの切起こし部16A,16
Bの外側寸法は先端部を少し小さくしておくことにより
両者の組合わせ作業が容易になることも確認した(図3
参照)。 【0026】更に、保持金具15の下面に、本実施の形
態による回転操作型可変抵抗器を使用機器のプリント配
線基板に固定するための脚部15Bを有していること
は、従来例と同様である。 【0027】 【発明の効果】このように本発明の回転操作型電子部品
は、上記実施の形態より明らかなように、合成樹脂フィ
ルム製のフレキシブルな接点基板を使用していても、
記接点基板の二つの係合孔に保持金具の二つの切起こし
部を挿入後、その二つの切起こし部の外側寸法が上記接
点基板の二つの係合孔の外側寸法より大きくなるように
上記二つの切起こし部を各々外方へ折曲げて端子配列部
を両側へ引張るようにしたので、プリント配線基板に取
付ける際に接点基板が曲がって保持金具の面から浮き上
がることがなく、端子配列部の形状・寸法が安定してい
るので、容易にプリント配線基板に装着することができ
る。 【0028】また、接点基板への端子の接続は単にかし
めるだけでよく、補強シート等を必要としないので、コ
スト面でも有利である。
【図面の簡単な説明】 【図1】(a)本発明の回転操作型電子部品の一実施の
形態であるプリント配線基板取付用の回転操作型可変抵
抗器の構成を示す平面図 (b)同側面断面図 (c)同正面断面図 【図2】(a)同分解斜視図 (b)同要部である抵抗基板に端子を接続する方法を説
明する分解斜視図 【図3】同要部である保持金具の切起こし部と抵抗基板
の係合孔部の関係を説明する一部断面の正面図 【図4】(a)従来のプリント配線基板取付用の回転操
作型可変抵抗器の構成を示す平面図 (b)同側面断面図 【図5】(a)同分解斜視図 (b)同要部である抵抗基板に端子を接続する方法を説
明する分解斜視図 【符号の説明】 8 つまみ 9 摺動接点 11 合成樹脂フィルム製抵抗基板 11A 中心孔 12 抵抗被膜層 13 導電体被膜層 12A,13A 導出用端部 14A1,14A2,15A1,15A2 端子取付孔 15 保持金具 15A 円筒状突部 15B 脚部 16A,16B 切起こし部 17A,17B 角形係合孔 18 端子 18A 平面接続部 18B 接続用脚部 18C 突起部 19A,19B 腕状保持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西本 巧 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−147206(JP,A) 特開 平6−163216(JP,A) 特開 平6−251913(JP,A) 実開 昭63−112308(JP,U) 特公 昭47−12257(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01C 10/00 H01C 1/12

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 上面に導電体層を有し、この導電体層と
    導通する複数個の端子を一端部に直線状にかしめ接続す
    ると共に、その両端部に各々係合孔を設けた合成樹脂フ
    ィルム製の接点基板と、その接点基板の略中心の取付孔
    を介して上記接点基板を下面から結合保持すると共に、
    二つの腕状保持部先端に設けた切起こし部の外側寸法が
    上記接点基板の二つの係合孔の外側寸法と対応する寸法
    に形成され、上記二つの係合孔に挿入された後、上記二
    つの切起こし部の外側寸法が上記二つの係合孔の外側寸
    法より大きくなるように上記二つの切起こし部が各々外
    方へ折曲げられた保持金具と、上記接点基板上に配設さ
    れ、回転可能に上記保持金具に取付けられた操作つまみ
    と、その操作つまみの下面に保持され、上記操作つまみ
    の回転に伴って、上記接点基板の導電体層上を回転摺動
    する摺動接点からなる回転操作型電子部品。
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