JPH0970952A - はんだペーストの印刷方法 - Google Patents
はんだペーストの印刷方法Info
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- JPH0970952A JPH0970952A JP23094495A JP23094495A JPH0970952A JP H0970952 A JPH0970952 A JP H0970952A JP 23094495 A JP23094495 A JP 23094495A JP 23094495 A JP23094495 A JP 23094495A JP H0970952 A JPH0970952 A JP H0970952A
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- squeegee
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/10—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
- H05K3/12—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
- H05K3/1216—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns by screen printing or stencil printing
Landscapes
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Screen Printers (AREA)
- Printing Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】はんだペーストの印刷方法に関し、均一厚さで
プリント板上にはんだペースト印刷を行うことを目的と
する。 【解決手段】スクリーン版１上に供給されたはんだペー
スト塊２のローリング角速度が一定となるようにスキー
ジ３をスクリーン版１上で駆動し、はんだペーストをプ
リント板４上に印刷するように構成する。
プリント板上にはんだペースト印刷を行うことを目的と
する。 【解決手段】スクリーン版１上に供給されたはんだペー
スト塊２のローリング角速度が一定となるようにスキー
ジ３をスクリーン版１上で駆動し、はんだペーストをプ
リント板４上に印刷するように構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、はんだペーストの
印刷方法に関するものである。
印刷方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】表面実装部品のプリント板上への実装
は、プリント板にはんだペーストを印刷した後、はんだ
ペーストをリフローすることにより行われており、はん
だペーストの印刷は、プリント板へのはんだ供給パター
ンが穿孔されたメタルスクリーン版上に所定量のはんだ
ペースト塊を供給し、スキージと呼ばれるへら状部材に
よりはんだペースト塊をスクリーン版に押しつけてはん
だペーストをプリント板上に転写させることにより行わ
れる。
は、プリント板にはんだペーストを印刷した後、はんだ
ペーストをリフローすることにより行われており、はん
だペーストの印刷は、プリント板へのはんだ供給パター
ンが穿孔されたメタルスクリーン版上に所定量のはんだ
ペースト塊を供給し、スキージと呼ばれるへら状部材に
よりはんだペースト塊をスクリーン版に押しつけてはん
だペーストをプリント板上に転写させることにより行わ
れる。
【０００３】一方、はんだペーストを均一にプリント板
上に供給することは、実装時の製造品質を安定させるた
めにきわめて重要であり、従来、均一なはんだペースト
の供給を実現するために、スキージを一定速度で移動さ
せること手法が採用されていた。
上に供給することは、実装時の製造品質を安定させるた
めにきわめて重要であり、従来、均一なはんだペースト
の供給を実現するために、スキージを一定速度で移動さ
せること手法が採用されていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ここで、スキージによ
るはんだペーストのプリント板への供給状態を分析する
と、スクリーン版上に供給されたはんだペースト塊は、
スキージに押されるようにしてスクリーン版上を転動し
ながら移動しつつスクリーン版に穿孔されたパターンか
らプリント板に転写される。
るはんだペーストのプリント板への供給状態を分析する
と、スクリーン版上に供給されたはんだペースト塊は、
スキージに押されるようにしてスクリーン版上を転動し
ながら移動しつつスクリーン版に穿孔されたパターンか
らプリント板に転写される。
【０００５】プリント板上への転写に伴ってスクリーン
版上のはんだペースト塊は漸次減少するために、はんだ
ペースト塊の転動直径も漸次減少し、スキージの移動速
度を一定に保持する従来例においては、転動角速度が漸
次増加することとなるために、はんだペースト塊のスク
リーン版への接触時間は短くなってプリント板への供給
量が減少してしまい、均一厚さでのはんだペーストの転
写が不可能となってしまうというという欠点を有する。
版上のはんだペースト塊は漸次減少するために、はんだ
ペースト塊の転動直径も漸次減少し、スキージの移動速
度を一定に保持する従来例においては、転動角速度が漸
次増加することとなるために、はんだペースト塊のスク
リーン版への接触時間は短くなってプリント板への供給
量が減少してしまい、均一厚さでのはんだペーストの転
写が不可能となってしまうというという欠点を有する。
【０００６】本発明は、以上の考察の上になされたもの
で、均一厚さでプリント板上にはんだペースト印刷を行
うことのできるはんだペーストの印刷方法を提供するこ
とを目的とする。
で、均一厚さでプリント板上にはんだペースト印刷を行
うことのできるはんだペーストの印刷方法を提供するこ
とを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１記載の発明は、スクリーン版１上に供給さ
れたはんだペースト塊２のローリング角速度が一定とな
るようにスキージ３をスクリーン版１上で駆動し、はん
だペーストをプリント板４上に印刷するように構成され
る。
に、請求項１記載の発明は、スクリーン版１上に供給さ
れたはんだペースト塊２のローリング角速度が一定とな
るようにスキージ３をスクリーン版１上で駆動し、はん
だペーストをプリント板４上に印刷するように構成され
る。
【０００８】本発明において、先ず、スクリーン版１上
にはんだペースト塊２を供給した後、スキージ３を駆動
すると、はんだペースト塊２はスキージ３に押されなが
らスクリーン版１上を転動して移動し、スクリーン版１
に穿孔された印刷パターンを通ってはんだペーストがプ
リント板４上に転写される。
にはんだペースト塊２を供給した後、スキージ３を駆動
すると、はんだペースト塊２はスキージ３に押されなが
らスクリーン版１上を転動して移動し、スクリーン版１
に穿孔された印刷パターンを通ってはんだペーストがプ
リント板４上に転写される。
【０００９】スキージ３の移動速度は、はんだペースト
塊２のローリング角速度が一定となるように制御される
結果、スクリーン版１上でのはんだペースト塊２の接触
時間は全域においてほぼ均一となり、均一な厚さのはん
だペーストパターンが得られる。
塊２のローリング角速度が一定となるように制御される
結果、スクリーン版１上でのはんだペースト塊２の接触
時間は全域においてほぼ均一となり、均一な厚さのはん
だペーストパターンが得られる。
【００１０】ここで、はんだペースト塊２のローリング
角速度とは、スクリーン版１上を転動するはんだペース
ト塊２を回転体と想定した場合の回転角速度をいうもの
である。
角速度とは、スクリーン版１上を転動するはんだペース
ト塊２を回転体と想定した場合の回転角速度をいうもの
である。
【００１１】上記ローリング角速度の検出は、はんだペ
ースト塊２のローリング中心の回転角速度を直接検出す
る以外に、請求項２記載の発明において提案するよう
に、はんだペースト塊２の盛り上がり高さからの逆算が
可能である。
ースト塊２のローリング中心の回転角速度を直接検出す
る以外に、請求項２記載の発明において提案するよう
に、はんだペースト塊２の盛り上がり高さからの逆算が
可能である。
【００１２】すなわち、はんだペースト塊２のローリン
グ角速度と回転直径の間には、角速度をω、スキージ３
の移動速度をν、はんだペースト塊２の回転直径をＲと
すると、概ね
グ角速度と回転直径の間には、角速度をω、スキージ３
の移動速度をν、はんだペースト塊２の回転直径をＲと
すると、概ね
【００１３】
【数１】
【００１４】の関係が成立し（図５参照）、回転直径の
計測結果をスキージ３の移動速度にフィードバックする
ことによりローリング角速度の制御が行われる。
計測結果をスキージ３の移動速度にフィードバックする
ことによりローリング角速度の制御が行われる。
【００１５】はんだペースト塊２の盛り上がり高さと
は、スクリーン版１からはんだペースト塊２の表面まで
の高さをいい、周上の測定点は、はんだペースト塊２の
最高点以外に、はんだペーストの粘性等を考慮し、実験
的に回転直径Ｒを良好に反映するポイントに決定するこ
とが可能である。
は、スクリーン版１からはんだペースト塊２の表面まで
の高さをいい、周上の測定点は、はんだペースト塊２の
最高点以外に、はんだペーストの粘性等を考慮し、実験
的に回転直径Ｒを良好に反映するポイントに決定するこ
とが可能である。
【００１６】また、上記盛り上がり高さを直ちに回転直
径Ｒと判定してスキージ３の移動速度を制御することも
もちろん可能であるが、このほかに、盛り上がり高さに
はんだペーストの粘度等による変形を考慮した補正値を
加えて回転直径Ｒを演算することも可能である。
径Ｒと判定してスキージ３の移動速度を制御することも
もちろん可能であるが、このほかに、盛り上がり高さに
はんだペーストの粘度等による変形を考慮した補正値を
加えて回転直径Ｒを演算することも可能である。
【００１７】さらに、はんだペースト塊２のローリング
角速度を一定に保持するための制御方法としては、請求
項３に記載するように、スキージ３により押し出される
はんだペースト塊２の盛り上がり高さと、はんだペース
ト塊２のローリング角度を一定に保つために必要なスキ
ージ３の移動速度の関係を示すテーブル値からスキージ
３の移動速度を決定することも可能である。この場合、
テーブル値は実験的に決定可能である。
角速度を一定に保持するための制御方法としては、請求
項３に記載するように、スキージ３により押し出される
はんだペースト塊２の盛り上がり高さと、はんだペース
ト塊２のローリング角度を一定に保つために必要なスキ
ージ３の移動速度の関係を示すテーブル値からスキージ
３の移動速度を決定することも可能である。この場合、
テーブル値は実験的に決定可能である。
【００１８】請求項４記載の発明において、上述したは
んだペースト印刷方法を適用したはんだペースト印刷装
置が提供される。すなわち、はんだペースト印刷装置
は、スクリーン版１上を直進駆動され、スクリーン版１
上に供給されたはんだペーストをプリント板４上に印刷
するスキージ３と、スキージ３により押し出されるはん
だペースト塊２のローリング角速度を検出する角速度検
出手段５と、角速度検出手段５からの出力値がほぼ一定
となるようにスキージ３の移動速度を制御する制御部６
とを有して構成される。
んだペースト印刷方法を適用したはんだペースト印刷装
置が提供される。すなわち、はんだペースト印刷装置
は、スクリーン版１上を直進駆動され、スクリーン版１
上に供給されたはんだペーストをプリント板４上に印刷
するスキージ３と、スキージ３により押し出されるはん
だペースト塊２のローリング角速度を検出する角速度検
出手段５と、角速度検出手段５からの出力値がほぼ一定
となるようにスキージ３の移動速度を制御する制御部６
とを有して構成される。
【００１９】角速度検出手段５は、請求項５記載の発明
において提案するように、はんだペースト塊２の盛り上
がり高さを検出する変位センサ７と、変位センサ７から
の出力値から角速度を演算する演算処理部８とから構成
することも可能であり、さらには、請求項６に記載する
ように、回転軸回りに回転自在な回転翼体９を有して構
成し、回転翼体９を包むように供給されたはんだペース
ト塊２のローリング角速度を回転翼体９の回転角速度か
ら演算することも可能である。
において提案するように、はんだペースト塊２の盛り上
がり高さを検出する変位センサ７と、変位センサ７から
の出力値から角速度を演算する演算処理部８とから構成
することも可能であり、さらには、請求項６に記載する
ように、回転軸回りに回転自在な回転翼体９を有して構
成し、回転翼体９を包むように供給されたはんだペース
ト塊２のローリング角速度を回転翼体９の回転角速度か
ら演算することも可能である。
【００２０】請求項５記載の発明において、変位センサ
７により検出されたはんだペースト塊２の盛り上がり高
さは、演算処理部８においてはんだペースト塊２の角速
度に変換され、該演算処理部８からの出力により制御部
６がスキージ３の移動速度を制御する。演算処理部８に
おける演算には、予め入力された関係式に基づく演算以
外に、テーブル値との比較を行うものも含まれる。
７により検出されたはんだペースト塊２の盛り上がり高
さは、演算処理部８においてはんだペースト塊２の角速
度に変換され、該演算処理部８からの出力により制御部
６がスキージ３の移動速度を制御する。演算処理部８に
おける演算には、予め入力された関係式に基づく演算以
外に、テーブル値との比較を行うものも含まれる。
【００２１】請求項６記載の発明において、はんだペー
スト塊２のローリング角速度は直接的に検出され、制御
部６での制御が行われる。すなわち、回転翼体９を包む
ようにして供給されたはんだペースト塊２がスキージ３
により押されてスクリーン版１上を転動すると、回転翼
体９もはんだペースト塊２とともに回転し、その回転角
速度が検出される。
スト塊２のローリング角速度は直接的に検出され、制御
部６での制御が行われる。すなわち、回転翼体９を包む
ようにして供給されたはんだペースト塊２がスキージ３
により押されてスクリーン版１上を転動すると、回転翼
体９もはんだペースト塊２とともに回転し、その回転角
速度が検出される。
【００２２】請求項７記載の発明において、はんだペー
スト塊２の盛り上がり高さが所定値以下になった際にス
クリーン版１上にはんだペースト塊２を供給するはんだ
ペースト供給装置１０を装着することにより、はんだペ
ースト切れを防止したはんだペースト印刷装置が提供さ
れる。
スト塊２の盛り上がり高さが所定値以下になった際にス
クリーン版１上にはんだペースト塊２を供給するはんだ
ペースト供給装置１０を装着することにより、はんだペ
ースト切れを防止したはんだペースト印刷装置が提供さ
れる。
【００２３】請求項８記載の発明において、はんだペー
スト供給装置１０は、スキージ３の長手方向に移動する
ノズルを有しており、長手方向への供給量を一定とす
る。
スト供給装置１０は、スキージ３の長手方向に移動する
ノズルを有しており、長手方向への供給量を一定とす
る。
【００２４】
【発明の実施の形態】図１、２に本発明の実施の形態を
示す。図において４ａはプリント板保持台、４はプリン
ト板保持台４ａ上に載置、保持される印刷対象のプリン
ト板、１はプリント板４上に載せられるメタルスクリー
ン版を示す。メタルスクリーン版１は、プリント板４上
へのはんだ供給パターンに合致させて複数の小孔を金属
製の基板に穿孔して形成される。
示す。図において４ａはプリント板保持台、４はプリン
ト板保持台４ａ上に載置、保持される印刷対象のプリン
ト板、１はプリント板４上に載せられるメタルスクリー
ン版を示す。メタルスクリーン版１は、プリント板４上
へのはんだ供給パターンに合致させて複数の小孔を金属
製の基板に穿孔して形成される。
【００２５】３はメタルスクリーン版１の幅方向に長い
スキージであり、スキージ３保持体３ａに固定される。
スキージ３は、スキージ駆動モータ３ｂによりメタルス
クリーン版１上を往復駆動され、メタルスクリーン版１
上に供給されたはんだペースト塊２をメタルスクリーン
版１上に押し付けながら移動してはんだペーストをメタ
ルスクリーン版１上の小孔に刷り込んで所定のはんだパ
ターンをプリント板４上に転写する。
スキージであり、スキージ３保持体３ａに固定される。
スキージ３は、スキージ駆動モータ３ｂによりメタルス
クリーン版１上を往復駆動され、メタルスクリーン版１
上に供給されたはんだペースト塊２をメタルスクリーン
版１上に押し付けながら移動してはんだペーストをメタ
ルスクリーン版１上の小孔に刷り込んで所定のはんだパ
ターンをプリント板４上に転写する。
【００２６】５は角速度検出手段で、スキージ３により
押されてスクリーン版１上を転動しながら矢印Ａ方向に
移動するはんだペースト塊２の盛り上がり高さをレーザ
光７ａにより計測するためのレーザ変位センサ７と、レ
ーザ変位センサ７の出力からはんだペースト塊２のロー
リング角速度を演算する演算処理部８とからなる。
押されてスクリーン版１上を転動しながら矢印Ａ方向に
移動するはんだペースト塊２の盛り上がり高さをレーザ
光７ａにより計測するためのレーザ変位センサ７と、レ
ーザ変位センサ７の出力からはんだペースト塊２のロー
リング角速度を演算する演算処理部８とからなる。
【００２７】レーザ変位センサ７は、スキャニングドラ
イバ７ｂによりスキージ保持体３ａに沿って駆動され、
スキージ３の移動方向に直交する方向のはんだペースト
塊２の高さ分布が検出される。
イバ７ｂによりスキージ保持体３ａに沿って駆動され、
スキージ３の移動方向に直交する方向のはんだペースト
塊２の高さ分布が検出される。
【００２８】６ははんだペースト塊２のローリング角速
度を一定に維持するために、スキージ３の移動速度を制
御する制御部であり、はんだペースト塊２の盛り上がり
高さが高い場合には、スキージ３移動速度を速め、低い
場合にはスキージ３移動速度が低速度に制御される。
度を一定に維持するために、スキージ３の移動速度を制
御する制御部であり、はんだペースト塊２の盛り上がり
高さが高い場合には、スキージ３移動速度を速め、低い
場合にはスキージ３移動速度が低速度に制御される。
【００２９】図１、２に示す実施の形態において、はん
だペースト塊２の盛り上がり高さはスキージ３に沿って
レーザ光７ａをスキャンすることにより得られ、制御部
６での判定は、例えば、その平均値、最低値、または最
高値を基準として行われる。なお、レーザ変位センサ７
をスキャンすることなく、定点で盛り上がり高さを検出
することももちろん可能である。
だペースト塊２の盛り上がり高さはスキージ３に沿って
レーザ光７ａをスキャンすることにより得られ、制御部
６での判定は、例えば、その平均値、最低値、または最
高値を基準として行われる。なお、レーザ変位センサ７
をスキャンすることなく、定点で盛り上がり高さを検出
することももちろん可能である。
【００３０】１０ははんだペーストをスクリーン版１上
に供給するためのはんだペースト供給装置である。はん
だペースト供給装置１０は、レーザ変位センサ７ととも
にスキージ３に沿って移動するはんだ吐出ノズル１０ａ
を有して構成され、はんだペースト塊２の盛り上がり高
さが所定値より低くなった場合に一定量のはんだペース
トをスクリーン版１上に供給する。
に供給するためのはんだペースト供給装置である。はん
だペースト供給装置１０は、レーザ変位センサ７ととも
にスキージ３に沿って移動するはんだ吐出ノズル１０ａ
を有して構成され、はんだペースト塊２の盛り上がり高
さが所定値より低くなった場合に一定量のはんだペース
トをスクリーン版１上に供給する。
【００３１】図３ははんだペーストの供給タイミングを
示す時間−盛り上がり高さ（ｔ−Ｈ）線図であり、時間
ｔとともにはんだペーストがプリント板４上に転写され
て盛り上がり高さが低くなる状態を示し、鎖線で示す判
定値に盛り上がり高さが一致した場合、すなわち、Ｃ点
ではんだペースト供給装置１０が駆動され、はんだ吐出
ノズル１０ａからはんだペーストの供給がなされる。
示す時間−盛り上がり高さ（ｔ−Ｈ）線図であり、時間
ｔとともにはんだペーストがプリント板４上に転写され
て盛り上がり高さが低くなる状態を示し、鎖線で示す判
定値に盛り上がり高さが一致した場合、すなわち、Ｃ点
ではんだペースト供給装置１０が駆動され、はんだ吐出
ノズル１０ａからはんだペーストの供給がなされる。
【００３２】はんだペースト塊２の盛り上がり高さから
はんだペーストの供給タイミングも合わせて判定するこ
とにより、特別な検出部を新たに設けることなく印刷工
程におけるはんだペースト切れを防止することができ
る。
はんだペーストの供給タイミングも合わせて判定するこ
とにより、特別な検出部を新たに設けることなく印刷工
程におけるはんだペースト切れを防止することができ
る。
【００３３】また、はんだペーストは、スキージ３の往
路あるいは復路の途中で適宜供給することも可能である
が、スキージ３の折り返し点においてのみ行うことによ
り、印刷途中ではんだペーストが供給され、はんだペー
スト塊２のローリング角速度が急激に変化するのを防止
するのが望ましい。この場合、はんだペーストの供給判
定は、スキージ３の折り返し点においてのみ行われ、か
つ、判定値は、往路、あるいは復路の途上においてはん
だペースト切れを起こさない量であるか否かを考慮して
決定される。
路あるいは復路の途中で適宜供給することも可能である
が、スキージ３の折り返し点においてのみ行うことによ
り、印刷途中ではんだペーストが供給され、はんだペー
スト塊２のローリング角速度が急激に変化するのを防止
するのが望ましい。この場合、はんだペーストの供給判
定は、スキージ３の折り返し点においてのみ行われ、か
つ、判定値は、往路、あるいは復路の途上においてはん
だペースト切れを起こさない量であるか否かを考慮して
決定される。
【００３４】したがってこの実施の形態において、先
ず、スキージ３をスクリーン版１の端部にセットした
後、はんだペースト供給装置１０から所定量のはんだペ
ーストを供給し、スキージ３を駆動する。スキージ３の
駆動によりはんだペースト塊２はスクリーン版１上を転
動するようにして移動し、スクリーン版１の印刷パター
ンに合致するパターンがプリント板４上に転写される。
ず、スキージ３をスクリーン版１の端部にセットした
後、はんだペースト供給装置１０から所定量のはんだペ
ーストを供給し、スキージ３を駆動する。スキージ３の
駆動によりはんだペースト塊２はスクリーン版１上を転
動するようにして移動し、スクリーン版１の印刷パター
ンに合致するパターンがプリント板４上に転写される。
【００３５】プリント板４上へのはんだペーストの転写
によりはんだペースト塊２の盛り上がり高さは徐々に低
くなっていき、レーザ変位センサ７で検出された盛り上
がり高さ情報は、演算処理部８に伝達されてローリング
角速度の演算、あるいはテーブル値との参照が行われ、
さらに、制御部６においてスキージ３の移動速度が制御
されてローリング角速度が一定に保持される。
によりはんだペースト塊２の盛り上がり高さは徐々に低
くなっていき、レーザ変位センサ７で検出された盛り上
がり高さ情報は、演算処理部８に伝達されてローリング
角速度の演算、あるいはテーブル値との参照が行われ、
さらに、制御部６においてスキージ３の移動速度が制御
されてローリング角速度が一定に保持される。
【００３６】スキージ３がストローク終端部、すなわ
ち、スクリーン版１の端部に至ると、スキージ３は一旦
上昇してはんだペースト塊２をかわした後、方向を転換
し、反対方向に駆動されながら別のプリント板４への印
刷が行われる。反対方向へのスキージ３の駆動に先立っ
て、先ず、はんだペースト塊２の残量が盛り上がり高さ
から判定され、判定値以下の場合には、はんだペースト
供給装置１０からのはんだペーストの供給が行われる。
ち、スクリーン版１の端部に至ると、スキージ３は一旦
上昇してはんだペースト塊２をかわした後、方向を転換
し、反対方向に駆動されながら別のプリント板４への印
刷が行われる。反対方向へのスキージ３の駆動に先立っ
て、先ず、はんだペースト塊２の残量が盛り上がり高さ
から判定され、判定値以下の場合には、はんだペースト
供給装置１０からのはんだペーストの供給が行われる。
【００３７】図４に角速度検出手段５の変形例を示す。
この変形例は、はんだペースト塊２のローリング角速度
を直接的に検出する手段を示すもので、回転翼体９と電
流計９ａとから構成される。回転翼体９は、スキージ３
の前面に回転自在に枢支されており、回転中心部に磁石
コイル９ｂが配置される。
この変形例は、はんだペースト塊２のローリング角速度
を直接的に検出する手段を示すもので、回転翼体９と電
流計９ａとから構成される。回転翼体９は、スキージ３
の前面に回転自在に枢支されており、回転中心部に磁石
コイル９ｂが配置される。
【００３８】はんだペーストは上記回転翼体９を包み込
むようにして供給され、スキージ３の前進によりはんだ
ペースト塊２が回転すると、回転翼体９も同時に回転し
て磁石コイル９ｂにより発電された電流が電流計９ａに
より検出されて回転数の演算が行われる。
むようにして供給され、スキージ３の前進によりはんだ
ペースト塊２が回転すると、回転翼体９も同時に回転し
て磁石コイル９ｂにより発電された電流が電流計９ａに
より検出されて回転数の演算が行われる。
【００３９】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、常に一定の回転角速度を保持させながらはん
だペースト塊を移動させてはんだペーストの印刷を行う
ので、一定の膜厚の転写パターンを得ることができる。
によれば、常に一定の回転角速度を保持させながらはん
だペースト塊を移動させてはんだペーストの印刷を行う
ので、一定の膜厚の転写パターンを得ることができる。
【図１】本発明の実施の形態を示す図である。
【図２】図１の正面図である。
【図３】盛り上がり高さの変化を示す図である。
【図４】角速度検出手段の変形例を示す図である。
【図５】ローリング径の変化を示す図である。
１ スクリーン版 ２ はんだペースト塊 ３ スキージ ４ プリント板 ５ 角速度検出手段 ６ 制御部 ７ 変位センサ ８ 演算処理部 ９ 回転翼体 １０ はんだペースト供給装置
Claims (8)
- 【請求項１】スクリーン版上に供給されたはんだペース
ト塊のローリング角速度が一定となるようにスキージを
スクリーン版上で駆動し、 はんだペーストをプリント板上に印刷するはんだペース
トの印刷方法。 - 【請求項２】スキージにより押されてスクリーン版上を
転動するはんだペースト塊の盛り上がり高さからはんだ
ペースト塊のローリング角速度を演算する請求項１記載
のはんだペーストの印刷方法。 - 【請求項３】スキージにより押し出されるはんだペース
ト塊の盛り上がり高さと、はんだペースト塊のローリン
グ角度を一定に保つために必要なスキージの移動速度の
関係を示すテーブル値からスキージの移動速度を決定す
る請求項２記載のはんだペーストの印刷方法。 - 【請求項４】スクリーン版上を直進駆動され、スクリー
ン版上に供給されたはんだペーストをプリント板上に印
刷するスキージと、 スキージにより押されてスクリーン版上を転動するはん
だペースト塊のローリング角速度を検出する角速度検出
手段と、 角速度検出手段からの出力値がほぼ一定となるようにス
キージの移動速度を制御する制御部とを有するはんだペ
ースト印刷装置。 - 【請求項５】前記角速度検出手段は、はんだペースト塊
の盛り上がり高さを検出する変位センサと、 変位センサからの出力値から角速度を演算する演算処理
部とを有してなる請求項４記載のはんだペースト印刷装
置。 - 【請求項６】前記角速度検出手段は、回転軸回りに回転
自在な回転翼体を有し、 該回転翼体を包むように供給されたはんだペースト塊の
ローリング角速度を回転翼体の回転角速度から検出する
請求項４記載のはんだペースト印刷装置。 - 【請求項７】前記スキージには、前記はんだペースト塊
の盛り上がり高さが所定値以下になった際にスクリーン
版上にはんだペースト塊を供給するはんだペースト供給
装置が装着される請求項４、５または６記載のはんだペ
ースト印刷装置。 - 【請求項８】前記はんだペースト供給装置は、スキージ
の長手方向に移動するノズルである請求項７記載のはん
だペースト印刷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23094495A JPH0970952A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | はんだペーストの印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23094495A JPH0970952A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | はんだペーストの印刷方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0970952A true JPH0970952A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16915762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23094495A Pending JPH0970952A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | はんだペーストの印刷方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0970952A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009241428A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Yamaha Motor Co Ltd | 印刷装置 |
| JP2010042560A (ja) * | 2008-08-11 | 2010-02-25 | Japan Finetech Co Ltd | スクリーン印刷方法 |
| JP2011224806A (ja) * | 2010-04-16 | 2011-11-10 | Panasonic Corp | スクリーン印刷機及びスクリーン印刷方法 |
| CN104349606A (zh) * | 2013-08-08 | 2015-02-11 | 三星电机株式会社 | 焊膏印刷装置和焊膏印刷方法 |
-
1995
- 1995-09-08 JP JP23094495A patent/JPH0970952A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009241428A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Yamaha Motor Co Ltd | 印刷装置 |
| JP2010042560A (ja) * | 2008-08-11 | 2010-02-25 | Japan Finetech Co Ltd | スクリーン印刷方法 |
| JP2011224806A (ja) * | 2010-04-16 | 2011-11-10 | Panasonic Corp | スクリーン印刷機及びスクリーン印刷方法 |
| CN104349606A (zh) * | 2013-08-08 | 2015-02-11 | 三星电机株式会社 | 焊膏印刷装置和焊膏印刷方法 |
| JP2015033843A (ja) * | 2013-08-08 | 2015-02-19 | サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド． | ペースト印刷装置及びペースト印刷方法 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031202 |