JP3382505B2 - ブランケット胴へのブランケット装着方法及び装着装置 - Google Patents

ブランケット胴へのブランケット装着方法及び装着装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機のブランケ
ット胴にブランケットを装着するための装着方法及び装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷機のブランケット胴にブラン
ケットを装着する方法及び装置としては、特開平7−1
715号公報に開示されているようなものが知られてい
る。この従来技術では、図9に示されるように、ブラン
ケット胴の軸線と並行に設けられた溝に、ブランケット
の両端部が係合する押え部材を対向して配置し、この押
え部材に形成されているラックと噛み合うピニオンを回
転自在に支持した押込み部材の溝の深さ方向の変位によ
って自動的に両端部を同一張力で牽引して装着するよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例による装着方法においては以下に述べるような問
題点があった。
【0004】ブランケットの装着状態は、印刷工程にお
いて生じる印刷位置ずれ、ダブリ等の印刷障害を防ぐた
めにブランケット胴にブランケットを強く張り付けるこ
とが求められている。
【0005】すなわちブランケット胴の表面とブランケ
ット裏面との間で発生する摩擦力によって、ブランケッ
トがブランケット胴に対して周方向にずれないようにし
ている。
【0006】そのためブランケット胴にブランケットを
巻き付ける張力は、全周にわたって精密な管理が必要で
あるが、装着するブランケットの構造が例えば図10に
示す特開平6−169189号に開示されているような
基布層をもつ場合においては、装着時にブランケット胴
表面とブランケット裏面の基布層との間に生じる摩擦が
張力の精密な管理を困難なものにしている。
【0007】上記の特開平7−1715号も、装着時の
ブランケット両端部における張力の差を解消することを
目的になされているが、ブランケット胴に設けられた溝
にブランケットを巻き込む箇所において、ブランケット
が鋭角に曲げられる摩擦によって張力分布が最大値を示
してしまう問題がある。
【0008】このことは全周にわたって張力を一定に管
理しながらブランケットを装着することができないとい
うことを示している。
【0009】従って、本発明は上述した課題に鑑みてな
されたものであり、その目的は、ブランケット胴にブラ
ンケットを装着するに当たって全周にわたって均一な張
力で装着することができる装着方法及び装置を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明に係わるブランケット胴
へのブランケット装着方法は、回転するブランケット胴
に対して印刷工程の接触摺動移動がテーブル移動で行わ
れるオフセット印刷でのブランケット胴へのブランケッ
トの装着方法であって、ブランケットの一端部を前記ブ
ランケット胴の第1の固定部に固定する第1の固定工程
と、前記ブランケットの他端部を前記テーブルに係止し
て、前記ブランケットを自然長さから所定の張力値まで
伸ばす張力付与工程と、前記ブランケット胴を回転させ
て、前記ブランケットを張力を与えた状態を保持して前
記ブランケット胴に巻き付ける巻き付け工程と、前記ブ
ランケットの他端部を前記張力を維持した状態で前記ブ
ランケット胴の第2の固定部に固定する第2の固定工程
とを具備することを特徴としている。
【0011】また、この発明に係わるブランケット胴へ
のブランケット装着方法において、前記張力付与工程に
おいては、前記ブランケット胴を固定して前記テーブル
を移動させることにより前記ブランケットを前記所定の
張力値まで伸ばすことを特徴としている。
【0012】また、この発明に係わるブランケット胴へ
のブランケット装着方法において、前記巻き付け工程に
おいては、前記ブランケット胴の回転量と前記テーブル
の移動量とを同期させて制御することを特徴としてい
る。
【0013】また、この発明に係わるブランケット胴へ
のブランケット装着方法において、前記巻き付け工程に
おいては、前記ブランケットの張力をモニターしなが
ら、前記ブランケット胴の回転量と前記テーブルの移動
量とを制御することを特徴としている。
【0014】また、この発明に係わるブランケット胴へ
のブランケット装着方法において、前記第2の固定部
は、前記ブランケット胴に対して相対移動可能に配置さ
れており、前記巻き付け工程が終了した後に、前記第2
の固定部を移動させて、該第2の固定部が前記ブランケ
ットを前記所定の張力値に維持することができる位置に
移動したことを確認した後、前記ブランケットを前記テ
ーブルから前記第2の固定部へと受け渡すことを特徴と
している。
【0015】また、この発明に係わるブランケット胴へ
のブランケット装着方法において、前記第2の固定部の
前記所定の張力を維持することができる位置への移動の
確認は、前記第2の固定部が前記ブランケットの他端部
に接触し、該他端部が前記第2の固定部に押されて、そ
の張力が前記所定の張力値を僅かに越えたことを検出す
ることにより行われることを特徴としている。
【0016】また、本発明に係わるブランケット胴への
ブランケット装着装置は、回転するブランケット胴に対
して印刷工程の接触摺動移動がテーブル移動で行われる
オフセット印刷でのブランケット胴へのブランケットの
装着装置であって、ブランケットの一端部を前記ブラン
ケット胴の第1の固定部に固定する第1の固定手段と、
前記ブランケットの他端部を係止して、前記ブランケッ
トを自然長さから所定の張力値まで伸ばすための移動テ
ーブルと、前記ブランケット胴を回転させて、前記ブラ
ンケットを張力を与えた状態を保持して前記ブランケッ
ト胴に巻き付ける巻き付け手段と、前記ブランケットの
他端部を前記張力を維持した状態で前記ブランケット胴
の第2の固定部に固定する第2の固定手段とを具備する
ことを特徴としている。
【0017】また、この発明に係わるブランケット胴へ
のブランケット装着装置において、前記移動テーブル
は、前記ブランケット胴を固定した状態で、自身が移動
することにより前記ブランケットを前記所定の張力値ま
で伸ばすことを特徴とする請求項7に記載のブランケッ
ト胴へのブランケット装着装置。
【0018】また、この発明に係わるブランケット胴へ
のブランケット装着装置において、前記巻き付け手段
は、前記ブランケット胴の回転量と前記テーブルの移動
量とを同期させて制御する制御手段を備えることを特徴
としている。
【0019】また、この発明に係わるブランケット胴へ
のブランケット装着装置において、前記巻き付け手段
は、前記ブランケットの張力をモニターするためのセン
サを備え、前記制御手段は、前記センサの出力信号に基
づいて、前記ブランケット胴の回転量と前記テーブルの
移動量とを制御することを特徴としている。
【0020】また、この発明に係わるブランケット胴へ
のブランケット装着装置において、前記第2の固定部
は、前記ブランケット胴に対して該ブランケット胴の外
径の接線方向に相対移動可能に配置されていることを特
徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1は一実施形態に係わるオフセット印刷
装置でのブランケット装着部分を示す斜視図である。
【0023】図1において、1は本体ベースであり、左
右2本のリニアガイド2が取り付けられている。リニア
ガイド2上の移動ブロック3にはテーブル4が固定され
ており、このテーブル4は、装置前方のテーブル駆動モ
ータ5で回転駆動されるボールネジ6によって前後(X
方向)に移動量を制御されて走行される。この時のテー
ブル4の移動量は測長器25(図2参照)によって検出
される。
【0024】テーブル4の走行方向に直角(Y方向)に
軸線をもつように配置されたブランケット胴7は、両端
を支持柱8で回転自在に支持されている。このブランケ
ット胴7は軸延長線上に配置された減速機9と組み合わ
されたブランケット胴駆動モータ10で回転移動角を制
御されて回転される。この時のブランケット胴7の回転
移動量はエンコーダ26(図2参照)によって検出され
る。11はブランケット胴7の左右両側に固定されたギ
ヤで、テーブル4上面左右に取り付け固定されたラック
ギヤ12と噛み合って印刷工程での同調動作を実現して
いる。印刷工程ストロークはテーブル4の全ストローク
に対して十分に短く、ラックギヤ12はワーク20のX
方向長さ+同調安定ストロークを加味して長さが決定さ
れている。これによりブランケット胴7とテーブル4は
印刷工程ストロークのみでギヤ11とラックギヤ12が
接触し、それ以外のストローク領域ではブランケット胴
7とテーブル4が各々個別に数値制御動作可能である。
【0025】ブランケット胴7に装着するブランケット
13の両端には図3に示すようにブランケット縁部14
a,14bが取り付けられている。
【0026】ブランケット胴7には、軸線と平行にブラ
ンケット13の縁部14aを固定保持する縁部固定保持
部分15と、ブランケット胴径の接線方向に変位可能
で、縁部14bを保持する縁部移動保持部分16とが設
けられている。
【0027】テーブル4にはブランケット13の縁部1
4bを保持するテンション治具17が着脱可能に取り付
けられている。テンション治具17には、ブランケット
縁部14bを保持する力を検出できるロードセル18が
配置されており、ブランケット13に生じる張力を逐次
検出することができる。
【0028】テーブル駆動モータ5とブランケット胴駆
動モータ10は、制御装置19(図2参照)によって個
別または、数値制御同調動作ができる。またこの制御装
置19には、ロードセル18の出力、及びテーブル4の
移動量、ブランケット胴の回転移動量を取り込むように
接続されている。
【0029】図2は、図1に示す装置の制御系のブロッ
ク図である。
【0030】図2に示すように、制御装置19には、ブ
ランケット胴駆動モータ10、テーブル駆動モータ5、
ロードセル18、測長器25及びエンコーダ26が接続
されている。テーブル駆動モータ5は、測長器25の検
出信号に基づいて、位置制御されながら移動される。ま
た、ブランケット胴駆動モータ10は、エンコーダ26
の検出信号に基づいて、回転角の制御をされながら回転
される。また、ブランケット胴7にブランケット13を
巻き付ける時には、ロードセル18の検出信号を補正に
用いながら、テーブル駆動モータ5とブランケット胴駆
動モータ10が協調動作される。
【0031】図4乃至図8は、図1に示すオフセット印
刷装置におけるブランケット胴7にブランケット13を
張力一定で装着する手順を示した模式図であり、各符号
は図1と同様にしてある。図4乃至図8に基づいて、本
実施形態のブランケット装着方法を説明する。
【0032】まず、ブランケット13の片側のブランケ
ット縁部14aをブランケット胴7に設けてある縁部固
定保持部分15に固定した後、図4に示すように縁部固
定保持部分15が最下部にきてブランケット胴7から接
線方向に延びるブランケット13が水平になるまでブラ
ンケット胴7を回転させて停止する。その後、ブランケ
ット13のもう片側の縁部14bを、テーブル4に取り
付けたテンション治具17にセットする。この時テーブ
ル4のストローク位置はブランケット13の自然長さL
より短いL1に移動して停止しているので、ブランケッ
ト13はたるみをもった状態で装置に取り付けられる。
【0033】次に、図5に示すように、ブランケット胴
7は停止させたまま、テーブル4をブランケット13の
たるみを取る方向(+X方向)ヘ微小量づつ移動してロ
ードセル18の出力F0が検出された時点で停止する。
この時の出力F0は非常に微小な値であり、ブランケッ
ト13がたるみ無く張られたことを示すものである。こ
のときのテーブル4の移動ストロークを測長器25で測
定することによりブランケット13の自然長Lが求ま
る。
【0034】この位置から、所望の張力値Fをロードセ
ル18の出力が示すまでブランケット胴7を停止させた
状態で、テーブル4を+X方向へ微小量づつ移動する。
図6に示すように、設定された張力値F=ロードセル出
力値fになった時点でテーブル4を停止させ、張力Fを
与えたことによってブランケット13が伸びた量をテー
ブル4の移動量ΔLとして測長器25で測定する。
【0035】ここから、図7に示すように、ブランケッ
ト胴7の回転角とテーブル4の移動量を位置制御で同調
させて張力Fを保持しながらブランケット13をブラン
ケット胴7に巻き取る。この時ロードセル18の出力値
は位置制御の補正として制御に取り込まれる。巻き取り
動作は、ブランケット胴7の縁部移動保持部分16が最
下部にきて縁部移動保持部分16が水平になる位置まで
続けて停止される。
【0036】この状態で、ロードセル18の出力値がΔ
Fだけ減少するまで縁部移動保持部分16を+X方向へ
前進させる。ΔFは微小な値であり、この値が検出され
ることにより縁部移動保持部分16が、張力Fで伸ばさ
れているブランケット13の縁部14bに当接したこと
が判断される。この状態で、ブランケット13の縁部1
4bが、テンション治具17から縁部移動保持部分16
に受け渡される。すなわち、張力Fが途中解除されるこ
となくテンション治具17からブランケット胴7の縁部
移動保持部分16へ保持状態の受け渡しをさせる。その
後、縁部移動保持部分16とブランケット縁部14をボ
ルト等で固定し、テーブル4からテンション治具17を
取り外す(図8参照)。
【0037】以上の工程でブランケット装着が終了す
る。
【0038】以下に、本実施形態の効果について述べ
る。
【0039】上記のブランケット装着方法では、ブラン
ケット胴7とテーブル4を個別に駆動制御可能にするこ
とでブランケット13に所定の張力Fをテーブル4の移
動量で与え、この張力Fを保持した状態でブランケット
胴7の回転移動角とテーブル4の移動量を位置制御で同
調して巻き取ることができる。
【0040】ブランケット胴7に設けた接線方向に変位
可能な縁部移動保持部分16が、ブランケット13の巻
き取り工程での張力Fを保ったままテンション治具17
からブランケット胴7へブランケット縁部14bを受け
渡しできる。
【0041】さらにブランケット13にかかる張力をロ
ードセルで検出することで、正確な所望の張力Fの設定
を行なうことができ、且つブランケット13の巻き取り
工程での逐次出力値をフィードバックすることにより張
力バラツキを減少させることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、張
力を検知可能な検出手段をもった装着装置によってブラ
ンケット胴に装着するブランケットに所定の張力を正確
に与えることができ、またその張力はブランケット胴と
テーブルとの同調した巻き取り動作により全周にわたっ
て分布にバラツキ無く付与できるという効果がある。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のオフセット印刷装置を示
す斜視図である。
【図2】図1に示す装置の制御系のブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態のオフセット印刷装置での
ブランケットを示す図である。
【図4】図1に示す装置でのブランケット胴へのブラン
ケット装着手順を示す図である。
【図5】図1に示す装置でのブランケット胴へのブラン
ケット装着手順を示す図である。
【図6】図1に示す装置でのブランケット胴へのブラン
ケット装着手順を示す図である。
【図7】図1に示す装置でのブランケット胴へのブラン
ケット装着手順を示す図である。
【図8】図1に示す装置でのブランケット胴へのブラン
ケット装着手順を示す図である。
【図9】従来のブランケット装着装置の斜視図である。
【図10】従来のブランケットの断面図である。
【符号の説明】
1 本体ベース 2 リニアガイド 4 テーブル 5 テーブル駆動モータ 6 ボールネジ 7 ブランケット胴 10 ブランケット胴駆動モータ 13 ブランケット 14a,14b ブランケット縁部 15 縁部固定保持部分 16 縁部移動保持部分 17 テンション治具 18 ロードセル 19 制御装置 20 ワーク 25 測長器 26 エンコーダ

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転するブランケット胴に対して印刷工
    程の接触摺動移動がテーブル移動で行われるオフセット
    印刷でのブランケット胴へのブランケットの装着方法で
    あって、 ブランケットの一端部を前記ブランケット胴の第1の固
    定部に固定する第1の固定工程と、 前記ブランケットの他端部を前記テーブルに係止して、
    前記ブランケットを自然長さから所定の張力値まで伸ば
    す張力付与工程と、 前記ブランケット胴を回転させて、前記ブランケットを
    張力を与えた状態を保持して前記ブランケット胴に巻き
    付ける巻き付け工程と、 前記ブランケットの他端部を前記張力を維持した状態で
    前記ブランケット胴の第2の固定部に固定する第2の固
    定工程とを具備することを特徴とするブランケット胴へ
    のブランケット装着方法。
  2. 【請求項2】 前記張力付与工程においては、前記ブラ
    ンケット胴を固定して前記テーブルを移動させることに
    より前記ブランケットを前記所定の張力値まで伸ばすこ
    とを特徴とする請求項1に記載のブランケット胴へのブ
    ランケット装着方法。
  3. 【請求項3】 前記巻き付け工程においては、前記ブラ
    ンケット胴の回転量と前記テーブルの移動量とを同期さ
    せて制御することを特徴とする請求項1に記載のブラン
    ケット胴へのブランケット装着方法。
  4. 【請求項4】 前記巻き付け工程においては、前記ブラ
    ンケットの張力をモニターしながら、前記ブランケット
    胴の回転量と前記テーブルの移動量とを制御することを
    特徴とする請求項3に記載のブランケット胴へのブラン
    ケット装着方法。
  5. 【請求項5】 前記第2の固定部は、前記ブランケット
    胴に対して相対移動可能に配置されており、前記巻き付
    け工程が終了した後に、前記第2の固定部を移動させ
    て、該第2の固定部が前記ブランケットを前記所定の張
    力値に維持することができる位置に移動したことを確認
    した後、前記ブランケットを前記テーブルから前記第2
    の固定部へと受け渡すことを特徴とする請求項1に記載
    のブランケット胴へのブランケット装着方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の固定部の前記所定の張力を維
    持することができる位置への移動の確認は、前記第2の
    固定部が前記ブランケットの他端部に接触し、該他端部
    が前記第2の固定部に押されて、その張力が前記所定の
    張力値を僅かに越えたことを検出することにより行われ
    ることを特徴とする請求項5に記載のブランケット胴へ
    のブランケット装着方法。
  7. 【請求項7】 回転するブランケット胴に対して印刷工
    程の接触摺動移動がテーブル移動で行われるオフセット
    印刷でのブランケット胴へのブランケットの装着装置で
    あって、 ブランケットの一端部を前記ブランケット胴の第1の固
    定部に固定する第1の固定手段と、 前記ブランケットの他端部を係止して、前記ブランケッ
    トを自然長さから所定の張力値まで伸ばすための移動テ
    ーブルと、 前記ブランケット胴を回転させて、前記ブランケットを
    張力を与えた状態を保持して前記ブランケット胴に巻き
    付ける巻き付け手段と、 前記ブランケットの他端部を前記張力を維持した状態で
    前記ブランケット胴の第2の固定部に固定する第2の固
    定手段とを具備することを特徴とするブランケット胴へ
    のブランケット装着装置。
  8. 【請求項8】 前記移動テーブルは、前記ブランケット
    胴を固定した状態で、自身が移動することにより前記ブ
    ランケットを前記所定の張力値まで伸ばすことを特徴と
    する請求項7に記載のブランケット胴へのブランケット
    装着装置。
  9. 【請求項9】 前記巻き付け手段は、前記ブランケット
    胴の回転量と前記テーブルの移動量とを同期させて制御
    する制御手段を備えることを特徴とする請求項7に記載
    のブランケット胴へのブランケット装着装置。
  10. 【請求項10】 前記巻き付け手段は、前記ブランケッ
    トの張力をモニターするためのセンサを備え、前記制御
    手段は、前記センサの出力信号に基づいて、前記ブラン
    ケット胴の回転量と前記テーブルの移動量とを制御する
    ことを特徴とする請求項9に記載のブランケット胴への
    ブランケット装着装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の固定部は、前記ブランケッ
    ト胴に対して該ブランケット胴の外径の接線方向に相対
    移動可能に配置されていることを特徴とする請求項7に
    記載のブランケット胴へのブランケット装着装置。
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