JP3484312B2 - 毛髪化粧料組成物 - Google Patents
毛髪化粧料組成物Info
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Description
関し、更に詳細にはコンディショニング効果に優れた毛
髪化粧料組成物に関する。
ートメント等の毛髪化粧料には、洗浄時及び洗浄後の毛
髪にうるおいを与え、すべりをよくし、かつ毛髪を保護
する目的で、種々のコンディショニング成分、例えばシ
リコーン誘導体やトリグリセライド等の油性成分が配合
されている。
は、通常乳化組成物の形態であり、上記油性成分は分散
相に存在するのが一般的であるが、特にシリコーン誘導
体を分散相に含む乳化系は不安定であり、シリコーン誘
導体の分散性が低下する結果、十分なコンディショニン
グ効果が得られないという問題があった。
ショニング効果を有し、かつ乳化系の安定な毛髪化粧料
を提供することにある。
上記目的を達成すべく極めてシリコーン誘導体を安定に
分散できる系について検討してきたところ、特定のベタ
イン型界面活性剤とモノグリセライド類又はモノグリセ
ライド類及びジグリセライド類の一定比率の混合物とシ
リコーン誘導体とを組み合せて、粘度及びエマルション
の粒子径を一定の範囲とすることにより、コンディショ
ニング効果に優れ、かつ乳化系の安定な毛髪化粧料組成
物が得られることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
(B)及び(C);
基を示し、R2は炭素数8〜20の炭化水素基を示し、
p及びqは1〜4の整数を示す〕で表わされるベタイン
型界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上 1〜30
重量%、(B)次の化合物(B−1)及び化合物(B−
2)を重量比で(B−1):(B−2)=100:0〜
30:70含有するグリセライド類 0.5〜20重量
%、
1及びX2の一方又はX3及びX4の一方が水酸基を示
し、他方が−Y2−R4(ここでY2は酸素原子又は−
O−C(=O)−を示し、R4は炭素数8〜22の炭化
水素基を示す)を示し、Y1は酸素原子又は−O−C
(=O)−を示し、R3は炭素数8〜22の炭化水素基
を示す〕 (C)シリコーン誘導体 0.1〜15重量%を含有
し、30℃における粘度が2000cp以上であり、半
透明から白色の乳化物外観を呈し、希釈時のエマルショ
ンの平均粒子径が0.5〜200μmであることを特徴
とする毛髪化粧料組成物を提供するものである。
ン型界面活性剤は、前記一般式(A−1)及び(A−
2)で表わされるものであるが、該式中、R1 で示され
る炭素数7〜19の炭化水素基としては、炭素数7〜1
9の直鎖又は分岐鎖のアルキル又はアルケニル基が好ま
しい。また、R2 で示される炭素数8〜20の炭化水素
基としては、炭素数8〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキ
ル又はアルケニル基が好ましい。またpは2又は3がよ
り好ましく、qは1がより好ましい。
プロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸ア
ミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジ
メチルアミノ酢酸ベタイン等が特に好ましい。これらの
ベタイン型界面活性剤は、場合によっては、脱塩して使
用される。
は、それぞれ単独で又は2種以上を組み合せて配合して
もよい。これら成分(A)の本発明組成物への配合量
は、乳化安定性、シリコーン誘導体の分散性、コンディ
ショニング効果の観点から1〜30重量%(以下、単に
%で示す)、特に2〜20%が好ましい。また、本発明
組成物をヘアシャンプーとして用いる場合には、成分
(A)を1〜20%、特に2〜15%配合するのが特に
好ましい。一方、本発明組成物をヘアリンス、ヘアトリ
ートメント等のアフターシャンプー用ヘアケア剤として
用いる場合には、成分(A)を3〜30%、特に4〜2
0%配合するのが特に好ましい。
(B−1)で表わされるモノグリセライド若しくはモノ
グリセリルエーテル;又は式(B−1)で表わされるモ
ノグリセライド若しくはモノグリセリルエーテルと式
(B−2)で表わされるジグリセライド若しくはジグリ
セリルエーテルとの混合物であって化合物(B−1)を
30%以上含む混合物である。この混合物における化合
物(B−1)の含量が30%未満の場合には、組成物の
粘度が低下し、またコンディショニング効果が十分でな
い。なお、化合物(B−1)はモノグリセライド又はモ
ノグリセリルエーテルであり、化合物(B−2)はジグ
リセライド又はジグリセリルエーテルを示す。
及びY2 としては、−O−C(=O)−がより好まし
い。また、R3 及びR4 で示される炭素数8〜22の炭
化水素基とては、炭素数8〜22のアルキル又はアルケ
ニル基が好ましい。また、これらのR3 及びR4 は、一
種の脂肪酸由来の炭化水素基でなく、2種以上の脂肪酸
由来の炭化水素基の組み合せであるのがより好ましい。
例えばR3 及びR4 が炭素数8〜14のアルキル又はア
ルケニル基であるグリセライド類(B)とR3 及びR4
が炭素数16〜22のアルキル又はアルケニル基である
グリセライド類(B)との混合物を用いるのが特に好ま
しい。
点から全組成中に0.5〜20%配合するのが好まし
く、特に1〜15%、更に3〜10%配合するのが好ま
しい。
体(C)は、洗浄時及び洗浄後の毛髪のすべり性をより
向上させる目的、すなわちコンディショニング成分とし
て配合される。かかるシリコーン誘導体としては、ジメ
チルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、
アミノ変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、
脂肪酸変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、環状シ
リコーン、アルキル変性シリコーン、アルコール変性シ
リコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、エポキシ
変性シリコーンなどが挙げられる。
20℃における粘度が1〜1×10 8cs、特に10〜5
×107csのものが好ましい。
以上を組合わせて用いることができ、全組成中に0.1
〜15%、特に0.5〜10%配合するのが好ましい。
(D)を配合することができ、成分(D)の配合は本発
明組成物をヘアシャンプーとして用いる場合に特に重要
である。かかるアニオン界面活性剤としては、通常毛髪
洗浄剤に洗浄成分として配合されるものであれば特に制
限されず、例えば以下の(i)〜(xi)に示すものが挙
げられる。 (i)アルキルベンゼンスルホン酸塩、好ましくは平均
炭素数10〜16のアルキル基を有する直鎖又は分岐鎖
のアルキルベンゼンスルホン酸塩。 (ii)アルキルエーテル硫酸塩又はアルケニルエーテル
硫酸塩、好ましくは平均炭素数10〜20の直鎖又は分
岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を有し、1分子内に
平均0.5〜8モルのエチレンオキサイド、プロピレン
オキサイド、ブチレンオキサイド、エチレンオキサイド
とプロピレンオキサイドが0.1/9.9〜9.9/
0.1の比で、あるいはエチレンオキサイドとブチレン
オキサイドが0.1/9.9〜9.9/0.1の比で付
加したアルキルエーテル硫酸塩又はアルケニルエーテル
硫酸塩。
酸塩、好ましくは平均炭素数10〜20のアルキル基又
はアルケニル基を有するアルキル又はアルケニル硫酸
塩。 (iv)オレフィンスルホン酸塩、好ましくは平均10〜
20の炭素原子を1分子中に有するオレフィンスルホン
酸塩。 (v)アルカンスルホン酸塩、好ましくは平均10〜2
0の炭素原子を1分子中に有するアルカンスルホン酸
塩。 (vi)高級脂肪酸塩、好ましくは平均10〜24の炭素
原子を1分子中に有する飽和又は不飽和脂肪酸塩。
活性剤、好ましくは次の式で表わされるアミドエーテル
カルボン酸型界面活性剤
〜22のアルキル基又はアルケニル基、アルキル(C8
〜C22)フェニル、R6CONH-CH2-CH2-(式中、R6 は炭
素数11〜21の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアル
ケニル基である)基を表わし、nは2〜24の数、rは
0〜6の数を示し、Aは水素原子、ナトリウム、カリウ
ム、リチウム、マグネシウム、モノエタノールアミン、
アンモニウム又はトリエタノールアミンの残基を表わ
す〕
ル、好ましくは平均10〜20の炭素原子から成るアル
キル基又はアルケニル基を有するα−スルホ脂肪酸塩又
はエステル。 (ix)N−アシルアミノ酸型界面活性剤、好ましくは炭
素数8〜24のアシル基、及び遊離カルボン酸残基を有
するN−アシルアミノ酸型界面活性剤。 (x)リン酸エステル型界面活性剤、好ましくは炭素数
8〜24のアルキル基又はアルケニル基を有するリン酸
モノ又はジエステル型界面活性剤。 (xi)スルホコハク酸エステル界面活性剤、好ましくは
炭素数8〜22の高級アルコール若しくはそのエトキシ
レートなどのスルホコハク酸エステル又は高級脂肪酸ア
ミド由来のスルホコハク酸エステル。
残基の対イオンとしては、ナトリウム、カリウム等のア
ルカリ金属イオン、カルシウム、マグネシウム等のアル
カリ土類金属イオン、アンモニウムイオン、炭素数2又
は3のアルカノール基を1〜3個有するアルカノールア
ミン(例えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミ
ンなど)を挙げることができる。
ち、特に(ii)アルキルエーテル硫酸塩又はアルケニル
エーテル硫酸塩、(iii)アルキル硫酸塩、(vi)飽和
又は不飽和脂肪酸塩、(ix)アシル化アミノ酸、(x)
リン酸モノエステル型界面活性剤、(xi)スルホコハク
酸エステルが好ましく、更に(ii)アルキルエーテル硫
酸塩又はアルケニルエーテル硫酸塩が好ましい。
又は2種以上を組み合せて用いることができ、ヘアシャ
ンプーとする場合の洗浄力及び起泡性の点から全組成中
に1〜40%配合するのが好ましく、特に2〜30%、
更に3〜20%配合するのが好ましい。
に毛髪のすべり性及び感触を向上させる目的で水溶性ポ
リマー(E)を配合することができ、該水溶性ポリマー
としては、天然、半合成及び合成のいずれのポリマーを
用いても良く、またカチオン、アニオン、非イオン等の
いずれのポリマーを用いても良い。
ラビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、グアーガ
ム、キャロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチ
ン、カンテン、クインスシード(マルメロ)、グリチル
リチン酸等の植物系ポリマー、キサンタンガム、デキス
トラン、サクシノグルカン、プルラン等の微生物系ポリ
マー、更にはケラチン物質分解誘導体等のタンパク質加
水分解物系ポリマーが挙げられる。
カチオン性デンプン、カルボキシメチルデンプン、メチ
ルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系ポリマ
ー、カチオン化セルロース誘導体、メチルセルロース、
ニトロセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CM
C)、結晶セルロース、セルロース末等のセルロース系
ポリマー、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレ
ングリコールエステル等のアルギン酸系ポリマー、カチ
オン化グアーガム誘導体等が挙げられる。
アリル4級アンモニウム塩のホモポリマー;ジアリル4
級アンモニウム塩/アクリルアミド共重合物;4級化ポ
リビニルピロリドン誘導体;ポリビニルピロリドン;ビ
ニルピロリドンと酢酸ビニル、アルキルアミノアクリレ
ート等の共重合体;メチルビニルエーテルと無水マレイ
ン酸との共重合体の低級アルキルハーフエステル;酢酸
ビニルとクロトン酸等との共重合体;アクリル酸及び/
又はメタクリル酸とアクリル酸アルキルエステル及び/
又はメタクリル酸アルキルエステルとの共重合体;アク
リル酸とアクリル酸アルキルエステルとN−アルキルア
クリル酸アミドとの共重合体;ジアルキルアミノエチル
メタクリレート、ジアルキルアミノエチルアクリレー
ト、ダイアセトンアクリルアミド等とアクリル酸、メタ
クリル酸、アクリル酸アルキルエステル、メタクリル酸
アルキルエステル等との共重合体の両性化物;アクリル
酸ヒドロキシプロピルとメタクリル酸ブチルアミノエチ
ル及びアクリル酸オクチルアミドとの三元共重合体;ア
ルキルアクリルアミド、アクリレート、アルキルアミノ
アルキルアクリルアミド及びポリエチレングリコールメ
タクリレートの共重合体等が挙げられる。
マー鎖に結合してアミノ基又はアンモニウム基を含む
か、又は少なくともジメチルジアリルアンモニウムハラ
イドを構成単位として含む水溶性カチオンポリマーが好
ましく、例えばカチオン化セルロース誘導体、カチオン
性デンプン、カチオン化グアーガム誘導体、ジアリル4
級アンモニウム塩のホモポリマー、ジアリル4級アンモ
ニウム塩/アクリルアミド共重合物、及び4級ポリビニ
ルピロリドン誘導体などが挙げられる。
の一般式(1)で表わされるものが好ましい。
残基を示し、aは50〜20000の整数であり、各R
7 は、それぞれ次の一般式(2)で表わされる置換基を
示す〕
ルキレン基、bは0〜10の整数、cは0〜3の整数、
dは0〜10の整数、R10は炭素数1〜3のアルキレン
基又はヒドロキシアルキレン基、R11、R12、R13は同
一か又は異なっており、炭素数10までのアルキル基、
アリール基、アラルキル基又は式中の窒素原子を含んで
複素環を形成してもよい。Xは陰イオン(塩素、臭素、
沃素、硫酸、スルホン酸、メチル硫酸、リン酸、硝酸
等)を表わす。〕
は、0.01〜1、すなわちアンヒドログルコース単位
あたりのcの平均値は、0.01〜1、好ましくは0.
02〜0.5である。また、b+dの合計は平均で1〜
3である。置換度は、0.01以下では、十分でなく、
また1以上でもかまわないが反応収率の点より1以下が
好ましい。例えばR11、R12、R13としては全てCH
3基、又は2つのCH3基などの短鎖アルキル基であり残り
1つが炭素数10〜20の長鎖アルキル基であるものが
好ましい。ここで用いるカチオン化セルロースの分子量
は約100000〜8000000である。
で表わされるものが好ましい。
基又はヒドロキシアルキレン基、R15、R16、R17は同
一か又は異なっており、炭素数10以下のアルキル基、
アリール基、アラルキル基又は式中の窒素原子を含んで
複素環を形成してもよい。Xは前記と同じ、eは正の整
数〕
1〜1、すなわち無水グルコース単位当り0.01〜
1、特に0.02〜0.5個のカチオン基が導入された
ものが好ましい。置換度が0.01以下では十分でな
く、また1以上でもかまわないが反応収率の点より1以
下が好ましい。
の一般式(4)で表わされるものが好ましい。
キレン基又はヒドロキシアルキレン基、R19、R20、R
21は同一か又は異なっており、炭素数10以下のアルキ
ル基、アリール基、アラルキル基又は式中の窒素原子を
含んで複素環を形成してもよい。Xは前記と同じ、fは
正の整数〕
換度は、0.01〜1、特に0.02〜0.5個のカチ
オン基が糖ユニットに導入されたものが好ましい。この
型のカチオン性ポリマーは、特公昭58−35640号
公報、特公昭60−46158号公報、及び特開昭58
−53996号公報中に記載されており、例えばセラニ
ーズ−シュタイン・ホール社から商標名ジャグアールで
市販されている。
アリル四級アンモニウム塩/アクリルアミド共重合物と
しては、次の一般式(5)又は(6)で表わされるもの
が好ましい。
おり、水素、アルキル基(炭素数1〜18)、フェニル
基、アリール基、ヒドロキシアルキル基、アミドアルキ
ル基、シアノアルキル基、アルコキシアルキル基、カル
ボアルコキシアルキル基を示し、R24、R25、R26、R
27は同一又は異なっており、水素原子、低級アルキル基
(炭素数1〜3)、フェニル基を示し、Xは前記と同
じ、gは1〜50の整数を示し、hは0〜50の整数を
示し、iは150〜8000の整数を示す〕
ミド共重合物の分子量としては約30000〜2000
000、好ましくは100000〜1000000の範
囲が良い。
は、次の一般式(7)で表わされるものが好ましい。
のアルキル基、R29、R30、R31は同一か又は異なっ
て、水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、ヒドロキシ
アルキル基、アミドアルキル基、シアノアルキル基、ア
ルコキシアルキル基、カルボアルコキシアルキル基を示
し、Yは酸素原子又はアミド結合中のNH基を示し、Zは
陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン酸、炭素
数1〜4のアルキル硫酸、リン酸、硝酸等)を示し、l
は1〜10の整数を示し、j+kは20〜8000の整
数である〕
量としては10000〜2000000、好ましくは5
0000〜1500000が特に良い。上記のビニル重
合体中に含まれるカチオン性高分子に由来するカチオン
性窒素の含有量はビニル重合体に対して0.004〜
0.2%、好ましくは0.01〜0.15%である。
0.004%以下では十分に効果がなく、0.2%以上
では性能的によいがビニル重合体の着色原因にもなりま
た、経済的にも不利となる。
にカチオン化セルロース、ジアリルアンモニウム塩重合
物、ジアリルアンモニウム塩/アクリルアミド共重合物
などが好ましい。
上を組合わせて配合することができ、全組成中に0.0
5〜3%、特に0.1〜1.5%配合するのが好まし
い。
記成分の他、毛髪化粧料中に通常用いられる成分、例え
ば水、成分(A)として用いられるベタイン型界面活性
剤以外の両性界面活性剤;ノニオン界面活性剤;プロピ
レングリコール、グリセリン、グルコース、ジエチレン
グリコールモノエチルエーテル等の保湿剤;エタノール
等の粘度調整剤;香料;色素;紫外線吸収剤;酸化防止
剤;抗菌剤;メチルパラベン、ブチルパラベン等の防腐
剤などを、発明の効果を損なわない範囲で適宜添加する
ことができる。
温で又は必要により加熱して混合攪拌して、30℃にお
ける粘度が2000cp以上であり、半透明から白色の乳
化物外観を呈し、希釈時のエマルションの平均粒子径が
0.5〜200μmとなるように調整される。
れる粘度であり、30℃における粘度が2000cp未満
の場合には安定性が低下するため好ましくなく、200
0〜100000cp、特に2000〜50000cpとす
るのが好ましい。
は、組成物(水中油型)を一定の粒径のエマルションに
なるまで希釈し、エマルションを形成している油滴の粒
子径をレーザ回折/散乱式粒度分布測定装置により測定
することにより求められる。該エマルションの平均粒子
径が0.5μm未満の場合には成分(C)によるコンデ
ィショニング効果が十分得られず、200μmを超える
場合には乳化系が不安定となり、該粒子径は0.5〜2
00μm、特に1〜100μmが好ましい。
ルカリ性又は酸性薬剤を用いてpHを3〜11に調整する
ことができる。本発明組成物は、ヘアシャンプー、ヘア
リンス、ヘアトリートメント、ヘアコンディショナーと
して用いられる。
が、本発明はこれにより何ら限定されるものではない。
・物性及びコンディショニング効果(毛髪のすすぎ時及
び毛髪の乾燥後の感触)を評価した。
平均粒径を測定した。また、粘度はB型粘度計により測
定した。外観は目視により判定し、半透明から白色の乳
化物を呈するものを○、それ以外のものを×とした。エ
マルションの平均粒子径は、組成物を水で希釈した後、
レーザ回折/散乱式粒度分布測定装置LA−910及び
自動希釈ユニットLY−101(いずれも堀場製作所社
製)を用いて測定した。
5cm)を用いて、シャンプーの評価を行う場合は、表1
記載のシャンプー組成物1gを用いてシャンプーで洗浄
後、通常のリンスを用いてリンス処理したときの、ま
た、リンスの評価を行う場合は、通常のシャンプーで洗
浄後、表1記載のリンス組成物1gを用いてリンス処理
したときの、すすぎ時の毛髪の感触及び乾燥後の毛髪の
感触を、専門パネラーにより次の基準で評価した。
は、コンディショニング効果が良好であった。また、乳
化安定性も良好であった。
成物及び表3記載のリンス組成物を調製した。得られた
毛髪洗浄剤組成物はいずれも、30℃における粘度が2
000cp以上であり、半透明から白色の乳化物外観を呈
し、希釈時のエマルションの平均粒子径が0.5〜20
0μmであった。また、コンディショニング効果を実施
例1と同様に評価したところ、コンディショニング効果
及び乳化安定性も良好であった。
ショニング効果に優れ、かつ乳化安定性も良好である。
Claims (2)
- 【請求項1】 次の成分(A)、(B)及び(C); (A)次の一般式(A−1)及び(A−2) 【化1】 〔式中、R1は炭素数7〜19の炭化水素基を示し、R
2は炭素数8〜20の炭化水素基を示し、p及びqは1
〜4の整数を示す〕で表わされるベタイン型界面活性剤
から選ばれる1種又は2種以上 1〜30重量%、 (B)次の化合物(B−1)及び化合物(B−2)を重
量比で(B−1):(B−2)=100:0〜30:7
0含有するグリセライド類 0.5〜20重量%、 【化2】 〔式中、X1、X2、X3及びX4は、X1及びX2の
一方又はX3及びX4の一方が水酸基を示し、他方が−
Y2−R4(ここでY2は酸素原子又は−O−C(=
O)−を示し、R4は炭素数8〜22の炭化水素基を示
す)を示し、Y1は酸素原子又は−O−C(=O)−を
示し、R3は炭素数8〜22の炭化水素基を示す〕 (C)シリコーン誘導体 0.1〜15重量% を含有し、30℃における粘度が2000cp以上であ
り、半透明から白色の乳化物外観を呈し、希釈時のエマ
ルションの平均粒子径が0.5〜200μmであること
を特徴とする毛髪化粧料組成物。 - 【請求項2】 更に(D)アニオン界面活性剤を含有す
るものである請求項1記載の毛髪化粧料組成物。
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JP01883097A JP3484312B2 (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 毛髪化粧料組成物 |
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JPH10212214A JPH10212214A (ja) | 1998-08-11 |
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JP3652465B2 (ja) * | 1997-01-31 | 2005-05-25 | 花王株式会社 | 毛髪化粧料組成物 |
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