JPH10254754A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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Publication number
JPH10254754A
JPH10254754A JP9053096A JP5309697A JPH10254754A JP H10254754 A JPH10254754 A JP H10254754A JP 9053096 A JP9053096 A JP 9053096A JP 5309697 A JP5309697 A JP 5309697A JP H10254754 A JPH10254754 A JP H10254754A
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JP
Japan
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box
virtual
information
pointer
management table
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Pending
Application number
JP9053096A
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English (en)
Inventor
Isao Yoshimura
功 吉村
Hidemitsu Kumagai
秀光 熊谷
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報記録再生装置において、情報を格納する
仮想ボックスの追加やそれへの情報の収納を新たなコー
ディングを行うことなく容易に実現する。 【解決手段】 ボックスをメディアボックス管理テーブ
ル30に対応付ける。つまり、ボックスの生成をメディ
アボックス管理テーブル30の追加によって実現する。
管理テーブル30には、親や子等の関係にあるボックス
へのポインタが格納され、これに基づいてボックス間を
移動できる。ボックスへの情報の追加は、その情報への
パスを格納するリンクオブジェクトデータというテーブ
ルを生成することにより実現され、管理テーブル30に
は、このリンクオブジェクトデータへのID36が追
加、格納される。よってボックス等の追加は、テーブル
の追加で実現され、ユーザがプログラムを組み直す必要
がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザが入力する
各種情報を仮想的なボックスに収納・記録し、また記録
された情報を当該ボックスから再生・出力する情報記録
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の計算機や通信の分野におけるハー
ドウェア技術の進歩により、テキストデータだけでな
く、情報量が大きくハードウェアの演算能力や記憶容量
の面での負荷の大きな動画像データ、静止画データや音
声データなどの情報をも取り扱うことのできる、いわゆ
るマルチメディア対応の情報機器が出現している。
【0003】情報機器のマルチメディア化により、その
情報伝達の能力は飛躍的に向上する。このマルチメディ
ア機器の一例として、従来においては、装置・システム
内に登録された各種のマルチメディア情報を、ユーザが
検索し取得する情報検索装置・システムが存在する。
【0004】そのような装置は、例えば、情報を階層的
に管理し、ユーザはキーボードやタッチパネル等の操作
により、その階層を辿って、所望の情報を探索すること
ができる。探索された所望の情報は、画面上への画像や
文字の表示、合成音声等での音声再生などにより、ユー
ザに対して再生・出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ユーザに対しマルチメ
ディア情報を提供する従来の情報検索装置は、当該装
置、システムにあらかじめ登録された情報をエンドユー
ザに提供するのみであった。つまり、エンドユーザは、
装置に対する指示という意味での入力は簡単に行うこと
はできたが、自分が他者に伝達したい情報を装置に登録
しようとすると装置に格納されているデータの構造等に
ついて知らなければならなかった。そのため、誰にでも
簡単に情報登録を行うことができず、当該装置・システ
ムの利用分野が限定されるという問題があった。
【0006】また、エンドユーザに詳細なデータ構造等
を意識させることなく情報の登録・検索を行うことがで
きるマン・マシンインターフェースを提供しようとする
と、従来技術では、オーサリングツール等を用いてシナ
リオに対応するコンテンツプログラムの骨格を作成し、
その中のアイコンやウィンドウ等の表示オブジェクト
に、データの入出力等の操作処理プログラムをコーディ
ングにより追加しなければならない。特に、エンドユー
ザによる情報登録に応じて、データの階層構造等を自己
拡張的に構成するには、高度のプログラミング技法が要
求される。そのため、そのような装置の開発には、開発
者に、画面構成などユーザインターフェースを美しく作
成する等の芸術的創作能力とともに、プログラミング能
力とプログラミングのための相当の工数とを要求するこ
とになるという問題があった。
【0007】さらに装置が提供するサービス内容は一定
とは限らず、画面構成を変えたいといった要望に応じ
て、運用が開始された後においても変更が必要になるこ
ともあり、場合によってはデータ構造の変更により入力
済みのデータが無効になることもある。よって、上記開
発者の負担が大きいことは開発時の一過性の問題ではな
く、このような場合にも問題となり、装置・システムの
サービスの変更が容易に行えないという問題があった。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、エンドユーザが多様なデータすなわちマル
チメディア情報を再生できるだけでなく、容易な操作で
記録を行うこともできるとともに、開発・変更が容易な
情報記録再生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報記録再
生装置は、オブジェクト情報を仮想的に収納する相互に
連鎖した複数の仮想ボックスを備え、前記連鎖を辿って
仮想ボックス間を移動でき、ユーザが入力する情報を前
記オブジェクト情報として選択された前記仮想ボックス
に記録し、またユーザにより指定された前記オブジェク
ト情報を再生出力する情報記録再生装置であって、実体
的に前記オブジェクト情報を記憶する記憶部と、前記各
仮想ボックスに収納されたオブジェクト情報の前記記憶
部での位置を指し示すオブジェクトポインタと、当該仮
想ボックスにリンクする他の仮想ボックスを指し示すボ
ックスポインタとを包含し前記各仮想ボックス毎にそれ
ぞれ設けられた複数のボックス管理テーブルと、新たな
前記仮想ボックスに対応する前記ボックス管理テーブル
を生成し、当該仮想ボックスのリンク先に指定された既
存の前記仮想ボックスの前記ボックスポインタを書き換
え、当該仮想ボックスを仮想ボックスの前記連鎖に追加
する仮想ボックス追加手段と、新たに前記仮想ボックス
に収納されるオブジェクト情報のオブジェクトポインタ
を、対応する前記ボックス管理テーブルに追加するオブ
ジェクト情報追加手段と、前記仮想ボックスに収納され
ているオブジェクト情報のうち指定されたオブジェクト
情報を、前記オブジェクトポインタに基づいて前記記憶
部から取り出すオブジェクト情報再生手段とを有するも
のである。
【0010】本発明に係る情報記録再生装置は、オブジ
ェクト情報を仮想的に収納する相互に連鎖した複数の仮
想ボックスを備え、前記連鎖を辿って仮想ボックス間を
移動でき、ユーザが入力する情報を前記オブジェクト情
報として選択された前記仮想ボックスに記録し、またユ
ーザにより指定された前記オブジェクト情報を再生出力
する情報記録再生装置であって、実体的に前記オブジェ
クト情報を記憶する記憶部と、グループ化された前記オ
ブジェクト情報に関し、当該各オブジェクト情報の前記
記憶部でのそれぞれの位置を指し示す各オブジェクトポ
インタを包含するオブジェクトグループ管理テーブル
と、前記仮想ボックスに収納された前記オブジェクト情
報のグループに対応する前記オブジェクトグループ管理
テーブルを指し示すグループテーブルポインタと、当該
仮想ボックスにリンクする他の仮想ボックスを指し示す
ボックスポインタとを包含し前記各仮想ボックス毎にそ
れぞれ設けられた複数のボックス管理テーブルと、新た
な前記仮想ボックスに対応する前記ボックス管理テーブ
ルを生成し、当該仮想ボックスのリンク先の既存の前記
仮想ボックスの前記ボックスポインタを書き換え、当該
仮想ボックスを前記仮想ボックスの連鎖に追加する仮想
ボックス追加手段と、新たに前記仮想ボックスに収納さ
れるオブジェクト情報のグループに対応する前記オブジ
ェクトグループ管理テーブルを生成するグループテーブ
ル生成手段と、新たに生成されたオブジェクトグループ
管理テーブルのグループテーブルポインタを、対応する
前記ボックス管理テーブルに追加するオブジェクト情報
追加手段と、前記仮想ボックスに収納されているオブジ
ェクト情報の前記グループのうち指定されたグループ
を、前記グループテーブルポインタ及び前記オブジェク
トグループ管理テーブルに基づいて前記記憶部から取り
出すオブジェクト情報再生手段とを有するものである。
【0011】本発明に係る情報記録再生装置は、操作時
のユーザインタフェースとなる表示画面の画面構成情報
を記憶する画面構成情報記憶部と、画面表示を行う表示
部と、前記画面構成情報から前記表示画面を生成する表
示画面生成手段とを有し、前記ボックス管理テーブル
は、前記仮想ボックスに対応付けられる前記表示画面の
前記画面構成情報を指し示す表示画面ポインタを包含
し、前記仮想ボックス追加手段は、追加される仮想ボッ
クスがリンクする仮想ボックスの前記表示画面ポインタ
を、当該追加される仮想ボックスの前記ボックス管理テ
ーブルに継承させるというものである。
【0012】本発明に係る情報記録再生装置は、前記仮
想ボックスがツリー構造で階層的に連鎖し、前記ボック
ス管理テーブルが包含する前記ボックスポインタは、前
記仮想ボックスに対し前記ツリー構造上親となる仮想ボ
ックスを指し示すボックスポインタと、当該仮想ボック
スに対し前記ツリー構造上子となる仮想ボックスの一つ
を指し示すボックスポインタと、当該仮想ボックスと前
記親が共通である仮想ボックス相互間にチェーン構造の
リンクを構成する前記ボックスポインタとを含むという
ものである。
【0013】本発明に係る情報記録再生装置は、前記仮
想ボックス追加手段が、現在位置付けられている前記仮
想ボックスに対し前記ツリー構造上子となる仮想ボック
スを生成するというものである。
【0014】本発明に係る情報記録再生装置は、前記ボ
ックス管理テーブルに包含された前記ボックスポインタ
に基づいて、前記仮想ボックスの連鎖を図示するボック
ス連鎖表示画面を生成する連鎖表示画面生成手段を有す
るものである。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明の実施の形態であるマルチ
メディア情報記録再生システムの概略構成を説明する模
式図である。このシステムは、大きくは本システムが記
録・再生の対象とするオブジェクト情報であるマルチメ
ディア情報やその他の情報を蓄積するサーバ2と、本シ
ステムの開発・メンテナンスが行われる制作端末4と、
エンドユーザに利用に供される一般端末6とから構成さ
れる。サーバ2、制作端末4、一般端末6は、例えば汎
用コンピュータにより構成される。制作端末4は、各種
表示画面を定義する。例えば、制作端末4は、システム
開発者に対し、エンドユーザが情報入力する際に表示さ
れるマルチメディア情報入力画面を定義する機能(マル
チメディア情報入力画面構成情報設定機能8)と、情報
を再生する際に表示されるマルチメディア情報再生画面
を定義する機能(マルチメディア情報再生画面構成情報
設定機能10)と、仮想ボックスであるメディアボック
ス内のレイアウトを表すメディアボックス表示画面を定
義する機能(メディアボックス表示画面編集機能12)
を提供する。これらの機能により、システム開発者がグ
ラフィカルツールを用いて、制作端末4の画面上に自分
が欲するレイアウトを制作すると、そのレイアウトに基
づいて表示画面構成情報が計算機上のファイルとして生
成される。図2は、制作端末4により生成される表示画
面構成情報の形式を示す模式図である。この情報の詳細
については説明を省略するが、各表示画面構成情報に
は、ユニークな構成情報識別子(構成情報ID)が付与
され、識別に利用される。これら、表示画面構成情報
は、サーバ2に転送され、サーバ2はこれらを保存す
る。
【0017】制作端末4では、オーサリングツールで制
作した一連の画面の中の例えば物体に本発明に係る情報
記録再生処理を起動するコマンドがリンクされる。これ
によりコンテンツプログラムに情報記録再生処理機能が
組み込まれる。
【0018】制作端末4で制作されたマルチメディア情
報入力画面、マルチメディア情報再生画面、メディアボ
ックス表示画面及びコンテンツプログラムはサーバ2に
転送され、その記憶装置に保存される。
【0019】サーバ2には、一般端末6も接続される。
一般端末6は、サーバ2に記憶されたコンテンツプログ
ラム及び当該コンテンツプログラムの中で使用される各
種表示画面をダウンロードして、当該コンテンツプログ
ラムを実行する。この一般端末6は、コンテンツプログ
ラムを実行することにより、マルチメディア情報入力機
能、マルチメディア情報再生機能、メディアボックス表
示機能をエンドユーザに提供する。
【0020】図においては、サーバ2、制作端末4、一
般端末6を別個に示したが、これらの全体又は一部を共
通の計算機等により実現してもよい。また、一般端末6
を複数有する構成として、それらを各地の街頭に配置
し、それらとサーバ2とを通信回線により接続してもよ
い。この場合、一般端末6から入力されるオブジェクト
情報はサーバ2で一元管理され、ある一般端末6から入
力された情報を他の一般端末6から検索して再生するこ
とができる。いずれにしても、本装置は、もっぱら、街
角等に配置され、老若男女を問わず様々なユーザに対
し、例えば地域情報やリサイクル情報やフリーマーケッ
トなどの情報を提供し、また、それらのユーザからの情
報を他者に伝達するために用いられるものであり、その
操作は極力平易である必要がある。
【0021】以下、本装置のユーザによる操作を説明す
る。初めに情報記録再生機能のうち再生のための操作、
つまり既にサーバ2に登録されているオブジェクト情報
を一般端末6から取り出す動作概要について説明する。
まず、エンドユーザは情報記録再生処理の起動コマンド
を実行する。このコマンドの実行は、上述の理由によ
り、例えば当該コマンドがリンクされた画面上の物体や
アイコンといった表示オブジェクトをクリックしたり、
キーボード上での簡単なキー操作や、所定の言葉をマイ
クに向かって発声することなどにより、特にコンピュー
タの知識を有さない者であっても容易に行えるようにさ
れるのが望ましい。
【0022】処理が起動されると、サーバ2に対しメデ
ィアボックスデータ取得要求が発行され、サーバ2から
メディアボックスの初期画面のメディアボックス表示画
面構成情報が一般端末6に送られる。この画面は例え
ば、階層構造をなすメディアボックスの最上位に位置す
るものに対応する画面である。例えば、この初期画面に
は、例えば、本装置が情報記録再生機能により提供する
サービスメニュー、情報のジャンルが表示される。これ
をタイトルと称する。
【0023】タイトルを表す画面上の表示オブジェクト
には、次の階層のメディアボックスへのリンクを定義す
ることができ、これが定義されている場合には、タイト
ルを例えばクリックすることにより、次の階層のメディ
アボックスに進むことができる。このように、各メディ
アボックスには、それとの間でリンクを定義されている
他のメディアボックスへの移動操作を行うための表示オ
ブジェクトが用意される。エンドユーザはこれを選択し
ながら、所望のメディアボックスに辿り着くことができ
る。
【0024】メディアボックス内には、これらボックス
間の移動用表示オブジェクトのほかに、当該ボックスが
収納するオブジェクト情報に対応する表示も行われる。
ユーザは、この画面上のオブジェクト情報の表示オブジ
ェクトを、マウス、ジョイスティック、キーボードの操
作や音声による順番の指定等により選択することによ
り、選択した情報をサーバ2から取得することができ
る。一般端末6は、当該オブジェクト情報に指定される
マルチメディア情報再生画面を表示し、その画面レイア
ウト内に当該オブジェクト情報を表示する。例えば、画
面レイアウトには、動画を表示する領域やテキストを表
示する領域などが設定される。このようにして、ユーザ
が選択したオブジェクト情報が画面に表示・再生され、
またオブジェクト情報が音声情報を含む場合には、スピ
ーカ等の出力装置から音声が再生される。
【0025】続いて、一般端末6からエンドユーザがオ
ブジェクト情報を入力する動作概要を説明する。本装置
によれば、ユーザが、例えば、あるメディアボックスに
おいて上記再生機能により得たオブジェクト情報に対し
て応答して、又は他者への自発的な情報発信としてメッ
セージやその他様々な情報を残すことができる。つま
り、本装置は、あらかじめ用意された情報を単に再生す
るたけでなく、ユーザからの情報を取り込み、これを記
録し、そしてさらに記録された情報をユーザの要求に応
じてすることができるという大きな特徴を有している。
この特徴により、ユーザと装置との間で、またさらにユ
ーザ間で情報を双方向でやりとりすることができる。
【0026】ユーザがあるメディアボックスに、情報を
追加する場合には、メディアボックス表示画面上のアイ
コンの操作等により、入力処理を選択する。この選択に
より、当該メディアボックスに収納されるオブジェクト
情報が新規に生成されることになる。ここでは、これを
当該メディアボックスに対するリンクオブジェクトと称
する。このリンクオブジェクトは、いわゆるオブジェク
ト指向での用語を用いれば、それが関係付けられるメデ
ィアボックスのインスタンスである。このインスタンス
として生成されたリンクオブジェクトは、親であるメデ
ィアボックスから表示画面に関する情報を継承し、継承
した情報に基づいて、入力ガイダンス画面であるマルチ
メディア情報入力画面が表示される。リンクオブジェク
トは、この新たに生成された段階では、一般には、実体
的なオブジェクト情報を有していない。
【0027】ユーザは、この入力画面に定義されている
入力情報の種類等の制限の下で、当該画面上に例えばテ
キストや画像を書き込んだり、この画面上のアイコンの
操作等により、マイクから音声を入力したり、CCDカ
メラから動画像、静止画像を取り込んだりすることがで
きる。これによりリンクオブジェクトは、実体的なオブ
ジェクト情報を内容として有することになる。入力され
た情報は、サーバ2の記憶部である磁気ディスク装置等
にファイルとして記録される。
【0028】本装置は、このようにして、メディアボッ
クスにリンクオブジェクトを追加していくことができ
る。また、あるメディアボックスにリンクオブジェクト
を生成し追加できるのと同様に、本装置は、あるメディ
アボックスにおいて、その子となるメディアボックスを
生成することもできる。このようにしてユーザは、コン
テンツプログラムの中身を知ることもそのコーディング
を書き換えることもなく、簡単な操作でリンクオブジェ
クト、メディアボックスを生成し追加することができ
る。しかも、それら追加の個数には、ソフトウェア技術
上としては制限がなく、1つのメディアボックスにいく
つでも情報を追加し、また下位階層のメディアボックス
を何階層でも追加することができる。一方、追加と同様
にして、作成したオブジェクト情報やメディアボックス
の削除も行うことができる。
【0029】このように、本装置の情報記憶再生機能
は、ユーザにプログラム構造を意識させることなく、自
己拡張的にデータ構造を管理することができる点で大き
な特徴を有している。すなわち、情報記録再生機能のプ
ログラム自身でデータ構造の拡大縮小に適応していくこ
とにより、ユーザに対する簡易なマン・マシンインタフ
ェースによる情報の記録・再生機能を提供することがで
きる。この仕組みについて、次に説明する。
【0030】図3は、仮想ボックスであるメディアボッ
クスに対応して設けられるメディアボックス管理テーブ
ル、つまりボックス管理テーブルの構造を示す模式図で
ある。メディアボックス管理テーブル30にはそれぞれ
1つのメディアボックスに関する情報が含まれている。
例えば、メディアボックスID32はそのメディアボッ
クスを指し示す識別子である。また、オブジェクトID
テーブル34は、当該メディアボックスに収納されるリ
ンクオブジェクトを指し示す識別子(リンクオブジェク
トID36)を複数格納することができる。このリンク
オブジェクトの識別子の数が、登録情報数38の欄に格
納される。
【0031】このリンクオブジェクトID36は、ここ
では後述するようにオブジェクト情報のグループを管理
するリンクオブジェクトデータを指し示すものである。
オブジェクト情報の実体を指し示すオブジェクトポイン
タは、リンクオブジェクトデータに内蔵される。つま
り、ここでは、リンクオブジェクトデータは、オブジェ
クトグループ管理テーブルに、そしてリンクオブジェク
トIDはグループテーブルポインタに相当する。
【0032】ちなみに、リンクオブジェクトIDがオブ
ジェクト情報の実体のサーバ2上でのアドレスやファイ
ル名、パス名を指し示す構成も可能であり、その場合に
は、リンクオブジェクトIDに直接、オブジェクトポイ
ンタが格納されることになる。
【0033】メディアボックス管理テーブル30には、
この他、当該メディアボックスにリンクする他のメディ
アボックスを指し示すボックスポインタも格納される。
ここでは、メディアボックスはツリー型で階層的に連鎖
される場合を例として示す。この構造に対応して、ボッ
クスポインタとして、当該ボックスに対しツリー構造上
親となるメディアボックスを指し示すボックスポインタ
40と、当該ボックスに対しツリー構造上子となるメデ
ィアボックスのうち例えば最初に生成されたものを指し
示すボックスポインタ42と、当該ボックスと親が共通
であるボックスであって、子としての生成順が当該ボッ
クスより一つ前のメディアボックスを指し示すボックス
ポインタ44、及び同様に一つ後のメディアボックスを
指し示すボックスポインタ46との4つが格納されてい
る。子として最後に生成されたメディアボックスについ
ては、一つ後のメディアボックスを指すボックスポイン
タ46は、例えば親を共通とするもののうち最先の子ボ
ックスを指すようにし、逆にその最先の子ボックスにつ
いては、一つ前のメディアボックスを指すボックスポイ
ンタ44は、最後の子ボックスを指すよう設定される。
これにより、同一のメディアボックスを親とする子ボッ
クス間にはチェーン構造が構成される。
【0034】また、メディアボックス管理テーブル30
には、当該メディアボックスの階層構造での深さを示す
ネスティングレベルも格納される。さらに、当該メディ
アボックスがどの上記タイトルから派生したかが、メデ
ィアボックスの生成時に継承され、タイトル48に格納
される。またレイアウトID50は、メディアボックス
表示画面の識別子、すなわち表示画面ポインタであり、
同一のタイトルの系統に属するメディアボックス間で継
承される。
【0035】このメディアボックス管理テーブル30
は、各メディアボックスに対応して設けられ、例えば、
サーバ2の記憶装置やメモリ上の連続領域52に格納さ
れる。現在、位置付けられているメディアボックスは、
カレントポインタ54が対応するメディアボックス管理
テーブルを指し示すことにより指定される。つまり、こ
のカレントポインタ54によりメディアボックス管理テ
ーブル上で指し示されるメディアボックスが現在アクテ
ィブな状態であり、端末における操作は、このアクティ
ブなメディアボックスに対して行われる。
【0036】図4は、オブジェクトグループ管理テーブ
ルであるリンクオブジェクトデータの構造を示す模式図
である。メディアボックス管理テーブル30に格納され
るリンクオブジェクトID36にはそれぞれ1つのリン
クオブジェクトデータ60が対応する。リンクオブジェ
クトID62はリンクオブジェクト間で一意に定義され
る識別子である。また、データテーブル64は、当該リ
ンクオブジェクトがグループ化する各オブジェクト情報
をそれぞれ指し示す登録データパス66を複数格納する
ことができる。この登録データパス66がオブジェクト
ポインタである。当該リンクオブジェクトにグループ化
されるオブジェクト情報の数が、登録データ数68の欄
に格納される。
【0037】この登録データパス66は、例えば、オブ
ジェクト情報のデータ名称、データ種別、格納マシン
名、ファイルパス名、ファイルアクセス用付加情報等か
ら構成される。このように、リンクオブジェクトデータ
60は、オブジェクト情報の実体を格納するものではな
く、リンクオブジェクトデータ60であるテーブルのサ
イズは、管理するオブジェクト情報のサイズに無関係で
あり大きくは変動しない。つまり、リンクオブジェクト
データ60自体では、それがグループ化するオブジェク
ト情報のサイズを管理する必要がないため、リンクオブ
ジェクトデータ60の構造とその取り扱いが簡単とな
る。また、このことは、大きなサイズを有した画像デー
タや比較的小さなサイズを有したテキストデータといっ
た互いに大きく異なるサイズを有しうるマルチメディア
情報をグループ化して管理するのに適している。
【0038】また、リンクオブジェクトデータ60中の
マルチメディア情報入力画面構成情報ID70、マルチ
メディア情報再生画面構成情報ID72は、このリンク
オブジェクトが生成されるメディアボックスから継承さ
れるもので、上述したオブジェクト情報の入力動作時、
再生動作時に利用される表示画面の識別子である。リン
クオブジェクトはこれに基づいて、サーバ2の記憶装置
から各表示画面の構成情報を取り出し、画面表示を行
う。
【0039】さて、コンテンツプログラム中にコマンド
により組み込まれる本発明に係る情報記録再生機能は、
実体は一般的には当該機能を担うプログラムを実行する
計算機である一般端末6又はサーバ2又は制作端末4と
して実現される。
【0040】これら計算機は情報記録再生機能を実現す
るための各種処理を行う。一つには、仮想ボックス追加
手段として機能する。上述動作において説明したよう
に、ユーザは、メディアボックスを追加することができ
る。その動作により、計算機は、新たなメディアボック
ス管理テーブル30を例えば連続領域52に生成する。
このとき、新たに生成されたメディアボックス管理テー
ブルのボックスポインタに関しては、親ボックスを示す
ボックスポインタ40は、当該メディアボックスの生成
元のメディアボックスの識別子が格納される。一方、生
成されたばかりで子ボックスが存在しない状態では、子
ボックスを示すボックスポインタ42には、メディアボ
ックスに割り当てられていない識別子、例えば「0」等
を格納する。一つ前のボックスを示すボックスポインタ
44及び一つ後のボックスを示すボックスポインタ46
にはそれぞれ、共通の親を有するもののうち今まで最後
のボックスであったメディアボックスの識別子、最初の
ボックスであるメディアボックスの識別子が格納され、
新規ボックスは、ボックスポインタ44、46で定義さ
れるチェーン構造の最後の順番に位置付けられる。ま
た、これに伴って、これまで最後であったボックスの一
つ後のボックスを示すボックスポインタと、最初のボッ
クスの一つ前のボックスを示すボックスポインタには、
それぞれ新規ボックスの識別子が格納される。
【0041】このように、メディアボックスの追加にお
いては、メディアボックスに対応するパラメータを格納
したメディアボックス管理テーブルのみが作成され、メ
ディアボックスを表すプログラムコードの追加や、既存
のプログラムの改変の必要はない。つまり、メディアボ
ックスの生成処理又は表示処理を行うプログラムは、各
メディアボックスに共通であり、それら処理プログラム
はメディアボックス管理テーブルから読み出すパラメー
タのみを変えることにより、すべてのメディアボックス
を取り扱うことができる。
【0042】また、メディアボックス表示画面は、親か
ら継承されるレイアウトID50により指定され、その
構成情報は、既にサーバ2の記憶装置等に格納されてい
る。よって、表示画面の構成情報も改めてプログラミン
グにより作成される必要がない。
【0043】次に説明するのは、グループテーブル生成
手段及びオブジェクト情報追加手段としての計算機の機
能である。すなわち、上述動作において説明したよう
に、ユーザは、各メディアボックスにおいてオブジェク
ト情報を追加することができ、この追加動作をユーザが
行うと、計算機は、新たなリンクオブジェクトデータ6
0を生成し、それへのグループテーブルポインタを、対
応するメディアボックス管理テーブル30のオブジェク
トIDテーブル34に追加する。ちなみに、メディアボ
ックス管理テーブル30のオブジェクトIDテーブル3
4は、グループテーブルポインタ数が増加すると自動的
に伸張され、また登録情報数38が更新される。
【0044】ここで、オブジェクト情報の追加により生
成されるリンクオブジェクトデータは、上述したように
オブジェクト情報に関するパラメータ等の情報を格納し
たテーブルである。つまり、メディアボックスの追加と
同様、オブジェクト情報の追加では、追加されるオブジ
ェクト情報以外にはこのオブジェクトグループ管理テー
ブルのみが作成され、オブジェクト情報とメディアボッ
クスとの関連付けをプログラムコードの追加・改変によ
り定義したりする必要はない。ちなみに、リンクオブジ
ェクトデータの生成・追加の処理を行うためのプログラ
ムは、各リンクオブジェクトデータで共用されるもので
ある。
【0045】また、計算機は、記録されたオブジェクト
情報を再生するオブジェクト情報再生手段としての機能
を有しており、具体的には、その機能は当該計算機上で
実行される再生プログラムにより実現される。この再生
プログラムは、メディアボックスにて指定されたリンク
オブジェクトデータを取り出し、それが格納するパラメ
ータを用いることにより別個のオブジェクト情報の記録
を実現することができる。
【0046】また、マルチメディア情報入力画面及びマ
ルチメディア情報再生画面については、最上位で設定さ
れたそれらのIDが継承される。つまり、それら画面の
表示は、既登録の構成情報の中からそれらIDに対応す
るものを取り出すことにより行われる。よって、これら
画面の構成情報も改めてプログラミングにより作成され
る必要がない。
【0047】上述したように、本装置は、メディアボッ
クス及びオブジェクト情報をテーブルで管理し、またそ
れらの表示に関わる画面のIDも継承することにより、
それらの追加をする際にユーザはプログラミングや表示
画面の指定等の煩わしい作業を行う必要がない。
【0048】なお、画面の指定に関しては、IDを継承
しない構成も可能である。例えば、オブジェクト情報入
力時に、再生時に用いる画面をユーザに選択させ、マル
チメディア情報再生画面構成情報ID72には、この選
択操作で指定されたもののIDを格納するようなことが
可能である。これにより、例えば、ユーザは自分が入力
した情報を、好みの背景や枠の中に表示される形で他人
に提供することができる。
【0049】本装置は、メディアボックス及びオブジェ
クト情報の追加を容易にできる構成としたが、この構成
に基づいて、逆にメディアボックス及びオブジェクト情
報の削除を容易に行う機能を実現することも容易である
ことは、簡単に理解されるところである。つまり、削除
においては、削除されるテーブルに関連するテーブル中
の対応するボックスポインタやグループテーブルポイン
タを削除し、登録データ数等を減じる等、追加時と逆の
操作が施される。
【0050】さて、本装置では、このように、メディア
ボックスの追加又は削除が行われることにより、メディ
アボックスの階層構造は固定ではない。よって、その階
層構造を表すボックス連鎖表示画面として固定的なもの
をあらかじめ用意して、これを表示させるということは
できない。本装置では、このことに対応して、この階層
構造図を自動的に生成する連鎖表示画面生成手段を有し
ている。この連鎖表示画面生成手段は、メディアボック
スを画面上で表現する表示オブジェクトや、メディアボ
ックスの階層間及び並列関係にあるメディアボックス間
をどのような表示線等で接続するか等の形式的事項につ
いてあらかじめ設定されており、メディアボックス管理
テーブルに格納されたボックスポインタに基づいて、前
記形式事項の設定に従いつつボックス連鎖表示画面を自
動生成する。図5は、このボックス連鎖表示画面の一例
を示す模式図である。図において、ボックス90、9
2、94はそれぞれメディアボックスを表し、ボックス
90は図中最上位の階層に属し、以下ボックス92、9
4の順に階層が下に進む。線96は、メディアボックス
間の接続関係を示すものである。階層が多段になる場合
等ボックス連鎖が大きくなる場合には、画面上には、一
部範囲のみを表示し、スクロールにより隣接範囲の表示
を行うように構成することもできる。なお、図において
は、仮想ボックスの表示オブジェクト内は空にしてある
が、必要に応じて当該仮想ボックスのタイトルを表示さ
せることもできる。
【0051】なお、以上、本装置のメディアボックスや
オブジェクト情報の追加・削除が容易に行われることの
メリットは、これまでもっぱら一般端末6でのエンドユ
ーザが享受するものとしてきたが、このメリットは、制
作端末4におけるコンテンツプログラム制作者も享受す
ることができる。つまり、上述のメディアボックスやオ
ブジェクト情報の管理の仕方を採用したことにより、制
作者がエンドユーザに提供するためあらかじめ用意する
メディアボックス構成の構築における開発工数を大幅に
省力することができる。
【0052】
【発明の効果】第一の発明によれば、仮想ボックス、オ
ブジェクト情報はそれぞれボックス管理テーブル、当該
テーブル中に格納されるオブジェクトポインタに対応づ
けられ、仮想ボックス、オブジェクト情報の追加は、仮
想ボックス追加手段、オブジェクト情報追加手段がこれ
らを生成・定義することにより行われる。これにより、
新たな仮想ボックス、オブジェクト情報の追加を、何ら
プログラム上のコードの追加、改変を行うことなく実現
できる。つまり、ユーザがプログラミングを行うこと
も、装置に格納されているデータ構造について知ること
もなく、仮想ボックスやオブジェクト情報を装置に登録
でき、単に情報を受け取るだけでなく情報の発信もで
き、しかもその操作がきわめて容易な情報記録再生装置
が得られるという効果がある。
【0053】第二の発明によれば、仮想ボックスと、オ
ブジェクト情報とはそれぞれボックス管理テーブルと、
当該テーブル中に格納されるグループポインタで指し示
されるオブジェクトグループ管理テーブルとに基づいて
管理され、仮想ボックス、オブジェクト情報の追加は、
仮想ボックス追加手段、グループテーブル生成手段、オ
ブジェクト情報追加手段がこれらを生成・定義すること
により行われる。これにより、新たな仮想ボックス、オ
ブジェクト情報の追加を、何らプログラム上のコードの
追加、改変を行うことなく実現できる。つまり、ユーザ
がプログラミングを行うことも、装置に格納されている
データ構造について知ることもなく、仮想ボックスやオ
ブジェクト情報を装置に登録でき、単に情報を受け取る
だけでなく情報の発信もでき、しかもその操作がきわめ
て容易な情報記録再生装置が得られるという効果があ
る。また、オブジェクトグループ管理テーブルにより、
相互に関連する一群のオブジェクト情報を一括して管理
することができるので、マルチメディア情報の取り扱い
が特に容易になるという効果が得られる。
【0054】第三の発明によれば、ボックス管理テーブ
ルが、表示画面を指し示す表示画面ポインタを包含し、
仮想ボックス追加手段が、生成する新たな仮想ボックス
に対応するボックス管理テーブルに、新規生成される仮
想ボックス等に用いられる構成情報への表示画面ポイン
タを継承する。これにより、ユーザが仮想ボックスやオ
ブジェクト情報を追加する際に、それらの画面表示を行
うための画面構成情報を作成する手間やそれらを指定す
る手間が省かれ、操作が容易となるという効果が得られ
る。
【0055】第四の発明によれば、仮想ボックスはツリ
ー構造で階層的に連鎖し、これを管理するためにボック
ス管理テーブルは、親となる仮想ボックスを示すボック
スポインタと、子となる仮想ボックスのうちの一つを示
すボックスポインタと、親を共通とする仮想ボックス間
でチェーン構造のリンクを実現するためのボックスポイ
ンタとを包含している。これにより、少ないポインタ
で、仮想ボックス間を、階層間という上下方向と、同一
階層内での横方向との二次元的に移動することができ、
かつ仮想ボックスの追加という点での高い拡張性を得る
ことができるという効果が得られる。
【0056】第五の発明によれば、仮想ボックス追加手
段が、現在位置付けられている仮想ボックスに対し、ツ
リー構造上子となる仮想ボックスを生成する。これによ
り、自動的にユーザは、現在の仮想ボックスとの関係を
認識しながら、新たな仮想ボックスの生成及びそれへの
オブジェクト情報の格納を行うこととなり、生成・格納
の場所を誤ることがないとともに、生成場所を指定する
手間が省かれるという効果が得られる。
【0057】第六の発明によれば、連鎖表示画面生成手
段が、ボックス管理テーブルに包含されたボックスポイ
ンタに基づいて、仮想ボックスの連鎖を示すボックス連
鎖表示画面を自動的に生成するので、まず、当該ボック
ス連鎖表示画面を更新するためのプログラミングが不要
になるという効果と、仮想ボックスを追加してもそれら
仮想ボックスの連鎖関係を容易に把握することができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態であるマルチメディア情
報記録再生システムの概略構成を説明する模式図であ
る。
【図2】 制作端末により生成される表示画面構成情報
の形式を示す模式図である。
【図3】 ボックス管理テーブルの構造を示す模式図で
ある。
【図4】 リンクオブジェクトデータの構造を示す模式
図である。
【図5】 ボックス連鎖表示画面の一例を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
2 サーバ、4 制作端末、6 一般端末、8 マルチ
メディア情報入力画面構成情報設定機能、10 マルチ
メディア情報再生画面構成情報設定機能、12メディア
ボックス表示画面編集機能、30 メディアボックス管
理テーブル、32 メディアボックスID、34 オブ
ジェクトIDテーブル、36 リンクオブジェクトI
D、40,42,44,46 ボックスポインタ、50
レイアウトID、54 カレントポインタ、60 リ
ンクオブジェクトデータ、66登録データパス、70
マルチメディア情報入力画面構成情報ID、72 マル
チメディア情報再生画面構成情報ID。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オブジェクト情報を仮想的に収納する相
    互に連鎖した複数の仮想ボックスを備え、前記連鎖を辿
    って仮想ボックス間を移動でき、ユーザが入力する情報
    を前記オブジェクト情報として選択された前記仮想ボッ
    クスに記録し、またユーザにより指定された前記オブジ
    ェクト情報を再生出力する情報記録再生装置であって、 実体的に前記オブジェクト情報を記憶する記憶部と、 前記各仮想ボックスに収納されたオブジェクト情報の前
    記記憶部での位置を指し示すオブジェクトポインタと、
    当該仮想ボックスにリンクする他の仮想ボックスを指し
    示すボックスポインタとを包含し前記各仮想ボックス毎
    にそれぞれ設けられた複数のボックス管理テーブルと、 新たな前記仮想ボックスに対応する前記ボックス管理テ
    ーブルを生成し、当該仮想ボックスのリンク先に指定さ
    れた既存の前記仮想ボックスの前記ボックスポインタを
    書き換え、当該仮想ボックスを仮想ボックスの前記連鎖
    に追加する仮想ボックス追加手段と、 新たに前記仮想ボックスに収納されるオブジェクト情報
    のオブジェクトポインタを、対応する前記ボックス管理
    テーブルに追加するオブジェクト情報追加手段と、 前記仮想ボックスに収納されているオブジェクト情報の
    うち指定されたオブジェクト情報を、前記オブジェクト
    ポインタに基づいて前記記憶部から取り出すオブジェク
    ト情報再生手段と、 を有することを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 オブジェクト情報を仮想的に収納する相
    互に連鎖した複数の仮想ボックスを備え、前記連鎖を辿
    って仮想ボックス間を移動でき、ユーザが入力する情報
    を前記オブジェクト情報として選択された前記仮想ボッ
    クスに記録し、またユーザにより指定された前記オブジ
    ェクト情報を再生出力する情報記録再生装置であって、 実体的に前記オブジェクト情報を記憶する記憶部と、 グループ化された前記オブジェクト情報に関し、当該各
    オブジェクト情報の前記記憶部でのそれぞれの位置を指
    し示す各オブジェクトポインタを包含するオブジェクト
    グループ管理テーブルと、 前記仮想ボックスに収納された前記オブジェクト情報の
    グループに対応する前記オブジェクトグループ管理テー
    ブルを指し示すグループテーブルポインタと、当該仮想
    ボックスにリンクする他の仮想ボックスを指し示すボッ
    クスポインタとを包含し前記各仮想ボックス毎にそれぞ
    れ設けられた複数のボックス管理テーブルと、 新たな前記仮想ボックスに対応する前記ボックス管理テ
    ーブルを生成し、当該仮想ボックスのリンク先の既存の
    前記仮想ボックスの前記ボックスポインタを書き換え、
    当該仮想ボックスを前記仮想ボックスの連鎖に追加する
    仮想ボックス追加手段と、 新たに前記仮想ボックスに収納されるオブジェクト情報
    のグループに対応する前記オブジェクトグループ管理テ
    ーブルを生成するグループテーブル生成手段と、 新たに生成されたオブジェクトグループ管理テーブルの
    グループテーブルポインタを、対応する前記ボックス管
    理テーブルに追加するオブジェクト情報追加手段と、 前記仮想ボックスに収納されているオブジェクト情報の
    前記グループのうち指定されたグループを、前記グルー
    プテーブルポインタ及び前記オブジェクトグループ管理
    テーブルに基づいて前記記憶部から取り出すオブジェク
    ト情報再生手段と、 を有することを特徴とする情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 操作時のユーザインタフェースとなる表
    示画面の画面構成情報を記憶する画面構成情報記憶部
    と、 画面表示を行う表示部と、 前記画面構成情報から前記表示画面を生成する表示画面
    生成手段と、を有し、 前記ボックス管理テーブルは、前記仮想ボックスに対応
    付けられる前記表示画面の前記画面構成情報を指し示す
    表示画面ポインタを包含し、 前記仮想ボックス追加手段は、追加される仮想ボックス
    がリンクする仮想ボックスの前記表示画面ポインタを、
    当該追加される仮想ボックスの前記ボックス管理テーブ
    ルに継承させること、 を特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報記録
    再生装置。
  4. 【請求項4】 前記仮想ボックスは、ツリー構造で階層
    的に連鎖し、 前記ボックス管理テーブルが包含する前記ボックスポイ
    ンタは、 前記仮想ボックスに対し前記ツリー構造上親となる仮想
    ボックスを指し示すボックスポインタと、 当該仮想ボックスに対し前記ツリー構造上子となる仮想
    ボックスの一つを指し示すボックスポインタと、 当該仮想ボックスと前記親が共通である仮想ボックス相
    互間にチェーン構造のリンクを構成する前記ボックスポ
    インタと、を含むことを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記仮想ボックス追加手段は、現在位置
    付けられている前記仮想ボックスに対し前記ツリー構造
    上子となる仮想ボックスを生成することを特徴とする請
    求項4記載の情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記ボックス管理テーブルに包含された
    前記ボックスポインタに基づいて、前記仮想ボックスの
    連鎖を図示するボックス連鎖表示画面を生成する連鎖表
    示画面生成手段を有することを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の情報記録再生装置。
JP9053096A 1997-03-07 1997-03-07 情報記録再生装置 Pending JPH10254754A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11312081A (ja) * 1998-04-28 1999-11-09 Sharp Corp データ処理装置

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JPH11312081A (ja) * 1998-04-28 1999-11-09 Sharp Corp データ処理装置

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