JP3114361B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
- Publication number
- JP3114361B2 JP3114361B2 JP15896192A JP15896192A JP3114361B2 JP 3114361 B2 JP3114361 B2 JP 3114361B2 JP 15896192 A JP15896192 A JP 15896192A JP 15896192 A JP15896192 A JP 15896192A JP 3114361 B2 JP3114361 B2 JP 3114361B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feeling
- composition
- evaluated
- feel
- points
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は低刺激性で、起泡性、経
時安定性、使用感に優れた洗浄剤組成物に関する。
時安定性、使用感に優れた洗浄剤組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、肌荒れ、毛髪の傷み等、消費者の
安全性に関する意識の高まりから、”皮膚や毛髪にやさ
しい”といった低刺激性である洗浄剤組成物が要求され
ている。このような洗浄剤組成物としては低刺激性の界
面活性剤を用いる試みが行なわれ、そのような界面活性
剤の一つとしてアミドエーテルサルフェート型陰イオン
性界面活性剤が挙げられる。
安全性に関する意識の高まりから、”皮膚や毛髪にやさ
しい”といった低刺激性である洗浄剤組成物が要求され
ている。このような洗浄剤組成物としては低刺激性の界
面活性剤を用いる試みが行なわれ、そのような界面活性
剤の一つとしてアミドエーテルサルフェート型陰イオン
性界面活性剤が挙げられる。
【０００３】アミドエーテルサルフェート型陰イオン性
界面活性剤を用いた洗浄剤組成物としては、アルカノー
ルアミド型界面活性剤を組み合わせた洗浄剤組成物（特
公平１−６０４４６号公報）、アシルグルタメート型陰
イオン性界面活性剤を組み合わせた洗浄剤組成物（特開
平２−２３５９９９号公報）、アシル−β−アラニネー
ト型陰イオン性界面活性剤を組み合わせた洗浄剤組成物
（特開平２−２２２４９３号公報）、スルホコハク酸エ
ステル塩型陰イオン性界面活性剤を組み合わせた洗浄剤
組成物（特開平２−２３２２９８号公報）、アルキルコ
ハク酸塩型陰イオン性界面活性剤を組み合わせた洗浄剤
組成物（特開昭６２−１２９３９０号公報）、アルキル
エーテルカルボン酸塩型陰イオン性界面活性剤を組み合
わせた洗浄剤組成物（特開平３−９５１００号公報）等
が挙げられる。
界面活性剤を用いた洗浄剤組成物としては、アルカノー
ルアミド型界面活性剤を組み合わせた洗浄剤組成物（特
公平１−６０４４６号公報）、アシルグルタメート型陰
イオン性界面活性剤を組み合わせた洗浄剤組成物（特開
平２−２３５９９９号公報）、アシル−β−アラニネー
ト型陰イオン性界面活性剤を組み合わせた洗浄剤組成物
（特開平２−２２２４９３号公報）、スルホコハク酸エ
ステル塩型陰イオン性界面活性剤を組み合わせた洗浄剤
組成物（特開平２−２３２２９８号公報）、アルキルコ
ハク酸塩型陰イオン性界面活性剤を組み合わせた洗浄剤
組成物（特開昭６２−１２９３９０号公報）、アルキル
エーテルカルボン酸塩型陰イオン性界面活性剤を組み合
わせた洗浄剤組成物（特開平３−９５１００号公報）等
が挙げられる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のアミドエーテル
サルフェート型陰イオン性界面活性剤を用いた洗浄剤組
成物はナトリウム塩等のアルカリ金属塩またはトリエタ
ノールアンモニウム塩等の有機アンモニウム塩を用いて
いた。アミドエーテルサルフェート型陰イオン性界面活
性剤のナトリウム塩を用いた洗浄剤組成物は低刺激性で
あるとはいえ、高濃度で皮膚と接触することは好ましく
なく、より低刺激性の洗浄剤組成物が求められていた。
また、アミドエーテルサルフェート型陰イオン性界面活
性剤のトリエタノールアンモニウム塩を用いた洗浄剤組
成物は非常に低刺激で好ましいが、経時的に着色しやす
いという欠点がある。また、アミドエーテルサルフェー
ト型陰イオン性界面活性剤を用いた洗浄剤組成物は泡に
弾力性がなく、泡に持続性がないという欠点もある。
サルフェート型陰イオン性界面活性剤を用いた洗浄剤組
成物はナトリウム塩等のアルカリ金属塩またはトリエタ
ノールアンモニウム塩等の有機アンモニウム塩を用いて
いた。アミドエーテルサルフェート型陰イオン性界面活
性剤のナトリウム塩を用いた洗浄剤組成物は低刺激性で
あるとはいえ、高濃度で皮膚と接触することは好ましく
なく、より低刺激性の洗浄剤組成物が求められていた。
また、アミドエーテルサルフェート型陰イオン性界面活
性剤のトリエタノールアンモニウム塩を用いた洗浄剤組
成物は非常に低刺激で好ましいが、経時的に着色しやす
いという欠点がある。また、アミドエーテルサルフェー
ト型陰イオン性界面活性剤を用いた洗浄剤組成物は泡に
弾力性がなく、泡に持続性がないという欠点もある。
【０００５】本発明は、上記課題を解決し、低刺激性
で、起泡性、経時安定性、使用感に優れた洗浄剤組成物
を提供することを目的とする。
で、起泡性、経時安定性、使用感に優れた洗浄剤組成物
を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の
（ａ），（ｂ）を含有し、（ａ）＋（ｂ）が５〜４０重
量％、（ａ）と（ｂ）の重量比が１０／１〜１／５であ
ることを特徴とする洗浄剤組成物である。 （ａ）式(1)で示されるアミドエーテルサルフェート型
陰イオン性界面活性剤 （ｂ）式(2)または式(3)で示されるアミンオキシド型界
面活性剤
（ａ），（ｂ）を含有し、（ａ）＋（ｂ）が５〜４０重
量％、（ａ）と（ｂ）の重量比が１０／１〜１／５であ
ることを特徴とする洗浄剤組成物である。 （ａ）式(1)で示されるアミドエーテルサルフェート型
陰イオン性界面活性剤 （ｂ）式(2)または式(3)で示されるアミンオキシド型界
面活性剤
【０００７】
【化４】
【０００８】
【化５】
【０００９】
【化６】
【００１０】（ａ）の式(1)で示されるアミドエーテル
サルフェート型陰イオン性界面活性剤は、Ｒ1ＣＯが炭
素数10〜22の脂肪族アシル基であり、たとえば、ラウロ
イル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイ
ル基、オレオイル基、ココイル基等が挙げられ、炭素数
が9以下では毛髪や皮膚への刺激が強くなり、炭素数が2
3以上では起泡性が低下する。Ｒ2は水素または炭素数1
〜3のアルキル基であり、メチル基、エチル基、プロピ
ル基が挙げられる。ｎは2〜15の数であり、ｎが2未満で
は毛髪や皮膚への刺激が強くなり、15を超えると起泡性
が低下する。Ｍは1/2カルシウム、1/2マグネシウムであ
る。
サルフェート型陰イオン性界面活性剤は、Ｒ1ＣＯが炭
素数10〜22の脂肪族アシル基であり、たとえば、ラウロ
イル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイ
ル基、オレオイル基、ココイル基等が挙げられ、炭素数
が9以下では毛髪や皮膚への刺激が強くなり、炭素数が2
3以上では起泡性が低下する。Ｒ2は水素または炭素数1
〜3のアルキル基であり、メチル基、エチル基、プロピ
ル基が挙げられる。ｎは2〜15の数であり、ｎが2未満で
は毛髪や皮膚への刺激が強くなり、15を超えると起泡性
が低下する。Ｍは1/2カルシウム、1/2マグネシウムであ
る。
【００１１】（ｂ）の式(2)で示されるアミンオキシド
型界面活性剤は、Ｒ3が炭素数10〜22のアルキル基また
はアルケニル基であり、たとえば、ラウリル基、ミリス
チル基、パルミチル基、ステアリル基、オレイル基、ヤ
シ油アルキル基等が挙げられ、炭素数が9以下では毛髪
や皮膚への刺激が強くなり、炭素数が23以上では起泡性
が低下する。Ｒ4、Ｒ5は炭素数1〜3のアルキル基または
-(Ｒ6Ｏ)pＨを示し、Ｒ6は炭素数2〜3のアルキレン基、
pは1以上の数で、式中の-(Ｒ6Ｏ)-単位の総数は30以下
であり、30を超えると起泡性が悪くなる。
型界面活性剤は、Ｒ3が炭素数10〜22のアルキル基また
はアルケニル基であり、たとえば、ラウリル基、ミリス
チル基、パルミチル基、ステアリル基、オレイル基、ヤ
シ油アルキル基等が挙げられ、炭素数が9以下では毛髪
や皮膚への刺激が強くなり、炭素数が23以上では起泡性
が低下する。Ｒ4、Ｒ5は炭素数1〜3のアルキル基または
-(Ｒ6Ｏ)pＨを示し、Ｒ6は炭素数2〜3のアルキレン基、
pは1以上の数で、式中の-(Ｒ6Ｏ)-単位の総数は30以下
であり、30を超えると起泡性が悪くなる。
【００１２】式(3)で示されるアミンオキシド型界面活
性剤は、Ｒ7ＣＯが炭素数10〜22の脂肪族アシル基であ
り、たとえば、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミ
トイル基、ステアロイル基、オレオイル基、ココイル基
等が挙げられ、炭素数が9以下では毛髪や皮膚への刺激
が強くなり、炭素数が23以上では起泡性が低下する。Ｒ
8、Ｒ9は炭素数１〜３のアルキル基または-(Ｒ10Ｏ)qＨ
を示し、Ｒ10は炭素数2〜3のアルキレン基、qは1以上の
数で、式中の-(Ｒ10Ｏ)-単位の総数は30以下であり、30
を超えると起泡性が悪くなる。
性剤は、Ｒ7ＣＯが炭素数10〜22の脂肪族アシル基であ
り、たとえば、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミ
トイル基、ステアロイル基、オレオイル基、ココイル基
等が挙げられ、炭素数が9以下では毛髪や皮膚への刺激
が強くなり、炭素数が23以上では起泡性が低下する。Ｒ
8、Ｒ9は炭素数１〜３のアルキル基または-(Ｒ10Ｏ)qＨ
を示し、Ｒ10は炭素数2〜3のアルキレン基、qは1以上の
数で、式中の-(Ｒ10Ｏ)-単位の総数は30以下であり、30
を超えると起泡性が悪くなる。
【００１３】(a)+(b)は5〜40重量％であるが、5重量％
未満では起泡性が劣り、40重量％を超えると刺激性が強
くなる。(a)と(b)の重量比は10/1〜1/5であるが、10/1
を超えると泡の持続性が低下し、1/5未満では刺激性が
強くなる。
未満では起泡性が劣り、40重量％を超えると刺激性が強
くなる。(a)と(b)の重量比は10/1〜1/5であるが、10/1
を超えると泡の持続性が低下し、1/5未満では刺激性が
強くなる。
【００１４】本発明の洗浄剤組成物はさらに、一般に配
合される成分、たとえば、両性界面活性剤であるアミノ
酢酸ベタイン型両性界面活性剤、アミドベタイン型両性
界面活性剤、イミダゾリン型両性界面活性剤等、非イオ
ン性界面活性剤であるアルキルポリオキシエチレンエー
テル型非イオン性界面活性剤、高級脂肪酸ポリオキシエ
チレンエステル型非イオン性界面活性剤、高級脂肪酸多
価アルコールエステル型非イオン性界面活性剤、脂肪
酸、高級アルコール等の増泡剤、グリセリン、エチレン
グリコール等の保湿剤、スクワラン、ホホバ油、オリー
ブ油、ヒマシ油、ラノリン、レシチン等の油分、陽イオ
ン性変性セルロースエーテル誘導体、ポリビニルピロリ
ドン誘導体第４アンモニウム塩、ポリアクリル酸誘導体
第４アンモニウム塩、ポリアミド誘導体第４アンモニウ
ム塩、塩化ジアリルジメチルアンモニウムポリマー、塩
化ジアリルジメチルアンモニウムとアクリルアミドの共
重合体、アルキルポリエチレンイミン等の陽イオン性高
分子化合物、そのほかに動植物由来の天然エキス、香
料、色剤、防腐剤等を本発明の効果が損なわれない範囲
で適宜配合することができる。
合される成分、たとえば、両性界面活性剤であるアミノ
酢酸ベタイン型両性界面活性剤、アミドベタイン型両性
界面活性剤、イミダゾリン型両性界面活性剤等、非イオ
ン性界面活性剤であるアルキルポリオキシエチレンエー
テル型非イオン性界面活性剤、高級脂肪酸ポリオキシエ
チレンエステル型非イオン性界面活性剤、高級脂肪酸多
価アルコールエステル型非イオン性界面活性剤、脂肪
酸、高級アルコール等の増泡剤、グリセリン、エチレン
グリコール等の保湿剤、スクワラン、ホホバ油、オリー
ブ油、ヒマシ油、ラノリン、レシチン等の油分、陽イオ
ン性変性セルロースエーテル誘導体、ポリビニルピロリ
ドン誘導体第４アンモニウム塩、ポリアクリル酸誘導体
第４アンモニウム塩、ポリアミド誘導体第４アンモニウ
ム塩、塩化ジアリルジメチルアンモニウムポリマー、塩
化ジアリルジメチルアンモニウムとアクリルアミドの共
重合体、アルキルポリエチレンイミン等の陽イオン性高
分子化合物、そのほかに動植物由来の天然エキス、香
料、色剤、防腐剤等を本発明の効果が損なわれない範囲
で適宜配合することができる。
【００１５】
【実施例】本発明を実施例により具体的に説明する。 実施例１〜８および比較例１〜１２ 表１〜３に示す洗浄剤組成物を調製し、下記の方法によ
りボディシャンプーとしての性能を評価した。結果を表
１〜３に示す。
りボディシャンプーとしての性能を評価した。結果を表
１〜３に示す。
【００１６】（１）皮膚刺激性 蛋白質変性率により評価した。すなわち、水系高速液体
クロマトグラフィーを利用し、卵白アルブミン0.025重
量％濃度のpH7緩衝溶液を用いて、試料濃度1%になるよ
うに試料を加えたときの220nmの吸収ピークの高さを測
定し、次の式より蛋白質変性率を求めた。 蛋白質変性率(%)＝[(H0-HS)/H0]×100 H0：試料未添加のときの吸収ピークの高さ HS：試料を添加したときの吸収ピークの高さ 蛋白質変性率により次の４段階で評価した。 皮膚刺激性が非常に弱い（蛋白質変性率30%未満） 皮膚刺激性が弱い（蛋白質変性率30%以上60%未満） 皮膚刺激性が中程度（蛋白質変性率60%以上80%未満） 皮膚刺激性が強い（蛋白質変性率80%以上）
クロマトグラフィーを利用し、卵白アルブミン0.025重
量％濃度のpH7緩衝溶液を用いて、試料濃度1%になるよ
うに試料を加えたときの220nmの吸収ピークの高さを測
定し、次の式より蛋白質変性率を求めた。 蛋白質変性率(%)＝[(H0-HS)/H0]×100 H0：試料未添加のときの吸収ピークの高さ HS：試料を添加したときの吸収ピークの高さ 蛋白質変性率により次の４段階で評価した。 皮膚刺激性が非常に弱い（蛋白質変性率30%未満） 皮膚刺激性が弱い（蛋白質変性率30%以上60%未満） 皮膚刺激性が中程度（蛋白質変性率60%以上80%未満） 皮膚刺激性が強い（蛋白質変性率80%以上）
【００１７】（２）起泡性 試料濃度1%の水溶液を調製してロスマイルス法により、
25℃で試料投入直後と5分後の泡高さを測定した。試料
投入直後の泡高さが150mm以上のもので、次の式より求
められる泡の持続率が90%以上のものを泡立ちの良い洗
浄剤と評価した。 泡の持続率(%)＝[(5分後の泡高さ)/(試料投入直後の泡
高さ)]×100
25℃で試料投入直後と5分後の泡高さを測定した。試料
投入直後の泡高さが150mm以上のもので、次の式より求
められる泡の持続率が90%以上のものを泡立ちの良い洗
浄剤と評価した。 泡の持続率(%)＝[(5分後の泡高さ)/(試料投入直後の泡
高さ)]×100
【００１８】（３）すすぎ後のぬめり感 20名の女性をパネラーとし、洗浄剤組成物5mlを浴用ス
ポンジ上にとったものを用いて手指及び前腕部を洗浄
し、約40℃の温湯1リツトルを用いて流しながら３回すすい
だ後のぬめり感を評価した。ぬめり感がないと感じた場
合を4点、ぬめり感がほとんどないと感じた場合を3点、
ぬめり感がややあると感じた場合を2点、ぬめり感がし
つこいと感じた場合を１点として、20名の平均値を求め
て、平均値が3.0以上のものをぬめり感のない洗浄剤と
評価した。
ポンジ上にとったものを用いて手指及び前腕部を洗浄
し、約40℃の温湯1リツトルを用いて流しながら３回すすい
だ後のぬめり感を評価した。ぬめり感がないと感じた場
合を4点、ぬめり感がほとんどないと感じた場合を3点、
ぬめり感がややあると感じた場合を2点、ぬめり感がし
つこいと感じた場合を１点として、20名の平均値を求め
て、平均値が3.0以上のものをぬめり感のない洗浄剤と
評価した。
【００１９】（４）すすぎ後のさっぱり感 20名の女性をパネラーとし、洗浄剤組成物5mlを浴用ス
ポンジ上にとり、手指及び前腕部を洗浄し、約40℃の温
湯1リツトルを用いて流しながら３回すすいだ後のさっぱり
感を評価した。さっぱり感があると感じた場合を4点、
さっぱり感がややあると感じた場合を3点、さっぱり感
がほとんどないと感じた場合を2点、さっぱり感がまっ
たくないと感じた場合を1点として、20名の平均値を求
めて、平均値が3.0以上のものを洗浄後にさっぱり感の
ある洗浄剤と評価した。
ポンジ上にとり、手指及び前腕部を洗浄し、約40℃の温
湯1リツトルを用いて流しながら３回すすいだ後のさっぱり
感を評価した。さっぱり感があると感じた場合を4点、
さっぱり感がややあると感じた場合を3点、さっぱり感
がほとんどないと感じた場合を2点、さっぱり感がまっ
たくないと感じた場合を1点として、20名の平均値を求
めて、平均値が3.0以上のものを洗浄後にさっぱり感の
ある洗浄剤と評価した。
【００２０】（５）経時安定性 試料を-5℃、25℃、45℃で1ヶ月間保存し、その外観を
観察して、次の３段階で評価した。 ○：安定性良好（透明または微濁状態で、外観の変化が
ない） △：安定性やや不良（やや濁るまたは着色する） ×：安定性不良（沈澱が生成、固化する、または着色が
著しい）
観察して、次の３段階で評価した。 ○：安定性良好（透明または微濁状態で、外観の変化が
ない） △：安定性やや不良（やや濁るまたは着色する） ×：安定性不良（沈澱が生成、固化する、または着色が
著しい）
【００２１】
【表１】
【００２２】
【表２】
【００２３】
【表３】
【００２４】表１〜３から本発明の実施例１〜８の洗浄
剤組成物は刺激性が低く、使用後に十分なさっぱり感が
得られ、起泡性、経時安定性に優れていることが明らか
である。(a)成分のみの比較例１は泡の持続率が低い。
(a)成分のみで式（１）のＭがナトリウムである比較例２は刺
激性が強く、泡の持続率も低い。(a)成分のみので式
（１）のＭがトリエタノールアンモニウムである比較例３は経時安定
性が悪く、泡の持続率も低い。式（１）のＭがナトリウムで
ある比較例４は刺激性が強く、すすぎ後のぬめり感もや
やしつこい。式（１）のＭがトリエタノールアンモニウムである比較
例５は経時安定性が悪い。(a)+(b)が5重量％未満の比較
例６は起泡性が低く、すすぎ後のさっぱり感も得られな
い。(a)+(b)が40重量％を超える比較例７は刺激性が強
く、すすぎ後のぬめり感がややしつこい。(a)と(b)の重
量比が10/1を超える比較例８は泡の持続率が低い。(a)
と(b)の重量比が1/5未満の比較例９は刺激性が強い。
(a)に代えてラウリルサルフエートナトリウム塩を使用した比較例１０は
刺激性が強く、使用感が悪く、経時安定性も悪い。(a)
に代えてホ゜リオキシエチレン(3モル)ラウリルエーテルサルフエートナトリウム塩を使用
した比較例１１は刺激性が強く、すすぎ後のぬめり感が
ややしつこく、経時安定性も悪い。(a)に代えてホ゜リオキシエ
チレン(3モル)ラウリルエーテルサルフエートマク゛ネシウム塩を使用した比較例１
２は刺激性が強い。
剤組成物は刺激性が低く、使用後に十分なさっぱり感が
得られ、起泡性、経時安定性に優れていることが明らか
である。(a)成分のみの比較例１は泡の持続率が低い。
(a)成分のみで式（１）のＭがナトリウムである比較例２は刺
激性が強く、泡の持続率も低い。(a)成分のみので式
（１）のＭがトリエタノールアンモニウムである比較例３は経時安定
性が悪く、泡の持続率も低い。式（１）のＭがナトリウムで
ある比較例４は刺激性が強く、すすぎ後のぬめり感もや
やしつこい。式（１）のＭがトリエタノールアンモニウムである比較
例５は経時安定性が悪い。(a)+(b)が5重量％未満の比較
例６は起泡性が低く、すすぎ後のさっぱり感も得られな
い。(a)+(b)が40重量％を超える比較例７は刺激性が強
く、すすぎ後のぬめり感がややしつこい。(a)と(b)の重
量比が10/1を超える比較例８は泡の持続率が低い。(a)
と(b)の重量比が1/5未満の比較例９は刺激性が強い。
(a)に代えてラウリルサルフエートナトリウム塩を使用した比較例１０は
刺激性が強く、使用感が悪く、経時安定性も悪い。(a)
に代えてホ゜リオキシエチレン(3モル)ラウリルエーテルサルフエートナトリウム塩を使用
した比較例１１は刺激性が強く、すすぎ後のぬめり感が
ややしつこく、経時安定性も悪い。(a)に代えてホ゜リオキシエ
チレン(3モル)ラウリルエーテルサルフエートマク゛ネシウム塩を使用した比較例１
２は刺激性が強い。
【００２５】実施例９ 表４に示す配合処方により洗顔フォーム組成物を調製
し、以下に示す方法により評価した。結果を表４に示
す。この洗顔フォーム組成物を評価したところ、刺激性
が低く、使用時のぬめり感がなく、また使用後にさっぱ
り感が得られ、肌のつっぱり感もなく、起泡性、経時安
定性に優れていた。なお、洗顔フォーム組成物の評価方
法は皮膚刺激性、起泡性、経時安定性については実施例
１〜８の方法と同様であり、他の項目については下記の
方法によった。
し、以下に示す方法により評価した。結果を表４に示
す。この洗顔フォーム組成物を評価したところ、刺激性
が低く、使用時のぬめり感がなく、また使用後にさっぱ
り感が得られ、肌のつっぱり感もなく、起泡性、経時安
定性に優れていた。なお、洗顔フォーム組成物の評価方
法は皮膚刺激性、起泡性、経時安定性については実施例
１〜８の方法と同様であり、他の項目については下記の
方法によった。
【００２６】（１）すすぎ時のぬめり感 20名の女性をパネラーとし、組成物5mlで洗顔し、すす
いだ時のぬめり感を評価した。ぬめり感がないと感じた
場合を4点、ぬめり感がほとんどないと感じた場合を3
点、ぬめり感がややあると感じた場合を2点、ぬめり感
がしつこいと感じた場合を1点として、20名の平均値を
求めて、平均値3.0以上をぬめり感のない組成物と評価
した。
いだ時のぬめり感を評価した。ぬめり感がないと感じた
場合を4点、ぬめり感がほとんどないと感じた場合を3
点、ぬめり感がややあると感じた場合を2点、ぬめり感
がしつこいと感じた場合を1点として、20名の平均値を
求めて、平均値3.0以上をぬめり感のない組成物と評価
した。
【００２７】（２）洗顔後のさっぱり感 20名の女性をパネラーとし、組成物5mlで洗顔し、すす
いだ後のさっぱり感を評価した。さっぱり感があると感
じた場合を4点、さっぱり感がややあると感じた場合を3
点、さっぱり感がほとんどないと感じた場合を2点、さ
っぱり感がまったくないと感じた場合を1点として、20
名の平均値を求めて、平均値3.0以上を洗顔後にさっぱ
り感のある組成物と評価した。
いだ後のさっぱり感を評価した。さっぱり感があると感
じた場合を4点、さっぱり感がややあると感じた場合を3
点、さっぱり感がほとんどないと感じた場合を2点、さ
っぱり感がまったくないと感じた場合を1点として、20
名の平均値を求めて、平均値3.0以上を洗顔後にさっぱ
り感のある組成物と評価した。
【００２８】（３）洗顔後の肌のつっぱり感 20名の女性をパネラーとし、組成物5mlで洗顔し、すす
いだ後の肌のつっぱり感を評価した。つっぱり感がまっ
たくないと感じた場合を4点、つっぱり感がほとんどな
いと感じた場合を3点、つっぱり感がややあると感じた
場合を2点、強いつっぱり感を感じた場合を1点として、
20名の平均値を求めて、平均値3.0以上を洗顔後に肌の
つっぱり感のない組成物と評価した。
いだ後の肌のつっぱり感を評価した。つっぱり感がまっ
たくないと感じた場合を4点、つっぱり感がほとんどな
いと感じた場合を3点、つっぱり感がややあると感じた
場合を2点、強いつっぱり感を感じた場合を1点として、
20名の平均値を求めて、平均値3.0以上を洗顔後に肌の
つっぱり感のない組成物と評価した。
【００２９】
【表４】
【００３０】実施例１０ 表５に示す配合処方によりヘアーシャンプー組成物を調
製し、以下に示す方法により評価した。結果を表５に示
す。このヘアーシャンプー組成物を評価したところ、刺
激性が低く、使用時の指通りがよく、使用後の櫛通りが
よく、コンディショニング効果、起泡性、経時安定性に
優れていた。なお、ヘアーシャンプー組成物の評価方法
は皮膚刺激性、起泡性、経時安定性については実施例１
〜８の方法と同様であり、他の項目については下記の方
法によった。
製し、以下に示す方法により評価した。結果を表５に示
す。このヘアーシャンプー組成物を評価したところ、刺
激性が低く、使用時の指通りがよく、使用後の櫛通りが
よく、コンディショニング効果、起泡性、経時安定性に
優れていた。なお、ヘアーシャンプー組成物の評価方法
は皮膚刺激性、起泡性、経時安定性については実施例１
〜８の方法と同様であり、他の項目については下記の方
法によった。
【００３１】（１）洗髪時の指通り 20名の女性をパネラーとし、組成物5mlで洗髪した時の
指通りを評価した。指通りがスムースで髪がひっかから
ないと感じた場合を2点、髪がやや指にひっかかると感
じた場合を1点、指通りが非常に悪いと感じた場合を0点
として、20名の平均値を求めて、平均値1.5点以上を洗
髪時の指通りの良好な組成物と評価した。
指通りを評価した。指通りがスムースで髪がひっかから
ないと感じた場合を2点、髪がやや指にひっかかると感
じた場合を1点、指通りが非常に悪いと感じた場合を0点
として、20名の平均値を求めて、平均値1.5点以上を洗
髪時の指通りの良好な組成物と評価した。
【００３２】（２）洗髪後の櫛通り 20名の女性をパネラーとし、組成物5mlで洗髪、乾燥し
た後の櫛通り性を評価した。髪にきしみ感がなく、櫛通
りがスムースであると感じた場合を2点、髪がやや櫛に
ひっかかると感じた場合を1点、櫛通りが非常に悪いと
感じた場合を0点として、20名の平均値を求めて、平均
値1.5点以上を洗髪後の櫛通り性の良好な組成物と評価
した。
た後の櫛通り性を評価した。髪にきしみ感がなく、櫛通
りがスムースであると感じた場合を2点、髪がやや櫛に
ひっかかると感じた場合を1点、櫛通りが非常に悪いと
感じた場合を0点として、20名の平均値を求めて、平均
値1.5点以上を洗髪後の櫛通り性の良好な組成物と評価
した。
【００３３】（３）洗髪後のコンディショニング効果 20名の女性をパネラーとし、組成物5mlで洗髪、乾燥し
た後のコンディショニング効果を評価した。コンディシ
ョニング効果が優れていると感じた場合を2点、ややコ
ンディショニング効果が得られると感じた場合を1点、
コンディショニング効果が得られないと感じた場合を0
点として、20名の平均値を求めて、平均値1.5点以上を
洗髪後のコンディショニング効果の良好な組成物と評価
した。
た後のコンディショニング効果を評価した。コンディシ
ョニング効果が優れていると感じた場合を2点、ややコ
ンディショニング効果が得られると感じた場合を1点、
コンディショニング効果が得られないと感じた場合を0
点として、20名の平均値を求めて、平均値1.5点以上を
洗髪後のコンディショニング効果の良好な組成物と評価
した。
【００３４】
【表５】
【００３５】実施例１１ 表６に示す配合処方によりボディシャンプー組成物を調
製し、以下に示す方法により評価した。結果を表６に示
す。このボディシャンプー組成物を評価したところ、刺
激性が低く、使用時のぬめり感がなく、使用後に十分な
さっぱり感が得られ、肌のつっぱり感もなく、起泡性、
経時安定性に優れていた。なお、ボディシャンプー組成
物の評価方法は皮膚刺激性、起泡性、経時安定性につい
ては前記実施例１〜８の方法と同様であり、他の項目に
ついては下記の方法によった。
製し、以下に示す方法により評価した。結果を表６に示
す。このボディシャンプー組成物を評価したところ、刺
激性が低く、使用時のぬめり感がなく、使用後に十分な
さっぱり感が得られ、肌のつっぱり感もなく、起泡性、
経時安定性に優れていた。なお、ボディシャンプー組成
物の評価方法は皮膚刺激性、起泡性、経時安定性につい
ては前記実施例１〜８の方法と同様であり、他の項目に
ついては下記の方法によった。
【００３６】（１）すすぎ時のぬめり感 20名の女性をパネラーとし、組成物5mlを浴用スポンジ
上にとって泡立て、身体を洗浄し、すすいだ時のぬめり
感を評価した。ぬめり感がないと感じた場合を4点、ぬ
めり感がほとんどないと感じた場合を3点、ぬめり感が
ややあると感じた場合を2点、ぬめり感がしつこいと感
じた場合を1点として、20名の平均値を求めて、平均値
3.0以上をぬめり感のない組成物と評価した。
上にとって泡立て、身体を洗浄し、すすいだ時のぬめり
感を評価した。ぬめり感がないと感じた場合を4点、ぬ
めり感がほとんどないと感じた場合を3点、ぬめり感が
ややあると感じた場合を2点、ぬめり感がしつこいと感
じた場合を1点として、20名の平均値を求めて、平均値
3.0以上をぬめり感のない組成物と評価した。
【００３７】（２）すすぎ後のさっぱり感 20名の女性をパネラーとし、組成物5mlを浴用スポンジ
上にとって泡立て、身体を洗浄し、すすいだ後のさっぱ
り感を評価した。さっぱり感があると感じた場合を4
点、さっぱり感がややあると感じた場合を3点、さっぱ
り感がほとんどないと感じた場合を2点、さっぱり感が
まったくないと感じた場合を1点として、20名の平均値
を求めて、平均値3.0以上を洗浄後にさっぱり感のある
組成物と評価した。
上にとって泡立て、身体を洗浄し、すすいだ後のさっぱ
り感を評価した。さっぱり感があると感じた場合を4
点、さっぱり感がややあると感じた場合を3点、さっぱ
り感がほとんどないと感じた場合を2点、さっぱり感が
まったくないと感じた場合を1点として、20名の平均値
を求めて、平均値3.0以上を洗浄後にさっぱり感のある
組成物と評価した。
【００３８】（３）すすぎ後の肌のつっぱり感 20名の女性をパネラーとし、組成物5mlを浴用スポンジ
上にとって泡立て、身体を洗浄し、すすいだ後の肌のつ
っぱり感を評価した。つっぱり感がまったくないと感じ
た場合を4点、つっぱり感がほとんどないと感じた場合
を3点、つっぱり感がややあると感じた場合を2点、強い
つっぱり感を感じた場合を1点として、20名の平均値を
求めて、平均値3.0以上をつっぱり感のない組成物と評
価した。
上にとって泡立て、身体を洗浄し、すすいだ後の肌のつ
っぱり感を評価した。つっぱり感がまったくないと感じ
た場合を4点、つっぱり感がほとんどないと感じた場合
を3点、つっぱり感がややあると感じた場合を2点、強い
つっぱり感を感じた場合を1点として、20名の平均値を
求めて、平均値3.0以上をつっぱり感のない組成物と評
価した。
【００３９】
【表６】
【００４０】実施例１２ 表７に示す配合処方によりハンドソープ組成物を調製
し、以下に示す方法により評価した。結果を表７に示
す。このハンドソープ組成物を評価したところ、刺激性
が低く、使用時のぬめり感がなく、使用後に十分なさっ
ぱり感が得られ、肌のつっぱり感もなく、起泡性、経時
安定性に優れていた。なお、ハンドソープ組成物の評価
方法は皮膚刺激性、起泡性、すすぎ時のぬめり感、すす
ぎ後のさっぱり感、経時安定性については前記実施例１
〜８の方法と同様であり、他の項目については下記の方
法によった。
し、以下に示す方法により評価した。結果を表７に示
す。このハンドソープ組成物を評価したところ、刺激性
が低く、使用時のぬめり感がなく、使用後に十分なさっ
ぱり感が得られ、肌のつっぱり感もなく、起泡性、経時
安定性に優れていた。なお、ハンドソープ組成物の評価
方法は皮膚刺激性、起泡性、すすぎ時のぬめり感、すす
ぎ後のさっぱり感、経時安定性については前記実施例１
〜８の方法と同様であり、他の項目については下記の方
法によった。
【００４１】（１）すすぎ後の肌のつっぱり感 20名の女性をパネラーとし、組成物5mlで手指及び前腕
部を洗浄し、すすいだ後の肌のつっぱり感を評価した。
つっぱり感がまったくないと感じた場合を4点、つっぱ
り感がほとんどないと感じた場合を3点、つっぱり感が
ややあると感じた場合を2点、強いつっぱり感を感じた
場合を1点として、20名の平均値を求めて、平均値3.0以
上をつっぱり感のない組成物と評価した。
部を洗浄し、すすいだ後の肌のつっぱり感を評価した。
つっぱり感がまったくないと感じた場合を4点、つっぱ
り感がほとんどないと感じた場合を3点、つっぱり感が
ややあると感じた場合を2点、強いつっぱり感を感じた
場合を1点として、20名の平均値を求めて、平均値3.0以
上をつっぱり感のない組成物と評価した。
【００４２】
【表７】
【００４３】実施例１３ 表８に示す配合処方によりクレンジングフォーム組成物
を調製し、以下に示す方法により評価した。結果を表８
に示す。このクレンジングフォーム組成物を評価したと
ころ、刺激性が低く、使用時のぬめり感がなく、使用後
に十分なしっとり感が得られ、肌のつっぱり感もなく、
起泡性、経時安定性に優れていた。なお、クレンジング
フォーム組成物の評価方法は皮膚刺激性、起泡性、経時
安定性については前記実施例１〜８の方法と同様であ
り、他の項目については下記の方法によった。
を調製し、以下に示す方法により評価した。結果を表８
に示す。このクレンジングフォーム組成物を評価したと
ころ、刺激性が低く、使用時のぬめり感がなく、使用後
に十分なしっとり感が得られ、肌のつっぱり感もなく、
起泡性、経時安定性に優れていた。なお、クレンジング
フォーム組成物の評価方法は皮膚刺激性、起泡性、経時
安定性については前記実施例１〜８の方法と同様であ
り、他の項目については下記の方法によった。
【００４４】（１）すすぎ時のぬめり感 20名の女性をパネラーとし、それぞれ顔にファンデーシ
ョンをぬってもらった後、組成物5gで洗浄し、すすいだ
時のぬめり感を評価した。ぬめり感がないと感じた場合
を4点、ぬめり感がほとんどないと感じた場合を3点、ぬ
めり感がややあると感じた場合を2点、ぬめり感がしつ
こいと感じた場合を1点として、20名の平均値を求め
て、平均値3.0以上をぬめり感のない組成物と評価し
た。
ョンをぬってもらった後、組成物5gで洗浄し、すすいだ
時のぬめり感を評価した。ぬめり感がないと感じた場合
を4点、ぬめり感がほとんどないと感じた場合を3点、ぬ
めり感がややあると感じた場合を2点、ぬめり感がしつ
こいと感じた場合を1点として、20名の平均値を求め
て、平均値3.0以上をぬめり感のない組成物と評価し
た。
【００４５】（２）すすぎ後のしっとり感 20名の女性をパネラーとし、それぞれ顔にファンデーシ
ョンをぬってもらった後、組成物5gで洗浄し、すすいだ
後のしっとり感を評価した。しっとり感があると感じた
場合を4点、しっとり感がややあると感じた場合を3点、
しっとり感がほとんどないと感じた場合を2点、しっと
り感がまったくないと感じた場合を1点として、20名の
平均値を求めて、平均値3.0以上を洗浄後にしっとり感
のある組成物と評価した。
ョンをぬってもらった後、組成物5gで洗浄し、すすいだ
後のしっとり感を評価した。しっとり感があると感じた
場合を4点、しっとり感がややあると感じた場合を3点、
しっとり感がほとんどないと感じた場合を2点、しっと
り感がまったくないと感じた場合を1点として、20名の
平均値を求めて、平均値3.0以上を洗浄後にしっとり感
のある組成物と評価した。
【００４６】（３）すすぎ後のつっぱり感 20名の女性をパネラーとし、それぞれ顔にファンデーシ
ョンをぬってもらった後、組成物5gで洗浄し、すすいだ
後の肌のつっぱり感を評価した。つっぱり感がまったく
ないと感じた場合を4点、つっぱり感がほとんどないと
感じた場合を3点、つっぱり感がややあると感じた場合
を2点、強いつっぱり感を感じた場合を1点として、20名
の平均値を求めて、平均値3.0以上をつっぱり感のない
組成物と評価した。
ョンをぬってもらった後、組成物5gで洗浄し、すすいだ
後の肌のつっぱり感を評価した。つっぱり感がまったく
ないと感じた場合を4点、つっぱり感がほとんどないと
感じた場合を3点、つっぱり感がややあると感じた場合
を2点、強いつっぱり感を感じた場合を1点として、20名
の平均値を求めて、平均値3.0以上をつっぱり感のない
組成物と評価した。
【００４７】
【表８】
【００４８】実施例１４ 表９に示す配合処方により食器用洗浄剤組成物を調製
し、以下に示す方法により評価した。結果を表９に示
す。この食器用洗浄剤組成物を評価したところ、刺激性
が低く、優れた洗浄力を有し、起泡性、経時安定性に優
れていた。なお、食器用洗浄剤組成物の評価方法は皮膚
刺激性、起泡性、経時安定性については前記実施例１〜
８の方法と同様であり、他の項目については下記の方法
によった。
し、以下に示す方法により評価した。結果を表９に示
す。この食器用洗浄剤組成物を評価したところ、刺激性
が低く、優れた洗浄力を有し、起泡性、経時安定性に優
れていた。なお、食器用洗浄剤組成物の評価方法は皮膚
刺激性、起泡性、経時安定性については前記実施例１〜
８の方法と同様であり、他の項目については下記の方法
によった。
【００４９】（１）洗浄力 ＪＩＳ Ｋ ３３７０の洗浄力評価方法に従い、リーナ
ツ試験器による洗浄力試験を行ない、洗浄力判定用指標
洗剤溶液との比較により次の基準で評価した。 ○：洗浄性良好（明らかに優る） △：洗浄性普通（ほとんど差がない） ×：洗浄性不良（明らかに劣る）
ツ試験器による洗浄力試験を行ない、洗浄力判定用指標
洗剤溶液との比較により次の基準で評価した。 ○：洗浄性良好（明らかに優る） △：洗浄性普通（ほとんど差がない） ×：洗浄性不良（明らかに劣る）
【００５０】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物は低刺激性で、起
泡性、経時安定性、使用感に優れているので、ヘアーシ
ャンプー組成物、ボディシャンプー組成物、食器用洗浄
剤組成物等に利用できる。
泡性、経時安定性、使用感に優れているので、ヘアーシ
ャンプー組成物、ボディシャンプー組成物、食器用洗浄
剤組成物等に利用できる。
【表９】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｃ１１Ｄ 1:75） (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) C11D 1/83 A61K 7/075 A61K 7/50 ＣＡ（ＳＴＮ) ＣＡＯＬＤ（ＳＴＮ) ＲＥＧＩＳＴＲＹ（ＳＴＮ)
Claims (1)
- 【請求項１】下記の（ａ），（ｂ）を含有し、（ａ）＋
（ｂ）が５〜４０重量％、（ａ）と（ｂ）の重量比が１
０／１〜１／５であることを特徴とする洗浄剤組成物。 （ａ）式(1)で示されるアミドエーテルサルフェート型
陰イオン性界面活性剤 （ｂ）式(2)または式(3)で示されるアミンオキシド型界
面活性剤 【化１】 【化２】 【化３】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15896192A JP3114361B2 (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15896192A JP3114361B2 (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 洗浄剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05320692A JPH05320692A (ja) | 1993-12-03 |
| JP3114361B2 true JP3114361B2 (ja) | 2000-12-04 |
Family
ID=15683142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15896192A Expired - Fee Related JP3114361B2 (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3114361B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0558384U (ja) * | 1992-01-27 | 1993-08-03 | マックス株式会社 | 製図板 |
| US8038199B2 (en) | 2008-05-21 | 2011-10-18 | Marcus Automotive, Llc | Visor |
| US8925995B2 (en) | 2011-10-03 | 2015-01-06 | Marcus Automotive, Llc | Rotatable side window visor and glare shield |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3513313B2 (ja) * | 1996-03-13 | 2004-03-31 | 花王株式会社 | 衣料用高密度粒状洗剤組成物 |
| KR102336065B1 (ko) | 2014-06-30 | 2021-12-07 | 라이온 가부시키가이샤 | 포머 용기입 피부 세정제 조성물 |
-
1992
- 1992-05-27 JP JP15896192A patent/JP3114361B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0558384U (ja) * | 1992-01-27 | 1993-08-03 | マックス株式会社 | 製図板 |
| US8038199B2 (en) | 2008-05-21 | 2011-10-18 | Marcus Automotive, Llc | Visor |
| US8925995B2 (en) | 2011-10-03 | 2015-01-06 | Marcus Automotive, Llc | Rotatable side window visor and glare shield |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05320692A (ja) | 1993-12-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0768115B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JP2001302466A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JP3114361B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JPH08311489A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JPH0641580A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JP3114370B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JP3622267B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| WO2002038714A1 (fr) | Composition detergente | |
| JP2956268B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JP3186284B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JP3178085B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JP3227817B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JP3235233B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JP3284633B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JPH05246829A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JPH05222398A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JP2000053997A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JP4649726B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JPH05222395A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JP3389680B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JP4792628B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JP4379956B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JPH05117139A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JPH05194985A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JP4729782B2 (ja) | 洗浄剤組成物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070929 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080929 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080929 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080929 Year of fee payment: 8 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080929 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090929 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100929 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110929 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |