JP3484740B2 - 塗工機の塗工初期におけるプロファイル調整方法及び装置 - Google Patents

塗工機の塗工初期におけるプロファイル調整方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塗工機の塗工初期におい
て増速して行くときのプロファイル調整作業を短時間に
行えるようにするためのプロファイル調整方法及び装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の塗工機には、図9に一例を示す如
く、バッキングロール1に支持されて送られる紙又はフ
ィルム等のウエブ2上に塗布装置3によって塗工液4を
塗布するようにし、且つ塗布された塗工液の余剰分を、
塗布装置3の下流側位置でブレードホルダー6に保持さ
れたブレード5で掻き落して除去させ、ウエブ2の表面
に所要厚さの塗工液の膜を形成させるようにしてある。
【0003】上記ウエブ2上の塗工液4の余剰分を除去
するブレード5は上端がウエブ2側に変位できるように
下端部をブレードホルダー6に固定し、該ブレード5の
ウエブ2とは反対側の背面側には、プロファイル調整ね
じ軸7をつまみ9で回転することによりブレード5を押
圧するようにしたローディングチューブ8が幅方向に所
要の間隔で多数備えてあり、更に、ウエブ2にはBM計
(塗工量検出手段)10が設けてある構成としてある。
【0004】上記従来の塗工機でプロファイル調整を行
う場合は、複数のオペレータがウエブ2の塗工面と上記
BM計10のモニタ装置により現状の塗工量プロファイ
ルを見ながら、各プロファイル調整ねじ軸7の調整を遠
隔手動でつまみ9を回わすことにより行ってプロファイ
ル調整を行うようにしている。
【0005】又、従来のプロファイル調整を行う従来の
方法としては、BM計からの塗工量センサー信号をフィ
ードバックしてプロファイルを調整するようにしたもの
もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の複数
のオペレータがウエブの塗工面とBM計による実際の塗
工量プロファイルを見ながら手動でプロファイル調整を
行う方法では、塗工初期においてプロファイル調整に複
数のオペレータが必要となる問題があり、又、後者のB
M計からの塗工量センサー信号をフィードバックして行
う場合、BM計は、塗工初期において一般にプロファイ
ルが大きく乱れているデータを初めに測定するので、B
M計のデータが落ちつくまでに時間がかかり、しかも、
紙幅をスキャンするためにも時間がかかることから、塗
工量センサー信号の出力周期が約30秒に1回であり、
塗工初期においてプロファイル調整に時間がかかり、起
動後定格速度に達するまでの立上がりに長時間を要する
問題がある。
【0007】又、塗工初期において、起動後、ライン速
度を定格速度まで一気に増速させると、スピードを上げ
て行くことにより塗工量が変わって来ることによりプロ
ファイルが安定して塗工厚さが一定になるまでに通過す
る紙の量が多くなり、損紙の量が多くなる問題がある。
【0008】そこで、本発明は、塗工初期におけるプロ
ファイル調整を短時間に行えるようにして立上がり時間
を大幅に短縮すると共に立上がり時の損紙の量を少なく
し、又、省力化が図れるようにしようとするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、塗工初期に起動してから定格速度に達す
るまで立上がる間に段階的にライン速度を上げて行くと
きに、塗工初期における機械の温度分布パターンごとに
ライン速度を上げて行く段階での最もよいプロファイル
となる各プロファイル調整ねじ軸の移動量パターンを学
習により確定して記憶させ、この記憶したデータを用い
てライン速度を上げて行く段階ごとにプロファイル調整
を自動的に行う方法とする。
【0010】更に、バッキングロールに巻き掛けられた
ウエブの表面に塗布装置により塗工液を塗布し、該塗工
液の余剰分を掻き落すブレードの下端部をブレードホル
ダーで固定し、上記ブレードの背面側に、該ブレードの
長手方向に沿い複数個のローディングチューブを当接さ
せ、該各ローディングチューブを各々駆動装置により動
作するプロファイル調整ねじ軸により前進後退させるよ
うにしてある塗工機のプロファイル調整装置において、
上記各駆動装置を制御盤に接続し、且つ該制御盤に、上
記ブレードホルダーの適数個所に取り付けて機械の温度
を検出するようにした温度センサーと、バッキングロー
ルの軸に接続してライン速度を測定するようにしたライ
ン速度測定器と、BM計とを接続して、制御盤に上記プ
ロファイル調整ねじ軸の移動量パターンを記憶させるよ
うにしてなる構成とする。
【0011】
【作用】塗工初期に起動後定格速度まで立上がるとき
に、ライン速度を上げて行く段階での最適プロファイル
を見付けて、そのときのプロファイル調整ねじ軸の移動
量を記憶しておくと、この記憶したデータを用いて立上
がり時のプロファイル調整を行うようにすれば、自動的
に最適なプロファイルとなるプロファイル調整が行われ
ることになり、更に、このとき、機械の温度分布パター
ンをパラメータとして用いるようにして、塗工初期にお
いて機械が冷たい、温かい、熱、等のパターンごとに
ライン速度を上げて行く段階での最適プロファイルとな
るプロファイル調整ねじ軸の移動量を学習して記憶して
おくようにしてあるので、上記の如き機械の温度分布パ
ターンのときの記憶したデータを用いることにより短時
間に立上がらせることができることになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0013】図1及び図2は本発明の一実施例を示すも
ので、下端部をブレードホルダー6に固定したブレード
5の背面側に、該ブレード5の長手方向に適宜間隔で配
設したローディングチューブ8を当接させ、該各ローデ
ィングチューブ8をプロファイル調整ねじ軸7にて前進
後退させることにより、バッキングロール1に沿わされ
るウエブ2へのブレード5の押付力を調整することがで
きるようにし、上記各プロファイル調整ねじ軸7には駆
動モータ11を連結し、図示しない塗布装置からの塗工
液がウエブ2の表面に塗布されると、ブレード5により
塗工液の余剰分を掻き落し除去させて塗布厚さが一定と
なるようにしてある構成において、上記各モータ11を
コントローラとしての制御盤12に接続すると共に、該
制御盤12には、バッキングロール1の軸に接続したラ
イン速度測定器13と、操作盤14と、BM計10とを
接続し、塗工初期において、起動してからライン速度が
定格速度に達するまでの各ライン速度でのプロファイル
制御を、操作盤14からの調整指令信号14aによる手
動調整又はBM計10からの塗工量検出信号10aによ
るBM制御により行わせて、最もよいプロファイルのと
きのプロファイル調整ねじ軸7の移動量パターンを制御
盤12で記憶させることができるようにする。
【0014】 更に、上記ブレード5を保持するブレー
ドホルダー6のブレード固定部近傍位置に、温度センサ
ー15を1個又はブレード5を挟んで2個取り付けると
共に、該温度センサー15を、ブレード5の長手方向の
複数個所にも取り付けて、ブレードホルダー6の温度を
計測することにより塗工機の機械温度を測定できるよう
にし、該各温度センサー15を制御盤12に接続して、
機械の温度を制御盤12に取り込んで、機械温度が異な
るごとのプロファイル調整ねじ軸の移動量パターンをラ
イン速度を上げて行く段階で確定して記憶させておける
ようにする。
【0015】なお、制御盤12に操作盤としての機能を
持たせておけば、操作盤14を省略することができる。
【0016】本発明の方法は、基本的には塗工初期に起
動時からライン速度が定格速度に達するまでの間で、ラ
イン速度を上げて行く段階でプロファイルを制御するよ
うにして、ライン速度を増速して行く段階でプロファイ
ル調整の方法を学習して最もよいプロファイルを見付け
て、そのときのプロファイル調整ねじ軸の移動量パター
ンを確定し、これを記憶させておくようにし、記憶した
データを用いて塗工初期のプロファイルを調整すること
により調整時間を短縮させるようにすることであり、更
に、この基本的な考え方に基いて機械の温度分布パター
ンと製品銘柄(原紙の種類、塗料種、塗工量)をパラメ
ータとして記憶し、機械の異なる温度分布パターンごと
にプロファイル調整を行うようにすることである。
【0017】詳述すると、図3は塗工初期において起動
時からライン速度が定格速度に達するまでの立上がり時
間にライン速度を上げる段階で最適プロファイルが得ら
れる調整方法を学習するときの動作を示すもので、横軸
が時間、縦軸がライン速度を示す。
【0018】今、起動して定格速度まで100m/min 、
300m/min 、600m/min 、900m/min の順に増速
して行く場合には、先ず、第1段階で100m/min まで
増速するときに、調整時間A中、BM計による制御又は
手動調整により各プロファイル調整ねじ軸によるプロフ
ァイル調整を行って学習し、最もよいプロファイルとな
るプロファイル調整ねじ軸の移動量パターンを確定して
これを制御盤12に記憶させておくようにし、次いで、
ライン速度が300m/min 、600m/min 、900m/mi
n 、定格速度の順に段階的に変化するときにも同様に調
整時間A中に学習して各段階での最もよいプロファイル
調整ねじ軸の移動量パターンを確定して制御盤12に記
憶させておくようにする。図4(イ)(ロ)(ハ)
(ニ)(ホ)は、上記ライン速度を100m/min 、30
0m/min 、600m/min 、900m/min 、定格速度に上
げて行くときに各々学習して記憶させておくプロファイ
ル調整ねじ軸の移動量パターンを示すものである。
【0019】図3のようにして学習して各速度に達する
段階における最適プロファイル調整ねじ軸の移動量パタ
ーンが見付けられて記憶されると、この記憶されたデー
タを用いて塗工初期におけるプロファイル制御に用いる
ようにする。
【0020】図3に示すように、起動してから100m/
min 、300m/min 、600m/min、900m/min 、定
格速度の順に増速して行く段階で、上記記憶した図4に
示すデータを用いて制御盤12からの指令によりプロフ
ァイル制御を行わせると、図5に示す如く短時間に上記
各ライン速度に達する段階における最適プロファイルと
することができて、起動して定格速度に達するまでの立
上がり時間Tを、図3に比して大幅に短縮させることが
できることになる。
【0021】 更に、本発明は、塗工機が長期間停止し
ていた状態からスタートする場合と、紙切れ時等の短期
間停止していた状態からスタートする場合と、ブレード
交換等一時停止していた状態からスタートする場合とで
は機械の温度が異なるので、機械の温度分布の状態によ
りプロファイルを変える必要があること、及び製品銘柄
によりライン速度が決められていることに着目し、機械
の温度分布の状態によりプロファイル調整ねじ軸7の移
動量パターンを変えるようにする。
【0022】図6は上記機械が長期間停止していて冷た
い状態からスタートする場合の各ライン速度でのプロフ
ァイル調整ねじ軸7の移動量パターンを示すもので、
(イ)は100m/min 、(ロ)は300m/min 、(ハ)
は600m/min 、(ニ)は900m/min 、(ホ)は目標
の速度にそれぞれ達したときの各プロファイル調整ねじ
軸7の移動量を示すもので、図4の(イ)(ロ)(ハ)
(ニ)(ホ)の場合と同じである。この冷たい状態から
のスタートの場合は、熱的に過渡状態であり、調整量は
大きくなる。
【0023】図7は上記機械が紙切れ時等で短時間停止
していて温かい状態からスタートする場合の各ライン速
度でのプロファイル調整ねじ軸7の移動量パターンを示
すもので、(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)はいずれも
図4及び図6の(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)の場合
と同じライン速度でのパターンを示している。この温か
い状態からのスタートの場合は、熱的にやや安定してい
るので、調整量は図6の場合に比してやや少なくするこ
とができる。
【0024】又、図8は上記機械がブレード交換等で一
時停止していて熱い状態からスタートする場合の各ライ
ン速度でのプロファイル調整ねじ軸7の移動量パターン
を示すもので、(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)はいず
れも図4及び図6の(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)の
場合と同じライン速度でのパターンを示している。この
熱い状態からスタートする場合は、熱的に安定している
ので、調整量は小さくすむ。
【0025】本発明は、上記3つの温度分布ごとのプロ
ファイル調整ねじ軸の移動量パターンと製品銘柄をパラ
メータとして図3に示す要領でそれぞれについて学習し
て各ライン速度で最適プロファイルが得られるプロファ
イル調整ねじ軸の移動量パターンを確定して記憶させて
おくようにし、塗工初期における機械温度に応じた最適
プロファイルが短時間に得られるようにする。これによ
り、起動時の機械温度がわかり、且つ製品銘柄に応じた
ライン速度がわかれば、どの温度のパターンのデータを
使用すればよいかがわかるので、記憶したデータを用い
てプロファイル調整を行うことによって、塗工厚さが一
定の状態で短時間に自動的に立上げることができること
になる。
【0026】なお、上記実施例ではブレードホルダー6
に温度センサー15を設ける場合を示したが、塗工を続
けることにより、塗工液のもつ熱、原紙のもつ熱(オン
マシンコータ)、紙とブレードとの摩擦熱等により、バ
ッキングロールが熱変形を生じ、この微細な変形がブレ
ードの押圧を変えることになって塗工プロファイルに影
響を及ぼすおそれがあるので、バッキングロールの温度
を計測するようにすればよいことは勿論である。
【0027】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、塗工
初期において起動して目標とする定格速度まで立上がる
間でライン速度を段階的に上げて行くときに最もよいプ
ロファイルとなる各プロファイル調整ねじ軸の移動量パ
ターンを見付けて記憶させておき、実際の塗工初期にお
いて、記憶したデータを用いて自動的にプロファイル調
整を行うようにし、更に、この際、上記塗工初期におけ
る機械の温度が異なるごとの各ライン速度での最適プロ
ファイルとなるプロファイル調整ねじ軸の移動量を確定
して記憶させておくようにしてあるので、塗工初期にお
ける機械温度が異なっても機械温度に合ったプロファイ
ル調整ができ、このため、起動してからライン速度が定
格速度に達するまでの立上がり時間を大幅に短縮させる
ことができて、損紙の量を少なくすることができると共
に、複数のオペレータを不要にできて省力化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロファイル調整装置の一実施例を示
す斜視図である。
【図2】本発明のプロファイル調整装置の側面図であ
る。
【図3】塗工初期における起動時から定格速度に達する
までの段階的な各ライン速度における最適プロファイル
調整ねじ軸の移動量パターンを学習するときの動作を示
す図である。
【図4】図3における学習で確定された段階的なライン
速度での各プロファイル調整ねじ軸の移動量パターンを
示すもので、(イ)は100m/min に、(ロ)は300
m/min に、(ハ)は600m/min に、(ニ)は900m/
min に、(ホ)は定格速度にそれぞれ達したときのパタ
ーンの図である。
【図5】図3で学習して記憶したデータを用いて自動制
御したときの動作を示す図である。
【図6】機械の温度が冷たい状態で起動して定格速度に
達するまでの各ライン速度での最適プロファイル調整ね
じ軸の移動量パターンを示すもので、(イ)(ロ)
(ハ)(ニ)(ホ)はそれぞれ図4の(イ)(ロ)
(ハ)(ニ)(ホ)に対応する図である。
【図7】機械の温度が温かい状態で起動して定格速度に
達するまでの各ライン速度での最適プロファイル調整ね
じ軸の移動量パターンを示すもので、(イ)(ロ)
(ハ)(ニ)(ホ)はそれぞれ図4及び図6の(イ)
(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)に対応する図である。
【図8】機械の温度が熱い状態で起動して定格速度に達
するまでの各ライン速度での最適プロファイル調整ねじ
軸の移動量パターンを示すもので、(イ)(ロ)(ハ)
(ニ)(ホ)はそれぞれ図4及び図6の(イ)(ロ)
(ハ)(ニ)(ホ)に対応する図である。
【図9】従来の塗工機の概略図である。
【符号の説明】
1 バッキングロール 2 ウエブ 5 ブレード 6 ブレードホルダー 7 プロファイル調整ねじ軸 8 ローディングチューブ 10 BM計 11 駆動モータ(駆動装置) 12 制御盤 13 ライン速度測定器 15 温度センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 幸一 東京都江東区豊洲二丁目1番1号 石川 島播磨重工業株式会社 東京第一工場内 (72)発明者 河野 弘幸 東京都江東区豊洲二丁目1番1号 石川 島播磨重工業株式会社 東京第一工場内 (56)参考文献 特開 平5−177161(JP,A) 特開 平4−200669(JP,A) 特開 昭58−174264(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05C 11/00 - 11/115 B05D 1/40 B05D 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗工初期に起動してから定格速度に達す
    るまで立上がる間に段階的にライン速度を上げて行くと
    きに、塗工初期における機械の温度分布パターンごとに
    ライン速度を上げて行く段階での最もよいプロファイル
    となる各プロファイル調整ねじ軸の移動量パターンを学
    習により確定して記憶させ、この記憶したデータを用い
    てライン速度を上げて行く段階ごとにプロファイル調整
    を自動的に行うことを特徴とする塗工機の塗工初期にお
    けるプロファイル調整方法。
  2. 【請求項2】 バッキングロールに巻き掛けられたウエ
    ブの表面に塗布装置により塗工液を塗布し、該塗工液の
    余剰分を掻き落すブレードの下端部をブレードホルダー
    で固定し、上記ブレードの背面側に、該ブレードの長手
    方向に沿い複数個のローディングチューブを当接させ、
    該各ローディングチューブを各々駆動装置により動作す
    るプロファイル調整ねじ軸により前進後退させるように
    してある塗工機のプロファイル調整装置において、上記
    各駆動装置を制御盤に接続し、且つ該制御盤に、上記ブ
    レードホルダーの適数個所に取り付けて機械の温度を検
    出するようにした温度センサーと、バッキングロールの
    軸に接続してライン速度を測定するようにしたライン速
    度測定器と、BM計とを接続して、制御盤に上記プロフ
    ァイル調整ねじ軸の移動量パターンを記憶させるように
    してなることを特徴とする塗工機の塗工初期におけるプ
    ロファイル調整装置。
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