JP3485951B2 - 洋服ダンス - Google Patents

洋服ダンス

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JP3485951B2
JP3485951B2 JP28004493A JP28004493A JP3485951B2 JP 3485951 B2 JP3485951 B2 JP 3485951B2 JP 28004493 A JP28004493 A JP 28004493A JP 28004493 A JP28004493 A JP 28004493A JP 3485951 B2 JP3485951 B2 JP 3485951B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は洋服ダンスに関するもの
で、詳しくは洋服を掛止するハンガ−パイプが回動する
洋服ダンスに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、ハンガ−パイプが回動する洋服ダ
ンスとしては例えば本出願人が先に提出した特願昭61
−233963号が存在する。しかしながら、上記の洋
服ダンスでは扉Dの開放時にハンガ−掛設用支持杆25
がリンク機構の連結杆20や腕杆6の後方に位置するた
め、支持杆25に対して洋服を吊設したハンガ−の掛け
外しを行ない難いと共に、機構上、扉Dを最大約110
度程度開放すると(第6図参照)、それ以上の開放が困
難となり、このため扉Dの使用性、例えば扉裏面に通常
設けられている鏡等の使用性を損なうという問題を有し
ていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、扉の
開放時にハンガ−掛け外し用ハンガ−パイプがタンス主
体の開口部前方に位置すると共に該ハンガ−パイプの前
方にリンク部材が臨むことを回避してハンガ−パイプに
ハンガ−の掛け外しを容易に行なえるようにし、しかも
必要により扉を大きく開放して扉の使用性を向上できる
洋服ダンスを提供し、もって上記従来技術の問題を解決
しようとするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、タ
ンス主体の前面開口部に回動する扉を備えたタンスにお
いて、タンス主体内の両側に設けた垂直方向の支持軸に
それぞれ基杆の基端部を支持し、タンス主体内の上部の
奥行き方向に配したハンガ−パイプの前部、後部をそれ
ぞれ扉の基側、先側の前記基杆の先端部に垂直方向のピ
ンで連結し、扉の内面基側に設けた垂直方向のピンに一
端部を連結した入力節の他端部を揺動節の先端部及び連
杆の一端部に垂直方向のピンで連結し、揺動節の基端部
及び出力節の基端部をそれぞれ前記扉基側の支持軸に近
接して設けた垂直方向のピンに支承し、前記連杆の他端
部を出力節の中間部に垂直方向のピンで連結し、出力節
の先端部と作用節の基端部を垂直方向のピンで連結し、
作用節の先端部をハンガ−パイプの後部のピンに支承し
たことを特徴とする洋服ダンスを要旨とするものであ
る。 【0005】 【作用】このようにした洋服ダンスにあっては、扉を開
放すると、入力節、連杆、出力節、作用節のリンクモ−
ションを介して一方の基杆を支持軸を支点に回動すると
共に、ハンガ−パイプを介して他方の基杆を支持軸を支
点に回動し、これら基杆の回動によりハンガ−パイプが
前動しつつ旋回してタンス主体の開口部の若干前方で横
方向に沿った位置となり、ハンガ−の掛け外しの容易な
状態となる。又、必要により扉を更に大きく開放し、扉
裏面に通常設けられている鏡等の利用性を高める。 【0006】 【実施例】次に本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。本例の洋服ダンスは、通常の洋服ダンスと同様、
裏板2の前面両側に奥行きの浅い側板3、4を設立し、
側板3、4間の上下にそれぞれ天板5、地板6を設けて
タンス主体1を形成し、タンス主体1の前面の開口部7
に扉8を配設し、扉8の基側と対応側の側板4の前端部
とをスライド蝶番9で連結している。そして本例は、図
1、図2に示す扉8の閉鎖状態において、タンス主体1
内の上部中央の奥行き方向にハンガ−吊設用ハンガ−パ
イプ11を配設し、側板3、4内面の略中央にそれぞれ
取り付けた垂直方向の支持軸12、13にそれぞれ基杆
14、15の基端部を支持し、ハンガ−パイプ11の上
方折返部の前部16、後部17をそれぞれ扉8の基側、
先側の基杆15、14の先端部に垂直方向のピン18、
19で連結し、ハンガ−パイプ11と扉8にリンク機構
21を介在している。 【0007】リンク機構21は、扉8の内面基側に設け
た入力節枢着具22に垂直方向のピン23で入力節24
の一端部を連結し、入力節24の他端部を垂直方向のピ
ン25で揺動節26の先端部及び連杆27の一端部に連
結し、揺動節26の基端部を前記支持軸13の前方に近
接して天板5に固定した垂直方向のピン28に支承し、
支持軸13とピン28間に位置して天板5に固定した垂
直方向のピン29に出力節30の基端部を支承し、連杆
27の他端部を出力節30の中間部に垂直方向のピン3
1で連結し、出力節30の先端部と作用節32の基端部
を垂直方向のピン33で連結し、作用節32の先端部を
ハンガ−パイプ11の前記ピン19に支承している。 【0008】このようにした洋服ダンスにあっては、扉
8をスライド蝶番9を支点に開放すると、図3〜図6に
順に示すように、入力節枢着具22、入力節24を介し
て揺動節26をピン28を支点に図2の反時計回りに回
動し、連杆27を介して出力節30をピン29を支点に
図2の反時計回りに回動し、作用節32を介して左方の
基杆14を支持軸12を支点に図2の時計回りに回動
し、ハンガ−パイプ11を介して右方の基杆15を支持
軸13を支点に図2の反時計回りに回動し、これら基杆
14、15の回動によりハンガ−パイプ11を前動しつ
つ図2の反時計回りに旋回し、扉8を約100度開放し
た状態(図6参照)でハンガ−パイプ11がタンス主体
の開口部7の若干前方で左右方向に沿った位置となって
ハンガ−の掛け外しの容易な状態となる。 【0009】又、扉8を更に開放すると、図7に示すよ
うにリンク機構21自体に支障はないが入力節24と扉
8とが干渉34を生じるので、必要により該干渉34位
置まで扉8を大きく開放する。これにより、例えば扉8
裏面に通常設けられている鏡等を利用する場合等に該鏡
等が正面側に回動するので利用し易くなる。 【0010】なお、開放した扉8を閉鎖するには、前記
と逆方向に扉8を回動すれば、リンク機構21、ハンガ
−パイプ11を前述と逆の動作を経て図2の閉鎖状態に
立ち返る。又、上例では扉8の支持にスライド蝶番9を
用いたが、該スライド蝶番9は通常の蝶番でも差し支え
はない。 【0011】 【発明の効果】以上説明したように本発明の洋服ダンス
においては、扉閉鎖時にはハンガ−パイプが奥行き方向
に沿っているのでタンス主体の奥行きを洋服の巾に制約
されることなく浅形にできるに止どまらず、扉の開放時
にハンガ−パイプがタンス主体の開口部前方に位置する
と共に該ハンガ−パイプの前方に作用節、出力節などの
リンク部材が臨むことを回避してハンガ−パイプにハン
ガ−の掛け外しを容易に行なうことができ、しかも必要
により扉を大きく開放できて扉の使用性を向上できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施例の一部分の斜面図である。 【図2】 同上例の一部欠截平面図である。 【図3】 同上例の扉を約25度開放した状態の一部欠
截平面図である。 【図4】 同上例の扉を約50度開放した状態の一部欠
截平面図である。 【図5】 同上例の扉を約75度開放した状態の一部欠
截平面図である。 【図6】 同上例の扉を約100度開放した状態の一部
欠截平面図である。 【図7】 同上例の扉を最大に開放した状態の一部欠截
平面図である 【符号の説明】 1 タンス主体 7 開口部 8 扉 11 ハンガ−パイプ 12 支持軸 13 支持軸 14 基杆 15 基杆 24 入力節 26 揺動節 27 連杆 30 出力節 32 作用節

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 タンス主体の前面開口部に回動する扉を
    備えたタンスにおいて、タンス主体内の両側に設けた垂
    直方向の支持軸にそれぞれ基杆の基端部を支持し、タン
    ス主体内の上部の奥行き方向に配したハンガ−パイプの
    前部、後部をそれぞれ扉の基側、先側の前記基杆の先端
    部に垂直方向のピンで連結し、扉の内面基側に設けた垂
    直方向のピンに一端部を連結した入力節の他端部を揺動
    節の先端部及び連杆の一端部に垂直方向のピンで連結
    し、揺動節の基端部及び出力節の基端部をそれぞれ前記
    扉基側の支持軸に近接して設けた垂直方向のピンに支承
    し、前記連杆の他端部を出力節の中間部に垂直方向のピ
    ンで連結し、出力節の先端部と作用節の基端部を垂直方
    向のピンで連結し、作用節の先端部をハンガ−パイプの
    部のピンに支承したことを特徴とする洋服ダンス。
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KR101644734B1 (ko) 2015-01-05 2016-08-01 최희정 장애인을 위한 이동식 옷보관장치

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実公12375(大正14年)(JP,Y1 T)

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