JP2000259459A - ファイル記憶媒体、ファイル管理装置、ファイル管理プログラム記憶媒体 - Google Patents

ファイル記憶媒体、ファイル管理装置、ファイル管理プログラム記憶媒体

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JP2000259459A
JP2000259459A JP11059667A JP5966799A JP2000259459A JP 2000259459 A JP2000259459 A JP 2000259459A JP 11059667 A JP11059667 A JP 11059667A JP 5966799 A JP5966799 A JP 5966799A JP 2000259459 A JP2000259459 A JP 2000259459A
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JP11059667A
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Yuichi Kato
裕一 加藤
Motofumi Suzuki
基史 鈴木
Naritoshi Ueishi
成鋭 上石
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、既存のディジタルコンテンツを構成
するメインファイル及びサブファイルの再利用を容易に
し、かつ記憶装置の利用効率を向上させるファイル記憶
媒体、ファイル管理装置およびファイル管理プログラム
記憶媒体を提供する。 【解決手段】 記憶部106にきおくされたメインファ
イル及び各サブファイル中の関連情報はポインタを有す
る。これらのポインタは、複数のファイルを1つの論理
的なループ状に関連付けている。各関連情報は、前記ル
ープ状の一方向に隣合う他のファイルの記憶位置を指
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータにお
いて各種データを蓄積管理するためのファイルシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル衛星放送などにおける
放送番組は、いわゆるディジタルコンテンツとしてコン
ピュータにより管理するようになってきている。従来、
放送局においてニュース番組等のディジタルコンテンツ
は、素材となる動画像データとともに、アイコンやコメ
ントなどの付帯データを関連付けて管理、利用されてい
る。
【0003】図18は、ハードディスク等の記憶装置に
記憶されたディジタルコンテンツの一例を示す。同図上
段の破線内は、ユーザAによって作成されたディジタル
コンテンツ12を示す。同図のディジタルコンテンツ1
2は、動画像データ(図中のAVデータ)125と、コ
メント121、123、アイコン22、124などの付
帯データとから構成される。動画像データ125、各付
帯データ121〜124はそれぞれ独立したファイルと
して構成される。各付帯データは、素材となる動画像デ
ータ125に関するアイコンやコメントなどであり、ユ
ーザAにより任意に作成・編集される。これらのファイ
ルは、同じディレクトリ内に保存することにより関連付
けられて管理されていた。
【0004】また、既存のディジタルコンテンツを利用
して新たなディジタルコンテンツを作成・編集する場合
には、動画像データの複製を作り、新たな付帯データを
添付することが多い。図18下段の破線内は、ユーザB
により新たに作成されたディジタルコンテンツ13の一
例を示す。動画像データ135は動画像データ125の
複製であり、付帯データ131〜134は新たにユーザ
Bにより作成されたものである。これらのファイルは、
ディジタルコンテンツ12が保存されたディレクトリと
は異なるディレクトリ内に保存される。このように、デ
ィレクトリ毎にディジタルコンテンツを保存することに
より、もってユーザ毎にディジタルコンテンツを管理し
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の管理方法によれば、1つのディジタルコンテンツを構
成するファイル群は関連付けられて管理されているもの
の、他のディジタルコンテンツとは関連付けられていな
いので、ディジタルコンテンツを作成・編集するユーザ
にとっては極めて不便であると問題がある。
【0006】さらに、既存のディジタルコンテンツを再
利用する場合に、動画像データの複製を記憶するので記
憶装置の利用効率が低いという問題もある。上記の課題
に鑑み本発明は、既存のディジタルコンテンツを構成す
るメインファイル及びサブファイルの再利用を容易に
し、かつ記憶装置の利用効率を向上させるファイル記憶
媒体、ファイル管理装置およびファイル管理プログラム
記憶媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のファイル記録媒体は、データ本体と属性情
報と関連情報とを含む複数のファイルを記憶し、各ファ
イル中の属性情報は当該ファイルの所有者を表し、各フ
ァイル中の関連情報は記憶媒体における他のファイルの
記録位置を示すポインタを有し、前記複数のファイル
は、前記ポインタにより論理的なループ状に関連付けら
れている。
【0008】ここで、前記各ポインタは前記ループの一
方向に隣合う他のファイルを指すようにしてもよい。ま
た、論理的なループ状に関連付ける代わりに、複数のフ
ァイルをリスト構造のノードとして又はツリー構造のノ
ードとして関連付けるようにしてもよい。また、本発明
のファイル記録媒体は、動画像データと属性情報と関連
情報とを含むメインファイルと、メインファイル中の動
画像データに関する付帯データと属性情報と関連情報と
を含む複数のサブファイルとを記憶し、各ファイルの属
性情報は当該サブファイルの所有者を表し、各ファイル
の関連情報は他のファイルの記憶位置を示すポインタを
有し、これらのポインタは前記メインファイル及び複数
のサブファイルを論理的なループ状に関連付け、前記各
ポインタは前記ループの一方向に隣合う他のファイルを
指す。
【0009】ここで、前記サブファイルは、メインファ
イルの動画像データに対応するアイコン、動画像データ
に対するコメント文の何れかを付帯データとして有する
データ構造としてもよい。さらに、前記ファイル記憶媒
体は、サブファイルの読み出し、書き込み、再生のそれ
ぞれをどのユーザ又はどのグループに許可するかを示す
アクセス許可コードの一覧であるアクセス許可テーブル
を記憶し、前記各ファイルの属性情報は、アクセス許可
コードを含むデータ構造としてもよい。
【0010】また、全ての前記関連情報は、所有者又は
所有者グループが共通するファイル群毎に、1つのファ
イル群に属するファイルを1つの論理的なループ状に関
連付けるデータ構造を有するようにしてもよい。上記目
的を達成するため本発明のファイル管理装置は、動画像
データと属性情報と関連情報とを含むメインファイル
と、メインファイル中の動画像データに関する付帯デー
タと属性情報と関連情報とを含む1つ以上のサブファイ
ルとからなるディジタルコンテンツを管理するファイル
管理装置であって、前記メインファイルと前記複数のサ
ブファイルとを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶さ
れたメインファイル及び複数のサブファイルを管理する
管理手段とを備え、各ファイルの属性情報は当該サブフ
ァイルの所有者を表し、各ファイルの関連情報は他のフ
ァイルの記憶位置を示すポインタを有し、これらのポイ
ンタはメインファイル及び複数のサブファイルを論理的
なループ状に関連付け、各ポインタはループの一方向に
隣り合う他のファイルの記録位置を指し、前記管理手段
は、ユーザ操作に応じて、前記ポインタを辿ってメイン
ファイル及びサブファイルを順次読み出す読み出すよう
に構成されている。
【0011】ここで、前記ファイル管理装置はさらに新
たなサブファイルを作成する作成手段を有し、前記作成
手段は前記ループ上に新たなサブファイルを追加するよ
うに、新たなサブファイルの関連情報に含まれるポイン
タの値を設定し、ループ上に隣り合うファイルの関連情
報に含まれるポインタの値を更新するようにしてもよ
い。
【0012】上記目的を達成するため、本発明のファイ
ル管理プログラム記憶媒体は、動画像データと属性情報
と関連情報とを含むメインファイルと、メインファイル
中の動画像データに関する付帯データと属性情報と関連
情報とを含む1つ以上のサブファイルとからなるディジ
タルコンテンツを管理するファイル管理プログラムを記
憶するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
メインファイルと、メインファイルと共有する複数のデ
ィジタルコンテンツを構成する複数のサブファイルとを
記憶する記憶装置に対して、これらのファイルを管理す
る管理手段に該当する機能を発揮するファイル管理プロ
グラムを記憶し、各ファイルの属性情報は当該サブファ
イルの所有者を表し、各ファイルの関連情報は他のファ
イルの記憶位置を示すポインタを有し、これらのポイン
タはメインファイル及び複数のサブファイルを論理的な
ループ状に関連付け、各ポインタはループの一方向に隣
り合う他のファイルの記録位置を指し、前記管理手段
は、ユーザ操作に応じて、前記ポインタを辿ってメイン
ファイル及びサブファイルを順次読み出す。
【0013】ここで、前記ファイル管理プログラムは、
さらに新たなサブファイルを作成して前記記憶装置に保
存する作成手段に該当する機能を発揮し、前記作成手段
は、前記ループ上に新たなサブファイルを追加するよう
に、新たなサブファイルの関連情報に含まれるポインタ
の値を設定し、ループ上に隣り合うファイルの関連情報
に含まれるポインタの値を更新するようにしてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 <ファイル管理装置の概略構成>図1は、本実施形態に
おけるファイル管理装置の概略構成を示すブロック図で
ある。
【0015】同図のファイル管理装置100は、CPU
101とメモリ102とネットワークI/F部103と
表示制御部104と入力部105と記憶部106とを備
え、ネットワーク、ディスプレイ107、キーボード1
08、マウス109に接続されている。ファイル管理装
置100のハードウェア構成そのものは、一般的なワー
クステーションやパーソナルコンピュータと同等のもの
でよい。
【0016】CPU101は、オペレーティングシステ
ムの配下で、メモリ102にロードされたファイル管理
プログラムを実行することにより、ディジタルコンテン
ツを構成するファイル群つまり記憶部106に格納され
たファイル群の管理(メインファイル作成、サブファイ
ル作成、ファイル検索など)を行なう。またファイル管
理プログラムには、メインファイル作成プログラム、サ
ブファイル作成プログラム、ファイル検索プログラムな
どが含まれる。
【0017】ネットワークI/F部103は、ネットワ
ーク上の他の端末装置から、記憶部106に格納された
ファイルの検索指示や追加指示等を受信し、必要に応じ
てファイルを送信する。表示制御部104は、ディスプ
レイ107への表示を制御する。入力部105は、キー
ボード108やマウス109からのユーザ操作ファイル
の検索指示や追加指示等を受ける。
【0018】記憶部106は、ハードディスク装置など
の大容量の記憶装置であり、複数のディジタルコンテン
ツ及び複数のテーブルを記憶する。ここでディジタルコ
ンテンツとは、動画像データと属性情報と関連情報とを
含むメインファイルと、メインファイル中の動画像デー
タに関する付帯データと属性情報と関連情報とを含む1
つ以上のサブファイルとからなる。付帯データとは、ア
イコン、コメント、動画像データの再生時間を示すタイ
ムコード、動画像データの再生時間帯における任意の再
生開始位置又は終了位置を示すマークの何れかをいう。
【0019】また、メインファイル及び各サブファイル
中の属性情報は当該ファイルの所有者や所属グループ等
を表す。メインファイル及び各サブファイル中の関連情
報は、他の少なくとも1つのメインファイル又はサブフ
ァイルの記憶位置を示すポインタを有する。これらのポ
インタは、図2に示すように複数のファイルを1つの論
理的なループ状に関連付けている。図1中のファイル間
に図示した矢線は、このポインタを意味する。各関連情
報は、前記ループ状の一方向に隣合う他のファイルを指
すポインタと、反対方向に隣合う他のファイルを指すポ
インタとを有する。
【0020】これにより、図3に示すように1つの動画
像データを異なるディジタルコンテンツの一部として共
有することができ、記憶部の格納効率を向上させるとと
もに、既存のディジタルコンテンツを容易に再利用する
ことができる。 <ファイルのデータ構造>図4は、メインファイル及び
サブファイルのデータ構造を示す図である。同図ではメ
インファイル32とサブファイル35、36の3つのフ
ァイルのみを図示してある。
【0021】同図においてメインファイル32は、属性
情報・関連情報320とメインファイルデータ330と
からなる。属性情報・関連情報320は、所有者コード
(以下ユーザIDとも記す)321、所属グループコー
ド322、アクセス許可コード323、データの種類コ
ード324、次のサブファイルを指すポインタ325、
前のサブファイルを指すポインタ326、データの先頭
アドレス326、データ長328を含む。このうち、関
連情報は、次のサブファイルを指すポインタ(以下、次
ポインタと呼ぶ)325及び前のサブファイルを指すポ
インタ(以下、前ポインタと呼ぶ)326からなり、属
性情報はそれ以外からなる。
【0022】関連情報は他のファイルの関連情報と相俟
って、メインファイルとその付帯データとして作成され
た全てのサブファイルとを論理的なループ状に関連付け
ている。すなわち、各関連情報は、前記ループの一方向
に隣合う次のファイルを指す次ポインタ325と、反対
方向に隣合う前のファイルを指す前ポインタ326とを
有する。同図の例では、次ポインタ325はループ上の
次のサブファイルの先頭アドレスを指す。前ポインタ3
26は、ループ上の前のサブファイルの先頭アドレスを
指す。なお、関連情報は、次ポインタ325と前ポイン
タ326の一方だけでもよい。
【0023】ユーザID321は、図5に示すようなユ
ーザIDと所有者名とを対応させたユーザテーブルに則
ったユーザIDにより、このファイルの所有者を示す。
所属グループコード322は、図6に示すようなグルー
プIDとグループ名とグループに所属するユーザIDと
を対応させたグループテーブルに則ったグループIDに
より、本ファイルがどのグループに所有されているかを
示す。同図では、所属グループコード322=0x1200な
ので、group2に属しており、その所属メンバのユーザI
Dが0x0034,0x0049である。
【0024】アクセス許可コード323は、図7に示す
ようなアクセス許可コード(図中ビット位置を記してあ
る)とアクセス許可範囲とを対応させたアクセス許可テ
ーブルに則ったアクセス許可コードにより、このファイ
ルの読み出し、書き込み、再生のそれぞれをどのユーザ
又はどのグループにどの程度許可するかを示す。図4の
例では、アクセス許可コード=0x0754なので、所有者に
は読み出し、書き込み、再生ともに許可され、グループ
メンバには読み出しと再生とが許可され、それ以外の者
には読み出しのみ許可されている。
【0025】データの種類コード324は、図8に示す
ようなデータIDとデータの種類とを対応させたデータ
種類テーブルに則ったデータIDにより、このファイル
内のデータの種類を示す。図4の例では、メインファイ
ルデータ330が映像データ(データID=0x0102)で
あることを示しているデータの先頭327は、メインフ
ァイル内のメインファイルデータ330の記録アドレス
を指す。
【0026】データ長328は、メインファイル内のメ
インファイルデータ330のデータサイズを指す。ま
た、同図においてメインファイル35は、属性情報・関
連情報350とサブファイルデータ360とからなる。
属性情報・関連情報350は、メインファイルと同様で
あるので、ここでは説明を省略する。サブファイルデー
タ360は、メインファイルの付帯データ本体である。 <ファイル管理>次に、CPU101がメモリ102に
記憶されたファイル管理プログラムを実行することによ
り、どのようにして記憶部106に記憶されたメインフ
ァイル及びサブファイルを管理するかについて説明す
る。以下では、CPU101がメインファイル作成プロ
グラム、サブファイル作成プログラム、検索プログラム
を実行することにより実現されるそれぞれの処理につい
て説明する。 <メインファイル作成処理>図9は、メインファイル作
成処理を示すフローチャートである。同図は、新たなメ
インファイルを作成して記憶部106に保存する場合の
処理を示す。
【0027】同図のように、CPU101は、ユーザ操
作に従ってメインファイルデータつまり動画像データを
作成又は準備し(ステップ91)、属性情報及び関連情
報を作成(ステップ92、93)した後、これらを1つ
のファイルとして記憶部106に保存する(ステップ9
4)。ステップ92における属性情報の作成について
は、CPU101はユーザ操作に従って、所有者コー
ド、所属グループ及びアクセス許可コードの設定(ステ
ップ921〜924)、メインファイルデータの記録ア
ドレス及びデータ長の計算及び設定(ステップ925、
926)を順次行なう。
【0028】ステップ93における関連情報の作成につ
いては、CPU101は、当該メインファイル自身の先
頭アドレスA(m)を取得し、次ポインタ及び前ポインタの
値として、メインファイル自身の先頭記録アドレスA(m)
を設定する。なお、先頭アドレスの取得については、例
えば、CPU101がファイルシステム(オペレーティ
ングシステムの一部)に対してクリエイト、オープン、
ライトなどのコマンドを仮に実行させることにより記憶
部106上に保存先領域を確定させておき、その保存先
アドレスをファイルシステムから取得することができ
る。
【0029】図13に、新たに保存されたメインファイ
ル、特にその関連情報を示す説明図を示す。同図におい
て、A(m)は、記憶部106におけるメインファイルの先
頭アドレスを意味する。次ポインタ及び前ポインタの値
としてインファイル自身の先頭アドレスA(m)が設定され
ているのは、メインファイルに関連する他のサブファイ
ルがまだ1つも保存されていないことを示すためであ
る。 <サブファイル作成処理>図10は、サブファイル作成
処理の概略を示すフローチャートである。同図では、記
憶部106に保存されているメインファイルに対する付
帯データとして、新たにサブファイルを作成して記憶部
106に保存する場合の処理を示す。
【0030】同図のように、CPU101は、ユーザ操
作に従ってアイコンやテキストなどのサブファイルデー
タを作成又は準備し(ステップ101)、属性情報及び
関連情報を作成(ステップ102、103)した後、こ
れらを1つのファイルとして記憶部106に保存する
(ステップ104)。ステップ102における属性情報
の作成については、図9に示したステップ921〜92
6と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0031】ステップ103における関連情報の作成に
ついては、ループ状に関連付けられて既に保存されてい
るメインファイル及びサブファイルのループ上に新たな
サブファイルを追加するように、当該サブファイルの関
連情報を作成することに加えて、既に保存されているメ
インファイル及びサブファイルの関連情報の更新も行な
う。 <サブファイルの関連情報作成処理>図11は、図10
のステップ103に示した関連情報作成処理の詳細を示
すフローチャートである。
【0032】図11においてCPU101は、まず、準
備処理として、新たに作成したサブファイルの先頭アド
レスの取得(ステップ111)と、メインファイルの読
み出し(ステップ112)と、メインファイルの先頭ア
ドレスA(m)の取得(ステップ113)とを行なう。さら
に、CPU101はメインファイルの関連情報に設定さ
れている次ポインタと前ポインタとを読み出し、それぞ
れがメインファイルの先頭アドレスA(m)に等しいか否
か、つまり他のサブファイルが存在しないか否かを判定
する(ステップ114)。
【0033】他のサブファイルが存在しないと判定され
た場合(ステップ114:Yes)、CPU101は、メイ
ンファイルの次ポインタ及び前ポインタの両者に、ステ
ップ111にて取得したサブファイルの先頭アドレス
(A(1)とする)を設定し(ステップ115、116)、
新たに作成したサブファイルの次ポインタ及び前ポイン
タの両者に、ステップ113にて取得したメインファイ
ルの先頭アドレスA(m)を設定し(ステップ117、11
8)、メインファイル及びサブファイルを保存する(ス
テップ118)。図14に、新たに保存されたサブファ
イルとメインファイルの各関連情報の説明図を示す。同
図のように、メインファイルに対して新たに1つ目のサ
ブファイル1が存在されたことになるので、これらの次
ポインタ及び前ポインタは、2つのファイルをループ上
に連結することになる。
【0034】次に、他のサブファイルが存在すると判定
された場合(ステップ114:No)について説明する。
ここでは、図15に示すように、既にメインファイルの
他にn個のサブファイル1〜nが存在し、新たにサブフ
ァイル(n+1)を追加保存するものとする。また、各
サブファイルi(i=1〜n+1)の先頭アドレスはA
(i)であるものとする。この状態でCPU101は、図
16に示す状態になるように、新たなサブファイル(n
+1)の関連情報の作成と前後のファイルの関連情報の
更新とを行なう。
【0035】すなわち、CPU101は、ステップ11
2にて読み出したメインファイルの前ポインタが示すサ
ブファイルnを読み出し(ステップ120)、新たなサ
ブファイル(n+1)の先頭アドレスをファイルシステ
ムから取得し(ステップ121)、新たなサブファイル
(n+1)の次ポインタにメインファイルの先頭アドレ
スA(m)を設定し(ステップ122)、その前ポインタに
サブファイルnの先頭アドレスA(n)を設定する。またC
PU101は、メインファイルの前ポインタを新たなサ
ブファイル(n+1)の先頭アドレスA(n+1)に更新し
(ステップ124)、サブファイルnの次ポインタを新
たなサブファイル(n+1)の先頭アドレスA(n+1)に更
新し(ステップ125)、サブファイル(n+1)、サ
ブファイルn及びメインファイルを記憶部106に保存
する。
【0036】これにより、図15に示したようにループ
状に連結されたメインファイルとn個のサブファイル群
に対して、新たなサブファイル(n+1)がループ内に
追加され、図16に示した状態となる。 <検索処理>図12は、ファイル検索処理を示すフロー
チャートである。同図のように、ユーザから検索開始指
示を受けると、CPU101は、ユーザIDまたはゲス
トである旨の入力を受付け(ステップ131)、メイン
ファイルの先頭アドレスA(m)を変数Xに設定し(ステッ
プ132)、変数Xが指すサブファイルを読み出し(ス
テップ133)、アクセス許可テーブルを参照して当該
ファイルに対するアクセスを許可可能か否かを判定し
(ステップ134)、許可可能である場合のみ当該ファ
イル内容を表示し(ステップ135)、さらに、当該サ
ブファイルの次ポインタを変数Xに設定する(ステップ
136)。これにより1つのメインファイル/サブファ
イルが読み出されるので、ユーザはその内容を確認する
ことができる。また、属性情報のデータの種類から、ア
イコンデータであるかコメントであるか等を確認し、デ
ータ本体の読み出して利用することができる。
【0037】さらにCPU101は、設定された変数X
がメインファイルの先頭アドレスA(m)に一致しない場合
(ステップ137:No)はステップ132に戻り、ファ
イル読み出しと変数Xの更新とを繰り返す。逆に、変数
Xがメインファイルの先頭アドレスA(m)に一致する場合
は、次ポインタによるループ状に連結されたファイルを
全て読み出したことになるので、検索処理を終了する。
【0038】なお、図12の検索処理において次ポイン
タの代わりに前ポインタを順に辿るようにしてもよい。
また、次ポインタと前ポインタとを変数Xと変数Yとに
設定し、ユーザ操作により、何れを使うかを切り換える
ようにしてもよい。その場合、ステップ136において
変数Xと変数Yを更新するとともに、ステップ133に
おいて、ユーザ操作による変数の選択と、選択された変
数が指すサブファイルを読み出すようにすればよい。
【0039】このようにして、次ポインタを順に辿って
全てのサブファイルを順に検索することができるので、
新たなディジタルコンテンツを作成使用とするユーザ
は、既存のサブファイルを容易に利用することができ
る。以上説明してきたように本実施形態におけるファイ
ル管理装置によれば、関連情報により、メインファイル
の付帯データであるサブファイルの全てを関連付けて管
理するので、メインファイル自身はただ1つを保存して
おけばよく記憶部106の記憶効率を向上させることが
できる。加えて、関連情報によりメインファイルの付帯
データ(サブファイル)を全て検索することができるの
で、新たなディジタルコンテンツを作成する際に、既存
のサブファイルを容易に利用することができる。
【0040】なお、メインファイル中の関連情報を、グ
ループ毎に設けるようにしてもよい。この場合の関連情
報の一例を図17に示す。同図のメインファイルは、グ
ループ1に属するファイル群(サブファイル1、2)を
関連付ける関連情報G1と、グループ2に属するファイ
ル群(サブファイル3、4)を関連付ける関連情報G2
とが設定される。このように、メインファイルにはグル
ープ毎に分類された複数の関連情報を設定するようにし
てもよい。これによれば、サブファイル数が多くなって
きた場合に、管理を容易にするとともにグループ毎の検
索を可能にする。同様に、メインファイル中の関連情報
を、所有者毎に設けるようにしてもよい。
【0041】また、上記実施形態では関連情報として2
つのポインタ(次ポインタと前ポインタ)により双方向
のループ状にサブファイルを関連付けているが、ポイン
タを1つだけ使用して単方向のループ状に関連付けるよ
うにしてもよい。また、必ずしもループ状にしなくても
よく、複数のファイルを単方向又は双方向のリスト構造
のノードとして関連付けてもよい。さらに、リスト構造
でなくても、ツリー構造でもよい。ツリー構造の場合、
例えば、同じ種類のサブデータを同じ階層にしてもよ
い。
【0042】さらに、次ポインタ、前ポインタは、ルー
プ上で隣り合うファイルの先頭アドレスを指している
が、先頭アドレスの代わりにファイル名としてもよい。
この場合、ファイル名からファイルシステムを介して隣
り合うファイルを辿っていくことになる。また、属性情
報における所有者IDの代わりにディジタルコンテンツ
IDを設定し、ディジタルコンテンツIDとディジタル
コンテンツ名とを対応させたコンテンツテーブルを記憶
部106に記憶させるようにしてもよい。
【0043】さらに、上記実施形態における記憶部10
6は、ハードディスクとして説明したが、MO(磁気光
ディスク)、CD−RW(書替え可能なCD)、DVD
−RAM等のリムーバブルな記憶媒体であってもよい。
さらに、上記実施形態に示したように、本発明のファイ
ル管理装置は、一般的なワークステーションやパーソナ
ルコンピュータなどのハードウェア上において、実施形
態で説明したファイル管理プログラムを実行することに
より実現しているので、ファイル管理プログラム自体を
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記録しておき、
他のコンピュータにおいて読み取って実行させることが
できる。
【0044】また、ファイル検索処理において、特定の
サブファイルを検索する場合にはいわゆるハッシュ表を
用いて検索するようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明のファイル記録媒体は、データ本
体と属性情報と関連情報とを含む複数のファイルを記憶
し、各ファイル中の属性情報は当該ファイルの所有者を
表し、各ファイル中の関連情報は記憶媒体における他の
ファイルの記録位置を示すポインタを有し、前記複数の
ファイルは、前記ポインタにより論理的なループ状に関
連付けられている。
【0046】このファイル記憶媒体によれば、各ファイ
ルの関連情報つまりファイル毎に設けられたポインタを
有するというデータ構造によって、複数のファイルが関
連付けられるので、ポインタを順に辿って検索すること
により既存のファイルの再利用を容易にし、また、ディ
ジタルコンテンツの動画データを表すメインファイルに
関連する付帯データをデータ本体とするファイルを関連
付けて管理することによりファイル記憶媒体の利用効率
を向上させるという効果がある。
【0047】ここで、前記各ポインタは前記ループの一
方向に隣合う他のファイルを指す。このファイル記憶媒
体によれば、上記効果に加えて、各ポインタがループの
一方向に隣合う他のファイルを指すので、関連情報のデ
ータ量が少なくてよい。また、本発明のファイル記録媒
体は、動画像データと属性情報と関連情報とを含むメイ
ンファイルと、メインファイル中の動画像データに関す
る付帯データと属性情報と関連情報とを含む複数のサブ
ファイルとを記憶し、各ファイルの属性情報は当該サブ
ファイルの所有者を表し、各ファイルの関連情報は他の
ファイルの記憶位置を示すポインタを有し、これらのポ
インタは前記メインファイル及び複数のサブファイルを
論理的なループ状に関連付け、前記各ポインタは前記ル
ープの一方向に隣合う他のファイルを指す。
【0048】このファイル記憶媒体によれば、メインフ
ァイル及び各サブファイルの関連情報つまりファイル毎
に設けられたポインタを有するというデータ構造によっ
て、1つのメインファイルと複数のサブファイルとが関
連付けられるので、ポインタを順に辿って検索すること
により、既存のサブファイルの再利用を容易にすること
ができる。また、複数のディジタルコンテンツに含まれ
る全てのサブファイルに対して、1つのメインファイル
を関連付けて管理することにより、複数のディジタルコ
ンテンツが1つのメインファイルを共有するので、ファ
イル記憶媒体の利用効率を向上させるという効果があ
る。
【0049】ここで、前記サブファイルは、メインファ
イルの動画像データに対応するアイコン、動画像データ
に対するコメント文の何れかを付帯データとして有する
データ構造としてもよい。このファイル記憶媒体によれ
ば、アイコンやコメント文を付帯データとするサブファ
イルについて、上記の効果がある。
【0050】さらに、前記ファイル記憶媒体は、サブフ
ァイルの読み出し、書き込み、再生のそれぞれをどのユ
ーザ又はどのグループに許可するかを示すアクセス許可
コードの一覧であるアクセス許可テーブルを記憶し、前
記各ファイルの属性情報は、アクセス許可コードを含む
データ構造としてもよい。このファイル記憶媒体によれ
ば、上記効果に加えて、サブファイル毎にアクセス許可
コードを有するので、サブファイル毎にどのユーザ又は
グループにアクセスを許可するかを容易に管理すること
ができる。
【0051】また、全ての前記関連情報は、所有者又は
所有者グループが共通するファイル群毎に、1つのファ
イル群に属するファイルを1つの論理的なループ状に関
連付けるデータ構造を有するようにしてもよい。このフ
ァイル記憶媒体によれば、サブファイルの関連付けを所
有者又は所有者グループ毎に行なうことができる。
【0052】上記目的を達成するため本発明のファイル
管理装置は、動画像データと属性情報と関連情報とを含
むメインファイルと、メインファイル中の動画像データ
に関する付帯データと属性情報と関連情報とを含む1つ
以上のサブファイルとからなるディジタルコンテンツを
管理するファイル管理装置であって、前記メインファイ
ルと前記複数のサブファイルとを記憶する記憶手段と、
記憶手段に記憶されたメインファイル及び複数のサブフ
ァイルを管理する管理手段とを備え、各ファイルの属性
情報は当該サブファイルの所有者を表し、各ファイルの
関連情報は他のファイルの記憶位置を示すポインタを有
し、これらのポインタはメインファイル及び複数のサブ
ファイルを論理的なループ状に関連付け、各ポインタは
ループの一方向に隣り合う他のファイルの記録位置を指
し、前記管理手段は、ユーザ操作に応じて、前記ポイン
タを辿ってメインファイル及びサブファイルを順次読み
出す読み出すように構成されている。
【0053】この構成によれば、メインファイル及び各
サブファイルの関連情報つまりファイル毎に設けられた
ポインタを有するというデータ構造によって、1つのメ
インファイルと複数のサブファイルとが関連付けられる
ので、管理手段がポインタを順に辿って読み出すことに
より、既存のサブファイルの再利用を容易にすることが
できる。また、複数のディジタルコンテンツに含まれる
全てのサブファイルに対して、1つのメインファイルを
関連付けて管理することにより、複数のディジタルコン
テンツが1つのメインファイルを共有するので、記憶手
段の利用効率を向上させるという効果がある。
【0054】ここで、前記ファイル管理装置はさらに新
たなサブファイルを作成する作成手段を有し、前記作成
手段は前記ループ上に新たなサブファイルを追加するよ
うに、新たなサブファイルの関連情報に含まれるポイン
タの値を設定し、ループ上に隣り合うファイルの関連情
報に含まれるポインタの値を更新するようにしてもよ
い。
【0055】この構成によれば、上記効果に加えて、新
たなサブファイルを作成して保存することができる。上
記目的を達成するため、本発明のファイル管理プログラ
ム記憶媒体は、動画像データと属性情報と関連情報とを
含むメインファイルと、メインファイル中の動画像デー
タに関する付帯データと属性情報と関連情報とを含む1
つ以上のサブファイルとからなるディジタルコンテンツ
を管理するファイル管理プログラムを記憶するコンピュ
ータ読み取り可能な記憶媒体であって、メインファイル
と、メインファイルと共有する複数のディジタルコンテ
ンツを構成する複数のサブファイルとを記憶する記憶装
置に対して、これらのファイルを管理する管理手段に該
当する機能を発揮するファイル管理プログラムを記憶
し、各ファイルの属性情報は当該サブファイルの所有者
を表し、各ファイルの関連情報は他のファイルの記憶位
置を示すポインタを有し、これらのポインタはメインフ
ァイル及び複数のサブファイルを論理的なループ状に関
連付け、各ポインタはループの一方向に隣り合う他のフ
ァイルの記録位置を指し、前記管理手段は、ユーザ操作
に応じて、前記ポインタを辿ってメインファイル及びサ
ブファイルを順次読み出す。
【0056】このファイル管理プログラム記憶媒体によ
れば、本ファイル管理プログラムを読み取って実行する
コンピュータと相俟って、メインファイル及び各サブフ
ァイルの関連情報つまりファイル毎に設けられたポイン
タを有するというデータ構造によって、1つのメインフ
ァイルと複数のサブファイルとが関連付けられるので、
管理手段がポインタを順に辿って読み出すことにより、
既存のサブファイルの再利用を容易にすることができ
る。また、複数のディジタルコンテンツに含まれる全て
のサブファイルに対して、1つのメインファイルを関連
付けて管理することにより、複数のディジタルコンテン
ツが1つのメインファイルを共有するので、記憶手段の
利用効率を向上させるという効果がある。
【0057】ここで、前記ファイル管理プログラムは、
さらに新たなサブファイルを作成して前記記憶装置に保
存する作成手段に該当する機能を発揮し、前記作成手段
は、前記ループ上に新たなサブファイルを追加するよう
に、新たなサブファイルの関連情報に含まれるポインタ
の値を設定し、ループ上に隣り合うファイルの関連情報
に含まれるポインタの値を更新するようにしてもよい。
【0058】このファイル管理プログラム記憶媒体によ
れば、本ファイル管理プログラムを読み取って実行する
コンピュータと相俟って、上記効果に加えて、新たなサ
ブファイルを作成して保存することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるファイル管理装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】関連情報が複数のファイルを論理的なループ状
に関連付けている様子を示す図である。
【図3】1つの動画像データを異なるディジタルコンテ
ンツの一部として共有する場合を示す説明図である。
【図4】メインファイル及びサブファイルのデータ構造
を示す図である。
【図5】ユーザIDと所有者名とを対応させたユーザテ
ーブルの説明図である。
【図6】グループIDとグループ名とグループに所属す
るユーザIDとを対応させたグループテーブルの説明図
である。
【図7】アクセス許可コード(図中ビット位置を記して
ある)とアクセス許可範囲とを対応させたアクセス許可
テーブルの説明図である。
【図8】データIDとデータの種類とを対応させたデー
タ種類テーブルの説明図である。
【図9】メインファイル作成処理を示すフローチャート
である。
【図10】サブファイル作成処理を示すフローチャート
である。
【図11】サブファイルの関連情報作成処理を示すフロ
ーチャートである。
【図12】検索処理を示すフローチャートである。
【図13】最初に作成されるメインファイルの関連情報
を示す図である。
【図14】メインファイルに1つ目のサブファイルが作
成された場合の関連情報を示す図である。
【図15】メインファイルとn個のサブファイルが存在
する場合の関連情報を示す図である。
【図16】(n+1)個目のサブファイルを追加した場
合の関連情報を示す図である。
【図17】メインファイルがグループ毎の関連情報を有
する場合の説明図である。
【図18】複数のユーザがもともと1つのファイルをコ
ピーしてそれぞれ別個のファイルを使用する場合の構成
【符号の説明】
100 ファイル管理装置 101 CPU 102 メモリ 103 ネットワークI/F部 104 表示制御部 105 入力部 106 記憶部 107 ディスプレイ 108 キーボード 109 マウス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上石 成鋭 愛知県名古屋市中区栄2丁目6番1号 白 川ビル別館5階 株式会社松下電器情報シ ステム名古屋研究所内 Fターム(参考) 5B082 BA08 BA11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ本体と属性情報と関連情報とを含
    む複数のファイルを記憶し、 各ファイル中の属性情報は当該ファイルの所有者を表
    し、 各ファイル中の関連情報は記憶媒体における他のファイ
    ルの記録位置を示すポインタを有し、 前記複数のファイルは、前記ポインタにより論理的なル
    ープ状に関連付けられていることを特徴とするコンピュ
    ータ読み取り可能なファイル記憶媒体。
  2. 【請求項2】 前記各ポインタは前記ループの一方向に
    隣合う他のファイルを指すことを特徴とする請求項1記
    載のコンピュータ読み取り可能なファイル記憶媒体。
  3. 【請求項3】 動画像データと属性情報と関連情報とを
    含むメインファイルと、メインファイル中の動画像デー
    タに関する付帯データと属性情報と関連情報とを含む複
    数のサブファイルとを記憶し、 各ファイル中の属性情報は当該サブファイルの所有者を
    表し、 各ファイル中の関連情報は他のファイルの記憶位置を示
    すポインタを有し、 これらのポインタは前記メインファイル及び複数のサブ
    ファイルを論理的なループ状に関連付け、 前記各ポインタは、前記ループの一方向に隣合う他のフ
    ァイルを指すことを特徴とするコンピュータ読み取り可
    能なファイル記憶媒体。
  4. 【請求項4】 前記サブファイルは、メインファイルの
    動画像データに対応するアイコン、動画像データに対す
    るコメント文の何れかを付帯データとして有することを
    特徴とする請求項3記載のコンピュータ読み取り可能な
    記憶媒体。
  5. 【請求項5】 前記ファイル記憶媒体は、さらに、サブ
    ファイルの読み出し、書き込み、再生のそれぞれをどの
    ユーザ又はどのグループに許可するかを示すアクセス許
    可コードの一覧であるアクセス許可テーブルを記憶し、 前記ファイルの属性情報は、アクセス許可コードを含む
    ことを特徴とする請求項4記載のファイル記憶媒体。
  6. 【請求項6】 全ての前記関連情報は、所有者又は所有
    者グループが共通するファイル群毎に、1つのファイル
    群に属するファイルを1つの論理的なループ状に関連付
    けることを特徴とする請求項4又は5記載のコンピュー
    タ読み取り可能なファイル記憶媒体。
  7. 【請求項7】 データ本体と属性情報と関連情報とを含
    む複数のファイルを記憶し、 各ファイル中の属性情報は当該ファイルの所有者を表
    し、 各ファイル中の関連情報は記憶媒体における他のファイ
    ルの記録位置を示すポインタを有し、 前記複数のファイルは、前記ポインタによりリスト構造
    またはツリー構造のノードとして関連付けられているこ
    とを特徴とするコンピュータ読み取り可能なファイル記
    憶媒体。
  8. 【請求項8】 動画像データと属性情報と関連情報とを
    含むメインファイルと、メインファイル中の動画像デー
    タに関する付帯データと属性情報と関連情報とを含む1
    つ以上のサブファイルとからなるディジタルコンテンツ
    を管理するファイル管理装置であって、 前記メインファイルと前記複数のサブファイルとを記憶
    する記憶手段と、 記憶手段に記憶されたメインファイル及び複数のサブフ
    ァイルを管理する管理手段とを備え、 各ファイルの属性情報は当該サブファイルの所有者を表
    し、 各ファイルの関連情報は他のファイルの記憶位置を示す
    ポインタを有し、 これらのポインタはメインファイル及び複数のサブファ
    イルを論理的なループ状に関連付け、 各ポインタはループの一方向に隣り合う他のファイルの
    記録位置を指し、 前記管理手段は、ユーザ操作に応じて、前記ポインタを
    辿ってメインファイル及びサブファイルを順次読み出す
    読み出すことを特徴とするファイル管理装置。
  9. 【請求項9】 前記ファイル管理装置はさらに新たなサ
    ブファイルを作成する作成手段を有し、 前記作成手段は前記ループ上に新たなサブファイルを追
    加するように、新たなサブファイルの関連情報に含まれ
    るポインタの値を設定し、ループ上に隣り合うファイル
    の関連情報に含まれるポインタの値を更新することを特
    徴とする請求項8記載のファイル管理装置。
  10. 【請求項10】 動画像データと属性情報と関連情報と
    を含むメインファイルと、メインファイル中の動画像デ
    ータに関する付帯データと属性情報と関連情報とを含む
    1つ以上のサブファイルとからなるディジタルコンテン
    ツを管理するファイル管理プログラムを記憶するコンピ
    ュータ読み取り可能な記憶媒体であって、 メインファイルと、メインファイルと共有する複数のデ
    ィジタルコンテンツを構成する複数のサブファイルとを
    記憶する記憶装置に対して、これらのファイルを管理す
    る管理手段に該当する機能を発揮するファイル管理プロ
    グラムを記憶し、 各ファイルの属性情報は当該サブファイルの所有者を表
    し、 各ファイルの関連情報は他のファイルの記憶位置を示す
    ポインタを有し、 これらのポインタはメインファイル及び複数のサブファ
    イルを論理的なループ状に関連付け、 各ポインタはループの一方向に隣り合う他のファイルの
    記録位置を指し、 前記管理手段は、ユーザ操作に応じて、前記ポインタを
    辿ってメインファイル及びサブファイルを順次読み出す
    ことを特徴とするファイル管理プログラム記憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記ファイル管理プログラムは、さら
    に新たなサブファイルを作成して前記記憶装置に保存す
    る作成手段に該当する機能を発揮し、 前記作成手段は、前記ループ上に新たなサブファイルを
    追加するように、新たなサブファイルの関連情報に含ま
    れるポインタの値を設定し、ループ上に隣り合うファイ
    ルの関連情報に含まれるポインタの値を更新することを
    特徴とする請求項10記載のファイル管理プログラム記
    憶媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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