JP3486333B2 - 画像読取装置の給送方向制御装置 - Google Patents
画像読取装置の給送方向制御装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばフィルムに
記録された画像をラインセンサによって読み取る画像読
取装置に関する。
記録された画像をラインセンサによって読み取る画像読
取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来画像読取装置として、装置本体の前
面と背面にそれぞれ挿入口と突出口が形成されており、
例えば6つの画像が記録されたストリップフィルムを挿
入口から挿入し、ストリップフィルムを移動させつつ、
その画像をラインセンサによって読み取るように構成さ
れたものが知られている。フィルムは例えば剛体によっ
て形成されたフィルムホルダに保持され、フィルムホル
ダは、画像の読取動作の間、挿入口側から突出口側に向
かって給送される。ストリップフィルムの先端側に記録
された画像を読み取るとき、フィルムホルダの先端は装
置本体内に位置している。これに対してストリップフィ
ルムの中央部あるいは後端側に記録された画像を読み取
るとき、フィルムホルダの先端が突出口から突出する。
面と背面にそれぞれ挿入口と突出口が形成されており、
例えば6つの画像が記録されたストリップフィルムを挿
入口から挿入し、ストリップフィルムを移動させつつ、
その画像をラインセンサによって読み取るように構成さ
れたものが知られている。フィルムは例えば剛体によっ
て形成されたフィルムホルダに保持され、フィルムホル
ダは、画像の読取動作の間、挿入口側から突出口側に向
かって給送される。ストリップフィルムの先端側に記録
された画像を読み取るとき、フィルムホルダの先端は装
置本体内に位置している。これに対してストリップフィ
ルムの中央部あるいは後端側に記録された画像を読み取
るとき、フィルムホルダの先端が突出口から突出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】装置本体が、背面が例
えば壁面に接近するようにして配置されていた場合、画
像の読取動作の途中においてフィルムホルダの先端が壁
面に当接すると、フィルムホルダの移動が拘束されるた
め、読取動作によって得られる画像データに誤差が生じ
る。
えば壁面に接近するようにして配置されていた場合、画
像の読取動作の途中においてフィルムホルダの先端が壁
面に当接すると、フィルムホルダの移動が拘束されるた
め、読取動作によって得られる画像データに誤差が生じ
る。
【0004】本発明の目的は、被読取原稿に記録された
画像の読取動作中に被読取原稿の給送が拘束されて画像
データに誤差が生じることを確実に防止できる画像読取
装置の給送方向制御装置を提供することを目的としてい
る。
画像の読取動作中に被読取原稿の給送が拘束されて画像
データに誤差が生じることを確実に防止できる画像読取
装置の給送方向制御装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る給送方向制
御装置は、被読取原稿の先端部側に記録された第1の画
像と、被読取原稿の中央部の近傍に記録された第2の画
像とを、被読取原稿を給送させつつ読み取る画像読取装
置に適用される。この給送方向制御装置は、第1の面に
挿入口が形成され、第1の面とは反対側の第2の面に突
出口が形成された装置本体と、画像の読取動作時に、挿
入口において先端部側から挿入された被読取原稿を、突
出口に向かう第1の給送方向と挿入口側へ戻す第2の給
送方向とにそれぞれ給送可能な給送手段と、給送手段に
よる被読取原稿の給送方向を制御する給送方向制御手段
とを備えており、被読取原稿の先端部は挿入口から挿入
されて突出口から突出可能であり、被読取原稿は、第1
の画像を読み取るとき、第1の画像において被読取原稿
の先端部側に位置する端部を、被読取原稿の通過経路の
下方に配設される画像読取手段による読取の開始点と
し、第1の給送方向に給送可能であり、第2の画像を読
み取るとき、第2の画像において被読取原稿の中央側に
位置する端部を、画像読取手段による読取の開始点と
し、第2の給送方向に給送可能である。
御装置は、被読取原稿の先端部側に記録された第1の画
像と、被読取原稿の中央部の近傍に記録された第2の画
像とを、被読取原稿を給送させつつ読み取る画像読取装
置に適用される。この給送方向制御装置は、第1の面に
挿入口が形成され、第1の面とは反対側の第2の面に突
出口が形成された装置本体と、画像の読取動作時に、挿
入口において先端部側から挿入された被読取原稿を、突
出口に向かう第1の給送方向と挿入口側へ戻す第2の給
送方向とにそれぞれ給送可能な給送手段と、給送手段に
よる被読取原稿の給送方向を制御する給送方向制御手段
とを備えており、被読取原稿の先端部は挿入口から挿入
されて突出口から突出可能であり、被読取原稿は、第1
の画像を読み取るとき、第1の画像において被読取原稿
の先端部側に位置する端部を、被読取原稿の通過経路の
下方に配設される画像読取手段による読取の開始点と
し、第1の給送方向に給送可能であり、第2の画像を読
み取るとき、第2の画像において被読取原稿の中央側に
位置する端部を、画像読取手段による読取の開始点と
し、第2の給送方向に給送可能である。
【0006】
【0007】給送方向制御装置において好ましくは、被
読取原稿の有無を検出する第1および第2の検出手段が
装置本体の内部に設けられ、第1および第2の検出手段
は、給送手段による被読取原稿の給送方向に沿って配置
される。この場合、給送方向制御手段は、被読取原稿が
挿入口から挿入された状態において、第1および第2の
検出手段の一方が被読取原稿を検出したとき、被読取原
稿を第1の給送方向に給送すべく制御し、第1および第
2の検出手段が共に被読取原稿を検出したとき、被読取
原稿を第2の給送方向に給送すべく制御する。
読取原稿の有無を検出する第1および第2の検出手段が
装置本体の内部に設けられ、第1および第2の検出手段
は、給送手段による被読取原稿の給送方向に沿って配置
される。この場合、給送方向制御手段は、被読取原稿が
挿入口から挿入された状態において、第1および第2の
検出手段の一方が被読取原稿を検出したとき、被読取原
稿を第1の給送方向に給送すべく制御し、第1および第
2の検出手段が共に被読取原稿を検出したとき、被読取
原稿を第2の給送方向に給送すべく制御する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態
である画像読取装置を示すブロック図である。
を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態
である画像読取装置を示すブロック図である。
【0009】この画像読取装置において用いられる被読
取原稿Mは透過原稿(ネガフィルム)であり、このネガ
フィルムにはカラー画像が記録されている。被読取原稿
Mは原稿移送機構10によって矢印A方向またはその逆
方向に間欠的に移送される。被読取原稿Mの通過経路の
上方には光源20とシリンドリカルレンズ32が配設さ
れ、また下方には結像レンズ31とラインセンサ30が
設けられている。光源20の点灯と消灯は光源駆動回路
41によって、またラインセンサ30による画像の検出
動作はラインセンサ駆動回路42によって制御される。
原稿移送機構10、光源駆動回路41およびラインセン
サ駆動回路42はシステムコントロール回路(制御回
路)40から出力される指令信号に従って動作する。
取原稿Mは透過原稿(ネガフィルム)であり、このネガ
フィルムにはカラー画像が記録されている。被読取原稿
Mは原稿移送機構10によって矢印A方向またはその逆
方向に間欠的に移送される。被読取原稿Mの通過経路の
上方には光源20とシリンドリカルレンズ32が配設さ
れ、また下方には結像レンズ31とラインセンサ30が
設けられている。光源20の点灯と消灯は光源駆動回路
41によって、またラインセンサ30による画像の検出
動作はラインセンサ駆動回路42によって制御される。
原稿移送機構10、光源駆動回路41およびラインセン
サ駆動回路42はシステムコントロール回路(制御回
路)40から出力される指令信号に従って動作する。
【0010】ラインセンサ30から読み出された画像デ
ータはアンプ43により増幅され、A/D変換器44に
よってデジタル信号に変換される。デジタルの画像デー
タは、画像処理回路45においてシェーディング補正を
施された後、メモリ46に一旦格納される。この画像デ
ータはメモリ46から読み出され、色補正、ガンマ補正
等の所定の演算処理を施される。これらの処理を施され
た画像データは記録媒体Rに記録可能である。また、こ
の画像データは、インターフェース回路47において所
定のフォーマットに従った信号に変換され、入出力端子
48を介して、この画像読取装置の外部に設けられたコ
ンピュータ70に出力可能である。A/D変換器44、
画像処理回路45、インターフェース回路47の各動作
および記録媒体Rへの記録動作は、システムコントロー
ル回路40により制御される。
ータはアンプ43により増幅され、A/D変換器44に
よってデジタル信号に変換される。デジタルの画像デー
タは、画像処理回路45においてシェーディング補正を
施された後、メモリ46に一旦格納される。この画像デ
ータはメモリ46から読み出され、色補正、ガンマ補正
等の所定の演算処理を施される。これらの処理を施され
た画像データは記録媒体Rに記録可能である。また、こ
の画像データは、インターフェース回路47において所
定のフォーマットに従った信号に変換され、入出力端子
48を介して、この画像読取装置の外部に設けられたコ
ンピュータ70に出力可能である。A/D変換器44、
画像処理回路45、インターフェース回路47の各動作
および記録媒体Rへの記録動作は、システムコントロー
ル回路40により制御される。
【0011】画像読取装置の動作は、この装置の外部に
設けられたコンピュータ(図示せず)によって制御され
る。
設けられたコンピュータ(図示せず)によって制御され
る。
【0012】図2は被読取原稿Mを移送するための構成
を示している。なお、この図示状態において被読取原稿
Mは、これに記録されたひとつの画像をラインセンサ3
0によって読み出すための原点位置に定められている。
を示している。なお、この図示状態において被読取原稿
Mは、これに記録されたひとつの画像をラインセンサ3
0によって読み出すための原点位置に定められている。
【0013】被読取原稿Mは、例えば6つの画像(コ
マ)G1、G2、G3・・・が記録されたストリップフ
ィルムであり、細長いフィルムホルダ11によって支持
されている。板状のステージ12上には固定機構13が
設けられている。固定機構13は、ステージ12の表面
に固着された一対の案内部材13aを有し、フィルムホ
ルダ11はこれらの案内部材13aの内壁面によって案
内され、ステージ12に沿って変位可能である。
マ)G1、G2、G3・・・が記録されたストリップフ
ィルムであり、細長いフィルムホルダ11によって支持
されている。板状のステージ12上には固定機構13が
設けられている。固定機構13は、ステージ12の表面
に固着された一対の案内部材13aを有し、フィルムホ
ルダ11はこれらの案内部材13aの内壁面によって案
内され、ステージ12に沿って変位可能である。
【0014】各案内部材13aには、プランジャ13b
が設けられ、プランジャ13bはバネ(図示せず)によ
って常時フィルムホルダ11側へ付勢されている。フィ
ルムホルダ11の側面にはプランジャ13bが係合可能
な凹部(図示せず)が1コマ間隔で形成されており、フ
ィルムホルダ11がステージ12上の所定位置にあると
き、プランジャ13bが凹部に係合することにより、フ
ィルムホルダ11はステージ12に対して固定される。
そしてバネの付勢力よりも十分に大きな力をフィルムホ
ルダ11に付与することにより、フィルムホルダ11の
ステージ12に対する位置を変更させることができる、
いわゆるクリックストップ機構が構成されている。
が設けられ、プランジャ13bはバネ(図示せず)によ
って常時フィルムホルダ11側へ付勢されている。フィ
ルムホルダ11の側面にはプランジャ13bが係合可能
な凹部(図示せず)が1コマ間隔で形成されており、フ
ィルムホルダ11がステージ12上の所定位置にあると
き、プランジャ13bが凹部に係合することにより、フ
ィルムホルダ11はステージ12に対して固定される。
そしてバネの付勢力よりも十分に大きな力をフィルムホ
ルダ11に付与することにより、フィルムホルダ11の
ステージ12に対する位置を変更させることができる、
いわゆるクリックストップ機構が構成されている。
【0015】ステージ12の側端面にはラック14が形
成され、このラック14には原稿送りモータ15の出力
軸に設けられたピニオン16に噛合している。原稿送り
モータ15はシステムコントロール回路40の制御に基
づいて駆動され、これによりステージ12すなわち被読
取原稿Mの位置が制御される。すなわちラック14とモ
ータ15とピニオン16により、原稿移送機構10が構
成される。
成され、このラック14には原稿送りモータ15の出力
軸に設けられたピニオン16に噛合している。原稿送り
モータ15はシステムコントロール回路40の制御に基
づいて駆動され、これによりステージ12すなわち被読
取原稿Mの位置が制御される。すなわちラック14とモ
ータ15とピニオン16により、原稿移送機構10が構
成される。
【0016】ラック14が通過可能な部位には、ステー
ジセンサ51が設けられている。ステージセンサ51は
発光素子と受光素子を有する光学センサである。ステー
ジセンサ51はステージ12が図示された位置にあると
きオフ状態にあるが、ステージ12が図示位置よりも右
方向へ移動してその先端がステージセンサ51内に位置
すると、発光素子から出力される光が遮光されてオン信
号を出力する。この位置は非作動時にステージ12が定
められる挿排原点であり、ステージ12が挿排原点にあ
る状態で、フィルムホルダ11すなわち被読取原稿Mが
本装置に装着され、あるいは本装置から取り外される。
ジセンサ51が設けられている。ステージセンサ51は
発光素子と受光素子を有する光学センサである。ステー
ジセンサ51はステージ12が図示された位置にあると
きオフ状態にあるが、ステージ12が図示位置よりも右
方向へ移動してその先端がステージセンサ51内に位置
すると、発光素子から出力される光が遮光されてオン信
号を出力する。この位置は非作動時にステージ12が定
められる挿排原点であり、ステージ12が挿排原点にあ
る状態で、フィルムホルダ11すなわち被読取原稿Mが
本装置に装着され、あるいは本装置から取り外される。
【0017】一方、ステージ12のラック14が設けら
れていない側面の一部は、固定機構13が設けられた部
分を除いて、フィルムホルダ11の側面に沿って延びる
ように形成され、そこには第1および第2のホルダセン
サ52、53が所定の間隔をあけて設けられている。こ
れらのホルダセンサ52、53はステージセンサ51と
同様に光学センサであり、フィルムホルダ11によって
遮光されているときオン信号を出力し、遮光されていな
いときオフ状態にある。すなわちホルダセンサ52、5
3によって被読取原稿Mの有無が検出される。
れていない側面の一部は、固定機構13が設けられた部
分を除いて、フィルムホルダ11の側面に沿って延びる
ように形成され、そこには第1および第2のホルダセン
サ52、53が所定の間隔をあけて設けられている。こ
れらのホルダセンサ52、53はステージセンサ51と
同様に光学センサであり、フィルムホルダ11によって
遮光されているときオン信号を出力し、遮光されていな
いときオフ状態にある。すなわちホルダセンサ52、5
3によって被読取原稿Mの有無が検出される。
【0018】なお第1および第2のホルダセンサ52、
53の間隔は、被読取原稿Mに記録された画像の各コマ
の間隔よりも若干大きく定められている。これは、後述
する画像G5の読取動作時に先立ってフィルムホルダ1
1をステージ12に装着したとき、第2のホルダセンサ
53によってフィルムホルダ11が検出されなければな
らないからである。
53の間隔は、被読取原稿Mに記録された画像の各コマ
の間隔よりも若干大きく定められている。これは、後述
する画像G5の読取動作時に先立ってフィルムホルダ1
1をステージ12に装着したとき、第2のホルダセンサ
53によってフィルムホルダ11が検出されなければな
らないからである。
【0019】ステージ12には、読み取られる画像Gに
対応した位置に開口(図示せず)が形成されている。そ
の開口の上方には光源20が設けられ、光源20の下方
にはシリンドリカルレンズ32が設けられている。ステ
ージ12の下方であって光源20に対応した位置には、
ミラー33(図1では省略されている)が配設されてい
る。シリンドリカルレンズ32とミラー33は被読取原
稿Mの長手方向に直交する方向に延びている。ミラー3
3はステージ12に対して約45度だけ傾斜している。
またステージ12の下方であってミラー33に対向した
位置には結像レンズ31が設けられている。結像レンズ
31の後方にはラインセンサ30が配設され、ラインセ
ンサ30はミラー33に平行に延びている。
対応した位置に開口(図示せず)が形成されている。そ
の開口の上方には光源20が設けられ、光源20の下方
にはシリンドリカルレンズ32が設けられている。ステ
ージ12の下方であって光源20に対応した位置には、
ミラー33(図1では省略されている)が配設されてい
る。シリンドリカルレンズ32とミラー33は被読取原
稿Mの長手方向に直交する方向に延びている。ミラー3
3はステージ12に対して約45度だけ傾斜している。
またステージ12の下方であってミラー33に対向した
位置には結像レンズ31が設けられている。結像レンズ
31の後方にはラインセンサ30が配設され、ラインセ
ンサ30はミラー33に平行に延びている。
【0020】光源20は、ブルー(B)、グリーン
(G)およびレッド(R)の光を出射する発光素子を有
している。これらの発光素子は、画像Gの読取動作時、
所定の順序で発光し、各発光素子から出射された光はシ
リンドリカルレンズ32によって集光され、被読取原稿
Mの上にライン状に照射される。これにより、被読取原
稿Mに記録された画像Gが、結像レンズ31を介してラ
インセンサ30の受光面に結像される。
(G)およびレッド(R)の光を出射する発光素子を有
している。これらの発光素子は、画像Gの読取動作時、
所定の順序で発光し、各発光素子から出射された光はシ
リンドリカルレンズ32によって集光され、被読取原稿
Mの上にライン状に照射される。これにより、被読取原
稿Mに記録された画像Gが、結像レンズ31を介してラ
インセンサ30の受光面に結像される。
【0021】図3は画像読取装置に被読取原稿Mを装着
した状態を概念的に示す図であり、すなわちこの図で
は、フィルムホルダ11(図2参照)は省略されてい
る。図4は被読取原稿Mに記録された6つの画像G1〜
G6の配置を示す図である。
した状態を概念的に示す図であり、すなわちこの図で
は、フィルムホルダ11(図2参照)は省略されてい
る。図4は被読取原稿Mに記録された6つの画像G1〜
G6の配置を示す図である。
【0022】装置本体61の前面62には被読取原稿M
を挿入するための挿入口63が形成され、また装置本体
61の背面64には被読取原稿Mが突出可能な突出口
(図示せず)が形成されている。被読取原稿Mの装置本
体61への装着は、フィルムホルダ11(図2)先端を
挿入口63から挿入してステージ12(図2)に取り付
けることにより行われる。
を挿入するための挿入口63が形成され、また装置本体
61の背面64には被読取原稿Mが突出可能な突出口
(図示せず)が形成されている。被読取原稿Mの装置本
体61への装着は、フィルムホルダ11(図2)先端を
挿入口63から挿入してステージ12(図2)に取り付
けることにより行われる。
【0023】被読取原稿Mは、画像G1が記録された部
分を先頭として挿入口63に挿入することもでき、また
画像G6が記録された部分を先頭として挿入口63に挿
入することもできる。例えば画像G6を先頭として装着
したとき、画像G6、G5を読み出す場合には、画像G
6、G5は読取期間においても装置本体61内に位置す
るため、被読取原稿Mとフィルムホルダ11は突出口か
ら突出しないが、画像G4を読み出す場合には、被読取
原稿Mとフィルムホルダ11の一部は突出口から突出す
る。また画像G6、G5を読み出す場合、被読取原稿M
は、その先頭側に位置する端部K6、K5を読取開始点
として順方向D1に給送される。これに対して画像G4
を読み出す場合、被読取原稿Mは、その中央部C側に位
置する端部K4を読取開始点として逆方向D2に給送さ
れる。
分を先頭として挿入口63に挿入することもでき、また
画像G6が記録された部分を先頭として挿入口63に挿
入することもできる。例えば画像G6を先頭として装着
したとき、画像G6、G5を読み出す場合には、画像G
6、G5は読取期間においても装置本体61内に位置す
るため、被読取原稿Mとフィルムホルダ11は突出口か
ら突出しないが、画像G4を読み出す場合には、被読取
原稿Mとフィルムホルダ11の一部は突出口から突出す
る。また画像G6、G5を読み出す場合、被読取原稿M
は、その先頭側に位置する端部K6、K5を読取開始点
として順方向D1に給送される。これに対して画像G4
を読み出す場合、被読取原稿Mは、その中央部C側に位
置する端部K4を読取開始点として逆方向D2に給送さ
れる。
【0024】図5および図6は、被読取原稿が画像G6
を先頭として装置本体61内に装着され、この画像G6
を読み出す状態を示している。図5に示す状態では、ス
テージ12(図2)は挿排原点にあり、ステージ12の
先端がステージセンサ51(図2)内に位置している。
図6に示す状態においてステージ12と被読取原稿M
は、突出口65に向かう方向すなわち順方向D1に給送
されている。なお、図5および図6においてフィルムホ
ルダ11(図2)は省略されている。
を先頭として装置本体61内に装着され、この画像G6
を読み出す状態を示している。図5に示す状態では、ス
テージ12(図2)は挿排原点にあり、ステージ12の
先端がステージセンサ51(図2)内に位置している。
図6に示す状態においてステージ12と被読取原稿M
は、突出口65に向かう方向すなわち順方向D1に給送
されている。なお、図5および図6においてフィルムホ
ルダ11(図2)は省略されている。
【0025】被読取原稿Mがステージ12に装着された
とき、図5に示されるように、フィルムホルダ11(図
2)は第1のホルダセンサ52内に位置するが、第2の
ホルダセンサ53内には位置しない。すなわち第1のホ
ルダセンサ52のみが被読取原稿Mを検出してオン信号
を出力し、これによりステージ12は順方向D1に移送
され、画像G6の先頭側の端部K6が読出原点すなわち
光源20およびシリンドリカルレンズ32の直下に位置
決めされる。次いで、ステージ12は順方向D1に所定
間隔毎に間欠的に移送され、画像G6がラインセンサ3
0によって読み取られる。画像G6の端部K6とは反対
側の端部まで読み取られたとき、ステージ12は停止す
る。
とき、図5に示されるように、フィルムホルダ11(図
2)は第1のホルダセンサ52内に位置するが、第2の
ホルダセンサ53内には位置しない。すなわち第1のホ
ルダセンサ52のみが被読取原稿Mを検出してオン信号
を出力し、これによりステージ12は順方向D1に移送
され、画像G6の先頭側の端部K6が読出原点すなわち
光源20およびシリンドリカルレンズ32の直下に位置
決めされる。次いで、ステージ12は順方向D1に所定
間隔毎に間欠的に移送され、画像G6がラインセンサ3
0によって読み取られる。画像G6の端部K6とは反対
側の端部まで読み取られたとき、ステージ12は停止す
る。
【0026】図7および図8は、被読取原稿Mが画像G
6を先頭として装置本体61内に装着され、被読取原稿
Mの中央部の近傍に記録された画像G4を読み出す状態
を示している。図7に示す状態では、ステージ12(図
2)は挿排原点にあり、ステージ12の先端がステージ
センサ51(図2)内に位置している。図8に示す状態
においてステージ12と被読取原稿Mは、挿入口63
(図3)に向かう方向すなわち逆方向D2に給送されて
いる。なお、図7および図8において、図5、6と同様
にフィルムホルダ11(図2)は省略されている。
6を先頭として装置本体61内に装着され、被読取原稿
Mの中央部の近傍に記録された画像G4を読み出す状態
を示している。図7に示す状態では、ステージ12(図
2)は挿排原点にあり、ステージ12の先端がステージ
センサ51(図2)内に位置している。図8に示す状態
においてステージ12と被読取原稿Mは、挿入口63
(図3)に向かう方向すなわち逆方向D2に給送されて
いる。なお、図7および図8において、図5、6と同様
にフィルムホルダ11(図2)は省略されている。
【0027】被読取原稿Mがステージ12に装着された
とき、図7に示されるように、フィルムホルダ11(図
2)は第1および第2のホルダセンサ52、53内に位
置する。すなわち第1および第2のホルダセンサ52、
53が被読取原稿Mを検出してオン信号を出力し、これ
によりステージ12は順方向に移送され、画像G4の後
端側の端部K4が読出原点に位置決めされる。次いで、
ステージ12は逆方向D2に所定間隔毎に間欠的に移送
され、画像G4がラインセンサ30によって読み取られ
る。画像G4の端部K4とは反対側の端部まで読み取ら
れたとき、ステージ12は停止する。
とき、図7に示されるように、フィルムホルダ11(図
2)は第1および第2のホルダセンサ52、53内に位
置する。すなわち第1および第2のホルダセンサ52、
53が被読取原稿Mを検出してオン信号を出力し、これ
によりステージ12は順方向に移送され、画像G4の後
端側の端部K4が読出原点に位置決めされる。次いで、
ステージ12は逆方向D2に所定間隔毎に間欠的に移送
され、画像G4がラインセンサ30によって読み取られ
る。画像G4の端部K4とは反対側の端部まで読み取ら
れたとき、ステージ12は停止する。
【0028】図9は、画像読取ルーチンのフローチャー
トである。なおこの画像読出ルーチンが開始されると
き、ステージ12は既に挿排原点に位置決めされてい
る。
トである。なおこの画像読出ルーチンが開始されると
き、ステージ12は既に挿排原点に位置決めされてい
る。
【0029】まず図5および図6に示される状態、すな
わち被読取原稿が画像G6を先頭として装置本体61内
に装着され、この画像G6を読み出す状態を想定する。
画像読取ルーチンの実行が開始されると、ステップ10
1では第1のホルダセンサ52がオン信号を出力してい
ると判定されるので、ステップ102へ進み、例えばコ
ンピュータ70からスキャン(画像の読取動作)を開始
すべき読取り指令が与えられたか否かが判定される。ホ
ルダセンサ52がオン信号を出力した直後は通常、読取
り指令はまだ与えられておらず、したがって次にステッ
プ103が実行される。ステップ103では、第2のホ
ルダセンサ53がオン信号を出力しているか否かが判定
される。画像G6を読み取るとき、第2のホルダセンサ
53はオン信号を出力していない。したがってこの場
合、ステップ105においてステージ12が移動し、画
像G6の先頭側の端部K6が読出原点になるように位置
決めされた後、ステップ101へ戻る。
わち被読取原稿が画像G6を先頭として装置本体61内
に装着され、この画像G6を読み出す状態を想定する。
画像読取ルーチンの実行が開始されると、ステップ10
1では第1のホルダセンサ52がオン信号を出力してい
ると判定されるので、ステップ102へ進み、例えばコ
ンピュータ70からスキャン(画像の読取動作)を開始
すべき読取り指令が与えられたか否かが判定される。ホ
ルダセンサ52がオン信号を出力した直後は通常、読取
り指令はまだ与えられておらず、したがって次にステッ
プ103が実行される。ステップ103では、第2のホ
ルダセンサ53がオン信号を出力しているか否かが判定
される。画像G6を読み取るとき、第2のホルダセンサ
53はオン信号を出力していない。したがってこの場
合、ステップ105においてステージ12が移動し、画
像G6の先頭側の端部K6が読出原点になるように位置
決めされた後、ステップ101へ戻る。
【0030】このように画像G6を読み取る状態にある
とき、スキャンを開始する前はステップ101、10
2、103、105から成るループが繰り返し実行され
る。この間に例えばコンピュータ70から読取り指令が
与えられてスキャンが開始すると、ステップ102から
ステップ104へ進み、ステージ12の給送方向が順方
向D1に定められる。そしてステップ115において、
ラインセンサ30によって画像G6が読み取られる。こ
の読取動作が完了すると、ステップ116において画像
読取り分だけ逆方向にステージが移送された後、ステッ
プ101へ戻る。なお現在のステージ位置は挿排原点か
らの移送パルス数をシステムコントロール回路40がカ
ウントすることにより、絶対位置を把握することが可能
である。
とき、スキャンを開始する前はステップ101、10
2、103、105から成るループが繰り返し実行され
る。この間に例えばコンピュータ70から読取り指令が
与えられてスキャンが開始すると、ステップ102から
ステップ104へ進み、ステージ12の給送方向が順方
向D1に定められる。そしてステップ115において、
ラインセンサ30によって画像G6が読み取られる。こ
の読取動作が完了すると、ステップ116において画像
読取り分だけ逆方向にステージが移送された後、ステッ
プ101へ戻る。なお現在のステージ位置は挿排原点か
らの移送パルス数をシステムコントロール回路40がカ
ウントすることにより、絶対位置を把握することが可能
である。
【0031】画像G6の読取動作の後、第1のホルダセ
ンサ52はオン状態にあり、第2のホルダセンサ53は
オフ状態にある。したがって、この状態から再びスキャ
ンを開始すべく読取り指令が与えられると、ステップ1
02からステップ104へ進み、上述したのと同様に画
像G6の読取動作が行われる。
ンサ52はオン状態にあり、第2のホルダセンサ53は
オフ状態にある。したがって、この状態から再びスキャ
ンを開始すべく読取り指令が与えられると、ステップ1
02からステップ104へ進み、上述したのと同様に画
像G6の読取動作が行われる。
【0032】一方、画像G6の読取動作の後、ステージ
12からフィルムホルダ11が取り外されると、ステッ
プ101からステップ107へ移り、ステージ12は挿
排原点まで給送される。そして、新しいフィルムホルダ
11が装着されると、ステップ101からステップ10
2へ進み、上述した動作が実行される。なお画像G5を
読み取る場合の動作は、ステージ12に対するフィルム
ホルダ11の相対位置が1コマ分異なるものの、第2の
ホルダセンサ53はオフ状態のままであり、画像G6を
読み取る場合の動作と同じである。
12からフィルムホルダ11が取り外されると、ステッ
プ101からステップ107へ移り、ステージ12は挿
排原点まで給送される。そして、新しいフィルムホルダ
11が装着されると、ステップ101からステップ10
2へ進み、上述した動作が実行される。なお画像G5を
読み取る場合の動作は、ステージ12に対するフィルム
ホルダ11の相対位置が1コマ分異なるものの、第2の
ホルダセンサ53はオフ状態のままであり、画像G6を
読み取る場合の動作と同じである。
【0033】次に、図7および図8に示される状態、す
なわち被読取原稿が画像G6を先頭として装置本体61
内に装着され、被読取原稿Mの中央部に位置する画像G
4を読み出す状態を想定する。この場合、第1および第
2のホルダスイッチ52、53がオン信号を出力してい
るので、画像読取ルーチンの実行が開始されると、ステ
ップ101、102、103、111の順に実行され、
ステップ111では、ステージ12が順方向D1に給送
され、画像G4の後端側の端部K4が読出原点に位置決
めされる。ステップ111におけるD1方向の給送によ
り、フィルムホルダ11の突出量が最大となるが、この
給送時において、画像読取装置の配置のためにフィルム
ホルダ11が壁面に当て付いてしまっても、読出動作が
行なわれる前なので、読取動作時には何ら影響はない。
また、このときに装置を適切な位置に設置し直すことが
できる。
なわち被読取原稿が画像G6を先頭として装置本体61
内に装着され、被読取原稿Mの中央部に位置する画像G
4を読み出す状態を想定する。この場合、第1および第
2のホルダスイッチ52、53がオン信号を出力してい
るので、画像読取ルーチンの実行が開始されると、ステ
ップ101、102、103、111の順に実行され、
ステップ111では、ステージ12が順方向D1に給送
され、画像G4の後端側の端部K4が読出原点に位置決
めされる。ステップ111におけるD1方向の給送によ
り、フィルムホルダ11の突出量が最大となるが、この
給送時において、画像読取装置の配置のためにフィルム
ホルダ11が壁面に当て付いてしまっても、読出動作が
行なわれる前なので、読取動作時には何ら影響はない。
また、このときに装置を適切な位置に設置し直すことが
できる。
【0034】ステップ112では、第2のホルダセンサ
53がオン信号を出力しているか否かが判定される。通
常は、第2のホルダセンサ53はオン信号を出力してお
り、ステップ112からステップ113へ進む。ステッ
プ113では、例えばコンピュータ70からスキャンを
開始すべき指令が与えられたか否かが判定される。この
スキャン開始指令が与えられる前はステップ112、1
13が繰り返し実行されるが、スキャン開始指令が与え
られると、ステップ113からステップ114へ進み、
ステージ12の給送方向が逆方向D2に定められる。そ
して、ステップ106において画像G4が読み取られ、
この読取動作が完了するとステップ101へ戻る。
53がオン信号を出力しているか否かが判定される。通
常は、第2のホルダセンサ53はオン信号を出力してお
り、ステップ112からステップ113へ進む。ステッ
プ113では、例えばコンピュータ70からスキャンを
開始すべき指令が与えられたか否かが判定される。この
スキャン開始指令が与えられる前はステップ112、1
13が繰り返し実行されるが、スキャン開始指令が与え
られると、ステップ113からステップ114へ進み、
ステージ12の給送方向が逆方向D2に定められる。そ
して、ステップ106において画像G4が読み取られ、
この読取動作が完了するとステップ101へ戻る。
【0035】画像G4の読取動作の途中において、例え
ばステップ111が実行されてステージ12が読出原点
まで給送された後、ステップ112、113が繰り返し
実行されている間にフィルムホルダ11がステージ12
から取り外されたり、あるいは画像G6を読み取る状態
までフィルムホルダ11が変位せしめられると、ステッ
プ112において第2のホルダセンサ53がオフ状態で
あると判定されるので、ステップ101へ戻る。
ばステップ111が実行されてステージ12が読出原点
まで給送された後、ステップ112、113が繰り返し
実行されている間にフィルムホルダ11がステージ12
から取り外されたり、あるいは画像G6を読み取る状態
までフィルムホルダ11が変位せしめられると、ステッ
プ112において第2のホルダセンサ53がオフ状態で
あると判定されるので、ステップ101へ戻る。
【0036】したがって、第1のホルダセンサ52がオ
ン状態であれば、すなわち同じ被読取原稿Mの画像G6
を読み取るときは、ステップ101において第1のホル
ダセンサ52がオン状態であると判定されるため、ステ
ップ101からステップ102へ進み、上述した動作が
実行される。これに対し、第1のホルダセンサ52がオ
フ状態であれば、すなわちフィルムホルダ11が取り外
された場合には、ステップ101からステップ107へ
進み、ステージ12は挿排原点まで給送され、そしてス
テップ101以下が実行される。
ン状態であれば、すなわち同じ被読取原稿Mの画像G6
を読み取るときは、ステップ101において第1のホル
ダセンサ52がオン状態であると判定されるため、ステ
ップ101からステップ102へ進み、上述した動作が
実行される。これに対し、第1のホルダセンサ52がオ
フ状態であれば、すなわちフィルムホルダ11が取り外
された場合には、ステップ101からステップ107へ
進み、ステージ12は挿排原点まで給送され、そしてス
テップ101以下が実行される。
【0037】以上のように本実施形態では、装置本体6
1の背面が例えば壁面に接近するようにして配置されて
いても、被読取原稿Mの中央の画像G3、G4を読み取
るときには、フィルムホルダ11が背面から最も突出し
た状態から引き込まれる方向へ移送されて読出動作が行
なわれる。したがって、画像の読取動作の途中において
フィルムホルダ11の先端が壁面に当接することが防止
され、読取動作は適切に行なわれる。また、被読取原稿
Mの中央画像の読取りを行なった場合、フィルムホルダ
11が挿入口側に戻されるので、フィルムホルダ11の
端部が挿入口から十分に突出しており、フィルムホルダ
を装置から抜き取る際に保持しやすく、かつ抜き取りが
容易になる。
1の背面が例えば壁面に接近するようにして配置されて
いても、被読取原稿Mの中央の画像G3、G4を読み取
るときには、フィルムホルダ11が背面から最も突出し
た状態から引き込まれる方向へ移送されて読出動作が行
なわれる。したがって、画像の読取動作の途中において
フィルムホルダ11の先端が壁面に当接することが防止
され、読取動作は適切に行なわれる。また、被読取原稿
Mの中央画像の読取りを行なった場合、フィルムホルダ
11が挿入口側に戻されるので、フィルムホルダ11の
端部が挿入口から十分に突出しており、フィルムホルダ
を装置から抜き取る際に保持しやすく、かつ抜き取りが
容易になる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、被読取原
稿に記録された画像の読取動作中に被読取原稿の給送が
拘束されて画像データに誤差が生じることを確実に防止
することができる。
稿に記録された画像の読取動作中に被読取原稿の給送が
拘束されて画像データに誤差が生じることを確実に防止
することができる。
【図1】本発明の第1の実施形態である画像読取装置を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】被読取原稿を移送するための構成を示す斜視図
である。
である。
【図3】画像読取装置に被読取原稿を装着した状態を概
念的に示す図である。
念的に示す図である。
【図4】被読取原稿に記録された6つの画像G1〜G6
の配置を示す図である。
の配置を示す図である。
【図5】被読取原稿の画像G6を読み出す状態であっ
て、ステージが挿排原点にある状態を示す斜視図であ
る。
て、ステージが挿排原点にある状態を示す斜視図であ
る。
【図6】被読取原稿の画像G6を読み出す状態であっ
て、ステージが挿排原点から突出口の方向に給送されて
いる状態を示す斜視図である。
て、ステージが挿排原点から突出口の方向に給送されて
いる状態を示す斜視図である。
【図7】被読取原稿の画像G4を読み出す状態であっ
て、ステージが挿排原点にある状態を示す斜視図であ
る。
て、ステージが挿排原点にある状態を示す斜視図であ
る。
【図8】被読取原稿の画像G4を読み出す状態であっ
て、ステージが挿排原点から挿入口の方向に給送されて
いる状態を示す斜視図である。
て、ステージが挿排原点から挿入口の方向に給送されて
いる状態を示す斜視図である。
【図9】画像読取ルーチンのフローチャートである。
61 装置本体
63 挿入口
65 突出口
D1 順方向(第1の給送方向)
D2 逆方向(第2の給送方向)
G1〜G6 画像
M 被読取原稿
Claims (3)
- 【請求項1】 被読取原稿の先端部側に記録された第1
の画像と、被読取原稿の中央部の近傍に記録された第2
の画像とを、前記被読取原稿を給送させつつ読み取る画
像読取装置であって、 第1の面に挿入口が形成され、前記第1の面とは反対側
の第2の面に突出口が形成された装置本体と、 画像の読取動作時に、前記挿入口において前記先端部側
から挿入された前記被読取原稿を、前記突出口に向かう
第1の給送方向と前記挿入口側へ戻す第2の給送方向と
にそれぞれ給送可能な給送手段と、 前記給送手段による前記被読取原稿の給送方向を制御す
る給送方向制御手段とを備え、 前記被読取原稿の前記先端部は前記挿入口から挿入され
て前記突出口から突出可能であり、前記被読取原稿は、
前記第1の画像を読み取るとき、前記第1の画像におい
て前記被読取原稿の前記先端部側に位置する端部を、前
記被読取原稿の通過経路の下方に配設される画像読取手
段による読取の開始点とし、前記第1の給送方向に給送
可能であり、前記第2の画像を読み取るとき、前記第2
の画像において前記被読取原稿の中央側に位置する端部
を、前記画像読取手段による読取の開始点とし、前記第
2の給送方向に給送可能であることを特徴とする画像読
取装置の給送方向制御装置。 - 【請求項2】 前記被読取原稿の有無を検出する第1お
よび第2の検出手段が前記装置本体の内部に設けられ、
前記第1および第2の検出手段は、前記給送手段による
前記被読取原稿の給送方向に沿って配置されることを特
徴とする請求項1に記載の給送方向制御装置。 - 【請求項3】 前記給送方向制御手段は、前記被読取原
稿が前記挿入口から挿入された状態において、前記第1
および第2の検出手段の一方が前記被読取原稿を検出し
たとき、前記被読取原稿を前記第1の給送方向に給送す
べく制御し、前記第1および第2の検出手段が共に前記
被読取原稿を検出したとき、前記被読取原稿を前記第2
の給送方向に給送すべく制御することを特徴とする請求
項2に記載の給送方向制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36221697A JP3486333B2 (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 画像読取装置の給送方向制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36221697A JP3486333B2 (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 画像読取装置の給送方向制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11177762A JPH11177762A (ja) | 1999-07-02 |
JP3486333B2 true JP3486333B2 (ja) | 2004-01-13 |
Family
ID=18476289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36221697A Expired - Fee Related JP3486333B2 (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 画像読取装置の給送方向制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3486333B2 (ja) |
-
1997
- 1997-12-11 JP JP36221697A patent/JP3486333B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11177762A (ja) | 1999-07-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |