JP3484775B2 - 文書処理装置および方法 - Google Patents
文書処理装置および方法Info
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Description
でのデータ共有を可能とする文書処理装置に関する。
書で同じ図や表の作成を行なう際に、既存の文書全体あ
るいは文書の一部を複写して必要な部分を利用するとい
った手法が採用されてきた(例えば、特開昭60−16
3144号公報、特開平4−76664号公報)。その
ように既存の文書から必要な部分を取り込むことによ
り、何度も同じ文章、図、表などを書かなくても済み、
文書を正確に作成でき、あるいは文書作成の時間が短縮
できるなどの効果が得られた。また、内容が全く同じ文
章、図表などを複数の文書内に作成しようとする場合、
ポインタなどを利用して複数の文書で同じ内容を指すこ
とにより、文書の内容の共有化が実現され、正確さ、時
間短縮に加え、記憶容量の削減などの効果が得られた
(例えば、特開平4−348468号公報)。また、一
つの文書を基に作成、編集した新しい文書を版により関
連づけて文書の管理行なう版管理が、文書の管理方法と
して一般的になってきている。
ば、特開昭60−163144号公報、特開平4−76
664号公報)の文書の編集方式は、編集時に自動的に
複製を作成しその複製を編集するようにしたものであ
る。そのため、複製された編集用の文書のみが編集の対
象であり、複製の元となった文書には編集による変更の
結果は反映されない。その編集用の文書を新しいファイ
ルとして記憶部に書き戻したとしても、他の文書を参照
している文書構成要素については参照関係が書き込まれ
るだけで、その文書構成要素の内容を共有先の文書の構
成要素に書き込む手段はないので、新しいファイルを後
で読み込む際には共有箇所の内容は編集前のものしか参
照できず、編集による変更の結果を参照することはでき
ない。また、特開平4−34846公報記載の従来技術
では、文書の論理構造の関係を文書ごとのテーブルで管
理しているので、例えば複数の文書から共有している章
に、新たに節を追加するような編集を行なった場合に、
追加された節を他の文書から共有することができないと
いった問題がある。
構成要素を共有する場合に、その文書構成要素には、文
書間で共有される情報と、文書間で異なる情報とが含ま
れる。例えば、用いる文字フォントの種類やサイズや
色、段落の形式等の文書の体裁情報について考えてみ
る。複数の文書では、この体裁情報が異なっていること
がある。さらに、文書全体の体裁情報とは別に、段落別
に付けられた体裁情報や、文字に付けられた体裁情報等
がある。こうした機能をサポートしている、文書システ
ムにおいて、上記のように複数文書間で、文書構成要素
を共有した場合には、文書毎にその共有内容をどのよう
に表示するかといったことを含めて制御を行わないと、
個別の文書として統一した表示を行なえなくなってしま
うという問題がある。また、体裁情報以外でも、文書の
論理構造に関して考えてみると、複数の文書間で、同一
の文書構成要素を共有した場合には、ある文書では章で
あり、別の文書では節となっている場合がある。
理を行なうことが一般的になってきているので、複数の
文書間で文書構成要素の共有を行なう場合には、文書の
版管理に対応しなければならない。しかしながら、上述
した従来技術では、版に対する対応を行なっていないの
で、版管理が行なわれている文書システムへの適応がで
きないという問題がある。例えば、文書の構成要素間に
共有関係がある場合に、被共有文書の削除をいきなり行
なってしまうと、共有文書側では共有している文書構成
要素がなくなってしまい、共有情報の一貫性を維持する
ことができないという問題がある。
有化などの再利用を行なう場合に対象となる文書の一部
が他の部分に対して共有関係を有するかどうかというこ
とが問題となる。これまでは前記特開平4−76664
号公報記載の技術のように文書編集時にエディタ画面
上で参照部分や共有部分を識別できるように表示するな
どの方法が採用されてきた。しかし、これらの方法を用
いた場合、文書の構成要素を検索してその検索結果につ
いて共有を行なうか否かを判断する場合にはその部分を
一度表示してから判断しなくてはならないが、従来技術
では文書構成要素だけを文書格納部から取り出したり格
納したりすることはできず、その文書構成要素を含む文
書のファイルを単位として取り出したり格納したりしな
ければならないため、前記再利用の判断を行うのに非常
に時間がかかり、作業の効率が悪いという問題がある。
また、複写あるいは共有した文書を後で読み返す場合
に、文書のどの部分が他の文書の複製または共有部分で
あるのかを判断することは困難である。また、共有部分
に変更が生じる場合、その変更が及ぼす影響の範囲を知
る必要が生じることもあるが従来はそれを知ることがで
きなかった。
解決することを目的とするものである。すなわち、本発
明は文書構成要素の共有を行う文書処理装置において、
文書作成をより効率的に行うことができるようにするこ
とを目的とする。また、本発明は、文書編集等の際に、
例えば共有されている文書構成要素に追加、削除、ある
いは更新が行われたときに、その編集結果を共有元の文
書に正しく反映し、共有情報の一貫性を維持できる文書
処理装置を提供することを目的とするものである。ま
た、本発明は、共有された文書構成要素を表示する際に
用いる体裁情報をも管理することのできる文書処理装置
を提供することを目的とするものである。また、本発明
は、文書の版管理が行われる場合においても共有情報の
一貫性を維持できるようにすることを目的とする。ま
た、本発明は、文書の構成要素の再利用の判断を効率的
に支援する手段を提供することを目的とする。
は、文書を文書構成要素からなる構造化文書として管理
し、各文書構成要素の情報を、文書に依存する情報であ
るプライベート部と文書に依存しない情報である被共有
部との対によって構成すると共に、各文書ごとに他の文
書から共有される被共有部と共有する側の文書の共有に
係るプライベート部との関係を表す共有管理情報を保持
する文書構成要素からなる文書を管理すると共に、各文
書に対応して設けられた共有管理情報を用いて共有関係
の管理をおこなう文書管理手段(1-1)と、その文書
管理手段により管理される文書構成要素からなる文書を
記憶する文書記憶手段(20-2)と、前記文書記憶手
段に記憶された文書の文書構成要素を検索する検索手段
(20-3)と、前記検索手段によって特定された文書
構成要素が共有された文書構成要素であるとき前記共有
管理情報を基にその共有された文書構成要素を表示する
手段(20-520-7)とを備えたことを特徴とする。
理方法は、前記検索手段により、入力した検索条件によ
り前記文書の文書構成要素を検索するステップと、前記
検索手段の検索によって特定された文書構成要素が共有
された文書構成要素であるとき、前記共有管理情報を基
にその共有された文書構成要素を表示手段に表示するス
テップを備えたことを特徴とする。
管理すると共に、各文書に対応して設けられた共有管理
情報を用いて共有関係の管理をおこなう。検索手段は、
文書記憶手段に記憶された文書の文書構成要素を検索す
る。文書構成要素を表示する手段は、検索手段によって
索出された文書構成要素が共有された文書構成要素であ
るとき前記共有管理情報を基にその共有された文書構成
要素を表示する。共有管理情報は、これにより、ある文
書構成要素における共有情報について処理する場合の判
断支援を行うことができる。
構成例を示す図である。この装置は、図1に示すよう
に、入力部1−1、文書指定部1−2、文書共有指定部
1−3、表示部1−4、文書編集部1−5、印刷部1−
6、メモリ1−7、文書格納制御部1−8、文書読み込
み部1−9、一時文書記憶部1−10、文書登録部1−
11、文書操作部1−12および文書管理部1−13等
を備えている。文書操作部1−12は、文書指定部1−
2により文書と版の名前が指定されると版管理部を用い
て対象データを特定し、入力部1−1により指定された
操作(処理)を行なう。指定される操作としては、文書
管理部1−13により管理されている文書記憶部1−1
31中の文書の文書一時記憶部1−10への取り出し、
文書の削除、文書の版の削除等である。
1−10からメモリ1−7に文書データを読み込む。文
書の表示部1−4による表示や文書編集部1−5による
編集は、メモリ1−7に読み込まれた文書データを対象
にその操作が行われる。一時的な編集結果は、文書格納
制御部1−8により、文書一時記憶部1−10に格納さ
れる。文書の編集作業が終了したら、文書登録部1−1
1は、一時文書記憶部1−10から文書管理部1−13
に、更新した文書の登録を行ない、版の更新を行なう。
文書管理部1−13は、文書記憶部1−131に記憶す
る構造化文書の管理を行うもので、文書共有の管理、文
書の版の管理をも行う。版管理は版管理部1−132に
より行い、その版管理情報は版構造記憶部1−133に
記憶する。
31に記憶されている文書の版を木構造で管理し、文書
と版の名前から、ある文書の版を特定する。その版の木
構造の管理データは版構造記憶部1−133に記憶す
る。文書共有指定部1−3は、文書記憶部1−131に
記憶されている共有対象とする文書構成要素と、それを
共有する文書のどこに入れるかの位置を指定(親、兄弟
の文書構成要素の指定)し、それに応じて文書管理部1
−13は共有対象として指定された文書構成要素を共有
文書の親、兄弟の文書構成要素から指し、その部分木以
下の共有を行なうための管理情報を生成し、共有の管理
を行う。
を示す。本実施例で説明する文書は、章、節、段落、枠
等の論理構造に分割された要素から構成される構造化文
書で、木構造によって表現される。本発明での文書構成
要素とは、章、節、段落、枠といった論理構造の単位を
いう。文書管理部1−1では、図2に示した文書を図3
に示すような形式にして、文書記憶部1−131に格納
する。文書を管理するための管理情報であるオブジェク
トDoc3−1は、属性として文書のスタイルを管理す
るdocstyle、文書構造の頂点の文書構成要素を
指すroot、共有情報のテーブルを指すpstabl
e、その他の情報を管理している。図3で示した文書構
成要素は、図4(b)に示す固有の属性を表すpriv
ate_attribute4−3と図4(a)に示す
共有の属性を表すshared_attribute4
−1で構成される。属性shared_attribu
teの要素owner’sは、その文書構成要素が作成
された文書のprivate_attribute4−
3を指す。属性cont_attr4−2は、内容部c
ontentやその内容部に対して指定された段落スタ
イルp_styleを指す。文書構成要素間の関係は、
木構造で表現され、親子兄弟の関係は、private
_attributeのoya,ani,ototo,
kodomoで図5に示すように管理する。即ち、各文
書構成要素はprivate_attributeとs
hared_attributeの情報対からなり、図
5にはP0,S0、P1,S1、P2,S2、P2−
1,S2−1、P3,S3の情報対が示されており、そ
れらの間の関係すなわち親、兄、弟、子供の関係の一部
が矢線で例示されている。とくにP2,S2については
詳細に示されいる。
ように本文スタイルと特定スタイルがある。特定スタイ
ルとは、各段落や文字に指定されたもので、指定された
内容部は、その特定スタイルが優先される。何も指定さ
れなければ本文スタイルが適用される。スタイル情報の
管理は、図3に示すような関係で管理を行なう。文書に
属しているスタイル情報は、docstyle3−2で
管理する。個々の段落スタイルと文字スタイルはdoc
style3−2の中の段落スタイルリスト、文字スタ
イルリストが指しているリストの要素である。文書の段
落から段落スタイルが利用された場合には、その段落を
表現している要素のshared_attribute
のcont_attrのp_styleから参照され
る。文字スタイルは、contentの中から参照され
る。
書の共有を行う。文書の文書構成要素の共有の指定は、
共有対象となる部分木の頂点のprivate_att
ributeに対応するprivate_attrib
uteを共有する側の文書に作成し、親子兄弟関係を設
定することにより実現する。共有の頂点となった要素で
は、そのshared_attributeに対応する
private_attributeが共有されている
数だけ存在する。被共有されているshared_at
tributeと共有しているprivate_att
ributeの関係は、被共有文書の共有情報管理テー
ブルsptableにて管理する。
造を図8に示す。この共有情報管理テーブル8−2は、
shared_attributeとそのshared
_attributeを共有しているprivate_
attributeの関係を保持する。Siは、この文
書の文書構成要素で他の文書から共有されている頂点の
shared_attributeである。Siをキー
とするPrefの集合は、他の文書からSiを指してい
るprivate_attributeのリストを含ん
でいる。このprivate_attributeは、
shared_attribute以下の部分木を共有
している文書の文書構成要素である。例えば、図7の文
書Aの共有情報管理テーブルTableは、図8(a)
に示すように文書Bによって共有されている文書構成要
素のshared_attribute SA2と、そ
のshared_attribute SA2から参照
される文書Bのprivate_attributeP
B2を指す情報Pref(PB2,1)との関係を表す
情報を含んでいる。
hared_attributeが共有されることによ
り、共有文書から参照される。特定スタイルに関して
は、文書読み込み時のshared_attribut
eを読み込む時に設定を行なう。図6、図7を用いて文
書構成要素の共有の指定の具体的な手順について説明す
る。文書Aの2章全体PA2以下のシェードが掛かって
いる部分を文書Bの2章として共有を行なう場合を例に
して、文書構成要素の共有の指定の具体的な方式につい
て説明する。まず文書Aの2章を表現している部分木の
ルートノードを取る。これは文書Aのshared_a
ttribute SA2にアクセスすることで成され
る。文書Bの共有を行なう位置の指定を行なう。これ
は、共有する文書構成要素の親兄弟を指定することによ
り位置が決定する。あるレベルの先頭、例えば1章に持
ってくる場合には、親と弟が指定され、逆に最後の章に
持ってくる場合には親と兄が指定される。同一レベルに
要素がない場合には、親のみが指定される。この例の場
合、SB1の弟としてSA2を共有するように指定す
る。文書AのPA2に対応するprivate_att
ributeを文書BにPB2として生成し、PB2の
個々の属性の設定を図7に示すように行う。PB1の弟
をSA2、PB3の兄をSA2に変更する。SA2−1
以下は、PB2の子としてSA2を指すようにするが、
それ以外は、SA2−1以下については何もしない。文
書Aでは、SA2が文書BのPB2から指されているこ
とを管理するために、PB2とref_countを組
として持つPref(PB2,1)を文書Aのspta
bleにSA2をキーとして登録する。既にSA2が登
録されていれば、SA2をキーとする集合の要素にPr
ef(PB2,1)を登録する。図7のTableの詳
細を図8(a)に示す。以上に説明した処理手順を図9
に示す。この共有情報管理テーブルの情報は、文書Bを
読み込む時に、用いられる。以上で文書Bの2章として
文書Aの2章の内容の共有の設定が完了した。共有対象
が特定の段落スタイルや文字スタイルを含んでいる場合
には、文書読み込み時にこのスタイルを読み込む。
1−10からメモリ1−7に文書を展開する。すなわ
ち、文書読み込み部1−9は、文書指定部1−2によ
り、指定された文書を、図10に示す手順で読み込む。 ステップ(10−1) 文書読込み部1−9は文書一時
記憶部1−10から文書管理情報Docを読込む。 ステップ(10−2) スタイル管理情報Docsty
leを読み込む。 ステップ(10−3) 文書構成要素を読み込む。この
文書構成要素の読み込みは、shared_attri
buteを読み込んだ後にその文書に対応するpriv
ate_attributeを読み込む。privat
e_attributeを読み込むことにより親子兄弟
関係を辿ることができる。その読み込みにおける木構造
の探索は、その文書のルートrootから縦型探索で行
なう。この縦型探索では、長男、弟、親の弟、親の親の
弟、...を繰り返し、辿るべき文書構成要素がなくな
るまでこれを繰り返す。 ステップ(10−4) 以上により読み込んだ情報を基
に割り付け処理を行う。メモリ中の構造の設定は、弟、
長男の順に行なう。
red_attributeからその文書に対応するp
rivate_attributeを決定する手順を図
11に示す。 ステップ(11−1) 処理の対象となる文書curr
ent_docを設定する。 ステップ(11−2) 変数siにcurrent_d
ocのrootのshared_attributeを
セットする。 ステップ(11−3) 変数siにセットされているs
hared_attributeのowner’sによ
って指されているprivate_attribute
のdocの値であるowner_doc(si)がcu
rrent_docであるか否かを判定する。 ステップ(11−4) その判定の結果、owner_
doc(si)がcurrent_docであったとき
には、変数siにセットされているshared_at
tributeのowner’sによって指されている
privateattributeを読み込む。 ステップ(11−5) 前記ステップ(11−3)の判
定の結果、owner_doc(si)がcurren
t_docではなかったときには、owner_doc
(si)の共有情報管理テーブルsptableからp
rivate_attributeを決定する。その決
定方法は図12により後述する。 ステップ(11−6) 以上のステップ(11−4)ま
たはステップ(11−5)によりprivate at
tributeの読み込みがすんだら、変数siにne
xt(pi)の値を設定する。next(pi)は、長
男、弟、親の弟、親の親の弟、…の順で次に探索するs
iを返す。全ての要素を辿ったらNILを返す。 ステップ(11−7) 変数siの値がNILであるか
否かを判定し、NILでなければ探索を続け、NILで
あれば処理を終了する。
bleからのprivate_attributeを決
定する前記ステップ(11−5)の処理の詳細を示すフ
ロー図である。 ステップ(12−1) sptableからsiをキー
にしてsiを頂点として共有しているPrefの集合を
得る。例えば図7の場合に、図8(a)に示すようにs
i=SA2のときPrefの集合{Pref(PB2,
1),・・・}を得る。 ステップ(12−2) Prefの各要素に対してその
docの値がcurrent_docと同じものの要素
を得る。例えば図7の場合に、要素Pref(PB2,
1)を得る。 ステップ(12−3) ステップ(12−2)で得られ
た要素が一つか否かを判定する。 ステップ(12−4) その判定により、要素が一つで
あると判定されたときには、そのPrefによってpr
ivate_attributeを決定する。Pref
は図8に示すようにSから参照されるprivate
attributeを指す情報pと、文書システムに版
管理がある場合に共有している文書の版をカウントする
情報ref_countとを含んでおり、この情報Pに
よりprivate_attributeが決定でき
る。 ステップ(12−5) 前記ステップ(12−3)によ
り、要素が複数であると判定されたときには、各要素の
private_attributeの親と兄の値を現
在siを指しているprivate_attribut
eの親とそれ自身と比較してprivate_attr
ibuteを決定する。
み込みについて説明する。shared_attrib
uteを読み込む時に、cont_attrの読み込み
を行なう。共有を行なっていない場合には、その文書で
使われているスタイル情報は、全てdocstyleの
段落スタイルリストか文字スタイルリストから指されて
いる。文書構成要素の共有が指定された文書の最初の読
み込みの場合には、段落スタイル、文字スタイルがまだ
読み込まれていない場合がある。shared_att
ributeを読み込む際に、そのcont_attr
から指されている特定(本実施例では、文字、段落)ス
タイルが、読み込み中の文書のdocstyleの特定
リストにあるかどうかを確認し、ない場合には、con
t_attrが指している特定スタイルを読み込んで図
14に示したd_styleの共有段落スタイルリスト
か共有文字スタイルリストに加える。
イル、段落スタイル、本文スタイルの優先度で、文書の
表示を行なう。共有している文書構成要素に付与されて
いる文字スタイル、段落スタイルについても同じであ
る。文書編集部1−5でスタイル情報を編集した場合に
は、スタイル情報の編集結果についても共有が行なわれ
る。共有している文書構成要素に付与されている段落ス
タイルが共有文書の表示と合わない場合には、共有文書
の本文スタイルを共有段落スタイルよりも優先すること
を指定することにより、その文書の本文スタイルで表示
することができる。例えば、OHP用の文書でフォント
が18の指定があるところに、段落スタイルでフォント
が10を指定されている文書構成要素を共有した場合に
は、共有文書側の表示の一貫性をとるために、この文書
構成要素に付与されている段落スタイルよりも本文スタ
イルを優先させることで共有文書の表示の一貫性を保持
する。
−131の文書が一時文書記憶部1−10を介してメモ
リ1−7に読み込まれる場合の、文書記憶部1−131
の文書とメモリ1−7中の文書の関係の一例を図13お
よび図14に示す。図13の例において、文書記憶部1
−131中の文書Bがメモリ1−7に読み込まれる様子
を示しており、まず、current_docに文書B
が設定され、そのrootとなる文書構成要素のsha
red_attributeのSB0が読み込まれ、次
にそのowner’sであるprivate attr
ibuteのPB0が読み込まれる。次にPB0に子と
して指されている文書構成要素のSB1とPB1が読み
込まれる。PB1は弟として文書Aの文書構成要素のS
A2を指しているので、そのSA2が読み込まれるが、
そのowner’sがcurrent_docではない
ので共有情報管理テーブルsptableを参照してS
A2に対応するPB2を求めてこれをメモリ1−7に読
み込む。そして、PB2は弟としてSB3を指している
のでそのSB3とそのowner’sのPB3が読み込
まれる。図14には体裁情報の読み込みの例が示されて
いる。共有している文書Bの文書管理情報の一部として
文書スタイルd_styleの情報が読み込まれ、その
ほかに共有先の文書構成要素が特定スタイル即ち段落ス
タイルや文字スタイルを有するときには共有段落スタイ
ルリストまたは共有文字スタイルリストとして読み込
む。そして共有している文書構成要素の表示の際にはそ
の読み込まれた段落スタイルや文字スタイルを用いる。
理を必要としない場合にはこの部分を省略して実施する
ことが可能である。文書の版管理部1−132は、図1
5に示すように、文書の複数の版を木構造によって管理
する。すなわち、版管理部1−132は、文書記憶部1
−132に記憶されている文書毎に、版の派生関係を順
序木により管理する。順序木の各ノードを一つの版と
し、ルートまたは兄のあるノードから長男をたどって得
られるノードの列を版の枝とするデータ構造を用いるこ
とにより版のデータを管理する。文書の版指定のために
文書版管理用データとしてBod(Branch of
Document)を使用する。文書版管理用データB
odは、版の枝毎に存在し、枝の中での版の管理に利用
する。文書版管理用データBodのcb_nameは、
枝の最新版の名前、b_nameは、枝の分岐点となっ
た版の名前、v_listは、枝に属している版の名前
のリストである。文書版管理用データBodは、枝版の
作成が行なわれた場合に、1つ生成され、文書管理用デ
ータDocのbodlistに追加する。Bodと文書
と版の関係を図15、図16に示す。
1,main2,main3とそれぞれ名付けられた3
つの版があり、それらは一つの枝Bod_1に属してい
ることを示している。枝Bod_1のデータは最も新し
い版cb_nameとして版main3が設定され、そ
の枝に属する版のリストとしてmain1,main
2,main3が設定されている。図16は、図15の
文書Aにおいて、版main2から分岐して派生した版
eda_1が追加された状態を示している。版eda_
1は木構造において兄のあるノードであるので新しい枝
に属する。その枝を管理するデータとして枝のデータB
od_2が作成されており、その枝Bod_2には最も
新しい版cb_nameとして版eda_1が設定さ
れ、枝の分岐点となった版b_nameとしてmain
2が設定され、その枝に属する版のリストとしてeda
_1が設定されている。
タDocのbodlist、sptable以外の値で
ある。版管理の対象になっているデータは、文書版管理
部1−13により管理され、特定の版を指定することに
より、版管理部1−132からその版の値を得ることが
できる。文書内の版は、名前によって管理されており、
文書と版の名前を指定することにより所望の版を特定
し、その版の文書データにアクセスする。
て説明する。共有している文書構成要素の版の推移の管
理を行うために、文書管理用データDocのshare
dlistを用いる。文書管理用データDocのsha
redlistは、その文書が共有している文書構成要
素の版の特定を行うために、その文書が共有を行ってい
る文書構成要素のオーナである文書の版の枝を表現する
Bodへのポインタを要素とするリストである。文書構
成要素の共有指定時に、共有を行った文書構成要素のオ
ーナである文書の版の枝を管理するBodへのポインタ
をsharedlistに追加する。共有文書のsha
redlistのBodは、文書の読み込み時に、共有
している文書構成要素の版を特定するために使われる。
従って、被共有文書の版が更新された場合に、共有側の
文書は、sharedlistのBodの値を見ること
により、被共有文書で更新された文書構成要素の内容を
利用することができる。その他の点は、版管理を行わな
い場合と同様である。被共有構成要素がどの文書から共
有されているのかを管理するsptableを版管理の
外に置くことにになるので、被共有文書は、共有が指定
される度に版が更新されるということがない。 図7で
示した文書Bが文書Aの構成要素の共有を版管理下で行
った場合の、sharedlistの働きについて図2
5を用いて説明する。最初に文書Aのmain1の版が
文書Bから共有の指定をされる。共有の指定時に文書B
のsharedlistにBod_A1へのポインタが
要素として追加される。Bod_A1は、文書Aの版の
枝を管理するためのBodである。文書Aが更新される
と、main2の版が作成され、Bod_A1の値も更
新される。文書Bからは、共有構成要素の情報として、
sharedlistからBod_A1の値を利用する
ことにより、文書Aの版の推移を追従することができ
る。sharedlistの要素は、通常複数であるの
で、共有している構成要素のオーナ文書のbodlis
tの要素と比較することにより要素の選択を行う。
にある文書の版の更新と共有の関係についてさらに説明
する。文書間の版管理を含めた共有のカウントは、図8
に示した共有情報管理情報のPrefのref_cou
ntによって行なう。被共有文書の版が更新された場合
でもref_countは変化させない。共有文書の版
が更新された場合には、ref_countをインクリ
メントさせる。被共有文書Aの版が更新された場合に
は、図17(a)に示すように文書Bからの共有対象
は、最新版を指すようになっているので、V1、V2、
V3と更新されていく。この状態で文書Bを表示すれ
ば、共有している内容として文書AのV3の内容が表示
される。
(b)に示すように版の更新により、共有の数が増え
る。これは、文書Bが複数の版になった場合に、文書B
のある版を削除しても、他の版はまだ文書Aの文書構成
要素を共有している場合があるからである。
ある版から、共有している文書構成要素が解除された場
合には、被共有文書のsptableの該当する要素の
ref_countをデクリメントする。ref_co
untが1であれば、その要素をsptableから削
除し、共有文書のsharedlistから共有関係の
なくなった文書のBodをはずす。
要素間に共有関係がある場合には、被共有文書の削除を
いきなり行なってしまうと、共有文書のある内容がなく
なってしまうということになる。したがって、文書を削
除する場合には、図18に示し以下に説明する処理を行
うことにより、複数の文書間での共有関係の一貫性を維
持する。 ステップ(18−1) 文書を削除する前に、当該文書
が被共有されている文書構成要素を有しているか否かを
sptableを調べて判定する。 ステップ(18−2) その判定の結果、被共有されて
いる文書構成要素があれば、共有している文書構成要素
と文書を表示する。 ステップ(18−3) 前記判定の結果、被共有されて
いる文書構成要素がなかった場合には、当該文書が共有
している文書構成要素があるか否かを判定する。 ステップ(18−4) その判定の結果、共有している
文書構成要素があった場合には、その文書構成要素を有
する被共有文書のsptableから当該文書のpri
vate_attributeを含む要素を削除する。
これにより被共有文書と当該文書の間の共有関係が解除
されることになる。 ステップ(18−5) ステップ(18−3)で共有し
ている文書構成要素がなかった場合、およびステップ
(18−4)での処理が済んだ場合には、当該文書全体
を削除する。
同様な問題が起こる。版を削除する場合には、図19に
示すような処理を行なうことにより、複数の文書間での
共有関係の一貫性を維持することができる。 ステップ(19−1) 削除しようとする文書の版が最
新版であるか否かを判定する。 ステップ(19−2) その判定の結果、当該版が最新
版でなかったときには、共有している文書構成要素と文
書を表示する。 ステップ(19−3) 最新版のときには、当該版の文
書が被共有されている文書構成要素を有しているか否か
をsptableを調べて判定する。 ステップ(19−4) 被共有されている文書構成要素
があれば、共有されている文書構成要素と文書を表示す
る。 ステップ(19−5) 前記判定の結果、被共有されて
いる文書構成要素がなかった場合には、当該版の文書が
共有している文書構成要素を有するか否かを判定する。 ステップ(19−6) そのステップ(19−5)の判
定の結果、共有している文書構成要素があった場合に
は、被共有文書のsptableから当該版の文書のp
rivate_attributeを含む要素のref
_countを1減らす。ref_countが0なら
sptableから削除する。 ステップ(19−7) 前記ステップ(19−5)の判
定の結果、共有している文書構成要素がなかった場合に
は、当該版のほかに当該文書の版があるか否かを判定す
る。 ステップ(19−8) その判定の結果、他に版がある
場合には、当該版の削除を行い、版管理情報Bodの値
を更新する。 ステップ(19−9) 他に版がなかった場合には、当
該版の文書の削除を行う。
の情報が、文書に依存した情報であるプライベート属性
情報と文書に依存しない被共有属性情報に別れているの
で、共有されている情報は、どの文書からみても同一で
あり、文書に依存している情報は、個々の文書毎に設定
することにより、複数の文書で文書構成要素を共有する
ことから発する矛盾を解消することができる。ある文書
として作成された文書構成要素を別の文書の一部とし
て、文書構成要素のレベルで取り込み、共有している文
書構成要素に変更が生じた場合には、共有しているどの
文書からでも変更を行うことができ、その変更結果が共
有される。本実施例では、体裁情報についても管理して
いるので、共有対象となった文書構成要素に付与されて
いる体裁情報を共有することができる。ただし、共有側
の文書で、被共有の文書構成要素に付与されている体裁
情報が不適当な場合には、共有文書側の体裁情報で表示
することが可能になる。また、版管理されている文書に
対しても、文書構成要素の共有を行なうことができ、版
の更新や削除が行なわれた場合でも、共有情報の一貫性
を維持できる。また、共有状態をチェックした、文書の
削除方式を採用したことにより、文書の削除により、共
有情報の一貫性が損なわれることがない。
図1の構成において、文書構成要素を検索し、検索によ
り得られた文書構成要素の共有情報を表示することによ
り、共有情報について処理する場合の判断支援を行う構
成を付加した実施例である。上記付加部分は図20の構
成に含まれる。図20の構成と図1の構成との関係は次
の通りである。検索条件入力部20−1は、入力部1−
1に対応する。文書記憶部20−2は、文書記憶部1−
13に対応する。操作結果指示部20−7は、表示部1
−4に対応する。文書構成要素検索部20−3、検索結
果記憶部20−4、検索結果選択部20−5、共有情報
取得部20−6は、新たに追加されたものである。この
付加部分を中心に 実施例について説明する。図20に
おいて、検索条件入力部20−1はキーボードなどの入
力装置によって文書構成要素を検索する際の条件を入力
するものである。文書記憶部20−2は文書構成要素の
集合として表現された文書データを複数格納するもので
あり、図1の文書記憶部1−131と同じものである。
構成要素検索部20−3は検索条件入力部20−1で取
得した検索条件を満たす文書構成要素を検索するもので
ある。検索結果記憶部20−4は構成要素検索部20−
3で検索した結果を一時的に記憶しておく部分である。
検索結果選択部20−5は検索結果記憶部20−4に記
憶している検索結果から共有情報を取得する文書構成要
素を選択する部分である。共有情報取得部20−6は検
索結果選択部20−5で選択した文書構成要素について
その共有情報を文書記憶部20−2から取得する部分で
ある。操作結果表示部20−7は検索結果記憶部20−
4に記憶された検索結果や共有情報取得部20−6で取
得した共有情報をディスプレイなどの表示手段に表示す
る部分である。
図表を取り扱うことにする。文書は文書記憶部20−2
において図21に示すような木構造で記憶されている。
さらに図22(a)に示すように文書名とその文書の木
構造におけるルートへのポインタ(格納位置)との対応
関係を示す索引情報を作成しておき、この索引情報を用
いることにより文書のルートを高速に検索し、また、図
22(b)に示すように文書構成要素の見出し文字列と
その文書構成要素へのポインタ(格納位置)との対応関
係を示す文書構成要素検索用の索引情報を作成してお
き、これを用いることにより文書構成要素の検索を高速
化する。文書構成要素の共有の実現方法、文書構成要素
のデータ構造、共有情報管理テーブルの構造などは第1
の実施例で説明したものと同じである。
文書間での共有の例について説明する。文書構成要素は
図4(a)(b)に示すように、被共有部shared
_attributeとプライベート部private
_attributeに分れ、被共有部にはその文書構
成要素を最初に作成した文書についての情報と、文字列
などの内容部を持つ場合はその内容等を格納する。プラ
イベート部には属する文書docへのポインタ、文書構
成要素の種類type、木構造を構築するための親oy
a、兄ani、弟ototo、子供kodomo等の文
書構成要素へのポインタ、被共有部へのポインタ等が格
納される。ある文書に属する既存の文書構成要素を別の
文書で共有する場合、共有する側の文書にその文書構成
要素のプライベート部を新規に作成し、そのプライベー
ト部から既存の文書構成要素の被共有部をポインタで指
す。また、新規に作成したプライベート部に、そのプラ
イベート部が属する文書の木構造を構成するための属性
情報(親、子供など)を格納する。さらに文書構成要素
の被共有部からその文書構成要素を共有している文書構
成要素とそれが属する文書の情報を得るために共有され
ている文書は図8のような共有情報を管理する共有情報
管理テーブル8−2を保持している。
装置における処理の過程を図24のフローチャートによ
り詳細に説明する。 ステップ(24−1) まずキーボードなどの入力手
段である検索条件入力部20−1により文書構成要素検
索条件を入力する。ここで言う検索条件とは、例えば、
内容に「構造化文書」という文字列を含む段落や、見出
し文字列に「データ構造」を含む表、さらに第一章に含
まれる図等の条件である。 ステップ(24−2) 文書構成要素検索部20−3
は、ステップ(24−1)で取得した検索条件により検
索を行なう。検索の方法は、図22で説明した検索用の
集合を利用して見出し文字列などで検索を行なう方法
と、構造木を辿って各文書構成要素について判定する方
法があるが、本実施例では前者の方法を用いることによ
り高速に検索する。検索結果として検索条件を満たす文
書構成要素(被共有部)へのポインタと文書構成要素を
代表するような文字列、例えば章、節の見出し文字列や
図形のキャプションなどを対にしてリストの形で出力す
る。 ステップ(24−3) 検索結果が1以上得られたか否
かを判定し、得られなかった場合には処理を終了し、検
索結果が1以上得られたときにはステップ24−4に移
る。 ステップ(24−4) ステップ(24−2)で取得し
た検索結果を検索結果記憶部20−4に一時的に記憶す
る。 ステップ(24−5) ステップ(24−4)で記憶
した結果のリストの文書構成要素に対応する文字列をデ
ィスプレイなどの表示手段である操作結果表示部20−
7に表示する。 ステップ(24−6) 共有情報を参照したい文書構成
要素の文字列を選択する。ここで候補となる文書構成要
素の全てを選択することや複数を選択することも可能で
ある。 ステップ(24−7) ステップ(24−6)で選択
された文字列に対応する文書構成要素のプライベート部
へのポインタをステップ(24−4)で記憶したリスト
を利用して取り出し、ポインタを辿って文書構成要素の
被共有部にアクセスする。 ステップ(24−8) ステップ(24−7)で取り出
した文書構成要素の被共有部が属する文書の共有情報管
理テーブルにアクセスし、その被共有部に対応する共有
情報を取り出す。 ステップ(24−9) ステップ(24−8)で取り
出した文書構成要素共有情報を操作結果表示部20−7
に表示する。本実施例によれば、文書データ内の参照情
報、共有情報を必要なときに簡単に取り出して参照する
ことができるので、文書の構成要素再利用を促進でき
る。また文書構成要素共有情報の管理、共有文書の表示
などの操作を容易に行なうことができる。
が、文書に依存した情報と文書に依存しない情報に別れ
ているので、共有されている情報は、どの文書からみて
も同一であり、文書に依存している情報は、個々の文書
毎に設定することができ、複数の文書で文書構成要素を
共有することから発する矛盾を解消することができる。
ある文書として作成された文書構成要素を別の文書の一
部として、文書構成要素のレベルで取り込み、共有して
いる文書構成要素に変更が生じた場合には、共有してい
るどの文書からでも変更を行うことができ、その変更結
果が共有される。体裁情報についても管理できるので、
共有対象となった文書構成要素に付与されている体裁情
報を共有することができる。ただし、共有側の文書で、
共有している文書構成要素に付与されている体裁情報が
不適当な場合には、共有文書側の体裁情報で表示するこ
とが可能になる。本発明によれば、文書記憶手段から検
索手段により検索で取り出した一つ以上の文書構成要素
に対して、それらの要素の共有情報を表示するようにし
たことにより、ある文書構成要素における共有情報につ
いて処理する場合の判断支援を行うことができる。
で、(a)は被共有属性、(b)はプライベート属性を
示す図
(b)は共有情報管理テーブルを説明するための図
ared_attributeからその文書に対応する
private_attributeを決定する処理の
フローを示す図
private_attributeを決定する図11
のステップ(11−5)の処理の詳細を示すフロー図
中の文書の関係の一例を示す図
中の文書の関係の一例を示す図
の共有の関係を示す図、(b)は共有文書Bの版が更新
された場合の共有の関係を示す図
図
(b)は文書構成要素検索用集合の形態を説明するため
の図
を示す図
の働きを説明するための図。
有指定部、1−4…表示部、1−5…文書編集部、1−
6…印刷部、1−7…メモリ、1−8…文書格納制御
部、1−9…文書読み込み部、1−10…一時文書記憶
部、1−11…文書登録部、1−12…文書操作部、1
−13…文書管理部、1−131…文書記憶部、1−1
32…版管理部、1−133…版構造記憶部。
Claims (2)
- 【請求項1】 文書を文書構成要素からなる構造化文
書として管理し、各文書構成要素の情報を、文書に依存
する情報であるプライベート部と文書に依存しない情報
である被共有部との対によって構成すると共に、各文書
ごとに他の文書から共有される被共有部と共有する側の
文書の共有に係るプライベート部との関係を表す共有管
理情報を保持する文書構成要素からなる文書を管理する
と共に、各文書に対応して設けられた共有管理情報を用
いて共有関係の管理をおこなう文書管理手段と、 その文書管理手段により管理される文書構成要素からな
る文書を記憶する文書記憶手段と、 前記文書記憶手段に記憶された文書の文書構成要素を検
索する検索手段と、 前記検索手段によって特定された文書構成要素が共有さ
れた文書構成要素であるとき前記共有管理情報を基にそ
の共有された文書構成要素を表示する手段を備えたこと
を特徴とする文書処理装置。 - 【請求項2】文書を文書構成要素からなる構造化文書と
して管理し、各文書構成要素の情報を、文書に依存する
情報であるプライベート部と文書に依存しない情報であ
る被共有部との対によって構成すると共に、各文書ごと
に他の文書から共有される被共有部と共有する側の文書
の共有に係るプライベート部との関係を表す共有管理情
報を保持する文書構成要素からなる文書を管理すると共
に、各文書に対応して設けられた共有管理情報を用いて
共有関係の管理をおこなう文書管理手段と、その文書管
理手段により管理される文書構成要素からなる文書を記
憶する文書記憶手段と、前記文書記憶手段に記憶された
文書の文書構成要素を検索する検索手段と、前記検索手
段によって特定された文書構成要素が共有された文書構
成要素であるとき前記共有管理情報を基にその共有され
た文書構成要素を表示する手段を備えた文書処理装置に
よる文書処理方法であって、前記検索手段により、 入力した検索条件により前記文書
の文書構成要素を検索するステップと、 前記検索手段の 検索によって特定された文書構成要素が
共有された文書構成要素であるとき前記共有管理情報を
基にその共有された文書構成要素を表示手段に表示する
ステップを備えたことを特徴とする文書処理方法。
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